STARGAZER(星をみるひとリメイク)のネタバレ解説・考察まとめ

『STARGAZER』(スターゲイザー)とは、Rxo Inverseによって制作され、2004年に公開された、PC用のフリー同人ゲーム。1987年にホット・ビィから発売されたファミリーコンピューター用RPG『星をみるひと』を基にした、非公式の有志リメイク作品である。ストーリーや登場キャラクターは原作設定を踏襲しているものの、「理不尽」とまで評された高すぎる難易度やシステムを最適化し、初心者でも楽しめるようにバランスやテンポが調整されている。

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『STARGAZER』(星をみるひとリメイク)の概要

『STARGAZER』(スターゲイザー)とは、Rxo Inverseによって制作され、2004年に公開された、PC用のフリー同人ゲーム。1987年にホット・ビィから発売されたファミリーコンピューター用RPG『星をみるひと』を基にした有志リメイク作品で、2002年に同作のファンであるRxo Inverseが、システム上の粗や難易度を改善することを目的として制作し、2004年から配布を開始した。
シナリオや登場キャラクターは原作設定を踏襲しつつ、ゲームシステムやバランス、テンポは独自に最適化され、高い評価を得た。
本作ではスクウェア・エニックスから発売されている『Sa Ga』シリーズに基づいたシステムを一部採用しており、「『星をみるひと』を骨として、『Sa・Ga2』で肉付けした作品」と評価をするプレイヤーも存在している。
Rxo Inverseが運営する本作の配布サイト『余計な味がしない』において、詳しい攻略情報や戦闘システムの解説がされており、ゲーム初心者でも気軽に『星をみるひと』の世界観を体験することが可能。さらに、ファン向けにスクリーンセーバーの配布も行われている。

また、本作に感銘を受けたほしをみるねこにより、『星をみるひと』の別リメイク作品である同人ゲーム『ロマンシングスターバイザー』が制作されたことでも知られている。

本作『STARGAZER』の原作である『星をみるひと』は、超能力を扱う新人類が世界に隠された真実を突き止めるという、マルチエンディング式のRPG作品。
「剣と魔法が中心の勧善懲悪」が中心だった従来のRPGとは異なり、深い哲学的要素を含むSF設定を下地にしたシナリオが高い評価を得ている。しかしこの一方で、理不尽なまでのクリア難度で「クソゲー」として話題になることも多い。

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『STARGAZER』(星をみるひとリメイク)のあらすじ・ストーリー

管理された人類とサイキック

荒廃した未来の世界で、人類はマザーコンピュータ「クルーlll」によってマインドコントロールを施され、その管理下で暮らしていた。自分たちが支配されていること自体を忘れている人類は、そのまま管理都市「アークCITY」の中に閉じ込められるような形で、外の世界があることも知らずに生きている。
だが、そんな世界の中にも、マインドコントロールを受け付けない先天的な特性を持つものたちがいた。彼らはサイキックと呼ばれる超能力者たちで、クルーlllの支配下にある管理都市から逃れ、荒野に隠れ里を作って助け合いながら暮らしている。
クルーlllはロボットや遺伝子操作されたバイオ兵士を使ってサイキックたちを狩り、アークCITYへ連行するサイキック狩りを続けていた。
記憶を失ったサイキックの少年・みなみは、サイキック狩りの魔の手から逃れながら、この世界に隠された真実を見つけ出すための旅に出る。

『STARGAZER』(星をみるひとリメイク)のゲームシステム

成長システム

キャラクターのステータスは「攻撃」「防御」「素早さ」「精神」「HP」「PP」の6つの能力値に分かれており、一般的なRPGでよく見る「経験値」や「レベル」は存在せず、戦闘中の行動によって能力値が少しずつ上昇する形をとっている。
「攻撃」依存の武器を使うことでの攻撃上昇、盾を使うことでの防御上昇などといった具合に、使った能力のパラメータが自動的に上昇するようになっているほか、ダメージを受けるとHPの上限値が上昇、ESP(超能力)を使えばPPが上がっていく。自動で少しずつ上昇していくHPやPPを除き、使わない能力は成長しない。

しかし、相手と自分の素早さの差によって決まる攻撃の命中率など、複数の能力が関連して初めて高い能力を発揮する場合も。このため「攻撃依存の武器ばかり使用し、攻撃に1点集中するような育成をしていると、後半になって攻撃が当たらなくなって行き詰まる」という壁が立ちはだかるため、ある程度の戦略性は要求される。

装備

「武器」「防具」「消耗品」「ESP」を全て合わせ、11個まで任意の組み合わせで装備することができる。ただし、みなみの「ぶれいく」やしばの「じゃんぷ」など、各キャラクター固有のESP能力は固定で1つ装備されており外せないため、実質的に10個を装備することになる。
武器や防具を含めたアイテムの効果については、カーソルを合わせて△ボタンを押す事で詳細を確認することが可能。

武器・防具

武器には「ナイフ」「サイコウェポン」「むち」「ブーメラン」「銃火器」などの大まかな分類があり、それぞれで単体攻撃用か全体攻撃用か、どの能力に依存するかなどが決められている。特定の属性を持つものや、「サイコブーメラン」のように、サイコウェポンでありながらブーメランの特徴を併せ持つような武器も存在する。
武器は使用回数が定められているが複数個装備することが可能で、戦闘中自分のターンが来るたびにどの武器を使うか選んで攻撃する。
使用回数が上限を迎えた武器も消滅せず手元に残るため、新しいものを買うか、特定の場所にいる修理屋に頼んで修理してもらうことで再び使用が可能となる。ただし銃火器と消耗型の攻撃アイテムは修理ができないため注意が必要。
防具は「体」「頭」「足」「腕」の4箇所に装備するものに加え「盾」が存在する。盾はダメージを減らす目的で使う防具だが、武器と同じく使用回数が定められている。自分のターンに選んで使用する事により効果を発揮し、使用回数が上限を迎えたものは修理することで再利用が可能になる。
盾以外の防具には使用回数に制限がなく、装備しているだけで効果を得ることができる。
防具の中には特定の属性に対する耐性や弱点を持っていたり、攻撃・精神・素早さの能力が同時に上がるものも存在する。

ESP(超能力)

本作ではESPも同様に装備して使うものとなっている。
戦闘終了時、能力が上昇するのと同様に一定確率でESPを手に入れることがあり、新たに手に入れたESPは、武器や防具と同様に装備して使うことができる。
ESPの効果も、武器防具等のアイテムと同様、画面でカーソルを合わせて△ボタンを押すことで確認することが可能になっている。

「サイコボール」「バドテレポート」「ヒーリング」等、戦闘中にコマンドとして選択して使っていく補助ESPについては、名称の横に残りの使用回数が出るが、これは残りPPを消費PPで割って算出した目安であり、ESPごとに個別に残り回数が設定されている訳ではない。
これらのESPは「サイコキネシス」や「パイロキネシス」「エレクトロキネシス」「エアロキネシス」「ヒーリング」「テレポーテーション」等の属性で分類されている。

攻撃や回復のためのESPのほかにも、「特殊効果」という分類のESPが存在しており、防具と同じく装備しているだけで効果を発揮する。

また、キャラクターごとの固有ESPについては、特定のアイテムで能力値を上昇させ、効果を増幅することが可能。

スロット式のセーブとロード

原作『星をみるひと』が複雑なパスワード管理だったのに対し、本作『STARGAZER』はスロット式のセーブとロードを採用。
長く読みづらいパスワードを入力する必要がなくなったほか、ゲーム終了時の時のステータスのまま再開できる。

『STARGAZER』(星をみるひとリメイク)の登場人物・キャラクター

主要人物

みなみ

本作の主人公。記憶を失ったサイキックの少年で、特定のブロックを壊すことができる固有能力「ぶれいく」を持つ。

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