
『中学聖日記』とは漫画家・かわかみじゅんこによる恋愛漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ。2018年10月期にTBSで放送された。主人公の新米教師・末永聖は遠距離恋愛中の婚約者がいながらも、担任を受け持つ10歳年下の男子生徒・黒岩晶に心惹かれていく。教師と生徒の禁断のラブストーリー。キャッチコピーは「教師としてあるまじき、純愛。」。
『中学聖日記』の概要
『中学聖日記』とは、かわかみじゅんこが『FEEL YOUNG』2013年3月号より連載している恋愛漫画、およびそれを原作としたテレビドラマである。
テレビドラマは、2018年10月9日から12月18日まで、TBS系テレビ火曜ドラマ枠で10時から放送された。
また2020年5月25日から6月10日までの11日間で『中学聖日記 特別編』が、夜11時56分(金曜日のみ夜0時20分)から放送された。
主人公の「末永聖(すえながひじり)」を演じたのは、2013年に連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で高い演技力が評価され大ブレイクし、その後多くのドラマや映画に出演する国民的女優有村架純。今作で民放連続ドラマ単独初主演、そして初めて教師役を務めた。
また有村が演じる教師に恋をする男子中学生の「黒岩晶(くろいわあきら)」を演じたのは本作が芸能界デビューとなった岡田健史(現・水上恒司)。1年間にわたり行われたオーディションで500人を超える中から「純粋でいい意味で洗練されていない、今どきの子にはなかなかない魅力があった」という理由で相手役に大抜擢された。
新米教師の末永聖は片田舎にある小星中学校に赴任。やる気がやや空回りしてしまっていたが学生時代からの夢であった教師として日々奮闘していた。聖を担任に持つ中学3年生の黒岩晶は真面目で成績優秀な生徒。特に問題のない生徒だったが聖に対しては心が落ち着かず、イライラしてしまう。やがて晶は婚約者がいると知りながらも聖に強く惹かれていることに気づき思い悩む。そしてどこか他の生徒とは違う晶に惹かれ始める聖。徐々にお互いの恋心が交差し、教師と生徒の禁断の恋が始まる。
許されることのない2人の想い。自分の立場をわきまえ、晶への気持ちを必死に抑える聖。恋の仕方を知らず、自分の想いにまっすぐな晶。そんな2人を取り巻く人々のそれぞれの想い。純粋な恋心だからこそ切なく、儚く、危うい恋愛模様が丁寧に描かれている。
本作品は第99回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。黒岩晶役の岡田健史は助演男優賞、原口律役の吉田羊は助演女優賞を受賞。さらに主題歌のUruの「プロローグ」はドラマソング賞を受賞した。
『中学聖日記』のあらすじ・ストーリー
教師と生徒の禁断の恋のはじまりと代償
幼い頃からの夢だった国語教師になった末永聖(すえながひじり)は、4月より子星中学校に赴任し3年1組の担任になる。念願の教師になり張り切る聖だったが、生徒たちからは揶揄われ、教頭・塩谷三千代(しおやみちよ)からは服装などの注意を受ける。やる気が空回りして落ち込み、教師としての自信を失ってしまうものの生徒たちと向き合う日々を過ごしていた。
一方で聖には大学時代からの恋人・川合勝太郎(かわいしょうたろう)とは遠距離恋愛中。お互いに仕事が忙しく2人の時間を取ることができずにいた。しかし聖との結婚を考えていた勝太郎は、聖にプロポーズ。2人は婚約し、結婚に向けて話を進めていた。
そんなある日、聖は3年1組の生徒・黒岩晶(くろいわあきら)から突然告白を受ける。聖にとって晶は成績優秀だが、時折聖に対し心無い言葉を浴びせることもありいまいち掴みどころのない生徒だった。聖はそんな晶からの告白を受け流していた。しかし晶の聖へのアプローチは収まらない。そんなまっすぐで素直な晶の気持ちが聖の心を徐々に引き寄せるようになる。晶への特別な感情に気づき、戸惑う聖は教育実習生の頃の指導担当で良き相談相手の丹羽千鶴(にわちづる)に自分の気持ちを伝える。千鶴は生徒に本気になってしまってはいけないと聖を諭すが、晶への気持ちは消えなかった。
晶に好意を寄せる3年1組の生徒・岩崎るな(いわさきるな)が晶が聖に恋心を抱いていることを晶の母・黒岩愛子(くろいわあいこ)に伝えたことをきっかけに、愛子は2人の関係を疑い始める。
そして、夏休みが始まった。るなが親経由で得た聖の連絡先を教えることを条件に晶はるなと花火大会に行く約束をする。晶は聖に「花火大会が終わったら会いたい」とメッセージを送ったが、聖から返信はなかった。
そして花火大会は始まった。聖は他の先生と共に花火大会の会場の見回りをしていた。るなと一緒にいる晶を見てなんとも言えない気持ちになる聖。花火大会が終わり、2人は浜辺で遭遇してしまう。これまで抑えていたはずの晶への気持ちが溢れ出てしまった聖は、晶とキスを交わす。そのことが愛子の耳に入り、謝罪をして経緯を話すも、愛子の怒りは収まらない。教師を退職することになった聖は、晶にもう二度と会うことはできないと、晶の目の前から姿を消した。
運命の再会と忘れられない想い、そして立ちはだかる壁
3年後。聖は勝太郎との婚約を破棄し、恋人関係も解消していた。晶の前から姿を消した後、聖は学習塾の先生や教育支援センターの指導員のアルバイトをしていた。そんな時、千鶴の誘いもあって千鶴が勤務する小宮第一小学校で教師として再出発することになった。穏やかな日々を送っていた聖だったが、ある日同僚の野上一樹(のがみかずき)と買い出しに訪れた雑貨市で偶然晶の姿を目にする。忘れかけてたあの頃の記憶が一気に蘇り困惑する聖。
聖は勝太郎との婚約を破棄し、恋人関係も解消していた。晶の前から姿を消した後、聖は学習塾の先生や教育支援センターの指導員のアルバイトをしていた。そんな時、千鶴の誘いもあって千鶴が勤務する小宮第一小学校で教師として再出発することになった。
そんな中、聖が副担任を務める3年1組の児童・橘彩乃(たちばなあやの)の母親・橘美和(たちばなみわ)は男遊びや飲酒を繰り返し、遠足費の支払いを滞納したり栄養のある食事を彩乃に与えないなど母親としてあるまじき行為を続けていた。聖と一樹は何度も美和に対し注意を促すも改善されることはなく、むしろそのことが美和に聖への嫌悪感を抱かせていた。ある日、彩乃の行方がわからなくなり、他の先生や美和と彩乃を探していた聖。
ある公園で彩乃を見つけるが、そこで彩乃と一緒にいたのがなんと晶だったのだ。この再会を機に、聖と晶の恋が再び動き出す。
一方、聖が未だに教師を続けていることを知り会いに来た愛子から美和は過去の話を聞く。そして美和は過去に生徒と特別な関係を持ったのかと聖を問い詰める。本当のことを言おうか悩む聖に、千鶴は言ってしまえばここに居られなくなると弁解しサポートする。しかし学習発表会の日、このままでは自分を偽ることになると、保護者の前で過去について話した聖は教師を続けることができなくなってしまった。
その頃、晶は聖との関係を切ろうとする愛子に苛立ち、父親の島崎康介(しまざきこうすけ)に会いに彼が住む山江島へフェリーで向かおうとする。そして晶はもう会わない旨を伝えるため聖に電話するが、聖が晶が死のうとしていると勘違いし聖は急いでフェリー乗り場へと向かった。そしてフェリーで晶を見つけ、話しているとフェリーが出港してしまい、聖も一緒に山江島へ向かうことに。山江島では無事に康介と会うことができ、そこで愛子を誤解していることに気づく晶。また聖と晶は山江島で一緒に過ごしているうちに想いを募らせ、2人で生きていこうと決意する。
しかし2人の関係は周りからは許されず、両親や千鶴からも信頼を失ってしまう聖。さらに晶からも「冷めた」と突如別れを告げられ、何もかもを失い聖は絶望する。
話を聞いた勝太郎の上司・原口律(はらぐちりつ)から晶と会ってきちんと話をするようにと助言を受けた聖は、晶が出席するオープンキャンパスへ。そこで晶から聖に教師を続けてほしいと別れを告げたことを知らされる。2人が一緒にいるところを愛子が見かけ、聖は未成年誘拐罪の疑いで警察署に連行される。愛子からがこれ以上晶と関わらなければ許すと言われ、聖は晶の未来のために、晶と今後会わないことを愛子に約束する。
ふたりが選んだ恋の結末
晶と別れて5年後。聖はタイで子供たちに日本語を教える日本語教師になっていた。仕事を終え、海岸で海に沈んでいく夕日を写真に撮っていると、後ろからもシャッター音が。後ろを振り返るとそこにはスーツ姿の晶の姿があった。
晶は聖にある封筒を差し出す。封筒には5年前に聖が晶とはもう会わないことを約束した契約書が入っていた。聖と晶は笑い合い、熱い抱擁を交わした。
『中学聖日記』の登場人物・キャラクター
主要人物
末永聖(すえなが ひじり/演:有村架純)

本作の主人公。片田舎の町・子星平にある子星中学校の3年1組の担任を受け持つ国語教師。ずっと夢だった教師になることができたが、真面目な性格は故に空回りしてしまうことも多い。どこか危なっかしい隙だらけの聖は生徒にからかわれることもしばしば。異性からの人気はあるものの同性からはどこか距離を置かれがち。大学のサークルで出会った遠距離恋愛中の恋人・川合勝太郎からプロポーズを受け、婚約をする。商社に勤めるエリートで優しく明るい勝太郎といると自分も前向きな気持ちになれる反面、大人の雰囲気を持つ勝太郎と比べて大人になりきれない自分に劣等感を抱くこともある。遠距離恋愛の上にお互い仕事が多忙なため、会う時間がなくすれ違うことも多くなってきている。そんな時に生徒である黒岩晶と出会う。自分が考えていることを全て見透かされていそうで、どこか他の生徒とは違う雰囲気を持っている。若さゆえか不器用ながらも自分の気持ちに正直で、聖に全力で向き合うピュアな晶に翻弄される。
黒岩晶(くろいわ あきら/演:岡田健史)

聖が担任を受け持つ子星中学校3年1組の生徒。成績優秀で運動神経も抜群だが、繊細で内向的な性格なため元々は自分から積極的に行動するのは苦手。マイペースでナイーブで、世間知らずなところがある。反抗期のためか女手一つで育ててくれている母親と口論することもしばしば。担任の聖といると心が落ち着かず焦燥感を抱き、聖に対して強く当たってしまうことに悩む。婚約者がいることを知っていながらも次第に聖に惹かれていき、聖に対して攻撃的だったのも恋をしているからだと気づくと、今まで人を好きになった経験がない晶は自分の感情をコントロールできず、戸惑いながらも自分の気持ちをストレートに聖にぶつける。そして母親ともこの聖への初恋をきっかけに関係が崩れていく。
商社 グローバルVedコーポレーション
川合勝太郎(かわい しょうたろう/演:町田啓太)

聖の婚約者で元々は大学のサークル仲間。商社に勤めるバリバリのエリート。誠実で優しく、明るい性格の持ち主。聖とは大学時代から交際しており、現在は大阪に赴任中で、聖とは遠距離恋愛である。聖のことを大切に想っているが、仕事が多忙で聖と過ごす時間を取ることができていない。よく会社の先輩・原口律によく聖との恋愛相談をしている。晶とは正反対で余裕のある大人な男性。教師として奮闘する聖を心配しており、聖の一番の理解者として聖に常に寄り添う。しかし次第に聖が中学生である晶に惹かれていることに気づくと、聖と晶の恋愛の大きな壁として立ちはだかることになる。
原口律(はらぐち りつ/演:吉田洋)

勝太郎が勤務する会社の先輩。バイセクシャルで女性との恋愛もする自由な思考の持ち主。誰にも流されることのない自身の確固たる信念を持っている強い女性。勝太郎から聖との恋愛相談をよく受け、多角的な鋭いアドバイスをして勝太郎をより困らせたり助けたりする。勝太郎の良き理解者でもある。晶に心惹かれ始める聖に対しても真意迫る言葉を投げかけることもあり、面倒見の良い一面が垣間見える。
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不適切にもほどがある!(ふてほど)のネタバレ解説・考察まとめ
『不適切にもほどがある!』とは、2024年1月よりTBS系で放送されたテレビドラマ。主演は阿部サダヲ。脚本は宮藤官九郎が担当。昭和(1986年)と令和(2024年)のそれぞれの時代を、登場人物達が行き来し、各時代をかき回すタイムトリップコメディである。令和へタイムトリップした阿部演じる“昭和のおじさん”が数々の「不適切な」言動を行い、令和の時代を乱していく。一方でその「不適切さ」が停滞して閉塞感のある令和の空気を刺激し、現代人に本当に大切なことは何か、を気づかせるヒューマンドラマである。
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ラストマンー全盲の捜査官ー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラストマン-全盲の捜査官-』とは2023年にTBS系「日曜劇場」枠にて放送されていたサスペンスドラマである。現代社会を多く取り上げており、登場人物たちの痛快なやりとりや事件を通しての人間関係などが描かれている。研修生として来日したFBI捜査官である皆実広見(演:福山雅治)は全盲でありながらも数々の事件を解決することから「ラストマン」と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドに選ばれたのは護道心太朗(演:大泉洋)という嫌われ者刑事であり、正反対の2人は次々に起こる難事件に挑んでいく。
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ザ・トラベルナース(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・トラベルナース』とは、テレビ朝日にて放送された、トラベルナースを主人公とした医療ドラマ。コロナウイルスによるパンデミックや高齢化社会における看護がテーマとなっている。 アメリカ帰りの那須田歩はさまざまな街を渡り歩き、医療現場を改革していくトラベルナースである。その相棒は伝説の看護師・九鬼静。2人は良きパートナーとして、勤務先である天乃総合メディカルセンターに変革を起こす。 テレビ朝日の大ヒットシリーズ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の産みの親である中園ミホが脚本を担当している。
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目次 - Contents
- 『中学聖日記』の概要
- 『中学聖日記』のあらすじ・ストーリー
- 教師と生徒の禁断の恋のはじまりと代償
- 運命の再会と忘れられない想い、そして立ちはだかる壁
- ふたりが選んだ恋の結末
- 『中学聖日記』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 末永聖(すえなが ひじり/演:有村架純)
- 黒岩晶(くろいわ あきら/演:岡田健史)
- 商社 グローバルVedコーポレーション
- 川合勝太郎(かわい しょうたろう/演:町田啓太)
- 原口律(はらぐち りつ/演:吉田洋)
- 子星中学校
- 岩崎るな(いわさき るな/演:小野莉奈)
- 九重順一郎(ここのえ じゅんいちろう/演:若林時英)
- 白石淳紀(しらいし あつき/演:西本まりん)
- 海老原満(えびはら みつる/演:川口和宥)
- 香坂優(こうさか ゆう/演:中田青渚)
- 塩谷三千代(しおたに みちよ/演:夏木マリ)
- 田辺忠之(たなべ ただゆき/演:加治将樹)
- 入江信彦(いりえ のぶひこ/演:是近淳之)
- 粕谷真弓(かすや まゆみ/演:池谷のぶえ)
- 小宮第一小学校
- 丹羽千鶴(にわ ちづる/演:友近)
- 野上一樹(のがみ かずき/演:渡辺大)
- 橘美和(たちばな みわ/演:村川絵梨)
- 晶の家族関係者
- 黒岩愛子(くろいわ あいこ/演:夏川結衣)
- 島崎康介(しまざき こうすけ/演:岸谷五朗)
- 上布茂(じょうふ しげる/演:マキタスポーツ)
- その他
- 川合祐子(かわい ゆうこ/演:村岡希美)
- 末永里美(すえなが さとみ/演:中嶋朋子)
- 磯貝俊(いそがい しゅん/演:桜井聖)
- 丹羽佳朗(にわ よしろう/演:バッファロー吾郎A)
- 『中学聖日記』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 黒岩晶「僕、先生のこと好きになっちゃいました」
- 末永聖「今のでごまかそうとしてるでしょ!」
- 末永聖「“先生”って呼ばないで」
- 原口律「人の目を恐れて正しく生きる臆病者と罵詈雑言浴びながら何かを得ようと戦う勇者 私は勇者の味方」
- 『中学聖日記』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 1年間のオーディションの末勝ち取った晶役
- リハーサルで涙が止まらない有村架純
- もともとはセリフがあったラストシーン
- 『中学聖日記』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Uru「プロローグ」