SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス(Gジェネジェネシス)のネタバレ解説・考察まとめ

『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』(Gジェネジェネシス)は2016年にバンダイナムコエンターテインメントから発売された『機動戦士ガンダム』シリーズの世界観を追体験できる戦術シミュレーションゲームである。『SDガンダム ジージェネレーション』シリーズ初のHD化作品で、ユニットのモデリングは全て一新された。また戦闘シーンにおけるCGアニメが全身を使ったものへと進化し、より臨場感のある戦いを楽しめるようになった。

各地を転戦する「闇夜のフェンリル隊」の活躍を通して、第2次降下作戦による地上制圧からオデッサ戦線、ジャブロー攻略作戦、ジオン公国軍主力の地上からの撤退、アフリカ戦線における残存勢力の抗戦など、一年戦争におけるジオン公国軍地上部隊の模様を描いている。

『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』

一年戦争末期、ジャブローを発進する第13独立戦隊「ホワイトベース」と同様に宇宙艦隊本隊に先行して発進する艦隊があった。ホワイトベース級準同型強襲揚陸艦「サラブレッド」を旗艦とする第16独立戦隊である。

囮として敵をひきつけるのが任務だった第13独立戦隊とは逆に隠密行動を主任務とするこの艦隊の目的は、チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)に備え、ジオン軍のグラナダから宇宙要塞ソロモンへの補給を秘密裏に断つことにあった。

この重要任務を達成すべくサラブレッドには宇宙戦仕様に特化するチューニングがなされたガンダム4号機とガンダム5号機が配備されていた。

『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』

地球連邦軍第20機械化混成部隊、別名「スレイヴ・レイス(通称レイス)」。表向きは新兵器実験部隊だが、この部隊には極秘任務を遂行する裏の顔がある。それは、連邦軍内で汚職や不法行為を行う友軍や、司令官の「グレイヴ」にとって邪魔な人物を処刑・暗殺するという、汚れ仕事を遂行する役割である。

集められたメンバーは、連邦軍の中で重罪を犯し死刑判決を受けながらも、それぞれの道で一流の腕前を持つスペシャリストたち。その中の一人である、隊長のトラヴィス・カークランドは、ジオンの女性との間に子供をもうけるが、戦争の勃発により生き別れになってしまう。妻子の安否を確かめようとするがスパイ行為とみなされて死刑判決を受け、その後レイスに配属されている。

そのトラヴィスの息子であるヴィンセント・グライスナーは、ジオンのMSパイロットとして特別競合部隊「マルコシアス隊」に配属される。お互いが親子であることを知らぬまま、トラヴィスとヴィンセントは戦場で激突する。一方で、レイスの存在が無用となりつつあるグレイヴは、自身のMS開発計画の試験を兼ね、味方であるはずのレイスに新型試作MS「ペイルライダー」や、ほかの直属の部隊を差し向け、葬り去ろうとする。

連邦軍から追われることになったレイスは再びマルコシアス隊と遭遇。共同戦線を確立し、行動をともにする。HLVで宇宙に上がるが、マルコシアス隊隊長のダグ・シュナイドとレイスのフレッド・リーバーは追っ手からHLVを守るため地上に留まる。レイスのHLVはグレイヴの手のサラミス級巡洋艦に撃破されるがそれはダミーで、彼らの乗ったHLVは再び地球へ降下していた。一方マルコシアス隊のHLVはムサイ級巡洋艦「レムリア」に拾われる。

レイスはブルーディスティニーを擁する部隊と遭遇、共闘する。その見返りに、ペイルライダーにEXAMのデータを流用したオーガスタ研究所製のHADESが搭載されているという情報を得る。レイスはオーガスタ研究所を襲撃し、グレイヴの指示による非人道的な人体実験のデータを入手する。これを反レビル派のジーン・コリニー将軍に密告し、グレイヴへの復讐を遂げる。

マルコシアス隊はヴィンセントが隊長になり、増員を得てソロモンおよびア・バオア・クー防衛戦を戦い抜く直前にペイルライダーの襲撃を受ける。仲間の犠牲を払いなんとか戦闘不能にするヴィンセントだが、パイロットが年端もいかない少女であると分かり絶叫する。

時は流れ、宇宙世紀0090年。ヴィンセントはペイルライダーのパイロットであるクロエ・クローチェと行動をともにし、10年間戦い続けてきた。しかしクロエはHADESの影響により身も心も限界を迎えつつあった。新生ネオ・ジオン軍と合流した二人は、集結しつつあるグレミー・トト派残党の偵察任務に出るが、HADESの暴走により攻撃を開始してしまう。戦闘中、二人を探し続けていたトラヴィスが駆けつけるが、残党は切り札のクィン・マンサを投入する。そのパイロットはア・バオア・クーで戦死したと思われていたマルコシアス隊のアンネローゼ・ローゼンハインであった。アンネローゼは仲間を殺したクロエと一緒にいるヴィンセントに激昂するが、ヴィンセントたちはクィン・マンサを撃破し、アンネローゼを救出。ヴィンセント、クロエ、ローゼはトラヴィスのもとに身を寄せ、彼らの戦争は終わった。

さらに時は経ち、宇宙世紀0096年。フレッドは戦死したダグの機体を受け継ぎ、ジオン残党とともに16年間戦ってきた。改修を重ねてきたその機体を「イフリート・シュナイド」と名付け、大規模作戦をおこなうヨンム・カークスの部隊と合流する。彼の戦争はまだ終わらない。

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』

一年戦争末期、地球連邦軍が新型ガンダムを開発しているという情報を掴んだジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス隊」は、機体を奪取すべく北極の連邦軍基地を襲撃する。しかし作戦は失敗し、目標物は宇宙へ飛び立ってしまう。

連邦にもジオンにも与しない中立コロニーである、サイド6のコロニー「リボー」に住む小学生アルフレッド・イズルハ(アル)は、父との面会の為、コロニーの宇宙港に赴いていた。アルは同級生との約束で連邦軍のMSを探索していたところ、偶然、北極から運ばれてきたコンテナを撮影するが、MSを撮影することは出来なかった。約束を果たせず落胆したアルだったが、幼馴染みで隣人のクリスチーナ・マッケンジーと再会する。

運び込まれたコンテナの中身は新型ガンダムの「ガンダムNT-1」だった。この情報はジオンにも伝わり、新型ガンダムがリボーへ運び込まれたと知ったジオン軍はサイクロプス隊をそこへ送り込み、奪取を果たすべく「ルビコン計画」を発動する。

ある日アルは、リボーに侵入したザク改が被弾してコロニー内の森へ墜落したのを目撃し、友人たちの制止を振り切って現場に駆け付ける。森の中で擱座したザクを撮影していたところ、そのパイロットでジオン兵のバーナード・ワイズマン(バーニィ)と出会う。

その後、アルは夜中に家を抜け出した朝帰りの途中に偶然バーニィを見かけて追跡し、サイクロプス隊の潜伏先に行きつく。隊長のハーディ・シュタイナーは面倒を避けるためアルを仲間に誘い入れ、その実、盗聴器つきの隊証を渡してバーニィに監視を命じる。監視されているとは知らず自分も隊の一員になったと浮かれるアルは行方不明のコンテナ捜しに協力し、バーニィと交流を深めていく。自宅付近で監視していたバーニィがクリスに泥棒と勘違いされた時には、腹違いの兄弟と嘘をつきマッケンジー一家を納得させた。

調査の最中、コンテナ撮影現場に居合わせた保安員の顔を覚えていたことから、アルはバーニィと共に連邦軍の秘密基地を突き止め、NT-1の撮影に成功する。シュタイナー達は連邦軍の兵士に変装して基地に潜入したが、バーニィが連邦兵と交わした些細な世間話から正体がバレてしまい、サイクロプス隊はバーニィを残して壊滅してしまう。作戦失敗の影響は色濃く、2度の戦闘で多数の死傷者を出したリボーでは反ジオンの動きが加速し、面白半分でジオンを応援していた友人たちの心変わりにアルは傷つく。

なおも一人生き残ったバーニィの潜伏に協力していたアルだったが、本当の兄のように信じていた彼に騙されていたことを知らされる。さらに、ルビコン作戦の失敗によりジオン軍がクリスマスの日にリボーへ核ミサイル攻撃をすることになったと聞かされ、バーニィに突き放されてしまう。

両親が復縁することが決まったものの、アルは目前に近づく核攻撃への恐怖に怯え、警察に通報しても相手にされることはなかった。そんな時、戦う決意を固めたバーニィが舞い戻り、3日後に迫った核攻撃阻止のため、彼と共にNT-1破壊作戦に向けた準備に入る。いよいよ作戦決行となる直前、アルはバーニィから荷物を手渡され、自分が失敗した時には最後の作戦を実行して欲しいと頼まれる。作戦当日となるクリスマスの日、母とともに帰宅する父の迎えに出ていたアルは核ミサイルを搭載したジオン艦艇が降伏したことを聞かされる。もう戦う必要がなくなったことを教えるため、急ぎバーニィのもとへ走るが、コクピットを貫かれて爆散するザク改と大破したNT-1から助け出されるクリスの姿を目撃してしまう。

そして新学期の日、地球への転任でリボーを離れることになったクリスと別れ、学校集会で戦争が終結したことを聞かされたアルは、去来した様々な想いを胸に泣き崩れた。アルは戦争の残酷さを身を以て知り、1人の人間として大きく成長するのだった。

『機動戦士ガンダム戦記 BATTLEFIELD RECORD U.C.0081』

宇宙世紀0081年。一年戦争終結から1年以上が経過していたが、地球に降下したジオン軍残党は世界各地で潜伏し散発的なゲリラ戦で連邦に対する反抗を続けていた。これに対し戦後に急速に軍縮を進めた連邦軍は局所的な戦力不足に陥りジオン残党の後手に回ると言う失態を犯してしまう。

この局面を打開する為、連邦軍はジオン残党のゲリラ掃討を主任務とする遊撃特務部隊、通称ファントムスイープ隊を結成。隊長にユーグ・クーロ大尉を迎え、地球各地のジオン残党の処理にあたらせる。一方で、エリク・ブランケ少佐を隊長とするジオン残党部隊インビジブル・ナイツは、極秘作戦「水天の涙」実行のために、連邦軍に鹵獲されていたイフリート・ナハトを奪取する。

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』

一年戦争が終結して3年、地球連邦軍再建計画に基づきガンダム開発計画を軍産複合企業「アナハイム・エレクトロニクス」に発注。その試作機であるガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機が性能テストのためにオーストラリアのトリントン基地に搬入される。しかし、エギーユ・デラーズ中将率いるジオン軍の残党「デラーズ・フリート」がこの情報をつかんでおり、極秘作戦「星の屑作戦」実施に先立って、南極条約によって禁止された戦術核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪せんと基地を襲撃する。

かつて「ソロモンの悪夢」と呼ばれたジオン軍エースパイロット、アナベル・ガトー少佐は、基地の混乱に乗じて首尾よくガンダム試作2号機を強奪した。脱出を図る2号機の前に、連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキ少尉が乗り込んだガンダム試作1号機が立ちはだかるも、歴戦の戦士であるガトーにあっさりとあしらわれ、コウは「まだ未熟」と屈辱的な言葉を投げかけられる。かくして2号機は朝靄の彼方に消え去り、コウを含むテストパイロット達は、ガンダムを搬入したペガサス級強襲揚陸艦「アルビオン」の乗組員に任命され、試作1号機のデータ収集、および2号機の追撃・奪還任務に就く。

補充隊員としてやってきた「不死身の第四小隊」のベルナルド・モンシア中尉との衝突、砂漠でジオン残党を率いるノイエン・ビッター少将との戦い、月面で再起を期してヴァル・ヴァロを整備していたケリィ・レズナーとの出会いと決闘、そして上官のサウス・バニング大尉の死など、様々な事件やライバルとの戦いを経て、コウは戦士として少しずつ成長していき、アナハイムのシステムエンジニア、ニナ・パープルトンとも心を通わせる。ガンダム開発計画の責任者ジョン・コーウェン中将は、連邦軍内部においてレビル亡き後の派閥を束ね兵からの求心力もあるが、対立する派閥により動きが制限される。

デラーズ・フリートは核兵器を搭載したガンダム試作2号機の存在を暴露、一年戦争の終戦協定は偽りのものであるとして地球連邦に対して宣戦布告。シーマ艦隊の司令官シーマ・ガラハウ中佐はデラーズ・フリートに加わるが、一年戦争のコロニーに対する毒ガス攻撃のトラウマにより内心ではジオンを憎む。星の屑作戦遂行のためにシーマはかねてから裏取引を行っていたアナハイムのオサリバン常務と密談。シーマにガンダム試作4号機を改装したガーベラ・テトラを横流しする。一方、連邦軍のグリーン・ワイアット大将が束ねる派閥との裏取引で星の屑作戦の全容を記した機密文書を売り渡そうとするが、アルビオンがMS部隊を発進させたことにより失敗。

コンペイ島(旧ソロモン)宙域にて連邦軍は観艦式を強行する。デラーズ・フリートの陽動により、試作2号機は連邦軍の防衛網を潜り抜ける。コウは試作1号機フルバーニアンで追撃するが時すでに遅く、彼の目の前で艦隊の大半が核の焔に呑み込まれて消滅する。旗艦バーミンガムのワイアット大将は戦死。怒りに燃えるコウとガトーの一騎討ちの末、1号機と2号機は相打ちとなり爆散。ガトーはコウを戦士と認める。

観艦式襲撃とほぼ同じ頃、デラーズ・フリートは移送中のスペースコロニーを強奪し、月への落下軌道に投入する。連邦軍はコンペイ島の残存艦艇を再編し、コロニー迎撃に向かう。しかし、月への落下軌道にあったコロニーは、シーマとオサリバンの事前の裏取引によりアナハイムから発射された推進用レーザーの照射をうけて推進剤に点火、地球落着軌道に遷移する。これを追撃していた連邦軍の艦隊の大半の艦は推進剤不足に陥って航行不能となる。星の屑作戦の真の狙いは、地球へのコロニー落としにあった。

ハマーン・カーンが率いるジオン残党勢力「アクシズ」は表向きは中立だが、秘密裏にデラーズ・フリートを支援する。ガトーはアクシズからノイエ・ジールを受領。コーウェン中将は、ジーン・コリニー大将とジャミトフ・ハイマン准将らの派閥の政略により失脚。それによりアナハイムがドック艦ラビアンローズでテストを行っていたガンダム試作3号機は凍結、アルビオン隊は軟禁される。アルビオン隊は命令に違反してガンダム試作3号機を強引に受領し、コロニーの落下阻止に動く。アルビオン隊らの健闘虚しく、コロニーは阻止限界点を突破する。

ジャミトフの指示でバスク・オム大佐は、奥の手のソーラ・システムIIでコロニーの破壊を目論む。その影ではシーマがデラーズを射殺しコリニー派との裏取引を成功させるが、事情を知らないコウによって撃墜。コウは、かつてニナがガトーの恋人であったという事実を知ってしまう。連邦軍の腐敗、ニナの過去、めまぐるしく変化する状況に翻弄させられたコウは、やり場のない怒りとともに、実直にジオンの理想に殉じようとするガトーとの決戦に臨む。連邦軍はコロニーの落下阻止に失敗し、コロニーは地球へと落下。星の屑作戦を成功させたデラーズ・フリートはアクシズの艦隊を目指し撤退する。

紛争終結後、連邦軍はガンダム開発計画を抹消し隠蔽。コロニー落としをコロニー移送中の事故として処理。オサリバンの変死体が発見される。権力を拡大したジャミトフは、ジオン残党狩りを目的とした特殊部隊ティターンズを設立し、アルビオン隊の多くも編入。ラビアンローズの事件の軍事裁判でアルビオンのエイパー・シナプス艦長に死刑、コウに懲役刑。ガンダム開発計画の抹消によってコウの罪状が消滅。

『機動戦士Ζガンダム A New Translation』

一年戦争が終結し、7年の月日が流れた宇宙世紀0087年。ジオン公国軍に実質的勝利[注 15]を収めた地球連邦軍だったが、依然としてジオン公国軍残党による連邦軍への抵抗は続いていた。連邦軍のジャミトフ・ハイマン准将(のち大将)は、ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部にジオン残党狩りを目的とする特殊部隊「ティターンズ」を結成する。ティターンズはジオン残党のみならず、コロニーの反地球連邦運動に対しても強硬策を採り、ティターンズのバスク・オム大佐は、反連邦集会を行っていたサイド1の30バンチコロニーに対して毒ガス使用による住民虐殺(30バンチ事件)を行い、情報統制により事実を隠蔽する。こうした動きに対し、連邦軍のブレックス・フォーラ准将は、ティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成。アナハイムエレクトロニクス社を中心とする月面都市フォン・ブラウンの軍事産業から新造戦艦アーガマを提供されるなど資金と物資面での援助を受ける。

小惑星アクシズから地球圏偵察のため帰還し、連邦軍籍を得て潜入中のシャア・アズナブルはクワトロ・バジーナ大尉を詐称しエゥーゴに参加していた。

ティターンズはコロニー再建化計画において新たに整備されたサイド7グリーン・ノアを軍事拠点化しようと目論み、連邦軍の象徴たるガンダムの後継機開発計画を極秘に行っていた。かつてアムロ・レイらホワイトベース隊のメンバーたちが暮らしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建されていた。そこに本作の主人公となるカミーユ・ビダンが幼馴染みのファ・ユイリィと共に暮らしていた。カミーユの両親は新型ガンダム開発計画に技術者として参加していたが、カミーユは父の不倫と、仕事にかまけて夫の素行を見て見ぬふりをする母に悩む鬱屈した少年だった。カミーユは尊敬するブライト・ノアに会うためファと共に宇宙港を訪れるがそこでティターンズの新米士官ジェリド・メサと遭遇。名前を馬鹿にされ激高したカミーユはジェリドへの暴行容疑で逮捕されるが、飛行訓練中だったガンダムMk-IIの墜落を機に基地を抜け出す。一方、軍事基地偵察の任務を負ったシャアは因縁深きコロニーに単身潜入を試みる。Mk-IIの存在を知ったシャアは機体の奪取を決意、部下2人とともにリック・ディアスで再び侵入する。混乱に乗じたカミーユはブライトとティターンズの女性士官エマ・シーンの制止を振り切り、高圧的なMPへの意趣返しのためMk-IIを奪取。さらにジェリドを心配したカクリコン・カクーラーの機体をも組み伏せる。Mk-IIのパイロットが自分たちと敵対する意志がないと判断したシャアはカミーユと二機のMk-IIを手土産にグリーンオアシスを脱出。こうして、ガンダム強奪事件を皮切りにエゥーゴとティターンズは全面抗争に突入するのだった…。

Mk-II奪還のため卑劣な策を弄するバスクによりカミーユは両親を喪い、ティターンズへの反感と敵意を強めたカミーユは自らの意志でMk-IIの専任パイロットとなる。Mk-II奪還作戦に関わったエマはティターンズの非道に憤りエゥーゴへ離反。民間船テンプテーションの艦長という閑職に甘んじていたブライトもアーガマ隊に窮地を救われてエゥーゴに参加し、ヘンケンからの禅譲によりアーガマ艦長に就任。シャアは月で受領した新型機百式に乗り換え、ジャブロー降下作戦の指揮を任せられる。

一方、木星帰りの男・パプテマス・シロッコは降下作戦妨害の功でティターンズに参加。ジャミトフに忠誠を誓い一翼を担うようになっていく。また、小惑星アクシズと共に地球圏に帰還を果たしたハマーン・カーンはミネバ・ザビを傀儡に据え、彼女の摂政として辣腕を振るう。エゥーゴとティターンズの抗争に第三極として介入し、両陣営を手玉に取る。

こうして、自身の名声と過去との因縁に何度となく辛酸を舐め、凶弾に斃れたブレックスの後継者として自らの出自を明かし一軍の長となり苦悩を深めるシャア、人造ニュータイプである強化人間達との出会いや数々の悲劇を通じてニュータイプとして覚醒を遂げ、新型機Ζガンダムを与えられたカミーユ、謀略の数々により着々と手駒を増やし、やがてジャミトフの暗殺によってティターンズを掌握するシロッコ、シャアへの失恋を糧にジオン再興を目論むハマーンの4人を軸とし、コロニーレーザー・グリプス2をめぐりエゥーゴ、ティターンズ、アクシズ三つ巴の死闘が展開されるのだった。

『機動戦士ガンダムΖΖ』

宇宙世紀0088年、グリプス戦役で地球連邦軍が創設したエリート部隊「ティターンズ」は事実上壊滅した。しかし、エゥーゴも大半のパイロットが戦死し、有力な指揮官のクワトロ・バジーナ大尉は行方不明となったうえ、エースパイロットのカミーユ・ビダンも精神崩壊に陥り、深刻な戦力不足に悩まされていた。そんな中、三つ巴の決戦から一時手を引き、高みの見物をしていたハマーン・カーン率いるジオン公国残党組織アクシズはネオ・ジオンと名を変え、地球圏の制覇に乗り出す。

グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦アーガマは、修理と補給のためサイド1のシャングリラに寄港した。そこでジャンク屋稼業をしている主人公ジュドー・アーシタとその仲間たちは、前大戦で活躍した英雄機Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことがきっかけで、エゥーゴと関わりを持つことになり、一員としてネオ・ジオンと戦うことになる。

ひょんなことからΖガンダムに搭乗することになったジュドーは、仲間たちとともにガンダム・チームを結成し、チーム1のエースパイロットとして勇敢に戦っていく。その途中、彼は乗機をΖからエゥーゴの最新鋭MSであるΖΖガンダムに乗り換え、同じ頃修理を終え改めて配備されたガンダムMk-II・百式と共にネオ・ジオンを圧倒していく。

そんな中、ハマーンはダブリンにコロニー落としを敢行、ネオ・ジオンの力を誇示すると共に、地球連邦政府にサイド3の旧ジオン領の譲渡を認めさせることに成功した。

しかしハマーンの配下のグレミー・トトが「ザビ家の真の継承者」を名乗り、ミネバ・ラオ・ザビを傀儡(かいらい)にしているハマーンを打倒せんと、謀反を起こし、戦局は大混乱となる。正規軍と反乱軍の主だった戦力は相打ちとなる形で壊滅していき、グレミーも戦死する。そしてジュドーとハマーンの最後の一騎討ちが始まる。

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

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ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ガンダム Gのレコンギスタ』とは富野由悠季氏による日本のアニメーション作品。 技術の頂点を極めた人々が戦争の末に人類を滅亡しかけた宇宙世紀の1000年以上後を舞台にしている。命からがら生き延びた人々は新しい時代を「リギルド・センチュリー(R・C)」と名付け、さらには同じ轍を踏まぬよう技術に制限をかけ再び繁栄を初めていた。 明るく純粋無垢な主人公ベルリ・ゼナム、少し世話の焼けるお嬢様アイーダ・スルガンの二人の成り行きで始まった世界の仕組みを知る旅の物語である。

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機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 第08MS小隊(08小隊)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』とは、1年戦争当時、東南アジアのジャングル地帯でジオン軍の開発する新兵器を巡る攻防と、それに関わる若き連邦士官とジオン軍女兵士との関係を描いた外伝作品。 ビデオ11作と完結編で構成されており、1996年から1999年にかけて発売された。陸戦が主体で、リアルな戦場を描いた作品であるとともに、戦時下の兵士の苦悩を描いている。ガンダムシリーズには珍しく、特別なガンダムが活躍する話ではない。

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(オリジン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』とは、アニメ「機動戦士ガンダム」の作画監督を務めた安彦良和が原作アニメ設定やストーリーを再構築したコミカライズ(マンガ化)作品をアニメ化したもの。 アニメ化に際し、原作マンガの描いた79年の原作アニメの前日談の部分を再構築し、原作アニメにつながるストーリーとなっている。79年のアニメでは主人公アムロ・レイの好敵手であるシャア・アズナブルが本作の主人公として描かれている。

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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

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機動戦士クロスボーン・ガンダム(クロボン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士クロスボーン・ガンダム(クロボン)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士クロスボーン・ガンダム』とは、『月間少年エース』1994年12月号から1997年3月号にかけて連載された漫画作品。『ガンダムシリーズ』の中でも『クロスボーン・ガンダムシリーズ』と呼ばれるシリーズの第一期作品である。 交換留学生として木星圏を訪れたトビア・アロナクスは、地球圏侵攻を目論む木星帝国、そしてそれを阻止せんと戦う宇宙海賊軍の存在を知る。宇宙海賊軍の一員となったトビアは、木星帝国の野望を阻む大きな力へと成長していく。

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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は富野由悠季による日本のアニメ映画。 宇宙世紀0093。新生ネオ・ジオン軍のアクシズ落とし計画を阻止しようと、全力をもって挑む連邦軍の特殊部隊「ロンド・ベル」。その中で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのメインキャラクターが互いの信念をぶつけ合い、決着を迎えることとなる。

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機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

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機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

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機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(スターダストメモリー)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

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機動武闘伝Gガンダム(Gガン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動武闘伝Gガンダム(Gガン)のネタバレ解説・考察まとめ

機動武闘伝Gガンダムとは、1994年より地上波で放送されたテレビアニメ作品。 未来世紀60年、スペースコロニー間の代理戦争として行われるガンダムファイトを戦う、ファイターたちの成長を描く。 ガンダムシリーズの監督である富野由悠季以外の手によって製作されたアニメで、従来とのシリーズ作品との繋がりはなくなっている。

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機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

機動新世紀ガンダムX(エックス)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2(エクバ2)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2(エクバ2)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2』とは、バンダイナムコアミューズメントより発売されたアーケード用ゲーム。前作である『ガンダムバーサス』と、次回作である『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト』の間に位置する。筐体や基盤が一新された他、新規に参戦した機体や既存機体の武装変更、エクストリームバーストの種類追加など、大幅な変更がなされている。

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(閃ハサ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)のネタバレ解説・考察まとめ

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

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機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)のネタバレ解説・考察まとめ

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

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ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

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機動絶記ガンダムSEQUEL(シークエル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動絶記ガンダムSEQUEL(シークエル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動絶記ガンダムSEQUEL』(きどうぜっきガンダムシークエル)とは、Web漫画サイト「コミプレ」にて2022年7月より連載中の、脚本:井上敏樹、漫画:千明太郎によるオリジナル漫画である。とある大戦から700年後、地球から離れたコロニー「コキュートス」を舞台に神と崇められる3体のガンダムと3人の女性能力者の運命が交錯する。『ガンダムシリーズ』の1作であり、「シークエル」「敏樹ガンダム」の通称で呼ばれている。

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MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。

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ガンダムビルドメタバース(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガンダムビルドメタバース(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。

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