【クソゲーまとめ】FC星をみるひと編!

理不尽な難易度、異様な操作性、破綻しているストーリーなど、ゲームバランスが崩壊しており遊んでいるプレイヤーに苦痛をもたらすゲームを「クソゲー」と呼んだりします。今回はそんなファミコンで発売されたクソゲー「星をみるひと」を紹介していきます。

どんなゲームなの?

「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などとほぼ同時期に発売されたRPGゲーム。ストーリーはコンピューターに管理された世界で反感を覚えた超能力者の主人公と仲間たちが立ち向かうというSFもので出来はかなり良い。問題なのは操作性や理不尽な戦闘システムなどで、週間ファミ通で不定期に連載されていたやり込み企画のコーナーにおいて「このゲームのクリア=やりこみ」と言われたこともある。

ここがヘンだよ星をみるひと!

まずこのゲームはフィールドにポツーンと主人公らしきキャラが佇んでいるとこから始まる。もちろん説明なんて一切なし。プレイヤーは最初の目的地である村に行かなければならないのだが、その村らしきアイコンはどこにも見当たらない。なんとその村は、敵から身を隠すため透明になって見えなくなっているという設定なのである。一応開始地点から左に1歩進めば村に入れるのだが、初見では運が良くない限り見つけるのは難しいだろう。おまけに移動速度が極端に遅く、村を見つけられなかった場合は弱り果てたゾンビのごとくフィールドを徘徊するハメになる。

そして1番問題なのが戦闘システム。まず普通のRPGなら搭載していて当たり前であろう「逃げる」のコマンドがこのゲームには存在しない。つまり倒せそうにないモンスターに出会っても逃げることは許されず、一方的にボコられなければいけないのである。それに加えて、HPの表示桁数が3桁までしかなく現在の体力を把握するのが難しい、コマンドを1回決定するとキャンセルできないなどの微妙な仕様がプレイヤーをイラつかせてくれる。

しかし本当に恐ろしいのは、敵キャラが使ってくる技「かりう」である。これをくらうと「びょうき」状態になり行動できなくなる(フィールドでも歩くたびにダメージをうけてしまう)。では何が恐ろしいのか。それはこの状態異常は自然には決して治らないという点である。この技を回復する呪文(のようなもの)を使えるキャラはゲーム後半にならないと現れないため、ゲーム前半でこのびょうきにかかると治すことができない(かりうを使う敵はゲーム開始直後から普通に出現する)。まだパーティメンバーのいない序盤でこの技を使われたら、はっきり言って「詰み」である。製作者はなぜこんな凶悪な技を作ったのか。その前に「かりう」とは何なのか。どちらにしろ謎である。

今回はここまで!

いかがでしたでしょうか?次回も興味が惹かれるであろうクソゲーを紹介しますので是非チェックしてくださいね!

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