DCU(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『DCU』とは2022年1月よりTBS日曜劇場で放送された水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマである。海上保安庁に新設されたDCU(潜水特殊捜査隊)の隊長、新名正義に影響され、個性豊かなメンバーが成長する姿を描く。ハリウッドで活躍されているクリエーターとのコラボ制作で映像にも迫力がある。海上保安庁の全面協力のもと、巡視船や基地での撮影、演技指導、プロである彼らの監修で緊迫感のなかにもリアリティと爽快感を感じさせるストーリーとなっている。
『DCU』の概要
『DCU』とは2022年1月16日から3月20日までTBS日曜劇場で放送された水中捜査を行うスペシャリスト集団「DCU」を舞台にしたオリジナルドラマである。TBSとハリウッド大手プロダクションで世界中でたくさんのヒットドラマを輩出しているケシェット・インターナショナル社・カナダを中心にコンテンツ制作を行うファセット4メディア社と共同制作された。真実を見つけるまで諦めない海上保安庁に新設されたDCU(潜水特殊捜査隊)の隊長、新名正義(にいなまさよし)に影響されて個性豊かなメンバーが成長する姿を描く。さらに、日本の海上保安庁の協力のもと、真実味を追求して、巡視船や防災基地での撮影、主演の阿部寛をはじめ、ダイバー役の役者も海上保安庁に所属する本物のダイバーから直接指導を受けながら撮影を行った。プロデューサーは、TBSテレビコンテンツ制作局ドラマ制作部担当部長であり、演出家である伊與田英徳。DCUは、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称である。海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行う架空の組織が、警察捜査では手に負えないような「危険極まりない日本の河川や湖」などあらゆる水中に潜り、隠された証拠を探し未解決事件を解決するストーリーだ。
15年前、海上保安庁の潜水士、新名正義と成合淳(なりあいあつし)はバディを組むエースダイバーであった。そんな中、海上での事故が起きた。瀬能博士が乗る船が爆発。瀬能博士は息子・瀬能陽生(せのうはるき)を海へ投げ出し、新名が救助した。この事故で瀬能博士と成合は死亡した。2022年海上保安庁にDCUが発足し、隊長に新名正義が推薦された。メンバーには、命を救われた瀬能陽生も加わった。数々の水中事件や救助に立ち向かう中で、謎の組織、ブラックバタフライが影を潜める。その後、事件は複雑化し、15年前の真相が明らかになってくる。命がけの事件を通して、スリルあり、ムードメーカーなDCUメンバーのやり取りに笑いもあり、彼らの心情の変化や人間模様に目が離せないストーリーとなっている。
『DCU』のあらすじ・ストーリー
潜水特殊捜査隊DCU発足
15年前、海上保安庁、警備救難部部長である佐久間雄二(さくまゆうじ)より、新名正義(にいなまさよし)と成合淳(なりあいあつし)は呼び出される。船の自動運航システムの情報漏洩が起き、東都重工海洋研究所の瀬能博士(せのうはかせ)が、海上保安庁の何者かにリークしたことを聞かされる。新名と成合はタッグを組み、瀬野博士を捕まえるために海へ潜る。しかし、瀬能は息子を海に投げ出し、その直後に船は爆発。新名はその息子を救助し、大雨の中、爆発に巻き込まれたであろう成合を探すが、成合は爆発後の船で不審な動きをしていた。スパイは成合であったと気づいた新名であったが、船が沈み始める。新名は、瀬能の息子を助けるため、成合の手を放すと海の底に沈んでいった。
2022年、海上保安庁に発足したエキスパート集団『DCU』。警察捜査では解決できない海や河川で発生する事件の捜査をする捜査隊だ。佐久間に推薦され隊長となった新名。エリートである副隊長の西野斗真(にしのとうま)。海保初の女性潜水士成合隆子(なりあいたかこ)。15年前新名に命を救われた若手隊員である瀬能陽生(せのうはるき)。中堅隊員である、ムードメーカーの森田七雄(もりたななお)と元特殊救難隊員の大友裕也(おおともゆうや)の6名の少数精鋭メンバーだ。海上・水中だけでなく、陸上の捜査権限も与えられたのだが、警察関係者との溝を生むことになる。
そんな中、群馬県の水深100メートルのダム湖にて、隊長新名とDCUのメンバーは、ある人物の頭蓋骨の破片を発見する。その後の捜査で、それが老舗釜飯屋「野田食堂」の一人息子で京国建設の元社員、野田浩正(のだひろまさ)だということが判明した。
外国人技能実習生と地元漁師の不審死
事件は、石川県能登半島。38歳の漁師、島田龍平(しまだりゅうへい)の遺体が発見された。島田は、漁師をしながら密漁が相次ぐ港で密漁と戦う地元のリーダーであり、地元警察のパトロールにも協力的だった。そこで、捜査に乗り出すDCUメンパーであったが、北能登で水産物研究所を建設する計画があり、ロシアとの共同で、政府高官が視察に来る日が迫っていた。事件解決までの期限は5日。新名は、地元刑事の坂東秀喜(ばんどうひでき)と共に捜査に乗り出した。一方、新名は被害者の下で技能実習生として働いていた外国人サンチェスと出会う。やがて、凶器や被害者の血の付いた財布が見つかる。凶器はサンチェスの持ち物、財布はサンチェスの家から発見された。「やっていない」と主張するサンチェス。真実を見つけるために、DCUの捜査は続く。そんなとき、子供が海で溺れた。瀬能が飛び込み助けたが、サンチェスも助けようと飛び込むが泳げないため溺れる。瀬能はサンチェスを助けたが、その後、パニックになり病院に運ばれた。病室に訪れた新名はある確信をもっていた。実はサンチェスは島田が亡くなったあとも、密漁されるアワビの天敵マダコの駆除を続けており、欲得で島田を殺害していたら、アワビを換金していたはず。子供を助けた堤防で、被害者のスマホを探していたのだ。殺害現場を見てしまったサンチェス。外国人であり、疑いが掛けられており何も言えず、事件当時、犯人ともみ合う被害者が持っていたスマホを探していたのだ。やがて新名たちは、付近の海の底をドローンで探索。最後は潜ってスマホを発見した。真犯人が明らかになる。地元の刑事・坂東と地元の市議会議員・岡部正三(おかべしょうぞう)だった。岡部は元凶である密漁ブローカーであることが発覚。スマホに証拠の音声データが残っており、言い逃れできなかった。
隆子の暴走と衝撃結末に涙
隆子のミスで、サンチェスが被害者のスマホを盗み失踪してしまう。その後、サンチェスは偽名であり、国際テロ組織ブラックバタフライのメンバーであることがわかった。新名は上層部から厳しく追及され、この件でロシア高官の来日が見送られた。そんな中、隆子は責任を感じていたが、新名は自ら捜査を続け、サンチェスことロペスの目的や行動の意味を突き止めた。ロペスは国外逃亡するために、島田のスマホからチップを回収し仲間に渡し、海保を狙い爆破計画があるように思わせ、混乱させて海保の目をそちらに向けさせている間に検問を突破する目的があった。隆子も同じ見解をもっており、国外逃亡するロペスを見つけ、ボートで追跡をする。レーダー上で隆子がロペスを追っていることが分かり、新名は止める。やがて国外との境界線まで来てしまった。新名の指示を振り切り境界線を越えて、船を追いかけた隆子。船に乗り込むと、ロペスはすでに死亡していた。船内の部屋から新名へ連絡を入れる隆子。その時、背後から人が迫っており、ナイフを持っていた。瀬能と西野がロペスの船に到着後、瀬能が部屋を開けると、そこには隆子の横たわった姿があった。刃物で一突きされていた隆子の姿にDCUメンバーは衝撃と落胆の中にいた。
新名は隊長から外され、自宅待機を命じられた。その間は副隊長の西野が指揮を務めることになり、ほかのメンバーは公安に捜査を任せ、通常業務に戻った。そんな中、公安の清水健治(しみずけんじ)は隆子が持っていた重要データを瀬能に託しにきた。データの詳細を明らかにするため瀬能は、DCUメンバーとして新たに加入した神田瑠璃(かんだるり)に解析を依頼した。データにより浮上した二年前の水難事故で関わった機材会社の月島秀樹(つきしまひでき)。新名と瀬野は月島にたどり着く。自宅待機中の独自捜査を行っていた新名と瀬能はタッグを組む。隆子が殺された船を再調査し、琴ヶ浜の砂が見つかり、犯人との関連を探していた。新名は少し乱暴であったが、マスコミに揺さぶりの情報を流して、犯人の出方を伺っていた。新名は、月島の出張中に真鍋の研究室の水槽が気になり、訪れると砂が入れ替えられていたのだ。
隆子を殺した真犯人は、法医学教授の真鍋宗雄(まなべむねお)であった。二年前の事故とは、正体のバレたロペスが口封じに友人を殺した。その後、司法解剖を担当した真鍋がもみ消したのだった。隆子は真鍋の不正に気付いていた。そこで、真鍋は隆子を殺害したのであった。公安から戻ってきた隆子のスマホの復元に成功すると、15年前に殉職したはずの隆子の兄、成合淳が写っていることに気づく新名。成合が生きていることが分かった。新名は隊長復帰を果たし、次の事件を捜査することとなる。瀬能は15年前の事件が気になり、再び調べ始めていた。
成合の再登場と真実が動き出す
溺死した女性の遺体が港で発見された。自殺が疑われたが、検視によると遺体の肺にはオホーツク海のプランクトンが残されていた。死後約一日しか経っていないことから自殺に見せかけた殺人事件としてDCUが捜査に。調べを進めていくうちに、被害者は魚サプライヤーの木見一郎(きみいちろう)の婚約者高田和美(たかだかずみ)であることが判明。新名と瀬能は、不審な動きをする水族館プロデューサー根岸那由(ねぎしなゆ)と木見を疑いつつも捜査は続く。隊長の新名は、水槽についた傷に気づく。被害者のダイヤの指輪の傷かと思い、科学捜査ラボ班長の黒江真子(くろえまこ)や仲間と検証するが一致しない。しかし、木見が漏らしていた「エイが餌を食べない」と言っていたことを思い出す。エイの胃を調べると、なんとダイヤが発見されたのだった。被害者・高田和美を殺した犯人は婚約者の木見であった。木見は密輸をしており、それが和美にバレて、自首を説得されたが逆切れし、水槽に突き落としたのだった。お金が欲しくて密売に手を出し、和美と幸せになるという理想は描いていたものの自己中心的な動機であった。一方、根岸が誰かと電話越しに「川の流れは必ず海に出る。焦っても良いことはない…」と話しているのを聞く。それは成合が言っていた言葉と同じだった。取り調べによると、木見がダイヤの密売をしたのは、根岸の指示である可能性が高かった。では、成合と根岸の関係性は?謎は深まる一方であった。ところかわって、瀬能の家に差出人不明の手紙が届く。呼び出された場所へ向かうと、死亡したと思われていた成合がいた。成合は新名が持っている鍵の在りかが知りたいようである。瀬能はなぜ、自分が呼び出されるのか、鍵になんの意味があるのかわからなかった。時は変わり、心臓病の娘のために那由がプロデュースしたイベントが病院で開かれていたが、事態は一変、海中のリモートカメラが乗っ取られてしまう。同時刻にDCU本部に一艘の水上バイクが爆発したと入電があった。船着場の映像に映るのはバイクに乗り込む成合であった。
瀬能は新名が持っていた鍵が何なのか調べるため、実家に帰省し、ある釣具店の写真に目星を付け、調べていくうちに徐々に過去の記憶を思い出していた。新名たちは、成合が総合レジャー施設に潜伏していることを突き止め、ホテルを経営している支配人の戸塚明男(とつかあきお)が、かつて東都重工で瀬能陽一(せのうよういち)の助手をしていたことを知る。そんな中、西野が温泉で気を失う事件が起きる。新婚旅行を装い、同行していた真子は新名を狙った犯行だと見る。浴場での計画失敗をした戸塚は、次に睡眠薬を使い、新名を眠らせ、溺死させようとしていた。しかし、新名は呼吸が止まったと見せかけていただけであった。瀬能は過去の記憶、父からの言葉を思い出していた。自宅の宝物箱を例のカギで開けると、フロッピーディスクを発見した。瀬能はそのデータの偽物を成合に渡す。
フロッピーディスクを守れ!犯人との攻防
G20東京サミットに向けて、横浜海上保安部に警備準備本部が設置された。新名はこの絶好の機会を利用して、成合がフロッピーディスクと鍵を奪い返しに来ると直感していた。フロッピーディスクの中には、瀬能博士が考案した遠隔システムの完成設計図が入っている。新名と部長の佐久間は、内部のものでもなかなか出入りすることができないセーフルームに保管することにした。有事の際に指令室になる場所でもあり、辿り着くまでに3つのセキュリティーを通過する必要がある。一方で、公安の清水が、海保内部に内通者がいることを新名に告げる。そのすぐ後に新名は佐久間から、リモートダイビングVRの開発を指揮した笠原英伍(かさはらえいご)と早川守次長(はやかわまもる)が連絡を取り合っていると聞かされる。そんな中、海保内に緊急事態のサイレンが鳴り響く。基地内で爆発物が発見されたのだ。成合も基地内に侵入していた。瀬能と佐久間は共にセーフルームへ向かうが、その途中で佐久間が転んでしまい、鍵をひとつ落としてしまう。瀬能が走り、取りに行く。戻ってきた瀬能と佐久間は一緒にセーフルームへ入った。しかし、金庫内のフロッピーディスクは奪われた後だった。爆弾は残り15分と迫る。脱出ハッチも開けられず、瀬能と佐久間は閉じ込められてしまった。
15年前の真相と衝撃結末
やがて、セーフルームは爆発、煙が充満した。一度は諦めかけた瀬能であったが、佐久間のおかげで脱出ハッチを開けることができ、瀬能・佐久間は生き延びていた。しかし瀬能は、この脱出ハッチの誤作動はあり得るものではなく、佐久間部長が仕組んだものだと気付く。瀬能がカギを拾いに行っていた空白の時間に、成合と佐久間が2人で開けたのだ。やがて、佐久間の過去が明らかに。15年前、留学中であった佐久間の息子が麻薬で逮捕され、弁護を担当したのが、東都重工アメリカの顧問弁護士。大きな力が働き、無罪になっていた。それ以来、ブラックバタフライに弱みを握られ、抜けられずにいた。15年前、東都重工のCEOに就任した楢原社長(ならはらしゃちょう)がすべての始まりだった。楢原は経営悪化の会社を立て直すため、軍事利用できる自社技術を海外のテロ組織に売り始めた。それが『ブラックバタフライ』。そのことに気付いた瀬能博士は完成した遠隔システムの設計図を隠し持って逃亡した。そこから、佐久間はうそを真実に見せかけ瀬能博士を犯人に仕立て上げる。その後、あの15年前の悲劇の船の爆発で瀬能博士は帰らぬ人となった。成合も死亡したと思っていたため、すべての罪を成合に着せて事件をもみ消していた。時を同じくして、DCUメンバーは総出で佐久間の逮捕に動き出していた。佐久間と成合は、ボスに直接鍵を渡したいからと会う約束をする。一方新名は、メンテナンス中で水を張っていなかったプールを怪しんでいた。水の深くに鍵を見つけたが、佐久間と成合に手錠をかけられた。しかし、佐久間は成合をも裏切り、重りをつけてプールに沈めた。夜9時、約束の場所に佐久間は鍵を持ってきた。しかし現れたのは、成合のボスではなく、新名と成合だった。成合は裏切られることを直感し、新名に手錠の鍵を託していたのだ。15年前の事件、瀬能博士の居場所をブラックバタフライに内通したのは佐久間であり、隆子を殺した黒幕も佐久間だった。隆子は佐久間がもみ消した事件にも気付いていたのだ。やがて、倉庫の外には警察が取り囲んでおり、佐久間は逮捕され、東都重工社長の楢原も逮捕された。そのあと、成合を総出で捜索したが見つからず、成合はブラックバタフライであったのか謎のままであった。新名と瀬能は再タッグを組み、成合の逮捕に意気込みを見せた。
『DCU』の登場人物・キャラクター
DCUメンバー
新名正義(にいなまさよし/演:阿部寛)
主人公でDCU第一部隊の隊長。三等海上保安官である。50歳。真実の追求のためには、ルールを無視してでも必ず真実を突き詰めるまで諦めない男。「海を汚されること」「真実が解明されないこと」は許せない性格で、周囲の価値観には左右されない。爆破事故の際、瀬能博士が海に投げ出した瀬能陽生(せのうはるき)を救助し、孤児となった瀬能少年に水泳を教えて、「海上保安官になる」という夢を与えた。高圧的な態度で勝手に方針を決めることも多々あり、西野斗真(にしのとうま)とは衝突することもある。一部メンバーからは、理解されないこともあり、他組織との亀裂も生じやすい。第3話では一人で勝手に領域を越えて、捜査をし続けた結果、殉職した成合隆子(なりあいたかこ)の責任を取る形でDCU隊長から外された。続く第4話で佐久間雄二(さくまゆうじ)に捜査の許可をもらい、事件解決したことにより隊長に復帰する。
瀬能陽生(せのうはるき/演:横浜流星)
DCU第一部隊のダイバー。一等海上保安士である。25歳。2006年、10歳の時に海難事故に遭い、新名と成合によって海から救出された。その事故で両親を亡くし、天涯孤独となる。新名に水泳を教わったことを機に海上保安官という夢を持ち、学生時代は水泳部に所属していた。DCUに入ってからは、隊長の新名とバディを組む。ダイバーとしての能力が高く、DCUの中でも群を抜く存在。チームを引っ張る原動力になることもあれば、一人突っ走ってしまうことも。幼少期の事故が原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥っており、それに気付いていた新名に、水域での活動を遠ざけられていた。真鍋が証拠品である隆子のスマホを投げ捨てたときに、恐怖を乗り越え、海に飛び込み、トラウマを克服した。新名を命の恩人として尊敬している。しかし、事故当時の記憶は全く覚えていない。断片的に思い出した記憶が、新名が成合を裏切ったというものだったため、新名に疑いの目を向けるようになる。しかし、行動を共にするうちに新名の熱心さと正義感を目の当たりにし、曖昧な記憶と現実の中で葛藤する。
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『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
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ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノーサイド・ゲーム』とは、2019年に発行された原作者・池井戸潤の小説及び、大泉洋主演で2019年7月から9月まで放送された、ラグビーをテーマとしたテレビドラマ。ラグビーの素人であるトキワ自動車経営戦略室次長の君嶋隼人(きみしまはやと)が、アストロズを立て直してラグビー界を盛り上げるために孤軍奮闘するストーリー。日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の応援ドラマとして放送された。第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
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行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号のネタバレ解説・考察まとめ
『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』とは、スーパー戦隊Vシネマの帰ってきたシリーズの5作目に制作された映像作品である。シャドーラインとの最終決戦から10年後の2025年。大人になったトッキュウジャー5人の前に、倒したはずのシャドーラインが現れる。しかし大人になりイマジネーションを失い、戦うことができない5人は逃げる事しかできなかった。さらに突然2017年へタイムスリップしてしまう。子どもの自分達との交流の中でイマジネーションが何かを思い出し、取り戻していく。
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カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
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青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
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キセキ -あの日のソビト-(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キセキーあの日のソビトー』とは、大ヒット曲を数々生み出したGReeeeNの結成と「キセキ」という楽曲の誕生秘話を描いた映画である。 音楽に挫折した兄のジンは、歯科医師を目指す弟のヒデの音楽の才能に気づき、ヒデの音楽活動を支えることにした。 父親である誠一のような医者を目指していたヒデは、歯科大学の仲間と共に顔を出さない音楽グループGReeeeNを結成する。 そんな2人の主人公と音楽を認めない誠一との葛藤を実話を元にしたストーリー。
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アットホーム・ダッド(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『アットホーム・ダッド』とは、2004年にフジテレビの火曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は旺季志ずかと尾崎将也が手掛ける。主演は阿部寛。その他、篠原涼子や宮迫博之などが出演している。大手広告会社に勤める山村和之は、念願のマイホームを手に入れ、妻と娘と幸せに暮らしていたが、突然リストラされ、失業してしまう。和之は仕事が見つかるまで、専業主夫として家事をすることになった。家事は女の仕事だと馬鹿にしていた和之だが、妻の大変さを思い知り、家族について考え直すのだった。
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100万回 言えばよかった(100よか)のネタバレ解説・考察まとめ
『100万回言えばよかった』とは、で2023年1月からTBS系で放送されたテレビドラマ。平均視聴率は7.7%だった。運命の相手・鳥野直木を突然失ったことを受け入れられない主人公の相馬悠依と、現世に思い残しがあり幽霊となった直木が最後のお別れを言うために奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。伝えたい想いは今伝えるべきで、失ってからでは伝える事が出来ないというメッセージにもなっている。主人公を演じるのは女優の井上真央、相手役は俳優の佐藤健である。
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どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
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元彼の遺言状(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『元彼の遺言状』とは、新川帆立が書いたミステリー小説であり、2022年4月にフジテレビ系で月曜日の21時から放送されたテレビドラマである。小説は2021年に第19回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞している。主人公は綾瀬はるか演じる剣持麗子(けんもち れいこ)。敏腕弁護士でお金に人一倍敏感。ある日元彼が奇妙な遺言状を残して亡くなった連絡が入る。その遺言状と元彼の死因について、大泉洋が演じる篠田敬太郎(しのだけいたろう)と一緒に捜査していく物語であり、痛快リーガルミステリードラマである。
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青の帰り道(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『青の帰り道』とは藤井道人が監督、おかもとまりが原案を務め、2018年に公開された青春群像映画。 歌手を夢見て上京するカナ。東京の大学へ進学しカナと暮らすキリ。浪人生活を送るタツオ。地元でアルバイトをするリョウ。できちゃった婚をするマリコとコウタ。東京で大学デビューを果たすユウキ。群馬県前橋市で高校卒業した仲良し7人グループの、2008年から2018年の10年間が描かれており、実際に起こった政権交代、東日本大震災などの、日本社会の大きな出来事と共に進んでいくリアルなストーリーが魅力。
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リコカツ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『リコカツ』とは出会って3か月の2人が結婚し、その後離婚活動(リコカツ)を始める笑いあり、涙ありのテレビドラマである。2021年4月にTBSで放送された。主人公は水口咲(みずぐちさき)と緒原紘一(おばら こういち)で、2人は運命的な出会いをして結婚するが、価値観などが合わずに離婚を意識する。現代ならではの離婚の多さや、その理由や家族間の思いなども描写されている。様々な夫婦や家族の絆を描いた心温まるストーリーだ。
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るろうに剣心(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心』(るろうにけんしん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。人斬りとして刃を振るった過去を悔いる剣士が、明治という時代の中で弱者を守るために戦う様を描いている。原作の派手なアクションを可能な限り再現しており、漫画原作映画の中でも傑作の1つとされている。 伝説の人斬り緋村剣心は、維新の成立と共に仲間たちの前から姿を消し、贖罪の旅を続けていた。ある時彼は神谷薫という少女と出会い、彼女の道場が“偽者の緋村剣心”に苦しめられていることを知る。
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TANG タング(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『TANG』とはデボラ・インストール作の小説『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を原作とした、三木孝浩監督による実写映画作品。 ゲーム三昧で家から追い出されたダメ男・健(二宮和也)は、ある理由から、妻・絵美(満島ひかり)との未来も諦め、人生を一歩も進めずにいた。しかし記憶も感情もないはずのロボット・タングが「ともだち」や「優しい気持ち」を少しずつ学習する姿を見るうちに、次第に昔の自分を取り戻していく。 映画満足度は驚異の97%となっており、日本中を笑顔と感動と温かな涙で包み込む作品だ。
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きみの瞳が問いかけている(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『きみの瞳が問いかけている』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画である。監督は三木孝浩で、2011年の韓国映画『ただ君だけ』のリメイク版として制作された。日雇いの仕事で食いつないでいた元ボクサーの篠崎塁は、ひょんなことから目が見えない柏木明香里と出会う。次第に惹かれ合い交際を開始する2人だったが、塁と明香里の過去にはある残酷な真実が秘められていた。この作品は、過酷な運命の中でも互いを想い合う気持ちを貫き通し、やがて奇跡を起こす男女の姿を描いた物語となっている。
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目次 - Contents
- 『DCU』の概要
- 『DCU』のあらすじ・ストーリー
- 潜水特殊捜査隊DCU発足
- 外国人技能実習生と地元漁師の不審死
- 隆子の暴走と衝撃結末に涙
- 成合の再登場と真実が動き出す
- フロッピーディスクを守れ!犯人との攻防
- 15年前の真相と衝撃結末
- 『DCU』の登場人物・キャラクター
- DCUメンバー
- 新名正義(にいなまさよし/演:阿部寛)
- 瀬能陽生(せのうはるき/演:横浜流星)
- 成合隆子(なりあいたかこ/演:中村アン)
- 西野斗真(にしのとうま/演:高橋光臣)
- 森田七雄(もりたななお/演:岡崎体育)
- 大友裕也(おおともゆうや/演:有輝(土佐兄弟))
- 神田瑠璃(かんだるり/演:趣里)
- 北川皆平(きたがわかいへい/演:高橋颯)
- 黒江真子(くろえまこ/演:市川実日子)
- その他の海上保安庁職員
- 早川守(はやかわまもる/春風亭昇太)
- 佐久間雄二(さくまゆうじ/演:佃典彦)
- 成合淳(なりあいあつし/演:吉川晃司)
- 警視庁
- 清水健治(しみずけんじ/演:山崎育三郎)
- 青山薫(なあおやまかおる/演:吉田涼哉)
- 東都重工海洋研究所
- 瀬能陽一(せのうよういち/演:西尾浩行)
- ゲスト
- 第1話
- 小山内正一(おさないしょういち/演:中村芝翫)
- 若林朱里(わかばやしあかり/演:高梨臨)
- 野田浩正(のだひろまさ/演:宮野真守)
- 野田大吾(のだだいご/演:誠直也)
- 毛利新(もうりはじめ/演:ヨシダ朝)
- 第2話
- 坂東秀喜(ばんどうひでき/演:梶原善)
- 岡部正三(おかべしょうぞう/演:古田敦也)
- 島田龍平(しまだりゅうへい/演:須田邦裕)
- ロドリゴ・サンチェス(ジョアン・ロペス/演:フェルナンデス直行)
- 福寺(演:大石継太)
- マリア・シルバ(演:エレナ・アレジ・後藤)
- 第3話
- 柳田(演:野添義弘)
- 第4話
- 真鍋宗雄(まなべむねお/演:角田晃広)
- 月島秀樹(つきしまひでき/演:六角精児)
- 第5話
- 中林守(なかばやしまもる/演:藤井流星)
- 日村翔平(演:栁俊太郎)
- 木下裕司(演:三浦獠太)
- 小松(演:本郷弦)
- 神崎紘一(演:湯田昌次)
- 第6話
- 木見一郎(きみいちろう/演:加藤雅也)
- 根岸那由(ねぎしなゆ/演:明日海りお)
- 高田和美(演:原田佳奈)
- 第7話
- 玉井千英(演:鷲見玲奈)
- 根岸亜紀(演:小林幸子)
- 根岸萌(演:金子莉彩)
- 笠原英伍(演:岡田浩暉)
- 玉井千里(演:森優理斗)
- 第8話
- 戸塚明男(演:田辺誠一)
- 戸塚明美(とつかあけみ/演:島崎遥香)
- 八島(演:不破万作)
- 最終話
- 工藤(演:味方良介)
- 楢原(演:福澤朗)
- 『DCU』の用語
- DCU
- ブラックバタフライ
- フロッピーディスク
- 『DCU』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 新名正義「水は嘘をつかない」
- 新名正義「目的を果たしたいんなら手段を選ぶな。次は反則してでも金色をとってこい」
- 成合淳「川の流れは必ず海に出る」
- 『DCU』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 瀬能を演じた横浜流星が過酷な撮影のために準備したのは身体づくり
- 演者のダイビング指導は海上保安庁の全面協力
- 海外メディア会社と共同制作
- 『DCU』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Lizabet「Another Day Goes By」
- 挿入歌:日曜劇場「DCU」メインテーマ