昭和天皇物語(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『昭和天皇物語』とは半藤一利の『昭和史』を原作とする、『ビッグコミックオリジナル』2017年9号より連載を開始した能條純一による歴史漫画である。原作以外にも複数の文献資料や当時の新聞などからも補強されている。主人公は昭和天皇である。明治天皇崩御から大東亜戦争前、戦中、戦後という激動の日本を昭和天皇がどのように駆け抜けたのか描かれている。他の重要人物も活々とリアルに描かれており、二十世紀日本の歴史全体の流れや天皇制の在り方など改めて振り返られる内容である。

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第4巻25話に名前だけ登場する。
第一次世界大戦において戦死した駆逐艦「榊」の艦長である。地中海方面での護衛従事の功績が称えられ地中海のマルタ島に慰霊碑が建てられる。

竹下勇(たけしたいさむ)

第4巻25話に登場する。
裕仁の欧州外遊に同行する日本海軍所属の軍人である。パリにおいて「地下鉄に乗ってみたい」とする裕仁の要望に応え、「内密に」とした上で同行する。ここで購入した地下鉄の切符は裕仁にとっての宝物となる。

四竈孝輔(しかまこうすけ)

第5巻38話に登場する。
日本の海軍軍人である。日光にある田母沢御用邸において天皇の傍に仕える侍従武官を務める。

加藤友三郎(かとうともさぶろう)

第5巻36話に名前だけ登場する。
第21代内閣総理大臣である。内閣総理大臣に就任するも病死してしまう。海軍出身である。

高橋三吉(たかはしさんきち)

第9巻68話に登場する。
日本の海軍軍人である。満州国建国のための関東軍の謀略である上海事変に動揺する。

三上卓(みかみたく)

第9巻73話に登場する。
日本海軍中尉の国家改造論者である。
歩兵第三聯隊の安藤の元へ訪れ犬養毅暗殺へ向けた決起を呼び掛ける。

百武三郎(ひゃくたけさぶろう)

第12巻97話に登場する。
日本海軍出身の侍従長である。
前侍従長でった鈴木貫太郎が二・二六事件で襲撃され後任として侍従長に就任する。組閣の大命が下るということで予備役の陸軍大将である宇垣に参内するよう電話で伝える。

大山勇夫(おおやまいさお)

第13巻101話に登場する。
日本の海軍軍事であ海海軍特別陸戦隊中隊長を務める人物である。
虹橋飛行場で中国側からの狙撃に会い殺害される。これを機に関東軍が南京に侵攻することになり、それまでの支那側との和平交渉が台無しとなる。

山本五十六(やまもといそろく)

第14巻111話に登場する。
日本海軍の軍人で日本海軍連合艦隊司令長官を務める人物である。
次期海軍大臣とされる海軍の若きホープである。

井上成美(いのうえなるみ)

第14巻111話に登場する。
日本の海軍軍人で軍務局長を務める人物である。米内内閣で海軍の若手ホープである山本五十六を海軍大臣として入閣させないことを疑問に思う。

吉田善吾(よしだぜんご)

第14巻111話に登場する。
日本の海軍軍人で陸軍大臣を務める人物である。
安倍内閣に引き続き米内内閣でも陸軍大臣を務める。
日独伊三国同盟を結び英米と戦争になった場合の海軍の見通しについて勝てる見込みがないとしていた。

及川古志郎(おいかわこしろう)

第14巻111話に登場する。
日本の海軍軍人で海軍大臣を務める人物である。
不本意ながらも日独伊三国同盟に賛同せざる得なく心身共に疲弊しきった吉田善吾に代わり海軍軍人に就任する。周囲に飲まれ反対意見を述べることなく日独伊三国同盟へ賛同してしまう。

石川信吾(いしかわしんご)

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