ドクターホワイト(小説・漫画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドクターホワイト』とは2015年に刊行された樹林伸の同名小説を原作とした医療マンガ、および2022年のドラマ作品である。主人公の雪村白夜(ゆきむらびゃくや)は記憶喪失の女の子だが、まるで医者だったかのように様々な病気の原因を当てたり、他の医者の診断を「それ、誤診です」と指摘する。記憶を取り戻そうとしていくが、何故白夜がその様な知識を持っているのか探る所も見どころの一つとなっている。
『ドクターホワイト』の概要
『ドクターホワイト』とは2015年に刊行された樹林伸の同名小説を原作とした医療マンガ、および2022年のドラマ作品である。2019年8月23日に『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』と改題し出版され、続編として2019年11月21日『ドクター・ホワイト 神の診断』、2021年12月21日に『ドクター・ホワイト 心の臨床』が刊行された。樹林伸は題材事にペンネームを変えており、代表作としては『金田一少年の事件簿』『探偵学園Q』『サイコメトラーEIJI』『クニミツの政』『シバトラ』『神の雫』などが挙げられる。
2021年12月には安東鵙作画によりCOMICBRIDGEで漫画化され、2022年1月17日には脚本小峰裕之によるフジテレビ系列の連続ドラマとして、浜辺美波主演で放送された。
早朝にジョギングをしていた狩岡将貴(かりおかまさき)の目の前に、白衣を着た一人の女性が現れたが突然倒れてしまった。将貴は近くの高森総合病院へ連れて行くと、自分の事を「白夜(びゃくや)」とだけ名乗り院内を徘徊しだした。搬送されてきた患者を見るだけで病状を言い当てたり、他の医者の診断を「それ、誤診です」と指摘するが、医療知識以外の記憶がほぼ無く周りも困惑していた。
白夜はどこから来て何者なのか、記者の将貴をはじめ周りの人たちを巻き込みながら、白夜の正体について探っていく医療ドラマとなっている。
白夜の正体もだが、医療現場での診断方法や様々な科が連携して治療にあたっていくシーン、兄妹の人間ドラマ的部分なども見どころの一つとなっている。
連続ドラマ初主演となる浜辺美波だったが、世間からは彼女の演技力の評判も良く、可愛らしという声がかなり多くを占めていた。反対に医療ドラマとしては、少し現実離れしている部分があるとの声も上がっていた。
『ホワイトドクター』のあらすじ・ストーリー
謎の少女「白夜」との出会い
ジャーナリストの狩岡将貴(かりおかまさき)は、毎日の日課になっている早朝ジョギングをしていた。すると、公園に差し掛かった時ある一人の少女が白衣を着て倒れているのを発見する。将貴は、幼馴染で医者の高森麻里亜(たかもりまりあ)に連絡を取り、彼女が務める高森総合病院へと搬送することにした。
病院に到着すると、麻里亜は「別の救急患者の対応があるので、少しここで待っていて」と、ストレッチャーに乗せた少女と将貴を置いて行ってしまった。
将貴は仕事先からの電話に出るため、少し目を離すと、意識を取り戻し院内を歩く少女を見つけた。将貴は「大丈夫ですか?名前は?」と問いかけると「白夜(びゃくや)」とだけ答え、再び横になったのだった。
麻里亜が少女の診察を終え、警察に届け出るか悩んでいると「警察には行きません。将貴の家に行きます」と発言したことをきっかけに将貴の家で面倒見る事になったのだ。
家に連れて帰ると、将貴の妹晴汝(はるな)が快く出迎えてくれた。3人で会話をしていて分かった事は、医療知識以外の記憶は一切覚えておらず、白夜はすべての事に対して新しい反応をするのだった。そんな白夜に対して晴汝は、色々な所へ連れ出し、初めての経験を楽しんでいた。
そんなある日、2人で出かけた先で晴汝が突然倒れ救急搬送された。元々脳動脈瘤を患っており、今回もそれが原因ではないかと緊急オペの準備がされていたが、突然白夜が「ビタミンB12欠乏症による、悪性貧血です」と病名を当てたのだ。最初は誰も信じなかったが、研修医の佐久間新平(さくましんぺい)が持って来た血液検査の結果により、晴汝は無駄な手術することなく一命を取り留めたのだった。その一連の流れを遠目で見ていた医院長の高森巌(たかもりいわお)は、娘である麻里亜に「総合診断協議チーム、CDTを立ち上げたい。そこに、白夜さんも参加してもらいたい」と提案してきたのだ。麻里亜は不安ながらも父の提案に乗り、CDTをスタートさせた。
本来なら、兄の高森勇気(たかもりゆうき)がこの病院を仕切っていかなければならないのだが、ある日突然失踪してしまった。それ以来勇気を探しつつ病院を立て直そうと、麻里亜も試行錯誤していたのだった。そんな中、白夜の着ていた白衣からGPSが見つかった。将貴と麻里亜の友達で刑事の奥村淳平(おくむらじゅんぺい)に契約者を探ってもらった結果、なんと勇気が契約者である事が分かった。麻里亜は白夜に対して兄の写真を見せ「この人の事覚えていない?なんでもいいから覚えている事があったら教えて欲しい」と質問した。しかし白夜は「覚えていません…」と答えた。
淳平からは「将貴が白夜さんを見つけたのも偶然ではないかもしれない」と言われ、将貴は白夜が何者かをもっと深く探っていこうと決めたのだった。そして白夜は自分の親戚だという事にする為、母親の苗字である雪村を付け雪村白夜と名乗らせるようにしたのだった。
CDTの存続と白夜を取り巻く事件
巌の提案でCDTを立ち上げた麻里亜だったが、初期メンバーは麻里亜と白夜と将貴が入り3人のみ。将貴はCDTの記事を書くため参加させてもらったのだ。外科部長の真壁仁(まかべひとし)によって裏で圧力をかけられ、中々チームに入ってくれる人がいないと途方にくれる麻里亜だった。しかし、そこに現れたのは精神科医の西島耕助(にしじまこうすけ)だった。
晴汝の担当もしており、何かと雑に扱われる精神科だが、「精神科をなめたらダメです」とアピールしメンバー入りすることが決まった。そして、西島から「もう一人うってつけのメンバーが居ますよ」と勧められたのが、皮膚科医の夏樹拓実(なつきたくみ)だった。彼は外科や内科の知識も兼ね備えており、即戦力になるとされたのだ。
夏樹は回転率のみ考える医者だったが、白夜が彼の誤診を指摘しピンチを救ったことで、一緒に手術を行った外科医の仙道直樹(せんどうなおき)と共にCDTに入ったのだった。しかし、人間として不十分な白夜が度々トラブルを起こし、将貴の親戚でもないことがバレてしまう。夏樹はそんな得体のしれない白夜を気味悪がり、「彼女と協議するつもりは一切ない」と距離を置かれてしまったのだ。
そんな中、白夜の保護者だという施設の女性と相談を受けた刑事が一緒に病院に現れ、白夜を連れ戻しに来たと告げた。その場は将貴が疑い淳平に連絡を入れたことによって、気づいた時には二人に逃げられていたが、この件により白夜は何か大きな事件に巻き込まれているのではとより注意深く生活していくこととなった。謎の2人組について淳平に調べてもらった結果、刑事に関しては実在したがその日付けで退職していた。白夜の保護者だと名乗る施設の女性に関しては、実在しない人物だったことがわかった。淳平と将貴で突き止めたアジトにも乗り込んだが、「この件から手を引け 狩岡将貴」と書かれた紙だけ残されており、引き払った状態だった。そんな中将貴に勇気からの着信が入った。勇気は「白夜の事は踏み込みすぎなくていい、もうすぐ俺が決着をつけるから」と話すと電話は切れ、勇気の居場所は分からずじまいだった。さらに勇気が業務上横領により、全国指名手配されるニュースが流れたのだ。病院の存続にも関わる事件になり、巌に代わり真壁が外部からJMAと呼ばれる経営コンサルタントを入れる事態になった。真壁からはJMAとCDTどちらが優秀か診断対決をしろと言われたが、CDT一丸となり患者を救ったことで分裂しかけていたチームは結束しピンチを乗り越えたのだった。
将貴はその日の夜、白夜に再び記憶について聞くと「過去に白い何もない部屋に居た。係の人が何人か居ました。名前は分かりません。私には医療の知識だけが与えられました。そして次の誕生日までは生きられないとも言われました。そしたら、勇気さんが助けてくれました」と話し出した。これで白夜は何かの事件に巻き込まれていると確信した将貴だったのだ。
Rhnull型
巌の元に勇気からの着信が入り会いに行くが「お前は無実なんだな?」と確認するだけで、深く真相を聞くことは無かった。その直後巌が腹部を抑えながら倒れ、二人が会う事を知った為後ろからつけていた麻里亜によって搬送された。診断はステージ4の胃がんで、根治は難しいと白夜は話した。泣き崩れる麻里亜を見て、将貴は勇気に連絡を取り「まわりはみんな振り回されて迷惑している。巌おじさんも長くない。すべてを話してほしい」と詰め寄った。すると勇気は「真相を知れば今まで通りの生活はできない、それでもいいか」と確認し一枚の紙を渡して再び姿を消した。
将貴はその紙には「Rhnull」と書かれており、調べると「希少血液・すべての血液型に輸血できる血液」だという事が分かった。世界には50人ほどで、日本には5、6人しか居ないとされる血液型だ。
将貴は、麻里亜と淳平にこれまでの事を話し「白夜がこの血液型の可能性が高い」と伝えたのだった。実際白夜の血液検査をすると、Rhnull型の持ち主だという事が分かった。そして、国内のRhnullの保有者のリストを入手し連絡先を聞き出そうとしていたが、管理がより厳しくなり困難だという事が分かった。それに関わっているのが、全国医療連盟の理事海江田国男(かいえだくにお)だった。海江田は真壁に手を貸し、JMAを送り込んだ人物でもある。将貴は海江田が白夜の事件と関わっていると考えたのだ。
一方白夜は、巌の手術を頼むため、真壁に頼み込むがあっけなく断られてしまった。真壁は巌の元へ行き「助けたい気持ちはあるが、時期が遅すぎます。それに失敗すれば病院の名にも傷がつく」と話していた。巌は「君に助けて欲しいとは思っていないよ。だが、君はあの件をきっかけに変わってしまった。あの時の様に、患者の事を思う君に戻って欲しい」と強く懇願した。真壁は過去に産婦人科医をしていたが、赤ちゃんを助けてあげられなかった過去があり、そこから変わってしまったのだった。
しかし巌の言葉をきっかけに、断わり続けていた難しい妊婦の緊急オペに入ることにした。それが終わった後早急に巌のオペに入ると言ったが、すでにみんなに見守られながら亡くなった後だった。
白夜は巌の死を目の当たりに初めて涙を流したのだった。
巌の死後、真壁が新医院長となった。以前はCDTと対立したり解体に追い込もうとしていた真壁だったが、巌からの最後の言葉により心を入れ替え、みんなと共に患者と向き合う医者に戻っていたのだった。
白夜の正体
淳平から「海江田について上に報告したとたん、刑事辞めさせられた」と、将貴に連絡があった。さらに晴汝が何者かに誘拐されそうになり、淳平が駆け付けてくれたおかげで助かったが、白夜は「自分の責任だから、こんなことになるぐらいなら、施設に戻った方がましだ」と言った。
将貴は、海江田の所へ乗り込み「Rhnull型の血液に絡んだ、違法ビジネスについて聞かせてください」と話を直接聞きに行った。将貴は「これ以上妹と白夜に近づくなら、ただじゃおかない」と言うが海江田に「これ以上私の周りを嗅ぎまわるなら、あなたや妹さん、白夜さんの命の保証はない」と脅されてしまうのだった。
その頃、晴汝が再び急変し病院に運ばれていた。今回は脳動脈瘤が悪化しており、早急に手術をしないと破裂してしまう恐れがあった。しかし、かなり難しい手術で、これをできるのは勇気しかいなかったのだ。しかし、警察が病院周辺の警備を強化し勇気を探している事から、なかなか連絡の取りようがなく手術までの時間がない為焦っていた。すると麻里亜の元へ勇気から着信が入り、CDT一丸となって勇気を手術室へ迎え入れる計画が立てられたのだった。
淳平から、海江田には朝絵(ともえ)という娘が居るという情報を聞いた将貴は、以前もらったRhnullの保有者リストの中に同じ名前があるのを思い出した。白夜は「私が海江田の所へ行けば私を逃がした勇気さんは助かるはずです」と将貴と共に海江田の所へ向かうことにした。将貴は海江田に電話をかけ「娘さんがお父さんと話しがしたいと言っています。あなた一人で来てください」と嘘をつき後を尾行したのだった。
朝絵が居るところを突き止めた二人は、家の中へ案内され話を聞くことにした。将貴は白夜が朝絵と同じ血液型だから監禁したと推理したが、白夜は何かを感じ取り海江田の事を「お父さん」と呼び話し始めた。明らかに動揺をみせる海江田に「私は娘さんを助けたいです」と自分の生まれてきた意味を理解しようとすると、2階から「お父さん下に居るのね。その方に会わせて」とスピーカーから声が聞こえたのだった。
朝絵が居る部屋へ入ると、白夜とまったく同じ顔をした女性がベッドで寝た切りになっており、将貴は絶句した。朝絵はパソコンの文字版に目線を合わせ言葉を打ち込み、機械で会話をしていた。
白夜が近づき「雪村白夜です」と自己紹介すると、朝絵は二人で話がしたいと海江田と将貴を外に出した。
将貴は「どういうことですか?白夜は朝絵さんのクローンなんですか?」と海江田に詰めると少しづつ話し始めた。
「朝絵は筋肉が衰えていく病気でもう治らない。ただ、脳の一部を移植すれば治る見込みがある。そこで紹介されたのがある組織で、私は一クライアントに過ぎない。白夜を作り出したのも、連れ戻そうとしたのもその組織だ。白夜は朝絵のドナーになる為に作られた」と海江田は娘を助けたい一心で、クローンを作る組織を利用したのだった。
朝絵と話し終えた白夜は、海江田に「私は生きたいです。生きて医者になり、朝絵さんの病気を治したいです。あなたと朝絵さんがまた笑えるように」と伝え、海江田の心を動かしたのだった。
病院に戻ると、勇気が晴汝の手術を無事に終え、待ち受けていた警察に連れていかれる所だった。将貴は「たった今、海江田会長が勇気さんの横領事件は無実であるという記事が出ました」とネットニュースを見せ、逮捕は免れた。その後も勇気は例の組織を追うため病院を後にするが、白夜は医大に入る為の勉強をしたりCDTの皆や狩岡兄弟と、普通の日常を送れるようになっていた。
『ドクターホワイト』の登場人物・キャラクター
主人公
雪村白夜(ゆきむらびゃくや/演:浜辺美波)
早朝の公園で倒れていた謎の女性で、医療の知識だけずば抜けて持っており、逆にその他の知識は何一つ持ち合わせていない。決め台詞の「それ誤診です」に続き、病院内で様々な病名を当てていく。
自分の事を白夜と名乗るがそれ以外は分からない。様々な事件に巻き込まれながらも、将貴を含め色んな人たちと関わりながら生活していくうえで、一つづつ感情が芽生え人間として成長していく。
ある施設で育ったが、朝絵のクローンとして生まれたのだった。
白夜の関係者
狩岡将貴(かりおかまさき/演:柄本佑)
『月間メディカルサーチ』の記者をしており、早朝のジョギング中に白夜に出会う。病院に連れていくが白夜を警察に連れていくわけにもいかず、麻里亜の勧めで自分の家で面倒を見始める。
妹の晴汝の面倒を見ながら3人で過ごしていく。
狩岡晴汝(かりおかはるな/演:岡崎紗絵)
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コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。
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天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。
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Night Doctor(ナイト・ドクター)のネタバレ解説・考察まとめ
『Night Doctor(ナイト・ドクター)』とは、2021年6月から9月にフジテレビ系”月9”枠で放送された、若き医師達の葛藤と成長を描いた医療系テレビドラマである。主演は本作が月9初出演・初主演の波瑠が務めた。医師の働き方改革に伴い、柏桜会あさひ海浜病院では試験的に夜間勤務専門の救急医”ナイト・ドクター”制度を始めた。ナイト・ドクターとしてそこに集まったのは年齢も性格も価値観も異なる5人の医師だった。夜は医師として命に、昼はそれぞれの人生に向き合う医師達を描いた青春群像医療ドラマ。
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忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。
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ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ
『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)』とは、内藤了が執筆したミステリー小説『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作に制作したフジテレビ系列のドラマで、2016年に火曜夜10時ドラマ枠で放送された。新米刑事の藤堂比奈子は異常犯罪者にとても興味をもっていた。どんな気持ちで殺人をしどこでそのスイッチが入るのか興味深いと捜査するが、そこには自分の生い立ちなど関わっており、物語が進むにつれて比奈子の過去や現在の謎にも迫っていくストーリーになっている。
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フジコ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『フジコ』とは、真梨幸子のベストセラー小説『殺人鬼フジコの衝動』を原作としたHuluオリジナルのサスペンスドラマである。2015年11月よりHuluとJ:COMで全6話が一挙配信された。過激な表現が話題を集め、主演の尾野真千子が演じるフジコの人物像と、彼女の過去や心理に迫るストーリーが魅力である。その他、谷村美月、リリーフランキーが出演している。一家惨殺事件の生き残りとしてトラウマを負った10歳の少女フジコ。だが彼女の人生は大きく狂い始めた。
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キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム2 遥かなる大地へ』とは、古代中国で“天下の大将軍”となることを目指す少年の活躍を描いた、原泰久の同盟漫画作品の実写映画シリーズ第2弾である。公開翌年となる2023年には、同シリーズ第3弾となる『キングダム3』の公開が決定している。 500年もの間戦乱の中にある古代中国。魏国の軍勢の侵攻を受けた秦国は、これを迎撃するための軍を編成する。ひょんなことから秦国王宮内の人々と知り合った奴隷の少年信は、天下の大将軍になるという夢を叶えるためここに参戦。本物の戦場の中で剣を振るう。
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TOKYO MER(走る緊急救命室)のネタバレ解説・考察まとめ
『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。
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オールドルーキー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オールドルーキー』とは、2022年6月から9月まで放送されたスポーツマネジメントをテーマにしたテレビドラマ。主演はサッカー選手の新町亮太郎を演じた綾野剛。サッカーしか取り柄のない元サッカー日本代表選手の新町亮太郎が引退後にスポーツマネジメントの世界に飛び込み、様々なアスリートの代理人としてマネジメントに奮闘していくストーリー。スポーツ選手のセカンドキャリアへの挑戦がテーマとなっている。Jリーグと公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、随所に実在のスポーツ選手が出演している。
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古畑任三郎(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『古畑任三郎』とは、1994年から2008年までフジテレビで放送されたドラマ。主演は田村正和、脚本は三谷幸喜。スペシャル版、スピンオフを含め42回のエピソードがある。ストーリー展開は、物語の出だしで犯人や犯行の様子を明かす倒叙ものと言われる形式である。見所としては、犯人とのスリリングなやり取りや、巧みな話術で自白に追い込む場面である。また、犯人や部下とのコミカルなやり取りも魅力となっている。どんな相手にも敬語で、落ち着いた言動を崩さない。黒のスーツに、ノーネクタイがトレードマーク。
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目次 - Contents
- 『ドクターホワイト』の概要
- 『ホワイトドクター』のあらすじ・ストーリー
- 謎の少女「白夜」との出会い
- CDTの存続と白夜を取り巻く事件
- Rhnull型
- 白夜の正体
- 『ドクターホワイト』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 雪村白夜(ゆきむらびゃくや/演:浜辺美波)
- 白夜の関係者
- 狩岡将貴(かりおかまさき/演:柄本佑)
- 狩岡晴汝(かりおかはるな/演:岡崎紗絵)
- 奥村淳平(おくむらじゅんぺい/演:宮田俊哉)
- 病院関係者
- 高森麻里亜(たかもりまりあ/演:瀧本美織)
- 高森勇気(たかもりゆうき/演:毎熊克哉)
- 高森巌(たかもりいわお/演:石坂浩二)
- 西島耕助(にしじまこうすけ/演:片桐仁)
- 仙道直樹(せんどうなおき/演:高橋務)
- 佐久間新平(さくましんぺい/演:高橋文哉)
- 夏樹拓実(なつきたくみ/演:勝地涼)
- 真壁仁(まかべひとし/演:小手伸也)
- 牧田真一(まきたしんいち/演:七瀬公)
- 沙月(さつき/演:堀未央奈)
- 東堂絵馬 (とうどう えま/演:華優希)
- その他
- 海江田国男(かいえだくにお/演:石橋凌)
- 沢木朝絵(さわきともえ/演:浜辺美波)
- 村木健哉(むらきけんや/演:石田佳央)
- 香織(かおり/演:工藤美桜)
- 藤島大器(ふじしまたいき/演:安井順平)
- 三田村英樹(みたむらひでき/演:西ノ園達大)
- 伊勢崎隼人(いせざきはやと/演:時任優希)
- 日比谷カンナ(ひびやかんな/演:水崎綾女)
- 『ドクターホワイト』の用語
- CDT
- JMA
- 『ドクターホワイト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雪村白夜「それ、誤診です!」
- 高森麻里亜「病院は牛丼屋じゃないんです」
- 高森巌が亡くなるシーン
- 『ドクターホワイト』の裏話・小ネタ・トリビア/エピソード・逸話
- ドラマのオファーを受けて驚愕した宮田俊哉
- 浜辺美波が思わず爆笑したNGシーン
- 『ドクターホワイト』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Ado『心という名の不可解』