HERO(2007年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2007年9月8日に公開された日本の映画作品。2001年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の映画版。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2007年の日本映画興行収入第1位 (81.5億円)を記録した。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が傷害致死事件を通して大物代議士の疑惑に関わることになる。
検事。一時期は弁護士に転職することを考えていた。中村と不倫関係にある。度重なる外泊で妻に愛想を尽かされ、プライベートでは離婚調停中。
娘を溺愛しているが、娘本人からは嫌がられている。
久利生が自身の仕事を代わりに引き受けたこともあり、野次馬が撮った放火事件の写真チェックに徹夜して協力する。
中村美鈴 (演 / 大塚寧々)
検事。芝山と不倫関係が続いている。才色兼備でプライドは高いが同性の雨宮に助言したりするなど姉御肌な一面もある。
社交ダンスをしており末次とはダンスパートナーである。
徹夜して野次馬が撮った放火事件の写真チェックをしていた久利生たちを見かねて協力する。
江上達夫 (演 / 勝村政信)
検事。自称「エリート検事」。雨宮に片想いしているが未だにメールアドレスすら知らず全く相手にされていない。
金持ちで世間知らずなところがあるため、城西メンバーからはからかわれることが多い。
野次馬の撮った放火事件の写真チェックにメンバーが次々と取り組み始めたことで一人取り残された形となり、一番最後に協力を申し出た。
遠藤賢司 (演 / 八嶋智人)
芝山の担当事務官。気さくでおしゃべり好きだが口が軽い。目下の関心事は芝山の離婚裁判を傍聴すること。
このことで芝山から強烈なデコピンをくらうシーンがあるが本人は全くめげない。ツッコミ上手で趣味は合コン。
野次馬が撮った放火事件の写真チェックに協力する。
末次隆之 (演 / 小日向文世)
江上の担当事務官。ベテランだが江上の八つ当たりに遭うことが多い。趣味は社交ダンスで中村のダンスパートナーである。
中村のことが好きだが軽くあしらわれてしまっている。
野次馬が撮った放火事件の写真チェックに協力する。
牛丸豊 (演 / 角野卓造)
久利生の上司である刑事部長。曲者揃いの城西支部メンバーのまとめ役で悩みが尽きない。
自身の健康状態を常に気にしている。
芝山の家庭事情を察し、梅林の裁判を久利生に任せるなど気配り上手である。
鍋島利光 (演 / 児玉清)
東京地検次席検事。牛丸の上司。久利生を助けた沼田検事の同期であり、久利生をよく知る人物。
久利生を信頼し期待を寄せている。
特捜部
黛雄作 (演 / 香川照之)
検事。花岡の贈収賄疑惑を追っている。花岡の贈収賄疑惑の要である梅林の事件の動向を探るため、部下である東山に久利生たちを尾行させた。
最初は花岡の疑惑の件にしか興味を示さなかったが、久利生や城西支部メンバーの言動に押され、捜査に協力するようになる。
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目次 - Contents
- 『HERO』の概要
- 『HERO』のあらすじ・ストーリー
- 『HERO』登場人物・キャラクター
- 東京地検 城西支部
- 久利生公平 (演 / 木村拓哉)
- 雨宮舞子 (演 / 松たか子)
- 芝山貢 (演 / 阿部寛)
- 中村美鈴 (演 / 大塚寧々)
- 江上達夫 (演 / 勝村政信)
- 遠藤賢司 (演 / 八嶋智人)
- 末次隆之 (演 / 小日向文世)
- 牛丸豊 (演 / 角野卓造)
- 鍋島利光 (演 / 児玉清)
- 特捜部
- 黛雄作 (演 / 香川照之)
- 東山克彦 (演 / 眞島秀和)
- 傷害致死事件の関係者
- 里山裕一郎 (演 / 山中聡)
- 松本めぐみ (演 / 国仲涼子)
- 梅林圭介 (演 / 波岡一喜)
- 柏木節子 (演 / 長野里美)
- 蒲生一臣 (演 / 松本幸四郎)
- その他
- 花岡練三郎 (演 / 森田一義)
- 川島雄三 (演 / 伊藤正之)
- 郷田秀次 (演 / 古田新太)
- カン・ミンウ (演 / イ・ビョンホン)
- キム・ヒョンウ (演 / ペク・トビン)
- マスター (演 / 田中要次)
- 『HERO』の用語
- 東京地検城西支部
- 東京地検特捜部
- 「St.George’s Tavern」
- 『HERO』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 雨宮が作った韓国語の訳ノートを久利生が盗み見するシーン
- 「巨悪じゃないですか。人死なせて逃げたんですよ。」(久利生)
- 久利生が法廷で被害者たちの状況を語るシーン
- 伏線
- 告白シーンで通販商品を活用
- 『HERO』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 松たか子 最後のシーンを受けて本音を漏らす