「くっそ、ふぁっく!」ヘンテコ日本語満載の萌えアニメ「せんぱいクラブ」!
スウェーデンの男女二人組で活動しているサークルmakebabi.esで制作された
日本の萌えアニメをリスペクトしまくりな同人アニメ『SENPAICLUB(せんぱいクラブ)』についてご紹介しちゃいます!
主人公・ど麺罪木が高校の入学式の朝遅刻しそうになり、トーストを咥えたまま走っていたら
美少年にぶつかってしまうという古典的ラブコメ風な始まり方をする本作。罪木は全力疾走もむなしく結局遅刻してしまい、
担任の女性教師『せんせい先生(?)』に「お前!ホントにおそいよ!なにするの、バカですか!?」と叱られてしまいます。
落ち込む罪木は(恐らく昼休みか放課後に)朝ぶつかった美少年が会議室のような部屋に入っていくのを見かけ
思わず付いて行ってしまい…そこで異様に顎のとがった男子生徒(一人は女子生徒)たちに「せんぱいクラブにようこそ」と
歓迎を受けるのですが…
可愛い女子キャラとアゴが鋭利すぎる男子キャラ、そしてヘンテコ日本語
ピンク髪のドジっ子主人公、遅刻しそうになりトーストを咥えたまま登校、角でイケメン(?)とぶつかるなど
要所要所に日本の萌えアニメや少女漫画のテイストが織り込まれています。
当作品の特徴は、女子は(せんぱいクラブの生徒を除き)萌えキャラ風な画風、先輩男子達は顎が
とがっていたり指の長さが同じだったりと恐らくワザとやっているものと思われますが凄まじい作画崩壊ぶり…。
何処かカルト的人気を博した同人BLゲーム『ハンサム学園』を彷彿とさせます。
そして先述の『せんせい先生』の台詞にも見られるようなちょっとおかしな言い回しの日本語ゼリフはGoogle翻訳のような違和感が却って味になっています。
謎の部活『せんぱいクラブ』って何?
ど麺罪木が足を踏み入れてしまったせんぱいクラブ、とは…
ヒーロー先輩・ボウルカット先輩・ロックンロール先輩・
お嬢様先輩・番長先輩など、先輩による、先輩の為の部活動。1話によれば過去に後輩に敬われなかった
先輩が立ち上げたクラブらしいが、活動内容についてはよくわからない。
ど麺罪木が新入生と分かるや否や摘み出されてしまっていることから
先輩以外は入室すら許されない部活であるらしい…
女性教師に恋する変態?女子
昼休みに教室でお弁当を食べていると
泣いているクラスメイトを見つけた罪木。話を訊いてみると、
黒川文子という珍しく普通の名前の女子はどうやら担任女教師に恋してしまったらしい。
罪木は告白のお手伝いをすることにしたのですが…
想いが暴走してしまった黒川さんは先生の胸にタッチ(笑)もはやただの痴女です…。
黒川さんは最近のちょっとエッチな深夜アニメにも良く見られる感じのキャラクターですね。
昭和アニメのテイストも取り入れてます
最新の第3話では昭和風のちょっとレトロな作風となっていて、連絡手段も
携帯ではなくダイヤル式電話になっていたり、ファッションも女子制服のスカートが
ヒザ下になっていたり罪木の私服がダボッとしたトレーナーにジャンパースカートを重ねたような
ものになっています。新旧あわせてしっかり日本のアニメを研究した上で制作されているというのが良く分かります。
おわりに
現在amazonでDVDが発売されており、youtubeでEP3-2まで公開されているせんぱいクラブ。
正しいようでどこかズレてる?外国製の萌えアニメを是非一度ご覧あれ!