HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。
川島雄三 (演 / 伊藤正之)
スクラップ工場員。梅林が事件当日乗っていた車をスクラップしたと久利生たちに嘘をついていた。実際は韓国へ不正輸出させていた。
郷田秀次 (演 / 古田新太)
江上が担当する連続放火事件の被疑者である放火魔。寂しがり屋で人に構ってもらうのが大好き。
人と長く関わりたい一心で取り調べでは一日に一件の事件内容しか話さない。彼が撮影した写真が傷害致死事件の解決に繋がる。
カン・ミンウ (演 / イ・ビョンホン)
韓国の若きエリート検事。腕っ節も強い。鍋島からの紹介を受け、部下のカンに久利生の捜査に協力するよう命じる。
キム・ヒョンウ (演 / ペク・トビン)
カンの担当事務官。日本語を話せる。カンの指示で久利生と雨宮の梅林が乗っていた車の捜査に協力する。最初は久利生たちの捜査に嫌々付き合っていたが、次第に彼らの熱意に同調し積極的に聞き込みをするまでになる。
マスター (演 / 田中要次)
本名不明。城西支部メンバー行きつけのバー「St.George’s Tavern (セント・ジョージズ・タバーン) 」のマスター兼バーテンダー。寡黙だが、頼めばメニュー以外の物 (和洋中問わず) を作ってくれる。「あるよ」以外に言葉を何も発しないのがお約束となっている。
『HERO』の用語
東京地検城西支部
久利生たちの職場。主に窃盗、傷害、放火などの刑事事件を捜査する。フリースペースを囲むように刑事部長、検事の部屋がそれぞれある。メンバーの雰囲気によりインテリアが異なる。ちなみに久利生の部屋は元備品倉庫。天井が低く、荷物を置くためのロフトも設置されている。ちなみに実際の検察庁にはフリースペースは存在しない。
東京地検特捜部
黛と東山が所属している。建物は城西支部のような昭和のノスタルジックな雰囲気ではなく、高層のオフィスビルである。主に政財界に大きな影響を及ぼす汚職や不正、脱税事件を捜査する。
「St.George’s Tavern」
久利生たち城西支部メンバー行きつけのバー。客が何気なく食べたいものを言うとマスターが「あるよ」と言って用意してくれる。ドラマでは焼鮭定食、玉子酒、クレープ、握り寿司などが登場する。備え付けのテレビではよく通販番組が流れている。
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『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
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目次 - Contents
- 『HERO』の概要
- 『HERO』のあらすじ・ストーリー
- 『HERO』登場人物・キャラクター
- 東京地検 城西支部
- 久利生公平 (演 / 木村拓哉)
- 雨宮舞子 (演 / 松たか子)
- 芝山貢 (演 / 阿部寛)
- 中村美鈴 (演 / 大塚寧々)
- 江上達夫 (演 / 勝村政信)
- 遠藤賢司 (演 / 八嶋智人)
- 末次隆之 (演 / 小日向文世)
- 牛丸豊 (演 / 角野卓造)
- 鍋島利光 (演 / 児玉清)
- 特捜部
- 黛雄作 (演 / 香川照之)
- 東山克彦 (演 / 眞島秀和)
- 傷害致死事件の関係者
- 里山裕一郎 (演 / 山中聡)
- 松本めぐみ (演 / 国仲涼子)
- 梅林圭介 (演 / 波岡一喜)
- 柏木節子 (演 / 長野里美)
- 蒲生一臣 (演 / 松本幸四郎)
- その他
- 花岡練三郎 (演 / 森田一義)
- 川島雄三 (演 / 伊藤正之)
- 郷田秀次 (演 / 古田新太)
- カン・ミンウ (演 / イ・ビョンホン)
- キム・ヒョンウ (演 / ペク・トビン)
- マスター (演 / 田中要次)
- 『HERO』の用語
- 東京地検城西支部
- 東京地検特捜部
- 「St.George’s Tavern」
- 『HERO』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雨宮が作った韓国語の訳ノートを久利生が盗み見するシーン
- 「巨悪じゃないですか。人死なせて逃げたんですよ。」(久利生)
- 久利生が法廷で被害者たちの状況を語るシーン
- 伏線
- 告白シーンで通販商品を活用
- 『HERO』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 松たか子 最後のシーンを受けて本音を漏らす