【相棒】歴代相棒まとめ
『相棒』とは、2000年からテレビ朝日・東映によって制作・放送されている刑事ドラマシリーズである。
警視庁特命係は、警視庁内部の左遷先として扱われている“人材の墓場”である。そこに所属する刑事杉下右京は、どのような難事件も解決する切れ者だが、事件と見ればそれが権力の闇に隠されていようと暴き立て、捜査のためなら強引な手法も辞さない厄介な人物としても知られていた。様々な事情からそこに異動させられる刑事たちは、時に右京に反発し、時に彼の推理力に圧倒されながら、次第に息の合った“相棒”となっていく。
『相棒』の概要
元々は2000年に土曜ワイド劇場で「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」として単発の二時間ドラマを三回放送し、好評だったことからシリーズ物としてドラマ化が決まった。
初期の相棒「亀山薫」役の寺脇康文が降板することをきっかけに、相棒を交代していくシステムになった。
2代目「神戸尊」役を及川光博、3代目「甲斐享」役を成宮寛貴、4代目の「冠城亘」役を反町隆史が演じている。
相棒シリーズ(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。
水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。
その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。
亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。
亀山 薫(かめやま かおる)
演:寺脇康文
『preseason1~3』、さらに『season1』から『season7』まで特命係に所属していた。物語の上では初代相棒だが、設定的には彼以前にも特命係に送られて警視庁を去った人材は何人もいたようである。
指名手配犯を捕まえようとして逆に人質にされるという失態を生中継で放送されてしまい、この一件で警察の威信に泥を塗ったとして特命係に異動を命じられる。
冷静沈着な紳士である右京とは真逆の、アクティブで人情派な熱血漢。時に犯人や被害者に同情的になりすぎて失敗することもあったが、逆にこれによって状況を打破することもあった。
右京の冷徹かつ強引な捜査手法に当初はついていけず反発することも多かったが、次第にその根底に強い正義感があることに気づき、彼を上司として信頼するようになる。
一方の右京も、「人の心に自然と寄り添う」という自分にない能力を持つ亀山のことを少しずつ理解していき、やがて相棒としても認めていった。最終的に親友が命を落とすきっかけとなったサルウィン共和国で貧しい子供たちのために働くことを決意し、警視庁を辞職。右京はそれを引き留めることこそなかったものの、最後に彼に自ら電話をかけて別れの挨拶をしている。人の心の機微に疎い右京がそんなことをしたのは、これが初めてだった。
コーヒーを愛飲しており、彼が愛用していたコーヒーメーカーは現在も特命係に残っている。
『相棒 season21』より物語に復帰することが決定し、14年ぶりの右京とのタッグに期待と注目が高まっている。
亀山薫(相棒)の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
亀山薫(かめやま かおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、初代相棒として活躍した熱血刑事。
指名手配犯を捕まえようとして大失敗したことを機に、“警視庁の人材墓場”と称される「特命係」に異動させられる。そこで抜群の推理力を持つ杉下右京と出会い、彼と共に様々な難事件を解決していく。切れ者過ぎて人の心の機微に疎い右京とは裏腹に人情家で、その優しさが事件解決の突破口となったことも少なくない。亡き友の想いを継いで外国へと旅立つが、『season21』で復帰することとなる。
神戸 尊(かんべ たける)
出典: www.amazon.co.jp
演:及川光博
二代目相棒。『season7』最終回から『season10』の間、特命係として活動した。
もともとは警察庁の人間で、警察上層部から「右京の査察」という密命を与えられて特命係に配属。指示通り右京という人間の資質を見極めようと行動を共にするも、早い段階で「あまりに大掛かり過ぎるのではないか」と任務の内容に疑問を抱いていた。
神戸の感じた疑問は正しく、特命係への配属の真の理由は「右京と神戸の仕事上の相性」を見極めるためのものだった。当時警察では顔認証システムを利用した大規模な犯罪抑止システムを開発中であり、その運用を任せる人材の候補が神戸と右京だったのである。この真実を知る中で上層部の闇を垣間見てしまい、上からの指示に従って元の職場に戻るより、右京と共に第一線で市井の人々のために働くことを選んだ。
亀山と比べると洒落た雰囲気の男で、血を見るとめまいを起こすなど刑事としては線の細いところがある。一方で復讐相手と共に自爆しようとした老婆を身を挺して守ったり、事件に関わって施設送りとなった幼い兄妹を心配してこっそり遠くから見守るなど、内面は亀山と同等以上に優しい。
初めて相棒と認めた相手である亀山と別れたばかりの右京は、そんな神戸のことを当初は空気のように扱っていたが、上記の美点を知る中で次第に同僚として信頼し受け入れていった。神戸もまた右京の強引な捜査手法と偏屈な人間性には否定的な態度を崩さなかったものの、その推理力と根底にある正義感には敬意を抱いていく。自分の能力に自信があるせいか妙に張り合おうとする一面もあり、右京の推理に「お言葉ですが」と反論する姿が目立った(大抵はその場で逆にやりこめられる)。
『season10』の最終話で、犯人の子供の未来を守るため自身の命をも懸けて右京を脅すという強硬手段に出る。神戸の性格をよく知る右京はその本気を悟り、あっさりと取引に応じるも、自身はこのことを深く恥じる。もはや特命係に留まる資格は無いと職を辞することも考えるも、彼の能力を買っていた上層部によって警察庁長官官房付に異動となった。
新たな立場で市民のために働くことに意味を見出したか、その後も警察を辞めることなく活躍。右京とは必要に応じて今でも協力する仲である。
神戸尊(相棒)の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
神戸尊(かんべ たける)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、2代目相棒として活躍した刑事。
言動にも風貌にも洒落た雰囲気の漂う、理知的な性格の青年。死体を見ると吐き気を催すなど、刑事としては線の細いところがある。クールを気取る一方で内面は優しく、被害者はもちろん事情によっては犯人にさえ同情し、狙撃班から守るために身を盾にしたこともある。上層部の意向で特命係に送り込まれるも、彼らの思惑で多くの人が運命を狂わされたことを知って嫌気が差し、元の職場ではなく特命係で1人の刑事として歩む道を選んだ。
甲斐 享(かい とおる)
CV:成宮寛貴
三代目相棒。『season11』から『season13』の間、特命係として活動した。
警視庁次長甲斐峯秋の実子。とはいえ関係は冷え切っており、父親顔されることも親子扱いされることも非常に嫌う。特命係に配属された歴代相棒の中ではもっとも若く、それだけに少々無鉄砲なところがある。
親の手を借りずに刑事になる夢を叶えた直後、香港の日本大使館で起きた事件を右京と共に解決。この際に見せた強い正義感と刑事としての資質を気に入られ、右京から指名される形で特命係に配属となった。
本人は最終的には殺人事件などの重大案件を扱う警視庁捜査一課への配属を希望しており、警視庁への配属はともかく特命係行きを命じられたことには疑問と不満を感じていた。しかし右京と共に過ごす内に彼の類稀な推理力を尊敬するようになり、様々な意味で感化されていった。
感情的に動く傾向もあるが、その根底には法と正義に則って人々を守りたいという警察官としての誇りがあり、この点は右京からも評価されている。一方で(本人は隠そうとしているが)お坊ちゃん育ちらしい品の良さが言動や振る舞いに見え隠れしており、亀山や神戸と比べると精神的な成長を遂げ切っていない印象がある。
親友である梶の妹が惨殺される事件が起きた際、その犯人が規制対象外のドラッグを使用していたため罪に問うことができず、無罪放免となる。妹の復讐を誓う親友を止められないと悟った享は、殺人という最悪の結果を避けるため先んじて犯人を暴行し重傷を負わせる。これによりある程度溜飲を下げ、またそこまでしてでも自分を止めようとした享に報いるため梶は復讐を諦めるものの、今度は本人が「不当な方法で罪を免れた犯罪者への私的制裁」という行為を繰り返すようになってしまう。後にこのことは右京たちに知られることとなり、逮捕という形で特命係を去る衝撃的な結末を迎えた。
犯行を重ねた理由については本人も「分からない」と語るも、父である峰秋は「右京という絶対的な存在を見続けた結果、心のどこかで対抗したい、並び立ちたいという想いが生まれたのではないか」と分析している。
周囲の計らいで最後に右京と話をした際、諦観と後悔と共に「(俺に)失望しているでしょう」と問いかけるも、彼から「君を止められなかった自分自身に失望しています」と言葉を返され、新米刑事の自分を見守り続けてくれたことに感謝していた。
甲斐享(相棒)の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
甲斐享(かい とおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、3代目相棒として活躍した青年刑事。
警視庁の次長である甲斐峯秋の息子だが、父親とは折り合いが悪く、彼に頼ることも権力者の子だと思われることも嫌う。一方でその物腰には品の良さがあり、育ちの良さを隠し切れていない。杉下右京自らの要望で特命係に入ることとなり、彼の下で刑事として成長していく。しかしその若さと、杉下という怪物的刑事を間近に見続けたことが原因で、凶悪犯への私刑を繰り返して逮捕されるという衝撃的な形で物語から退場した。
冠城 亘(かぶらぎ わたる)
演:反町隆史
四代目相棒。『season14』から『season20』まで特命係に所属し、亀山の記録を超えて「もっとも長く右京の相棒であり続けた人物」となった。
法務省のキャリア官僚で、人事交流という名目で警視庁に出向。かねてから捜査の現場での仕事に興味を持っており、右京という協力者(右京の強引な捜査手法に何も知らない顔をしながら加担する形が多いので、ノリとしては共犯者に近い)を得て嬉々としながら事件に首を突っ込むようになった。
飄々とした性格で、表面上は遊び慣れている風にも感じられる軽妙な人物。しかし内面はしたたかで計算高く、興味を抱いた対象には執拗に付きまとう。歴代の相棒となった者たちが多かれ少なかれ右京に敬意を抱いていた一方、冠城はどちらかというと「次はどんな方法で捜査をするつもりなんだろう」とおもしろがっている節があり、少々煙たがられている。それを物ともせずに図々しくついていくという点も、これまでの相棒とは一線を画すところである。
当初は「お客様」という立場で、事件に対してもどこか興味深い見世物のように接していたが、その態度を右京に咎められたこと、また被害者やその遺族、切実な理由から犯罪に手を染めるしかなかった犯人などを自分の目で見たことで己の認識を改めていく。元来正義感が強かったらしく、やがてそういった人々を守るためにこそ事件を解決しなければならないと考えるようになり、そのためなら自身のコネでも法律知識でもフルに活用するようになっていった。
無茶が過ぎてキャリア官僚の道から外されることとなった際、上司が用意した左遷先の中に申し訳程度に「警視庁」という文字が記されているのを見つけ、これを選択。要領の良さと学習能力の高さであっさりと刑事になり、今度は自ら望んで特命係に戻ってきた。これには右京も呆れていたが、正式に同僚となってからは程好い距離感を保ったまま一定の信頼を置いている。なお、エリートコースを外れされたことに関して、本人はまったく気にしていない。
刑事になる前は「ケンカは苦手」と吹聴しており、実際に犯人との乱闘になるとあっさりやられるか逃げ回るかの二択だった。それがブラフだったのか、警察学校で素質が開花したのかは定かではないが、刑事として特命係に戻ってきてからは荒事に滅法強くなり、そういったシーンでは右京を差し置いて活躍することもしばしば。
亀山と同じくコーヒー派だが遥かに凝り性で、市販の豆では満足できないのかオリジナルブレンドを作る姿がたびたび見られる。
『season20』最終回で、政治家の鑓鞍兵衛(やりくら ひょうえ)襲撃計画を阻止した際、事件解決に一役買った公安調査庁からスカウトされ、かつての上司でもある日下部彌彦(くさかべ やひこ)の誘いに応じる形で特命係を辞す。この判断について作中でそれほど強い動機が示されたわけではないが、「理由は動いてから探す」と嘯いており、かつて法務省キャリアというエリートルートをほぼ好奇心から捨てて警視庁に飛び込んだ際にも発揮した軽妙さをここでも見せた形となった。
当初はソリの合わないところもあったが、やがて“もっとも長くコンビを組んだ刑事”として右京から無二の相棒と認められ、特命係を去る際には「もう少し一緒にやってみないか」と声をかけられている。冠城もまたこれに感じ入ってはいたが、「最高のはなむけの言葉です」と答え、改めて特命係を去る意志を告げた。
冠城亘(相棒)の徹底解説まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
冠城亘(かぶらぎ わたる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、4代目相棒として活躍した刑事。
元法務省のキャリア官僚という異色の経歴の持ち主。人事交流という名目で警視庁に派遣された際、厄介払いに近い形で特命係に押し込まれ、ここで杉下右京と出会う。特命係で過ごす内に刑事という仕事に魅せられ、キャリアを捨てて自らの意志で転職。これまでの歴代相棒と異なり、杉下に対しては「自分の相棒も逮捕したミスターデンジャラス」と敬意よりも好奇心を強く抱いて接しており、若干煙たがられている。
Related Articles関連記事
相棒 season20(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season20』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、しかし優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京と、その杉下への好奇心からキャリア官僚の道を捨てて刑事となった冠城亘がいた。その推理力と、上司の叱責を物ともしない行動力で、2人は難事件に挑んでいく。
Read Article
相棒シリーズ(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。 水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。 その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。 亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。
Read Article
相棒 season21(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season21』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。ある時東南アジアの小国サルウィンに関する国際テロが発生し、杉下はかつてこの国へと旅立っていった元特命係の亀山薫と共に捜査に乗り出していく。
Read Article
相棒 season22(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『相棒 season22』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。十数年の時を経て特命係に出戻った亀山薫とのコンビを復活させた杉下は、次々に起こる難事件の調査に乗り出していく。
Read Article
傷だらけの天使(傷天)のネタバレ解説・考察まとめ
「傷だらけの天使」は、1974年10月から1975年3月にかけて、1話完結の全26話が日本テレビ系で放送されたTVドラマ。探偵事務所で働く木暮修と彼を慕う乾亨。彼らは調査員として暴力団抗争から捨て子の親探しまで様々な案件に関っていく、そんな中での二人の怒りと挫折を多彩なストーリーと個性的な演技によって描く。深作欣二を始めとする個性的な映画監督が演出を担当。現在でも人気の高い伝説のドラマである。
Read Article
ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。
Read Article
半沢直樹(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『半沢直樹(Hanzawa Naoki)』とは俳優・堺雅人主演、池井戸潤の原作小説を元にしたドラマである。2013年にシーズン1、2020年に続編としてシーズン2が放送された。メガバンクで中間管理職の立場にいる銀行員・半沢直樹が組織のなかで生まれる不正を真っ向から暴いていく姿を描く。主人公・半沢の決め台詞「やられたらやり返す。倍返しだ!」の台詞は、ドラマの大ヒットとともに2013年流行語大賞に選ばれた。幅広い年代の視聴者に支持され、平成の歴代1位の視聴率を記録した国民的人気ドラマである。
Read Article
グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。
Read Article
甲斐享(相棒)の徹底解説まとめ
甲斐享(かい とおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、3代目相棒として活躍した青年刑事。 警視庁の次長である甲斐峯秋の息子だが、父親とは折り合いが悪く、彼に頼ることも権力者の子だと思われることも嫌う。一方でその物腰には品の良さがあり、育ちの良さを隠し切れていない。杉下右京自らの要望で特命係に入ることとなり、彼の下で刑事として成長していく。しかしその若さと、杉下という怪物的刑事を間近に見続けたことが原因で、凶悪犯への私刑を繰り返して逮捕されるという衝撃的な形で物語から退場した。
Read Article
冠城亘(相棒)の徹底解説まとめ
冠城亘(かぶらぎ わたる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、4代目相棒として活躍した刑事。 元法務省のキャリア官僚という異色の経歴の持ち主。人事交流という名目で警視庁に派遣された際、厄介払いに近い形で特命係に押し込まれ、ここで杉下右京と出会う。特命係で過ごす内に刑事という仕事に魅せられ、キャリアを捨てて自らの意志で転職。これまでの歴代相棒と異なり、杉下に対しては「自分の相棒も逮捕したミスターデンジャラス」と敬意よりも好奇心を強く抱いて接しており、若干煙たがられている。
Read Article
神戸尊(相棒)の徹底解説まとめ
神戸尊(かんべ たける)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、2代目相棒として活躍した刑事。 言動にも風貌にも洒落た雰囲気の漂う、理知的な性格の青年。死体を見ると吐き気を催すなど、刑事としては線の細いところがある。クールを気取る一方で内面は優しく、被害者はもちろん事情によっては犯人にさえ同情し、狙撃班から守るために身を盾にしたこともある。上層部の意向で特命係に送り込まれるも、彼らの思惑で多くの人が運命を狂わされたことを知って嫌気が差し、元の職場ではなく特命係で1人の刑事として歩む道を選んだ。
Read Article
オレンジデイズ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オレンジデイズ』とは、2004年にTBS系列で放送されていた日本のテレビドラマ。妻夫木聡演じる大学4年生の結城櫂(ゆうきかい)と、柴咲コウ演じる病気で聴覚を失った萩尾沙絵(はぎおさえ)のラブストーリーを軸にした若者たちの青春ドラマである。病気で心を閉ざしてしまった沙絵が、櫂の優しさに心を開いていくストーリーが感動を呼んだ。数々のヒット作を生み出してきた北川悦吏子が脚本を手掛けている。
Read Article
のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
Read Article
亀山薫(相棒)の徹底解説まとめ
亀山薫(かめやま かおる)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、初代相棒として活躍した熱血刑事。 指名手配犯を捕まえようとして大失敗したことを機に、“警視庁の人材墓場”と称される「特命係」に異動させられる。そこで抜群の推理力を持つ杉下右京と出会い、彼と共に様々な難事件を解決していく。切れ者過ぎて人の心の機微に疎い右京とは裏腹に人情家で、その優しさが事件解決の突破口となったことも少なくない。亡き友の想いを継いで外国へと旅立つが、『season21』で復帰することとなる。
Read Article
14才の母(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『14歳の母』とは、2006年10月に日本テレビで放送されたドラマで、脚本は井上由美子が手掛ける。主演は志田未来。その他、三浦春馬や田中美佐子などが出演する。中学2年生の一ノ瀬未希は、14歳にして子供を身ごもってしまう。両親や兄妹、友達など周りの人々から猛反対を受けるが、未希は産む決心をする。しかし、そんな彼女を様々な困難が待ち受けていた。どんなに苦しくても産むことを諦めない少女が、苦難を乗り越えて成長していく姿を描く。本作の視聴率は20%を超え、数々の賞を受賞した。
Read Article
超高速!参勤交代(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『超高速!参勤交代』とは、土橋章宏が脚本を手がけ、2014年に映画化された時代劇映画である。監督は本木克英。湯長谷藩(ゆながやはん)藩主の内藤政醇(まさあつ)は、長い参勤交代を終えて国元に帰ってきていた。しかしすぐにまた参勤するようにと江戸から知らせが届く。湯長谷藩の面々は老中松平信祝(のぶとき)の無理難題を攻略するため、何度も窮地に陥りながらも知恵をめぐらせ江戸に向かう。この物語は個性豊かなキャラクターが織りなすコミカルな様子の中に、男たちの熱い思いを垣間見ることが出来る作品となっている。
Read Article
引っ越し大名!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『引っ越し大名!』とは、土橋章宏原作小説の『引っ越し大名三千里』をもとにした、2019年に公開された時代劇映画である。監督は犬童一心。姫路藩の書庫番・片桐春之介は、藩の国替えに伴い「引っ越し奉行」に任命されてしまう。しかし春之介には国替えの経験が全く、幼馴染の鷹村源右衛門や前引っ越し奉行の娘・於蘭の力を借りて引っ越しの成功へ向けて奔走する。この作品は、引っ込み思案な春之介が国替えという一大事に直面し、成長していく姿がコメディ調に描かれている。
Read Article
杉下右京(相棒)の徹底解説まとめ
杉下右京(すぎした うきょう)とは、刑事ドラマ『相棒』の登場人物で、警視庁特命係に所属するベテラン刑事。 英国風のスタイルを好み、チェスと紅茶をたしなむ紳士的な人物だが、並外れた推理力と強硬な正義感を併せ持つ切れ者である。これまでに解決できなかった事件はほぼ皆無だが、真相を暴くことへの躊躇がまったく無く、たびたび“組織にとって不都合な事実”まで突き止める。このため警察上層部からは警戒されているが、本人はまったく気にしていない。一方で他人の心の機微には疎く、それが原因で離婚した過去を持つ。
Read Article
花咲舞が黙ってない(ドラマ・漫画・小説)のネタバレ解説・考察まとめ
『花咲舞が黙ってない』とは、池井戸潤の小説『不祥事』、『銀行総務特命』を原作とするドラマ作品である。臨店先へ出向き、業務改善・指導する臨店班に所属する花咲舞と相馬健が、全国の支店で起こる数々の問題の解決に奮闘する痛快ストーリー。2014年にテレビドラマ第1シリーズの放送と講談社『Kiss』での漫画版が掲載。2015年に第2シリーズが放送された。銀行を舞台とし、女性銀行員が次々と行内の不正を暴いていくというストーリーであることから、女版『半沢直樹』と注目された。
Read Article
超高速!参勤交代 リターンズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『超高速!参勤交代 リターンズ』とは、土橋章宏が脚本を手がけ、2016年に公開された時代劇映画である。監督は本木克英。湯長谷藩(ゆながやはん)藩主の内藤政醇(まさあつ)をはじめとする一行は、元遊女のお咲を側室に迎え湯長谷への帰途についていた。しかし再び老中松平信祝(のぶとき)の陰謀にまきこまれ、城を乗っ取られてしまう。民を傷つけられた政醇は信祝に対抗することを決める。この物語は個性豊かなキャラクターが見せるコミカルな様子の中に、理不尽に強く立ち向かう男たちの姿を見ることが出来る作品となっている。
Read Article
オールドルーキー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『オールドルーキー』とは、2022年6月から9月まで放送されたスポーツマネジメントをテーマにしたテレビドラマ。主演はサッカー選手の新町亮太郎を演じた綾野剛。サッカーしか取り柄のない元サッカー日本代表選手の新町亮太郎が引退後にスポーツマネジメントの世界に飛び込み、様々なアスリートの代理人としてマネジメントに奮闘していくストーリー。スポーツ選手のセカンドキャリアへの挑戦がテーマとなっている。Jリーグと公益財団法人日本サッカー協会が製作協力として関わっており、随所に実在のスポーツ選手が出演している。
Read Article
最愛(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『最愛』とは、2021年10月15日から12月17日まで放送された恋愛サスペンスドラマで、主演は吉高由里子。 2017年4月期に、同枠のTBSテレビ系「金曜ドラマ」枠で放送された『リバース』の制作陣が再集結して制作された。 連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマである。 数々のドラマ賞を受賞し、メディアなどでも高評価やランキング上位を獲得した。
Read Article
御手洗家、炎上する(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『御手洗家、炎上する』とは、Netflixで配信されているサスペンスドラマで、原作は藤沢もやしによる漫画作品。主演は永野芽郁。その他、鈴木京香、中川大志などが出演している。 村田杏子は代々病院を経営する御手洗家の長女だったが、火事で家が全焼するという事件が起こり、両親が離婚してしまう。だが、杏子は後妻の御手洗真希子が火事を起こしたのではないかと疑っていた。そのため、杏子は御手洗家に家政婦として潜入し、火事の真相を暴く決意をする。杏子が家庭を壊した真希子に復讐する、復讐劇が繰り広げられる。
Read Article
GTO(1998年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『GTO』とは、1988年7月にフジテレビ系で放送された学園ドラマである。原作は藤沢とおるの同名漫画。脚本は主に遊川和彦が手掛けている。主演は反町隆史で、松嶋菜々子などが出演する。元暴走族のリーダーである鬼塚英吉は、高校教師になるという夢を叶えるべく、いじめや登校拒否など多くの問題を抱える武蔵野聖林学苑の教師となる。破天荒ながらも鬼塚の熱い指導により、子供たちが次第に変化していく。子供と真正面から向き合う鬼塚の姿が見どころとなっている。視聴率は最終回で35.7%を記録した。
Read Article
ひとつ屋根の下(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ひとつ屋根の下』とは、1993年にフジテレビ系列で放送されたテレビドラマである。「月9」枠で全12回放送された。脚本は野島伸司、主演は江口洋介が務めた。7年前の両親の事故死以来離ればなれになっていた兄弟が、長男の達也が中心となり再び一つ屋根の下で生活を始めるが、兄弟たちは悲劇的、絶望的な境遇や状況に遭遇する。様々な困難を乗り越えながら明るさを絶やさず成長し、より深い絆が育っていく様を描く。
Read Article
ドラマ「相棒11」の新キャスト・あらすじまとめ【新相棒は成宮寛貴!】
2000年から放送が開始され、いまなお高い人気を誇る刑事ドラマ「相棒」シリーズ。ここでは「相棒11」に登場するキャスト情報やあらすじ、番組レビューをまとめました。「相棒11」がより楽しめる情報を紹介していきます。
Read Article
成宮寛貴が『相棒』で芸能界復帰!?フェイクニュースにネット騒然!
人気刑事ドラマ『相棒』の3代目“相棒”役で知られる成宮寛貴。薬物使用疑惑に関する多大な心理的ストレスを理由に2016年に芸能界を引退したその成宮が、代表作でもある『相棒』にて芸能界復帰との報道が『NEWSポストセブン』紙上で成され、ファンは騒然となった。 最終的に元所属事務所と『相棒』の制作者サイドが否定してフェイクニュースであったことが確定するも、成宮の人気と復帰への期待の高さを裏付ける事件となった。当時の反応を紹介する。
Read Article
【相棒】シリーズへの影響必至?成宮寛貴電撃引退についてまとめてみた!【甲斐亨】
人気刑事ドラマ『相棒』シリーズに、3代目の“相棒”甲斐亨役として登場し、物語を盛り上げた成宮寛貴。その彼が芸能界から完全に引退することを発表し、ファンの間に衝撃が走っている。 甲斐亨は「連続傷害事件の犯人として逮捕される」という衝撃的な形で物語から卒業したが、再登場を望むファンの声も少なからず存在した。成宮寛貴が芸能界を引退した以上それはもう無理なのではないか、再放送にも影響があるのではないかなど、様々な声が上がった。当時の反応を紹介する。
Read Article
【相棒】ファンが選ぶ人気・名作回ランキングをまとめてみた!【公式サイト投票】
『土曜ワイド劇場』の特別ドラマとして放送されたpre seasonも含めれば、2000年から続く人気ドラマである『相棒』シリーズ。偏屈な性格の名刑事・杉下右京と歴代の“相棒”たちが数々の難事件を追い、これを解決していく刑事ドラマで、推理物としての高いクオリティと事件の中で描かれる複雑な人間模様で好評を博している。 2013年、ファンの投票による『相棒』シリーズの人気・名作回が公式サイトで発表された。ここではそれを紹介しつつ、そのあらすじについても解説していく。
Read Article
【相棒】前にも見た?違う役で複数回出演した俳優・女優をまとめてみた!
2000年に放送されたスペシャルドラマを皮切りに、20年以上続く人気シリーズとなった刑事ドラマ『相棒』。レギュラーメンバーだけでも数多くの俳優が登場するが、毎回の犯人や被害者、事件の関係者などとしてさらに膨大な数の俳優が参加しており、中には“別の役”として複数回登場した者もいる。 ファンなら「あの事件の犯人だった人だ!?」などと驚くこと請け合いの、『相棒』複数回登場俳優を紹介する。
Read Article
成宮寛貴の出生からゲイカミングアウトまでを時系列で紹介【画像つき】
俳優だった成宮寛貴が、出生からゲイのカミングアウトをして芸能界を引退するまでの情報を時系列でまとめている。 細かいプロフィールから実家、兄弟、デビューまでの道のりの他、なぜゲイ疑惑がでて最終的にどうやってカミングアウトしたのかを詳細に記載している。
Read Article
成宮寛貴はなぜ電撃引退した?理由と反応・影響まとめ
2016年、人気絶頂にあった俳優の成宮寛貴が突如として引退を発表しました。その理由には、薬物やゲイに関する疑惑などが週刊誌で報じられたことが関係しているといわれています。いつの世も人間は誰かの不幸やウワサ話が好きなものだけれど、反面で自分のプライベートな部分は知られたくないと思う人が大半のはず。芸能人だってそれは同じなのに…。時に人生を狂わせてしまう報道の在り方について、考え直すべき時期が来ているのかもしれません。
Read Article
相棒season13最終回ネタバレまとめ!甲斐亨がまさかの逮捕?酷すぎる結末に非難殺到!?
2014年3月18日、人気刑事ドラマ『相棒 season13』が最終回を迎えた。今まで主役の1人として物語を盛り上げてきた成宮寛貴演じる青年刑事・甲斐亨が、不当に罪の軽い犯罪者相手に連続暴行を重ねていた犯人として逮捕されるという衝撃的な内容に、ファンからは「こんな終わり方は見たくなかった」との声が次々と上がった。 賛否両論を巻き起こした『相棒 season13』最終回「ダークナイト」の内容と、当時の反応を紹介する。
Read Article
【杉下右京】相棒の警察関係者を階級順に紹介!【冠城亘】
『相棒』とは、偏屈な性格の名刑事・杉下右京とその歴代の“相棒”が活躍する推理ドラマで、2000年から続く人気シリーズである。 作中には捜査一課や鑑識課など、様々な課に所属する刑事が登場する。杉下たちとの関係は友好だったり敵対的だったりとそれぞれに異なり、物語を盛り上げている。そんな『相棒』シリーズの警察関係者を階級順に紹介していく。
Read Article
【相棒】杉下右京の“グッ”とくる名言・名セリフまとめ!
杉下右京は、刑事ドラマ『相棒』シリーズの主役を務める刑事で、並外れた推理力を持つ偏屈な老紳士。英国風のスタイルを好み、趣味はチェスと紅茶をたしなむこと。隣人としてはあまりに理屈っぽく、それが原因となって離婚しているが、強い正義感の持ち主で犯人に対しては毅然とした態度を取る。そんな杉下が作中で発した、数々の名言・名セリフを紹介する。
Read Article
【相棒】絶対見るべき傑作・神回!ベストオブ『相棒』をまとめてみた
偏屈だが抜群の推理力を持つ名刑事・杉下右京と、その"相棒"となる様々な刑事がタッグを組んで、難事件を解決していく刑事ドラマ『相棒』シリーズ。2000年に放送されたスペシャルドラマを最初の作品として、20年以上続く人気作品である。膨大なシリーズの中から、「絶対に見るべき」とファンが太鼓判を押す70作品を紹介する。
Read Article