電車男(Train Man)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電車男』とは2005年7月から木曜22時にフジテレビで放送されたドラマで、インターネットの電子掲示板から生まれた物語。オタクの山田剛司は電車で酔っ払いに絡まれている青山沙織を目撃し、彼女を助ける。そのことを山田が掲示板に書き込んだ後、沙織からお礼の品が贈られてきた。それをきっかけに2人の交流が始まった。山田がネットの住民に励まされながら様々な試練を乗り越えて成長し、沙織と恋愛関係を築いていく姿が見どころとなっている。本作は多くの人々の感動を呼び、社会現象となった。

『電車男』の概要

『電車男』とは、2005年7月7日から9月15日まで毎週木曜日22時に、フジテレビ系列の木曜劇場枠で放送されていたテレビドラマ。脚本は『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などを担当する武藤将吾と、『翔んで埼玉』などを担当する徳永友一が手掛ける。主演は伊東美咲と伊藤淳史。その他、小栗旬や堀北真希、速水もこみちなどが出演している。本作はインターネットの電子掲示板から生まれた物語で、ドラマの平均視聴率は21.2%と高視聴率を記録。書籍化や漫画化、映画化もされ、爆発的なブームとなった。冴えないオタクの青年が電車で酔っ払いに絡まれていた美人のお嬢様を助けたことから、ネットの仲間たちの助けを借りて彼女と恋に落ち、様々な試練を乗り越えて成長していく姿が見どころとなっている。

派遣会社に勤める山田剛司(やまだつよし)は臆病な優しい青年だが、恋愛経験はないアキバ系オタク。そんな彼はある日、電車の中で酔っ払いに絡まれて困っている美人の女性・青山沙織(あおやまさおり)を目撃する。山田は勇気を振り絞って酔っ払いに注意したが、揉み合いになってしまい、代わりにイケメンサラリーマンが酔っ払いを取り押さえた。山田はこの出来事をインターネットの掲示板に書き込む。すると後日、沙織から山田に助けてくれたお礼としてエルメスのティーカップが贈られてきた。それをきっかけにネットの住民たちは山田と沙織の仲を取り持とうと動き出し、彼らは団結していく。そして山田は沙織との恋愛やネットの仲間たちと交流することで、成長していくのだった。

『電車男』のあらすじ・ストーリー

山田と沙織の出会い

電車で酔っ払いと揉み合い、鼻血を出した山田(右)にハンカチを渡す沙織(左)

人材派遣会社に勤める山田剛司(やまだつよし)はごく普通の心優しき青年だが、彼女いない歴=年齢の童貞でアニメやゲームを愛するアキバ系オタクだ。ある日、山田は声優のイベントの帰りに電車に乗り込んだが、そこでタチの悪い酔っ払い客に美人な乗客の青山沙織(あおやまさおり)が絡まれているのを目撃する。山田は勇気を振り絞って酔っ払いに注意したが、もみ合いになってしまった。結局若いイケメンサラリーマンが酔っ払いを取り押さえてくれたが、山田は沙織や他の乗客と一緒に警察に同行を求められてしまう。騒ぎを大きくしたことを詫びる山田に、乗客のおばさんが「お礼をしたいから住所を教えてほしい」と要求してきた。すると沙織も「私もお願いします」と山田に手帳を渡してきた。

これをきっかけに沙織のことが頭から離れなくなった山田は、その日のことをインターネットの独身男が集う掲示板に書き込む。すると「住所を教えたなら、きっとお礼があると思う」とレスがあり、山田はソワソワして眠れなくなった。しかし翌日家に届いたのは乗客のおばさんからの宅配便で、手紙には「女性一同」と書かれていたことから、山田は沙織からのお礼はないのだと思い落ち込む。さらに次の日、山田は誕生日にもかかわらず誰にもお祝いされないどころか仕事で散々な目に遭い、泣きながら帰宅した。すると山田宛てに沙織からお礼の品として、エルメスのティーカップが届いていた。驚いた山田がすぐさま掲示板に書き込むと、ネットの住民は盛り上がり「宅配便に記載されている電話番号にかけろ」と指示する。彼らの応援を受けた山田はかなり悩んでいたが、勇気を振り絞って電話をかけることを決意。しかし沙織は知らない番号だったため、電話には出なかった。そのため山田は留守電にメッセージを残した。そしてこれをきっかけに山田は「電車男」、沙織は「エルメス」とネットの住民から呼ばれるようになった。

山田が沙織にアプローチ

沙織に勇気を出して電話を掛ける山田

翌朝、留守電を聞いた沙織は山田に電話を掛けるが、彼は仕事中だったため電話に気づかなかった。その後も何度か沙織から電話がかかってきたが、タイミングが悪くて電話に出ることができず携帯の充電も切れてしまい、結局家に帰ってから電話をかけることにした。山田がそのことを掲示板に書き込むと、ネットの住民たちは「カップのお礼に食事に誘え」とアドバイスする。そこで山田は思い切って沙織を食事に誘い、何とか約束を取り付けた。そしてネットの住民から初デートのアドバイスを送られた山田は今どきの青年らしい姿に生まれ変わり、下調べしたお店で彼女との食事を楽しんだ。その最中、休みの日は何をしているのかと沙織に聞かれた山田は「ネットサーフィン」と答える。しかし沙織はスポーツのサーフィンだと勘違いしてしまい、山田は誤解を解くことができなかった。食事が終わり、沙織と一緒に電車に乗り込んだ山田は彼女に次の約束を取り付けようとするが、なかなか言い出すことができない。そんな中で沙織は改めて山田に助けてもらったことを感謝する。彼女は真面目な山田に好印象を抱いていた。そして沙織が電車を降りる直前、山田は「また電話します」と告げた。

その後、山田はネットの住民からアドバイスを受けて再び沙織に電話し、彼女が趣味だと言っていたお店巡りの友達になることを口実にデートの約束をする。そのデートには沙織の友人である沢崎果歩(さわざきかほ)も同席することになった。しかし果歩は以前山田と駅で遭遇したことがあり、アキバ系オタクの彼に嫌悪感を示していた。だが山田はその時とは違う風貌だったため、果歩はあのオタクの青年だと気づいていなかった。山田は安心しつつ、果歩に気を使いながら食事をした。その後、山田はネットの住民にそのことを報告し、果歩が自分に対して良い印象を持ったはずだと自信満々に書き込みする。ところが、果歩は沙織に対して山田のことを「下の中」「全く釣り合っていない」と言い放つ。さらに果歩は沙織が失恋したことを持ち出して、「彼をペット代わりにしても心の傷は癒されない」と助言した。実は沙織は以前付き合っていた男に、妻子持ちであることを隠されていたことがあり、それがトラウマになっていた。その夜、山田はネットの住民のアドバイスを受けて沙織にメールのアドレスを教えてもらう。山田がサーファーだと勘違いしている沙織は彼のサーフィンを楽しみにしているようだが、彼は当然サーフィンはできない。そのため山田はネットの住民の意見を参考に、サーフィンを練習することにした。しかし結局山田はサーフィンが上達せず、沙織に土下座して嘘をついていたことを謝罪。沙織も聞き間違ったことを謝り、問題は解決した。

ところがその後、沙織はストーカー被害に悩まされ、山田に相談を持ち掛ける。そこで山田はネットの住民のアドバイスを受けてストーカー対策グッズを沙織のために用意し、彼女を送り迎えすることにした。そしてストーカーの正体を突き止めた山田は沙織が危ない目に遭っていたところを助け、彼女との距離がさらに近づいた。そんな中、ひょんなことから沙織に自宅に誘われた山田は、ネットの住民にそのことを報告する。当日は沙織の親もおらず2人きりだと知ったネットの住民は大騒ぎとなり、告白するチャンスだと言い出した。後日沙織の自宅に招かれた山田は告白するチャンスを狙ったが、結局告白することができず、ネットの住民に叱咤激励された。

沙織に山田の嘘がバレてピンチに

オタクであることを沙織(左)にカミングアウトする山田(右)

沙織からデートに誘われた山田は、告白することを決意する。しかしその後、オタク仲間とコミックフェスティバルに行く約束をしてしまった山田は、悩みながらも沙織とのデートを仕事を理由に断ることにした。ところがその当日、山田がコミックフェスティバルに行っていたことが沙織にバレてしまう。仕事だと嘘をついていたこともオタクだったことも全て知られた山田は謝罪するが、沙織は大きなショックを受けて涙を流し、「もう会わない方が良いと思う」と告げて去っていった。帰宅した山田は落ち込みながらフラれたことを掲示板に書き込む。ネットの住民は思わぬ展開に驚きつつ山田を励ますが、彼はすっかり心が折れてしまっていた。

一方沙織は果歩や職場の先輩の観月裕子(みづきゆうこ)に、山田との一件を打ち明ける。果歩たちは沙織がもう無理だと思っているなら、山田のためにも冷たく突き放すべきだと諭した。そのため沙織は山田に冷たく接するが、彼はオタクだから嫌われたのだと思い込み、彼女と仲直りするためにオタクを卒業することを決意する。そして泣く泣く集めたフィギュアを捨てた山田は、沙織の誕生日プレゼントを購入。さらに0時に彼女に電話をかけて誕生日を祝い、「最初に待ち合わせた場所で待っている」と告げた。一方沙織は誕生日パーティーに参加しており、山田のことは気にかけていたが、彼の電話には出なかった。そこへ兄貴分的な存在の桜井和哉(さくらいかずや)がやってきて、沙織を車でどこかへ連れて行こうとする。その道中、土砂降りの中で沙織を待っている山田を発見した彼女は車を停めさせ、彼の元へと向かった。しかし山田は体調を崩して倒れてしまい、沙織は桜井と共に彼を病院に連れて行く。沙織のことが好きな桜井は彼女が病室を出ていった隙に強引に山田を目覚めさせ、自分は沙織の婚約者だと偽り、「これ以上沙織に付きまとうな」と警告する。さらに桜井は沙織にも山田が「もう顔も見たくないと言っている」と嘘を吹き込み、彼女はショックを受ける。そして病院に駆け付けた山田の妹・山田葵(やまだあおい)は、沙織に「兄の気持ちを弄んでいるなら、これ以上苦しめないでください」と告げ、沙織はさらに心を痛めてしまった。

その後、退院して家に戻った山田は掲示板に入院していたことや、沙織の婚約者が現れたことを書き込む。ネットの住民は急展開に驚きつつも、落ち込む山田を励ました。励ましを受けた山田は勇気を振り絞って沙織の携帯に電話を掛けるが、沙織はちょうど席を外しており、一緒にいた桜井が勝手に彼女の携帯で山田を着信拒否設定にしてしまう。そこで山田が沙織の自宅に電話をかけると、彼女の母親である青山由紀(あおやまゆき)が電話に出た。沙織が家にいなかったため由紀と話をした山田は、沙織が過去のトラウマから嘘をつかれることに敏感になっていることを知る。嘘をついていたことがフラれた原因だと分かった山田は、嘘をつくことをやめて自分がオタクであることを沙織にカミングアウトすると決意。そして山田が自分に会いたがっていることを知った沙織は彼の自宅に向かう。山田は突然の沙織の訪問に驚きつつもグッズだらけの部屋に彼女を上げて、自分がオタクであることを泣きながら打ち明けた。そして「こんな僕でよかったら仲直りしてください」と頭を下げた。すると沙織は山田の部屋を個性的で素敵だと褒め、「私と仲直りしてもらえますか」と告げた。こうして2人は無事に仲直りし、ネットの住民は歓喜した。

それから山田と沙織は秋葉原へデートに出かけ、どんどん仲を深めていくが、山田は告白する勇気が出なかった。そんな中、沙織の家を訪れた山田は由紀と会い、今度山田を含めた家族みんなで食事をしようと提案される。勢いで承諾した山田だが、不安が募りネットの住民に相談してテーブルマナーを覚えるなど準備をした。後日食事会が行われたが、そこへ沙織の父親である青山健吾(あおやまけんご)がやってきて由紀と離婚話を始める。山田は健吾に席を外すよう促されたが、沙織が泣いているのを見て「子供は誰より親の幸せを願っている」などと彼女の思いを代弁した。それをきっかけに由紀は沙織が山田を選んだ理由を理解し、彼に好印象を抱いた。

結ばれる山田と沙織

山田は沙織と順調に距離を縮めていたが、ネットの住民から「掲示板に書き込んでいたことが彼女にバレたら嫌われる可能性がある」と忠告され、不安になる。それでも山田は掲示板がなければ変われなかったため、沙織に掲示板の存在を明かすことを決意した。しかしその直前に沙織の弟である青山啓介(あおやまけいすけ)が掲示板の存在を知り、山田に不快感を示して激怒。沙織にそのことを伝えてしまった。激しくショックを受けた沙織は、その後掲示板のことを伝えるために家に訪れた山田に対し「もう私の前に現れないでください」と言い放った。失意の中帰宅した山田は掲示板にそのことを報告。ネットの住民は山田の書き込みに衝撃を受けるが、彼の健闘をたたえた。山田はその書き込みに涙ぐみながら彼らに別れの挨拶をし、掲示板から去っていった。しかしその後、とある理由で掲示板から離れていたネットの住民の牛島が山田がフラれたことを知り、「この掲示板に電車男を呼び戻して悔いを残さないように告白しろと言ってやろう」とネットの住民に呼びかける。牛島の熱い思いに心を動かされた彼らは秋葉原で貼り紙をするなどして、山田を掲示板に呼び戻そうと行動を起こす。その呼びかけにようやく気付いた山田は、すぐに家に帰り掲示板を開く。そこには山田への熱いメッセージがたくさん書き込まれており、それを読んで勇気づけられた彼は沙織に告白することを決意した。

一方沙織は果歩と裕子に「山田と会わないことにした」と伝えるが、理由は語らなかった。理由が気になった果歩は桜井から掲示板のことを聞き、それを読んで毛嫌いしていた山田への印象が良い方向に変化した。そして果歩は「掲示板を読んだ方が良い」と沙織を説得するが、彼女は拒絶反応を示して掲示板を読もうとしなかった。告白を決意した山田は掲示板に沙織への思いを書き込み、彼女の携帯に「掲示板を見てほしい」という留守電メッセージを残す。そのメッセージを聞いた沙織は、ついに掲示板を開いた。そこには山田が沙織と出会ってからのことが綴られており、彼の真剣な思いやネットの住民たちの優しさを知った彼女は徐々にスレに引き込まれていく。そして掲示板に書かれている山田の最後の書き込みを見た沙織は、彼が待つ秘密の場所へと向かった。しかし桜井が邪魔をしようと、秘密の場所で待つ山田に電話をかけ「沙織が倒れた」と嘘を吹き込む。慌てた山田はタクシーに乗り込んで病院に向かい、沙織とすれ違ってしまった。沙織が姿が見えない山田を秋葉原で探し回る中、桜井は彼女に電話をかけ「山田が駅にいる」と嘘をついて彼女を呼び出す。桜井は沙織を自分のものにしようと作戦を考えていたが、彼女が到着すると偶然山田がそこに姿を現し、2人は無事に再会した。それから秘密の場所に戻った沙織は山田に、「掲示板を読んで、自分のことをとても想ってくれていたことを知って嬉しかった」と伝える。そして「山田さんの思いを聞かせてほしい」と沙織に言われた山田は、彼女に励まされながら勇気を振り絞って「僕は青山さんのことが大好きです」と告白した。すると沙織は「私も山田さんのことが好きです」と答えた。そして沙織は山田にキスをした。そのことを山田が掲示板で報告すると、ネットの住民は歓喜した。

しかし後日、山田が沙織とのラブラブっぷりを掲示板に書き込んだところ、ネットの住民は「惚気はカップル板でやってくれ」「このスレは独男限定だ、お前の居場所はない」と冷たく突き放す。山田は寂しがるが、ネットの住民は「一歩踏み出せ」「エルメスのために強くなれ」と叱咤激励し、独身男スレからの卒業を促した。その言葉を受けた山田はスレから卒業することを決意。そしてネットの住民たちは山田に卒業の言葉を書き込み、盛大に彼を送り出した。山田は泣きながら掲示板に彼らへのメッセージを書き込み、スレから卒業したのだった。

『電車男』の登場人物・キャラクター

主要人物

青山沙織(あおやまさおり/演:伊東美咲)

外資系貿易会社に勤めるOL。育ちの良いお嬢様でおっとりした性格。電車で酔っ払いに絡まれていたところを山田に助けられたお礼として、彼にエルメスのティーカップを送った。それがきっかけで山田と交流が始まり、掲示板の住民から「エルメス」と呼ばれるようになった。以前付き合っていた男に、妻子がいることを隠されていたことがトラウマになっていた。そのため嘘に敏感になり、山田が仕事と偽ってデートを断り遊びに行っていたのを知って、彼を拒絶したこともあった。だが、山田の誠実な人柄や母である由紀の「自分のことを思ってくれる人の嘘なら許してもいいんじゃないか」という言葉から彼を許した。オタクに対して偏見はなく、山田がカミングアウトしたときもすぐに受け入れた。最後は山田の告白を受け入れ、付き合うことになった。

山田剛司(やまだつよし/演:伊藤淳史)

人材派遣会社の営業部員。心優しく誠実で気弱なアキバ系オタク。アニメとゲームが好きでフィギュアを収集している。年齢は23歳で彼女ができたことがなく、恋愛とは無縁の人生だった。ある日、電車で酔っ払いに絡まれている沙織を助け、彼女からお礼の品を送られたことを掲示板に書き込んだ。それをきっかけにネットの住民から「電車男」と呼ばれるようになり、彼らに背中を押されながら沙織と連絡を取り、交流を深めていった。様々な試練を乗り越えて沙織に告白し、付き合うことになった。

沙織の職場関係者

観月裕子(みづきゆうこ/演:須藤理彩)

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真夏の方程式(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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罪の声(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

罪の声(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『罪の声(映画)』とは塩田武士の同名小説を2020年に土井裕泰監督、小栗旬主演で映画化されたサスペンス映画である。1984年に実際に起こった「グリコ森永事件」を題材にした、フィクションでありながらも限りなく事実に近い作品としてサスペンスフルに仕上がっている。実際の事件でも犯人が使用した「子供の声」を中心に、自分の声が使われていたことを知ってしまった人物と過去の大事件の犯人を追うジャーナリストの2人の視点から犯人を追い詰めていく物語である。

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オレンジデイズ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

オレンジデイズ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オレンジデイズ』とは、2004年にTBS系列で放送されていた日本のテレビドラマ。妻夫木聡演じる大学4年生の結城櫂(ゆうきかい)と、柴咲コウ演じる病気で聴覚を失った萩尾沙絵(はぎおさえ)のラブストーリーを軸にした若者たちの青春ドラマである。病気で心を閉ざしてしまった沙絵が、櫂の優しさに心を開いていくストーリーが感動を呼んだ。数々のヒット作を生み出してきた北川悦吏子が脚本を手掛けている。

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リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『リッチマン、プアウーマン』とは2012年にフジテレビ系列で放送された、若くして億万長者となった男性と、高学歴ながら内定がもらえない女性の恋愛模様を描いた恋愛ドラマである。若き社長日向徹と就活難民の夏井真琴が出会い立場が違いながらも会社のために奮闘していく中で互いに惹かれあっていく物語。お互いが素直になれなくてすれ違うが互いへの思いを伝えるために人間的にも成長していく。企業ものとしての要素も多く盛り込まれており恋愛とビジネスの両方の観点から楽しめる作品である。

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勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと魔王の城(ドラマ)』とは、テレビ東京系で放送されたコメディドラマである。シュールでコミカルなストーリーで、個性的なキャラクターが話題を呼んだ。毎話登場する豪華ゲストも話題である。ある村の青年ヨシヒコがひょんなことから勇者として薬草を探す旅に行くことになり、その旅の途中で仲間を増やしていく物語である。ゲーム『ドラゴンクエスト』をもじった作品でもあり効果音やアイテム等も登場しファンを沸かせた。その人気から後に続編も公開された。

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勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと導かれし七人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと導かれし七人』とは、2016年10月8日から12月24日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された、山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコ一行は、この世界を闇に葬ろうとしている魔王は7つの弱点があり、その魔王の弱点を突く7人を探し出し魔王を倒すべく長い旅を始める。RPGゲーム『ドラゴンクエスト』をモチーフにした冒険活劇で3シリーズの3作品目である。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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天気の子(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

天気の子(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『天気の子』とは、新海誠による日本のアニメーション映画。2019年7月19日に公開され、興行収入は140億円を突破し、日本映画史に残る大ヒットを収めた。 家出して東京にやってきた少年・森嶋帆高は、親元を離れて弟と2人暮らしをしている天野陽菜という少女と出会う。似たような身の上の若者同士で次第に親しくなっていく中、帆高は陽菜が「どんな大雨も晴れに変える」という不思議な力を持つことを知る。これを使って商売を始める帆高たちだったが、やがて陽菜の力に隠されていた大きな代償を突き付けられる。

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ガリレオ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガリレオ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。

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ATARU(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ATARU(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。

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勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

勇者ヨシヒコと悪霊の鍵(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』とは、2012年10月12日から12月21日までテレビ東京系「ドラマ24」で放送された山田孝之主演の福田雄一監督作品である。勇者ヨシヒコに魔王が倒されて100年後、何者かによって魔王の封印が解かれ、再び魔物がはびこる時代となった。民はかつて魔王を倒した勇者ヨシヒコに助けを求め、復活を遂げかつて旅を共にした仲間と共に再び魔王を倒すべく旅に出た。ヨシヒコ演じる山田孝之の他、豪華俳優陣のシュールな演技でファンの多い大人気作品である。

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野ブタ。をプロデュース(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

野ブタ。をプロデュース(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『野ブタ。をプロデュース』とは、2005年に日本テレビ系で放送されていたドラマで、作家・白岩玄の小説が原作。原作ではいじめられっ子の男子高生をプロデュースするが、ドラマでは女子高生をプロデュースする。 主演は亀梨和也。その他、山下智久や堀北真希などが出演している。クラスで人気者の高校生・桐谷修二が草野彰と共に、いじめられっ子の小谷信子を人気者にプロデュースする物語である。亀梨と山下が演じる修二と彰はユニットとしてデビューし、主題歌『青春アミーゴ』がミリオンヒットした。

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ALWAYS 三丁目の夕日(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ALWAYS 三丁目の夕日(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ALWAY S三丁目の夕日』とは漫画家・西岸良平の『三丁目の夕日』を原作とし、山崎貴を監督に迎え2005年に公開された実写映画である。キャッチコピーは「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。」であり、娯楽が少なかった昭和の時代を描き、当時の生活や人情の深さが見事に表現されている。2006年には第29回日本アカデミー賞を受賞するなど高い評価を受けた作品である。

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キャラクター(2021年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キャラクター(2021年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キャラクター』とは、2021年公開の日本映画である。監督は永井聡、脚本・制作は長崎尚志や村瀬健らが担当した。売れない漫画家の山城圭吾は偶然一家殺害事件の第一発見者となり、そこで目撃した犯人・両角や現場からインスパイアされた漫画『34』を発表し大ヒットさせる。しかし次第に両角が『34』に干渉し始めたことから、山城は一連の事件に決着をつけることを決める。この物語は、平凡な男である山城と悲しい過去を背負った両角が出会ったことで起きる、急激な化学反応を描いたサスペンススリラー作品である。

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呪怨(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

呪怨(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『呪怨』(映画)とは2003年に公開された日本のホラー映画作品である。監督・脚本は清水崇。かつて殺人事件が起きた家に関わった人間が、その家に巣食う伽椰子と俊雄の霊に襲われていく様が恐ろしい心霊現象として映像化されている。仁科理佳はその家を訪問してから、深夜に自分を見下ろす伽椰子やテーブルの下に潜む俊雄を目撃するなどの恐怖体験に襲われ続けることとなる。あまりの恐ろしさに、伽椰子は『リング』の貞子と並んで日本を代表するホラーキャラクターとなった。キャッチコピーは「総毛立つ快感」。

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