新聞記者(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『新聞記者』とは2019年に公開された日本の社会派サスペンス映画である。中日新聞社の記者である望月衣塑子による同名の著書を原案とし、監督は藤井直人が務め、韓国の実力派女優であるシム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演として起用された。若手女性新聞記者とエリート官僚の二人が、官邸が絡んだ大学新設計画にひそむ謎に迫っていく姿を描く。2020年の第43回日本アカデミー賞では主な賞を総なめにした作品である。
『新聞記者』の概要
『新聞記者』とは中日新聞記者の望月衣塑子のベストセラー『新聞記者』を原案に、2019年6月28日に全国公開された社会派サスペンス映画である。
監督は2014年に『オーファーザー!』で長編映画デビューを果たし、その後も『青の帰り道』『デイアンドナイト』などを手掛けた藤井直人が担当した。藤井はその後も『やくざと家族 The Family』や『余命10年』など話題作を次々と手がけている。
主演は世界中で大ヒットした韓国映画『怪しい彼女』主演の人気実力派女優のシム・ウンギョンと日本の若手演技派俳優である松坂桃李がダブルで務めている。
その他、田中哲司、北村有起哉、高橋和也など名バイプレーヤーたちが脇を固めている。
音楽は映画『空母いぶき』『Fukusima50』など映画音楽を多数手がける作曲家の岩城太郎が担当し、主題歌は日本のアコースティックバンドOAUが「Where have you gone」を提供している。
物語の中心となるのは若手新聞記者である吉岡エリカ(よしおかえりか/演:シム・ウンギョン)と内閣情報調査室の若きエリート官僚の杉原拓海(すぎはらたくみ/演:松坂桃李)の2人である。この2人が政府が進める大学新設に潜んだ真相を、権力に抗いながら解き明かしていく過程をサスペンスフルに描いていく。
2016年に明らかになったいわゆるモリカケ問題や、2017年に会見が行われた伊藤詩織さんの事件などをあからさまに想起させる内容も評価が高い。
2020年の第43回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞の三冠を達成した作品である。
2022年1月には同じく藤井直人が監督、米倉涼子が主演した連続ドラマがNetflixで配信された。
『新聞記者』のあらすじ・ストーリー
元大学教育局長の不祥事
吉岡エリカ(演:シム・ウンギョン)は日本人の父と韓国人の母とのハーフで、大学卒業までアメリカで育っていた。同じくジャーナリストであった父が誤報を出したことでバッシングされ自殺したことをきっかけに、自身も日本で東都新聞の社会部記者として働いている。
ある日出社した吉岡は社会部に送られてきたFAXについて調べるよう、上司の陣野和正(じんのかずまさ/演:北村有起哉)から指示される。その資料には目を黒く塗りつぶされた羊の絵が描いてあった。
その内容は医療系の大学院大学を新潟特区に建設する予定があること、認可先は内閣府で運営は民間企業に委託することなどが書かれていた。
同じころ元大学教育局長であった白岩聡(しらいわさとし/演:金井良信)が女性野党議員と不適切な関係を持っていたという記事が、全国すべての新聞の一面、同じ位置に同じ文章の記事が掲載される。その不自然さに吉岡らは内閣情報調査室の関与を疑う。
白岩は大臣の息子を不正入学させたことを追及され、辞任させられていた。しかし不正入学は官邸の指示だったと発言しており、この記事は内情を暴露した白岩に対して「反逆者は殺せということ、しかもそれに新聞が加担している」と吉岡は怒りをあらわにする。
白岩が野党議員と酒を飲みながら談笑している写真をマスコミに送ったのは内閣情報調査室に勤務している杉原拓海(すぎはらたくみ/演:松坂桃李)だった。
杉原は元外務官僚であったが内閣情報調査室に異動になり、慣れない仕事に戸惑いながらも上司である多田智也(ただともや/演:田中哲司)の指示を遂行していた。
ジャーナリストによるレイプ事件
ある日、総理に近いと言われるジャーナリストがレイプ事件を起こす。しかしそのジャーナリストの逮捕は見送られることになり、それには官邸の指示で会ったというニュースが報じられる。
それを不服とし、被害者である後藤さゆり(ごとうさゆり/演:東加奈子)がレイプ事件としては異例の顔を出しての会見を行う。
内調では後藤さゆりは野党によるハニートラップだったというチャート図を作るように多田は杉原に指示を出す。
民間人にそこまでしていいのかと尋ねる杉原に「これも国を守る大事な仕事だ」と多田は言い放つ。
後藤さゆりの記者会見が行われる。会見で後藤は担当の刑事が言ったという「上からの指示で逮捕状が取り消され、自身も担当を外された」ことを話した。
そして性被害が女性を一生傷つけ、苦しむ人生を強いるものだと強く語った。
会見後参加していた男性記者が「あんな胸元が開いた服を着て話しかけられたら『今晩いいですよ』て誘われてるって思っちゃうよな」と後藤を揶揄するような冗談を言う。同じく会見に参加していた吉岡は「それはセクハラだ」と彼らに抗議をする。
内調では杉原たちが「後藤さゆりは野党が仕掛けたハニートラップ」という書込みをツイッターやSNSで拡散させていく。
それに賛同するもの、批判的なもの、擁護するもの、攻撃的なもの、さまざまなツイートが拡散し入り乱れ、記事は混沌の中に埋没していく。
神崎の死
杉原は外務省時代の上司であった神崎俊尚(かんざきとしなお/演:高橋和也)から食事に誘われる。久しぶりの再会を喜び、昔を懐かしむ杉原は5年前に外務省で起きた文書改ざん事件の責任を神崎一人に背負わせたことを詫びる。神崎は「俺のようにはなるなよ」と独り言のようつぶやく。
吉岡はスキャンダルになった元大学教育局長の白岩を新設大学の件で取材していた。
白岩は文科省にも大学新設の話があったが断っていたこと、また大学新設の情報をリークしたのは認可先である内閣府に出向している人物ではないかと吉岡に伝える。吉岡は出向者のリストの中から新設大学の担当であった神崎に取材をしようと試みるが、療養中と断られてしまう。
杉原は外務省時代の先輩である都築亮一(つづきりょういち/演:高橋努)から神崎が新設大学の担当であったこと、そして内調からマークされたことで外されたことを聞く。不安になった杉原は神崎に何度も電話をするが、やっとつながった神崎は「俺たちはいったい何を守ってきたんだろうな、すまない」と言い残し、ビルから飛び降りる。
内調に戻った杉原に渡されたのは神崎の資料だった。そこには神崎が新設大学の資金を不正流用したことが発覚し、自殺したと書かれていた。
内調の杉原の同僚たちはその情報をまたネットに拡散させていく。
神崎の通夜
杉原は神崎の通夜に参列していた。
通夜が終わり、斎場を後にする神崎の妻伸子(のぶこ/演:西田尚美)と娘の千佳(ちか/演:宮野陽名)に記者たちが群がり「不正流用は本当にあったのか」「自殺の兆候はなかったのか」「何か気になることはなかったか」などぶしつけな質問をしていく。それをかばうように杉原は彼女たちに付き添い、記者たちをかき分けていた。
同じく通夜に参列していた吉岡は取材する記者たちには加わらずにいた。しかし記者たちの質問の対象が娘の千佳に移り、うつむいた千佳にシャッターが浴びせかけられるのを見て、自分の父が自殺したときのことを思い出す。吉岡も記者たちに同じようにもみくちゃにされたことを思い出し、思わず記者たちを制してしまう。その隙に杉原は伸子らをタクシーに乗せ見送る。
杉原は吉岡に「君はあっち側の人間だろう、どうしてあんなことを言った」と尋ねる。吉岡は自分が神崎が死んだ本当の理由を知りたいこと、そして杉原はどう思うのかを尋ねるが杉原は「君には関係のないことだ」と言い残し立ち去る。
そこへ杉原の携帯に妻、奈津美(なつみ/演:本田翼)の入院する病院から連絡が入る。奈津美は自宅で破水し、危険な状態であったため緊急の帝王切開手術が行われていた。
手術は成功し母子ともに命に別状はないという医師の言葉に杉原は胸をなでおろし、奈津美の寝顔にそばにいなかったことをただただ謝るのだった。
接触する2人
国会前では神崎のスキャンダルに怒った市民たちが、内閣の退陣を訴え抗議デモを行っていた。内調では多田がデモ隊の写真に写っている数人に印をつけ、公安に調べさせるよう指示を出す。「彼らはみな一般人ですよ?」と尋ねる杉原に「犯罪予備軍だ」と多田は答える。「それは個人的見解ではないですか」と言う杉原に「だとしたらなんなんだ」と開き直るように多田は言う。
内閣府から出た杉原はデモ隊の取材をしている吉岡を見つける。吉岡は新設大学の資料をリークしたのは神崎かもしれないと杉原に話し、協力を求める。
杉原は吉岡に接触することを決意する。
杉原は吉岡に神崎が不正流用をするとは信じられないし、そんなことで自殺するような人でもないと話す。吉岡は自分の父も誤報で自殺したことを話し、父の死で誤報の真相は分からなくなってしまったこと、だからこそ神崎が死んだ理由をどうしても知りたいと話す。
内調に戻った杉原は多田に呼び出され、出産祝いを渡されながら吉岡に協力しないように圧力をかけられる。
ダグウェイ事件
吉岡は神崎の自宅を訪ねる。最初は妻の伸子に拒否されるが、インターホンのモニター越しに羊の絵を見せると、伸子はそれが神崎が書いたものだと認める。霊前に手を合わせる吉岡に伸子は神崎の書斎の机のカギを渡す。
吉岡は机の引き出し中から『DUGWEY SHEEP INCIDENT』(ダグウェイの羊事件)という本を見つける。それはアメリカの生物兵器の実験場で起きた羊の大量死の謎を追ったノンフィクションだった。
吉岡は杉原を呼び出し、新設大学は生物兵器の製造を可能にする設備を持つ大学なのではないかという疑惑を伝える。それを許せなかった神崎が書類を東都新聞にリークしたという可能性について語る。
しかし吉岡は大学の目的が軍事目的だという明確な証拠がないと記事としては書けないと続け、証拠を手に入れるため神崎に協力を頼む。神崎は「自分は国側の人間だ」とためらうが、吉岡に「本当にそれでいいのか」と説得され、協力することを約束する。
杉原は早朝に現在の大学新設の担当である都築のオフィスに行き、都築が出勤する前にこっそり資料を探す。
吉岡は出勤途中の都築に取材を申し込み、何とか足止めしようとする。そして杉原は資料を写真に収めることに成功する。
杉原の覚悟
吉岡と杉原はホテルの一室に陣野を呼び出す。2人は官邸は生物兵器になりうる病原菌を研究するために、大学と言う名前で研究施設を作ろうとしていると説明する。記事を書かせてくれと頼む吉岡に、陣野は新聞社に内調から圧力がかかっていることを話す。彼らは記事を出しても誤報になると言い、その証拠もそろっているというのだ。
誤報だと言われたときにこちらには跳ね返す手段がないと話す陣野に、その時は自分の実名を出してくれと杉原は頼む。家族のことを心配し吉岡は反対するが「君なら自分の父親にどちらを選択してほしい?」と言われ、杉原の覚悟を無駄にしないと誓う。
吉岡は記事を書き始める。杉原や陣野も協力し、修正を入れていく。そして翌朝の一面に「新大学で生化学兵器研究」の記事が掲載される。
エンディング
その朝、杉原は妻奈津美と娘の退院に付き添い帰宅していた。奈津美に不在中に新聞受けにたまった郵便物を指摘され、謝りながら回収した杉原はその中に神崎からの手紙が入っていることに気づく。
手紙の中で神崎は迷惑をかけることを詫びていた。そして新設大学の運営をする民間企業が首相の友人の会社であること、その会社に大量の税金が流れていること、そしてそこには自分の決済印が押されていることが書かれていた。そして5年前に続き、また国民を裏切るようなことには耐えられないと死を選ぶことが書かれていた。
東都新聞では陣野から吉岡の記事は捏造であり誤報だと週刊誌が報じるということが伝えられるが、同時に大手新聞各社は今回の報道を追いかける記事を書き始めているという良いニュースももたらされる。
勢いづいた吉岡は、杉原の実名を出した続報を出すことを決意する。
吉岡に会いに新聞社を出た吉岡に内調の多田から電話がかかってくる。多田は名乗らず「実によくかけた記事でした、お父様そっくりだ」と話す。そして吉岡の父が書いた記事は実は誤報ではなかったと伝える。動揺する吉岡は杉原に電話をかけ続けるが、杉原の応答はない。
杉原は多田のオフィスにいた。すべてを忘れることを条件に希望通り外務省に戻り、この事件が忘れられるまで外国に駐在することを勧められる。そして多田は「この国の民主主義は形だけでいいんだ」と告げる。
杉原は懊悩する、そして吉岡は内閣府の前の交差点で憔悴した姿の杉原を見つける。
杉原も吉岡に気づき、交差点越しに何かを言おうとして杉原の唇が動く。
驚いた表情で吉岡が息をのんだところで映画は終わる。
『新聞記者』の登場人物・キャラクター
主人公
吉岡エリカ (よしおかえりか/演:シム・ウンギョン)
東都新聞の記者。社会部記者。日本人の父親と韓国人の母親とのハーフ。成人するまではアメリカで暮らしていた。
同じく記者をしていた父親が誤報を出したことでバッシングされ、自殺したことがきっかけで自身も日本で記者をしている。
実名のツイッターアカウントを持ち、さまざまな事件について自分の意見をツイートしている。
新聞社に送られてきた、羊が書かれたFAXについて調べるようにデスクの陣野から指示される。調べていくうちに内閣府が計画していた、生化学兵器の研究施設の建設にかかわる疑惑にたどり着く。
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『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。
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100万回 言えばよかった(100よか)のネタバレ解説・考察まとめ
『100万回言えばよかった』とは、で2023年1月からTBS系で放送されたテレビドラマ。平均視聴率は7.7%だった。運命の相手・鳥野直木を突然失ったことを受け入れられない主人公の相馬悠依と、現世に思い残しがあり幽霊となった直木が最後のお別れを言うために奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。伝えたい想いは今伝えるべきで、失ってからでは伝える事が出来ないというメッセージにもなっている。主人公を演じるのは女優の井上真央、相手役は俳優の佐藤健である。
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最愛(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。
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君の花になる(きみ花)のネタバレ解説・考察まとめ
『君の花になる』(きみ花)とは、売れない男性アイドルグループと、彼らの寮母となった主人公の奮闘を描くドラマである。主人公である元高校教師で挫折した経験のある寮母と、「デビューしたい」という夢を追い求めて生きる男性グループ(8LOOM)が、今の現状で満足していいのか、諦めるのかを悩みながらも夢を叶えようと奮闘していく。主人公が挫折した事のある経験から8LOOMへ後悔のないように今を精一杯生きて欲しいと願い、夢を叶えきる事や自分と向き合うことの大切さが描かれている。最終回の視聴率は5.4%である。
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侍戦隊シンケンジャー(Samurai Sentai Shinkenger)のネタバレ解説・考察まとめ
『侍戦隊シンケンジャー』とは、東映が製作したスーパー戦隊シリーズ第33作品目の特撮ドラマ。戦隊シリーズ初となる侍をモチーフにしており、変身方法や戦闘スタイルがチャンバラであること、「レッドは殿で、それ以外は家臣」といったメンバーの上下関係など、和を取り入れた作風になっている。主演は今作が俳優デビューとなった松坂桃李や、ドラマで活躍する高梨臨などが出演している。
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青の帰り道(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『青の帰り道』とは藤井道人が監督、おかもとまりが原案を務め、2018年に公開された青春群像映画。 歌手を夢見て上京するカナ。東京の大学へ進学しカナと暮らすキリ。浪人生活を送るタツオ。地元でアルバイトをするリョウ。できちゃった婚をするマリコとコウタ。東京で大学デビューを果たすユウキ。群馬県前橋市で高校卒業した仲良し7人グループの、2008年から2018年の10年間が描かれており、実際に起こった政権交代、東日本大震災などの、日本社会の大きな出来事と共に進んでいくリアルなストーリーが魅力。
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地味にスゴイ!校閲ガール(地味スゴ)のネタバレ解説・考察まとめ
『地味にスゴイ!校閲ガール』とは宮木あや子の小説『校閲ガール』を基にした、2016年10月から12月まで日本テレビ系列にて放送されていたテレビドラマである。憧れのファッション誌の編集者を夢見る主人公・河野悦子。校閲の仕事に不満を漏らしながらも、仕事を通して校閲者として成長していく。スーパーポジティブな性格の悦子が仕事をしながら周りを巻き込み、共に切磋琢磨していくストーリー。ファッションや出版について深く掘り下げられており、大きな若い女性の支持を受けた。
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彼女(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『彼女』とは、中村珍が描く漫画『羣青』を実写化した2人の女性の逃避行を描くロードムービーである。裕福な家庭に生まれ育った自由奔放なお嬢様である永澤レイは、壮絶なDVに苦しむ篠田七恵のために彼女の夫を殺害する。居場所を失くした2人はそれぞれの罪に苦しみながらも大切な人との時間を守るために逃避行に出る。監督は廣木隆一が務め、ダブル主演である水原希子が永澤レイを、さとうほなみが篠田七恵を演じた。水原とさとうの身も心も曝け出した演技が魅力の作品である。
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目次 - Contents
- 『新聞記者』の概要
- 『新聞記者』のあらすじ・ストーリー
- 元大学教育局長の不祥事
- ジャーナリストによるレイプ事件
- 神崎の死
- 神崎の通夜
- 接触する2人
- ダグウェイ事件
- 杉原の覚悟
- エンディング
- 『新聞記者』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 吉岡エリカ (よしおかえりか/演:シム・ウンギョン)
- 杉原拓海(すぎはらたくみ/演:松坂桃李)
- 東都新聞社
- 陣野和正(じんのかずまさ/演:北村有起哉)
- 倉持大輔(くらもちだいすけ/演:岡山天音)
- 関戸保(せきどたもつ/演:郭智博)
- 内閣府官僚
- 神崎俊尚(かんざきとしなお/演:高橋和也)
- 都築亮一(つづきりょういち/演:高橋努)
- 内閣情報調査室
- 多田智也(ただともや/演:田中哲司)
- 河合真人(かわいまさと/演:長田成哉)
- 家族
- 杉原奈津美(すぎはらなつみ/演:本田翼)
- 神崎伸子(かんざきのぶこ/演:西田尚美)
- 神崎千佳(かんざきちか/演:宮野陽名)
- 『新聞記者』の用語
- 内閣情報調査室
- ジャーナリストによるレイプ事件
- ダグウェイ事件
- 『新聞記者』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 吉岡エリカ「反逆者は殺せ、しかもそれに新聞が加担した」
- 黒板の文字「Believe and doubt yourself more than anyone else(誰よりも自分を信じ疑え)」
- 神崎俊尚「杉原、俺たちはいったい、何を守ってきたんだろうな」
- 吉岡エリカ「それ、今する質問じゃないでしょ?あなたがされたらどう思うの?」
- 杉原拓海「君なら、自分の父親にどっちを選択して欲しい?」
- 多田智也「この国の民主主義は形だけでいいんだ」
- 『新聞記者』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 座談会「官邸権力と報道メディア」
- Netflixドラマ 『新聞記者』
- Netflixドラマ 『新聞記者』のあらすじ
- 映画『新聞記者』の予告動画
- 『新聞記者』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):OAU「Where have you gone」