機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種死・種デス・種運命)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とは、TBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日まで放送された『ガンダムシリーズ』の1つに属するロボットアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、2年後の世界を描く。戦争で家族を失った主人公シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲し軍へ入隊した。しかし、シンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立て、戦火はより広がって行くのだった。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の概要

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』とはTBS系列で2004年10月9日から2005年10月1日までTBS系列で放送されたテレビアニメ。全50話+特別編。制作はサンライズ、毎日放送。戦争を題材としたリアル志向のロボットアニメとして知られる『ガンダムシリーズ』の1つ。キャッチコピーは、「戦う意志が未来を変える。」。本作は、サンライズ第9スタジオが「新世紀(21世紀)に向けた、新たなスタンダードとなりうるガンダム」、「新世紀(21世紀)のファーストガンダム」、「原点回帰」を目指し制作された作品『機動戦士ガンダムSEED』の続編であり、前作の終盤の舞台だった第二次ヤキンドゥーエ攻防戦から2年後の世界を描いている。『ガンダムシリーズ』において、物語の舞台が「宇宙世紀」ではない作品の続編がTVシリーズで制作されたのは本作が初となる。

前作『機動戦士ガンダムSEED』で、戦争によって家族を失った民間人の少年シン・アスカは、守りたいものを守れる力を欲しザフト軍へ入隊した。MSパイロットとしての高い潜在能力を有していたシンは、新造された宇宙戦艦ミネルバへ配属され、最新鋭機であるインパルスガンダム(以下インパルス)のパイロットに抜擢された。ミネルバが建造されていた宇宙コロニー、アーモリーワンに地球軍の部隊ファントムペインが、同じくそこで開発されていた新型MS、カオス、アビス、ガイアを奪取すべく襲撃してくる。シンはインパルスに乗り、同じくザフト軍パイロットであるルナマリア・ホークやレイ・ザ・バレルと共に襲撃者に応戦するが惜しくも取り逃してしまう。シンたちは、襲撃者たちの乗る戦艦ガーティ・ルーを追う為にミネルバへ集結する。シンは、そこでアーモリーワンで非公式に会談しミネルバへ避難してきたプラント最高評議会議長キルバート・デュランダルと、オーブの代表カガリ・ユラ・アスハとその護衛アレックス・ディノと出会う。ガーティ・ルーを補足し、再び戦闘を開始した両者だったが、衝撃的な情報がもたらされる。それは、宇宙に漂っていた廃棄されたスペースコロニーの一つが軌道を地球へ変えたというものだった。ザフト脱走兵によるこのコロニー落としは、地球に対する空前の大量虐殺と環境破壊を目的としたものだった。このプラントと地球を巻き込んだ事件が、世界を大きく変えていくのだった。
守りたいものを守れる力を欲して軍へ入隊したシンだったが、家族を失ったシンは、亡くなった妹の携帯電話に残された音声を聞くことで精神の安定を保つ程に心が不安定であり、自身の拠り所を求めていた。そんなシンの力への渇望と純真すぎる心が、彼自身を戦いの中心へと駆り立てていくのだった。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のあらすじ・ストーリー

再び燃え広がる戦火

遺伝子を調整されて生まれた人間「コーディネーター」と自然のままに生まれた人間「ナチュラル」の間では、長らく緊張関係が続いていた。しかし、ある時その緊張が崩れお互いの感情が爆発し、コーディネーターとナチュラル、プラントと地球は戦争状態に突入した。この戦争は、第二次ヤキン・ドゥーエ宙域戦、ユニウス条約の締結を経て一応の停戦を見たが、両陣営の火種が完全に消えたわけではなかった。

オーブ首長国代表首長カガリ・ユラ・アスハは、護衛のアレックス・ディノと共に、プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルと極秘会談を行う為、スペースコロニー「アーモリーワン」を訪れていた。会談を行っている最中、地球軍の特殊部隊「ファントムペイン」がアーモリーワンを強襲する。ファントムペインの目的はアーモリーワンにある新型モビルスーツ(以下MS)の奪取であり、工廠に潜り込んだスティング・オークレー、アウル・ニーダ、ステラ・ルーシェの3人はそれぞれが新型MSのカオスガンダム(以下Mカオス)、アビスガンダム(以下アビス)、ガイアガンダム(以下ガイア)を奪い、さらに工廠への攻撃を始めた。アレックスは、カガリを守る為にやむなくMSのザクへ乗り込みカオスと交戦する。2機が対峙する中、アーモリーワンで開発され進水式も行っていない新造艦ミネルバから、1機の戦闘機が発進する。その戦闘機、コアスプレンダーに乗っているのは、シン・アスカという少年だった。コアスプレンダーは同じくミネルバから発進した3つのパーツと合体しMSインパルスへ変形した。インパルスは、カオスと交戦するが決着がつかずに取り逃してしまう。アビスとガイアもアーモリーワンを離脱し、さらに近くに敵の戦艦が発見された為、ミネルバは残存の戦力を集めて敵を追撃することを決める。しかし、そのミネルバ内には、避難してきたデュランダルや負傷したカガリを連れたアレックスがいた。

カガリは、再会したデュランダルからミネルバの艦長であるタリア・グラディスを紹介される。そして、敵戦艦を捕捉するまでに時間があった為、タリアにミネルバ内を案内される。カガリとアレックスは、そこでオーブ出身でザフトへ入隊した少年シンと出会うも、オーブに対して憎しみの感情しかないシンは、カガリに対して暴言を吐いて立ち去ってしまう。
艦橋に案内されたカガリとアレックスは、デュランダルに話しかけられる。デュランダルは、タリアが敵の戦艦に仮でつけた名前、ボギーワンを話題にしながら、「本当の名前は何と言うのだろうね?」「それが偽りなら、それはその存在も偽り、という事になるのかな?アレックス...いや、アスラン・ザラ君」とアレックスの正体が、元プラント最高評議会議長パトリック・ザラの息子であり、元ザフト軍のエースパイロット、アスラン・ザラであると告げた。

ミネルバは、デュランダルとカガリを乗せていたがアーモリーワンを撃した戦艦を捕捉し戦闘状態に入った。その最中、タリアは廃墟となったコロニー、ユニウスセブンが本来の軌道を変えて地球に向かっているとの報告を受ける。タリアは、ここで戦闘を続行するよりも、ユニウスセブンが地球へ落下して大惨事を引き起こすことを防ぐ為、ボギーワンを追うことを諦めユニウスセブンの破壊を最優先にするのだった。デュランダルを迎えに来たシャトルで本国へ送ったミネルバは、ユニウスセブンへ向かう。そこにはザフト脱走兵の乗るジンの部隊がいた。彼らは、今は亡きパトリック・ザラの、コーディネーターを新たな人類としてナチュラルを滅亡させるという思想に傾倒し、ユニウスセブンを地球へ落下させることで、パトリック・ザラの目指した世界を作り上げようとしていた。シン・アスカと、同じパイロットでザクに乗るルナマリア・ホーク、レイ・ザ・バレル、そしてアスラン・ザラは、ジンと交戦する。ミネルバは、落下するユニウスセブンと共に地球へ降下しながら破壊を試みるが、完全には破壊できなかった。そして、地球へ降り注いだ破片により、多くの地域で甚大な被害が引き下ろされてしまった。後に「ブレイクザワールド」と呼ばれたこの出来事により、世界は再び戦火に包まれていくようになる。

ミネルバは、カガリとアスランをオーブまで送り届ける。しかし、オーブの大勢はユニウスセブンを落下させたプラントを敵と見なす大西洋連邦に寄っており、そんな中でオーブに来航したミネルバは微妙な立ち位置に置かれていた。ミネルバは、揺れ動く情勢を鑑みて早々にオーブから出発していった。

戦場へ舞い降りた第三勢力

オーブから出航したミネルバは、ザフトのカーペンタリア基地へと来ていた。束の間の休息を過ごすシンたちだったが、見慣れぬMSがミネルバへ着艦する。そのMS、セイバーに乗っていたのは、ザフトへ戻りFAITH(フェイス。プラント国防委員会直属の特務部隊で、強い権限を持つ)となったアスランだった。復隊したアスランへ懐疑的な目を向けるシンだったが、FAITHとなったアスランの命令にしぶしぶながらも従うのだった。また、同じくFAITHのハイネ・ヴェステンフルスも加えたミネルバは、数は少ないものの戦力としては十分なものを持つことになった。そして、ミネルバは再び戦いの場へと赴いていった。

ミネルバの一向は、地球軍の援軍としてオーブ軍が合流したことを知る。今まで中立を維持してきたオーブだったが、権力の中枢にいるセイラン家は大西洋連邦(地球軍を構成する国家の一つで中心的立場の連邦国家。反コーディネーター色が強い)よりだった。そして、ワールドブレイクが起こったことで大西洋連邦と「世界安全保障」を締結し、地球軍に協力する為に軍を派遣するのだった。ミネルバは、地球軍とオーブ軍の連合軍に苦戦を強いられる。すると、そこへマリュー・ラミアスやラクス・クライン率いるアークエンジェル(元地球連合所属の戦艦で現在はオーブ所属)と、キラ・ヤマト(コーディネーターの少年。前作『ガンダムSEED』の主人公で、アスランの親友で前大戦を終結に導いた一人)の乗るMSフリーダムガンダム(以下フリーダム)が姿を現し、戦闘へ介入し始めた。フリーダムは、両軍のMSを無差別に攻撃し、戦闘不能にしていった。さらに、アークエンジェルから出撃したMSストライクルージュにはカガリが乗っており、オーブ軍へ戦闘行為を中止するように呼びかける。しかし、カガリの言葉がオーブ軍に届くことはなかった。そして、その混乱によってハイネが戦死してしまう。シンやアスランは、ただ戦場を混乱させて犠牲まで出したアークエンジェルやフリーダムに対して憤りを隠せずにいた。

二極化される世界

ミネルバは、クレタ沖にて、地球軍とオーブ軍の連合艦隊と再び戦闘していた。そして、またその戦場に現れたフリーダムとアークエンジェル。インパルスを駆るシンは、アウルの乗るアビスと交戦中だったが、互いに攻めきれずにいた。しかし、度重なるフリーダムの戦闘介入に怒りが限界に達したシン。アウルは、自分から意識を外したインパルスへ攻勢を仕掛けるが、シンはわざとその攻撃を受け、アビスが攻撃後に硬直した隙をついてジャベリンでコクピットを貫き戦闘不能にした。

ミネルバは、地球軍の大型MSデストロイガンダム(以下デストロイ)がベルリンを蹂躙していることを受け、デストロイを止めるためにベルリンへ向かう。そこには、同じくデストロイを止める為にフリーダムとアークエンジェルがいた。シンは、デストロイに乗り錯乱しているステラを正気に戻そうと必死にステラを止めようとするも、その甲斐虚しくフリーダムによってデストロイは破壊され、ステラが戦死してしまう。これにより、シンはフリーダムに対して憎悪を向けるようになり、倒すべき敵と認識した。

プラントはザフトにも地球軍にも味方せずに戦局をただ混乱させる存在であるとし、アークエンジェルに対して攻撃命令を発する。当然ミネルバもアークエンジェルへの攻撃に参加することになる。シンは、強敵であるフリーダムとの戦闘をレイとシュミレートしていた。そこでレイは、「フリーダムはコックピットへの攻撃はせずMSのカメラや間接部しか狙わない」とシンに助言する。その助言を受け、シンはフリーダムへの対策を詰めていった。そして、ついにミネルバとアークエンジェルが相対するのだった。アークエンジェルもまた、ミネルバへの直接的な攻撃はせずに牽制の砲撃しかしてこなかった。海へ逃げるアークエンジェルに対し、ミネルバは主砲を砲撃する。それが海へ潜航しようとするアークエンジェルに命中し、海から巨大な爆発が起こる。シンもまた、インパルスを分解してフリーダムの攻撃を躱したり、シールドにビームを反射させて攻撃するなどトリッキーな戦術で翻弄しフリーダムを撃墜するのだった。

シンがフリーダムを倒して賞賛される一方、アスランの心は沈んでいた。それはアークエンジェルとフリーダムが撃沈させられたこともあるが、密かにキラたちと接触し、彼らから「デュランダルはラクスを殺そうとしている、彼は信用できない」という話を聞いていたからで、そのデュランダルがアークエンジェルを一方的に敵と判断したことに疑問を感じたのが原因だった。それは、デュランダルへの不信感へと繋がっていった。シンとアスランは、デュランダルに新型MSデスティニーガンダム(以下デスティニー)とレジェンドガンダム(以下レジェンド)を与えられる。アスランは、これはデュランダルの信頼の証ではなく、デュランダルの元で言われるがままに敵を屠る、戦う人形になれという意味であると理解した。そんなアスランの心情を察知したデュランダルは、兵士を送ってアスランを拘束しようとする。アスランは、デュランダルにこのまま従うことを良しとせず脱走を決断し、成り行きでメイリン・ホーク(ミネルバのMS管制官)の助けを借りる。メイリンは、密かに想いを寄せていたアスランが、軍から排除されそうになっているのを看過できず、アスランを助けたのだった。そして、2人はMSグフ・イグナイテッドを奪い逃走を試みる。アスラン脱走の知らせを聞いたシンは、デスティニーに乗り、同じくレジェンドに乗ったレイと共にアスランを追うのだった。アスランはシンに、デュランダルの考え方では世界が混迷するだけだと訴えるが、レイはそれを裏切り者の戯言だと切り捨てる。シンは、双方の意見に自分なりの答えを見出すことができないまま、グフを撃墜させる。

死の商人ロゴス

戦争を陰で煽り世界を混沌へと導く存在、ロゴス。彼らは、地球の各国の政治や経済に強い影響力を有し、地球軍とザフトの戦争を扇動してきた。しかし、デュランダルによって陰の存在である彼らの存在が明るみに出たことによって、次第に彼らの状況は苦しいのものになっていった。そして、ロゴスの代表を務めるロード・ジブリールは、ヘブンズゲートへ逃亡していることが発覚した。ヘブンズゲートは、地球軍の最高司令部であり、地球軍のロゴス派が守護する基地だった。さらには、ベルリンで猛威を奮っていたデストロイが5機配備されており、スティングもそのうちの1機に乗っていた。しかし、地球軍の最大戦力をもってしても、シンたちのザフトの力を止められず、デストロイは皆大破し、ヘブンズゲートはザフトによって陥落した。しかし、ジブリールは再び逃亡し、オーブへとたどり着いた。
ザフトと反ロゴスの一部の地球の国々の連合軍は、オーブへ出兵しジブリールの引き渡しを要求するが、オーブはジブリールの存在を否定し、逆にオーブへと侵攻してきた連合軍を非難した。以前の大戦で、オーブに寄港していたアークエンジェルの存在をザフトに否定した時は成功した為、今回も言い逃れができると踏んでいた。しかし、ジブリールがオーブにいることを断定していた連合軍は、オーブがロゴス側の陣営である故の行動だと判断し、ミネルバを筆頭とした艦隊はオーブへの軍事侵攻を開始した。
オーブの戦線が次々と破られる中、アークエンジェルとストライクフリーダム、インフィニットジャスティスが現れ、戦闘に介入し始めた。ミネルバに沈められたと思われていたアークエンジェルだったが、辛くも難を逃れていた。フリーダムのパイロットだったキラも救助されて一命を取り止め、新たなMSストライクフリーダムを受領していた。また、インフィニットジャスティスに乗るアスランもアークエンジェルに救助されており、キラたちと行動を共にしていた。これによって戦況は覆り、連合軍の被害が増大していった。また、ジブリールの乗ったシャトルが宇宙へ逃亡していったことも重なり、指揮をとっていたタリアはこれ以上の戦闘の継続は無意味であると判断して撤退していった。

戦闘の翌日、カガリは全世界へ向けて演説を発信し、ロゴスとは事実上決別する。しかし、その演説にデュランダルは介入した。偽のラクス・クラインにデュランダルの正当性を唱えさせ、ロゴスとそれに協力する国家や組織を非難させたのだ。それは、オーブではなくプラント及びデュランダルが対ロゴスの旗頭であり世界を安定に導く存在であると全世界にアピールすることが目的だった。デュランダルは、自分が正しいということを世界中の人々に認識させていっていることに満足していたが、突如本物のラクス・クライン(プラントの歌姫として絶大な人気を持つ。物語冒頭ではキラたちとオーブで隠居生活していたが、混迷する世界情勢を憂い表舞台に立った)がその演説に介入。自身が反デュランダル、反ロゴスの立場であり、カガリを長とするオーブを支援することを伝える。

デスティニープラン

逃げたジブリールを追い、ミネルバは再び宇宙へと上がった。ジブリールを匿う一部の地球軍は、月面基地ダイダロスにレクイエムと呼ばれる巨大なビーム砲を設置していた。各箇所に設置した中継点によってレクイエムから発射されたビームを曲げ、地球の裏側だろうが攻撃できるというとんでもない代物だった。だが、ミネルバを含むザフト軍の主力部隊によってダイダロス基地は壊滅し、ジブリールも逃げ出そうとして乗っていた旗艦が撃沈され死亡する。
盟主であるジブリールが死亡したことでロゴスは滅亡した。これにより、デュランダルは世界に向けて全人類を救う最後の手段として「デスティニープラン(遺伝子によって人の得意不得意などを判断し、人それぞれに合った職業を強制するというもの)」の導入を機動要塞メサイアから宣言した。人が挫折も失敗も無く、不満もないから衝突も起こらなくなるというデスティニープランは、人々にとって心地よく聞こえるものだった。しかし、それは人々から自由を奪うことに他ならず、挫折も失敗も無いが達成感も喜びも感じないという、停滞した世界を作り出すものだった。
宇宙に上がったアークエンジェル含む地球軍、オーブ、ザフトの連合軍は、デュランダルの提唱する「デスティニープラン」を否定した。デュランダルは、秘密裏に改修したレクイエムで、話し合いと見せかけて軍備を整え始めた大西洋連邦のジョセフ・コープランド大統領を、アルザッヘル月基地や艦隊諸共抹殺した。これを受けたオーブは、アークエンジェルを主力とした艦隊を防衛の為集結させた。しかし、デュランダルは周到だった。メサイアにも核エネルギーを利用した巨大なガンマ線レーザー砲、ネオジェネシスを準備していた。その為、月面基地にあるレクイエムと、メサイアにあるネオジェネシスの2つの破壊、または使用を不能にする必要がでてきた。その為、部隊を2つに分けて対応することになった。

シンは、防衛の為デスティニーに乗って発進し、アスランの乗るインフィニットジャスティスと交戦した。アスランは、シンの目を覚まそうと呼びかける。シンは自分が信じるデュランダルとレイが間違っているはずがないと思い、アスランを攻め立てる。しかし、だんだんとアスランに追い詰められていくシンは、次第に心にも迷いが生じるようになる。自分ではその迷いを断ち切ることも受け入れることもできずに錯乱状態に陥ったシンは、味方のはずのルナマリアに刃を向ける。それを見て激昂したアスランは、デスティニーの腕と足を切り落とし戦闘不能にした。
シンは、ルナマリアにコックピットから助け出された。そして、メサイアが陥落し戦いが終わったことを悟ると、ルナマリアから「オーブは撃たれなかった」と言われ、安堵の涙を流しながら、メサイアが崩れていく様を見るのだった。

『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物・キャラクター

プラント・ZAFT(ザフト)

シン・アスカ

CV:鈴村健一
搭乗機:インパルス→デスティニー
本作の主人公。16歳。コーディネーター。元はオーブの出身だが、地球軍がオーブへ侵攻した際に父と母と妹を亡くしてしまう。その為、自分が強くならないと何にも守れないという考えからザフトへ入隊する。基本的に誰に対しても強気な姿勢を見せるが、尊敬する相手に対しては敬意を持って接する。軍人としての素質は高く、当時最新鋭MSインパルスのパイロットに選出される。しかし、人間としてはまだまだ未熟であり、自分の考えや信念を持って行動するよりは、力ある者の言葉に感化される傾向にある。作中でも、デスティニープランを推し進めようとするデュランダルの甘言に惑わされ、それの邪魔となる存在の排除に知らず知らずのうちに手を貸していた。

renote.net

レイ・ザ・バレル

CV:関俊彦
搭乗機:ザクファントム→レジェンド
ミネルバ所属のMSパイロット。普段は冷静沈着で何事にも顔色を変えることはないが、自身が絶対の信頼を置くデュランダルの前では喜びの笑みを浮かべたりすることもある。MSパイロットとしての技量はもちろん分析力にも長けており、指揮能力も高い。特に物語の後半以降ではシンやルナマリアに対して指示を出す描写が見られる。
実はクローン体であり、自身の大元となった人間がナチュラルであることやテロメアが短く人より長くは生きられないことが明らかとなる。その為、コーディネーターであるかは不明。人工的に作られた自身や、スーパーコーディネーターとして生み出されたキラに対しては存在するげきではないという考えを持つ。
ミネルバのクルーに対しては一定の距離感を持って接するが、シンに対してだけはその限りではなく、彼を擁護するような言動が目立つ。その背景にはデュランダルの存在がある為であり、デュランダルが推し進めている計画の中心人物として期待されているのがシンだからだった。凄まじいポテンシャルを秘めているシンは、過去のトラウマから、力を渇望していることと人に依存して自身を認めて貰いたいという願望を持っていた。デュランダルはそれにつけ込み、彼の力を自分の思う通りに使う為にレイをシンの近くに置いたのだった。

ルナマリア・ホーク

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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(シード フリーダム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(きどうせんしガンダムシード フリーダム)とは、TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのその後を描いた、福田己津央監督による2024年公開のアニメ映画。キャッチコピーは「私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか?」 。 2度に渡って世界を絶滅戦争の危機から救ったキラ・ヤマトは、仲間たちと共に地球の小国に招かれ、策謀によって全滅の危機に陥る。この時恋人のラクス・クラインが誘拐されたことを知ったキラは、彼女を取り戻すべく再び戦場に赴く。

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機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。

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機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(Mobile Suit Gundam 0083)とは、1991年から1992年にかけて、全13話が製作されたOVAシリーズである。アムロ・レイの活躍によって終結した、『機動戦士ガンダム』の戦いの三年後を描く。本作の星の屑作戦によって地球にコロニーが落とされたことで、物語は『機動戦士Ζガンダム』へと続いていく。

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機動新世紀ガンダムX(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動新世紀ガンダムX(エックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動新世紀ガンダムX』とは、1996年から1997年にかけてテレビ朝日系列にて放映されたアニメ作品。舞台は大きな戦後の世界で、バルチャーと呼ばれる組織が活動する中、厳しい環境を精一杯生き抜く主人公、ガロード・ランを中心に進んでいく。彼の行動が周囲の大人たちを動かし、次第に世界を巡る情勢をも変えていくことになる。

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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とは、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした映画作品。ガンダムシリーズの生みの親の1人である安彦良和が監督を務め、同作を見て育ったベテランスタッフが制作に携わっている。 連邦軍の兵士アムロ・レイは、強行偵察中に崖から落ち、敵軍の兵士のククルス・ドアンに救われる。ドアンは脱走兵らしく、島で戦災孤児たちと暮らしていたが、彼を追う者たちがそこに静かに忍び寄っていた。

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XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(ポケ戦・ポケなか)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは、1979年から断続的に製作され続けているロボットアニメ『ガンダムシリーズ』の1作品で、「宇宙世紀」と呼ばれる架空の時代の出来事を描いたOVAである。 地球連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムNT-1の奪取または破壊任務を命じられたジオン軍の特殊部隊サイクロプス隊。リボーコロニーで暮らす少年アルは、偶然からサイクロプス隊の面々と交流し、その作戦に加担していく。やがて彼らの戦いはコロニーの命運をも巻き込み、アルに戦争の残酷さを突き付ける。

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(第1部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』とは、反地球連邦を掲げるテロリストのハサウェイ・ノア、地球連邦の軍人ケネス・スレッグ、謎の美少女ギギ・アンダルシアの運命が交錯し擦れ違っていく様を描いた、2021年公開のアニメ映画。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリーに連なる続編的立ち位置であり、『機動戦士ガンダム』シリーズの生みの親、富野由悠季の小説を元に映像化。同シリーズ40周年記念作品として製作された3部作の第1作目で、美しい映像美と壮大な音楽、大迫力の戦闘シーンが魅力の映画作品である。

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機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムAGE(エイジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「機動戦士ガンダムAGE」とは2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送されたテレビアニメである。突如あらわれた謎の勢力との戦争の中で、主人公(フリット、アセム、キオ)が世代交代していくのが特徴だ。子供向けの絵柄とは裏腹に、敵との戦争の中で各々の異なった葛藤を描いているのも魅力の一つであり、子供から大人まで楽しめる作品となっている。

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ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

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MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。

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ガンダムビルドメタバース(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガンダムビルドメタバース(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。

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機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダムUC(機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096)は福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。 機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台に、重要機密であるラプラスの箱を巡る戦いに巻き込まれた少年の葛藤と成長を描く。 緻密に練り込まれた物語もさることながら、戦闘シーンも見所の一つであり、それを彩る兵器であるモビルスーツ、モビルアーマーも幅広い層から人気を集めている。

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機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム0083(Mobile Suit Gundam 0083)は、OVAとして発売されたアニメ作品である。1991年より全13話が発売、1992年にはOVAを編集した総集編が劇場公開された。地球連邦軍と、ジオン軍残党デラーズフリートとの戦いを描く。シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間をつなぐ物語として制作され、両者の空白の期間を埋めるものとなっている。

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は『ガンダムシリーズ』のロボットアニメの1つで、第1期が2015年に、第2期が2017年に放送された。『機動戦士ガンダム』などの宇宙世紀作品とは別の世界観を舞台としており、少年兵の三日月・オーガスの活躍を描いている。 本作にも『ガンダムシリーズ』おなじみの兵器モビルスーツやモビルアーマー、大規模な戦いには欠かせない艦船や兵器が登場する。

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ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!

「ラクス構文」とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でヒロインのラクス・クラインが発したセリフを元にしたネットスラング。 敵であるアコードから主人公キラ・ヤマトへの愛情が必要から生じたものだと揶揄されたラクスは、「必要だから愛しているのではありません、愛しているから必要なのです」と反論。理路整然としながらも彼女の心情を適切に表した言葉として、作品を代表する名言・名セリフの1つとなった。ラクス構文とはこれを現実に持ち出して、「より正確な因果関係の順序」を訴えるものである。

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ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ガンダム Gのレコンギスタ』とは、「機動戦士ガンダム」シリーズの続編で、全26話のアニメシリーズ。 ∀(ターンエー)ガンダム以来、ガンダムのTVアニメシリーズとしては15年ぶりの富野由悠季監督作品である。また後年にはテレビシリーズを基に再編された劇場版も制作されている。 独特な演出とセリフ回しはファンから富野節とも呼ばれ、小気味良いテンポで展開されていくストーリーの中で、物語中の状況の変化と共に数々の名台詞が存在している。

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、第一期、第二期と25話ずつに分けて全50話が放送されたガンダムのテレビアニメシリーズ。 本編と同時に小説や漫画などで展開された公式外伝「月鋼(げっこう)」や、第一期と第二期の間の時期の金星を舞台にした物語という設定のスピンオフ作品で、アプリゲームとして発表された「ウルズハント」なども後年制作されている。 本編では主人公の三日月・オーガスとオルガ・イツカらの結成した「鉄華団」の壮絶な戦いが描かれている中で、数々の名セリフが物語を味わい深くしている。

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機動戦士Ζガンダム(ゼータ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士Ζガンダム(ゼータ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

機動戦士Ζガンダムは富野由悠季原作のTVアニメ。前作である機動戦士ガンダムから数年後が舞台となっており、登場人物やMS(モビルスーツ)は刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場している。前作とは違い、エゥーゴ対ティターンズという地球連邦を母体とする2つの勢力抗争、そしてジオンの残党であるアクシズの三つ巴による同盟・裏切りなどの複雑な展開は様々な名言を残している。

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