南極料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『南極料理人』とは、西村淳の著書『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』を原作とした、2009年の日本映画である。海上保安庁に勤務する「西村」は、同僚スズキの代理で、南極観測隊として派遣されることになった。そこでは、様々な個性やクセを持った7人の隊員と共同生活を送らなければならない。初めは打ち解けずトラブルもある隊員たちだったが、次第に南極での生活を楽しみ始めることとなる。この映画は人との関わりを考えさせつつも、くすっと笑えるポイントが随所にちりばめられた、ヒューマンコメディ作品である。
『南極料理人』の概要
『南極料理人』とは、2009年に公開された日本映画で、西村淳の著書である『面白南極料理人』と『面白南極料理人 笑う食卓』の二作を原作としている。監督・脚本は沖田修一で、主演は堺雅人である。南極の基地外のロケは原作者の出身地である網走等で行われ、基地内の撮影はセットを組んで行われた。第50回日本映画監督協会新人賞最終候補や2009年度新藤兼人賞金賞、第29回藤本賞新人賞受賞など、様々な賞にノミネート・受賞をしている。2019年には、浜野謙太を主演に『面白南極料理人』のドラマ化がされている。
海上保安庁の巡視船で厨房にたつ「西村」は、同僚のスズキの代理で南極観測隊に無理やり派遣されることになった。派遣されたドームふじ基地での仕事は、自身を含めた隊員8人分の食事を約一年間にわたって用意することだった。気圧や気温など日本とは環境が全く違う中、隊員たちの食事作りに苦心する西村。時にはふざけあって次第に打ち解けていく隊員たちだったが、ラーメンの在庫がなくなる「ラーメンショック」や南極で何よりも大切な「水問題」等により、ストレスと不満が爆発する事態となる。西村はじめ隊員たちはこの事態をどのように乗り越え、絆を深め、派遣期間を終えたのか。この作品は閉鎖的な基地という中での男同士の関わりや、日本に残してきた家族等との関係を、時には笑いを散りばめながらみせてくれる作品となっている。
『南極料理人』のあらすじ・ストーリー
1997年 ドームふじ基地の日
舞台は南極のドームふじ基地。南極沿岸部にある昭和基地から、およそ1,000キロ離れた内陸の山に建つ基地だ。基地の厨房では、この基地の調理担当である「西村」が冷凍のレンコンやホウレンソウを水で解凍していた。刺身を切り、白身魚の天ぷらを揚げ、魚の照り焼きを作る。それらをいろどりや配置を気にしつつ、キレイに盛り付けていく。
それは南極基地での日常の一幕であった。
ドームふじ基地の隊員たち
食卓に並ぶ刺身や天ぷら、魚の照り焼き。料理を無言で食べる男たち。「兄やん(にいやん)」と呼ばれる雪氷(せっぴょう)サポートの大学院生。「平さん(ひらさん)」と呼ばれる大気学者。「盆(ぼん)」と呼ばれる通信担当の男性と、「ドクター」こと医療担当の男性。それから「タイチョー」と呼ばれる気象学者と、車両担当の「主任」。そして「本さん(もとさん)」と呼ばれる雪氷観測担当と、調理担当の西村。以上8人が、約一年間このドームふじ基地でともに生活するチームである。
帰国まであと414日
朝食の席で、タイチョーが今日のそれぞれの予定を確認していく。そこで平さんが、「最近水を使いすぎている人がいるようです。造水槽を確認したら、25センチも減っていました」と、水の減りが激しいことを指摘する。南極では水は貴重品だ。造水槽内の水が大きく減っていれば、隊員たちの生活にも関わる。隊員たちが口々に驚きの声をあげる中、平さんは主任を見つめていた。「とにかく気を付けてください」と平さんは言うが、主任はわれ関せずといった様子だ。
朝食後、防寒服を身につけた隊員たちは野外作業を開始する。普段は基地の外へ出ない西村も、この日は防寒具を身に着け、食材が詰まった段ボールの整理を行っている。南極では食材が無いからといって近所のスーパーに走ることはできない。食材は全て冷凍・乾燥・缶詰が基本だが、定期的に残数や状態を確認し把握する必要があるのである。それから西村は昼食の、豚汁とおにぎりを作りはじめた。具はシャケやいくら、梅干しなど。基地に戻った隊員たちは、冷えた身体を温めるようにご飯をかきこんでいく。タイチョーはおにぎりを割って、目当てのイクラが入っているのを確認し、ニンマリとする。しかし主任だけは昼食の場に現れない。西村は主任の元へ豚汁とおにぎりを届けたが、その途中でおにぎりは凍ってしまった。凍ったおにぎりを見て主任は「はぁ、帰りたいわぁ」「左遷もええとこですわ」と愚痴を零す。主任にとって、南極での仕事は好ましいことでは無いようだ。
予定外のご馳走
通信担当の盆が、基地の隊員たちへ造水の時間となったことをアナウンスしてまわる。そのアナウンスを合図に、隊員たちは基地周辺の雪を集め、造水槽に運びはじめた。南極で一番大事なものは、間違いなく水である。水たまりさえない極寒の地では、毎日水を造らなければならないのだ。幸い、水の原料となる氷は無限と言えるほどにある。造水作業中、盆が興奮した様子で西村に告げる。「さっき昭和(基地)と交信してて聞いたんだけど、でっかい伊勢海老があるんだって」。盆と西村の会話を聞いていたドクターが「じゃあ、今夜はエビフライだな」と声をあげた。タイチョーや本さんもそれに賛同するが、西村は「いや、伊勢海老なら刺身でしょ」と抗議する。しかし本さんをはじめ、隊員たちの合意により、伊勢海老はエビフライとして提供することが決まる。
南極派遣前の日本での生活
南極へ派遣される1年前。西村は海上保安庁が保有する巡視船の厨房で、主計士(庶務や調理を担当する)として勤務していた。同僚のスズキは幼少期から念願の、南極観測隊の一人に選ばれ、ご機嫌だった。
場面は西村家の台所へ移る。台所では、西村の妻・みゆきがおっかなびっくりといった様子で唐揚げを揚げている。家族で夕飯にその唐揚げを食べるが、西村は「なんでこんなぐちゅっとしてんだよ。二度揚げした?」とみゆきに文句を言う。みゆきはそれに対し、「じゃあ食べなきゃいいじゃん」と言い、娘の友花(ゆか)も西村を睨む。
しかし、スズキはバイク事故でケガを負ってしまい、南極へ行くことが出来なくなってしまう。代わりに南極へ派遣されることになったのが西村だった。「家族と相談させてください」と南極行きを渋る西村だったが、船長は「おめでとう」としか繰り返さない。結局、西村はスズキの代わりに南極へ行くことになってしまったのだった。
節分の過ごし方
舞台は再び南極基地に戻る。その日の夕食は、隊員たちの希望通り伊勢海老のエビフライだ。
夕食後に西村が自室でくつろいでいると、般若のお面をした兄やんが日本からのFAXを届けに来た。日本に残る友花とみゆきからの新聞形式の手紙である。みゆきからのコメントには「我が家の節分の鬼は、友花が書いたお父さんの似顔絵です。お父さんがいなくなってから、毎日楽しくて仕方ありません。こちらのことは気にせず、どうぞそちらで元気にお過ごしください」とあった。西村の部屋の壁には、日本からの手紙が何枚も貼り付けられている。
今日は節分だ。基地内では、兄やんがパンツ一枚に般若のお面を付けて節分の鬼役を務めていた。西村は他の隊員たちに混ざり、泣きたいような笑いたいような顔で、兄やんに豆をぶつけるのだった。
豆まきの後、基地内の電話コーナーに兄やんの姿があった。日本に残る恋人へ電話するためだ。電話コーナーの壁には「1分740円 使いすぎは身の破滅」という張り紙が張られている。ここからKDD(衛星で僻地や災害地との通信をつないでいる会社)の衛星通信を使い、日本に電話をつないでもらうことが出来るのだが、通話料金は高額だ。
基地の外では、ドクターが氷を採取していた。その氷でウイスキーロックを楽しむのである。医務室に戻ったドクターの目の前には将棋盤があり、西村との対戦を楽しみながら言葉を交わす。「日本に帰ったらトライアスロンに出てみようかと思って。空気薄いとこで一年鍛えたらいいとこ行くかなって」とドクターが言う。さらに、「自由だよなぁ、ここは。ガミガミ言う人もいないし、息子は金せびってこないし。俺なんかあと2、3年いてもいいくらいなんだけどね」と言って笑った。
本さんの誕生日
ある夜、西村が廊下を歩いていると、厨房に明かりがついていることに気が付く。こっそり厨房の窓から中をのぞくと、タイチョーと盆が一心不乱にラーメンをすすっていた。西村はそっとその場を去って行った。
帰国まであと351日。その日は本さんの誕生日で、西村がお祝いの料理を作ることになっていた。しかしいつも本さんのサポートをしている兄やんが、手を軽い凍傷で負傷してしまったこともあり、その日は西村が氷雪観測作業の手伝いを務めることになっていた。
観測の合間に西村は「今日何か食べたいものありますか」と本さんに聞いてみる。そこで今日が自分の誕生日だと気付いた本さんは「そっか、じゃあ肉。よくわかんないけど、分厚いやつ」と返した。西村は本さんを祝うために何が食べたいか聞いたのだが、返って来た答えは適当なものだった。「別に飯食うために南極来たわけじゃないんだから、何でもいい」と言う本さんにイラつく西村だが、氷雪観測の後にドクターとともにフライパンに入りきらないほどに大きな肉を焼くことにした。
しかし、火力不足により肉は上手く焼けなかった。2人は外に出ると、肉を刺した棒をドクターへと持たせる。肉の表面に油を塗って、直接火を着けて焼くことにしたのだ。
その頃、仕事を終えた本さんは、日本の家族に電話をしていた。娘が「ハッピーバースデー」の歌を歌ってくれたが、妻は本さんと話したくないと言って電話には出なかった。
食卓では、外で焼いた巨大な肉がローストビーフとしてふるまわれた。一心不乱に肉を食べる本さんや隊員たちを見て、西村は満ちたりた顔をするのだった。夕食後は酔っ払った隊員たちが即興で作った本さんの歌を歌っている。そこで本さんが西村に近づき「西村くん、子供いるんだっけ。奥さんはここに来ること賛成だったの?」と聞いた。
西村は友花の抜けた乳歯を持っており、それを本さんに見せる。本さんは、しみじみとした様子で「やりたい仕事が、たまたま南極でしかできないだけなんだけどなぁ」と言葉を零した。
ミッドウィンター祭
6月の下旬になると、南極には冬至が訪れる。2週間前には、雪原で野球を楽しめるぐらい晴れた日もあったが、冬至になれば外はほぼ1日中、真っ暗になる。そして冬至が訪れると南極の各基地では、冬至を祝うための祭り、ミッドウィンター祭が催される。ミッドウィンター祭の夕食は、フォアグラのテリーヌや白身魚のソテー、ワインなど、コース料理になる。正装に身を包み、新しい料理が出るたびに歓声をあげる隊員たちを見て、西村は嬉しそうに調理を続ける。
ラーメンショック
ある日、兄やんは日本にいる彼女に衛星電話をかけていた。しかし彼女は早く電話を切ろうとするなど、どことなく態度がおかしいようだ。
タイチョーや盆が夜な夜なラーメンを食べていたせいで、ついにラーメンの在庫が底をついた。ラーメンの麺を作るための「かん水」がないため、南極では新たにラーメンの麺を作ることができない。タイチョーと盆がショックを受ける中、朝食の席に主任が姿を現していないことに気付く。西村は体調が悪いという主任の部屋まで朝食の蟹を持って行った。「関節が痛い。寒気がする。風邪ですわ」という主任に「南極にはウイルスがいないから風邪はひかないよ」と西村は冷静に返すのだった。
夜になり、隊員たちはドクターの執務室に集まった。平さんは、主任がズル休みをしていると指摘する。研究職の隊員たちから、主任へ向けられる不満が限界に近づいていた。その夜、西村の部屋をタイチョーが訪れる。「西村くん、眠れないよ。僕の身体はね、ラーメンでできてるんだ。ラーメンがないなら、これから何を楽しみに生きていけば良いんだ」と訴えるが、西村にはどうすることも出来ない。
我慢の限界
吹雪の中、隊員たちはいつものように造水のために雪を運んでいた。そんな中、平さんが急に大声をあげて、基地へと駆け戻っていった。基地に戻った平さんは、主任の部屋のドアを何度も叩きながら「出てこないとぶっ殺す!」と怒鳴りつける。主任がズル休みしていることへの不満がついに爆発してしまったのである。しかし、主任からの返答はない。それどころか、浴室からシャワーの音と主任の歌声が聞こえるではないか。
それを見つけた平さんは主任を追いかけ、主任は裸のまま基地内を逃げ回ることになる。水を使い過ぎていたのは、造水作業に現れなかった主任であった。
その頃、西村は厨房に戻ってきていた。そこにはバターをまるまる一本舐めまわす盆の姿があった。長期にわたる南極での生活は、着実にストレスなどの問題として隊員たちを苦しめていたのだ。例えば、兄やんは日本に残した彼女から「好きな人ができた」と告げられてしまう。ショックを受けた兄やんは、防寒具も着ないまま基地の外に出て「帰りたい。渋谷とか行きたい」とつぶやくのだった。
一方、逃げる主任を追いかけて、平さんと西村は観測所へと辿り着く。つかみ合いの喧嘩をする平さんと主任を止めに入った西村だが、その拍子に袋に入れて首からかけていた友花の乳歯をコアの穴に落としてしまう。
大切な娘の歯を失くしてしまった西村はショックで部屋にこもってしまう。平さんと主任が謝りに来るが、西村が応じることはなかった。
友花の歯とみゆきの唐揚げ
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『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。
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鍵泥棒のメソッド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『鍵泥棒のメソッド』とは、2012年に公開された日本映画で、監督と脚本は内田けんじ。仕事も無くうだつの上がらない生活をしていた桜井武史は、たまたま入った銭湯で身なりの良い山崎信一郎と入れ替わることに成功する。しかし山崎は裏の仕事を請け負う便利屋であることがわかる。桜井は記憶をなくした山崎や結婚相手を探す真面目な雑誌編集者の水嶋香苗を巻き込み、危険な仕事へと足を踏み入れていってしまう。この物語は人生の進路を見失った大人たちが、次第に生きる希望を見つけていくヒューマンコメディとなっている。
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(Zi-O)』とは、2019年に公開された特撮ヒーロー映画である。特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の単独映画作品。興行収入11.7億円、観客動員数78.0万人を記録した。ソウゴは仮面ライダージオウとして平成ライダーの力であるライドウォッチを集めていた。全てのライドウォッチを集めた時、平成をやり直そうとする集団クォーツァーが現れた。平成に築いた人々の暮らしを守るため、ソウゴと仲間達がクォーツァーに立ち向かう。
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(平ジェネFOREVER)のネタバレ解説・考察まとめ
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。
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下剋上球児(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『下剋上球児』とは2023年10月より放送を開始したTBS系列の「日曜劇場」枠のテレビドラマで、主演は鈴木亮平。物語は三重県の架空の高校の弱小野球部が舞台で、甲子園を目指す3年間を描いたもの。野球素人から自分自身の問題を抱える球児達が野球を通して仲間達と大きく成長していくスポ根ドラマ。ストーリーが感動的だとして視聴者から高い評価を得ている。
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どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
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ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』とは、2022年1月〜3月にフジテレビ系列で毎週木曜夜10時より放送していた連続ドラマである。大手出版会社であるクスノキ出版が運営するインターネットニュースサイト「カンフルNEWS」に閉鎖の危機が訪れる。そこに現れた黒木華演じる瀬古凛々子(せこりりこ)は、カンフルNEWS編集部員と共にサイト閉鎖の危機に立ち向かう。その中で巻き起こる“人と人とのつながり”を描く、社会派風完全オリジナルドラマである。
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目次 - Contents
- 『南極料理人』の概要
- 『南極料理人』のあらすじ・ストーリー
- 1997年 ドームふじ基地の日
- ドームふじ基地の隊員たち
- 帰国まであと414日
- 予定外のご馳走
- 南極派遣前の日本での生活
- 節分の過ごし方
- 本さんの誕生日
- ミッドウィンター祭
- ラーメンショック
- 我慢の限界
- 友花の歯とみゆきの唐揚げ
- 日本との交流
- 念願のラーメン
- 帰国
- 日本に戻った後
- 『南極料理人』の登場人物・キャラクター
- 南極観測隊員
- 西村 淳(演:堺 雅人)
- 金田 浩(演:きたろう)
- 本山 秀行(演:生瀬 勝久)
- 川村 泰士(演:高良 健吾)
- 平林 雅彦(演:小浜 正寛)
- 御子柴 健(演:古館 寛治)
- 福田 正志(演:豊原 功補)
- 西平 亮(演:黒田 大輔)
- 西村家
- 西村 みゆき(演:西田 尚美)
- 西村 友花(演:小野 花梨)
- 海上保安庁の同僚
- スズキ(演:宇梶 剛士)
- 船長(演:嶋田 久作)
- その他
- 清水さん(演:小出 早織)
- 『南極料理人』の用語
- ドームふじ基地
- 南極観測隊(南極越冬隊)
- 雪氷観測
- 造水作業
- KDDインマルサットオペレーター
- ミッドウィンター祭
- かん水
- 『南極料理人』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 本さんの誕生日ディナー
- 隊員たちが作った、べちゃっとした唐揚げ
- 金田 浩(タイチョー)「西村くん、ラーメンだ」
- 『南極料理人』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作中に「おいしい」という言葉は出てこない
- 伊勢海老フライ
- 『南極料理人』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ユニコーン「サラウンド」