やまとなでしこ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『やまとなでしこ』とは、2000年にフジテレビの月9枠で放送されていたドラマ。脚本は『ハケンの品格』や『花子とアン』を担当した中園ミホなどが手掛ける。主演は松嶋菜々子。その他、堤真一や矢田亜希子などが出演している。玉の輿に乗ることを夢見る客室乗務員の神野桜子と、小さな魚屋を営む中原欧介の恋愛模様を描く、ロマンスコメディである。本作は平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%を記録。2000年以降に放送されたフジテレビのドラマでは、歴代2位の視聴率を獲得した。
『やまとなでしこ』の概要
『やまとなでしこ』とは、2000年10月9日から12月18日まで、毎週月曜日21時にフジテレビ系の月9枠で放送されたテレビドラマ。脚本は連続テレビ小説『花子とアン』や大河ドラマ『西郷どん』を担当した中園ミホなどが手掛けている。主演は松嶋菜々子。その他、堤真一や矢田亜希子、筧利夫などが出演している。本作は平均視聴率26.4%、最高視聴率は34.2%を記録。これは2000年以降のフジテレビのドラマの中で歴代2位の高視聴率である。
モデル並みの美貌とスタイルを持つ客室乗務員の神野桜子(じんのさくらこ)は、貧乏が何より嫌いで、玉の輿に乗るために合コンを繰り返していた。そんな彼女の前に、小さな魚屋を営む貧乏な中原欧介(なかはらおうすけ)が現れる。桜子に一目ぼれした欧介は、自分のことを金持ちの医者だと嘘をついて彼女にアプローチし、交際に発展した。その後、嘘がばれてしまうが欧介の人柄に触れて、桜子が本物の愛に気づいていく。
『やまとなでしこ』のあらすじ・ストーリー
桜子と欧介の出会い
モデル並みのスタイルと美貌を持つ神野桜子(じんのさくらこ)は、幼い頃に極貧生活を送ったことで大の貧乏嫌いとなり、「女を幸せにするのはお金だけ」と考えていた。そして高校卒業後はお金持ちとの出会いを求めて客室乗務員となり、給料の9割は高級ブランドに費やしている。合コンで知り合った大病院の御曹司・東十条司(ひがしじゅうじょうつかさ)が本命の彼氏だが、他にもすごい男がいるのではないかと考え、合コンを繰り返している。司に「高級マンションに住んでいる」と嘘をつき、ボロアパートでカップラーメンを食べる生活を送っていた。
一方、中原欧介(なかはらおうすけ)はマサチューセッツ工科大学で数学者を目指して勉強していたが、父親が亡くなったため挫折。実家の魚屋「魚春」を母親の中原富士子(なかはらふじこ)と共に営んでいる。しかし父親が多額の借金を残しており、経営は厳しく貧乏生活を送っている。恋愛については元恋人である雪子のことを、7年間忘れられずに引きずっていた。そんな欧介の友人で外科医の佐久間為久(さくまためひさ)は、彼を失恋から立ち直らせるため、強引に合コンに誘う。そして欧介を始め男性メンバーは全員医者と偽り、桜子を含む客室乗務員を相手に合コンを行った。すると欧介は雪子にそっくりな桜子を見て、一目ぼれしてしまった。さらに桜子も欧介が中央競馬の馬主のピンバッジをつけていたことで、彼に目をつける。そのピンバッジは、店に訪れる金持ちの客が忘れたものを預かっていただけで、欧介のものではなかった。しかし桜子は欧介が馬主だと勘違いしてしまい、彼に電話番号を教えた。その後、桜子は司にプロポーズされるが、欧介と天秤にかけて返事を保留にする。そして桜子は欧介とデートに出かけて意気投合し、司のプロポーズを断った。欧介は貧乏人であることを話そうとするが、桜子は彼が金持ちだと思い込み、「私のずっと探してた人」と言ってキスをした。舞い上がった欧介はますます本当のことを言えなくなり、自らを医者だと偽り続けて嘘の上塗りをしてしまった。すっかり欧介に惚れこんだ桜子は彼を再びデートに誘い、レストランで食事をする。そこで司と遭遇し嘘がバレそうになった欧介だが、何とか誤魔化して乗り越えた。しかしそのレストランが魚春の仕入れ先だったことから、司は欧介が嘘をついていることに気づいてしまう。そのため司は桜子を呼び出して欧介の真実を伝え、再びプロポーズした。桜子は欧介が魚屋で働いていることを確かめると、彼に「嫌いになりました。さようなら」と別れを告げる。そして司のプロポーズを受け、結婚を決意した。しかし欧介に好意を持つ客室乗務員の塩田若葉(しおたわかば)は真実を知ってもなお、彼を嫌いになることはなく、魚春を訪れて彼と距離を縮めた。
桜子と欧介の恋
桜子は司の両親に挨拶を済ませ、結婚の準備を始めるが、再び新たな出会いを求めて合コンに出かける。その後、欧介は魚を届けるためにレストランに向かったが、そこでは桜子と司の婚約を祝う食事会が開かれていた。欧介に気づいた司は彼を食事の席に誘い、蟹をさばかせた。家に帰る途中、欧介は桜子を待ち伏せしている男と遭遇する。彼は桜子と合コンで出会って貢がされたものの、会社が倒産してしまったため、彼女につきまとっていた。欧介は男に説教するが、殴られてしまう。そこへ桜子がやって来るが、男はいつの間にかいなくなっていたため、欧介がストーカーだと誤解されてしまった。桜子と口論になった欧介は立ち去ろうとしたものの、彼女が突然過労で倒れてしまう。欧介は佐久間の病院に桜子を連れて行き、朝まで彼女を看病した。桜子は王子様が自分を救ってくれる夢を見るが、その間欧介は彼女の手を握り続けた。しかし桜子は欧介と入れ違いで病室にやってきた司を、夢の中で見た王子様だと勘違いしていた。司のいる病院に移った桜子は数日入院することになったが、こっそり抜け出し、複数の男性と食事する。桜子は27歳の現在がピークと考え、最高値の男を見つけるために躍起になっていた。退院後、同僚の結婚式に参加することになった桜子だが、新郎側の出席者として欧介もやって来る。それまで何度も欧介と偶然遭遇していた桜子はうんざりしていた。しかし欧介のスピーチを聞いて感動し、彼のことを少し見直す。その後、飲んで酔っ払った欧介を若葉が介抱し、ホテルに連れて行く。酔いが覚めた欧介はホテルから出たところ、桜子と遭遇。桜子は倒れた時に助けてもらったお礼を、欧介に伝えようとするが、後からホテルから出てきた若葉と彼がデキていると勘違いし、怒ってしまった。若葉は事情を説明して桜子の誤解を解くが、桜子は「あんないい加減な男はやめたほうがいい」と忠告する。それでも若葉は魚春を手伝って客から評判となり、母の富士子にもすっかり気に入られていた。
そんな中、桜子は出会いを求めて中学校の同窓会に出席。貧乏で地味だった中学時代とは見違えるように変わった桜子は、男たちからモテモテになり、女たちは嫉妬する。かつて桜子が恋をしていた宮脇祐也(みやわきゆうや)は、中学時代は彼女のことをバカにしていたが、現在の彼女には興味を示してきた。桜子も祐也が洋服ブランドの社長であることを知り、アプローチを仕掛ける。しかしその後、桜子の外出中に住んでいるボロアパートが火事になってしまう。偶然居合わせた欧介は、桜子がそこに住んでいたことを知る。欧介は中に入ろうとする桜子を止めるが、彼女は「洋服は私の命だ」と訴える。そこで欧介は火事の中、桜子の部屋に向かい、何とか一着だけ洋服を回収した。住む場所を失った桜子は、佐久間の家に泊まることになる。そこで桜子は妻の佐久間真理子(さくままりこ)から、欧介の優しすぎる性格や桜子のおかげで欧介が元カノの雪子を忘れられそうなことを聞いた。
欧介のピンチ
桜子は自身の部屋の電気の漏電が出火の原因だったことから、大家に85万円を請求される。さらに部屋にあった服は全て燃えてしまっており、桜子は愕然とする。そんな中、真理子の計らいで欧介と桜子が佐久間の家で食事をすることになった。しかし欧介と口論になった桜子は「あなたは数学から逃げた意気地なしだ」と言い放つ。欧介は「顔が良いだけで中身は最低だ」と言い返すが、彼女の言葉は図星だった。さらに魚春に3000万円の請求書が届き、払えなければ差し押さえのピンチに陥る。そんな中で若葉は欧介に告白したが、欧介はそれどころではなかった。その後、欧介は信用金庫に勤務している友人の粕屋紳一郎(かすやしんちろう)から、司の父親が魚春の土地を差し押さえて東十条司病院を建てようとしていることを聞く。桜子も司を通してそのことを聞き、複雑な気持ちになった。それから欧介は金融機関を回って3000万円を貸してくれる場所を探すが、なかなか見つからなかった。そんな中、欧介は金持ちの客が買った馬が勝つ確率を得意の数学で計算し、それを見事的中させる。そこで欧介は一か八か万馬券を当てる賭けに出る。しかし欧介が1位を予想した馬は先頭でゴールしたものの、不正行為で失格となってしまう。ショックを受けた母の富士子は脳梗塞で倒れて、入院してしまった。欧介は司に土下座し、「大切な店を取り上げないでくれ」と懇願するが、司は「父親のプランなので取り消すことはできない」と断る。その姿を見ていた桜子は、富士子が入院したことを知り見舞いに行く。すると欧介が眠っている富士子に「店を守れなくてごめん」と謝罪していた。その時、富士子が目を覚まし、欧介は佐久間を呼びに行く。その間、桜子が病室に入ると、富士子は彼女を欧介の元カノの雪子だと勘違いした。桜子は雪子のふりをして、富士子と話をする。富士子は桜子に「欧介は貧乏だけど、お金では買えないものであなたを幸せにしてくれる」と伝える。桜子が「お金では買えないものとは何か」と尋ねると、富士子は「欧介と一緒にいたらわかる」と答えた。翌日、桜子は司に突然「病院の建設地を代官山から別の場所に変えてほしい」「してくれなければ結婚を白紙にする」と要求する。焦った司はその要望を受け入れ、病院の建設計画は白紙となった。その結果、信用金庫は魚春の差し押さえを延期してくれることになり、欧介たちはホッと胸をなでおろした。
その後、欧介は粕屋を通して桜子が建設地を変更してほしいと要求したことを知る。そこで欧介は桜子に会いに行き、お礼を言った。桜子は「あなたのためではない」と言いつつも、欧介がいつも行っているところに連れて行ってほしいと要求した。欧介は彼女を連れて自分がよく行く居酒屋やパチンコ店などに向かう。桜子は文句を言いながらも楽しんでいた。しかし欧介と桜子が一緒に家に帰ると、彼女の家の前に司が立っていた。ついに司は桜子の家が高級マンションではないことを突き止めてしまったのだ。桜子を問い詰める司だったが、欧介は「自分が迷惑をかけたお礼に強引に誘った」と彼女を庇い、事なきを得た。後日、桜子は欧介に司との絆を守ってくれたお礼を伝え、握手を交わした。次の日、欧介は若葉をデートに誘う。すると若葉は欧介にキスをした。
そんな中、桜子は司から「お父様に挨拶したい」と言われる。桜子の父親である神野勝(じんのまさる)は漁師だったが、桜子は司に「豪華客船の船長だ」と嘘をついており、9年間会っていなかった。それでも桜子は致し方なく、勝を東京に呼ぶ。勝は空港で桜子と会えなかったため、若葉を通じて欧介が彼を家に連れて行く。翌日、桜子は勝を迎えに行くが、用意した質疑応答のマニュアルを彼に渡し、暗記しろと要求する。しかし勝はそれを拒否し、桜子は「父親を取り換えられたらいいのに」と不満を言う。すると欧介は桜子を引っ叩き、「このままで最高のお父さんだ」と怒った。それでも東十条家との顔合わせの日、勝は桜子のマニュアル通りに豪華客船の船長になり切った。別れ際、勝は桜子に「お父様は海に落ちて死んだと先方に言っておけ」と言って、寂しそうに別れを告げる。すると桜子は「父ちゃん、嘘つかせてごめん」と謝った。勝が去った後、桜子は欧介に泣きながら、「今の私には東十条さんとの結婚以外、大切なものは何もない」「もう後ろは振り返らない」と告げる。そんな彼女に欧介は「あなたの辛いことを忘れられる日が来る」と声をかける。桜子はその言葉を聞き夢の中で見た王子様のことを思い出すが、欧介に「王子様はあなたじゃない」と言い放つ。それでも桜子は少しの間、欧介の胸にもたれかかって涙を流した。
恋の結末
欧介は大学時代の恩師である黒河教授から、「もう一度数学をやらないか」と誘われるが断る。それでも教授はアプローチを続けた。桜子と司の結婚は一週間後に迫り、二人は佐久間家に挨拶に行く。そこへ欧介と若葉もやってきて、一同は食事会を開く。しかし欧介が桜子とバス停で会っていたことなどを知った若葉は、自分は彼の何なのか分からなくなり不安になった。欧介も若葉との関係は分からなかったが、一緒に過ごしていれば彼女を好きになるかもしれないと考えていた。そして桜子は客室乗務員の仕事を寿退社した。結婚式当日、桜子は真理子から欧介が頭をぶつけて、病院に運ばれたと聞く。そのまま式は開始するが、佐久間が欧介の容態が急変したと連絡を受け、病院に戻っていった。その姿を見た桜子はドレスを着たまま式場を飛び出し、病院へと向かう。しかし欧介の容態が急変したのは誤報だったらしく、怪我はかすり傷だったため、すぐに退院できるとのこと。佐久間からそのことを聞いた桜子は病院を出ていき、行方をくらます。司は必死に桜子を探したが、見つからなかった。次の日、桜子は欧介の元を訪れる。そして桜子は欧介に「お金持ちじゃない人は、いてもいなくても一緒だと思っていた。でもあなたはいつの間にか私の中にいた」と告白した。しかし欧介は、「自分はあなたにはふさわしくない」と断った。
その後、桜子が結婚式を抜け出したことで司の両親は「末代まで続く恥だ」と激怒し、結婚は破談となってしまう。桜子は欧介からフラれたことで落ち込んでいたが、すぐに吹っ切り、また合コンに参加し始めた。一方、欧介は再び数学を始め、黒河教授のおかげでニューヨークの大学で非常勤講師として働くことが決まる。その後、欧介がニューヨークに留学する前に、佐久間の家で桜子たちを交えて食事会が開かれる。そこで桜子はベロベロに酔っ払い、欧介に憎まれ口を叩きながらも、「今度は絶対逃げんな」とニューヨークに旅立つ彼を応援した。帰り道、若葉は欧介に「数学を始めたのは、桜子を忘れるためじゃないか」と指摘する。欧介は数学を始めたのが桜子のおかげであることを認めるが、若葉は彼が桜子を好きなことを察し、涙を流した。そして欧介はニューヨークに旅立って行った。桜子は司を呼び出し、お金持ちと結婚したかったこと、司を愛していないことを正直に伝えた。その後、佐久間家を訪れた桜子は「全て失い、結局何もつかめなかった」と涙を流す。しかし真理子は「あなたと欧介は何も始まっていない」と告げる。さらに佐久間は桜子に、欧介のニューヨークの住所が書かれたハガキを渡した。桜子はすぐさま家に戻り、旅立つ準備をする。すると司が車で迎えに来て空港まで送ってくれた。桜子は若葉たちにも見送られながら、ニューヨークにいる欧介の元へ向かう。そして桜子は、以前欧介がプレゼントしてくれたカメレオンの置物を「私にとってはお金に変えられない大切なものだ」と言いながら彼に渡し、立ち去ろうとする。すると欧介はカメレオンの置物を桜子に投げ返し、「僕はもう逃げない。あなたが好きです」と告白した。桜子は「十年後も二十年後もあなたのそばには私がいるのが見える。残念ながら、あなたといると私は幸せなんです」と答えた。そして二人は結婚し、ニューヨークで幸せに暮らしたのだった。
『やまとなでしこ』の登場人物・キャラクター
主要人物
神野桜子(じんのさくらこ/演:松嶋菜々子)
本作の主人公。エアドリームに勤務する、スタイル抜群の美人な客室乗務員。幼少期に極貧生活を送ったことから貧乏が大嫌いになり、「心よりお金が大事」という歪んだ考えを持つようになった。そして玉の輿に乗るために大金持ちの男たちと合コンを繰り返す「合コンの女王」となる。大病院の御曹司である東十条司が本命の彼氏であったが、もっとすごい大金持ちを求めて合コンに明け暮れていた。合コンで欧介と出会って恋に落ちるが、彼が貧乏だったことを知り嫌悪感を抱く。しかし欧介の誠実で真っすぐな人柄に惹かれていき、彼と結婚することになった。
中原欧介(なかはらおうすけ/演:堤真一)
お人好しで気弱な35歳。慶明大学理学部数学科を卒業後、数学者になるためにマサチューセッツ工科大学に留学していたが、父親が亡くなったことで挫折。実家の魚屋である「魚春」を母の富士子と営んでいる。しかし父親が多額の借金を残しており、経営は厳しく貧乏生活を送る。さらに留学中に数学にのめり込みすぎてフラれた元恋人の雪子のことを、7年間引きずっていた。しかし佐久間に誘われた合コンで雪子とそっくりな桜子に出会い、恋をする。自身を医者と偽って桜子と付き合うが、本当のことがバレてフラれる。客室乗務員の若葉にアプローチされたが、桜子を忘れることができなかった。その後、ニューヨークの大学で数学の非常勤講師として働き始める。そしてニューヨークまで追いかけてきた桜子に告白し、結婚に至った。
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『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。
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ALWAYS 三丁目の夕日(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ALWAY S三丁目の夕日』とは漫画家・西岸良平の『三丁目の夕日』を原作とし、山崎貴を監督に迎え2005年に公開された実写映画である。キャッチコピーは「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。」であり、娯楽が少なかった昭和の時代を描き、当時の生活や人情の深さが見事に表現されている。2006年には第29回日本アカデミー賞を受賞するなど高い評価を受けた作品である。
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SUPER RICH(スーパーリッチ)のネタバレ解説・考察まとめ
『SUPER RICH』とは2021年秋にフジテレビ系の木曜ドラマ枠で放送されていたテレビドラマ。主演は江口のりこである。主人公はベンチャー企業の破天荒な女性社長である氷河衛(ひょうがまもる)。お金には困ったことがないが家族の愛情をうけてこなかった衛。反対に愛情であふれた家庭で育ったがお金がない春野優(はるのゆう)とともに会社を経営していくなかで、山あり谷ありの経験をしていく。孤独だったキャリアウーマンが信頼している社員たちと共に、いばらの道を次々に乗り越えていく人生を描いた作品である。
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ラブ ジェネレーション(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラブ ジェネレーション』とは、1997年にフジテレビ系の「月9」枠で放送された日本の恋愛ドラマ。主演は木村拓哉と松たか子。広告代理店の営業部で働く片桐哲平と同じ営業部のOL・上杉理子はナンパで知り合い、翌日に職場で再会をする。意識しつつも反発を繰り返す2人だったが、やがてお互いの存在の大切さに気づき惹かれあっていく。平凡な社会人の恋愛をテーマにしたドラマだが、その普通さと若者特有の恋愛への葛藤が反響を呼んだ。また、松たか子の月9初ヒロインや木村拓哉の「ちょ待てよ!」というセリフが話題となった。
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AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。
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超高速!参勤交代 リターンズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『超高速!参勤交代 リターンズ』とは、土橋章宏が脚本を手がけ、2016年に公開された時代劇映画である。監督は本木克英。湯長谷藩(ゆながやはん)藩主の内藤政醇(まさあつ)をはじめとする一行は、元遊女のお咲を側室に迎え湯長谷への帰途についていた。しかし再び老中松平信祝(のぶとき)の陰謀にまきこまれ、城を乗っ取られてしまう。民を傷つけられた政醇は信祝に対抗することを決める。この物語は個性豊かなキャラクターが見せるコミカルな様子の中に、理不尽に強く立ち向かう男たちの姿を見ることが出来る作品となっている。
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鍵泥棒のメソッド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年に公開された日本映画で、監督と脚本は内田けんじ。仕事も無くうだつの上がらない生活をしていた桜井武史は、たまたま入った銭湯で身なりの良い山崎信一郎と入れ替わることに成功する。しかし山崎は裏の仕事を請け負う便利屋であることがわかる。桜井は記憶をなくした山崎や結婚相手を探す真面目な雑誌編集者の水嶋香苗を巻き込み、危険な仕事へと足を踏み入れていってしまう。この物語は人生の進路を見失った大人たちが、次第に生きる希望を見つけていくヒューマンコメディとなっている。
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ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(ウチカレ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』とは、2021年1月より日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ作品。シングルマザーで売れっ子恋愛小説家の水無瀬碧を菅野美穂が、碧の娘でオタク女子大生の水無瀬空を浜辺美波が演じている。オタ活一筋で彼氏が出来ない娘を心配する碧と、いい歳して世間知らずな母を放っておけない空。そんな2人に突如恋の嵐が吹き荒れる。暴走しがちな天然母としっかり者のオタク娘が友達のように語り合い、悩み、時には喧嘩もしながら自分の幸せを選んでいくラブコメディ。
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僕と彼女と彼女の生きる道(僕カノ)のネタバレ解説・考察まとめ
『僕と彼女と彼女の生きる道』とは、2004年にフジテレビ系の「火曜22時」枠で放送されたテレビドラマ。主演は草彅剛。銀行員の小柳徹朗は妻から離婚話を切り出され、妻が置いていった一人娘・凛と2人で暮らすことになる。子供にずっと無関心だった徹朗であったが、やがて娘の大切さに気づき親子の関係を築いていく。『僕シリーズ3部作』の2作目であり、親子の絆をテーマにした内容が大きな反響を呼んだ。また、娘役を演じた美山加恋の作中での「はい」というセリフが話題となった。
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GOOD LUCK!!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『GOOD LUCK!!』とは、2003年にTBSの日曜劇場枠で放送されたドラマ。木村拓哉演じるパイロットの新海元が、上司や同僚とぶつかりながらも成長していく様子を描いている。また、柴咲コウ演じる整備士の緒川歩実との恋愛模様も見どころのひとつである。撮影には実際の空港が使用され、大手航空会社であるANAが全面協力している。また、今作品の影響により航空業界への就職希望者が続出する現象が起こった。また数々のヒット作を手がけた井上由美子が脚本を担当した。
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どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
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セクシー田中さん(漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『セクシー田中さん』とは、2023年10月に日本テレビ系で放送されたテレビドラマ。芦原妃名子の漫画作品が原作である。主演は木南晴夏で、生見愛瑠や安田顕などが出演する。派遣OLの倉橋朱里が、ある日立ち寄ったレストランでベリーダンスを鑑賞し、ベリーダンサーの女性に魅了される。そしてその女性が、同じ会社に勤める田中京子であることに気付く。そのことをきっかけに接点のなかった朱里と京子に交友関係が生まれ、2人に絆が芽生えていく。本作は単行本の累計部数が100万部を超える人気作で、実写ドラマが話題となった。
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麒麟がくる(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。
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目次 - Contents
- 『やまとなでしこ』の概要
- 『やまとなでしこ』のあらすじ・ストーリー
- 桜子と欧介の出会い
- 桜子と欧介の恋
- 欧介のピンチ
- 恋の結末
- 『やまとなでしこ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 神野桜子(じんのさくらこ/演:松嶋菜々子)
- 中原欧介(なかはらおうすけ/演:堤真一)
- エアドリーム
- 塩田若葉(しおたわかば/演:矢田亜希子)
- 奥山なみ(おくやまなみ/演:須藤理彩)
- 武藤操(むとうみさお/演:今井陽子)
- 岩村実(いわむらみのる/演:相島一之)
- 梨本安武(なしもとやすたけ/演:林光樹)
- 高石舞(たかいしまい/演:板倉香)
- 蝶野唯(ちょうのゆい/演:望月さや)
- 三沢綾(みさわあや/演:新穂尚子)
- 桜子の関係者
- 東十条司(ひがしじゅうじょうつかさ/演:東幹久)
- 東十条一郎(ひがしじゅうじょういちろう/演:清水章吾)
- 東十条華江(ひがしじゅうじょうはなえ/演:泉晶子)
- 神野勝(じんのまさる/演:小野武彦)
- 神野撫子(じんのなでしこ/演:片岡礼子)
- 高杉祥子(たかすぎしょうこ/演:岩橋道子)
- 宮脇祐也(みやわきゆうや/演:浜田学)
- 安井ゆり(やすいゆり/演:辻香緒里)
- 欧介の関係者
- 粕屋紳一郎(かすやしんいちろう/演:筧利夫)
- 佐久間為久(さくまためひさ/演:西村雅彦)
- 佐久間真理子(さくままりこ/演:森口瑤子)
- 花房礼二(はなふされいじ/演:押尾学)
- 中原富士子(なかはらふじこ/演:市毛良枝)
- 壇六助(だんろくすけ/演:西村淳二)
- 黒河教授(くろかわきょうじゅ/演:柴俊夫)
- 西岡寛平(にしおかかんぺい/演:郷田ほづみ)
- 岡本寛(おかもとひろし/演:井田州彦)
- その他の登場人物
- 立川恵(たちかわめぐみ/演:加賀野泉)
- 榊原(さかきはら/演:梅野泰靖)
- 『やまとなでしこ』の用語
- 魚春
- カメレオン
- ニューヨーク
- 『やまとなでしこ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 欧介が結婚式でスピーチする場面
- 桜子が父親に謝罪する場面
- 欧介が桜子に告白する場面
- 『やまとなでしこ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ドラマの大きな反響
- 特別編の放送
- ドラマの主題歌のヒット
- 『やまとなでしこ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:MISIA「Everything」
- 挿入歌:MISIA「愛の歌」