めがね(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『めがね』とは、都会からとある島にやって来た女性・タエコが、滞在する宿の主人・ユージや、島の高校教師・ハルナ、タエコを探しに島に来たヨモギ、そして毎年春に島に来ては、少し変わったかき氷屋をしているサクラとのふれあいの中で、固く閉ざしていた心を解きほぐしていくストーリーとなっている。「何が自由か、知っている」をキャッチコピーにして、2007年に公開。主演は小林聡美、監督は萩上直子が務めた。2008年のベルリン映画祭では、パノラマ部門に参加し、日本映画初のマンフリート・ザルツゲーバー賞を受賞した。
『めがね』が撮影されたのは、鹿児島県の与論島である。民宿ハマダのロケ地として使われていたのは、「ヨロン島ビレッジ」という宿であり、実際にホテルのサービスと民宿のあたたかさを併せ持った宿として営まれている。マリンパレスのロケ地は、「星砂荘」というアットホームな民宿である。また、サクラがマリンパレスにタエコを迎えに行った際に使っていた荷台付きの自転車は、「サザンクロスセンター」という島の資料館で、実際に試乗することが出来る。
また、主要な登場人物タエコ、サクラ、ユージ、ハルナ、ヨモギは、全員眼鏡を掛けているが、これは映画のタイトルが決まった後に、監督やプロデューサー、出演者に眼鏡を掛けた人が多かったことから決められたことである。
『めがね』の主題歌・挿入歌
主題歌:大貫妙子「めがね」
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目次 - Contents
- 『めがね』の概要
- 『めがね』のあらすじ・ストーリー
- タエコとサクラ
- たそがれる
- タエコに寄り添うサクラ
- タエコの笑顔
- 夏の訪れ
- 新しい季節
- 『めがね』の登場人物・キャラクター
- タエコ(演:小林聡美)
- サクラ(演:もたいまさこ)
- ユージ(演:光石研)
- ハルナ(演:市川実日子)
- ヨモギ(演:加瀬亮)
- 森下(演:薬師丸ひろ子)
- コージ(演:ケン)
- 島の女の子(演:里見真利奈)
- 島の住人の女性1(演: 橘ユキコ)
- 島の住人の女性2(演:荒井春代)
- 島の住人の男性(演:中武吉)
- 氷屋(演:吉永賢)
- 『めがね』の用語
- メルシー体操
- 梅はその日の難逃れ
- たそがれ
- 『めがね』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ユージ、ハルナ「来た」
- ヨモギ「先生、旅は思い付きで始まりますが、永遠には続かないものですよ」
- タエコ「地球なんてなくなってしまえばいいのにって思ってました。ここに来るまでは。何があるんでしょうか、ここの海には」
- 『めがね』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヨモギが暗唱したドイツ語の詩
- 『めがね』が撮影されたのは与論島
- 『めがね』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:大貫妙子「めがね」