SUNNY 強い気持ち・強い愛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とは、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作とした2018年公開の青春音楽映画。90年代、社会の中心にいた“コギャル”たち。コギャルとして青春を共に過ごした“SUNNY”の6人は、ある事件の後バラバラになってしまう。20年以上の時を経て、あるきっかけから一人、またひとりと再会していく。光と影、理想と現実をそれぞれ抱えて生きてきた6人の複雑な思いが、懐かしい90年代ヒットソングに乗せて、90年代と2018年の場面が交差しながら展開される愛と青春の音楽ストーリー。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の概要
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とは、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作として製作された2018年8月に公開の青春音楽ストーリーである。
原作の80年代韓国から、物語の舞台を90年代日本に移した日本版リメイク作品。
監督・脚本は大根仁、主演は篠原涼子・広瀬すずがW主演を務める。その他豪華キャストが話題を呼んだ。
第43回報知映画賞を受賞する。
専業主婦の奈美(演:篠原涼子)が、高校時代のコギャル仲間であった芹香(演:板谷由夏)と再会。芹香が癌の闘病中で余命が1ヶ月であることを知り驚愕する奈美。芹香は、かつて青春を謳歌した“SUNNY”のメンバーとの再会を願い、奈美に捜索を依頼する。奈美は探偵の力を借りながら、ある事件をきっかけにバラバラになったメンバーを集めようと奔走するが、連絡先も知らない仲間の捜索は難航した。一人、またひとりと再会していくが、大人になった彼女たちは理想と現実に悩み、葛藤していた。強い絆で結ばれていた“SUNNY”のメンバーたちの“強い気持ち・強い愛”が奇跡を起こしていく。
90年代、音楽業界を牽引していた小室哲哉が音楽を担当。安室奈美恵、久保田利伸、hitomi、小沢健二など90年代を代表するヒットソングが散りばめられ、物語を懐かしく彩る。
高校生が飲酒・喫煙をしているシーンがあるが、未成年者の飲酒・喫煙は法律で禁止されていると注意書きがされる。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のあらすじ・ストーリー
余命1ヶ月
90年代に流行した安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」の音楽に乗せて、阿部奈美(演:篠原涼子)はいつもの1日をスタートさせた。奈美は様々なことに無関心な夫(演:岡部たかし)と反抗期真っ只中である高校生の繭(演:松本穂香)との3人暮らしをしている。コギャルの女子高生として青春を謳歌していた頃に比べ、裕福ではあるが刺激のない平凡な専業主婦をしていた。
入院中の母親(演:キムラ緑子)の見舞いで病院を訪れた奈美は、医療スタッフが慌ただしくとある病室に吸い込まれていくところを目撃する。病室では医療スタッフに押さえつけられて奇声をあげる女性がいた。壮絶な医療現場を横目に奈美は病室の前を通り過ぎようとすると、ふと“伊藤芹香”という見覚えのある名前が目に入る。
その女性は、女子高生時代に結成したグループ“SUNNY”のリーダーである伊藤芹香(演:板谷由夏)であった。2人は久しぶりの再会に喜んだが、芹香から末期癌で余命1ヶ月であることを知らされて驚愕する奈美。余命僅かな芹香は、かつて青春を共にした“SUNNY”のメンバーとの再会を願っていた。奈美は芹香の願いを叶えるべく、メンバーの捜索を開始する。
奈美は捜索を引き受けたものの、連絡先も知らず20年以上も会っていないメンバーたちを探す手がかりを求めに、とりあえず母校に向かう。
“SUNNY”のメンバーが出会ったのは、世の中がコギャル中心で回っていた90年代。
淡路島で震災の被害にあった奈美(演:広瀬すず)は、コギャルだらけの東京の高校に転校してくる。奈美は転校早々にクラスメイトから、地味な容姿と言葉の訛りを揶揄われてしまう。それを庇ってくれたのが、遅れて登校してきた芹香(演:山本舞香)であった。
昼休みになり、奈美は芹香がいつも連んでいるメンバーと昼食を共にする。その場に居たのは、ムードメーカーでぽっちゃりギャルの林梅(はやし うめ/演:富田望生)。落ち着きがあり、容姿端麗でモデルもしている奈々(演:池田エライザ)。大きな声で話す迫力満点の長身ギャルではあるが、小さな胸がコンプレックスの裕子(演:野田美桜)。どこか謎めいた妖艶さを持つ、巻き髪ギャルの井口心(いぐち しん/演:田辺桃子)であった。個性豊かなメンバーは、後にチーム名を“SUNNY”として高校生活を謳歌していくのであった。
“SUNNY”の本格的捜索が始動する
2018年の奈美は母校にて、かつての担任から梅の連絡先を聞くことができた。ブラック企業の不動産会社で営業職をしている大人になった梅(演:渡辺直美)と奈美は再会を果たし、芹香の入院先の病院に向かう。
泣きながら芹香に抱きついた梅であったが、余命僅かな芹香を抱きしめながら「土地とかちゃんと残してる?」と不動産営業をしたのであった。
いくつか会社を経営している芹香の経済力に驚きながら、残りのメンバーを探す手段を考えて外を歩く奈美と梅。興信所や探偵に頼ってみる案などを挙げて思い悩みながら、梅がふと目線をあげてビルを見ると“激安”と謳う興信所があった。
奈美と梅は激安の興信所に入り、いかにも胡散臭そうな雰囲気ではあるが、腕利きの探偵である中川(演:リリー・フランキー)に相談をする。奈美と梅は信用しきれない思いを持ちながら、見つからなかったらバックレるつもりで「経費+1人につき10万の成功報酬」という中川の提案を受け入れることにした。
90年代では、女子高生によるリーマン狩りなどが行われていた。ある日、奈美のクラスメイトの鰤谷美礼(ぶりたに みれい/演:小野花梨)たちが路地でリーマン狩りをしているところを目撃する“SUNNY”のメンバー。芹香と鰤谷は、中学生時代は仲の良い友人関係であった。しかし鰤谷は高校デビュー後に派手に遊び、ドラックに溺れて素行が悪くなっていったため、芹香と折り合いが悪くなっていた。
リーマン狩りのようなカッコ悪い事をやめさせるために制止に入る芹香と鰤谷の集団が揉み合いになると、奈美は血相を変えて怒り狂いながら芹香に加勢する。奈美が鞄を振り回しながら襲い掛かると、カバンの中から昼食に残したお弁当のお好み焼きが飛び出し、鰤谷の顔面に張り付いた。鰤谷は顔面にお好み焼きを貼り付けたまま、仲間に連れられて撤退していくのであった。この事件での奈美の勇姿をきっかけに、奈美がメンバーに正式加入することになった。
正式にメンバー加入をした奈美は、梅の自宅でメンバー達にファッションやメイクを指導してもらっていた。そこへ、梅の兄が友人と共に現れる。少し遅れて入ってきたイケメンの藤井渉(演:三浦春馬)のあまりのかっこよさに、奈美は一目惚れのような衝撃を受けるのであった。
2018年の奈美に、中川の捜索によって宮崎裕子(演:小池栄子)が見つかったという連絡が入る。裕子は、かつて貧乳で悩んでいたとは思えないほど巨乳でグラマラスな女性に激変していた。裕子には年上の配偶者がいて、とても裕福な暮らしをしていた。医師である夫の宮崎(演:宮崎吐夢)は美容整形外科で働いているとのことで、裕子の胸は整形で間違いないと思われる。久しぶりの奈美と梅との再会に驚いた裕子であったが、芹香との再会は拒んでその場を後にしてしまう。
裕子の捜索はすぐにできたものの、心と奈々の捜索に中川は難航していた。中川は故意に姿を隠しているのではないかと推測していた。
90年代の奈美は街中で渉の姿を見かけ、ずんずんと街中を突き進む渉の後を追いかけてクラブハウスに行き着く。不慣れな場所に戸惑っている奈美に気がついた渉は、そっと奈美に近づいた。奈美は渉との出会いに運命を感じ、恥じらいを紛らわすためにクラブの奥へ突き進む。一部始終を見ていた鰤谷の集団に見つかってしまい、奈美は歯がいじめにされて現金や下着を奪い取られそうになってしまう。すると渉が助けに来てくれるのであった。帰り道に渉は「今度あの子たち(鰤谷の集団)に変なことされたら“彼氏”って言って、俺のこと」と言い残し、奈美はまたさらに浮かれてしまうのであった。
奈美がされた仕打ちの仕返しするために“SUNNY”のメンバーは団結し、プールに来ていた鰤谷達に襲い掛かる。最後には、芹香が梅を足台に高くジャンプし、鰤谷に飛び蹴りでトドメを刺して仲間の無念を晴らしたのであった。
一度は芹香との再会を拒否した2018年の裕子であったが、急に芹香の病室を訪れる。芹香の余命を聞いて涙をしていると思いきや、夫の女子高生との浮気の証拠が出揃って現実を突きつけられたことで涙を流していたのであった。そして学生時代のように仲間の無念を晴らすべく、芹香を中心に裕子の夫に仕返しにいくことになった。
出会い系で女子高生になりすまし、裕子の夫を簡単に誘い出す。待ち合わせに現れた制服姿の大人になった“SUNNY”の4人は、裕子の夫に武器を駆使してコテンパンに痛めつけるのであった。
理想と現実
90年代の“SUNNY”のメンバーは、賞金の出るダンス大会に向けて猛練習をしていた。しかし、ダンスセンスのない奈美は足を引っ張ってしまっていた。奈美がいることで勝ち目はないと感じた奈々はチームから離れていってしまう。
奈美は奈々の自宅を訪れて、チームに残る事を説得しに行くが拒絶されてしまう。その後、屋台で酒を飲み交わすことになった奈美と奈々は、お互いに抱えていた事情や胸の内を話して涙を流しながら和解するのであった。
2018年、中川の捜索によって心(演:ともさかりえ)の居場所がわかった。心は美容室を経営していたが経営難で店を閉じ、数年前に夫と離婚してからは夜の仕事に就いて、現在は雇われママをしていた。離婚原因は、夫の暴力と心のアルコール依存性。5歳の娘がいるが、とても育児ができる状態ではないため親が預かっている。多額の借金も抱えていた。
荒れ果てた生活ぶりを見た奈美は、更生するように説得するが「あんたに何がわかるの」と言って怒鳴り散らす心。奈美が心の頬をビンタすると、抑え込んでいた感情と共に心は声を上げて涙を流したのであった。
奈美は“SUNNY”の捜索と共に藤井渉の捜索も中川に依頼していた。残る奈々の捜索は難航していたが、渉はすぐに見つかったそうだ。
渉に招待されたDJイベントで、近づくこともできずに遠くから憧れの渉の姿を見つめていた90年代の奈美。そこで、奈々と渉が親密な関係であることを知り、ショックを受けて失恋を経験していた。
奈美は大人になってから中川からの捜査資料をもとに渉(演:橋爪淳)に会いに行くが、奈美のことなどちっとも覚えてくれていなかったのであった。奈美は改めて失恋をした。
90年代のダンス大会当日。奈々と渉の関係を知った直後である奈美は、奈々とギクシャクしてしまう。奈美はその場にいることができずに水を飲みにいった先で、ドラックに溺れて狂っている鰤谷に絡まれてしまった。
揉み合いながら雨が降る外に出た奈美と鰤谷。そこへ芹香が駆けつけて止めに入るが、鰤谷は芹香に向かって鋭利なガラス片を向けるのであった。芹香に当たる間一髪のところで奈々が間に入ったが、奈々の顔には大きな傷がつき、大量の血が流れる。
この事件をきっかけに“SUNNY”は疎遠になってしまった。
芹香の死
芹香が生きているうちに“SUNNY”のメンバーが揃うことはできなかった。
芹香の葬儀を終えて会場に残り、芹香の遺影を見つめる奈美、それと梅と裕子。会場後方から心が現れ、メンバーと久しぶりの再会に喜んだが、心は芹香に再会できなかったことを遺影に向かって謝罪した。
その後会場に中川が現れ、芹香の依頼で新聞に葬儀日程と共に芹香から預かった女子高生時代の写真を掲載した事を知らされる。さらに中川は、芹香から“SUNNY”のメンバーへの遺言を預かっていた。
遺言では、先頭に立って必死にメンバーの捜索をしてくれた奈美を“SUNNY”の新リーダーに任命する。不動産営業成績の悪い梅には、梅の勤務する不動産会社の所有するビルの購入を約束した。裕子は副リーダーに任命され「その胸は無理がある」と愛のある皮肉が付け加えられていた。
そして心に宛てて、芹香は自分の暮らしていたマンションを譲り、生活費と教育費は芹香の遺産で負担するから娘と暮らしてほしいと願った。心がアルコール依存症から回復してほしいため、リハビリのできる病院の予約も済ませてくれていたのだ。さらに、美容室を開くための空き物件も用意してくれている。芹香の想いに涙して、心を中心に抱き合う4人。すると中川は「ただし、みなさんがこれを受け取るには条件があります」と言う。ディスクを取り出し「踊れ、と」と芹香からの伝言を伝える中川。
芹香の遺影を前にして、ダンス大会に踊ることのできなかった小沢健二の「強い気持ち・強い愛」の音楽に合わせて息のあったダンスを踊る4人。
ダンスを踊り終えた達成感で抱き合っていると、ショートカットになった奈々がその姿を見ていたのであった。頬の傷はすっかり消えていて、奈々は微笑む。その姿を見て涙を流す4人。「何泣いてんの?笑おう、あの頃みたいに」と言う奈々の言葉に答えて今度は笑顔を見せた。最後には天国にいるはずの芹香も加わり、6人で微笑み合うのであった。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』登場人物・キャラクター
90sの“SUNNY”のメンバー
阿部奈美(あべ なみ/演:広瀬すず)
主人公。淡路島からの転校生であり、方言で話す。センスがなくダサいが、友達思いの純粋な少女。どうにかルーズソックスやカーディガンを手に入れようとして、靴下を伸ばしてみたり祖母のカーディガンで代用する。芹香の仲間に入れてもらい“SUNNY”のメンバーになり、“SUNNY”と共に青春を謳歌する。芹香と仲良くする事が気に食わないブリタニに目をつけられてしまい、何かと事件に巻き込まれてしまう。ダンスのセンスが全くなく、ダンスコンテストの練習の際も酷いダンスを踊る。将来は何になっているかはわからないが“SUNNY”のメンバーとずっと仲良くいられるように願っていた。梅の兄の友人である藤井渉に一目惚れをする。しかし渉が奈々と親密な関係であることを知り、失恋してしまう。ドラックで狂ったブリタニに無理矢理ドラックを飲まされそうになり、揉み合いになる。芹香が奈美を助けるために現れ、その際ブリタニが芹香に危害を与えようとした。今度は奈々が助けに入り、ブリタニによる奈々への傷害事件が起きてしまうのであった。
伊藤芹香(いとう せりか/演:山本舞香)
“SUNNY”のリーダー。みんなを引っ張っていく頼れる存在で、仲間想い。田舎の転校生である奈美を楽しい世界に導いてくれる。奈美にメイクやファッション、都会の女子高生の遊びを教えてくれる。中学生の頃はブリタニと仲が良かったが、ドラックをなかなか辞める事ができないブリタニを突き放していた。将来は結婚はしていないだろうと予想していた。キャリアウーマンで経営者になり明るい未来を楽しみにしていた。
裕子(ゆうこ/演:野田美桜)
長身で大ぶりなピアスが似合う小麦色のコギャル。初対面の奈美に対して、あまりのダサさに奈美のことを天然記念物という表現をする。心と行動を共にすることが多い。大きな声で迫力があるが、小さな胸がコンプレックス。口が人一倍悪く、暴言が多いが仲間想いな少女。将来は金持ちと結婚してセレブな生活を送ることを夢見ていて、巨乳になりたいと願望がある。
井口心(いぐち しん/演:田辺桃子)
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『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
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クローズZERO II(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『クローズZERO II』とは、漫画家の高橋ヒロシの作品『クローズ』を原作とした映画。前作『クローズZERO』で鈴蘭高校の覇権争いを制した滝谷源治たちと、ライバル校・鳳仙学園との間で抗争が発生。鈴蘭をまとめるために苦心する源治、彼に敗れて以降沈黙を貫く芹沢、2年前の仇を討つため虎視眈々と鈴蘭を狙う鳳仙の頭・鳴海の3人を軸にストーリーが展開される。葛藤を抱えながら喧嘩に臨む高校生達を描く。小栗旬や山田孝之、桐谷健太など人気俳優が多数出演したことでも話題となった。監督は三池嵩史。
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トリック(TRICK)のネタバレ解説・考察まとめ
『TRICK』とは、テレビ朝日系列で放送されたミステリードラマ。2000年にシーズン1、2002年にシーズン2、2003年にシーズン3が制作・放送された。シーズン1と2は深夜帯の放送にも関わらず人気は絶大で、テレビドラマの放送が終わった後もスペシャルドラマや劇場版が制作され、実に14年も続いた。マジシャンと物理学者の男女バディが、インチキ霊能力者のトリックを暴き、事件を解決に導くストーリー。ゆるくコミカルな場面とシリアスな展開のギャップが魅力的なドラマである。
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祈りのカルテ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『祈りのカルテ』とは、 2018年に刊行された知念実希人の医療ミステリ小説原作で、2022年に放送されたドラマ作品である。研修医の諏訪野良太(すわのりょうた)は医者としてはひよっこだが、顔色を伺うことが抜群にうまい。問題を抱えた患者達に向き合い、心の謎を解き明かしていく。医者として成長していく姿や、カルテを見て患者の問題を暴いていくミステリー要素、コミカルな演技などがみどころの一つとなっている。
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ひるなかの流星(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ひるなかの流星』とは「やまもり美香」による漫画作品。 2017年には、永野芽郁・三浦翔平・白濱亜嵐らによって実写映画化された。 主人公の与謝野すずめは、転校先の担任である獅子尾五月と関わっていくうちに、獅子尾に惹かれるようになる。 一方で、転校先のクラスメイトであり、すずめの初めての友達である馬村大輝はすずめに惹かれるようになる。 かわいいイラストで甘酸っぱい三角関係が描かれている。
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SCOOP!(スクープ)のネタバレ解説・考察まとめ
2016年公開。監督・大根仁、主演・福山雅治の映画。以前は写真週刊誌SCOOP!のエースカメラマンとして数々のスクープ写真を撮っていた都城静だったが、今はうらぶれたフリーランスのパパラッチとして生活していた。静はSCOOP!編集部へ移動してきた新人記者・行川野火と組む事になる。最初は衝突しあうも数々のスクープを撮り二人は次第に惹かれあうが、静にかかってきた1本の電話が悲劇をもたらす事となる。
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ガリレオ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。
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離婚しようよ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『離婚しようよ』とは、TBS制作によるNetflixシリーズのドラマ。2023年6月22日から配信を開始。脚本は宮藤官九郎と大石静、主演は松坂桃李が務める。タイトルは吉田拓郎から許可を取り、楽曲「結婚しようよ」から着想を得た。結婚5年目にして夫婦仲が冷め切っていながらも、おしどり夫婦を演じている三世議員の東海林大志と、その妻で女優の黒澤ゆいが、周囲から反対されながらも離婚という目標に向かって共闘する姿を描くホームコメディ。
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CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『CHEAT チート 〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜』とは、日本テレビ系列で放送された"詐欺師たちを騙し返す"集団を描いたエンターテインメントドラマである。原作が無いオリジナルドラマとして読売テレビにより制作され、2019年10月から放送された。人の心を見抜き人を騙すことに天才的な才能をもつ主人公・沙希が、詐欺師を騙すスペシャリスト集団チートのメンバーとなり詐欺師達を懲らしめてゆく。主人公を本田翼が、チートを束ねるリーダー的存在の刑事を風間俊介が演じ話題となった。
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地獄の花園(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『地獄の花園』とは、監督は関和亮、脚本はバカリズムが担当して2021年に公開された日本映画である。三富士株式会社に勤める田中直子は、同僚のOLと恋バナやコスメの話題で盛り上がるごく普通のOLである。しかし途中入社してきた北条蘭の登場によって直子はヤンキーOL同士の派閥争いに巻き込まれていき、さらには直子自身の秘密も暴かれていく。この物語は「普通のOLになりたい」と切実に願う直子が、ヤンキーOLたちの熱い闘いにより不本意ながらも本来の姿を取り戻していく、アクション・コメディ映画となっている。
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目次 - Contents
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の概要
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のあらすじ・ストーリー
- 余命1ヶ月
- “SUNNY”の本格的捜索が始動する
- 理想と現実
- 芹香の死
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』登場人物・キャラクター
- 90sの“SUNNY”のメンバー
- 阿部奈美(あべ なみ/演:広瀬すず)
- 伊藤芹香(いとう せりか/演:山本舞香)
- 裕子(ゆうこ/演:野田美桜)
- 井口心(いぐち しん/演:田辺桃子)
- 林梅(はやし うめ/演:富田望生)
- 奈々(なな/演:池田エライザ)
- 2018年の“SUNNY”のメンバー
- 阿部奈美(あべ なみ/演:篠原涼子)
- 伊藤芹香(いとう せりか/演:板谷由夏)
- 宮崎裕子(みやざき ゆうこ/演:小池栄子)
- 井口心(いぐち しん/演:ともさかりえ)
- 林梅(はやし うめ/演:渡辺直美)
- 奈々(なな/演:池田エライザ)
- 奈美の家族
- 奈美の母親(演:キムラ緑子)
- 奈美の父親(演:橋本じゅん)
- 奈美の祖母(演:三田和代)
- 奈美の兄(演:坂口涼太郎)
- 奈美の娘 阿部繭(あべ まゆ/演:松本穂香)
- 奈美の夫(演:岡部たかし)
- その他
- 藤井渉(ふじい わたる/演:三浦春馬)
- 2018年の藤井渉(ふじい わたる/演:橋爪淳)
- 鰤谷美礼(ぶりたに みれい/演:小野花梨)
- 中川(なかがわ/演:リリー・フランキー)
- 奈美たちの担任の先生(演:高田聖子)
- 裕子の夫 宮崎(みやざき/演:宮崎吐夢)
- 奈々の継母(演:宮下今日子)
- 屋台のオヤジ(演:不破万作)
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の用語
- コギャルの必須アイテム「ルーズソックス」
- 人気雑誌『egg』
- コギャル6人組グループ“SUNNY”
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 2018年の芹香「おい、転校生!」
- 高校生の奈美 「口の中に手突っ込んで、奥歯ガタガタいわすぞコラァ!それとも耳の穴にストロー突っ込んで、脳みそちゅーちゅー吸うたろかー!!」
- 大人になった裕子の夫が出会い系で知り合った女子高生と浮気をした事が発覚し、復讐をする“SUNNY”の大人メンバー
- 90年代に社会の中心にいたコギャルたちが楽しそうに過ごす姿
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 当初の2018年芹香役は真木よう子
- 本当に池田エライザなのか謎が残る2018年の奈々役
- 『SUNNY 強い気持ち・強い愛』主題歌・挿入歌
- 挿入歌:安室奈美恵 「SWEET 19 BLUES」
- 挿入歌:久保田利伸 「LA・LA・LA LOVE SONG with NAOMI CAMPBELL」
- 挿入歌:JUDY AND MARY 「そばかす」
- 挿入歌:hitomi 「CANDY GIRL」
- 挿入歌:TRF 「survival dAnce~no no cry more~」
- 挿入歌:安室奈美恵 「Don’t wanna cry」
- 挿入歌:Chara 「やさしい気持ち」
- 挿入歌:PUFFY 「これが私の生きる道」
- 挿入歌:小沢健二 「強い気持ち・強い愛」
- 挿入歌:森田童子 「僕たちの失敗」
- 挿入歌:TRF 「EZ DO DANCE」