SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス(Gジェネジェネシス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』(Gジェネジェネシス)は2016年にバンダイナムコエンターテインメントから発売された『機動戦士ガンダム』シリーズの世界観を追体験できる戦術シミュレーションゲームである。『SDガンダム ジージェネレーション』シリーズ初のHD化作品で、ユニットのモデリングは全て一新された。また戦闘シーンにおけるCGアニメが全身を使ったものへと進化し、より臨場感のある戦いを楽しめるようになった。

声:飛田展男
エゥーゴへの逃亡
宇宙世紀0087年3月2日、ホワイトベースのキャプテンだったブライト・ノアが指揮する旅客用小型シャトルであるテンプテーションが入港したため、彼に会いに行くべく仮病を使って空手部をサボり、ファとともにグリーン・ノアの宇宙港へ向かうが、同僚であるカクリコン・カクーラーを迎えに来ていたティターンズの将校ジェリド・メサに「女性的な名前」を馬鹿にされ激昂し、ジェリドを殴りつけMPに逮捕される。ジェリドの操縦するガンダムMk-IIの墜落事故のどさくさに紛れて脱走し[5]、偶然始まったエゥーゴによる同機の強奪作戦に個人的なティターンズとMPへの復讐心から加担し、そのままエゥーゴのクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)らと共にグリーン・ノアを脱出する。
両親との死別
上記の行動により、ティターンズに協力していた両親がバスク・オムによって人質にされてしまい、簡易カプセルに閉じ込められた母ヒルダはジェリドのハイザックに撃たれてカプセルを破壊され、生身のまま宇宙に放り出される。父のフランクリンは一度は救出されるが、彼はアーガマからリック・ディアスを強奪、そこをエゥーゴとティターンズの戦闘に巻き込まれ死亡し、結果的に両親を失う結果となる。これによりティターンズの本質を知ったカミーユは、ティターンズと戦う決意を固めていく。
ガンダムMk-IIの専属パイロットに
エゥーゴの指導者であるブレックス・フォーラや、ヘンケン・ベッケナー、クワトロらからニュータイプとして天賦の資質があると見込まれ、エゥーゴの正規パイロットになることを薦められる中、MSの訓練を受けていない民間人でありながら、連邦軍のベテランパイロットであるライラ・ミラ・ライラを撃墜するという戦果を挙げ、アーガマのクルーからはアムロ・レイの再来と称される(ただし、カミーユとしてはアムロと重ねられるのは迷惑だったらしく、アムロ本人に出会ったときにそれを打ち明けている)。それ以来カミーユは、ガンダムMk-IIの専属パイロットとなり、ニュータイプの資質を開花させていく。また、同じ時期に、ティターンズより転向したエマ・シーンの窮地を察知し、それを救うという活躍を見せる。
だがその一方で、エゥーゴのスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクスから社長の意向を伝えに来たウォン・リーに、ハロの修理に専念していたためミーティングに遅刻したことをとがめられ、それに対し謝ろうとせずに反論して殴打による「修正」を受けたり、しばらくの間そのことからふてくされた態度をとって、エマに殴打と叱責をされるなど精神的に未熟な面も多々ある(テレビ版のみ)。
地球への降下
同年5月、ジャブロー基地への攻撃作戦のため地球に降下し、地球連邦軍の守備隊やジェリドらティターンズと戦うが、ジャブローの地下に核爆弾が設置されていることがわかると地上での支援組織「カラバ」と合流して脱出する。この戦いでも、先に地上に降下したものの囚われの身となっていたレコア・ロンドの居場所を感知し、一緒にいたカイ・シデンとともに救出する活躍を見せている。
その後、宇宙への離脱を図る中でアムロ・レイやカツ・コバヤシらと出会う。その出会いの中で、あくまで自分の正体を明かそうとしないクワトロの、逃げ隠れするような姿勢に苛立ちを隠せないカミーユは、「修正」と称して殴りかかる。なお、小説版では正体を察した上で陰で笑い話の種にし、劇場版ではハヤト・コバヤシとカイとの会話から正体がシャア・アズナブルであることを察し、殴りかかってはいない。
フォウとの出会い
その後、ニューホンコンでブライト・ノアの家族とも出会い、カラバのアウドムラ追撃の指揮を執っていた連邦軍のベン・ウッダーにより彼らとアムロが人質になった際には、マリン・ハイザックと交戦し、これを撃破して人質奪還のきっかけを作るという活躍を見せるが、敵側の強化人間・フォウ・ムラサメとの運命的な出会いは、地球に降りたカミーユにとって大きな出来事となる。
彼女と出会い、淡い恋に落ち短いデートの中で口付けを交わすほどの仲となるも、サイコガンダムのパイロットである彼女と戦うことになる。しかし、互いに名前へのコンプレックスを持っていたことからカミーユはフォウとの交戦中、彼女に心中を打ち明ける。それに応えたフォウの捨て身の行動と、アムロ達アウドムラのクルーの援護によって宇宙へ離脱。フォウと別れる直前カミーユは、彼女に対して初めて、今までコンプレックスだった自分の名前が好きだと告げる。
Ζガンダムの専属パイロットに
宇宙に戻ると彼自身の意見も設計に反映された[注 3]Ζガンダムが新たに配備され、カミーユの愛機となる。これにより、それまでガンダムMk-IIが自身のニュータイプ能力についていけず、敵機との機体スペック差により劣勢を強いられていたカミーユは、驚異的なスペックアップを果たすことになる。
フォウとの再会、そして死
同年11月、クワトロと共に地球へ降下し、キリマンジャロ基地への攻撃作戦に参加するが、そこで死んだものと思っていたフォウと再会。以前より洗脳が強化されているが、必死の説得で心を取り戻した矢先にジェリドの攻撃からカミーユをかばい、フォウは絶命する。彼女の死はカミーユの心に大きな傷を残すことになり、一部始終を見ていたシャアとアムロは、7年前と同じ過ち(ララァ・スンの死)を予感しながら防げなかったことを後悔する。そしてカミーユは、彼女の死をきっかけにニュータイプとして自分に与えられた役割を意識し、そして地球圏の現状に向かい合うようになる[6]。
ハマーンとの戦闘
宇宙世紀0088年2月2日、再び宇宙へ上がったカミーユは、「アクシズ」からグリプス2(コロニーレーザー)を奪取するためのメールシュトローム作戦において、ハマーン・カーンの駆るキュベレイと交戦。戦闘中、ニュータイプ同士の精神的邂逅を起こすが、解り合う直前にハマーンに拒絶されてしまう。その後、小惑星アクシズ周辺空域で、一度はカミーユを兄と慕ってきた強化人間のロザミア・バダムと交戦。精神が崩壊したロザミアの姿にフォウの幻影を見る中で、アーガマを守るため止むなく撃墜する。
グリプス戦役の最終決戦
2月21日、グリプス戦役の最終決戦。カツやヘンケン、エマなど親しい人間だけでなく、ジェリドやレコアといった敵味方問わず生命が次々と散っていく激戦の中で、カミーユのニュータイプ能力は人々の死の思いや叫びを受け止め続け、もともと繊細で不安定だったその心は苦悩と怒りの限界に達しようとする。その苦悩と怒りは、グリプス2内でのクワトロ、パプテマス・シロッコ、ハマーンらの身勝手な言い争いを聞かされ、バスクたち身勝手な大人たちに反抗した彼らもまた身勝手な大人と化してしまったことを目の当たりにして幻滅することで、さらに高まる。
そしてついにカミーユは、死闘の末に一番許せない相手であったシロッコを撃破するが、同時にシロッコの断末魔と共に発せられた青い光(シロッコのニュータイプの力と言われている[要出典])を浴びる。

クワトロ・バジーナ

声:池田秀一
カミーユとの出会い
宇宙世紀0087年3月、アポリーとロベルトを率いてリック・ディアスでサイド7・グリーン・ノア1に潜入し、ティターンズの新型モビルスーツガンダムMk-IIの奪取を図る。グリーン・ノア1の民間人であるカミーユ・ビダンの協力もあり奪取に成功。この事件が引き金となりエゥーゴとティターンズとの間で本格的な武力抗争が始まる(グリプス戦役)。
その後、サイド1・30バンチで、ティターンズのやり方に疑念を抱いてアーガマへ投降したエマ・シーンに対し、ティターンズの横暴を説く。また月面都市アンマンで、部下のキグナンからアクシズが地球圏に向かっていることを知らされる。
宿敵アムロ・レイとの再会
同年5月、地球でシャアは7年ぶりに宿敵であるアムロ・レイと再会することになる。だが、シャアはそのアムロに運があるという印象は持てても、それほど秀でているという印象はなかった。そして、シャアは「普通」という意味の重さを知ったのだった[12]。
作戦失敗の多発
同年5月、連邦軍本部ジャブローへの攻撃に参加するため地球に降下するが、連邦本部はすでに移動していたため、目的が果たせず作戦は失敗。作戦後は、支援組織カラバと合流し地球からの離脱を図る。
同年8月、ティターンズのアポロ作戦阻止に動くが作戦は失敗。その後、エゥーゴの指導者であるブレックス・フォーラと共に議会に出席するが、政府の腐敗ぶりを目の当たりにし、失望する。さらにブレックスがティターンズに暗殺され、死の間際のブレックスから「シャア・アズナブル」としてエゥーゴを託される[14]。
アクシズとの接触
同年10月、地球圏に帰還したアクシズと結盟するため、使節団の一員としてグワダンに赴くが、ハマーンの歪んだ教育を受け、傀儡君主と化したミネバの姿に憤慨し、確執が表面化して交渉は決裂する。
同年11月、衛星軌道上からカラバによるキリマンジャロ基地へ対する攻撃を支援する予定であったが、ヤザン・ゲーブルが率いるハンブラビ隊の奇襲を受け、地球への降下を余儀なくされる。降下後、アウドムラをはじめとするカラバの攻撃隊と合流し、攻略戦を指揮。キリマンジャロを制圧した後、世論を味方につけるためカラバ、ルオ商会の協力を得てダカールの連邦議会を占拠して全世界にテレビ中継で演説を行う。この時シャアは自らがクワトロ大尉としてエゥーゴに参加していたことを明かし、ジオンの遺志を継ぐ者として演説することで、自身の発言と行動に絶大な説得力を与え、ティターンズの非道を糾弾して、エゥーゴの正当性を訴えた[注 7]。この演説と、演説を妨害しようとしたティターンズのエゥーゴへの攻撃により議会が被弾したことによって、議員だけでなく地球の一般市民、さらにはティターンズ内部にまでもティターンズに対する不信感が生まれ、戦局はエゥーゴに傾く。
三つ巴の戦い
宇宙世紀0088年2月、エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの三つ巴の戦いとなる。最終局面、グリプス2(コロニーレーザー)内で、ハマーンのキュベレイとシロッコのジ・Oと激戦を繰り広げ、グリプス2を守り抜きティターンズ艦隊を撃破する。しかし、その後のハマーンとの交戦の際、乗機である百式は大破、戦艦の爆発に巻き込まれ、行方不明となる。この後『Ζガンダム』はコックピットハッチが開いた状態で浮遊する百式が映し出されて幕を閉じる。
ゲーム『機動戦士Ζガンダム』では三つ巴の戦いの直後の状況が映像化され、大破した百式から出てカミーユの精神崩壊を感じ取っている。また、その後は連れ出されたミネバを保護する描写もある。また、アクシズ時代のジオン軍服を着たシャアがキュベレイの前に立つ描写もある。
ゲーム『SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ』ではグリプス戦役中にガンダムMk-II以外にLRX-077 シスクードの奪取も行っているが、あくまでゲーム独自要素(宇宙世紀物以外との絡み、時系列の無視など)があり、正史扱いは難しい部分がある。

アポリー・ベイ

アーガマのモビルスーツ (MS) パイロットで、階級は中尉。フルネームは劇場版IIからで、テレビ版では単に「アポリー」である。

ガンダムMk-II奪取作戦から実戦に参加し、ロベルトと共にクワトロを補佐。MSの操縦技術は高く、リック・ディアス隊の指揮を任されるなどアーガマ隊を支える。また、第12話で宇宙に戻るシャトルのパイロットを務めた時には「自分の操縦に文句のあるヤツには100ドル払ってやるから、黙ってくれ」との旨を伝えて乗員の不安を沈めたり、ゼダンの門の攻略戦時にはその作戦をもぐら叩きに例えたりと、ムードメーカー的な言動で仲間の不安を払拭したりもしている。また第13話では、カウントダウン中に起きた盟友ロベルトの戦死に涙しつつも任務に徹し、シャトルを発進させている。

平時においてはカミーユらの良き兄貴分であり、艦長ブライト・ノアらクルーの信任も厚いが、45話におけるゼダンの門攻略戦時にファ・ユイリィのメタスを庇い(小説・映画版では隙を突かれて)、ジェリド・メサが駆るバイアランに撃墜され戦死。

ロベルト

声:塩屋浩三
エゥーゴ所属のMSパイロットで、階級は中尉。リック・ディアスに搭乗し、クワトロ(シャア)を同僚のアポリーとともに補佐する。

『Ζ』劇中では、グリプス戦役時、アポリーと共にアーガマの中心として活躍するが、ブランが搭乗するアッシマー(小説版ではロザミアのギャプラン)の攻撃で戦死する。また、劇場版では戦死の描写が無く、いつの間にか登場しなくなっている。

レコア・ロンド

声:勝生真沙子
月面都市出身の23歳。物語開始時はエゥーゴに所属しており、情報収集を主に担当する女性士官(階級は少尉)。物語前半ではクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)と懇意の関係にある。
一年戦争で両親を亡くし、自身は反ジオンのゲリラとして活動するが、のちに地球連邦軍を経てエゥーゴへ入隊、中核メンバーの一人となる。 グリプス戦役開戦後は地球連邦軍の本拠地であるジャブローへ侵攻する作戦に先駆け、スパイとして潜入するため地球へ降下。同じくジャブローに潜入しようとするジャーナリストのカイ・シデンとともに連邦兵に捕らえられ幽閉されるが、作戦中にその存在を感じ取ったカミーユに救出される。のちに、ここで連邦兵に「辱めを受けた」と告白しており[4][5]、このことが以降の行動にも影響を及ぼすことになる。再び宇宙に上がってからはMSパイロットへと転向し、メタスの搭乗員としてアーガマMS隊の戦力の一翼を担い、ファとメタスのパイロットの座を争うこともある。

闘いと政治に没頭していくクワトロへの一方的な失望から、やがて自分の存在意義に戸惑いを覚えるようになる。そんな最中、スパイとして潜入したジュピトリスで出会ったシロッコに興味を抱くようになり、やがてそれは戦闘中の混乱に紛れてティターンズに投降してしまうという、当初は自身にも不可解な結果をもたらすことになる[6]。なお、劇場版ではジュピトリス潜入の描写がカットされたことに伴い、捕虜になったシロッコの部下サラ・ザビアロフとの会話から彼のことを知り、興味を抱くという描写がなされている。

ティターンズ投降後
シロッコとの出会いにより女性としての充足を得るが、一方で自分を利用しようとする彼の本質も見抜く。それは自身の危険を好む性質を呼び覚まし、みずからシロッコ直属の手駒となり、ティターンズ軍人(階級は少尉)として参戦することとなる。アーガマのクルーには戦死したと誤認されているが、のちに敵同士として再会することとなり、カミーユやファに暗い影を落とす。

投降したティターンズでも最初はスパイと見なされ、戦艦アレキサンドリアの艦長ガディから疑いの目を向けられる。クワトロが百式のメガ・バズーカ・ランチャーで同艦を狙っていることを感じ取り、ガディに同艦の退避を進言、その直撃を回避させるなどの行動で自分がスパイでないことを証明しようとする。しかし、その後もバスク・オムのいるドゴス・ギアに配属された際にはティターンズへの忠誠心を試され、不本意ながらサイド2のスペースコロニー・21バンチに毒ガスを注入し、コロニー住民を皆殺しにする作戦の指揮を執る。なおこのとき、作戦が失敗してもその指揮を執ったことで忠誠を誓ったことが立証できるという理由から、エゥーゴのアーガマ隊が来てこの作戦を阻止してくれることを期待するが、同隊の到着が遅かったためにやむなく毒ガス注入をおこない作戦を完遂する。こうしてティターンズへと転向するものの、アーガマのクルーを完全に敵視できず、カミーユとの交戦の際にはグリプス2のコロニーレーザー完成を彼に教え、アーガマを撤退させるよう忠告したり、ファの搭乗するメタスをかばって味方のバーザムを撃墜したり、ヤザンの操縦するハンブラビの海ヘビに拘束されたカミーユのΖガンダムにとどめを刺そうとする際には若干躊躇している。また、無意識のうちにシロッコよりカツ・コバヤシをかばい、その態度をカミーユに「レコアさんは勝手だよ」と批判される。

物語終盤においてエマと対決するが敗れ、戦死。劇場版では、最期に「男達って、戦いばかりで、女を道具にしか使えないんだから」との台詞を残す。その後、シロッコとの最終決戦に臨むカミーユに力を貸す魂のひとつとして登場する。

ファ・ユイリィ

声:松岡ミユキ
ミーユがガンダムMk-IIを強奪したことが原因で、彼と知り合いという理由からティターンズに追われる身となり両親と生き別れる。程なくしてブライト・ノアの手引きで宇宙巡洋艦アーガマに難民として収容され、すでにエゥーゴのモビルスーツパイロットとなっていたカミーユと再会を果たす。戦時における感覚の差異から当初はすれ違いを生むが、自身もカミーユを案じてパイロットとなるべく志願して訓練を受ける。

月での訓練修了後、アーガマにΖガンダムを運搬する役割をもって帰属。以降エゥーゴ軍曹、補欠パイロットとしてグリプス戦役に参戦することとなる。元来はごく一般的な少女であり、軍人としての適性があるとは言い難いが、戦況の悪化と何より自身の意志の強さが戦線離脱を許さず、レコア・ロンドと併用される形でメタスのパイロットとなる。レコアの離脱までは出撃の際にハロを使って出し抜くなどしてメタスを奪い合う。戦災孤児のシンタとクムの世話役を引き受け、周囲の理解と協力を得ながらパイロットとして、人間として成長していく。

常に非情な現実に向き合い続けるカミーユの傍らで常に彼を想い、その心を支えるが、当のカミーユ本人はホンコンシティで出会ったフォウ・ムラサメに心を惹かれ、ファのことは幾分ぞんざいに扱う(ファはフォウの存在を知らない)。カミーユに近づく女性に対しては嫉妬心を露わにする場面もあり、エマと話しているのを面白くないと思ったり[3]、カミーユがサラ・ザビアロフの尋問を行った直後にはカツ・コバヤシに煽られてカミーユに食ってかかる。カミーユが自分の兄であるとの洗脳を受けたロザミア・バダムに対しては「兄の理想の恋人」とおだてられ、警戒はするもののある程度は受け入れている。敵に回ったレコアに真意を問うため戦闘中にモビルスーツを降りたり、再強化でアーガマ滞在時の記憶を失ったロザミアから銃口を突きつけられながら必死に説得を試みるなど、気丈な振る舞いが目立つ。

劇中終盤には艦隊の防衛や支援戦闘などにおいて善戦する。グリプス2内部でカミーユ、クワトロ・バジーナ、ハマーン・カーン、パプテマス・シロッコの4人が睨み合いで口論となった際、均衡を打ち破りカミーユとクワトロを救出している。ニュータイプとして先鋭化していく過程で危険な兆候を見せつつあるカミーユを案じるが、その危惧は現実のものとなり、シロッコとの決着後カミーユの精神は崩壊。Ζガンダムのコクピットで異常な言動を続けるカミーユを涙ながらに回収しつつアーガマに後退。エマ・シーンの戦死により放棄されたガンダムMk-IIへの「お前もアーガマに帰りたいのね」との問いかけが、劇中最後のセリフとなっている。

初登場からアーガマに収容された頃までは私服姿だったが、再登場後はレモンイエローの制服を着用する。この制服はノースリーブかつマイクロミニスカートであり、しかもレコアやエマと異なりタイツなどを穿いていない。

物語序盤ではアーガマ唯一の正規パイロットとして、またジュドー・アーシタら、シャングリラの少年少女たちの世話役として奔走する。その一方でアーガマを離れざるを得なくなったカミーユを案じ、戦いに迷う姿が描かれている。その結果アーガマ艦内でも次第に神経質になり、深く事情を知らないジュドーらに対し辛くあたって反感を買うこともある。エル・ビアンノからは「オバン」「姑ババア」などと罵倒され、ルー・ルカからは「ピリピリしてると男が寄りつかない」とからかわれる。

第10話では、戦闘を楽観視するジュドーを諌め、パイロットになりたての頃に比べ戦士としての成長ぶりが窺える。ビームライフルのプラグを接続し忘れたままΖガンダムで出撃して危機に陥ったジュドーを救うべく、上半身のみの半壊したメタスで出撃する。必死の支援によって彼に身をもって宇宙での戦闘の厳しさを説き、何とかライフルのプラグ接続には成功するが、その戦闘においてマシュマー・セロの乗るハンマ・ハンマの攻撃を受けメタスはコントロール不能となり、シャングリラの方向へ流されていく。このときブライトをはじめとするアーガマのクルーも、カミーユのそばにいたいというファの本心を見抜いてかわざと放置し、メタスを回収していない。漂流中のファ自身もそれを肯定するような発言をしている。

ジュドーの回想にもカミーユについて語った言葉と共に現れたりと、少なからず彼に影響を与えていたようである。

その後、経緯は不明だが、ダブリンの病院に入院しているカミーユを看病しながら看護師として働く。「ブナ屋敷」と呼ばれる地球連邦上層部の高級官僚が所有する山荘において、地下に監禁されていたジュドーとブライトに再会、2人を救助し車でアーガマに送り届ける。ダブリン市街地でネオ・ジオン軍による空襲が始まり、カミーユの身を案じて病院に戻るが、彼の病室はもぬけの殻であった。カミーユの捜索を依頼するべくアーガマに引き返し、ガンダム・チームと共に海岸でカミーユと再会する。

最終話では、症状が回復したカミーユと共に海岸を走るシーンが描かれている。

ブライト・ノア(U.C.0087)

テンプテーション船長として
宇宙世紀0087年3月、一年戦争での功績にもかかわらず、ニュータイプの存在を恐れた連邦上層部の意向で左遷され、連絡船テンプテーションの船長を務めている。民間人であるカミーユ・ビダンやファ・ユイリィからサインをせがまれる程の有名人で、アーガマ艦長就任以前から「ブライト・キャプテン」と尊称される。またエマ・シーンからはティターンズ在籍時より敬意を示されるが、バスク・オムに近い一部のティターンズ隊員からは嫉妬の入り混じった反感を買い、グリプスにおいて上下階級の区別なしの集団暴行を被っている。
アーガマ二代目艦長に就任
エゥーゴによるガンダムMk-II強奪の際、グリーン・ノアの難民を保護しテンプテーションで漂流しているところをアーガマに救助される。その後、エゥーゴに参加し(階級は中佐から大佐へ)、ヘンケン・ベッケナーの禅譲によりアーガマ二代目艦長に就任する(ヘンケン・ベッケナーはラーディッシュに移乗して艦長になる)。
7年のブランクを感じさせず、就任直後にジャブロー降下作戦の艦隊指揮を任される。ニュータイプのカミーユやクワトロ・バジーナの活躍もあって、エゥーゴ艦隊の象徴として、多くの作戦に参加。途中、アナハイムの幹部であるウォン・リーの強硬的な言動に手を焼くが、艦長として毅然とした態度をとり続ける。
最終的にティターンズおよびアクシズ(ネオ・ジオン)との三つ巴の戦いを展開。コロニーレーザーであるグリプス2を捨て身の覚悟で守り切り、ティターンズを壊滅させる。その代償は大きく、カミーユの精神崩壊やカツやエマなどのパイロットが戦死したので、グリプス戦役後の正規パイロットはファ・ユイリィただ一人という状況に追い込まれる。
連邦軍に籍を置く(連邦軍のスペースノイド派としてエゥーゴに参加していた)彼は、地球に残してきた家族を心残りにしており、家族からの手紙で涙を見せるなど家庭人としての一面も見せる。しかし、カミーユのアムロを髣髴とさせる資質を認めてはいるものの、かつてアムロ達との衝突を経て一年戦争という過酷な戦いの中を切り抜けたブライトでも、エキセントリックで自制心が欠如している彼の扱いにはかなり頭を悩まされていたようで、クワトロに対して「自分はカミーユの父親代わりにはなれそうもない」と語った姿からも、その事が窺われる。
また、カミーユが次第に丸くなった後は、かつてホワイトベースに乗っていてエゥーゴに新しく参加したカツ・ハウィンの独断専行に悩まされる事になり、結局導く事が出来ないまま、カツは自滅に近い形で戦死してしまう。一方、劇場版ではアーガマに乗船したシンタとクムに対する態度が軟化している(テレビ版では軍艦に幼児を乗せることに不満をあらわにしている)。また、グリプス戦役の最後までカミーユやファを子供として見ている[注 5]。
漫画『機動戦士Ζガンダム Define』ではティターンズへの抜擢を断り、さらに彼等の方針に異を唱えて二階級降格され少佐となっているゆえに、二階級上の待遇を与えられたジェリド・メサらより制裁を受け、反感が積もってエゥーゴ寄りになったとされる。これに比して、憎んでも飽き足らないクワトロの正体を明らかにされても、最初こそ怒気を隠さぬ対応をとりながらも、彼の言葉をすんなりと認める鷹揚さを見せる。

アーガマの艦長としてハマーン・カーン率いるネオ・ジオン(アクシズ)との戦いに参加。ティターンズ崩壊直後でエゥーゴが目的達成で元の連邦正規軍に戻りつつあるこの時代で、まだエゥーゴ構成員でもあり連邦正規軍人でもある状態である。艦の修理のためサイド1のシャングリラに立ち寄り、そこで乗りこんできたジュドー・アーシタらに翻弄されながらも、ネオ・ジオンと戦う。深刻な人手不足により半ば自棄的になって態度を軟化させ[注 6]、シャングリラ育ちの子供たちに対してはアムロやカミーユに対してほど厳しい顔は見せず、おだてたりエサで釣ったりして利用することもある。

特にジュドーに対しては、直感でかつてのアムロとカミーユに感じたものと同様の雰囲気を漂わせていたので積極的にスカウトするという、自身は妻のミライほどニュータイプの素質はないがガンダムタイプの超高性能モビルスーツ(MS)のニュータイプパイロットをプロデュースする人材発掘や呼び寄せの才能に優れている。アムロとカミーユとジュドーの他にカツやバナージ、自身の息子のハサウェイまでもがニュータイプ能力を発揮している。

艦の補修のために立ち寄った補修ドックのラビアンローズで、艦長代理のエマリー・オンスに興味を持たれ、急接近されて困惑する。それほど悪い気はしていないようだが、さすがに妻ミライを差し置いて一線を越えた不倫関係にはなっていない。

その後、地球へ降下しネオ・ジオンの作戦の阻止へ動くが失敗し、宇宙に戻るとアーガマの後継艦ネェル・アーガマの艦長になるが、間もなく月へ異動することになりビーチャ・オーレグに代理を任せ、艦を降りる。そして、月からネェル・アーガマに補給物資を送り続けるために奔走する。

終盤においてブライトを含むエゥーゴの主力艦隊がネェル・アーガマに合流した時には、既にジュドーとハマーンの決戦に決着がつき、アクシズの勢力は瓦解していた。影武者と発覚したミネバ・ザビの前で戦後処理を話し合うエゥーゴ上層部(グリプス戦役時代は志高かったウォン・リーでさえティターンズ崩壊後のわずかな期間で日和見主義に落ちぶれた)に対し、ジュドーは激しい怒りを感じ、高官たちに詰め寄る。そんなジュドーの心境を理解するブライトは、彼のやり場のない怒りを受け止めるため、「情けない大人」の代表として、その鉄拳を敢えて受ける。

その後、ジュドーとルー・ルカは、ジュピトリスIIに搭乗し木星圏へと向かうが、その旅立ちをリィナ・アーシタとセイラ・マスを含めたエゥーゴのクルーたちとともに月面フォン・ブラウン市の宇宙港で見送る。

トーレス

アーガマの左舷を担当するほか、通信・索敵も担当するナビゲーター。ブリッジクルーのリーダー的存在でもあり、カミーユとは軽口を言い合ったり喧嘩したりする間柄である。ホンコン土産のホロテープを頼まれたカミーユが多忙の中でも買ってきているところから、かなりの仲のよさがうかがえる。また、ブリッジでの私闘でカミーユやサエグサと共に自習室に入れられたり、作戦中にシーサーと雑談してブライトに怒られることもある。カミーユからは口喧嘩の末、「トーストにしてやる」と陰口を叩かれている。ブライトがグワダンにてハマーン・カーンと会談をおこなう際には、アーガマのキャプテン・シートに座っている。

シーサー

アーガマ左舷を担当するナビゲーター。航法のみならず、モビルスーツの発着管制、通信の応対などもこなす。いつも画面の隅にいるが、特に後半や『ΖΖ』はトーレスが目立っていたため、出番を奪われている。

サエグサ

アーガマの操艦を担当する操舵手兼ナビゲーター担当のブリッジ要員。操縦手としての技量は非常に高く、ブライトの信望も厚い。トーレスとともに、カミーユのよき喧嘩友達である。劇場版では、パプテマス・シロッコとの戦いに勝利し無事生還したことを喜び合うカミーユとファの会話を実況する一幕も見られる。

アストナージ・メドッソ

エゥーゴに所属。新造巡洋艦アーガマにメカニックとして乗艦する。テレビ版ではカミーユ・ビダンが素案を起こしたΖガンダムを、アナハイム・エレクトロニクス (AE) 社へ送っている。

エマ・シーン

声:岡本麻弥
『Ζガンダム』開始時の年齢は24歳。階級は中尉。日系9世という設定がある。

軍人家庭に生まれ、ティターンズ配属までは地球で暮らす。物語開始の4年前にアムロ・レイと出会っている。基本的に柔和ながら実直な性格。典型的な軍人気質で、規律重視で杓子定規に判断する傾向が強く、TV版では規律を破ったカミーユ・ビダンやファ・ユイリィに「修正」と呼ぶ体罰を下すことにも躊躇はなかった。しかし理性的な面も備え、手段を選ばないティターンズの方針に疑問を抱いていた(後述)。

ガンダムMk-IIのテストパイロットとしてグリーン・ノアに赴任し、エゥーゴによる同機の強奪事件に遭遇する。その後、上官バスク・オムの親書を持ってアーガマへ赴くが、その内容が「強奪したガンダムMk-IIを返さなければ、強奪者であるカミーユの両親を殺す」という恫喝だったことを知り、驚愕。ティターンズをジオン残党による破壊行為の抑止を目的とした正義の組織と信じていたエマは大きなショックを受け、人質という卑劣な手段をとった組織に不信感を抱く。その後、アレキサンドリアへ戻ると、カミーユとその父であるフランクリン・ビダンを引き連れ、ガンダムMk-II全3機と共にエゥーゴへ身を投じる。それでもなお、当初は戦力的に大きく劣るエゥーゴがティターンズに対して抵抗活動を続けることに疑念を抱いていた。しかし、サイド1の「30バンチ」コロニーでクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)から30バンチ事件の真相を知らされ(劇場版ではレコア・ロンドがエゥーゴによる30バンチ調査の映像資料を見せる)、ティターンズの本質を再認識する。

エゥーゴ参加当初は元ティターンズ士官ということで疑われやすい立場であり、保護観察という扱いではあったが、生真面目で誠実な性格によりクルーたちの信頼を得た。搭乗MSは当初リック・ディアス、後にガンダムMk-IIを譲り受け、アーガマとラーディッシュを行き来しながら数々の戦闘に参加。パイロットとしての腕は一流であり、物語序盤はエゥーゴ内部でもクワトロらと並ぶトップクラスの評価を得ている。

カミーユやファ、カツ・コバヤシに対しては、時には上官として厳しく、時には姉のように優しく、彼らの面倒を見た。軍人家庭で形作られた厳格さから、カミーユやファへ制裁を行なうこともしばしばあった。カミーユが自分に好意をもっていることを自覚しており、イラだつカミーユをなだめてほしいとブライトに頼まれて、「カミーユのマザー・コンプレックスを刺激したくない」と断るシーンもある。なお、ラーディッシュの艦長となったヘンケン・ベッケナーからは個人的な好意を寄せられて戸惑うが、あくまで軍人として曖昧な態度を崩せなかった。その後におけるラーディッシュのクルーなどの言動からは、ヘンケンとエマの関係を応援している様子がうかがえる(劇場版ではクワトロやブライト・ノアも陰から恋愛成就を祈っている)。

宇宙世紀0088年2月22日、グリプス戦役終盤において、自分とは逆にティターンズへ寝返ったレコアの駆るパラス・アテネと交戦し、相撃ち状態になりつつも撃破する。しかし、レコアの最期の言葉に動揺してその意味を確認しようと不用意にコクピットを出た際、パラス・アテネの残骸がヤザン・ゲーブルの操縦するハンブラビの攻撃によって爆発し、その破片を全身に浴びて致命傷を負う。まもなくカミーユに助けられ、放棄されたアレキサンドリア級のエアハッチに運び込まれるが、命が尽きることを悟ると彼にΖガンダムが人の意思を吸収する力を持っていると諭し、平和への願いを托して息を引き取った。遺体はそのまま放置され、コロニーレーザーの発射に巻き込まれて艦と共に消滅している。その後、シロッコとの最終決戦では霊体としてカミーユの元に現れ、彼に力を貸した。

カツ・コバヤシ

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