366日(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『366日』とは、HYの同名楽曲を元に制作されたオリジナルストーリーのテレビドラマ。広瀬アリスが音楽教室の受付に勤める雪平明日香を、眞栄田郷敦が明日香の高校時代の同級生・水野遥斗を演じる。4年に1度のうるう年。遥斗と再会した明日香が、12年越しの恋を実らせる。しかし遥斗は事故に遭い、記憶を失ってしまう。過酷な試練を乗り越えていく明日香と遥斗の1年間を描いている。主題歌の『366日』は、HY・仲宗根泉と、毎話ごとに異なる男性アーティストのコラボバージョンが流れ、SNSを中心に大きな話題を呼んだ。
『366日』の概要
『366日』とは、HYが2008年にリリースした同名楽曲から着想を得て制作されたオリジナルストーリーのテレビドラマ。2024年4月クールのフジテレビ系「月9」ドラマである。
脚本は『最愛』(2021年/TBS系)、連続テレビ小説『エール』(2020年/NHK)などの清水友佳子。
監督は『義母と娘のブルース』シリーズ(2018年・2020年/TBS系)、『JIN-仁-』シリーズ(2009年・2011年/TBS系)などのヒット作を手がけた平川雄一朗だ。
数々の名作を世に送り出してきた2人が初タッグを組み、時代を超えて歌い継がれる名バラードをドラマ化。叶わぬ恋を歌った楽曲から、大切な人を想い続ける愛の物語が生まれた。
主題歌はHYの『366日(Official Duet ver.)』で、ボーカル仲宗根泉が、毎話ごとに異なる男性アーティストとコラボレーション。ドラマのエンディングで曲が流れると、SNS上では、コラボの相手を予想する人が続出し、テロップでその正体が明かされると「気になってドラマに集中できない」との声も。
主要キャストは、広瀬アリス、眞栄田郷敦、長濱ねる、坂東龍汰、綱啓永。
主演の広瀬アリスは、ゴールデン帯連続ドラマ及び月9ドラマの初主演を務めた。
大河ドラマや医療ドラマなど、幅広いジャンルで多様な演技を魅せる広瀬だが、今作では、記憶喪失の恋人との関係に葛藤しながら、愛する人を信じ続ける女性を演じた。
4年に1度のうるう年、雪平明日香(ゆきひらあすか)は、高校の同窓会で水野遥斗(みずのはると)と再会する。高校時代に実は両思いだったことを知った明日香と遥斗は交際を始めるが、遥斗が予期せぬ事故に遭い、意識不明の重体から高次脳機能障害になってしまう。『366日』では、過酷な運命を背負った遥斗と、遥斗の回復を信じて寄り添う明日香が、周囲の人々に支えられながら試練を乗り越えていく1年間が描かれている。
『366日』のあらすじ・ストーリー
明日香と遥斗の再会
高校2年生の雪平明日香(ゆきひらあすか)は、高校野球の県大会で打席に立つ水野遥斗(みずのはると)をスタンドから見守っていた。
明日香は、遥斗に淡い恋心を抱いているが、高校時代にそれを伝えることはできなかった。
12年後、28歳になった明日香は「オカベ音楽教室」の受付に勤務している。
ある日、明日香は同級生の下田莉子(しもだりこ)との飲みの席で、高校が廃校になることや、同窓会が開催されることを知る。
同窓会当日、明日香は莉子や小川智也(おがわともや)たちと近況を語り合っていた。そして、遅れてやって来た遥斗とも再会を果たす。
明日香と遥斗は、高校時代を振り返る中で、実は両思いだったことを知る。12年越しの交際をスタートさせた明日香と遥斗は幸せを噛みしめていた。
しかし、初デートの日、遥斗は待ち合わせに向かう途中で、子どもを助けて橋から転落してしまう。
待ち合わせ場所で遥斗を待つ明日香に、智也から「遥斗が事故に遭って救急搬送された」という知らせが。
明日香が病院に着くと、遥斗の父・水野輝彦(みずのてるひこ)と母・水野智津子(みずのちづこ)も駆けつけた。
手術室から出て来た医師は、明日香が勤める音楽教室に娘を通わせる池沢友里(いけざわゆり)だった。
遥斗の妹・水野花音(みずのかのん)が到着すると、友里から説明を受けた輝彦らが「遥斗は、橋から落ちそうになった子どもを助けようとして転落し、頭部外傷で搬送された」と事故の状況を伝えた。
1ヵ月後、病室を訪れた明日香に、花音が「遥斗の意識が一生戻らないかもしれない」と伝え「長い戦いになるから、もう来ないで欲しい」と言う。明日香はショックを受け、病院を後にする。
数日後、明日香は、友里と娘の池沢菫(いけざわすみれ)に会う。友里は、明日香に「もう見舞いには行かないのか」と尋ねる。明日香が「どうすれば良いのかわからない」と言うと、友里は「どうするべきかよりどうしたいかを考えてみたら」とアドバイス。
友里の言葉を受けた明日香は、遥斗に寄り添う覚悟を決める。
和樹と「No.3」
ある日、病院を出た明日香は、疎遠になっていた同級生・吉幡和樹(よしはたかずき)に会うが、和樹は足早に去ってしまう。
数日後、病室を訪れた遥斗の同僚・木嶋康介(きじまこうすけ)が、遥斗が新店舗の壁に飾りたがっていたアート写真に心当たりはないかと明日香に尋ねる。
明日香は、遥斗のマンションで、遥斗が携わっているレストランの新店舗「パトリア」の資料の中に、壁面アート「No.3」というメモと和樹の名刺を見つける。莉子に話すと「和樹が高校時代にコンクールで優秀賞を取った写真ではないか」と教えられる。
明日香は、和樹を訪ねて「No.3」の在り処を尋ねるが、和樹は「手元にない」と素っ気ない。
明日香は「No.3」の写真パネルを探し出す。「パトリア」の壁には、桜の木に夕日が差し込む写真「No.3」が飾られていた。明日香は和樹に「パトリア」は「古里」という意味で、古里みたいにホッとできる場所というコンセプトで作られたことを伝える。
数日後、和樹は遥斗の病室を訪れていた。和樹は、これまで遥斗に冷たい態度をとっていたことを悔やみ、眠ったままの遥斗の手を握りながら涙を流した。
開店したばかりの「パトリア」では、明日香、莉子、智也が集い「No.3」を眺めながら飲んでいる。そこに和樹がやって来て、久しぶりの4人での再会を喜ぶのだった。
明日香と莉子の絆
遥斗が事故に遭ってから3ヶ月が経過した。
明日香は、音楽教室の室長・山浦久典(やまうらひさのり)から「チャリティーコンサートに出てみないか」と声をかけられるが、断ってしまう。
一方、莉子は、恋人の狛江崎亘(こまえざきわたる)と結婚することにしたという。そんな中、亘が既婚者であることが発覚。莉子はショックを受ける。
その頃、智也は、母親から父親の体調が良くないことを知らされる。そんな智也も、腕を故障していて、手術を勧められているのだ。
そんな中、明日香は亘に会い「莉子と会うつもりならケジメをつけてからにして欲しい」と頼む。すると、莉子が明日香に「亘に余計なことを言うな」と怒り、明日香と莉子は仲違いしてしまう。
その話を聞いた和樹は「明日香と莉子には、自分と遥斗のようになってほしくない」と言う。すると遥斗が痙攣を起こす。友里の処置で収まるが、友里は「人は明日どうなるか分からない。今を悔いなく生きなくてはならない」と明日香らに伝える。
その夜、明日香は莉子に「一緒にいたい」と気持ちを伝え、莉子も「同じ気持ちだ。亘とも別れた」と言う。仲直りをした明日香と莉子は飲みに行き、明日香は高校時代に使っていた楽譜ノートを莉子に見せる。ノートには、明日香からパワーをもらったという遥斗が記したメッセージがあった。莉子は、明日香に「もっと自信を持って良い」と伝える。
翌朝、明日香は再びクラリネットを吹こうと、音楽教室の練習室へ。その時、スマホが鳴る。
病院では、遥斗が意識を取り戻していた。
記憶障害に苦しむ遥斗
意識を取り戻した遥斗は、明日香や家族のことを覚えていなかった。明日香はショックを受けるが、遥斗が回復することを信じて寄り添う。
ある日、明日香は、病院のロビーで友里の忘れ物を届けに来た菫に会う。菫は、脳外科病棟に向かう少年に気づき、同級生だと明日香に教えた。翔は遥斗の病室へ入っていき、一輪の花を置く。少年は、遥斗が橋で助けた阿久津翔(あくつしょう)だった。
そんな中、遥斗が病院から姿を消した。遥斗を探す明日香に、花を届けに来た翔が「お兄ちゃんを川辺で見た」と言う。遥斗を見つけた明日香に「生きている価値があるのか」と涙を流す遥斗。輝彦が迎えに来ると、車内には翔がいて「ごめんなさい」と涙を流す。遥斗は「がんばろうな」と翔に声をかけた。
病室に戻った明日香は「遥斗が生きていてくれるだけで嬉しい」と遥斗に伝える。
ある日、病室に翔がやって来ると、智也が「キャッチボールの約束をしている」と言い、皆で体育館へ。智也と翔のキャッチボールを見ていた輝彦が、遥斗を誘う。遥斗はボールやグローブをうまく使いこなせていた。友里は明日香に「手続き記憶というもので、体で反復して記憶されたものは、覚えている」と教える。すると、遥斗の脳内に幼い頃の記憶が蘇った。遥斗が輝彦に「お父さん」と呼びかけると、皆が歓喜した。
すれ違う明日香と遥斗
遥斗が思い出したのは中学生までの記憶。友里は「残りの記憶を取り戻せるかは分からないが、少しずつ普通の生活に戻すと良い」とアドバイスした。遥斗は、一時帰宅の準備を進めることに。
数日後、病室に花音が遥斗の大学の後輩だという滝本竜也(たきもとたつや)を連れて来る。竜也は「花音と結婚を前提に交際している」と言い、皆が驚く。輝彦らの見送りから病室に戻った明日香は、遥斗が看護師の宮辺紗衣(みやべさえ)に「いきなり恋人とか後輩とか言われても分からないし、気を遣う」と話しているのを聞いてしまいショックを受ける。
遥斗の一時帰宅で、花音から「一緒に実家に行かないか」と誘われた明日香は、遥斗の言葉が気になり断ってしまう。
外泊から戻った遥斗は、明日香に「一時帰宅でも会えると思っていた」と言う。明日香が、遥斗と紗衣の会話を聞いてしまったことを話すと、遥斗は「自分と一緒にいることで、嫌な思いをさせたくなかった」と返す。そこに智也がやって来て明日香と遥斗に「次の試合で引退する」と報告。遥斗は友里に「智也の試合を観に行きたい」と相談するが「付き添いがないと無理」と言われる。明日香は、自分が一緒に行くと申し出た。
智也の引退試合が終わり、病室に戻った遥斗は明日香に改めてお礼を言う。
退院した遥斗は職場復帰を果たす。簡単な仕事から始めてみる遥斗だが、うまくこなすことができない。
その頃、明日香は「クリスマスイベントの企画を担当してみないか」と声をかけられ、引き受けることにする。
一方、遥斗は「パトリア」から臨時でキッチンカーを出店すると聞き、手伝いをすることに。
明日香は、音楽教室の生徒・静原吾朗(しずはらごろう)の恋人でフルート奏者の樋山ちなみ(ひやまちなみ)に会う。自身が出演する演奏会当日が、明日香の誕生日だと聞いたちなみは、明日香にチケットを2枚プレゼント。明日香は、遥斗を誘おうとするが、キッチンカーの手伝いをする日と重なっていることを知り、その日が自分の誕生日だと伝えられずにいた。
明日香の誕生日当日、明日香はひとりで演奏会を訪れていた。
一方、遥斗はキッチンカーでミスをしてしまい、落ち込んでいる。そんな中、明日香から連絡が。花音が「今日は明日香さんの誕生日だ」と遥斗に教えると、遥斗は明日香に電話をかけ「なぜ教えてくれなかったのか」と尋ねる。ごまかす明日香に遥斗が「気を使われるのは嫌だ」と言ってしまい、気まずい空気に。
地元の花火大会の日、明日香は仲間たちと「てるちゃん」に集合し、会場へ向かうが、途中でスマホを落とし、はぐれてしまう。明日香がいないことに気づいた遥斗は、足を怪我して動けなくなっている明日香を発見する。遥斗が明日香を背負い、皆のもとへ戻る途中、明日香と遥斗は互いに謝り、来年の明日香の誕生日は一緒に過ごそうと仲直りする。
恋人の関係の解消
ある日、明日香と遥斗は再会した時に会っていた隅田川沿いを歩いていた。再開した時の思い出を楽しげに語る明日香に、遥斗は思わず話を合わせてしまう。明日香は遥斗が思い出したのだと勘違いし、喜ぶ。
明日香、遥斗、莉子、智也、和樹が「パトリア」に集まった。明日香は、自分が運営に携わるクリスマスコンサートで、曲目に「花のワルツ」が入っていることを話す。懐かしむ一同の中、記憶が戻らない遥斗に、莉子は「明日香と吹奏楽部で吹いた思い出の曲だ」と教える。
クリスマスコンサート当日、遥斗は明日香に、高校時代「花のワルツ」を演奏していた明日香が楽しそうだったと語る。しかし、当時遥斗は別の用事があり、実際には演奏を見ていなかったのだ。明日香は、遥斗が思い出したふりをしていることに気づき「気を使わないで」と伝えるが、空気が悪くなってしまう。
数日後、明日香、遥斗、莉子、智也、和樹が集まり、忘年会が開かれた。皆で高校時代の動画を見ていると、遥斗の表情が曇っていく。遥斗を気にした明日香が「動画を見るのをやめて、食事に戻ろう」と言うと、遥斗は不機嫌になり外に出ていってしまう。
明日香が追いかけると、遥斗は「明日香は自分に同情しているだけだ」と言う。「遥斗を支えたいと思っていたのに、追い詰めてしまった」と悲しい表情を見せる明日香に、遥斗は「明日香には笑っていてほしかった」と返す。お互いに「これ以上悲しませたくない」と伝え合い、明日香と遥斗は友達に戻ることにする。
記憶を取り戻した遥斗
一人暮らしを始めた遥斗を和樹が訪ね、自分が忘年会を企画したせいで遥斗と明日香が別れることになったのではないかと謝る。遥斗は「遅かれ早かれそうなっていた」と言う。
その頃、明日香のマンションには、母・雪平真由美(ゆきひらまゆみ)がやって来て、推しのイベントに参加するのでしばらく泊めてほしいという。
ちなみが所属する室内楽サークルの見学に行った明日香は、帰宅後、真由美と酒を飲むことに。真由美が、東京見学で行ったスカイツリーの写真を見せると、明日香の表情が曇る。心配する真由美に、明日香が遥斗のことを打ち明けると、真由美は「誰のせいでもないと思う」と明日香を励まし「心から笑える人と出会ってほしい」と伝える。
その頃、遥斗は紗衣から「高校時代に会ったことがある」と打ち明けられていた。当時、痴漢に遭った紗衣を遥斗が助けていたのだ。紗衣は「お礼が言えていなかった」と言い、ずっと好意を抱いていたことを遥斗に伝えた。食事帰りの明日香と和樹が、遥斗と紗衣を見かけ、明日香はショックを受ける。明日香が「まだ遥斗と恋人に戻れるかもしれないと期待していた」と涙をこぼすと、和樹は後ろから優しく抱きしめた。
数日後、明日香はちなみからチャリティー演奏会に出ないかと誘われる。
一方、遥斗は社内コンペで1位を獲り、大阪の本社から新店舗のサブマネージャーとして戻って来ないかと誘われていた。
そんな中、莉子と智也が結婚することになり、明日香や同級生たちは、莉子に内緒で結婚式の馴れ初めビデオを作ることになる。母校での撮影が進み、遅れてやって来た遥斗が、ふと明日香を見ると、脳裏には懐かしい記憶が蘇っていた。
数日後、明日香は友里と菫に偶然会う。明日香は友里に、遥斗とは友だちに戻ったと報告し「出会わなければ良かったのかも」と言う。友里は、自身の夫が脳出血で意識を失い、目を覚まさないまま亡くなったことを話す。友里は「夫が亡くなって4年経つ今でも、心の中に夫がいる」と言う。友里は「意味のない出会いなんてない」と明日香に伝える。
そんな時、明日香は、室内楽サークルでちなみから「吾朗と別れた」と聞く。すると突然、吾朗がやって来てピアノを弾き出した。吾朗は「ちゃんと向き合おうとしなかった」とちなみに謝り、告白。ちなみは嬉しそうに受け入れた。そんな吾朗とちなみを見た明日香は、遥斗と向き合う決心をする。
明日香は、遥斗に会い「一度も言ってなかったけれど、大好き。一緒に前に進みたい」と気持ちを真っ直ぐに伝える。しかし、遥斗は「怖くて出来ない」と言う。
気持ちを通じ合わせる2人
遥斗は、友里にほとんど記憶が戻ったと報告。「まだ誰にも話していない」と言う。友里は「自分のタイミングで良いと思う」とアドバイスする。
大阪転勤が近づいたある日、遥斗は紗衣にこれまで助けてくれたことへの感謝を述べ、紗衣の気持ちには応えられないと告げる。紗衣は、明日香には記憶が戻ったことを伝えたほうが良いと言う。
遥斗は、明日香、智也、莉子、和樹に記憶が戻ったことを伝える。
数日後、智也と莉子の披露宴が開かれ、莉子は馴れ初めビデオのサプライズに驚き喜ぶ。廊下で遥斗と会った明日香は「大阪に行っても頑張って」と伝える。遥斗が大阪に行くのは翌日で、明日香は翌日にチャリティーコンサートを控えているという。明日香は「遥斗がきっかけでクラリネットを再開することができた」と感謝を伝えた。
翌日、チャリティーコンサートが開かれ、最後の曲が終わると、会場の入り口には遥斗の姿が。明日香が遥斗のもとへ駆け寄ると、遥斗は明日香の手を取り、会場の外へ連れ出す。遥斗が「会いたかった」と言うと、明日香は「気持ちにフタをしようとしていたのに、そんなことを言われたらできなくなる」と返した。「好きが溢れ出してしまう」と涙を流す明日香を遥斗は抱きしめ、これまでのことを謝る。思い出の隅田川沿いで遥斗が明日香に告白し、明日香も同じ気持ちだと返す。
『366日』の登場人物・キャラクター
主要キャラクター
雪平明日香(ゆきひらあすか/演:広瀬アリス)
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『私がモテてどうすんだ』とは、講談社より発刊されている『別冊フレンド』にて掲載された、ひとりの美少女を巡って沢山の男性が翻弄される姿を描いた恋愛コメディ漫画である。 美少女でありながら、男性に興味がなく自他ともに認めるオタクであるという主人公のキャラクターが好感を抱かせ、アニメ化・実写映画化までされている。
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AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。
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最愛(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。
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下剋上球児(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『下剋上球児』とは2023年10月より放送を開始したTBS系列の「日曜劇場」枠のテレビドラマで、主演は鈴木亮平。物語は三重県の架空の高校の弱小野球部が舞台で、甲子園を目指す3年間を描いたもの。野球素人から自分自身の問題を抱える球児達が野球を通して仲間達と大きく成長していくスポ根ドラマ。ストーリーが感動的だとして視聴者から高い評価を得ている。
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君の花になる(きみ花)のネタバレ解説・考察まとめ
『君の花になる』(きみ花)とは、売れない男性アイドルグループと、彼らの寮母となった主人公の奮闘を描くドラマである。主人公である元高校教師で挫折した経験のある寮母と、「デビューしたい」という夢を追い求めて生きる男性グループ(8LOOM)が、今の現状で満足していいのか、諦めるのかを悩みながらも夢を叶えようと奮闘していく。主人公が挫折した事のある経験から8LOOMへ後悔のないように今を精一杯生きて欲しいと願い、夢を叶えきる事や自分と向き合うことの大切さが描かれている。最終回の視聴率は5.4%である。
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セクシー田中さん(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『セクシー田中さん』とは、2023年10月に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。芦原妃名子の漫画作品が原作である。主演は木南晴夏で、生見愛瑠や安田顕などが出演する。派遣OLの倉橋朱里が、ある日立ち寄ったレストランでベリーダンスを鑑賞し、ベリーダンサーの女性に魅了される。そしてその女性が、同じ会社に勤める田中京子であることに気付く。そのことをきっかけに接点のなかった朱里と京子に交友関係が生まれ、2人に絆が芽生えていく。本作は単行本の累計部数が100万部を超える人気作で、実写ドラマが話題となった。
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億男(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『億男』とは、映画プロデューサーで小説家の川村元気による長編小説・およびそれを基にした映画作品である。主人公の大倉一男は借金返済のために昼夜問わず働いて必死にお金を稼いでいた。そんなある日、偶然手に入れた宝くじが当選し、一男は3億円を手にする。突然大金を所持したことに不安を抱え、旧友である古河九十九に相談。しかし彼は3億円と共に失踪してしまう。一男は九十九を探す過程で様々な大金持ちと出会い、お金の価値を学んでいく。
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天国と地獄 ~サイコな2人~(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天国と地獄 〜サイコな2人〜』とは2021年冬にTBS系日曜劇場枠で放送されたサスペンスドラマである。手柄を上げたい女性刑事の望月彩子と敏腕経営者でサイコパスな殺人鬼の日高陽斗が、ある伝説のように魂が入れ替わってしまう。そしてお互い全く違うタイプの人間として生活しなくてはいけなくなる。困惑するが、元の姿に戻れるように最善を尽くしながら、お互いの人生を理解し、本当の殺人犯を見つけていく過程は、今までに見たことのないスリリングな内容である。
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の“追憶編”と呼ばれる中編エピソードを原作とする実写映画。剣心の人斬り時代の苦悩と絶望と喪失が描かれている。2012年から始まった「実写版るろうに剣心」の最後を飾る作品。 時は幕末。維新志士の剣心は幕府要人を次々と暗殺し、最強の人斬りと称されるも、「自分の行いは本当に正義なのか」と悩み続けていた。そんな折、剣心は雪代巴という少女と出会い、彼女との交流の中で本来の己を取り戻していく。
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恋なんて、本気でやってどうするの?(恋マジ)のネタバレ解説・考察まとめ
『恋なんて、本気でやってどうするの?』とは2022年春にフジテレビ系の月曜日に放送されていたテレビドラマ。主演は広瀬アリスである。食器ブランドのデザイナーでチーフの桜沢純(さくらざわじゅん)。職場の人にはとても信頼されている。27歳で順調な人生にみえるが、恋愛経験は一切なく興味もない。そんな純と出会うイケメンの長峰柊磨(ながみねしゅうま)と本気で恋をするという楽しさや苦しさやもどかしさなどを経験していき、同世代の2人の親友と共に繰り広げるそれぞれの恋愛の物語である。
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十角館の殺人(小説・漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『十角館の殺人』とは、綾辻行人による長編推理小説及びそれを基にした漫画、実写ドラマである。小説は1987年に出版、漫画は2019年11月から2022年5月まで『月刊アフタヌーン』にて連載、ドラマは2024年3月にHuluで独占配信された。 十角館で合宿をしていたミステリ研究会メンバーが殺されていく中、本土では亡くなったはずの中村青司から手紙が届く。 実写化不可能と言われていた本作品だが、犯人の正体だけでなく、死者からの手紙の謎を解き明かす2つの謎に迫る作品となっている。
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わたし、定時で帰ります。(わた定)のネタバレ解説・考察まとめ
『わたし、定時で帰ります。』とは、2019年4月よりTBS系の「火曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ作品。原作は朱野帰子の小説『わたし、定時で帰ります。』と、その続編である『わたし、定時で帰ります。ハイパー』。過去のトラウマから定時退社を貫く主人公・東山結衣を吉高由里子が、結衣の元婚約者でワーカホリックな副部長・種田晃太郎を向井理が演じている。曲者だらけの社内で起こる様々な問題に立ち向かう結衣と、そんな結衣を支え続ける種田が仕事を通して過去と向き合い、本当の幸せを見つけ出すヒューマンストーリー。
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ゴールデンカムイ(実写映画版金カム)のネタバレ解説・考察まとめ
実写版『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルの同名漫画を原作とする2024年公開の映画作品。山﨑賢人、山田杏奈、玉木宏、舘ひろしといった豪華俳優陣が出演し、監督は久保茂昭が務めた。キャッチコピーは「猛き者達よ、奪い合え」、「果たすべき、使命はあるか」。 明治末期の北海道。戦争帰りの兵士杉元佐一は、「アイヌがどこかに隠した莫大な金塊」の噂を耳にする。金塊を巡る陰謀の中で父を失ったアイヌの少女アシリパと出会った杉元は、彼女と組んで金塊探しに挑み、その情報を持つ脱獄囚たちや陸軍との争奪戦を繰り広げる。
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るろうに剣心 最終章 The Final(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 最終章 The Final』とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の長編エピソード「人誅編」を原作とする実写映画。伝説の人斬り緋村剣心と、姉の仇として彼を狙う復讐鬼の壮絶な戦いを描く。人気キャラクターの瀬田宗次郎がサプライズ出演したことで話題となった。 強敵との戦いを終えて、未来を見守り始めた剣心の前に、雪代縁という男が現れる。縁は剣心が誤って斬殺したかつての妻の弟で、姉の復讐のために東京を火の海に沈め、剣心を追い詰めていく。
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翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』とは、魔夜峰央(まやみねお)のギャグ漫画を基にした実写映画第2弾。麻実麗役のGAKTOと壇ノ浦百美役の二階堂ふみが、第1弾に続き主演を務めた。日本を埼玉化計画に進める麗は越谷に海を作ろうと計画し、美しい砂を求めて和歌山に向うが、地域格差を目にしてしまう。やがて事態は東西の天下を分かち全国も巻き込む大事件と発展していく。地方ネタやクセのある登場人物の登場、有名人対決が見どころである。
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AKB48グループ・坂道シリーズの炎上・スキャンダル・不祥事まとめ
AKB48グループ・坂道シリーズは、秋元康がプロデュースする女性アイドルグループ・AKB48および姉妹グループ、坂道シリーズのことである。恋愛禁止を掲げるアイドルグループとしても有名であるが、スキャンダルや騒動が後を絶えない。ついにはグループに在籍しながら結婚宣言を行ったメンバーも現れ、世間を騒がせている。
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目次 - Contents
- 『366日』の概要
- 『366日』のあらすじ・ストーリー
- 明日香と遥斗の再会
- 和樹と「No.3」
- 明日香と莉子の絆
- 記憶障害に苦しむ遥斗
- すれ違う明日香と遥斗
- 恋人の関係の解消
- 記憶を取り戻した遥斗
- 気持ちを通じ合わせる2人
- 『366日』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 雪平明日香(ゆきひらあすか/演:広瀬アリス)
- 水野遥斗(みずのはると/演:眞栄田郷敦)
- 下田莉子(しもだりこ/演:長濱ねる)
- 小川智也(おがわともや/演:坂東龍太)
- 吉幡和樹(よしはたかずき/演:綱啓永)
- 水野家
- 水野輝彦(みずのてるひこ/演:北村一輝)
- 水野智津子(みすのちづこ/演:戸田菜穂)
- 水野花音(みずのかのん/演:中田青渚)
- 城坂記念病院
- 池沢友里(いけざわゆり/演:和久井映見)
- 宮辺紗衣(みやべさえ/演:夏子)
- 理学療法士(演:関めぐみ)
- 渋谷啓(しぶやけい/演:小野匠)
- オカベ音楽教室
- 山浦久典(やまうらひさのり/演:赤ペン瀧川)
- 戸田彩乃(とだあやの/演:清乃あさ姫)
- 湊夏美(みなとなつみ/演:堀口紗奈)
- 根岸優(ねぎしゆう/演:李千鶴)
- 静原吾朗(しずはらごろう/演:前田公輝)
- 池沢菫(いけざわすみれ/演:宮崎莉里沙)
- グッディダイニング
- 木嶋康介(きじまこうすけ/演:岐洲匠)
- 林淳(はやしあつし/演:田中幸太朗)
- 事務員(演:志田美由紀)
- 園田芳信(そのだよしのぶ/演:岩瀬亮)
- 高津修(たかつおさむ/演:谷口翔太)
- 宮崎浩(みやざきひろし/演:越村公一)
- 青葉寛子(あおばひろこ/演:横山亜弓)
- 今尾(いまお/演:村田秀亮)
- 高校時代の同級生
- 佐久間功 (さくまいさお/演:丈太郎)
- 鮫島健司(さめじまけんじ/演:佐藤景湖)
- その他
- 滝本竜也(たきもとたつや/演:中沢元紀)
- 狛江崎亘(こまえざきわたる/演:岩永丞威)
- 佐武芽美(さたけめぐみ/演:高田里穂)
- 樋山ちなみ(おけやまちなみ/演:鈴木絢音)
- 阿久津翔(あくつしょう/演:中村羽叶)
- 雪平真由美(ゆきひらまゆみ/演:中島ひろ子)
- 田中弓子(たなかゆみこ/演:遊井亮子)
- 結城秀則(ゆうきひでのり/演:飯田基祐)
- 小川文雄(おがわふみお/演:ミスターちん)
- 小川治子(おがわはるこ/演:根岸季衣)
- 山田智彦(やまだともひこ/演:柳谷参助)
- 渡瀬衛(わたせまもる/演:生田俊平)
- 牧野洋平(まきのようへい/演:加藤虎ノ介)
- 『366日』の用語
- 飲食店
- てるちゃん
- パトリア
- その他
- No.3
- 『366日』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雪平明日香「あなたが生きていてくれるだけで嬉しい」
- 池沢友里「どうするべきかよりどうしたいかで考えてみるといいのかも」
- 仲直りで距離が縮まる明日香と遥斗
- 『366日』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 眞栄田郷敦が吹奏楽の演奏に参加
- 散歩中の明日香と遥斗が出会った犬は広瀬の愛犬
- HYが撮影現場に登場
- 『366日』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:HY『366日(Official Duet ver.)』