ラブ ジェネレーション(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ラブ ジェネレーション』とは、1997年にフジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と松たか子。広告代理店の営業部で働く片桐哲平と同じ営業部のOL・上杉理子はナンパで知り合い、翌日に職場で再会をする。意識しつつも反発を繰り返す2人だったが、やがてお互いの存在の大切さに気づき惹かれあっていく。平凡な社会人の恋愛をテーマにしたドラマだが、その普通さと若者特有の恋愛への葛藤が反響を呼んだ。また、松たか子の月9初ヒロインや木村拓哉の「ちょ待てよ!」というセリフが話題となった。

東京地方検察庁

哲平の兄・荘一郎が検事として働いている職場。取調べ専用の個室を持っており、哲平は検察庁の近くに来た時は荘一郎の個室を訪ねることがある。

バスケ部

哲平とさなえが高校時代に所属していた部活動。哲平はキャプテンで、さなえはマネージャーだった。当時2人は付き合っており、お互いに高校時代のバスケ部は青春そのものだったと感じている。当時の話をすると、2人とも話が尽きることがないほど楽しくなる。哲平は仕事で壁にぶつかった時は、バスケ部で必死になって練習していたことを思い出している。

キティーちゃん

理子の好きなサンリオのキャラクター。ゲームセンターに遊びに行った時は、UFOキャッチャーでキティーちゃんのぬいぐるみを取るまで帰らない。哲平にキティーちゃんが好きなことをいじられるが、得意の手品を披露するときは仕掛けとしてぬいぐるみを使うことがある。

コンペ

言葉の意味は、「コンペティション」の略でビジネスにおいて、ある会社が広告を打ち出す際に複数の広告会社の案から一つを選ぶこと。哲平は以前、栄光エージェンシーのクリエイティブとしてコンペに挑んでいたが、営業一課に異動後は営業担当としてクリエイティブ部のメンバーと共にコンペに向けて仕事をしている。

哲平スケベ

哲平と理子が付き合うことになった翌朝、理子が哲平宅の冷蔵庫に油性マジックで書いた言葉。哲平は理子が「哲平スキ」と書いていると思い照れていたが、実際は「哲平スケベ」という昨晩の感想だと伝えられ苦笑いした。
また、最終話で哲平が長野の山で理子と待ち合わせをするが遅れて行ったところ、待ちくたびれて帰ってしまった理子が看板に「哲平スケベ」と書き残した。

流れ星

理子は哲平に「長野の実家の山は、流れ星を10秒に1回見ることができる」と自慢げに教えるが、実際に哲平が長野の山に行った際、星はよく見えたが流れ星を見ることはできなかった。最終話で、理子に対して「嘘つくな」と言った。

『ラブ ジェネレーション』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

理子「東京って何かありそうだから。まだ自分を諦めたくないんだ」

第1話で理子が哲平と東京の夜を巡った時のセリフ。

理子は哲平の自宅でさなえとのツーショット写真を見つけ、強引に見ようとするが破ってしまう。哲平は激怒して「お前には大切な思い出とか分かんねーんだろ」と言うが、理子は「私だって振られたことくらいあるもん」と言う。2人は理子の結婚指輪を捨てに行くため、東京の街を歩く。哲平が理子に対して、「なんで東京にいるの」と聞くと理子は「東京って何かありそうだから。まだ自分を諦めたくないんだ」と答えた。哲平は「俺もそうかな」と言った。

哲平「無くしたものの大切さって分かりづらいですね」

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