鍵泥棒のメソッド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年に公開された日本映画で、監督と脚本は内田けんじ。仕事も無くうだつの上がらない生活をしていた桜井武史は、たまたま入った銭湯で身なりの良い山崎信一郎と入れ替わることに成功する。しかし山崎は裏の仕事を請け負う便利屋であることがわかる。桜井は記憶をなくした山崎や結婚相手を探す真面目な雑誌編集者の水嶋香苗を巻き込み、危険な仕事へと足を踏み入れていってしまう。この物語は人生の進路を見失った大人たちが、次第に生きる希望を見つけていくヒューマンコメディとなっている。
『鍵泥棒のメソッド』の概要
『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年9月15日に公開された日本のコメディ映画である。監督と脚本は内田けんじが担当。主演は堺雅人で、その脇を香川照之や広末涼子、荒川良々など豪華俳優陣が固める。本作は2013年度の第86回キネマ旬報 日本映画脚本賞、第36回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞、芸術選奨文部科学大臣賞など多数の賞を受賞。最終的な興行収入は、約6億円である。
アジアでも評価の高い作品で、2016年には韓国で、2021年には中国でもリメイクされている。韓国でのタイトルは『LUCK-KEY/ラッキー』で、第15回フィレンツェ韓国映画祭で観客賞を受賞している。また、映画化のほかにも演劇集団キャラメルボックスが本作を舞台化し、2014年5月から6月にかけてサンシャイン劇場と新神戸オリエンタル劇場にて上演。2017年には同劇団が再演している。なお、舞台化の脚本・演出は成井豊が手掛けた。さらに2014年12月に放映されたアニメ『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の2日間〜』では、映画『鍵泥棒のメソッド』とのコラボとして脚本を内田けんじが担当。アニメ内で出番の多かったコンドウと香苗に関しては、香川照之と広末涼子が声優を担当した。桜井はアニメ内で出番が少なかったため、岩永哲哉が声優を担当している。本アニメはコンドウと香苗が『名探偵コナン』の主要キャストと出会う物語となっており、作品内では映画のシーンへのオマージュなどが多数存在する。
仕事もお金もない貧乏暮らしをしていた元劇団員の桜井武史は、たまたま入った銭湯で良い身なりをした山崎信一郎と身分を入れ替えることに成功する。山崎のお金や家を自由に使うようになった桜井だったが、山崎が裏の仕事を請け負う便利屋だということがわかり、危険な仕事に巻き込まれていく。一方銭湯で転倒して記憶喪失になった山崎は、偶然出会った婚活中の水嶋香苗と惹かれ合うようになる。そしてあるきっかけで記憶を取り戻した山崎は便利屋の仕事から足を洗うことを決め、桜井や香苗と共に仕事の始末をつけることとなった。
この作品は、人生の行く先を見失った大人たちが出会い、自らの進路を模索する様子を笑いあり、涙ありで描くヒューマン・コメディとなっている。
『鍵泥棒のメソッド』のあらすじ・ストーリー
入れ替わった二人の男
ある出版社で雑誌の編集長を務める水嶋香苗(みずしまかなえ)は、同僚に「私結婚することにしました」と宣言していた。何事も計画を立てて行動しなければ気が済まない香苗は、恋人がいない状態から二か月で結婚までこぎつける計画を立て、同僚に異性を紹介してもらうよう頼んだのだ。そんな香苗のスケジュール手帳には、結婚までの予定がびっしりと書き込まれている。
ある夜、コンドウという通称で裏社会の仕事を請け負う山崎信一郎(やまざきしんいちろう)は、一棟のアパートから出てきた中年の男性を刺し殺した。無駄のない動きでその死体をトランクに詰め込んだ山崎は、お気に入りのクラシックが流れる自身の車に戻り、着ていたカッパを返り血に気をつけながら脱ぐ。しかし肌についてしまった血液に気づき、近くにあった銭湯へ向かうことにする。
古いアパートの一室では、無職で金に困っている桜井武史(さくらいたけし)が部屋の中から銭湯の無料券を見つけているところだった。何日も風呂に入っていなかった桜井は、山崎が向かったのと同じ銭湯に入っていく。
桜井と山崎は銭湯で隣同士のロッカーを使い、それぞれ浴室に入っていく。すると山崎は足元にあった石鹸を踏んで転び、激しく後頭部をうってしまう。山崎はそのまま意識を失って救急車で搬送され、山崎のロッカーのカギは転んだ拍子に桜井の元に飛んできていた。桜井は羽振りが良さそうだった山崎のロッカーのカギが手に入ったことで、つい出来心で自分のロッカーのカギと交換してしまう。
そのまま山崎の荷物と車を手に入れた桜井は、これまでお金を借りていた人々の元に向かい、借金を返していく。その中の一人が、桜井の元カノの理香である。理香は他の男と結婚することになっており、訪ねてきた桜井に二人で撮った写真の束を返す。その写真を車の中で見返した桜井は、嗚咽をもらして号泣するのだった。
病院で目を覚ました山崎は、様子を見に来た桜井に「あなたは私の知り合いの方でしょうか」と聞き、頭をうったことで記憶喪失になったことを告げる。そして山崎はすり替えられた荷物のせいで、自分のことを「桜井武史」だと信じてしまっていた。山崎は警察や医師から聞いた桜井に関する情報を、ノートに書き出し整理していく。桜井は真実を告げることができず、病院をあとにする。
同じ病院では、香苗の父親である水嶋徳治(みずしまとくじ)が入院していた。香苗は徳治の妻で母親の京子、姉の翔子とともに徳治のお見舞いに来ている。香苗に「早く結婚相手に会わせてくれないと死んでしまう」と言う徳治を、京子たちは「すぐに退院できるから」となだめている。
お見舞いを終えた香苗が病院を出ると、退院した山崎が道に迷っていた。見かねた香苗が自分の車で家まで送ると申し出て、車内では山崎の記憶喪失の件を含めた自己紹介が始まる。山崎と香苗は桜井という男がどんな人物だったのかを推察していき、桜井の家の本棚から舞台の台本を見つけたことで役者を目指していたらしいことを知る。
山崎の正体
桜井は高級マンションにある山崎の部屋で、勝手にお金を使ったことを死んで詫びるため首を吊るロープを探していた。クローゼットを漁ると、そこには色んなジャンルの服や何枚もの身分証明書、盗聴器などがしまわれていた。一緒に隠されていた山崎の携帯電話が鳴り、桜井は思わずその電話に出てしまう。電話の相手は「藤本(ふじもと)」という男で、仕事のギャラの受け渡し場所を聞くものだった。桜井はギャラの受け渡し場所を、自身のアパートの郵便受けに指定する。
桜井が山崎のギャラを受け取りに自宅に戻ると、山崎や香苗と鉢合わせをする。「ケガの経過が心配で来た」とごまかす桜井に山崎は感謝するが、桜井は居づらくなって山崎らと別れる。そこにギャラの電話をしてきた藤本とその相方の土屋(つちや)がやってきて、彼らの上司の「工藤さんがどうしても直接お会いしたいと」と言い、桜井は工藤の元に連れていかれる。桜井と対面した工藤純一(くどうじゅんいち)は、開口一番「トランクの岩城社長の死体はもう処分したんですか」と言う。車のトランクなど確認していなかった桜井は面食らうが、そのまま話は続き岩城の愛人に渡っているかもしれない大金を探し女を殺すように依頼されてしまう。その後車のトランクを確認した桜井は死体が無かったため安堵するが、代わりに血のついたナイフや雨カッパが残されており戦慄する。
一方、山崎と香苗は一緒に過ごす時間が増える中で互いに尊敬できるところを見つけていく。そして山崎は香苗が結婚相手を探していることを知り、香苗にふさわしい男になるため演技の道を真剣に目指すことを決める。
そんな中、香苗の父親である徳治が亡くなったという一報が香苗の携帯電話に入る。徳治の葬儀に参列した山崎は、香苗から「徳治のために結婚相手を探していたが今は本気で好きな人と結婚したい」と告げられる。そして香苗の実家で徳治が好きだったというクラシックを聴くが、山崎は何かに驚いた表情で何も言わずその場を後にしてしまう。
桜井は工藤からの依頼で「面倒なことに巻き込まれた」と感じていたが、岩城の愛人である井上綾子(いのうえあやこ)を観察していくうち、何もせずに見過ごすことはできないと考えるようになる。そして綾子を逃がすために画策するが、桜井を密かに見張っていた工藤にその計画がバレたことで桜井は逃走する。
自分を取り戻した山崎
桜井が命からがら山崎の家に戻ると、そこには全ての記憶を取り戻した山崎がいた。山崎の金を勝手に使ったことや、綾子を助けるための杜撰な計画を聞いた山崎は桜井をなじるが、「俺が助けてやる。その代わり、お前の人生このまま俺がもらうぞ」と告げる。
山崎はコンドウの部下である「吉田」を装い、仲たがいしたコンドウを吉田が始末することで事態を収束させる計画を立てる。しかし工藤らと対面した際に偶然香苗が居合わせてしまい、計画は失敗。桜井、山崎、香苗は逃走する。そんな中、桜井と香苗はこれまでの山崎の仕事は、血糊や刃先が縮むナイフなどを使ってターゲットを密かに逃がしていただけだったということを聞く。「だいぶ儲かったけどな。もう十分だよ、金は」と、山崎はしみじみとした表情で告げる。
身を隠していた三人だったが、香苗の車が置き去りになっていることで工藤らに香苗の身元がバレる可能性があることに気づく。香苗を守り落とし前をつけるため山崎は一人で工藤らの元に向かうが、逆に捕らえられてしまう。それを知った桜井と香苗は山崎を助けるため、工藤らが向かうという綾子の家に急ぐ。
不格好な逆転劇
工藤や山崎よりも先に、綾子の家に着いた桜井と香苗。しかしそこに行方不明になっていた綾子もいたため、工藤によって綾子もろとも始末されそうになる。絶体絶命のピンチを迎える桜井たちだったが、桜井の機転のきいた嘘や香苗の目利きにより、綾子の家の家具や絵画、ギターなどが工藤が探していた大金で購入されたものであることがわかる。工藤はそれらを譲り受けることと綾子を改めて始末することを条件に、桜井たちから手を引くことを決める。そうして綾子を連れて車に乗り込んだ三人は、「綾子の家に空き巣が入っている」と警察に連絡し、工藤らを警察に捕まえさせることに成功する。
山崎は密かに沖縄に逃げていた岩城の元に、綾子とその息子を送っていくことになる。香苗と桜井を車から降ろして沖縄へ向かう山崎だったが、桜井が理香と本気で結婚しようとしていたと聞いたことと、車内に残された二人の写真を見たことで香苗への想いが燃え上がる。一方香苗も山崎から預かっていたノートに「好きなもの 水嶋香苗」と書かれているのを目にし、山崎への想いを断ち切れず家を飛び出す。そして車に乗せたままの綾子をよそに、山崎と香苗は再会し熱い抱擁を交わすのだった。
『鍵泥棒のメソッド』の登場人物・キャラクター
主要人物
桜井 武史(さくらい たけし/演:堺 雅人)
舞台俳優を目指している、うだつの上がらない35歳。アパートの家賃を滞納するほど生活は困窮しており、元カノの理香にも改めて振られたことで自殺しようと考えるようになる。しかし、ひょんなことから見つけた銭湯の無料券を使ってお風呂に入ったことで、山崎の荷物と自分の荷物を入れ替えることに成功する。山崎に対して罪悪感を抱きつつもどんどん山崎のお金を浪費していく中、裏の社会の便利屋であるコンドウの仕事をも引き受けてしまう。
コンドウ / 山崎 信一郎(やまざき しんいちろう/演:香川 照之)
裏社会の仕事を請け負う中年の男。本名が山崎信一郎で、コンドウは仕事の際の通り名。8年前まで普通の便利屋をしていたが、離婚したことをきっかけに裏社会専門の便利屋となる。銭湯の浴室で転んで頭をうったことで記憶喪失になり、自分を「桜井武史」だと思い込んでしまう。記憶をなくした後も腐るようなことはなく、むしろ前向きに「桜井武史」としての人生を生きようと模索する。異様なほどに几帳面で、自宅や住み始めた桜井の家がキレイなこと、桜井のことについてまとめたノートの文字などからその几帳面さが伺える。
水嶋 香苗(みずしま かなえ/演:広末 涼子)
ある出版社の編集部で編集長を務める、35歳の女性。外見はシンプルな眼鏡にハーフアップ、きちっとした服装でいかにも真面目そうな雰囲気がにじみ出ている。何事もきちんと計画を立ててから行動しないと気が済まない性格。父の徳治の死期が近いことから結婚相手を探していたところ、記憶をなくした山崎に出会い惹かれるようになる。担当している雑誌は毎月テーマごとに最高級の品を紹介するという雑誌で、その編集の経験から綾子の家の物に大きな価値があることを見抜くことができた。
工藤とその周辺の人物
工藤 純一(くどう じゅんいち/演:荒川 良々)
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ここでは喫煙者である・あったと噂されたり報道されている女性芸能人をまとめた。喫煙者であることを公言している芸能人も載せている。広末涼子や柳原可奈子、加護亜依、榮倉奈々など、意外にも煙草を吸う女性芸能人は多いようだ。
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【仲間由紀恵】達筆な人も!?芸能人の書く文字まとめ【堺雅人】
文字はその人自身を表すといった諺が示すように、書く人の個性が強く出ます。丸々したものだったり、筆圧が強めだったり、ものすごく達筆でもはや読むことすらできないものもありますよね。この記事では、芸能人の書く文字についてまとめました。まるで芸術作品のような美文字には、惚れ惚れしますよね…。
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内斜視女子の魅力を徹底解説!広末涼子・小倉優子など盛りだくさん!
内斜視とは、正面を向いた際に瞳がより目のように近づく特徴を言う。広末涼子や小倉優子、アイドルグループ「SKE48」の矢神久美などが当てはまる。ここでは巷で「かわいい」と大人気の内斜視女子についてまとめた。
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【堺雅人】思わず見惚れる…?クセ毛や天パが美しい男性芸能人まとめ【向井理】
クセ毛や天パがコンプレックスという方は多いかと思いますが、芸能界ではそんな髪質さえも自分の個性として輝かせている人たちがいます。この記事では、クセ毛や天パが美しい男性芸能人を集めました。イケメン俳優からお笑い芸人まで、ラインナップは多彩です!個性的な髪型なのに、似合ってるから不思議ですよね。
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目次 - Contents
- 『鍵泥棒のメソッド』の概要
- 『鍵泥棒のメソッド』のあらすじ・ストーリー
- 入れ替わった二人の男
- 山崎の正体
- 自分を取り戻した山崎
- 不格好な逆転劇
- 『鍵泥棒のメソッド』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 桜井 武史(さくらい たけし/演:堺 雅人)
- コンドウ / 山崎 信一郎(やまざき しんいちろう/演:香川 照之)
- 水嶋 香苗(みずしま かなえ/演:広末 涼子)
- 工藤とその周辺の人物
- 工藤 純一(くどう じゅんいち/演:荒川 良々)
- 土屋(つちや/演:林 和義)
- 藤本(ふじもと/演:ウダ タカキ)
- 藤本の女(演:松山 愛里)
- ターゲットにされた人物
- 岩城社長(演:原 金太郎)
- 井上 綾子(いのうえ あやこ/演:森口 瑤子)
- 綾子の息子(演:安蒜 太人)
- 水嶋家の人物
- 水嶋 翔子(みずしま しょうこ/演:小山田 サユリ)
- 水嶋 京子(みずしま きょうこ/演:木野 花)
- 水嶋 徳治(みずしま とくじ/演:小野 武彦)
- 桜井の周りの人物
- 理香(りか/演:内田 慈)
- 大家さん(演:大谷 亮介)
- 香苗の周りの人物
- 大谷編集長(演:三上 市朗)
- 副編集長(演:李 千鶴)
- 編集部員A(演:柊 瑠美)
- 編集部員B(演:中谷 竜)
- 香苗が勤める出版社の受付嬢(演:安野 遥)
- その他の人物
- 映画監督(演:池田 成志)
- 助監督(演:久野 雅弘)
- 主演俳優(演:本宮 泰風)
- 主演女優(演:三村 恭代)
- 悪役俳優(演:中道 公壱)
- 元劇団員A(演:堺沢 隆史)
- 元劇団員B(演:中村 無何有)
- 元劇団員C(演:黒田 大輔)
- 桜井のアパートの住人A(演:田中 聡元)
- 桜井のアパートの住人B(演:荒川 結奈)
- 合コン男A(演:ムロツヨシ)
- 合コン男B(演:中川 晴樹)
- 医者(演:日比 大介)
- 救急隊員A(演:塚本 直毅(ラブレターズ))
- 救急隊員B(演:溜口 佑太朗(ラブレターズ))
- 警官A(演:鈴木 祥二郎)
- 警官B(演:廻 飛呂男)
- レストランの店主(演:小林 大介)
- 『鍵泥棒のメソッド』の用語
- メソッド
- 杜撰
- 血糊
- 『鍵泥棒のメソッド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桜井の理香への密かな想い
- 山崎信一郎「もう十分だよ、金は」
- 新たな人生を進み始めた山崎
- 『鍵泥棒のメソッド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「広末涼子」らしさを消し去って挑んだ水嶋香苗
- 恋する山崎信一郎で見えた香川照之の新たな一面
- 「鍵泥棒」のアイディアは内田けんじ監督の経験から
- 『鍵泥棒のメソッド』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:吉井和哉「点描のしくみ」