HY / エイチワイ

HYとは沖縄出身の音楽グループであり、新里英之・仲宗根泉・名嘉俊・許田信介の4人から構成される。音楽ジャンルはJ-POP・ロック。2003年に「Street Story」・2004年に「TRUNK」がインディーズでは異例のオリコンチャート一位を記録し、全国の音楽ファンの注目を集める。沖縄らしさを全面に押し出した「帰る場所」や、「366日」「NAO」といった切ないバラードが代表曲に挙げられる。グループ名は彼らの出身地である沖縄県うるま市にある、東屋慶名(ひがしやけな)に由来する。2013年までテレビ朝日ミュージックとマネジメント契約を結んでいたため、東京を拠点に活動し、大規模な全国ツアーを行なっていた。その後は沖縄で自主レーベルを設立し、沖縄を拠点にしてラジオ・テレビ番組などに出演している。キーボード/ボーカルの仲宗根泉はYouTubeチャンネルを運営し、親しみやすいキャラクターで人気を集める。

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HY / エイチワイのレビュー・評価・感想

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HYの魅力

HYは沖縄出身のインディーズバンドです。デビューからずっと地元沖縄を拠点にして活動しています。メインボーカルは新里英之ですが、キーボード兼ボーカルの仲宗根泉のほうが有名かもしれません。HYというと、「366日」や「NAO」のような仲宗根泉のソロ曲が有名ですが、実際は仲宗根泉のソロ曲はアルバム1枚に1曲入っている程度で、あとはメンバー複数で歌っていることが多いです。デュエットソングも多く、初期の「AM11:00」は爽やかで誰が聞いても幸せを感じられる曲です。
HYのデュエットソングは純粋に相手を想う気持ち、お互いに支え合う気持ちが歌われていることが多く、癒される曲も多いです。また、恋愛についての曲だけでなく、地元沖縄に思いを馳せた曲や、地球・環境問題についてふれた曲もあります。
HYの魅力はメンバー同士の仲の良さにもあります。長年気の合うメンバーで楽しく音楽を作っているのが伝わってきます。その雰囲気はライブにも現れていて、HYのライブは本当に楽しいです。意外かもしれませんが、かなりノリノリな曲もあるのでしっとり聴くというよりは、歌って踊って、という感じのライブです。いつもファンのことも大切に思ってくれていて、とてもステキなアーティストです。