白い巨塔(2003年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『白い巨塔』とは、2003年10月に放送された医療ドラマである。作家の山崎豊子の長編小説が原作となっている。主演は唐沢寿明と江口洋介で、黒木瞳や矢田亜希子などが出演する。浪速大学病院に勤める天才外科医の財前五郎は、野心家で教授になるために手段を選ばず、患者を軽んじる言動を取る。財前と同期の内科医の里見脩二は対照的な考えであることから、財前と度々意見が対立していた。そんなある時、財前の医療ミスが発覚し、大騒動に発展していく。本作は平均視聴率23.9%、最高視聴率32.1%の高視聴率を記録した。
『白い巨塔』の概要
『白い巨塔』とは、2003年10月9日から2004年3月18日まで毎週木曜日22時からフジテレビ系の木曜劇場枠で、フジテレビ開局45周年記念ドラマとして放送された医療ドラマである。全21話。原作は作家の山崎豊子の長編小説で、脚本は『GOOD LUCK‼』や『14歳の母』などを手掛けた井上由美子である。主演は唐沢寿明と江口洋介で、黒木瞳や矢田亜希子などが出演する。関西一の大学病院である浪速大学病院に勤める天才外科医の財前五郎(ざいぜんごろう)は、野心家で次期教授の座を狙っており、教授になるためなら手段を選ばず患者を軽んじる行動をとる。そんな財前と同期の内科医である里見脩二(さとみしゅうじ)は、彼とは対照的に政治的な野心がなく、患者のケアを優先する。財前と里見は互いの能力を認めつつも意見が食い違い、度々対立していた。そんなある時、財前の受け持つ患者が医療ミスが原因で亡くなり、大きな騒動に発展していく。財前と里見の関係や、大病院の権力闘争や内情をリアルに描いた物語が見どころとなっている。本作は平均視聴率が23.9%、最高視聴率が最終回で32.1%の高視聴率を記録して大きな反響を呼んだ。そして日本民間放送連盟賞NAB Awards 2004テレビドラマ番組部門優秀賞や第30回放送文化基金賞テレビドラマ番組賞、第40回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞と監督賞、キャスティング賞を受賞した。2004年には、最終回後の研修医の柳原の活躍を描いた特別版が放送された。
『白い巨塔』のあらすじ・ストーリー
教授になりたい財前
関西1の大学病院である浪速大学病院に勤める財前五郎(ざいぜんごろう)は、第一外科副部長・助教授で、天才的な腕を持つ外科医である。それゆえに自分の腕に絶対的な自信を持つ自信家で野心もあり、第一外科部長教授で師でもある東貞蔵(あずまていぞう)の退任後の教授の座を狙っている。しかし東は野心家で思い上がっている財前のことを快く思っておらず、彼を教授にすることを躊躇っていた。
その一方で財前と同期で第一内科副部長・助教授の里見脩二(さとみしゅうじ)は、彼と対照的に政治的野心がなく、医師として強い正義感を持ち患者を第一に考えている。
ある日、里見は内科部長兼医学部長・教授の鵜飼良一(うがいりょういち)が診断した胃がん患者が早期のすい臓がんを併発していることに気づく。そのことを里見が財前に相談すると、財前は珍しい症例だと興味を持ったが、鵜飼の患者であると知って突然手術を拒否する。教授になりたい財前は、ミスを指摘して鵜飼の機嫌を損ねたくなかったのだ。だが彼は功名心や手術意欲を優先し、緊急オペという体で東や鵜飼にバレないようにこっそり手術を行って成功させる。それでも結局鵜飼に手術のことがバレてしまい、財前は高価な絵をプレゼントして機嫌を取ろうとするが、鵜飼にワイロを受け取ったことになると困ると言われ絵を受け取ってもらえなかった。しかし財前の義父で大阪市医師会副会長の財前又一(ざいぜんまたいち)が、手を回して鵜飼に財前に対して便宜を図るよう画策する。
そんな中、財前が疎ましい東は彼のすい臓がん手術について、里見を呼び出して真相を聞き出そうとする。里見は正直に真実を打ち明け、財前に怒った東は彼を査問委員会にかけると言い出す。焦った財前は里見に、査問委員会で真実を話すのはやめてほしいと土下座して頼むも聞き入れてもらえなかった。だが又一が手を回したおかげで、鵜飼が査問委員会を中止することを決定した。
財前VS菊川
財前を教授にしたくない東は石川大学医学部教授である菊川昇(きくかわのぼる)に依頼し、第一外科の教授選に立候補させる。
一方、財前は又一と共に教授の選考委員となる教授たちにワイロを渡して奔走する。しかし選考委員長を決める教授会に、突然病理学科教授で前医学部長の大河内清作(おおこうちせいさく)が現れる。大河内は政治争いとは距離を置いていたが、財前の医師としての在り方や醜い権力闘争に不満を抱き、選考委員に立候補することにしたのだ。そして大河内は圧倒的多数の支持により、選考委員長に就任する。それから彼の提案により、日本中の大学病院から教授にふさわしい候補者を全国公募で募り、投票で教授を決めることとなった。
そして教授選の日がやってきたが、投票を始める直前に東が突然棄権を申し出る。推薦した菊川に投票したいが、愛弟子の財前やもう1人の候補者である徳島医科大学の葛西教授を見殺しにすることはできないという理由だった。だがそれは財前を落とすための芝居で、財前はそれを見抜いて動揺する。しかし投票の結果、財前が12票で菊川が11票、葛西が7票を獲得し過半数に達する者がいなかったことから上位2人の決選投票が行われることとなった。
これにより葛西が獲得した7票を奪うため、財前派と菊川派が裏で動き始める。そんな中、財前派の外科医局員が財前の許可を得て菊川に直談判して教授選を辞退するよう迫るという騒動を起こし、東だけでなく鵜飼の怒りを買ってしまう。財前は肝を冷やしたが、結果的に決選投票では財前がわずか2票差で菊川を上回り、念願の教授となったのだった。
医療ミスで訴えられる財前
財前は里見に頼まれて、食道がん患者である佐々木庸平(ささきようへい)の手術に執刀することになったが、研修医の柳原弘(やなぎはらひろし)に担当を一任する。手術直前、柳原や里見はレントゲン写真で肺に影を見つけ、検査した方が良いのではないかと財前に提案する。しかし財前はワルシャワの国際外科医学会へ行くために手術を急いでいたこともあり、それは炎症性変化だと言い張って手術を断行した。
その後、財前が医師会館で壮行会に参加する中、庸平の容体が急変する。柳原は財前の指示で抗生物質を投与するが、なかなか庸平の容体が良くならず、財前の元へと向かう。しかし柳原の疑問は財前に一蹴され、抗生物質を投与し続けるしかなかった。そして財前がワルシャワにいる間に、庸平は亡くなってしまった。
医療ミスの可能性があると知った庸平の妻の佐々木よし江(ささきよしえ)は解剖を依頼し、柳原や里見が危惧していた通り、がんの転移があったことが判明する。これにより、よし江は財前を訴えることを決意し、引き受けてくれる弁護士を探し回って個人弁護士事務所を経営する関口仁(せきぐちひとし)にようやく弁護を引き受けてもらう。一方、財前は医療ミスではないため勝てると確信していたものの、柳原ら医局員たちに指示して都合の悪い証拠を消した。関口は証拠が少なく裁判に勝てる見込みがほとんどなかったため、弁護を断ろうとしていたが、事の経緯を知っている里見が証言をすると名乗り出た。
こうして医療裁判が始まり、解剖をした大河内やよし江などが証言台に立つ中、第2回証人尋問で柳原は財前の指示に従って嘘の証言をする。そして里見も今後の人生を大きく左右することを覚悟しながら、証言台に立ち真実を語った。しかし判決は財前の勝訴となり、よし江は控訴する。その後、里見は浪速大学病院を辞職したが、彼を贔屓にしていた大河内が新たな病院を紹介し医者を続けられることとなる。
1年後、再び裁判が始まり、関口が財前とよし江に同時に尋問を行う対質尋問を提案する。その際、財前は柳原に責任転嫁を始め、傍聴席で聞いていた柳原は激高して今の証言は嘘だと騒ぐ。これをきっかけに、庸平を担当していた看護師の亀山君子(かめやまきみこ)と柳原が関口に協力することとなる。そして亀山の看護記録に財前とよし江のやり取りが記載されていたことで判決が覆り、財前が敗訴となった。ところがその直後、財前は法廷で倒れ、浪速大学病院に運ばれる。
財前死亡
財前は肺がんであることが判明し、医師として信頼できる東に手術を依頼する。がんはステージ1だと思われていたが、体を開いてみると取り返しがつかないほど、がんが進行していた。東はやむを得ず、何もせずに縫合した。
又一の希望で財前には病状を伝えなかったが、体の調子が悪くなる一方だったことから財前は自分の病状を勘付きつつ、里見に検査を頼み自分が末期のがんであると知る。里見は自分に治療させてほしいと申し出るが、財前は大学病院の現職である自分が民間の病院に転院することは許されないと拒んだ。そして財前は浪速大学病院で亡くなり、遺書で里見に自分の体を今後ガンの研究に生かしてほしいと頼むのだった。
『白い巨塔』の登場人物・キャラクター
主人公
財前五郎(ざいぜんごろう/演:唐沢寿明)

浪速大学病院第一外科副部長・助教授で、後に部長・教授となる。食道外科を専門とする天才外科医で、オペを失敗したことはない。自信家で強い野心を抱いており、教授になることを望んでいる。部下から慕われていたが、教授になってからは以前よりさらに高慢になり、患者を軽んじるようになる。これが原因でがん患者の佐々木庸平(ささきようへい)の転移を見逃して死亡させてしまい、医療裁判を起こされて、最終的に敗訴した。そして裁判所で倒れて肺がんであることが分かり、前教授で恩師の東貞蔵(あずまていぞう)に手術を依頼したが、手が付けられない状態だったため閉腹されてそのまま死亡した。岡山の田舎で育ち、父を早くに亡くして母子家庭で育った。浪速大学医学部に奨学金で入学し、外科医の道に進むこととなる。同期の内科医である里見脩二(さとみしゅうじ)とは正反対の性格であるが、互いに腕を認め合う良きライバルである。対立することも多かったが、最期は里見に遺言を残し、自身の屍をガンの研究材料に役立ててほしいと頼んだ。
里見脩二(さとみしゅうじ/演:江口洋介)

浪速大学病院第一内科副部長・助教授である。財前と同期の内科医でライバル的存在であるが、互いに能力の高さを認めており、財前に頻繁に手術を依頼していた。財前とは対照的で野心はなく、出世に興味がない。穏やかで正義感が強く、研究熱心でがん予防の研究に成果を上げており、患者のケアを優先させるため患者から信頼されている。佐々木の転移の可能性に気づいており、何度も財前に検査するよう要請していたが、聞き入れてもらえなかった。また裁判では原告側の証人として証言台に立ち、財前に不利な真実を明かす。このことがきっかけで浪速大学病院を辞めることとなり、妻と子供が家を出ていくことになった。しかし病理学科教授の大河内清作(おおこうちせいさく)に患者ケアに力を入れている民間の千成病院を紹介してもらって内科医長に就任し、妻とも仲直りする。大学病院を離れてからは研究に没頭して生き生きと働いていた。
国立浪速大学医学部
東貞蔵(あずまていぞう/演:石坂浩二)

東都大学医学部出身で、第一外科部長・教授。呼吸器外科の権威で、財前の師である。退任間近であるが、野心家で横柄な財前を教授にすることを拒んでおり、嫉妬心もあって財前との間に確執がある。そのため後任の教授に、他病院の医師である菊川昇(きくかわのぼる)を推薦した上、教授選考の際に投票を棄権して財前が落選するよう仕向けた。しかし慣れない政治工作が上手くいかず、最終的に財前に敗れることとなった。退任日はこれまでのことを水に流そうとしていたが、財前がわざと佐々木のオペを入れてしまったため、会うことができず寂しい退任となる。その後、近畿労共病院院長に就任する。裁判では財前の医療ミスの経緯を知って憤り、職を辞す覚悟で証言台に立った。最終的に財前の要望によりわだかまりを捨てて肺がんの手術を行ったが、手遅れであることが分かり、手術をあきらめた。
鵜飼良一(うがいりょういち/演:伊武雅刀)
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LIFE!~人生に捧げるコント~とは、NHKが制作しているコントを中心としたバラエティ番組。『人生』をテーマにしており、ウッチャンナンチャンの内村光良が中心となっている。内村にとってはNHKでの初のレギュラー番組。一度見たら忘れられない個性的すぎるキャラクターたちや、多分野に渡る豪華ゲストが特徴。
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新聞記者(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『新聞記者』とは2019年に公開された日本の社会派サスペンス映画である。中日新聞社の記者である望月衣塑子による同名の著書を原案とし、監督は藤井直人が務め、韓国の実力派女優であるシム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演として起用された。若手女性新聞記者とエリート官僚の二人が、官邸が絡んだ大学新設計画にひそむ謎に迫っていく姿を描く。2020年の第43回日本アカデミー賞では主な賞を総なめにした作品である。
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箱入り息子の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『箱入り息子の恋』とは、2013年公開の日本の恋愛映画。この物語の主人公、天雫(あまのしずく)健太郎、35歳は市役所勤務で性格は内気。そして、彼女いない歴=年齢という持ち主。結婚願望がない健太郎を見て、心配した両親は代理見合いに出席する。代理見合いをきっかけに健太郎は奈穂子と出会うが、奈穂子は目が見えなかった。健太郎との恋愛を反対する奈穂子の父と、立ちはだかる障害という壁。もどかしい恋と2人の純粋な気持ちに胸を打たれた人が続出。日本映画監督協会新人賞を受賞した市井昌秀が送る感動のラブストーリー。
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のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
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真夏の方程式(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『真夏の方程式』とは、2010年から連載されていた東野圭吾の『ガリレオ』シリーズが原作の、2013年公開の日本映画である。監督は西谷弘。夏休みを玻璃ヶ浦の川畑(かわはた)家で過ごすことになった柄崎恭平(つかさききょうへい)は、仕事で来ていた湯川学(ゆかわまなぶ)と出会う。しかし同じ時期に玻璃ヶ浦に来ていた元警視庁の刑事が遺体で見つかったことにより、川畑家が抱える秘密が次第に明るみになっていく。この物語は海を臨む美しい町で湯川が少年とともに事件解決に進む様子と、血を超えた家族の愛が描かれている。
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天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。
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ネメシス(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ネメシス』とは日本テレビ系列で2021年に放送された探偵事務所が舞台のミステリー・エンターテインメントドラマである。舞台は横浜にある小さな探偵事務所ネメシス。新たに看板探偵となった風真は、天才的な推理力を持つ助手アンナに助けられながら難事件を解決してゆく。2人の上司・栗田は行方不明になったアンナの父を探しながら、20年前の事件を追っていた。広瀬すず演じる”天才助手”美神アンナと、櫻井翔演じる”ポンコツ探偵”風真尚希の凸凹バディが、ネメシスに舞い込む難事件を次々と解決してゆく。
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目次 - Contents
- 『白い巨塔』の概要
- 『白い巨塔』のあらすじ・ストーリー
- 教授になりたい財前
- 財前VS菊川
- 医療ミスで訴えられる財前
- 財前死亡
- 『白い巨塔』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 財前五郎(ざいぜんごろう/演:唐沢寿明)
- 里見脩二(さとみしゅうじ/演:江口洋介)
- 国立浪速大学医学部
- 東貞蔵(あずまていぞう/演:石坂浩二)
- 鵜飼良一(うがいりょういち/演:伊武雅刀)
- 大河内清作(おおこうちせいさく/演:品川徹)
- 野坂耕一郎(のさかこういちろう/演:山上賢治)
- 葉山優夫(はやままさお/演:渡辺憲吉)
- 今津昭二(いまづしょうじ/演:山田明郷)
- 則内大二郎(のりうちだいじろう/演:田口主将)
- 第一外科・第一内科
- 柳原弘(やなぎはらひろし/演:伊藤英明)
- 佃友博(つくだともひろ/演:片岡孝太郎)
- 金井達夫(かないたつお/演:奥田達士)
- 安西信也(あんざいのぶや/演:小林正寛)
- 亀山君子(かめやまきみこ/演:西田尚美)
- 竹内雄太(たけうちゆうた/演:佐々木蔵之介)
- 他病院の医師
- 菊川昇(きくかわのぼる/演:沢村一樹)
- 岩田重吉(いわたしげきち/演:曽我廼家文童)
- 船尾悟(ふなおさとる/演:中原丈雄)
- 唐木豊一(からきとよかず/演:平泉成)
- 正木徹(まさきとおる/演:潮哲也)
- 主要人物の家族、近親者
- 財前又一(ざいぜんまたいち/演:西田敏行)
- 財前杏子(ざいぜんあんこ/演:若村麻由美)
- 黒川きぬ(くろかわきぬ/演:池内淳子)
- 花森ケイ子(はなもりけいこ/演:黒木瞳)
- 里見三知代(さとみみちよ/演:水野真紀)
- 里見好彦(さとみよしひこ/演:片岡涼)
- 東佐枝子(あずまさえこ/演:矢田亜希子)
- 教授婦人会(くれない会)
- 鵜飼典江(うがいのりえ/演:野川由美子)
- 東政子(あずままさこ/演:高畑淳子)
- 則内喜久子(のりうちきくこ/演:橘ユキコ)
- 葉山昭子(はやまあきこ/演:水野あや)
- 野坂信子(のさかのぶこ/演:梅沢昌代)
- 佐々木一家と弁護士
- 佐々木庸平(ささきようへい/演:田山涼成)
- 佐々木よし江(ささきよしえ/演:かたせ梨乃)
- 佐々木庸一(ささきよういち/演:中村俊太)
- 佐々木信平(ささきしんぺい/演:廣川三憲)
- 関口仁(せきぐちひとし/演:上川隆也)
- その他
- 小西みどり(こにしみどり/演:河合美智子)
- 林田加奈子(はやしだかなこ/演:木村多江)
- 五十嵐修三(いがらししゅうぞう/演:大林丈史)
- 葬儀屋社員(演:隈部洋平)
- 平泉涼子(ひらいずみりょうこ/演:奥貫薫)
- 国平学文(くにひらまなぶ/演:及川光博)
- 野田華子(のだはなこ/演:三浦理恵子)
- 安田太一(やすだたいち/演:嶋崎伸夫)
- 特別版の登場人物
- 綿貫定男(わたぬきさだお/演:升毅)
- 斉藤たかよ(さいとうたかよ/演:島かおり)
- 『白い巨塔』の用語
- 国立浪速大学病院
- 関口仁法律事務所
- 又一のライター
- 『白い巨塔』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 柳原が傍聴席から真実を叫ぶ場面
- 財前五郎「ただ無念だ」
- 里見が財前を看取る場面
- 『白い巨塔』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作から大きく医療水準を変更した本作
- 唐沢の財前にイメージが違うと難色を示していた山崎豊子
- 現場のムードメーカーだった唐沢
- 『白い巨塔』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ヘイリー・ウェステンラ「アメイジング・グレイス」
- 挿入歌:リヒャルト・ワーグナー「タンホイザー序曲」