カラダ探し(ラノベ・漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『カラダ探し』とは、ウェルザード執筆によるホラーラノベ作品および、それを原作とした漫画、アニメ、実写映画作品。2011年からの原作小説の連載開始以降、様々な媒体でメディアミックス化される人気シリーズとなっている。ある日突然、バラバラになった人体のパーツを探索して集める「カラダ探し」というデスゲームに巻き込まれてしまった高校生たち。彼らが迫りくる少女の霊に怯えつつも立ち向かい、人間として成長しながら事の真相に迫っていく姿が、丁寧な筆致の心理描写と共に描かれている。

目次 - Contents

『カラダ探し』の概要

『カラダ探し』は、ウェルザード執筆のホラーライトノベルおよび、それを原作とした漫画、アニメ、実写映画作品。原作となるライトノベルは、2011年12月から2014年5月にかけて、小説投稿サイト『E★エブリスタ(現『エブリスタ』)』にて携帯電話向けのオンライン小説(ケータイ小説)として連載された。2013年から2015年の間でケータイ小説文庫(スターツ文庫)から書籍版も刊行され、さらには2016年には外伝小説も発表される人気シリーズとなった。
村瀬克俊が手掛けた、本作を原作とする漫画版が2014年から2019年にかけて、集英社の運営するWEBコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて連載され、2015年9月には『少年ジャンプ+』の「人気ナンバーワン」作品として報道されている。
漫画版におけるストーリー展開は原作小説の「第一夜」「第二夜」「最終夜」「第三夜」の基本的なプロットを踏襲しつつも、ストーリーの大筋に影響がない範囲での変更が加えられている。
原作者のウェルザードが物語の視点となる「女子高生のリアルな感情を描き切る」という点に重きを置いていたことに対し、漫画版では作風を少年漫画らしくアレンジするため、主人公の嫌な部分などの生々しさの描写は避けて、善良で前向きな人物像へと変更された。また、原作では敢えて淡々と描かれていた会話は、登場人物の表情や感情がはっきり出るように改められている。
このコミックス版を土台にしたWEBアニメも2017年に配信が開始され、2022年には主演に橋本環奈、眞栄田郷敦など錚々たる顔ぶれを主演に迎えて実写映画版が公開され、続編の公開も発表されている。

ストーリーは、「時間のループに取り込まれ、毎晩のように真夜中の校舎で血まみれの少女の霊に追われて殺され、時間を前日の朝まで戻され、また蘇生する毎日を繰り返す」というデスゲームに巻き込まれてしまった、主人公である女子高生、森崎明日香(もりさき あすか)たちがバラバラに分割された人体のパーツを集めながら事の真相に迫っていくというもの。
「白い服を着た少女の霊」という、いかにも恐ろしげでステレオタイプな見た目の幽霊が呪いや不幸をもたらしたりするのではなく、普通の人間と変わらず足音を立てて追ってきて、物理的な攻撃方法(主に素手)で人間たちを惨殺していくというアイデアが、本作に登場する幽霊「赤い人」の着想の元になっている。

『カラダ探し』のあらすじ・ストーリー

県立逢魔高校(けんりつおうまこうこう)では、50年前に発生した強姦・バラバラ殺人の犠牲者である、血まみれの少女の幽霊「赤い人」がいるという怪談が語り継がれていた。
この怪談によれば、「学校で赤い人に遭遇してしまった生徒は、身体を8つのパーツに分割されて校舎に隠され、皆に自分のカラダを探すように頼むことになる」といわれている。
そしてカラダ探しを「頼まれた側」の生徒はその頼みを拒否することは許されず、バラバラになった「頼んだ側」の生徒のカラダを全て集めるまでは死ぬこともできないというのだ。
赤い人に遭遇して「頼んだ側」役となってしまった生徒によって呼び出され、自らのカラダを探すよう懇願された、「頼まれた側」役の6人の男女生徒たち。
彼らは夜の学校校舎に閉じ込められ、「赤い人」に見つかって追いつかれたら殺される鬼ごっこを、同じ一日を何度もループしながら繰り広げていくことになる。
「赤い人」は超人的な身体能力をもって「頼まれた側」の生徒たちを追い詰めて惨殺してゆき、生徒たちは全員が殺されたところで前日の朝に戻って生き返り、同じように殺される毎日を繰り返す。
一度「赤い人」の姿を目視してしまった人間は、その日一日絶対に後ろを振り返ってはならず、それを破った瞬間に、周囲にいた仲間を巻き込んで惨殺されてしまう。
「赤い人」からうまく逃げ回りつつ、8つのカラダを全て集め、学校の生徒玄関に置かれた棺桶に収めなければならないというのが、このループを抜け出すためのルールだ。

第一夜

「頼んだ側」の三神遥(みかみ はるか)のカラダ探しをさせられることになり、何度も同じ一日を繰り返しながら、恐怖に慄いていた森崎明日香(もりさき あすか)を始めとする「頼まれた側」の6人の生徒たち。
しかし彼らはただ赤い人にやられっぱなしだったわけではなく、何度も同じ11月9日を繰り返すうち、次第にこれが「ルールに縛られたデスゲーム」であることを暴いていく。
ルールやゲームの仕様を把握することで「90度までの方向転換なら振り返ったとは判定されない」「仲間が追われたり組み付かれたりしている時に、仲間から遠く離れた場所でわざと振り返れば、自らは犠牲になるが、仲間から赤い人を引き離すことができる」といった攻略法や抜け道を見つけていく。
こうして手探りで攻略法を見つけていく一方で、次々と不可解な出来事が起こり、新たな謎の存在も明らかになっていく。
明日香らは目の前に立ちはだかる謎解きをする中で、「カラダ探し」の怪談の背景に存在する、とある「秘密」にも迫っていくことになる。やがて明日香たちは多大な犠牲を払いつつ、全てのカラダを集めて自分たちの「カラダ探し」のゲームを終えるのだが、明日香はそこで初めて、カラダ探しを終える際のルールを聞かされることになる。
最終日に生き残っていなかったメンバーはカラダ探しをしていた記憶を失う上に、生き残ったうちの一人は棺桶に閉じ込められ、カラダ探しにかかった日数分だけ眠らされた後、今回のカラダ探しに関わりのない人々から存在自体を忘れ去られ、次のカラダ探しで「頼んだ側」に回らなければならないというのだ。

第二夜

明日香の友人である相島美雪(あいしま みゆき)は、校内を歩いていたところで赤い人と出くわしてしまう。前回のカラダ探しに参加しており、記憶を残している高広にその場は助けられる美雪だったが、明日香に「私のカラダを探して」と頼まれてしまい、高広と美雪はカラダ探しへの参加が決まってしまう。明日香は前回カラダ探しに参加した留美子と翔太、そして、ヤンキーの武司と結子に声を掛け、6人でのカラダ探しを開始する。
11月21日、「頼んだ側」と「頼まれた側」のメンバーを入れ替えての「カラダ探し」ゲームが繰り返される中、美雪が「呪いから逃れるのではなく、呪いそのものを消すことはできないのか」と提案をする。
逢魔高校で脈々と繰り返されてきたこの悲劇に終止符を打つことを決意した彼女は、謎を全て解き明かし、繰り返されてきた現象そのものを終わらせようと動き始めようというのだ。
赤い人が自ら打ち明けてくれた秘密の作戦を実行するため、自ら棺桶に入ることを志願して、彼女を呪いから解放しようとする美雪。しかし、その試みは失敗してしまうこととなった。

第三夜

前回の「カラダ探し」から一週間後の11月28日。美雪の計画が失敗した瞬間に世界は砕け散り、カラダ探しなど最初からなかったかのように世界が再構築された。
しかしこのままでは学校の平和は去ったとしても、自由の身となった赤い人がこの世界に解き放たれてしまうのだ。
赤い人こと小野山美子(おのやま みこ)を学校に閉じ込めていた美子の双子の姉は、美子が解き放たれることを阻止するべく、他人の意識の中に構築したバーチャルな世界の中で、小野山家の末裔である小野山美紗として転生する。美紗はデスゲームのルールを再構築した上で、柊留美子らのメンバーを集めて「赤い人」に対抗することを決意する。
結果としてそのことが、現実世界で美雪の計画を引き継いだ明日香らを支援する結果となった。
3度目の「カラダ探し」を終えた明日香は美子の亡骸が埋められている山へ向かう。高広、遥と3人で美子の亡骸を掘り出した明日香は、彼女の供養として赤い服を供える。
その後、小野山邸に行き、呪いを解く方法を探ろうとする3人だが、「黒くて怖い人」の禍々しいオーラを感じた事でその場を立ち去る。

前回のカラダ探しで棺桶に入っていた美雪は目を覚ました。
カラダ探しを経験したもの同士屋上に集まり、眠る前に呪いを解くと言っていた美雪とその方法について話し合う生徒たち。
美雪は「美子が待つ場所を探して対話する事が必要」とし、その場所として大職員室に行く必要があると告げる。
大職員室に入り、美子と話した美雪は、「呪いを解くには美子を美紀に会わせて、美子の手で美紀を倒すこと」だと解釈し屋上に美紀を呼び出し、美子と対面させようとする。
しかし美子は美紀と美雪を殺してしまい、世界は崩れ始めるのだった。

最終夜

11月26日、美雪らが明日香から頼まれたカラダ探しを終え、繰り返されてきたカラダ探しそのものを終えるための策を実行すべく棺桶に入った後のこと。
「頼んだ側」の役目から解放された明日香は新たなカラダ探しに巻き込まれることとなった。しかも今回の「頼まれた側」には、以前のカラダ探しで「頼んだ側」であった三神遥が一緒なのである。
はからずも「頼まれた側」「頼んだ側」「再び頼まれた側」として3回目のカラダ探しを共にすることになった明日香と遥はぎくしゃくしつつも、反発し合う「頼まれた側」のメンバーをなんとかまとめ、自分たちのカラダ探しを終わらせ、美雪の計画のバックアップに備えることを決める。
明日香たちは美雪の計画を引き継ぎ、もはや生き返ることのできない最後の戦いで何人もの仲間を失いつつ、繰り返されてきたカラダ探しの歴史に終止符を打つことに成功する。

『カラダ探し』の登場人物・キャラクター

「第一夜(漫画版では「第壱章」)」のメンバー

森崎 明日香(もりさき あすか/演:橋本環奈)

CV:阿澄佳奈/演:橋本環奈
「第一夜」の主人公であり語り手である女生徒。年相応に生々しい本音を抱えた、良くも悪くも等身大の女子高生というイメージで描かれている原作版に対し、漫画版では仲間思いで心優しい、メンバーの中での良心的存在という位置づけになっており、大幅に性格の変更が為されている。
「第一夜」では最終日に生存したが、蘇った遥によって陥れられてしまい、かつての仲間達に存在を忘れ去られるという絶望の淵に立たされることとなる。
その際棺桶の中に入ったために、「第二夜」ではカラダ探しを「頼んだ側」として登場。第二夜でカラダ探しを終わらせた後、呪いを解くか美雪たちに意見を求められたときに承諾し、「高広は私を見つけてくれるんだよね?」と試すようなことを述べている。美雪が棺桶に入る直前には「カラダ探しは美紀の呪い、赤い人の呪いは別にある」と言われ、赤い人の呪いの解き方を考えていた。
「最終夜」で「頼まれた側」として主人公兼語り手として再登場する。
原作でも漫画版でも、シリーズの結末ではカラダ探しを終わらせた後も記憶が残る側の立場となっている。原作では最後の戦いで死別したメンバーと離れるという結末を迎えるが、漫画版ではハッピーエンドに改変された。走るのが苦手で、致命的に遅いというハンデを抱えている。

伊勢 高広(いせ たかひろ/演:眞栄田郷敦)

右が高広

CV:江口拓也/演:眞栄田郷敦
喧嘩っ早い不良生徒。幼馴染である明日香のことが好きで、「第一夜」の出来事を通して彼女とは相思相愛の仲となる。
カラダ探しに巻き込まれる以前は、幼馴染の明日香と理恵以外には特に仲のいいクラスメイトはいなかったが、不良である反面、正義感に溢れる性格から異性同性問わず好かれ、「第二夜」では美雪と遥、「最終夜」では卓也と幸恵、「前夜」では留美子から、異性としての好意や、同性からの憧れを寄せられるが、本人は一途に明日香想っているため取り合っていない。
「第二夜」でも引き続き「頼まれた側」として登場し、「第一夜」で恋人同士となった明日香を元に戻すべく、前回のデスゲームの記憶を失ったメンバーをまとめようと力戦奮闘する。
「第一夜」では最終日で瀕死の状態に陥りつつも生存し、「第二夜」のメンバーで唯一前回のカラダ探しの記憶を保持していた。
しかし、頭よりも体が動いてしまうタイプであるために前回の経験を活かすより、体を張った実力行使でカラダ探しに挑んでいる。
「最終夜」ではカラダ探しには参加せず、毎晩記憶をリセットされつつも、彼女の事情を知る者として明日香に協力し、最後の戦いにも同行した。
シリーズの結末において、原作では生存しつつも記憶を失うが、漫画版では記憶が残っている。

柊 留美子(ひいらぎ るみこ/演:山本舞香)

CV:青山玲菜、山下七海/演:山本舞香
大雑把で不器用だが、誰よりも情に厚い性格の女生徒。見目は同性メンバーからは「美人」と評され、胸が小さいことを気にしているという一般的な女の子らしい描写もあるが、気が強くがさつな面が目立ってしまい、男性メンバーから異性としては敬遠されている。漫画版では「ヤンキー系ギャル」という解釈で描写される。
「第二夜」でも、引き続き「頼まれた側」として登場するが、「第一夜」の最終日で死亡していたため、前回のカラダ探しに参加した記憶を失ってしまっている。
「第三夜」でも「頼まれた側」として再々登場し、「第三夜」の主人公兼語り手となる。「第一夜」「第二夜」「最終夜」での記憶は失っている上、かつて仲間だったメンバーの一部とは学年も違ってしまった。
最後の戦いで命を落とし、シリーズの結末ではカラダ探しにおいてのすべての記憶を失う。
原作では明日香とは別の世界で復活し、かつての仲間たちとは離散しつつも龍平と再会する。漫画版では記憶を失いつつも、仲間たちとの交友関係を取り戻す。

浦西 翔太(うらにし しょうた/演:醍醐虎汰朗)

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陽だまりの彼女(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『陽だまりの彼女』とは、越谷オサムによる日本の恋愛小説を原作として2013年に映画化された恋愛映画である。交通広告代理店の営業マンである奥田浩介(おくだこうすけ)が中学時代の同級生の渡来真緒(わたらいまお)に再会することからはじまり、ふたりは恋愛し結婚する。幸せな毎日を過ごしていたふたりだが、真緒に異変が現れる。そして浩介は真緒の驚くべき秘密を知るのだ。恋愛ストーリーの中にファンタジー要素が加わり、可愛らしく心温まる映画となっている。

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エルピス —希望、あるいは災い—(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

エルピス —希望、あるいは災い—(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エルピス —希望、あるいは災い—』とは、主人公である女子アナウンサーの浅川恵那とディレクターの岸本拓朗が、冤罪の証拠を探すドラマである。経済界の大物の策略で死刑囚となった男の冤罪を希望を見出しながら立証していくのだ。圧力に屈したくない拓郎と、自分の地位を守りたい恵那の葛藤も描いていて、災いや希望が渦巻く中で懸命に生きていくヒューマンストーリー。平均視聴率は6.3%で、最終回は5.5%である。

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忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。

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家政夫のミタゾノ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

家政夫のミタゾノ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『家政夫のミタゾノ』とは、テレビ朝日系列で2016年から放送された1話完結型のテレビドラマシリーズ。「むすび家政婦紹介所」で働く主人公の三田園薫は、一見偏屈なオネエ家政夫だが、実はプロ級の家事スキルを持ち、するどい洞察力で、依頼先の家族や個人の抱える闇や秘密を暴き出し、解決していく。主演の松岡昌宏は、女装姿でコミカルかつパワフルな演技を披露している。毎回異なる依頼先で起こる人間ドラマを解決し、ブラック企業、毒親、モラハラなど、現代社会の闇をコミカルに表現しつつ、家族の絆や成長を描いている。

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キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム2 遥かなる大地へ』とは、古代中国で“天下の大将軍”となることを目指す少年の活躍を描いた、原泰久の同盟漫画作品の実写映画シリーズ第2弾である。公開翌年となる2023年には、同シリーズ第3弾となる『キングダム3』の公開が決定している。 500年もの間戦乱の中にある古代中国。魏国の軍勢の侵攻を受けた秦国は、これを迎撃するための軍を編成する。ひょんなことから秦国王宮内の人々と知り合った奴隷の少年信は、天下の大将軍になるという夢を叶えるためここに参戦。本物の戦場の中で剣を振るう。

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私がモテてどうすんだ(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

私がモテてどうすんだ(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『私がモテてどうすんだ』とは、講談社より発刊されている『別冊フレンド』にて掲載された、ひとりの美少女を巡って沢山の男性が翻弄される姿を描いた恋愛コメディ漫画である。 美少女でありながら、男性に興味がなく自他ともに認めるオタクであるという主人公のキャラクターが好感を抱かせ、アニメ化・実写映画化までされている。

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どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である

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天国と地獄 ~サイコな2人~(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

天国と地獄 ~サイコな2人~(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『天国と地獄 〜サイコな2人〜』とは2021年冬にTBS系日曜劇場枠で放送されたサスペンスドラマである。手柄を上げたい女性刑事の望月彩子と敏腕経営者でサイコパスな殺人鬼の日高陽斗が、ある伝説のように魂が入れ替わってしまう。そしてお互い全く違うタイプの人間として生活しなくてはいけなくなる。困惑するが、元の姿に戻れるように最善を尽くしながら、お互いの人生を理解し、本当の殺人犯を見つけていく過程は、今までに見たことのないスリリングな内容である。

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いちばんすきな花(すき花)のネタバレ解説・考察まとめ

いちばんすきな花(すき花)のネタバレ解説・考察まとめ

『いちばんすきな花』とは、2023年10月よりフジテレビ系の「木曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ作品。多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠の4人が主演を務めるクアトロ主演ドラマである。「男女の間に友情は成立するのか」をテーマに、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人が紡ぎ出す友情と愛情の物語。それぞれに孤独を抱えた4人はひょんなことから深く関わり合うようになり、感情が複雑に交差していく。お互いを通して独りと一人の違いを知り、本来の自分の生き方を取り戻していくヒューマンストーリー。

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真夏のシンデレラ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

真夏のシンデレラ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『真夏のシンデレラ』とは真夏の海が舞台の男女8人の恋愛模様を描いたラブストーリードラマで、2023年7月から放送された。主人公は蒼井夏海。家計が苦しいので、自分の時間を犠牲にして働いている女の子だ。真逆の環境でお金持ちの家に生まれた水島健人との恋の行方も目が離せない。異なる環境で育った8人が目には見えない格差を感じながら、自分が置かれている環境で奮闘していく。人の温もりやトキメキを感じ胸を焦がす展開に注目。

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初恋の悪魔(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

初恋の悪魔(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『初恋の悪魔』とは、2022年に日本テレビ系「土曜ドラマ」枠にて放送された坂元裕二の脚本によるオリジナルテレビドラマである。本作は、兄の死の真相を追う馬渕悠日が個性豊かな人物たちと事件の真相を解き明かす物語。捜査権のない4人を取り巻く警察、恋愛、青春群像劇などの様々なジャンルが交錯するミステリアスコメディである。個性豊かな俳優陣に加え、坂元節が遺憾なく発揮されギャラクシー賞など数々の賞を受賞し、高く評価された。

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白い巨塔(2003年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

白い巨塔(2003年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『白い巨塔』とは、2003年10月に放送された医療ドラマである。作家の山崎豊子の長編小説が原作となっている。主演は唐沢寿明と江口洋介で、黒木瞳や矢田亜希子などが出演する。浪速大学病院に勤める天才外科医の財前五郎は、野心家で教授になるために手段を選ばず、患者を軽んじる言動を取る。財前と同期の内科医の里見脩二は対照的な考えであることから、財前と度々意見が対立していた。そんなある時、財前の医療ミスが発覚し、大騒動に発展していく。本作は平均視聴率23.9%、最高視聴率32.1%の高視聴率を記録した。

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