アヒルと鴨のコインロッカー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アヒルと鴨のコインロッカー』とは、吉川英治文学新人賞に輝いた伊坂幸太郎の同名小説を基にした2007年公開の日本のミステリー映画。主人公の椎名は引っ越し先で隣人の河崎という男から、隣の隣に住むブータン人のために「本屋を襲撃して広辞苑を奪いたい」と誘われる。奇妙な誘いに戸惑う椎名だったが、本屋襲撃の手伝いをすることになる。やがて明らかになる2年前の出来事。過去の物語と現在の物語が交錯する中で椎名が見た真実とは。映像化が困難とされている作品を原作の複雑な伏線やトリックを巧みな描写でまとめた。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の概要
『アヒルと鴨のコインロッカー』とは2007年公開の日本のミステリー映画。
吉川英治文学新人賞に輝いた伊坂幸太郎の同名小説を基に、作者の伊坂幸太郎が映像化が不可能だと思っていた作品を中村義洋監督が見事にまとめあげた。
印象的なタイトルの「アヒルと鴨」は本作に登場する外国人と日本人を比喩した表現となっており、物語を紐説く鍵となっている。
椎名の現在の物語と、琴美という女性の2年前の物語が同時に描かれるカットバック形式をとっている。
2年前の回想シーンをモノクロに、現在をカラー映像にすることで、小説をわかりやすく映像化することに成功している。
春、大学入学を機に椎名(演:濱田岳)は仙台で一人暮らしをすることになった。新居で段ボールを片付けながらボブ・ディランの『風に吹かれて』を口ずさんでいると、隣の男(演:瑛太)が話しかけてきた。男は全くの初対面であるにも関わらず椎名を自室に招き入れた。男の名は河崎と言う。親しみを込めて呼び捨てにするように椎名に言った。河崎は椎名に「隣の隣はブータン人が住んでいる」と話し、彼が日本語が苦手で引きこもっているので広辞苑をプレゼントしたいという。そこで椎名に「一緒に本屋を襲って広辞苑を奪って欲しい」と頼むのだった。河崎は2年前に起こった、彼の元カノの琴美(演:関めぐみ)とブータン人留学生(演:田村圭生)と美人ペットショップ店長・麗子(演:大塚寧々)にまつわる出来事を話しだし、椎名を自分のペースに巻き込んでいく。
椎名と河崎は本屋襲撃を決行する。
2年前の過去の物語と現在の物語が交錯する中、全てが明らかになった時、椎名が見た切ない真実とは。
ミステリー作品なのに、序盤のテンポは緩く進み、中盤になるまで何の物語なのかはっきりわからず全容が掴めない。
しかし観客を飽きさせることもなく、不思議な魅力に取り込まれていく。
本作の肝でもある大どんでん返し部分では「ボブ・ディランは神様」「隣の隣のブータン人」「広辞苑を盗むために本屋を襲撃」「ペットショップの店長には気をつけろ」といったキーワードが伏線となり畳みかけるような展開が待っている。
観客は冒頭からの雰囲気を保ちつつ、終盤全く違った印象の物語になっていくことに驚かされる。
映画公開日は、宮城県では2007年5月12日に先行公開され、その他の地域は6月23日に公開された。
これはオール宮城県ロケで撮影を行ったためである。
中村義洋監督はこの作品で新藤兼人賞を受賞した。この賞は新人映画監督に贈られる日本の映画賞である。
2014年1月にラゾーナ川崎プラザソルで同名朗読舞台が上映された。
脚本・演出はロウドクノチカラ近藤大介が担当し、近藤は椎名の役を演じた。
2016年9月にザ・ポケットで同名舞台化作品が上演された。
主演は 多田直人(椎名役)と 山田ジェームス武(河崎役)である。
『アヒルと鴨のコインロッカー』のあらすじ・ストーリー
春、引っ越し先で
仙台の大学に引っ越してきた椎名はアパートで一人暮らしを始める。
左の隣人にお土産を持って引っ越しの挨拶をするが、隣人は不愛想で部屋に閉じこもってしまった。玄関でボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌いながら片付けをしていると、右の隣人である男から「ディラン」と声をかけられた。
彼にいきなり部屋に入るよう誘われ、椎名は言われるまま男の部屋に入ってしまう。 部屋に入ると男は河崎と名乗った。
河崎は隣の隣はブータン人でキンレイ・ドルジという名前だと教えてくれた。
そしてドルジはアヒルと鴨の違いを知るために辞書を欲しがっていて、河崎はドルジのために広辞苑をプレゼントしたいのだという。そしてモデルガンを2つ出し、「一緒に本屋を襲撃して、広辞苑を奪わないか?」と椎名を誘った。
椎名は呆れ果て部屋を出ていこうとすると、後ろから河崎から「ペットショップの店長に気を付けろ!麗子と言う女だ。彼女を信用するな」と言われた。
外人は何を考えているかわからない
翌日、帰りのバス停で椎名はインド系の外国人女性を見かける。女性は行き先を車掌に聞いているようだが言葉が通じない。そこに忽然と女性が現れ、「聞いているでしょう」と車掌に捲し立てた。
しかし車掌は「日本語が分からないと」と言ってバスのドアを閉めてしまった。
それを見ていた椎名は、自分も人種差別があるなと考え反省する。アパートの近くに着くとドルジと会った。椎名は優しく「何か困っていることはありませんか?」と話しかけると、ドルジは「いえ」と一言残し立ち去った。
それを見ていた河崎はドルジが恋人を失った話をし始めた。
ドルジは車に轢かれそうな犬を助けた事があった。そのことがきっかけで、ペットショップの店員である琴美と恋に落ち2人は付き合うようになった。
河崎は「俺と琴美が付き合っていて、別れてから琴美はドルジと付き合うようになった」のだという。琴美は河崎を振った際「あんたも熱くなりなさいよ。轢かれそうになっている犬がいたら助けるとか、逃げた女を地球の裏側まで追いかけるとか、高くて手に入らない本があったら本屋を襲ってでも奪うとか」と河崎に言ったのだった。
本屋襲撃
椎名が部屋で寝ているとチャイムが鳴り、出てみると河崎が立っていた。
椎名は河崎の口車に乗ってしまい本屋を襲う手伝いをするはめになってしまう。椎名は車の中で「本なら買えばいいのに」とつぶやくと、河崎はある話をし始めた。
シャローンとマーロンはアパートの5階で2人暮らし。シャローンはある雨の日、窓の外からずぶ濡れになっている子猫を発見。マローンにあの子猫が欲しいとねだると、マローンはすぐに子猫を抱え戻ってきた。
しかしシャローンは「わたしが欲しかったのはここから見た、雨に濡れた可哀想な子猫よ。今ここにいるのは、濡れていない可愛い子猫でしょ。わたしの欲しかったものじゃない」という内容であった。
そして「本屋で買った本と本屋を襲って手に入れた本はそれくらい違う」といった。
本屋に着くと2人はモデルガンを用意。河崎が入口から侵入し椎名は裏口で見張り役。河崎は人の気配を裏口に向けるためドアを蹴るように指示。そして30分ぐらいで戻ると言ったが椎名は時計を持っていなかった。 河崎は「風に吹かれて」を2回歌うごとにドアを蹴り、 10回歌い終わると車に戻るという作戦にした。
河崎が行った後、椎名は指示通りに歌っていたが様子が気になり入り口を見に行った。そこには白いセダンが停まっていたこと以外は、何事もなかったので裏口に戻った。そしてセダンは走り去っていった。10回歌い終わり車に戻ると、河崎は既に戻っていた。しかし河崎が奪ってきたのは広辞苑ではなく広辞林だった。2人は落胆しながらアパートに帰った。
河崎を信用するな
翌日椎名は大学の構内で、昨日の忽然とした女性を見かけたので話しかけた。女性はペットショップを経営していて麗子と名乗った。椎名は河崎に、信用するなと言われたことやドルジの話しをした。そして麗子はドルジを探しているという。麗子は椎名と別れ際に、「河崎くんを信用するな」と椎名に言い残した。
椎名はどの教科書を買うか忘れてしまい、河崎に家に入って確認してもらう。河崎が「本はない」と言ったので椎名は昨夜、襲撃した本屋に奪い返されたと思った。そして帰宅した後本屋に行ってみた。店員に「昨夜、何か事件はありましたか」と尋ねると、薬をやっているらしい江尻が近くで騒いでいたという。それを聞いて椎名は、河崎も薬をやっているんじゃないかと疑い麗子に話を聞きに行く。
麗子は河崎が、HIVに感染しているのだという。2年前、ドルジがマイクロカセットレコーダーを河崎のポケットにいたずらで仕掛けた。河崎が健康診断に行った時に、その録音内容からHIVに感染していることを知ったのだ。
椎名が家で寝ていると、外で物音がしたので出てみると河崎がいて驚く。2人は弁当屋に向かった。椎名は2年前、ペット殺しがあったのかと河崎に尋ねてみた。
河崎は「麗子に会ったのか?」と聞き返してきたが、椎名は会っていないと返す。河崎は、ドルジと琴美がペット殺しの現場を目撃し、ドルジが犯人に石を投げて二人は逃げたのだと言った。
椎名は注文した弁当を受け取り、外に出ると河崎は車で走り去って行ってしまった。
真実
次の日の夜、椎名と麗子は河崎の車の後を追うことにした。道が二手に分かれた人通りの少ない方の道を河崎は進んでいく。2人は道の分岐点で、河崎が戻ってくるのを待つことにした。
河崎が戻ってきたので、2人は彼が進んだ先へ行くと海岸に出た。すると男が大きな木に縛られ、足にはナイフが刺さっている。そして鳥に全身をつつかれていた。
男はペット殺しの犯人で、琴美を殺した本屋の店員の江尻であった。
椎名はアパートに戻り、ドルジがブータン人かどうかを確認するため、ドルジに「辞書を貸してほしい」と頼んだ。ドルジは日本語で話し、出身は山形だという。
そして次は河崎の部屋を訪ねた。河崎に一人暮らしマニュアルの本を「ディランの本だ」と言って渡してみた。河崎が「ディランの詩が載っているのか?」と聞いてきたことにより、字が読めない事が判明。
なぜ嘘をついたのかと聞くと、河崎は「嘘はついていない。隣の隣だ。俺の名前はキンレィ・ドルジ。ブータンから来た」と告白。つまり河崎の左隣は椎名、椎名の右隣は自分と言うことだった。
2年前の出来事
2年前、ドルジは琴美と恋に落ち同棲する。琴美の部屋にあったCDを見つけ、何のCDかを聞いた。琴美は「ボブ・ディラン。彼を神様と崇めている知り合いがいてね」と言う。その知り合いとは河崎のことであった。
ある事をきっかけにドルジと琴美と河崎は親しくなる。河崎はドルジに日本語を教えることにした。そしてシャローンの猫の話をする。その話をドルジが日本語で話すことができるように、マイクロカセットレコーダーに録音させた。
ある日、ドルジと琴美は3人組の若者がペットを虐待しているところを目撃。3人組は2人を追いかけてきたが、なんとか逃げ切る。しかし、琴美は定期券を落としてしまっていた。 部屋に戻ると琴美はペットを虐待していた3人組を許せず、「鳥葬にしちゃえばいい」と言った。
そして琴美に3人組からの脅迫電話がかかってきた。その留守電からボーリングの音がしたので、警察に通報し琴美とドルジもボーリング場へ向かう。
そして犬を乗せた3人組の車を発見。警察の気配に気づいた3人組は逃げようと車を走らす。そこに琴美は両手を広げ立ち塞がるが跳ねられてしまった。3人組の乗った車はトレーラーにぶつかり大破。
犬は車から逃げ出し、それを見届けた琴美は息を引き取った。
その後、ドルジは河崎から日本語を必死で習っていた。河崎は3人組の1人である本屋の息子の江尻がまだ生きていることを知る。河崎とドルジは復讐をしに本屋に向かった。ドルジに裏口に立ってドアを蹴るよう指示し、河崎は襲撃に向かう。しかし急に具合が悪くなり車に戻ることになった。ドルジが運転する車の中で河崎の意識はしだいに遠のいていく。
神様を閉じ込める
河崎が亡くなり、ドルジは河崎の態度や服装を真似るようになった。
かつてドルジは琴美に、アヒルと鴨の違いを聞いたことがあった。琴美は「アヒルは外来種、鴨はもとから日本のもの」と答え、ドルジは「僕たちはアヒルと鴨だね」と返した。 そんな想い出に浸っていると、椎名の歌う「風に吹かれて」が聞こえてきた。
本屋襲撃の真相はというと、ドルジは江尻を確保し白いセダンに乗せ車を別の場所に移動。そして本屋に戻り自分の車に乗り換え、椎名を待ち2人で帰る。その後、江尻を海岸の木に縛り付けた。江尻がすぐに死なないように、たまに食事を与えに行っていたのである。椎名の教科書がなくなったのは、字が読めない事を椎名にバレないように自分の部屋に隠したからであった。
椎名は実家に帰ることになった。ドルジが駅まで送るという。駅に着くと椎名は「風に吹かれて」を流したラジカセをコインロッカーに入れた。「神様を閉じ込めるんだよ。神様に見てみるふりをしてもらおうよ」と言葉を残し2人は別れた。
椎名を見送った後ドルジは、帰り道で車に轢かれそうな犬を見つけ道路に飛び出す。その後ドルジがどうなったのかはわからない。椎名は新幹線の中で牛タン弁当を食べ、眠りに落ちていた。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の登場人物・キャラクター
椎名(演:濱田岳)
物語の主人公。大学進学を機に東京から仙台に引っ越してくる。性格はどちらかというと気弱で押しに弱い面がある。
実家の父親は靴屋をしており、椎名は小学生の頃、文集に将来は靴屋になりたいと書いていた。
大学では法学を専攻している。
椎名はボブ・ディランの『風に吹かれて』をよく口ずさんでいる。それは中学生の頃、好きな女の子がボブ・ディランが好きだと言ったからだ。
卒業式に告白するためにボブ・ディランの『風に吹かれて』のギター引き語りを練習してその子の前で披露したが、「それ誰の曲?」と言われた苦い経験がある。
それ以来『風に吹かれて』を口ずさむようになった。
『風に吹かれて』を口ずさみながら引っ越しの段ボール箱を片付けていると、右隣の隣人の隣の河崎という男に声を掛けられる。
河崎から椎名の左隣に住むのは外国人であるブータン人のドルジで、恋人の琴美を失い引きこもりがちになっていることを聞く。
河崎は椎名に、「ドルジが辞書を欲しがっているので一緒に本屋を襲撃して広辞苑を奪おう」と誘う。
椎名は戸惑い、一度は断りながらも段々と河崎のペースにのせられて、襲撃を手伝うことになる。
本屋襲撃で椎名に任されたのは裏口で見張りをすること。10回『風にふかれて』を歌い、2回歌うごとにドアを蹴ることだった。
その後、夜になると車でどこかに出かけていく河崎を怪しむようになる。
書店の店員から、本屋を襲撃した夜に江尻がいたことや、江尻がドラッグをやっている噂を聞き、椎名は河崎がドラッグの売人ではないかと疑った。
椎名は河崎から「ペットショップの店長、麗子に気をつけろ」と言われていた麗子と知り合いになり、麗子に「河崎君を信用するな」と言われる。
麗子に車を出してもらい、夜、車で出かける河崎の後をつけ、海岸沿いで気に縛られた男を発見する。
「河崎がやったのかな?」と麗子に問うと、麗子に「河崎君はもうこの世にいない。ブータン人に聞いてみなさい」と言われる。
椎名は引っ越してきた日、近所の挨拶に銘菓ひよ子を配るが、左隣の隣人に渡したところそっけない態度だったため、河崎から彼がブータン人と言われると信用してしまった。
この左隣の隣人と道で会った時などは、「何か困ったことはないですか?」と外国人に伝わるように身振りを交えて聞いたので怪しまれてしまう。
大学で教科書を買った際に何を買ったかわからなくなってしまい、河崎に電話して自室に入ってもらい確認してもらおうとしたが、本棚に本はないと言われる。
また、本屋を襲撃た際、河崎が広辞苑と広辞林を間違えたことから、河崎は字が読めないと推測する。
確認するために、『一人暮らしマニュアル』を『ディランの詩集』と言って河崎に渡したところ、違いに気づかなかったことから確信する。
父が胃がんになってしまい、母から電話がかかってきて椎名は一度東京に帰ってくるように言われる。
見送りに来たドルジに持ってきた『風に吹かれて』が流れるラジカセをコインロッカーに入れ、「神様を閉じ込めて、見て見ぬ振りをしてもらおう」と話す。
牛タン弁当にこだわっていて、なかなか食べられないでいたが、最後新幹線で牛タン弁当を食べて眠っている。
河崎/本当のドルジ(演:瑛太)
椎名が引っ越してきたアパートの右隣の隣人。
隣でボブ・ディランの『風にふかれて』を口ずさみながら段ボールを片付けていた椎名に声をかけ自宅に呼ぶ。
そこで椎名に3つのことを伝えた。1、隣の隣に住んでいるのはブータン人のドルジであること。2、彼は2年前に恋人の琴美を喪い、落ち込んで引き込もりがちになっていること。3、彼は辞書さえあれば日本語がうまくなると信じているので、彼を励ますために広辞苑をプレゼントしたいと考えていること。
そして椎名に広辞苑を手に入れるために書店を襲撃したいので手伝ってほしいと頼む。
河崎は椎名と本屋を襲撃し広辞苑を盗もうとしたが、広辞苑の隣にあった広辞林を持ってきてしまう。
その後、夜に一人で車で出かけることを椎名に怪しまれ、麗子と麗子の車で後をつけてきた椎名に海岸沿いの木に男(江尻)をしばりつけていたことを知られてしまう。
その上、河崎は字が読めないことを椎名に勘づかれてしまった。
それは椎名から教科書の題名を読んでくれと言われたときに本はないと言ったことと広辞苑と間違えて広辞林を持ってきてしまったことからだ。
河崎は自分がブータン人のドルジだという真実を告白する。
ドルジは、河崎は琴美の元恋人だったと椎名に話した。そして本屋襲撃事件までのいきさつを語った。
ペット殺しの犯人を捕らえようとした琴美が車に轢き殺され、復讐ために犯人の1人である書店店員の江尻を河崎と襲おうとした。
しかし襲撃の途中で河崎が病気で亡くなってしまう。椎名を本屋の襲撃に誘ったのは江尻を連れ出すためだったと明かした。
全てを知った椎名を駅まで送りに行く途中、麗子に「自首しなさい」と言われるがはぐらかす。
駅のコインロッカーに『風に吹かれて』をリピート再生させたラジカセをしまった椎名から、「神様を閉じ込めて、見て見ぬ振りをしてもらおう」と言われる。
椎名と別れた後、車道に出ようとしている犬を助けようと飛び出すが、その後どうなったかは描かれていない。
河崎の死後、河崎の白いジャケットを譲り受け、河崎の髪型や歩き方を真似し、河崎になりきろうとした。
椎名に「“さん”はいらない。呼び捨ての方が親しく聞こえる」と言ったのも河崎の真似である。
河崎がこの話をすらすらと話せるようになったら日本語はラクショーだと言っていた“シャローンの猫”の話をマスターし、椎名に披露した。
Related Articles関連記事
Bob Dylan(ボブ・ディラン)の徹底解説まとめ
アメリカのシンガーソングライター、ギタリスト。1941年5月24日生まれ。1962年のデビュー以来、多くの作品を発表し多くのアーティストに影響を与える。特に、内省的で独特の世界観を持つディランの歌詞はポップス/ロックの方向性を変えたとも言われ、同時代にデビューしたビートルズの作品にもその影響が現れている。2016年ノーベル文学賞受賞。
Read Article
ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。
Read Article
マスカレード・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。
Read Article
WATER BOYS(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『WATER BOYS』とは、2003年7月の火曜21時にフジテレビで放送されていたドラマ。映画『ウォーターボーイズ』を元に制作されており、脚本は橋本裕志と中谷まゆみ。主演は山田孝之で、森山未來や瑛太などが出演している。シンクロに憧れて唯野高校水泳部に入部した進藤勘九郎は、学園祭のシンクロ公演でリーダーに選ばれたが、シンクロ公演が急遽中止となってしまう。そこで勘九郎はシンクロ公演を実現させるため動き出す。勘九郎と仲間たちの友情や恋愛を描いた青春ドラマである。
Read Article
HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
Read Article
嫌われ松子の一生(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『嫌われ松子の一生』とは、2006年5月27日に公開された日本のコメディ映画である。山田宗樹の小説『嫌われ松子の一生』を原作としている。川尻笙は、夢をあきらめ、堕落した生活を送っていた。突如故郷の父が来訪し、笙の叔母である松子が死んだことを伝える。松子の住んでいたアパートの片付けを父に頼まれた笙は、会ったことのない叔母の松子の死の真相に迫るとともに、その波乱万丈な人生をたどっていく。ストーリーはシリアスな内容だが、華やかなミュージカルシーンやコミカルな演出が見どころの作品である。
Read Article
世界から猫が消えたなら(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『世界から猫が消えたなら』とは日本で作成されたドキュメンタリー要素のあるファンタジー作品である。2012年に発行された原作の『世界から猫が消えたなら』は、翌年の2013年に本屋大賞にノミネートされた。そして2016年3月に単行本と文庫本を含めた累計発行部数が101万5000部になり、同年の5月に映画が公開された。自分の身の周りから物が消え、それに関連した人間関係も同時に消えていく体験をするストーリーでは、主人公とともに人生において大切なものに気付くことができる映画となっている。
Read Article
アンフェア(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。
Read Article
HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。
Read Article
魔王 JUVENILE REMIX(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『魔王 JUVENILE REMIX』とは、2007年から2009年にかけて『週刊少年サンデー』で連載されていた大須賀めぐみによるサスペンスアクション漫画。原作は伊坂幸太郎の『魔王』。都市開発が進み、治安悪化が進む猫田市。その街のヒーローである犬養舜二の裏の顔を知ってしまった安藤は、犬養の思惑を阻止すべくたった一人立ち向かう。 少年漫画では珍しい「腹話術」という地味な能力を使った躍動感のある戦いや、個性的なキャラクター達が織りなすスリリングな展開が魅力。
Read Article
オレンジデイズ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オレンジデイズ』とは、2004年にTBS系列で放送されていた日本のテレビドラマ。妻夫木聡演じる大学4年生の結城櫂(ゆうきかい)と、柴咲コウ演じる病気で聴覚を失った萩尾沙絵(はぎおさえ)のラブストーリーを軸にした若者たちの青春ドラマである。病気で心を閉ざしてしまった沙絵が、櫂の優しさに心を開いていくストーリーが感動を呼んだ。数々のヒット作を生み出してきた北川悦吏子が脚本を手掛けている。
Read Article
残穢-住んではいけない部屋-(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。
Read Article
カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
Read Article
プロポーズ大作戦(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『プロポーズ大作戦』とは日本のフジテレビ系列の月9枠で、2007年4月から放送された青春ラブコメディードラマである。未来から過去へタイムスリップするというファンタジー要素も含まれている。主人公の岩瀬健は幼馴染の吉田礼に長年想いを寄せていたが伝えられず、彼女の結婚式に出る羽目になった。後悔している彼の元に現れたのは、結婚式場に住んでいるという妖精だった。過去へ戻れるチャンスをもらった健が、大好きだった彼女を取り戻すために、自身の過去の行動を変えながら奮闘する姿にも注目だ。
Read Article
引っ越し大名!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。
Read Article
VIVANT(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。
Read Article
アイネクライネナハトムジーク(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アイネクライネナハトムジーク』とは、2014年に発刊された伊坂幸太郎の連作短編集を原作とした、2019年に公開された日本映画である。監督は今泉力哉。会社員の佐藤(さとう)は、恋愛したいと思いつつも「出会いがないから」と理由をつけて恋愛に積極的になれずにいた。それを友人の織田一真(おだかずま)や妻の由美(ゆみ)らが見守る中、佐藤と本間紗季(ほんまさき)は劇的な出会いを果たす。この作品は、佐藤と紗季やその周りを取り巻く人々が10年にわたって織りなす物語を穏やかに描き出す作品である。
Read Article
リコカツ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『リコカツ』とは出会って3か月の2人が結婚し、その後離婚活動(リコカツ)を始める笑いあり、涙ありのテレビドラマである。2021年4月にTBSで放送された。主人公は水口咲(みずぐちさき)と緒原紘一(おばら こういち)で、2人は運命的な出会いをして結婚するが、価値観などが合わずに離婚を意識する。現代ならではの離婚の多さや、その理由や家族間の思いなども描写されている。様々な夫婦や家族の絆を描いた心温まるストーリーだ。
Read Article
マイファミリー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『マイファミリー』とは2022年にTBSの日曜劇場で放送されたドラマである。二宮和也と多部未華子が演じる夫婦の子どもが誘拐されるところから物語は始まる。誘拐の方法が過去に隠蔽された誘拐事件と似ていたことから、当時かかわっていた警察関係者も動き出す。家族、警察、犯人の思いが交錯したストーリーから目が離せないと、最終回まで話題となったノンストップファミリーエンターテイメントである。
Read Article
【濱田岳】どんな大人になった?3年B組金八先生第7シリーズの生徒役まとめ【寺島咲】
学園ドラマの大御所としてシリーズ化されてきた『3年B組金八先生』。かつて生徒役として出演した役者たちも現在では立派に成人し、それぞれの道を歩んでいます。この記事では、第7シリーズで生徒役を演じた演者たちについてまとめました。今やドラマに映画に引っ張りだこの人も。ぜひこれからも頑張っていってほしいですね。
Read Article
永山竜弥・瑛太・絢斗のイケメン画像集!【永山3兄弟】
俳優として活躍する永山瑛太&絢斗のイケメン画像を集めました。さらに長男・竜弥の画像も発見!顔だちは似ていますが、それぞれ異なる魅力を持つ永山3兄弟のイケメンっぷりをご堪能ください!
Read Article
ウォーターボーイズに出演したイケメン俳優たちまとめ!小出恵介や高良健吾など
男子学生がシンクロナイズドスイミングに打ち込む、というストーリーで一世を風靡した『WATER BOYS』。映画としてヒットした後に繰り返しドラマ化された「ウォーターボーイズシリーズ」には数多くの若手イケメン俳優が出演していた。ここでは「ウォーターボーイズシリーズ」に出演していた人気俳優を紹介する。
Read Article
ドラマ『最高の離婚』のセリフが深くて面白い名言だらけ!2014年放送のSP分も追加!
ここでは2013年にフジテレビで放送された、ドラマ『最高の離婚』のセリフについてまとめている。視聴者から「名言だらけ」「セリフの例えが秀逸」などと評判だった同ドラマは、主演を瑛太、ヒロインを尾野真千子&真木よう子が務めた。2014年には連続ドラマの1年後を描いた『最高の離婚Special 2014』も放送されている。 紹介しているセリフの中には、男女で違う結婚後のパートナーへの意識を表現したもの、女性の焦燥感をテトリスや大縄跳びで絶妙に表現したものなどがある。
Read Article
水野美紀や瑛太も「閉所恐怖症」!?克服するための10の方法を解説!
「閉所恐怖症」とは、閉ざされた狭い空間や場所にいることに極度の恐怖を感じる恐怖症の一つ。「閉所恐怖症」を患っている人というのは意外と多く、芸能界でも度々話題になる。女優の水野美紀は過去にパパラッチに追いかけられた経験から「閉所恐怖症」になったと語った。その他、俳優の瑛太やお笑いコンビNON STYLEの井上裕介など、多くの人が「閉所恐怖症」を患っている。 「閉所恐怖症」を克服するためにはどうすればいいのか。この記事では克服するための10の方法を解説する。
Read Article
斉藤和義と関係の深い本?!『アイネクライネナハトムジーク』
『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』などの作品で知られ、数々の賞を受賞している作家:伊坂幸太郎の今までの作品とはちょっと変わった本『アイネクライネナハトムジーク』を紹介します。
Read Article
ドラマ『若者たち2014』が低評価だった理由とは?主演級の俳優が揃っているのに何故視聴率が低かった?
2014年、フジテレビの開局55周年記念企画として、1966年に放送された『若者たち』というTVドラマがリメイクされた。タイトルは『若者たち2014』。妻夫木聡が主演を務め、その他に瑛太、満島ひかり、蒼井優、長澤まさみなど主演級の若手キャストが出演することが発表された時は話題になった。しかしいざ放映が開始されると視聴率は低迷し、評価も低かった。 何故『若者たち2014』はこんなにも低評価で終わってしまったのか。人気俳優が揃っていたにも関わらず視聴率が低迷してしまった理由をまとめる。
Read Article
濱田岳の奥さんはモデルの小泉深雪!ふたりの馴れ初めまとめ
高い演技力で多彩な役をこなす俳優の濱田岳は、ファッションモデルの小泉深雪と結婚して家庭を築いている。小泉深雪はすらりと背の高い女性で、男性なら濱田岳に嫉妬してしまうほど美しい。ここではふたりの馴れ初めや画像等をまとめた。
Read Article
【濱田岳】親戚同士!?お笑い芸人と子役時代から活躍する俳優との関係性が微笑ましい!【浜田雅功】
今をときめく人気俳優の中には、子役時代から活躍している人がいます。彼らがまだ小さかった頃からその成長を見守ってきた人物の中には、芸能界の大御所に混じってお笑い芸人もいるみたいですね。まるで親戚同士のような親密な関係を築いていたりもして、ファンからするとちょっと羨ましくなってしまうのではないでしょうか。
Read Article
永山瑛太・乃木坂46・欅坂46・小沢健二…カルテットにハマる芸能人が多い理由まとめ
2017年のテレビドラマ『カルテット』。ラブストーリーの中にサスペンスやコメディ要素が入ったこのドラマは、一般人だけではなく芸能人の中にもハマる人が続出したようです。永山瑛太、乃木坂46、欅坂46、小沢健二、その他、いろんな人がSNSでドラマの感想などをツイートしていたので、この記事でまとめました。『カルテット』がなぜこれほど芸能界の人たちにウケたのか、それは記事を読み進めてもらえればわかるかと。
Read Article
芸能人・有名人・アイドルの過去の交際や恋愛の噂まとめ!瑛太と蒼井優など
ここでは芸能人・有名人・アイドルの過去の交際や恋愛の噂をまとめた。瑛太と蒼井優、亀梨和也と小泉今日子、妻夫木聡と優香、貴乃花と宮沢りえ、東山紀之と牧瀬里穂、大槻ケンヂと菅野美穂などの噂を紹介している。
Read Article
【鍵泥棒のメソッド】堺雅人が出演する映画ランキング!劇団出身の演技力が光る【ゴールデンスランバー】
堺雅人(さかいまさと)といえば、穏やかな表情が印象的な俳優ですよね。彼は劇団出身ということもあり、そのバツグンの演技力には定評があります。この記事では、そんな彼が出演している映画をランキングにしてまとめました。どの作品も全部違う「堺雅人」で、本当に演じ分けがすごい人だなと感じます。さすが劇団出身ですね!
Read Article
TVドラマ『HERO』第2期に阿部寛や松たか子は出演しなかった理由まとめ
2001年冬に大ヒットした木村拓哉/キムタク主演のTVドラマ『HERO』が、10年以上の時を経て2014年続編である第2期が放映された。第1話から高視聴率を叩き出し、世間の注目を集めた『HERO』第2期は、第1期からキャストが刷新されており、第1期に出演していた阿部寛や松たか子などは登場しなかった。放映前から話題を集め、『HERO』第2期はヒットすることが約束されていたようなものだったのに、何故2人は出演しなかったのか。その理由をまとめた。
Read Article
AKB48向井地美音の子役時代からの軌跡まとめ!『アンフェア the end』にも出演
ここではアイドルグループ「AKB48」の3代目総監督、向井地美音の子役時代からの軌跡をまとめた。幼い頃に子役女優として活動をスタートし、ドラマ『アンフェア』シリーズで主人公の娘役を演じる。子役を卒業した後も、映画『アンフェア the end』で同じ役を演じた。
Read Article
【HERO第2期】あの月9ドラマが映画化決定!あらすじ・感想・キャスト・視聴率を徹底解説【北川景子・松たか子】
2001年、キムタクこと木村拓哉が主演を務めたことで大きな話題になった月9ドラマ『HERO』。その人気ぶりはすさまじく、2014年には再び月9枠で『HERO』の第2期が放送され、2015年の映画化も決定しました!この記事では、第2期のキャスト陣やあらすじ、感想、視聴率などについて徹底解説していきます。ドラマファンの方は必見!
Read Article
【HERO】歴代最高&最低視聴率はどれだ!?月9ドラマまとめ【やまとなでしこ】
通称「月9(ゲツク)」として知られる月曜夜9時枠のドラマ。その長い歴史の中で、数々のヒット作が生み出されてきました。この記事では、そんな懐かしい月9ドラマを歴代最高視聴率が高い順に紹介しています。どれも有名なものばかりだから、実際に観たことはなくても名前くらいは知っている方も多いのではないでしょうか。
Read Article
【超名作】いつ何度観ても面白いTVドラマを総まとめ!
つい何回もDVDを借りてしまうTVドラマを集めました。ふとした時に観たくなる名作だらけです。ぜひ見たい作品を探してみてください! 振り返れば奴がいる、王様のレストランなど1990年代の懐かしいドラマもたくさんありますよ!
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の概要
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』のあらすじ・ストーリー
- 春、引っ越し先で
- 外人は何を考えているかわからない
- 本屋襲撃
- 河崎を信用するな
- 真実
- 2年前の出来事
- 神様を閉じ込める
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の登場人物・キャラクター
- 椎名(演:濱田岳)
- 河崎/本当のドルジ(演:瑛太)
- ドルジ/本当は山形出身の学生(演:田村圭生)
- 琴美(演: 関めぐみ)
- 麗子(演:大塚寧々)
- 謎の男/ 本当の河崎(演: 松田龍平)
- 椎名の父(演: なぎら健壱)
- 椎名の母(演:キムラ緑子)
- 関西弁の学生・山田(演:藤島陸八)
- 免許のない学生・佐藤(演: 岡田将生)
- ペット殺し・江尻(演:関暁夫(ハローバイバイ))
- ペット殺し・笹塚(演: 杉山英一郎)
- ペット殺し・タカコ(演: 東真彌)
- バスの運転手(演: 眞島秀和)
- 犬がほしい女・ユキエ(演:野村恵里)
- 仙台弁の書店員・ミキ(演:平田薫)
- 警官(演:寺十吾、恩田括)
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の用語
- ブックスなにわ塩釜店
- 青葉学院大学
- 名菓ひよこ
- ビッグボウル白石店
- 八木山動物園
- ガーデンハウス弐番館
- 広辞苑
- 広辞林
- 風に吹かれて
- ごちそう満菜
- ダルシン
- デゴ
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 物語の序盤、河崎の部屋のシーン
- 琴美「少しは熱くなりなさいよ。車にひかれそうな犬を助けるとか、欲しくて高い本があったら本屋襲ってでも手に入れるとか」
- 河崎「“さん”はいらない。河崎。呼び捨てにすると、親しく聞こえるだろ?」
- 河崎「裏口から、悲劇は起こる」
- 麗子「助けられる人は助けたい。最近、そう思うようになった」
- 椎名「神様を閉じ込めるんだよ。神様に見て見ぬ振りしてもらおうよ」
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ロケは全て仙台市周辺で行われている
- 椎名が神様を閉じ込めたコインロッカーは3740番
- アパートの中河崎が飲む日本酒の銘柄は一ノ蔵
- 『アヒルと鴨のコインロッカー』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ボブ・ディラン「風に吹かれて」