CRISIS 公安機動捜査隊特捜班(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』とは2017年にフジテレビ系列で放送された、刑事ドラマである。脚本は金城一紀、主演は小栗旬。主人公の警視庁公安部巡査部長・稲見朗は、自衛官時代に携わった特殊任務で心に深い傷を負っている。そんな彼の使命は、首都・東京をあらゆる脅威から守ることだ。だがテロリスト・政治家・軍事スパイ・新興宗教など想像をはるかに超える敵が次々に襲いかかる。稲見は仲間の捜査員らとともに、抜群の身体能力を活かして危険な任務に挑んでゆく。骨太なアクションエンターテインメントだ。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の概要
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』とは2017年4月11日から6月13日まで放送されたフジテレビ系列の刑事ドラマ。主人公の稲見朗(いなみあきら)を俳優の小栗旬が演じた。原案・脚本は直木賞作家の金城一紀。小栗の他、西島秀俊が警視庁公安部巡査部長を演じ、日本を代表する本格派俳優2人が初共演することで話題を呼んだ。
元自衛官の稲見はかつて特殊任務中に誤って民間人を殺害し、除隊した過去を持つ。そんな深い心の傷を隠すかのように、普段は軽く振る舞い、女性にも奔放な男である。
そんな稲見が所属する公安機動捜査隊特捜班は、ドラマ内では特捜班と呼ばれている。警察庁警備局長・鍛冶大輝(かじだいき)が各分野のスペシャリストをスカウトして設立した、秘密部隊だ。特捜班には稲見の他、元公安部外事課の田丸三郎(たまるさぶろう)、元刑事で取り調べの名手・吉永三成(よしながみつなり)、爆発物のスペシャリスト樫井勇輔(かしいゆうすけ)、元ハッカーでサイバーテロに詳しい大山玲(おおやまれい)と、癖の強いメンバーが5人揃っている。彼らは想像を絶する事件に日々脅かされる中、それぞれの能力を発揮し国家の危機と戦っているのだ。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』で小栗は第8回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」(2017年4月期)の主演男優賞を受賞し、新木優子が新人賞を獲得した。また第6回「ジャパンアクションアワード」においてベストアクション作品賞・優秀賞を受賞したほか、シカゴ国際テレビ祭2018ドラマシリーズ部門銀プラーク賞、ニューヨークフェスティバル2018刑事ドラマ部門銅賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得たドラマである。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』のあらすじ・ストーリー
特捜班始動
かつて陸上自衛隊の第一空挺団に所属していた稲見朗(いなみあきら)は、特殊任務中にある出来事に遭遇し、心に深い傷を負っていた。除隊後は、警察庁警備局長・鍛冶大輝(かじだいき)が創設した公安機動捜査隊特捜班、通称特捜班で忠実に任務をこなす毎日を送っている。
ある日、高層ビルに囲まれた広場に、首に爆弾を仕掛けられた宇田川圭介(うたがわけいすけ)が現れ、辺りはパニックに陥る。現職外務大臣の息子である圭介は、薬物や傷害など様々な罪に手を染めてきたが、親の権力によってその罪はもみ消されてきた。
鍛治からの指令を受けた稲見は、田丸三郎(たまるさぶろう)、樫井勇輔(かしいゆうすけ)、大山玲(おおやまれい)ら特殊班のメンバーと共に現場に急行する。班長・吉永三成(よしながみつなり)の指示で実行犯の逮捕に向けて動き出したものの有効な手立てが見つからない。そんな中、稲見と田丸は圭介の悪友・佐川知宏(さがわともひろ)と接触。吉永が巧みに佐川から話を聞き出し、佐川と圭介の過去の悪事を暴き出した。大山が調査を進めると、圭介に暴行され自殺した女性・鳥越恵美(とりごええみ)がいたことを知る。
あと数分で夜7時というタイミングで、稲見らは自殺した女性と同じ苗字の男・鳥越(とりごえ)を現場近くで発見。稲見が鳥越の気を引いている間に、樫井たちが圭介の首に巻き付けられた爆弾を解除した。圭介は解放され、鳥越は逮捕されたが、鳥越曰く「これは自分が企てた事ではない」という。会った事もない人間から、メールで指示された通りに動いたのだと言うのだ。そして数日後、全ての官公庁のHPがハッキングされ、『平成維新軍』を名乗る集団が、「嘘をつかない国家をつくる」という、謎の犯行声明を出したのだった。
謎のテロリスト集団
贈収賄事件に関与したとされる国会議員の浜尾徹(はまおとおる)が、覆面男3人によって射殺された。その直後、『平成維新軍』が犯行声明を出す。彼らはこれから先もテロ行為を続けるというのだ。鍛冶は特捜班を招集し、犯人逮捕とテロの防止を命じる。
班長の吉永は、犯人が使用していた特殊な拳銃『グロック19』の入手ルートをたどって実行犯を洗い出す。拳銃はある暴力団組長が所持していたものであった。しかし、保管していた拳銃はすべて組長の息子の大畑譲(おおはたゆずる)が盗んでいたと判明。譲は傷害事件を起こして少年院に入所していた過去がある。稲見は、何者かが譲を利用し、今回のテロ行為を画策したのではないかと考える。
譲の潜伏先を突き止めた特捜班は、拳銃を準備して現場へと向かった。するとそこへ、今まさに外出しようとしていた譲に出くわしたのだ。
譲は、稲見と田丸に至近距離から銃口を向ける。譲は部屋にいた他のメンバーに逃げるよう促すが、稲見らは譲の身柄を確保。しかし他のメンバー2人は逃走してしまう。
吉永は譲の取り調べに当たる。その間に大山が逃げた2人の身元を特定した。その2人は藤崎(ふじさき)という名の兄弟で、強盗致傷事件を起こして少年院に入り、譲とはそこで知り合った。
藤崎兄弟は3年前に母を亡くし、5年前には父も亡くしている。藤崎兄弟の父は国会議員の黒須一雄(くろすかずお)の秘書だった。その黒須が起こした利益供与事件に絡んで、自殺したという。藤崎兄妹の父の死によって、利益供与事件の捜査は打ち切られた。浜尾、黒須、有賀の3人の議員は、捜査の手から免れたのである。特捜班は、次の標的が黒須だと判断し、急いで黒須の警護の為に出動した。
黒須は孫と共に遊園地に出かけていた。藤崎兄弟は黒須を尾行し、孫と離れた途端に黒須の目の前に現れる。そして兄の誠二(せいじ)が銃を構えた瞬間、稲見が誠二を制する。しかし藤崎兄弟は激しく抵抗し、田丸や吉永も格闘する。だが、観念した藤崎兄弟は互いに銃を向け合い、引き金を引いて2人同時に絶命したのだった。
潜入捜査の罠
稲見は、暴行罪を装って警察の留置場に潜入し、暴力団仁愛興業の構成員・沢田(さわだ)に接近していた。仁愛興業は政治献金絡みで政治家たちを恐喝している疑いがあった。稲見は沢田に気に入られ、釈放後に仁愛興業の幹部らと顔を合わせる。しかし稲見の目には、彼らが政治家に恐喝を行うほど狡猾な組織とは思えず、騙すことに罪悪感を覚えていった。
だが稲見は、仁愛興業の一員として認められた。そして早速、沢田から薬物の取引の現場に誘われる。稲見は、会長の護衛として同行することとなり、それを公安の上層部に報告。しかし報告を受けた上層部は、仁愛興業の摘発は見送るという。特捜班のメンバーは、危険な取引に関わる稲見を心配し、現場に追尾していった。
そして、駐車場で仁愛興業とその取引先が落ち合った直後、2人の男が銃撃し、その場にいた仁愛興業の構成員全員が射殺されてしまう。稲見は刺客を撃退したものの、沢田も即死だった。稲見は激しく動揺し、駆け付けた田丸に宥められてその場を後にした。
事件後、鍛冶は高級レストランで神谷官房長官と会合した。鍛冶は、特捜班におとり捜査をさせた理由と、仁愛興業の背後についてたずねる。神谷は、仁愛興業は某大企業の裏金作りの為に利用された組織であり、薬物売買はその資金源であったと告げる。しかし仁愛興業が薬物売買で警察沙汰となれば、その裏金作りが明るみになる恐れがあった為、仁愛興業を潰したのだ。鍛冶は、特捜班が命の危険に晒された事に対し怒りを露わにする。だが神谷は、「これは借りということでいいだろう、何か困った事があったら私に言えばいい」と平然と吐き捨てて店を後にした。その後ろ姿を見送った鍛冶は、携帯電話で誰かに「例の件だ。動いてくれ。マスコミへのリークも忘れるな」と告げる。
翌日、神谷が少女買春に関わっていた疑いがあるとして警察に連行され、その姿をマスコミが一斉に報じた。その報道を特捜班は、静かに見守るのだった。
テロ組織の暗躍
テロリスト集団『平成維新軍』が犯行声明を出した。警視総監の乾陽一(いぬいよういち)は鍛冶に、特捜班にテロを阻止させるよう命じた。大山は高校生ハッカーだった頃に、『トゥルーストゥルーパーズ』という、『平成維新軍』の前身と思われるハッカー集団に所属していた。大山は当時の情報をもとに調査を開始する。そして坂本(さかもと)と名乗る若いハッカーを任意で同行させることに成功。坂本の本名は大庭明人(おおにわあきひと)。一見すると平凡な高校生だが、大山が坂本に対し、かつてのハッカー仲間だと明かすと、少しずつ口を開き始める。
その後、大山は坂本のパソコンの解除に成功した。テロの標的は、各大臣の子息たちであると判明。特捜班は、彼らの警護の為に出動した。犯行予告の標的となった現場に駆け付けた特捜班は、次々に『平成維新軍』のメンバーの身柄を確保し、実行犯は全員逮捕される。また大臣の子息達も無事に保護した。
吉永は取調室に戻ると、坂本に手錠をかける。だが坂本は「またすぐに維新軍の活躍が見られるよ」といって、不敵な笑みを浮かべるのだった。
数日後、田丸は新興宗教団体『神の光教団』に潜入している林智史(はやしともふみ)と密会していた。林は、教団のテロ計画を仄めかせる。同時に、詳細情報を話す事と引き換えにスパイを辞めたいという。テロの決行は2日後の予定で、標的は文部科学大臣・岡本史明(おかもとふみあき)だ。テロ情報の報告を受けた鍛治は、特捜班に岡本の警護を命じる。
同じ頃、テロの標的場所とされたイベント会場には『神の光教団』の信者が潜んでいた。岡本が到着すると、信者が警備の目を盗んで急接近する。しかし警護していた稲見と田丸によって、信者は拘束された。だが田丸と稲見は、これが教団内のスパイをあぶり出す為に仕掛けられた罠だったと気づく。田丸は急いで千種の元へ駆けつけ、彼女をホテルに匿った。夫の身を案じる彼女をホテルに残して、田丸はその場を去る。そして田丸は鍛冶の部下・青沼祐光(あおぬまゆうこう)に、教団側に潜入捜査の件が知られた可能性がある事を報告。一方その頃、林は教団側に素性が知られて拷問を受けていた。
特捜班に戻った田丸は稲見に対し、林が在家信者で借金を抱えており、そこを利用して公安の協力者に仕立てた事を明かした。翌日、田丸は千種がいるホテルへと会いに行く。田丸は、林が公安のスパイであることを教団に告げ口したのは、千種であることを見抜いていた。
千種は、夫を裏切った事を認め、「夫は国家の為だとかいいながらお金に釣られて、私を置いて出て行った。この2年間、まるで人質に取られたようだった」と田丸に訴える。田丸はそんな花彼女を断腸の思いで退け、部屋を後にするのだった。
田丸は、吉永のデスクに退職届を置いて『神の光教団』に潜入する。林を救出する為だ。だがそこに他の特捜班のメンバーが現れ、信者約150人を相手に格闘が始まった。
格闘の末に田丸らは林の保護に成功。そこへ、青沼がSATを引き連れて到着した。青沼は特捜班のメンバーに対し「今すぐ林を連れてこの場を去れ。お前達はここに居なかったことにするんだ」と命令する。SATの突入により『神の光教団』は一網打尽にされ、壊滅状態となった。
事件後、鍛冶は青沼に林夫妻を国外へ移住させるよう命じた。鍛冶は、田丸と千種が惹かれあっており、彼の唯一の弱点となりうる彼女を邪魔だと考えていた。
田丸は、海外への移住が決まった千種を見送る為に会いに行く。千種は「あなたと暮らして見たかった」と寂しそうにつぶやき、田丸の前から去った。
その後、田丸が千種と密会していた思い出の教会で物思いに耽っていると、佐藤(さとう)と名乗る男が隣に腰かけ、「あなたの力でこの国を変えてみませんか」と語りかけた。
最強の敵
稲見は自衛隊時代の同期だった結城雅(ゆうきみやび)が、2週間前から行方不明になっていると聞かされた。鍛冶は、結城から連絡があったらすぐ報告するようにと稲見に命じる。するとその夜、結城が稲見の元を訪ねてきた。稲見は、結城が何かの事情でテロを計画していると見抜く。結城は稲見に対し、自分と手を組まないかと誘った。だが見回りの警察官を見て、結城は逃走する。
翌日、特捜班に結城逮捕の任務が課される。稲見は、結城が自衛隊から姿を消した理由と、その標的を知りたいと鍛冶に尋ねる。しかし鍛治はその問いには答えず、もし結城が銃口を向けてきたら射殺しろと命じた。
数日後、大山は出勤直後に結城に襲撃される。結城は大山にナイフを突きつけ、官僚全員の個人情報をハッキングして自分に渡せと迫る。だが大山は、個人情報を引き出す寸前、吉永へ危険を知らせるサインを送信していた。知らせを受けた稲見ら特捜班は、部屋へと突入する。しかし結城は、大山を突き飛ばして1人で逃走してしまった。
稲見は、結城との過去について語りだす。稲見は自衛官時代、結城と共に数々の特殊任務をこなしてきた。しかし国の命令に従った結果、人を殺してしまう。その後、廃人のようになっていた稲見を鍛冶が拾い、特捜班入りしたのだ。田丸は、結城にも何らかの事情があるはずだと推察する。
大山は、結城に脅されて渡したUSBに、位置情報が追跡可能なウイルスを仕込んでいた。大山の作戦通り結城の居場所を掴んだ稲見らは、結城が潜む隠れ家に駆け付けた。だが結城は、武器を車に積んでそのまま逃走。そして岸辺家の向かいの部屋に到着すると、岸辺を弓矢で狙い、その左肩に矢を放った。
稲見は、結城には結婚を考えていた女性がいた事を知る。しかし彼女は1年前の爆発事故に巻き込まれて命を落とした。吉永は、この爆発事故が結城のテロ行為の動機だろう、と語る。その後、結城が岸部を負傷させたとの情報が入り、稲見は田丸と共に現場へ向かう。
結城の矢で左肩を負傷した岸辺は鍛冶を呼び出し、特捜班に自らの息子・岸辺大介(きしべだいすけ)の警護をさせるよう命じる。大介は明日、アメリカから帰国する予定だ。
稲見は、結城の本当の狙いは大介で、1年前の爆破事件に大介が関与していた事を鍛冶から聞かされる。
大介は父親への反発から過激派組織に所属し、東京駅を爆破する予定であった。しかし寸前で怖気づき、爆弾をカフェに置きざりにして1人で逃走した。その爆弾が爆発し、カフェで働いていた結城の恋人が犠牲となったのだ。鍛冶は、この不祥事を隠すため事件を事故としてマスコミに取り上げさせ、大介をアメリカへと逃したという。
特捜班は、そんな鍛冶に猛反発する。だが命令に従い大介の警護に当たった5人は、直接オフィスに向かった。すると特捜班の動きを狙っていた結城は、爆弾入りのカバンを投げつけてくる。それを捕えた田丸は、カバンをとっさに外に投げたが、爆風によって気絶した。
稲見は、捨て身で襲いかかってきた結城を躱し、大介とともにオフィスビルへ逃げ込んだ。その間、吉永、樫井、大山は結城によって倒されてしまう。
結城はその足でオフィスビルへと侵入し、稲見と対峙する。2人は激しい格闘の末、互いに銃口を向け合い膠着状態となった。恋人を失って以来、生ける屍として過ごしてきた結城と、特殊任務で殺人を犯し罪を背負って生きてきた稲見。やがて結城は稲見の説得を受け入れ、投降を決意する。
稲見らは、復活してきた特捜班の仲間とともに結城をオフィスビルの外へと連行した。だがその直後、結城は機動隊によって射殺されてしまう。それを命じたのは、鍛冶だった。
鍛冶は岸辺に、結城を始末するよう指示されていたのだ。稲見らは、特捜班をおとりとして利用した鍛冶に冷ややかな目を向け、その場を立ち去ったのだった。
数日後、樫井は爆弾の設計図作りに専念していた。大山は『平成維新軍』のチャットにログインし、何かを思案している。警察幹部の部屋に呼び出された吉永は、何かをリークするような素振りだ。田丸は、かつて千種と密会していた教会で謎の男・佐藤と会い、密約を交わしていた。そして稲見は自室にこもり、親しくしていた女性に電話をしようと携帯を手に取ったが、かけるのをやめる。
テレビの画面が報道番組に切り替わった。アナウンサーが緊張した面持ちで緊急ニュースを告げるのだった。
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の登場人物・キャラクター
主要人物
稲見朗(いなみあきら/演:小栗旬)
本作の主人公。現職は警視庁公安部巡査部長。以前は陸上自衛隊の空挺部隊・第一空挺団に所属していた元自衛官である。ある特殊任務で心に深い傷を負い、除隊した経緯を持つ。女性関係はフットワークが軽く、いきつけのバーで若い女性を口説くのが上手だ。優れた運動神経と格闘技術を持っている。一度敵を見定めると、周囲を圧倒するほどの派手な立ち回りで相手を制圧する強さがある男だ。
田丸三郎(たまるさぶろう/演:西島秀俊)
警視庁公安部巡査部長で、稲見の同僚である。かつては公安部外事課に所属していたが、異動を命じられ、特捜班に引き抜かれた経緯がある。普段は寡黙でストイックな性格。しかし密かに心を通わせる千種には、時折弱い一面を見せる。また稲見には特に深い信頼を寄せている。第5話にて、稲見が潜入捜査の最中に暴力団員が皆殺しにされ、激しく動揺していたところを静かに宥めた。
警視庁公安部のメンバー
吉永三成(よしながみつなり/演:田中哲司)
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2010年3月7日に「ドラマW」でテレビ放送され、同年9月25日より角川シネマ新宿ほかで1週間限定で劇場公開されたサスペンスドラマ。会社の金を横領した疑いをかけられ行方不明になっている今西。同僚の三辺が居所を探るうちに彼の意外な姿が露わになっていく。ギャラクシー賞テレビ部門2010年3月度月間賞受賞。2009年3月に受賞した『第2回WOWOWシナリオ大賞』受賞作品を三好晶子脚本で映像化した。
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おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。
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リッチマン、プアウーマン(リチプア・RMPW)のネタバレ解説・考察まとめ
『リッチマン、プアウーマン』とは2012年にフジテレビ系列で放送された、若くして億万長者となった男性と、高学歴ながら内定がもらえない女性の恋愛模様を描いた恋愛ドラマである。若き社長日向徹と就活難民の夏井真琴が出会い立場が違いながらも会社のために奮闘していく中で互いに惹かれあっていく物語。お互いが素直になれなくてすれ違うが互いへの思いを伝えるために人間的にも成長していく。企業ものとしての要素も多く盛り込まれており恋愛とビジネスの両方の観点から楽しめる作品である。
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家売るオンナ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『家売るオンナ(ドラマ)』とは、2016年7月から9月にかけて放送された、スーパー営業マンの不動産販売をテーマとしたドラマである。主演は北川景子で、天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の悩みや問題点を解決しつつ、家を売りまくるというストーリー。数々の賞を受賞し、海外でも方された人気ドラマで、2017年5月にはスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』、2019年1月から3月まで、続編として『家売るオンナの逆襲』が放送された。
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坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『坂道のアポロン』とは、2007年から2012年まで小玉ユキが『月刊フラワーズ』(小学館)にて連載していたジャズと青春をテーマにした少女漫画、およびそれを原作としたアニメ、実写映画である。舞台は1966年の長崎県。主人公の薫が、横須賀から長崎の高校へ転入したところから始まる。父の仕事の都合で転校ばかりしていた薫にとって、学校は息苦しくストレスばかりの場所であった。しかし、そこで不良の千太郎と心優しい律子、そしてジャズに出会い薫の生活は一変する。美しい友情と交錯する恋心が魅力的に描かれている。
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天気の子(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『天気の子』とは、新海誠による日本のアニメーション映画。2019年7月19日に公開され、興行収入は140億円を突破し、日本映画史に残る大ヒットを収めた。 家出して東京にやってきた少年・森嶋帆高は、親元を離れて弟と2人暮らしをしている天野陽菜という少女と出会う。似たような身の上の若者同士で次第に親しくなっていく中、帆高は陽菜が「どんな大雨も晴れに変える」という不思議な力を持つことを知る。これを使って商売を始める帆高たちだったが、やがて陽菜の力に隠されていた大きな代償を突き付けられる。
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ATARU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ATARU』とは、2012年にTBSで日曜21時に放送された、櫻井武晴が脚本を手掛けたドラマ。主演は中居正広。その他、北村一輝や栗山千明などが出演している。サヴァン症候群で特殊な能力を持った謎の青年・アタルが、警察と一緒に難事件を解決していく推理ミステリードラマである。2013年に公開された映画では、アタルと同じサヴァン症候群の女性が現れ、アタルが彼女の起こした事件に巻き込まれていく。
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呪怨2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『呪怨2』(映画)とは2003年に公開されたホラー映画作品で『劇場版 呪怨』の続編にあたる。監督・脚本清水崇。心霊特番のロケで幽霊屋敷に行った一行が次々に不審死を遂げたり、行方不明になっていく様が恐怖の心霊現象として映像化されている。女優の原瀬京子は俊雄に何度もお腹を触られるという心霊現象を体験した末に、この世に再び伽椰子を産み落とすこととなる。分娩室の床で産声をあげる血塗れの紙袋の恐ろしさは圧巻。キャッチコピーは「身の毛もよだつ絶頂」。
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フライ,ダディ,フライ(小説・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『フライ,ダディ,フライ』とは2003年に金城一紀によって執筆された、中年サラリーマンと在日朝鮮人の高校生を主人公とした小説、およびそれらを原作とした漫画、実写映画作品である。ある日、中年サラリーマンの鈴木一の愛娘が高校ボクシングチャンピオンの石原に乱暴され、入院することになってしまった。恐怖で外に出ることができなくなった娘を救うため、在日朝鮮人高校生のスンシンとの特訓を経て石原を倒し、迎えに行く決意をする。高校生とサラリーマンのひと夏の友情を描く感動作。
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キセキ -あの日のソビト-(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キセキーあの日のソビトー』とは、大ヒット曲を数々生み出したGReeeeNの結成と「キセキ」という楽曲の誕生秘話を描いた映画である。 音楽に挫折した兄のジンは、歯科医師を目指す弟のヒデの音楽の才能に気づき、ヒデの音楽活動を支えることにした。 父親である誠一のような医者を目指していたヒデは、歯科大学の仲間と共に顔を出さない音楽グループGReeeeNを結成する。 そんな2人の主人公と音楽を認めない誠一との葛藤を実話を元にしたストーリー。
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キャラクター(2021年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キャラクター』とは、2021年公開の日本映画である。監督は永井聡、脚本・制作は長崎尚志や村瀬健らが担当した。売れない漫画家の山城圭吾は偶然一家殺害事件の第一発見者となり、そこで目撃した犯人・両角や現場からインスパイアされた漫画『34』を発表し大ヒットさせる。しかし次第に両角が『34』に干渉し始めたことから、山城は一連の事件に決着をつけることを決める。この物語は、平凡な男である山城と悲しい過去を背負った両角が出会ったことで起きる、急激な化学反応を描いたサスペンススリラー作品である。
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TOKYO MER(走る緊急救命室)のネタバレ解説・考察まとめ
『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。
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トドメの接吻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『トドメの接物』とは、日本テレビ系で2018年に放送されたテレビドラマ。主人公の堂本旺太郎が、謎の女とキスをする度にタイムリープをする現代ファンタジーである。主演は山崎賢人、共演は門脇麦や新田真剣佑、新木優子、菅田将暉など、人気俳優が名を連ねた。タイムリープのためだけだったキスが、愛のあるものに変化していくところが見どころである。
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記憶にございません!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『記憶にございません!』とは、2019年に公開された日本映画。舞台演出を経て、日本を代表するコメディ映画監督となった三谷幸喜の長編映画第8作目。史上最低の支持率を記録する、身勝手で横暴な総理大臣・黒田啓介は市民の投石が頭に命中し、記憶を失くしてしまう。首相の記憶喪失で引き起こされる、周囲の官僚、家族、そして日本国全体を巻き込んだドタバタ喜劇となっている。中井貴一や石田ゆり子など、実力派俳優陣のコミカルな演技に注目。
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六本木クラス(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『六本木クラス』とは2022年に日韓共同プロジェクトによって製作された日本のドラマ。2020年に韓国で放送された『梨泰院クラス』のリメイク作品で、主演を竹内涼真が務めた。主人公の宮部新は交通事故によって父親を亡くす。しかし事故は大手外食チェーンの長屋ホールディングスの息子・長屋龍河が起こしたもので、その不祥事が明るみに出ないよう、父・長屋茂によって真実は隠蔽された。新は復讐を誓い、長屋ホールディングスを潰してのし上がる計画を立てる。数年後、飲食店の経営者となった新は下剋上に挑む。
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花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜(2007年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』とは、2007年7月から放送されたフジテレビのドラマである。中条比紗也の漫画作品『花ざかりの君たちへ』が原作。主演は堀北真希である。帰国子女の芦屋瑞稀は、中学時代に高跳びの選手である佐野泉のファンになるが、彼はある事件をきっかけに跳ぶことをやめていた。瑞稀は佐野をもう1度跳ばせるために男子に成りすまし、彼の通う全寮制男子校への編入を決意する。主人公とイケメンたちの甘酸っぱい青春物語が見どころ。本作は最高視聴率21%を記録し、大ヒットした。
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ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』とは、2022年1月〜3月にフジテレビ系列で毎週木曜夜10時より放送していた連続ドラマである。大手出版会社であるクスノキ出版が運営するインターネットニュースサイト「カンフルNEWS」に閉鎖の危機が訪れる。そこに現れた黒木華演じる瀬古凛々子(せこりりこ)は、カンフルNEWS編集部員と共にサイト閉鎖の危機に立ち向かう。その中で巻き起こる“人と人とのつながり”を描く、社会派風完全オリジナルドラマである。
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目次 - Contents
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の概要
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』のあらすじ・ストーリー
- 特捜班始動
- 謎のテロリスト集団
- 潜入捜査の罠
- テロ組織の暗躍
- 最強の敵
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 稲見朗(いなみあきら/演:小栗旬)
- 田丸三郎(たまるさぶろう/演:西島秀俊)
- 警視庁公安部のメンバー
- 吉永三成(よしながみつなり/演:田中哲司)
- 樫井勇輔(かしいゆうすけ/演:野間口徹)
- 大山玲(おおやまれい/演:新木優子)
- 公安関係者
- 鍛冶大輝(かじだいき/演:長塚京三)
- 青沼祐光(あおぬまゆうこう/演:飯田基祐)
- 林智史(はやしともふみ/演:眞島秀和)
- その他
- 林千種(はやしちぐさ/演:石田ゆり子)
- 松永芳(まつながはな/演:野崎萌香)
- 吉行(よしゆき/演:芹澤興人)
- ゲスト
- 宇田川圭介(うたがわけいすけ/演:白洲迅)
- 佐川知宏(さがわともひろ/演:安藤瑠)
- 岡本史明(おかもとふみあき/演:窪園純一)
- 星野司(ほしのつかさ/演:堀部圭亮)
- 鳥越(とりごえ/演:桜井聖)
- 鳥越恵美(とりごええみ/演:井桁弘恵)
- 高島(たかしま/演:鈴木秀明)
- 河瀬(かわせ/演:三元雅芸)
- 光永(みつなが/演:森岡豊)
- 坂本(さかもと/演:今井悠貴)
- バーの客(演:永池南津子)
- 神谷透(かみやとおる/演:石黒賢)
- 古垣伸一郎(ふるがきしんいちろう/演:大西武志)
- 若松(わかまつ/演:山口祥行)
- 西尾峯子(にしおみねこ/演:椿ゆきこ)
- 早川時枝(はやかわときえ/演:赤間麻里子)
- 財部(ざいべ/演:岡部たかし)
- ドロレス(演:原菜乃華)
- アリス(演:奥田七海)
- 大畑譲(おおはたゆずる/演:大和孔太)
- 藤崎正一(ふじさきしょういち/演:堀家一希)
- 藤崎誠二(ふじさきせいじ/演:西山潤)
- 永山(ながやま/演:ヨシダ朝)
- 大畑(おおはた/演:戸田昌宏)
- 土岐田宗利(ときたむねとし/演:奥田達士)
- 黒須一雄(くろすかずお/演:児玉頼信)
- 浜尾徹(はまおとおる/演:螢雪次朗)
- 有馬丈博(ありまたけひろ/演:小市慢太郎)
- 有馬咲枝(ありまさきえ/演:奥貫薫)
- 石黒(いしぐろ/演:近藤公園)
- 石立(いしだて/演:浜田学)
- 沢田(さわだ/演:杉本哲太)
- 仁科(にしな/演:神尾佑)
- 山岸(やまぎし/演:山中アラタ)
- ウェイトレス(演:松田リマ)
- 里見修一(さとみしゅういち/演:山口馬木也)
- 乾陽一(いぬいよういち/演:嶋田久作)
- 羽田隼人(はだはやと/演:山口翔悟)
- 大庭雅絵(おおにわまさえ/演:菊地裕子)
- 大庭信(おおにわしん/演:小沢日出晴)
- 西郷(さいごう/演:松岡広大)
- 川上(かわかみ/演:藤原季節)
- 鶴岡(つるおか/演:勧修寺保都)
- 島仲(しまなか/演:青野楓)
- 平成維新軍メンバー(へいせいいしんぐんめんばー/演:高橋里恩)
- 林田(はやしだ/演:二宮郁)
- 伍代慎司(ごだいしんじ/演:町山博彦)
- 服部淳宏(はっとりあつひろ/演:濱田和馬)
- 柘植佳純(たくしょくかすみ/演:佐倉星)
- 荒木達雄(あらきたつお/演:小林亮太)
- 陣内士郎(じんないしろう/演:才川コージ)
- 上川(かみかわ/演:利重剛)
- 荒井(あらい/演:後藤洋央紀)
- 久保(くぼ/演:土井成樹)
- 佐藤(さとう/演:石田佳央)
- 結城雅(ゆうきみやび/演:金子ノブアキ)
- 岸部正臣(きしべまさおみ/演:竜雷太)
- 岸部早苗(きしべさなえ/演: 相築あきこ)
- 岩尾悠美(いわおゆみ/演:菊池真琴)
- 自転車に乗った警官(演:笠松将)
- ニュースキャスター(演:新実彰平)
- 岸部大介(きしべだいすけ/演:長田成哉)
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』)の用語
- グロック19
- トゥルーストゥルーパーズ
- 第一空挺団
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 林千種「後ろから見たら、熱心に祈っているように見えましたよ」
- 7分半のアクションシーン
- 稲見朗「俺も同じ生きる屍だ。一瞬だって生きた心地がしなかった」
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 小栗旬とフジテレビが揉めて打ち切りになったという噂
- 小栗旬と金城一紀は相思相愛
- ベストアクションアワードを受賞
- 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Beverly『I need your love』
- 挿入歌:Beverly『Empty』