アットホーム・ダッド(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アットホーム・ダッド』とは、2004年にフジテレビの火曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は旺季志ずかと尾崎将也が手掛ける。主演は阿部寛。その他、篠原涼子や宮迫博之などが出演している。大手広告会社に勤める山村和之は、念願のマイホームを手に入れ、妻と娘と幸せに暮らしていたが、突然リストラされ、失業してしまう。和之は仕事が見つかるまで、専業主夫として家事をすることになった。家事は女の仕事だと馬鹿にしていた和之だが、妻の大変さを思い知り、家族について考え直すのだった。

『アットホーム・ダッド』の概要

『アットホーム・ダッド』とは、2004年4月13日から6月20日まで、毎週火曜日22時にフジテレビ系で放送されたドラマ。脚本は『結婚できない男』や『梅ちゃん先生』などを手掛けた尾崎将也と、『ストロベリーナイト』や『佐賀のがばいばあちゃん』などを手掛けた旺季志ずか。主演は阿部寛で、その他篠原涼子や宮迫博之、中島知子などが出演している。本作は平均視聴率16.9%を記録し、ATP賞2005優秀賞を受賞した。

大手広告会社に勤める山村和之(やまむらかずゆき)は、順調に仕事をこなし、念願のマイホームも手に入れ、妻の山村美紀(やまむらみき)と娘の山村理絵(やまむらりえ)と幸せに暮らしていた。しかしある日、突然リストラされてしまい、仕事を失ってしまう。そのため美紀は以前働いていた職場に復帰し、和之は仕事が見つかるまで専業主夫をすることになった。亭主関白で家事は女の仕事だと決めつけていた和之だが、家事の大変さを思い知り、美紀のありがたさを感じ、家族について考え直していく。

『アットホーム・ダッド』のあらすじ・ストーリー

専業主夫になる和之

広告会社で仕事をする和之

大手広告会社でCMディレクターとして働く山村和之(やまむらかずゆき)は、「家事は女の仕事」と決めつける古風な考えの持ち主。そんな彼には6歳になる娘の山村理絵(やまむらりえ)と妻の山村美紀(やまむらみき)がいる。そして和之は、ついに念願のマイホームを手に入れ、優越感に浸っていた。彼らの隣の家には杉尾優介(すぎおゆうすけ)と妻の杉尾笙子(すぎおしょうこ)、理絵と同い年の息子の杉尾亮太(すぎおりょうた)が住んでいる。杉尾家はかつて共働きだったが、笙子が人材派遣会社の社長として成功したのをきっかけに、優介は仕事を辞めて専業主夫になった。しかしそのことを知った和之は、「男としてのプライドはないのか」と優介をバカにしていた。

そんな中、和之は上司に子会社への異動を命じられる。ところが異動先の子会社が整理、解散し、行き場を失った和之は失業してしまった。それでも自分を欲しがるところはいくらでもあると考えていた和之だが、現実は厳しく、新しい仕事はなかなか見つからない。そこで美紀は和之に以前の職場から、「また仕事を始めてみないか」と誘われていることを伝える。しかし和之は「主夫なんてみっともない」と拒絶し、家を出て行ってしまう。そこで優介と遭遇した和之は、彼から主夫としての苦労話を聞く。しかし上から目線でプライドの高い和之にイラ立った優介は、「プライドが邪魔して主夫ができないなんてくだらない」「肩書にくっついてるプライド捨てたって死にはしない」と言い放った。その後、家に戻った和之は娘の理絵の寝顔を見つめ、この生活を守りたいという気持ちに変化する。そして次の仕事が見つかるまでの間、主夫の仕事を始めることを決意したのだった。

専業主夫として奮闘する和之

理絵(左)を抱えて走る和之(右)

和之の専業主夫としての初日は、波乱のスタートとなる。和之が朝食の皿洗いや理絵の支度に戸惑っているうちに、幼稚園の送迎バスの時間が迫る。彼は急いで理絵を抱えて走ったが、停留所は別の場所だった。何とか理絵を幼稚園のバスに乗せた和之に、優介は「困ったことがあれば、いつでも言ってください」と声をかけるが、彼は「お気持ちだけいただきます」と不愛想に返す。そんな和之の態度に、優介はムッとした。その後も和之は家事に悪戦苦闘する。そうこうしているうちに幼稚園の送迎バスの時間を忘れていたことに気づき、急いで理絵を迎えに行くが、理絵は保護者のボスである岩崎真理江(いわさきまりえ)が預かってくれていることが判明。そこで和之が真理江の元を訪ねると、そこには優介や近所の人たちの姿もあった。和之はすぐに帰ろうとしたが、優介に「親の付き合いは子供に影響する」と忠告され、渋々その場に残る。すると真理江のラッピング講習に付き合わされる羽目になり、会費まで徴収された。ようやく家に帰った和之だが、リビングはやりかけの家事で散らかり放題。見かねた優介は「主夫業をバカにするのは、ちゃんとできるようになってからにしたらどうか」と和之に声をかける。そして「手伝ってほしいですか?」と尋ねる優介に、和之はついに「お願いします」と頭を下げた。それから和之は優介の助けを借りて、洗濯や料理をした。仕事から帰宅した美紀は和之が作った料理を絶賛したが、理絵に「本当はお隣さんが作ったんでしょ?」とこっそり尋ねる。しかし和之が奮闘している姿を見ていた理絵は、「パパが一生懸命作ったんだもん」と言い張った。

その後も和之が慣れない家事に奮闘する中、美紀は精力的に仕事をこなす。そして仕事帰りに、美紀は上司の上田聡(うえださとし)に車で家まで送ってもらった。しかしそこへ通りがかった真理江は、上田が美紀にキスをしているように見えてしまう。真理江は後日、和之にそのことを知らせる。その日和之は晩ごはんの準備をしたにもかかわらず、美紀が仕事の付き合いで帰りが遅くなったことにも不満が溜まっていた。そのため和之は帰宅した美紀と口論になり、家を出ていく。すると優介が結婚記念日を忘れていた笙子に腹を立て、公園で不貞腐れていた。和之は自分も結婚記念日を忘れてばかりだったと思い返し、美紀の気持ちを分かっていなかったと反省する。そして家に戻った和之は、作ったビーフシチューを美紀と一緒に食べて仲直りした。そんな中で美紀の母親である麻生光江(あそうみつえ)が、突然家を訪れ、和之が主夫をしていることがバレてしまう。光江は「男が主夫をやるなんてみっともない」と呆れ、「自分がこの家の主婦をやる」と言い出した。その後、理絵が真理江の息子である岩崎翼(いわさきつばさ)を突然泥んこの中に押し倒し、問題になってしまう。光江は父親が子供を世話しているせいだと決めつけた。和之は理絵を厳しく問い詰めるが、理絵は押し黙ったままトイレに閉じこもってしまう。しかしその後、理絵が翼に和之の作ったカバンが原因で馬鹿にされていたことが判明。そしてトイレの扉をこじ開けると、理絵が和之の作ったカバンを抱いたまま眠っていた。それを見た光江は自分の出番はないと悟り、実家に戻っていった。その後、笙子の妊娠が判明する。しかし優介は家事と子育てで一生を終わって良いのか悩み、働ける場所を模索した。笙子は優介が心から子供を望んでいないことに気づいており、子供を諦めると決断した。優介は情けなくなり、一人涙を流す。その後参観日があり、子供たちが母親の似顔絵を書いたエプロンを母親にプレゼントする。しかし亮太は優介の似顔絵を書いて、彼にプレゼントした。それをきっかけに優介は一番大事なことは、亮太と笙子と笑って暮らすことだと気づく。そして優介は腹をくくって専業主夫をやることに決め、子育てするので笙子に子供を産んでほしいと説得することにした。そんな彼のことを和之は、「すっげーカッコいい」と称賛した。

幼稚園でシンデレラの劇をやることになり、理絵がシンデレラの役に選ばれた。しかし幼稚園の先生である倉本冴子(くらもとさえこ)は、真理江に台本の書き直しを要求される。悩んだ冴子は優介と和之に相談し、和之も台本作りを手伝うことになった。そんな中、美紀は正社員にならないかと誘われたが、和之は「俺の仕事が決まったら理絵の世話はどうするんだ」と反対。美紀は共働きを希望するが、和之の気持ちは変わらず喧嘩になってしまった。そのため美紀は理絵のことを考え、仕事を続けることを諦めようとする。しかしその後、シンデレラの劇中で理絵が「外で働きたい。自分を大切にしなきゃ、家族も大切にできないと思う」と、和之の書いたセリフで王子様に要求する。王子様役の翼は、その要求を許可した。それを見た美紀は和之に仕事を続けることを許可してもらえたと気づき、彼に感謝した。しかし結局美紀が正社員になるという話は、はぐらかされてしまった。そして再び和之と美紀は口論になる。一方、杉尾家も喧嘩となり、妻同士、旦那同士で愚痴を言い合う。そんな中、和之は真理江に幼稚園のフリーマーケットでたこ焼き屋をやるよう命じられる。そこで和之は優介に手伝ってもらい、たこ焼きを焼く練習をしたが、上手くいかなかった。フリマ当日、和之は一人で寂しくたこ焼きを焼く。そこへ美紀が理絵と共にやってきて、「たこ焼きのことなら詳しいから何でも聞いて」と声をかけるが、和之は「こんなこと男が真剣にやるもんじゃない」と素っ気なく返す。すると理絵は「パパカッコ悪い」と言い放った。美紀は「理絵にカッコいいところ見せたら」と和之を説得する。和之はようやくやる気を出し、美紀や理絵も手伝ってたこ焼きを売り、店は大盛況となった。そして山村家と杉尾家は無事に仲直りしたのだった。

和之の気持ちが変化

理絵の誕生日パーティーをする場面

理絵は和之たちに突然「お受験がしたい」と言い出した。真理江の息子の翼がお受験することになったようだ。和之も美紀も公立校を考えていた。しかし真理江から勧められたことにより、和之の気持ちは揺らぎ、「お受験させる」と言い出す。そして本番に備えて親子三人で模擬面接を受けることになった。優介も亮太をお受験させることに決め、互いに面接の練習を始める。しかし模擬面接当日、和之は頭が真っ白になり、失敗してしまう。面接官からは「親が子供の足を引っ張ってどうするのか」と厳しく注意されたが、「良い家族だ」と褒められ、美紀は喜んだ。そんな中、面接は真理江たちの番になったが、彼女の夫は面接会場に現れなかった。真理江は恥ずかしさから翼と共に逃げ出し、和之たちは彼女を追いかける。そして和之は真理江に「カッコつけてもボロが出るし、正直な方が助け合えることもある」と語りかける。すると真理江は夫に女がいること、別居状態であることを打ち明けた。そんな彼女を、翼は「ママ、僕がいるよ」と励ました。結局、和之と優介は気が変わり、お受験させることを止めた。

その後、理絵の誕生日が迫り、彼女は「おとぎハウス」を欲しがるが、それは高額だった。困った和之は急遽節約を始めるが、簡単にお金は溜まらない。笙子を通してそのことを知った美紀は、アルバイト仕事で受け取った3万円を和之のプライドを傷つけないよう、さり気なく渡そうとするが、彼はすぐに勘づき、喧嘩になってしまう。しかし優介に、「俺たちは家事をちゃんとやってるんだから、素直に奥さんからお金をもらえばいい」と言われた和之は、美紀と仲直りし、3万円を素直に受け取った。しかし高額なプレゼントは贅沢なので、そのお金は理絵のために貯金しようと二人で決めた。誕生日当日、和之は真理江からバースデーケーキの作り方を教わり、理絵のために豪華なケーキを作る。そして和之たちは部屋を飾り付けて誕生日パーティーを開き、理絵は喜んだ。和之は誕生日プレゼントのことを理絵に謝ろうとするが、理絵は「おとぎハウスはいらない。だってこの部屋がおとぎハウスみたいだもん」と話した。そんな彼女の言葉に、和之は救われた。

その後、和之は優介の誘いでスーパーのパートをすることになった。しかしパートの仕事と家事の両立は、想像以上にハードだった。そんな中、和之は責任者の村田から土曜日に仕事を頼まれ、引き受ける。しかし土曜日に急遽真理江の家で、親子参加のお好み焼きパーティーが開かれることになった。休日だが美紀も仕事に行かなければならないため、優介に理絵を頼むことにした。ところがパーティー中、理絵は美紀が会社で使うMOを落としていることに気づき、一人で勝手に外へ出て行ってしまう。優介から連絡を受けた和之は、急いで探しに行こうとするが、理絵が迷子センターにいることが判明。理絵から事情を聞いた和之は彼女と一緒に、美紀の会社にMOを届けに行った。そして和之はパートを辞めることを決意すると同時に、美紀が理絵が生まれる前、仕事と家事を両方やっていたことを感謝するのだった。

和之の決断

上海行きを理絵(右)に話す和之(左)

和之が退社前に手掛けたCMが、権威ある賞を受賞した。CM業界の有力者たちが集まる授賞パーティーに出席した和之は、再就職に一歩近づいた。そんな中、理絵が予防注射をすることになったが、理絵は注射嫌いのため、和之は公園に遊びに行くと嘘をついて彼女を病院に連れて行く。理絵は頑張って注射を受けたが、嘘をついて連れて行かれたことに怒ってしまった。美紀が出張で熱海へ行っている間、和之は理絵と仲直りするため、彼女を水族館に連れて行く。しかし理絵が途中で熱を出してしまい、和之は慌てて家に帰宅して必死に看病する。そこへ和之のかつての部下の加藤から電話がかかり、「クライアントがフリーのディレクターを探しており、今すぐ会いたいようだ」と知らされる。しかし理絵を放っておくわけにいかないため、和之はその仕事を断った。そして和之は付きっきりで理絵を看病する。翌日理絵は無事に熱が下がり、すっかり機嫌も直っていた。

後日、和之はとある会社に、5年間上海に赴任してCM制作をする仕事を持ち掛けられる。和之は喜んだが、彼が仕事を始めるためには美紀が仕事を辞めることになり、理絵も友達と離れ離れになる。そのため美紀は反対するが、和之は「自分のやりたい仕事ができそうなんだ」「仕事の話を聞いて世界が変わった」と話しをする。すると美紀は上海に行くことを承諾してくれた。しかし美紀を正社員にするつもりでいた上司の上田は、「ご主人に単身赴任してもらうことはできないのか」と説得し、美紀の気持ちは揺れ動く。一方、和之は理絵に上海に行くことを伝えるが、彼女はあっさり上海行きを賛成した。ところが後日、理絵と亮太が突然幼稚園から姿を消す。連絡を受けた和之と優介は慌てて家を飛び出し、捜し回った。すると理絵たちは警官に発見され、パトカーに乗って帰ってきた。理絵たちはもう一緒に海に行けなくなるため、二人で海に行こうとしていたらしい。その出来事を機に、美紀は和之に単身赴任の話を持ち掛ける。和之はショックを受けるが、彼女の気持ちを理解し、受け入れようとする。しかしその姿を見た美紀は、「やっぱり三人一緒じゃなきゃダメ。三人で上海に行こう」と告げた。後日、山村家は三人で海に出かける。そこで家族との時間を過ごした和之は、一番大切なことは仕事ではなく、美紀と理絵の笑顔だと気づく。そして本当は仕事を続けたいという美紀の本心を聞き出した和之は、上海行きをやめることを決意。東京で仕事が見つかるまで、主夫を続けることにした。その直後、真理江の家で山村家の送別会が開かれたが、美紀は少し気まずそうに上海行きが中止になったことを伝えた。そのため一同は和之の主夫業続行を祝して、乾杯するのだった。

その後の山村家と杉尾家

夕食を食べる笙子(左)と優介(右)

和之が上海行きを中止し3か月経過したが、彼は相変わらず専業主夫を続けている。主夫業への意識は大きく変わったが、家事の腕前はまだまだ発展途上。仕事を続けることになった美紀も理絵も、そんな和之を応援している。一方、優介が開設したホームページは好評で、全国の主夫から「カリスマ主夫」として相談を受けている。そして笙子は臨月を迎えていた。自宅出産を希望しているため、助産師の越川佳恵(こしかわよしえ)から説明を受けるが、優介は不安でいっぱいだった。そのため、優介は入れ込み過ぎてぎっくり腰になってしまったが、笙子は何とか出産を無事に終え、元気な赤ちゃんが生まれたのだった。

『アットホーム・ダッド』の登場人物・キャラクター

山村家

山村和之(やまむらかずゆき/演:阿部寛)

本作の主人公。美紀の夫であり、理絵の父親。大手広告会社のCMディレクターとして働いていたが、会社をリストラされ主夫になる。専業主婦を女の仕事だと考え、バカにしていたが、家事の大変さを思い知り、美紀の偉大さに気づいた。プライドが高く、無器用で口下手だが、家族を大事に思っている。海外赴任の話もあったが、家族のことを考え、東京で仕事先を探しながら主夫業を続けることを選んだ。

山村美紀(やまむらみき/演:篠原涼子)

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テレビで活躍する芸能人。年を取るにつれてスタイルが変わることなど珍しいことではないが、中には「病気にでもなったのか」と心配するほど太ってしまう者も少なくない。 ここでは、そんなファンから不安の声が上がるほどに昔と今とで体形が大きく変わってしまった女性芸能人を紹介する。

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映画『ハダカの美奈子』がヤバすぎるとして炎上!林下清志(ビッグダディ)元妻の自叙伝が原作

映画『ハダカの美奈子』がヤバすぎるとして炎上!林下清志(ビッグダディ)元妻の自叙伝が原作

映画『ハダカの美奈子』がヤバすぎるとして炎上したことがありました。林下清志(ビッグダディ)元妻の自叙伝を原作にしていることから映画の内容もほぼ実話ベースであること、何かと世間を騒がせていた中島知子が主演を務めたことなど、いろいろな点がネット民を刺激したようです。

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元「雨上がり決死隊」宮迫博之と仲が悪い&共演NGとされている芸能人まとめ!熊田曜子や加藤浩次も!?

元「雨上がり決死隊」宮迫博之と仲が悪い&共演NGとされている芸能人まとめ!熊田曜子や加藤浩次も!?

元「雨上がり決死隊」の宮迫博之と、不仲であると言われていたり共演がNGとされたりしている芸能人をまとめた。また、その理由をエピソードとともに詳細に記載している。 宮迫博之と不仲&共演NGとされている芸能人の中には、熊田曜子や加藤浩次も含まれているという。特に熊田曜子との不仲は、彼女が自分に対して不誠実な対応をしたことに宮迫が怒ったことが原因とされている。

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【阿部寛】インパクト強すぎ!「公式サイト」が個性的な芸能人まとめ【堂本剛】

【阿部寛】インパクト強すぎ!「公式サイト」が個性的な芸能人まとめ【堂本剛】

芸能人の公式サイトは、ファンの方であれば必ず誰もが一度はチェックしに行きますよね。いざサイトを訪れてみたとき、ものすごく強烈な印象を抱いたことはないでしょうか。芸能人とは思えないほどあまりにもシンプルな作りになっていたり、まるで絵画のような豪華な世界観がトップページになっていたりと様々です。この記事では、そんな公式サイトのインパクトが強烈な芸能人についてまとめました。あなたの推しの公式サイトはどんな感じですか?

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【藤原竜也】女性が選ぶカッコイイ芸能人まとめ【阿部寛】

【藤原竜也】女性が選ぶカッコイイ芸能人まとめ【阿部寛】

芸能界で活躍する男性の中には、「カッコイイ!」と思わず叫んでしまうような人もたくさんいますよね。この記事では、そんな彼らの中でも特に女性から見て「カッコイイ」と思う男性芸能人についてまとめました。あなたが好きな人も入っていたら嬉しいです。ジャニーズ事務所の方々については、キリがないので除外しました。悪しからず…。

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【篠原涼子】実は歌手だった!?紅白歌合戦に出場していた女優・芸人まとめ【ドリフターズ】

【篠原涼子】実は歌手だった!?紅白歌合戦に出場していた女優・芸人まとめ【ドリフターズ】

メディアで様々に活躍する女優や芸人たち。その中には、過去に『NHK紅白歌合戦』に歌手として出場していたことがある人物がいます。この記事では、そんな彼ら/彼女らについてまとめました。これを読めば、きっとあなたも「え、あの人も出てたの!?」と驚かずにはいられないでしょう。

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