長澤雅彦

長澤雅彦

長澤雅彦(ながさわまさひこ)は、秋田県大館市出身の映画監督、脚本家。大学卒業後、TVCF制作会社マザースに入社してキャリアをスタート。その後、映画製作会社ディレクターズカンパニーを経て、1993年よりフリーとして活動する。ディレクターズカンパニー時代、映画監督の井筒和幸に師事して映画製作を学び、1994年wowow製作のJ -Movie Warsの作品『突然炎のごとく』や建築家・高松紳のプロモーション3D映像など、井筒作品のプロデュースを行う。2000年の映画『はつ恋』で脚本家としてデビューを果たす。2001年には自身初の劇場用映画監督作品『ココニイルコト』で毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞、藤本賞新人賞などを受賞する。活躍の場をテレビドラマにも広げ、2014年には岩井俊二監督の連続ドラマ『なぞの転校生』で全12話を監督した。このほか、自身が手掛けた代表的な作品には2006年の映画『夜のピクニック』などがある。

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『夜のピクニック』とは、恩田陸の青春長編小説『夜のピクニック』を原作としたヒューマンドラマである。「みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう」をキャッチコピーにして、2006年9月30日に公開された。主人公の甲田貴子は、北高に通う高校3年生である。北高には、一昼夜かけて80㎞を歩く「歩行祭」という伝統行事があった。貴子は、高校生活最後の歩行祭で「同じクラスの西脇融と話をする」という1人だけの秘密の賭けをしていた。青春時代の輝きや、友人の大切さなどを感じる青春映画である。

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なぞの転校生(小説・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『なぞの転校生』とは、1967年刊行の眉村卓のSFジュブナイル小説、およびそれを原作としたドラマ、映画である。中学校にやってきた謎めいた転校生の秘密と巻き起こす事件をめぐる学園SFストーリー。映画版は小中和哉監督、新山千春主演で1998年に公開された。ドラマ版は、1975年のNHK総合テレビジョン「少年ドラマシリーズ」版と、2014年のテレビ東京「ドラマ24」版がある。「ドラマ24」版では中村蒼、桜井美南、本郷奏多などが出演した。

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