機動戦士Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。
地球の不法居住者で暮らす少年ウッソ・エヴィンは、リガ・ミリティアとザンスカール帝国の戦争に巻き込まれ、その中でパイロットとしての類稀な素質を開花させていく。
『機動戦士Vガンダム』の概要
『機動戦士Vガンダム』(きどうせんしヴィクトリーガンダム)とは、1993年に放送されたロボットアニメ。『ガンダムシリーズ』の作品の1つで、「宇宙世紀」と呼ばれる時代の中で繰り広げられる戦争を描いている。
制作側は「新しい世代のファン層を獲得する」ことを目的の1つとしており、主人公の年齢は13歳と歴代でもっとも若く設定された。しかし物語が進むに従い「戦争の狂気」や「登場人物の無残な死」といった描写が増加し、「新しい世代へのアピールという点では成功したとは言えない」とも分析されている。
一方、その衝撃的な展開とハードな物語自体は評価が高く、この作品で『ガンダムシリーズ』に興味を持ったという声も少なからず存在する。本作に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)をプラモデル化した、いわゆる「ガンプラ」もクオリティの高いものが多く、映像媒体の売り上げが好調だったこともあり商業的には十分成功した作品だとされている。
アクションについても定評があり、主人公が創意工夫で敵を倒していく様は「見ていて飽きない」、「TVシリーズで作れる最高峰の活劇」と絶賛されている。物語後期の主人公機であるV2ガンダムは「光の翼」という特徴的な武装を持ち、その見栄えの良さから後に様々な作品で同様の装備が用いられた。
宇宙世紀153年。宇宙空間に位置する人口居住施設コロニー群の1つであるサイド2は、突如としてザンスカール帝国を名乗り、地球連邦に反旗を翻した。これに対し、組織として形骸化した地球連邦側の動きは鈍く、業を煮やした人々が民間抵抗組織リガ・ミリティアを結成。地球にまで進出したザンスカール帝国との間に戦端を開く。
地球の不法居住区域ポイント・カサレリアで暮らす少年ウッソ・エヴィンは、偶然からこの戦争に巻き込まれ、リガ・ミリティアが開発した新型MS「Vガンダム」(ヴィクトリーガンダム)のパイロットとなる。自分の両親がリガ・ミリティアに参加していることを知ったウッソは、父と母に会うためにリガ・ミリティアと行動を共にする一方、そのパイロットとしての並外れた才能を開花させていく。
『機動戦士Vガンダム』のあらすじ・ストーリー
ポイント・カサレリアの少年たち
宇宙世紀153年。宇宙空間に位置する人口居住施設コロニー群の1つであるサイド2は、突如としてザンスカール帝国を名乗り、地球連邦に反旗を翻した。これに対し、組織として形骸化した地球連邦側の動きは鈍く、業を煮やした人々が民間抵抗組織リガ・ミリティアを結成。地球にまで進出したザンスカール帝国との間に戦端を開く。
地球の不法居住区域ポイント・カサレリアで暮らす13歳の少年ウッソ・エヴィンは、幼馴染のシャクティ・カリンと協力しながら生活していた。時折必要なものを集めるためにウーイッグという街に赴き、そこで暮らすカテジナ・ルースという年上の少女に想いを寄せつつ、シャクティと共に姿を消した両親を待ち続けていた。
そんなある日、ウーイッグでリガ・ミリティアの幹部たちがザンスカール帝国の人型機動兵器MS(モビルスーツ)に襲撃される事件が発生。ウッソはシャクティとカテジナを守りたい一心でMSを奪取し、これを操ってザンスカール帝国の部隊と交戦する。初めての操縦、初めての実戦にも関わらず敵機を撃退したウッソは、リガ・ミリティアの中心人物の1人であるオイ・ニュングから「特別な資質を持つ少年」として注目される。
戦力不足のリガ・ミリティアにとって、それが幼い少年であれ優秀なパイロットは是が非でも欲しい存在だった。「自分たちと共にザンスカール帝国と戦ってほしい」と頼まれたウッソは躊躇するも、リガ・ミリティアには自分の両親も参加していること、彼らについていけば自分やシャクティの両親をこちらから探しに行けることから、これを承諾。リガ・ミリティアの新型MS「Vガンダム」(ヴィクトリーガンダム)のパイロットとなる。
交錯する運命
ウッソがVガンダムで戦うようになってから間もない頃、ニュングはザンスカール帝国に囚われギロチンで公開処刑される。見知った人間が殺される様を見たウッソは衝撃を受けるが、すでにパイロットになることを受け入れていた彼には今さら逃げることなどできなかった。シャクティはウッソが戦うことにも、カサレリアから離れることにも反対するが、「もう自分たちの意志が通じる状況ではない」と諦めてリガ・ミリティアに同行する。
この頃ザンスカール帝国の前線部隊で働き、リガ・ミリティアの新兵器であるVガンダムと幾度も交戦したのが、クロノクル・アシャーという青年だった。彼はザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの実弟であり、「姉の七光り」呼ばわりされることを嫌って最前線に出向いていた。リガ・ミリティアにウッソたちのような子供がいることを知ったクロノクルは、彼らを戦災孤児だと判断し、「敵対組織とはいえ、我々が始めた戦争で家族を失った子供たちを巻き込むような攻撃はできない」と躊躇。一方、自身の襲撃で負傷したカテジナを基地に連れ帰り、「治療に時間がかかる」と言われるとその後見人になることを決める。
ウッソがVガンダムで多大な戦果を挙げるようになると、惰弱化した地球連邦の中にリガ・ミリティアに注目する者が増加。一部の部隊が連携を取ることが決まる。こうしてリガ・ミリティアに合流することとなった地球連邦軍大尉ロベルト・ゴメスは、ウッソのような子供がエースとして活躍していることに驚き、「自分のような大人が情けないから子供を戦場に送り出すことになった」と悔やむ。そのウッソが対ザンスカール帝国においてもはや欠かせない戦力であることを知ると、ゴメスは「せめて彼を死なせまい、彼の前で己を恥じるような大人にはなるまい」と昼行燈の極みにあった己の行動を改めていく。
ザンスカール帝国の地球侵攻部隊との戦いが一段落したところで、ウッソたちは宇宙に上がることとなる。この頃、偶然からリガ・ミリティアの非戦闘員に接触したクロノクルは、その中にシャクティがいるのを見て、彼女が“行方不明になっていた自分の姪”だと気づく。
光の翼の飛翔
シャクティが自分の両親だと思っていた男女は、実際には実母のマリアから養父母となることを依頼された2人組だった。ザンスカール帝国の実質的なトップであるフォンセ・カガチに女王として祭り上げられたマリアは、自身の娘が政争の道具にされることを恐れ、自分から一時的に遠ざけようとしたのである。クロノクルはなんとかシャクティを“救出”しようとするが、この動きはリガ・ミリティア側にも伝わり、「あの少女は人質として使えるのではないか」、「幼い少女を親と引き離して利用することが許されるのか」とその上層部を悩ませる。
戦場が宇宙に上がると、戦闘はより激化していき、リガ・ミリティアの部隊にも次々と犠牲者が出る。ウッソをかわいがってくれた女性兵士たちが命を落としていく中、「ウッソだって戦っているのだから、自分も何かできるのではないか」と戦災孤児たちがパイロットに志願。最前線で戦うウッソがそんな戦争の凄惨な日常を不満を飲み込んで受け入れる一方、彼以上に感受性が強いシャクティは次第に耐えられなくなり、「ザンスカール帝国の女王だという本当の母親に会ってお願いすれば、戦闘を止めてくれるのではないか」と考え始める。
クロノクルに救われたカテジナは、「ザンスカール帝国というものが何を考えているのか、自分の目で確かめてみたい」との思いから、彼と行動を共にするようになっていた。そんな中でMSパイロットとして異常な早さで頭角を現し、同時に「クロノクルを出世させてやりたい、彼の理想を実現させてやりたい」との思いから手段を選ばなくなる。やがて彼女は、乗っているのがウッソだと知りながら、「クロノクルの栄達を阻む邪魔者」として積極的にウッソを狙うようになっていく。
Vガンダムは優秀な機体だったが、ザンスカール帝国が国力に任せて次々と開発する新型MSにパワー負けすることも少なくなかった。しかしこの頃、リガ・ミリティアの新型MS「V2ガンダム」(ブイツーガンダム)が完成。理論上は光速まで加速できるとされる新型の動力を積んだこの機体は、ザンスカール帝国のMSと比べても遜色のない高性能を誇っていた。リガ・ミリティアのエースパイロットとして活躍していたウッソは、そのままV2ガンダムのパイロットとなり、その余剰出力がビームとなって零れる「光の翼」を利用して様々な強敵を打ち破る。
父母との再会
一部を除いて地球連邦の動きが鈍いことを好機と捉えたザンスカール帝国は、再度の地球侵攻作戦を開始。「地球浄化作戦」と名付けられたこれは「地球連邦と地球の人々を直接攻撃し、人間によって穢された母なる大地を取り戻す」という宗教色の強いものだったが、それだけにその残忍かつ荒唐無稽な計画は誰にも止められることなく実行される。
リガ・ミリティアが地球浄化作戦の実行阻止に失敗する中、「自分なら戦争を止められるかもしれない」と考えたシャクティはザンスカール帝国へと向かう。ここでシャクティは母との再会を果たすも、彼女はあくまで“神輿としての女王”でしかなく、内部で様々な政治勢力が牽制し合うザンスカール帝国を止めることはできなかった。「シャクティの存在はマリアを従わせるための道具になる」と考えた帝国内部の野心家たちは、彼女の身柄を独自に抑えようと動き出す。
幼馴染のシャクティがザンスカール帝国に連れ去られたことにウッソは驚き、彼女を案じる。一方、彼は彼でリガ・ミリティアでMS開発に携わっていた母のミューラ・ミゲル、「ジン・ジャハナム」の偽名と何人もの影武者を利用して活動していた父にしてリガ・ミリティアの創設者の1人ハンゲルグ・エヴィンと再会。しかし戦争という非情な世界の中でミューラは死亡し、ハンゲルグも「今はそれどころではない」とウッソと向き合うことを後回しにする。
リガ・ミリティアの必死の反撃を無視できない要素だと考えたザンスカール帝国は、地球連邦上層部に密かに接触し、和平交渉を進める。「地球浄化作戦もまた終わっていないのに和平の話を進めるとは、何か裏があるのでは」とウッソたちは警戒するが、果たしてその読みは当たっており、戦闘行為が禁じられている間にザンスカール帝国は秘密兵器エンジェル・ハイロゥを地球圏へと移動させる。
天使の環の降臨
エンジェル・ハイロゥとは、その名の通り“天使の環”を思わせる複数のリングで構成された巨大な建造物だった。その正体は極めて高い感受性を秘めた「サイキッカー」という特殊な素質を持つ者2万人を収容した大型宇宙船であり、彼らが放つ精神感応波を増幅して照射することで人間を延々と眠らせる機能を持っていた。ザンスカール帝国はこの力を用いて地球にいる全ての人々を無力化しようと目論むが、エンジェル・ハイロゥの起動に必要不可欠な最強のサイキッカーであるマリアが内輪揉めの中で誤って殺害される。代わりに彼らはマリアに匹敵するサイキッカーである彼女の娘のシャクティを「戦争を終わらせる手伝いをしてほしい」と唆し、エンジェル・ハイロゥの制御室に入れる。
シャクティがエンジェル・ハイロゥの中にいることを知ったウッソは、彼女を救出するため、ザンスカール帝国の野望を打ち砕くため、新型装備を追加したV2ガンダムで出撃。「ここが勝負所だ」と判断したゴメスやリガ・ミリティアの幹部が戦艦で特攻を仕掛けて敵の防衛線を食い破る中、ウッソは何人もの仲間を失いながらエンジェル・ハイロゥの制御室を目指してV2ガンダムを飛翔させる。
そんな彼の前にクロノクルが立ちはだかる。マリアという後ろ盾を失った彼は、今度こそ自分だけの力で成り上がるために躍起になっており、幾度となく煮え湯を飲まされたウッソを倒し己の手柄にしようとしていた。人類の未来をも懸けた戦場で、「自分が目をかけてきた男」と「自分に憧れていた男」が殺し合う様を見たカテジナは、それが“自分という女の価値”を証明するかのごとく感じて哄笑。戦争という狂気の中で、彼女も正気を失っていた。
死闘の末にクロノクルのMSを撃破したウッソは、次いで自分に襲い掛かったカテジナも倒し、エンジェル・ハイロゥに突入。この間にシャクティはエンジェル・ハイロゥに収容されたサイキッカーたちと対話し、「戦争を止めるために力を貸してほしい」と頼み続けていた。ザンスカール帝国の思想の下、自らの命をも捧げる覚悟だったサイキッカーたちは、シャクティの純粋な願いを聞き入れてエンジェル・ハイロゥを崩壊させる道を選ぶ。リガ・ミリティアとの決戦と重たい腰を上げた地球連邦軍の増援によりザンスカール帝国は主だった指導者と主力艦隊を失い、ここにその野望は終止符を打たれる。戦い続けたV2ガンダムもまた機能を停止しようとしていたが、サイキッカーたちの配慮か、2人の絆が呼んだ奇跡か、最後の最後にウッソはシャクティの救出に成功するのだった。
戦いが終わった後、ハンゲルグはいずこかへと姿を消し、ウッソはシャクティと共にカサレリアへと帰還する。生き残った仲間たちを新たな隣人として迎え入れたカサレリアは、かつてより少しだけ活気を増していた。そんな中、視力と記憶を失ったカテジナが現れ、シャクティに「ウーイッグにはどう行けばいいのか」と尋ねてくる。目の前にいるのが自分たちに親切にしてくれた人を何人も殺した相手であることを知りつつ、シャクティは「この人は戦争の中で心を失ってしまっただけだ。ウッソだって同じようになっていたかもしれない」と哀れみ、ウーイッグへの道筋を教えて彼女を見送る。擱坐したV2ガンダムに見守られつつ、ウッソたちは戦争に巻き込まれる前の穏やかな生活に戻っていくのだった。
『機動戦士Vガンダム』の登場人物・キャラクター
主要人物
ウッソ・エヴィン
CV:阪口大助
ポイント・カサレリアで暮らす、聡明で快活な13歳の少年。優れた感受性と空間認識能力を備えた、ニュータイプと呼ばれる特殊な素質を生まれ持つ。これに気づいた両親により、幼い頃からMSの操縦やサバイバル技術をそうとは教えられないまま叩き込まれ、年齢に見合わぬ兵士としての高い実力を持つ。リガ・ミリティアの重鎮たちは、ウッソの少年とは思えない高い能力に驚き、彼を「スペシャル」と呼んで戦争に巻き込んでいった。
一方、戦場で追い詰められるたびに奇抜なアイデアで窮地を切り抜ける思考の柔軟さや、ウーイッグで知り合った年上の少女カテジナに恋焦がれる純情さなど、年相応の少年らしい一面も持ち合わせている。
シャクティのことは「妹のようなもの」と語っているが、家族の一員として非常に大切にしている。「兵士らしからぬ幼い少年」ということもあって、作中敵味方の年上の女性から何かとかわいがられたが、多少独善的な部分はあっても常にシャクティを第一に行動する。彼女が「ニュータイプの自分とも違う、何か特殊な能力」を持っていることを漠然と理解しているらしく、彼女の本気の訴えに対しては、それがかなり荒唐無稽なものであってもしっかり耳を傾けていた。
シャクティ・カリン
CV:黒田由美(現:市原由美)
ポイント・カサレリアで暮らす11歳の少女。ウッソとは家族同然の間柄で、互いの両親がいなくなって以降は2人で協力しながら生きてきた。物静かで家庭的、誰かが傷つくことを嫌う優しい性格。弱い者を見ると無条件に手を差し伸べるところがあり、自身も幼いながら戦争に巻き込まれた赤ん坊の世話を積極的に見ていた。ウッソに対しては家族の一員だと認識しているが、多少は異性としての意識もあるのか時折嫉妬めいたものを見せる。
ザンスカール帝国の女王マリア・ピァ・アーモニアの娘という、本人も知らない出自を持つ。物語終盤で母に匹敵する強力なサイキッカー(ニュータイプ以上の感受性と、微弱なテレパシー能力やヒーリング能力を持つ存在)であることが明らかとなり、エンジェル・ハイロゥの運用とその消滅のカギを握るキーパーソンとなった。
リガ・ミリティア
ハンゲルグ・エヴィン
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『ガンダムビルドメタバース』とは、『ガンダムシリーズ』の世界観をモチーフとする体感型オンラインゲームを舞台に、少年の葛藤と成長を描いた2023年のオリジナルアニメ。ガンプラをテーマにする『ビルドシリーズ』の5作目で、前作までのキャラクターが次々とゲスト出演したことで話題となった。 ホウジョウ・リオは、ガンプラを用いて遊ぶ「ガンダムメタバース」に夢中なハワイ在住の少年。近所のホビーショップの店員であるウルツキ・セリアに師事してガンプラ制作の腕を上げつつ、様々なライバルと戦っていく。
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機動戦士ガンダムUCのモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
機動戦士ガンダムUC(機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096)は福井晴敏による小説、およびそれを原作としたアニメ作品。 機動戦士ガンダムから続く宇宙世紀を舞台に、重要機密であるラプラスの箱を巡る戦いに巻き込まれた少年の葛藤と成長を描く。 緻密に練り込まれた物語もさることながら、戦闘シーンも見所の一つであり、それを彩る兵器であるモビルスーツ、モビルアーマーも幅広い層から人気を集めている。
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機動戦士ガンダム0083のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
機動戦士ガンダム0083(Mobile Suit Gundam 0083)は、OVAとして発売されたアニメ作品である。1991年より全13話が発売、1992年にはOVAを編集した総集編が劇場公開された。地球連邦軍と、ジオン軍残党デラーズフリートとの戦いを描く。シリーズ作品である「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Ζガンダム」の間をつなぐ物語として制作され、両者の空白の期間を埋めるものとなっている。
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鉄血のオルフェンズ(鉄オル)のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は『ガンダムシリーズ』のロボットアニメの1つで、第1期が2015年に、第2期が2017年に放送された。『機動戦士ガンダム』などの宇宙世紀作品とは別の世界観を舞台としており、少年兵の三日月・オーガスの活躍を描いている。 本作にも『ガンダムシリーズ』おなじみの兵器モビルスーツやモビルアーマー、大規模な戦いには欠かせない艦船や兵器が登場する。
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機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。
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ラクス構文とは!?元ネタ・使い方・トリビア・反応など徹底解説!
「ラクス構文」とは、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でヒロインのラクス・クラインが発したセリフを元にしたネットスラング。 敵であるアコードから主人公キラ・ヤマトへの愛情が必要から生じたものだと揶揄されたラクスは、「必要だから愛しているのではありません、愛しているから必要なのです」と反論。理路整然としながらも彼女の心情を適切に表した言葉として、作品を代表する名言・名セリフの1つとなった。ラクス構文とはこれを現実に持ち出して、「より正確な因果関係の順序」を訴えるものである。
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ガンダム Gのレコンギスタ(Gレコ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ガンダム Gのレコンギスタ』とは、「機動戦士ガンダム」シリーズの続編で、全26話のアニメシリーズ。 ∀(ターンエー)ガンダム以来、ガンダムのTVアニメシリーズとしては15年ぶりの富野由悠季監督作品である。また後年にはテレビシリーズを基に再編された劇場版も制作されている。 独特な演出とセリフ回しはファンから富野節とも呼ばれ、小気味良いテンポで展開されていくストーリーの中で、物語中の状況の変化と共に数々の名台詞が存在している。
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(鉄オル)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』とは、第一期、第二期と25話ずつに分けて全50話が放送されたガンダムのテレビアニメシリーズ。 本編と同時に小説や漫画などで展開された公式外伝「月鋼(げっこう)」や、第一期と第二期の間の時期の金星を舞台にした物語という設定のスピンオフ作品で、アプリゲームとして発表された「ウルズハント」なども後年制作されている。 本編では主人公の三日月・オーガスとオルガ・イツカらの結成した「鉄華団」の壮絶な戦いが描かれている中で、数々の名セリフが物語を味わい深くしている。
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機動戦士Ζガンダム(ゼータ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
機動戦士Ζガンダムは富野由悠季原作のTVアニメ。前作である機動戦士ガンダムから数年後が舞台となっており、登場人物やMS(モビルスーツ)は刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場している。前作とは違い、エゥーゴ対ティターンズという地球連邦を母体とする2つの勢力抗争、そしてジオンの残党であるアクシズの三つ巴による同盟・裏切りなどの複雑な展開は様々な名言を残している。
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目次 - Contents
- 『機動戦士Vガンダム』の概要
- 『機動戦士Vガンダム』のあらすじ・ストーリー
- ポイント・カサレリアの少年たち
- 交錯する運命
- 光の翼の飛翔
- 父母との再会
- 天使の環の降臨
- 『機動戦士Vガンダム』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ウッソ・エヴィン
- シャクティ・カリン
- リガ・ミリティア
- ハンゲルグ・エヴィン
- ミューラ・ミゲル
- 地球連邦軍(ちきゅうれんぽうぐん)
- ロベルト・ゴメス
- ザンスカール帝国(ザンスカールていこく)
- マリア・ピァ・アーモニア
- クロノクル・アシャー
- カテジナ・ルース
- 『機動戦士Vガンダム』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ウッソ「僕らが出来なければ、次の世代がやってくれます」
- リーンホースJr.の特攻
- ウッソ「おかしいですよ、カテジナさん!」
- 『機動戦士Vガンダム』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「ウッソ・エヴィン」の名前の由来は「嘘・鋭敏」
- 「ウッソの祖父はシャア・アズナブルである」説
- 本作に参加した声優たちの裏話
- アニメ版とは異なる漫画版『機動戦士Vガンダム』
- 『機動戦士Vガンダム』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):川添智久(コーラス:田村直美)「STAND UP TO THE VICTORY 〜トゥ・ザ・ヴィクトリー〜」(第1話 - 第31話)
- OP(オープニング):RD「Don't Stop! Carry On!」(第32話 - 第51話)
- ED(エンディング):infix「WINNERS FOREVER〜勝利者よ〜」(第1話 - 第31話)
- ED(エンディング):KIX-S「もう一度TENDERNESS」(第32話 - 第51話)