怪物の木こり(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『怪物の木こり』とは、倉井眉介によるスリラー小説であり、またそれを原作とした三池崇史監督による実写映画作品である。
怪物の仮面を被った男が斧で頭を割り、脳を奪い去るという猟奇連続殺人事件が発生する。そしてその男の次の標的に選ばれたのが弁護士の二宮彰だったが、二宮は冷血なサイコパスだった。次第に脳泥棒の目的と二宮の過去が明らかになっていく。脳泥棒とサイコパスという2人の直接対決が見所の作品。
二宮のジョギング中にすれ違った子供。父親と一緒に歩いていた。
二宮の父親(演:斉藤達矢)
二宮の父。児童養護施設から二宮を引き取り、妻と共に育てた。
二宮の母親(演:河北茉子)
二宮の母。児童養護施設から二宮を引き取り、夫と共に育てた。
剣持の父親(演:武田祐一)
剣持の父。児童養護施設から剣持を引き取り、妻と共に育てた。
剣持の母親(演:平川はる香)
剣持の母。児童養護施設から剣持を引き取り、夫と共に育てた。
『怪物の木こり』の用語
脳チップ
二宮が幼い頃に埋められていたチップ。東間夫妻が子供たちを誘拐し、無許可で脳にチップを埋め込む人体実験をしてサイコパスにさせた。怪物の仮面を被った男に負わせられた怪我がきっかけで脳チップが壊れ、二宮のサイコパス属性は薄れる。
怪物の仮面
絵本の『怪物の木こり』に登場する仮面。剣持はその仮面を被ったまま斧で頭を割り、脳みそだけを取り出すという猟奇的な殺人を繰り返していた。
東間事件
26年前に静岡県で発生した児童連続誘拐殺人事件。脳神経医師の東間翠と夫の和夫による人体実験で子供たちの脳にチップが入れられた。東間の住む洋館からは手術に耐えられなかった幼児15人の遺体が発見され、東間は逮捕された。二宮と剣持は東間事件の被害者である。
『怪物の木こり』
作中に登場する絵本。剣持はこの絵本に登場する怪物になりきって猟奇殺人を繰り返していた。
サイコパス
人格障害の一種。倫理観が無く、他者に対する思いやりや愛情が欠如している状態。二宮と杉谷、剣持などがサイコパスとして挙げられる。
『怪物の木こり』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
杉谷九朗「スマホが体に悪いって本当だね」
益子医師をスマートフォンで撲殺しようとする二宮と杉谷。杉谷は殴るのを躊躇した二宮に代わって、スマートフォンで益子医師を殴りながら「スマホが体に悪いって本当だね」と笑いながら呟く。人を殺すことに何のためらいも無い杉谷の異常性が伝わる。
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目次 - Contents
- 『怪物の木こり』の概要
- 『怪物の木こり』のあらすじ・ストーリー
- 東間事件
- サイコパスの弁護士
- 猟奇連続殺人
- 二宮と事件の繋がり
- サイコパス同士の対決
- 二宮の選択
- 『怪物の木こり』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 二宮彰(にのみやあきら/演:亀梨和也)
- 荷見映美(はすみえみ/演:吉岡里帆)
- 戸城嵐子(としろらんこ/演:菜々緒)
- 品川署の刑事たち
- 乾登人(いぬいのぼる/演:渋川清彦)
- 広瀬秀介(ひろせしゅうすけ/演:堀部圭亮)
- 管理官(演:伊勢佳世)
- 戸城の部下(演:安田龍生)
- 刑事1(演:榎木薗郁也)
- 刑事2(演:蔵原健)
- 刑事3(演:加藤琢未)
- 刑事4(演:長島竜也)
- 病院関係者
- 杉谷九朗(すぎたにくろう/演:染谷将太)
- 益子(ますこ/演:みのすけ)
- 矢部正嗣(やべまさつぐ/演:今井朋彦)
- 町医者(演:古山憲太郎)
- 看護師1(演:牧野莉佳)
- 看護師2(演:石井礼美)
- 東間事件の関係者
- 東間翠(とうまひすい/演:柚希礼音)
- 剣持武士(けんもちたけし/演:中村獅童)
- 東間和夫(とうまかずお/演:テイ龍進)
- 北島信三(きたじましんぞう/演:出合正幸)
- 猟奇連続殺人の被害者
- 石川真澄(いしかわますみ/演:葉丸あすか)
- 岩田三郎(いわたさぶろう/演:小川裕治)
- 満田義男(みつたよしお/演:吉田興平)
- 小林光彦(こばやしみつひこ/演:田邉健太)
- その他
- 剣持咲(けんもちさき/演:梅舟惟永)
- 渡辺伸夫(わたなべのぶお/演:小林勝也)
- 良子先生(よしこせんせい/演:安澤千草)
- 映美の父(演:木村靖司)
- 目撃者(演:森日菜美)
- 二宮の秘書(演:浅井映里香)
- 通行人の男(演:木原勝利)
- 通行人の子供(演:佐藤恋和)
- 二宮の父親(演:斉藤達矢)
- 二宮の母親(演:河北茉子)
- 剣持の父親(演:武田祐一)
- 剣持の母親(演:平川はる香)
- 『怪物の木こり』の用語
- 脳チップ
- 怪物の仮面
- 東間事件
- 『怪物の木こり』
- サイコパス
- 『怪物の木こり』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 杉谷九朗「スマホが体に悪いって本当だね」
- 脳チップの交換を拒んだ二宮
- 荷見を正当防衛に見せかける二宮
- 『怪物の木こり』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作との違いはラスト
- サイコパス監修を務めたのは脳科学者の中野信子
- 染谷将太の撮影日数は2日
- 『怪物の木こり』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:SEKAI NO OWARI「深海魚」