TOKYO MER(走る緊急救命室)のネタバレ解説・考察まとめ
『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。
『TOKYO MER』の概要
『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月4日から9月12日までTBS系で放送された本格救命医療テレビドラマ。主演は、事故に巻き込まれて命の危機に瀕する重篤患者を救うため、自らの命の危険を顧みずに危険な現場に飛び込んでいく勇猛果敢な救命救急医の主人公・喜多見幸太を演じる鈴木亮平。MERとは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称である。
東京都知事の号令で東京海浜病院内に新設された「TOKYO MER」という試験運用中の救命救急のプロフェッショナルチームが、東京都を舞台に最新の医療機器とオペ室を搭載した緊急車両(ERカー)で、重大事故・災害・事件の現場に駆けつけて負傷者に救命処置を施す。一人も死者を出さないことが、東京MERに課されたミッションであるというストーリー。現代的でありながら熱いヒューマンドラマで、命を巡る救命救急チームの闘いが描かれている。
大型バスの多重事故やトンネル崩落、大爆発事故、さらに長期間を費やして改造された最新鋭の機材とオペ室を備えるTOKYO MERの専用車両ERカーなど、破格のスケールで制作されたのも見どころである。
2021年、コロナ禍において献身的に新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者への感謝の意を込めて、人々に勇気を与えるというテーマが存在する。2023年にはテレビドラマ版の続編となる劇場版が公開予定となっている。
『TOKYO MER』のあらすじ・ストーリー
TOKYO MER発足
東京都知事の赤塚(あかつか)の号令で事故・災害・事件の現場へと向かって患者を救う「TOKYO MER」という救急医療チームが発足された。メンバーはチーフドクターの喜多見幸太(きたみこうた)、研修医の弦巻比奈(つるまきひな)、看護師の蔵前夏梅(くらまえなつめ)とベトナム人看護師のホアン、麻酔科医の冬木治郎(ふゆきじろう)、臨床工学技士の徳丸元一(とくまるもといち)、そして厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(おとわなお)の7人である。TOKYOMERの発足記念式典が開催され、赤塚は「試験運用が成功すれば東京に、全国に走る救命救急室が生まれる」と演説をし「死者ゼロ」という難題を掲げた。
バス事故の救急連絡を受けてERカーが早速現場へと向かう。喜多見は的確に指示を出しチームを動かしていく。しかし喜多見は消防庁レスキュー隊長・千住(せんじゅ)の忠告を無視して勝手にバスの中へ入り、トリアージや心肺停止の幼児を次々と救っていく。さらにトラック運転手の救出作業中に手術を始める有様である。それを見た比奈は喜多見のやり方に疑問を感じていた。
無事死者ゼロを達成したものの、喜多見の行動は問題視され、TOKYO MERは解体すべきと審査会が行われることになった。審査会当日、音羽は比奈に「トラック運転手を助けたことは問題だった」と証言させようとする。しかしそこにトラック運転手の娘がやってきて、道路に飛び出した小学生をよけたために事故が起こったことを聞かされる。するとそこに救急連絡が入り、審査会の途中にもかかわらず喜多見はガス処理場の事故現場に飛び出していってしまう。喜多見なしで審査会は進み、厚生労働省医政局の久我山(くがやま)はTOKYO MERの解体を訴える。厚生労働大臣の白金(しろかね)は赤塚になぜ喜多見を起用したのか責め始めると、赤塚は、喜多見はペンシルベニア州の銃乱射事件で両親を失い、「助けを求めている人の所に自ら向かう医師」であると明かす。
その時、喜多見が向かったガス処理場で大規模な崩落事故が起きたと連絡が入った。喜多見は現場であまりにも負傷者が多く茫然としていると、チームメンバーが駆け付けた。そして最終確認をしていたレスキュー隊員と連絡が取れないことが分かった。すると喜多見は千住や音羽の制止も聞かず「待っているだけでは助けられない命もありますから」と言って爆発が起こったばかりの建物へ勝手に入っていく。倒れていた根津(ねづ)に治療をするが、徐々にガス濃度が上がり喜多見の意識も朦朧となる。そこに音羽が助けに入り、2人で根津を救ったのだった。千住は喜多見を責め、音羽も喜多見の考え方を否定。千住は「最悪のチームだな」と言ったが、喜多見は「最高のチームの誕生ですね」と喜んだのであった。
比奈の葛藤
工事現場で鉄骨落下事故が発生し、TOKYOMERのメンバーは現場へと向かう。対策室長の駒場(こまば)は救助活動が終わるまで医師に待機を命じた。しかし喜多見は危険な状況にもかまわずトリアージを開始。そんな中、比奈は女子高生の足がチアノーゼを起こしていることに気付くが、比奈はその場での処置ではなく病院へ急ぐことを選択してしまう。その様子を見た喜多見が横から割って入ってすぐにERカーで処置を始める。比奈は自分の判断が間違っていたことを思い詰める。比奈は高輪(たかなわ)に、なぜ自分がMERに選ばれたのか相談すると喜多見が直接比奈を指名していたことが判明する。
後日ニュースで比奈が医療ミスをしたと報道され、医療安全委員会が開かれることになる。そこで高輪は比奈ではなく、研修医に重い責任を背負わせすぎている喜多見の責任を問い始めた。その委員会の直後、神社で爆発事故が発生した。MERは現場に急行し、大量の患者のトリアージを喜多見と音羽が行い、比奈は後方支援に徹していた。
喜多見は比奈にもトリアージを指示するが、比奈はミスを恐れて断ってしまう。やがて比奈は、1人の女性の臓器の損傷に気づく。すぐに手術が必要な中、喜多見も音羽も手が離せず喜多見は比奈に手術するよう指示した。比奈は夏梅のサポートで腸間膜の血流を遮断するが出血は止まらず、血圧は下がる一方。他の出血箇所を探すが、なかなか見つけられない。そこへ喜多見と音羽が現れ、あっという間に正確な出血箇所を見つけ手術は成功。比奈はまたミスをするところだったと落ち込んだが、喜多見は途中まで比奈が対応したから救えたのだと言ったのであった。
その日の夜、喜多見は比奈を採用した理由を語る。「比奈先生、履歴書に書いてたでしょ。医者になった理由。『人の命を守りたいから』って。だから選びました。当たり前のことなんですけど、意外と少ないと思うんですよね。ただ純粋に人の命を救いたいという医者は」と履歴書のシンプルな志望動機だったからであった。
人質事件
荒川区の飲食店で立てこもり事件が発生し、拳銃で撃たれた負傷者も十数名いる様子。MERは現場に急行した。喜多見は特殊部隊SITの制止を振り切り、患者たちのトリアージを始める。立てこもり犯の品川の元妻・香織を重傷と判断し、急いでERカーで手術を始める。
品川は銃を乱発し、香織を求めて娘の日葵(ひまり)を人質にとっていた。意識を取り戻した香織は日葵が重度の糖尿病で、早くブドウ糖を投与しないと命が危ないと訴えた。喜多見は香織を早く病院に搬送しないと危険と判断する。喜多見は日葵の処置のために、自分を行かせてほしいと交渉すると、品川は「女だ、看護師1人だ」と言う。そこで夏梅は自分が行くと名乗り出た。警察は猛反対したが、赤塚が喜多見の指示に従うよう警察を説得した。救出のチャンスになった時はマイクを1回、命の危険が迫ったら2回マイクを叩く約束で、夏梅は日葵の元に向かう。
品川に脅されながら日葵の処置をした夏梅だが、日葵はアナフィラキシーショックを起こしていると気付く。窓から夏梅は日葵の状況を伝え、アドレナリンを持ってくるよう懇願する。そして香織の部屋にある薬を品川に探させた。その隙に夏梅がマイクを1回ぶつけSITが突入。日葵は無事救出できたが、SITの中野が夏梅をかばい鎖骨を撃たれてしまう。夏梅はまた人質になったが、喜多見は中野を救おうとする。警察はまた反対したが、赤塚が「喜多見を信じてほしい、 警察官は死んでもいいのですか?」と訴え、MERとSITが合同で中野を救いに向かうことになる。
SITに守られながら喜多見たちは中野を助け手術を始める。その間品川はERカーに発砲を続けたが、SIT隊員が守り抜く。マイクの音が2回聞こえたので、SITは中に突入。夏梅は無事に助け出されたが、腹部を撃たれていた品川が重傷を負っており、夏梅は品川の処置をした。
死者はゼロで事件は無事解決。SITのメンバーは夏梅やMERメンバーに敬礼し、夏梅や喜多見も敬礼を返した。
トンネル崩落事故
喜多見は妹の涼香(すずか)に呼ばれてレストランに来た。するとそこには高輪もいた。そのとき高輪の患者・汐里の移植する心臓が見つかったと連絡が入り、喜多見が運転して2人は急いで病院に向かった。
稲城市のトンネルで崩落事故が発生し、MERが出動する。移植の準備をする中、トンネルの事故に移植する心臓が巻き込まれてしまったことが判明。心臓を運んでいた医師・希望(のぞみ)は車の中でトンネル崩落に遭っていたのであった。汐里の心臓がトンネルの中にあることが分かり、喜多見や千住はトンネルに向かう。その頃高輪は移植の準備を進めていて、心臓が届かないことに気付く。人工心肺の時間ギリギリまで待つことにしたが、汐里の体には負担がかかっていた。
一方、駒場は二次災害のリスクが高いと、トンネルに入ることを反対する。しかし希望と連絡がつき、心臓を届けてほしいという彼女の願いを聞いた千住は、「助けを待っている人がいるなら行きます」と宣言。それを聞いた駒場は許可を出す。喜多見はまず心臓を確保し、音羽に託した。心臓を確認後、比奈と徳丸がバイクで病院に向かった。音羽は高輪に心臓を運んだと連絡したが、既に高輪は心臓を閉じようとしていた。高輪はリスク承知で移植を続けることを決意。そして喜多見と夏梅は希望を救い出す。無事瓦礫の中から希望を助け出したものの、希望の心臓は止まり移植をした汐里の心臓もなかなか動き出さない。
高輪は汐里の心臓、喜多見は希望の心臓が動くことを願い必死に声をかけると双方の心臓は動きだし、無事このトンネル崩落事故は死者ゼロで救うことができたのであった。
エレベーター事故
音羽は官僚と医者という立場に挟まれ、改めて上司の久我山(くがやま)や厚生労働大臣の白金(しろかね)からMERを潰すよう指示をされる。そんな時、病院に保育士として来ていた涼香は、たまたま体調の悪そうな妊婦・彩乃を発見。車椅子に乗せ、エレベーターに乗り込む。その時エレベーターに乗っていたのは、音羽と大物政治家の天沼(あまぬま)。天沼はマスコミからの雲隠れのために仮病で入院をしていたのであった。音羽は涼香が喜多見の妹であることを見抜く。
そのとき突然、エレベーターが急停止。しかも妊婦の彩乃の容態がすぐれない。MERが早速出動する。地下で火災が発生しエレベーターに煙が充満し、全員が苦しむ中、天沼は自分の立場を主張し自分を先に救出しろと命じる。MERにも天沼を優先するよう指示が入るが、彩乃の容体が急変する。
千住がエレベーターの上から酸素や彩乃と天沼のカルテ、さらにMERとのイヤホンマイクを届ける。彩乃は破水し、赤ちゃんに血液が行かないため10分以内に死んでしまうという危険な状態に陥った。喜多見はすぐに自分がエレベーターに入り、そこで帝王切開をすると言い出した。白金はまだ天沼を優先するよう言う。しかし音羽は天沼を後回しにし彩乃のオペが先だと判断をした。音羽は手術を開始。涼香は自分の酸素マスクを代わりに音羽につけるが、涼香は意識を失ってしまう。音羽も意識が混濁してきたそのとき、喜多見がエレベーターの上から現れた。すぐに酸素マスクを音羽につけ、手術を再開。赤ちゃんの心臓も動き、母子ともに助けることができた。
赤塚は「あとは私の仕事」と言い、会見を開くと天沼が妊婦の治療を優先させたヒーローだと伝え、天沼は白金にしばらくMERの妨害を控えるよう指示したのであった。
ハチの襲撃
MERの活躍に白金が腹を立てている中、MERに小学生18人が山中で突如として失踪したという連絡が入る。急いで現場に向かった喜多見たちは、子供たちがバラバラに分かれていることからMERもバラバラになって山の中に捜索に向かうことにした。音羽とミン、比奈と夏梅と徳丸、喜多見と冬木の3グループに分かれて捜索にあたった。
比奈たちのチームは右緊張性気胸の児童を発見し、比奈はその場でオペをする。喜多見のチームは児童11名を発見し、熱中症と脱水の児童たちの対応をしていた。しかし途中で点滴が足りなくなりピンチになる。物資不足で何もできなくなるかと思われたそのとき、上空からドローンで点滴が運ばれてきた。徳丸が機転を利かせて運んでくれたのであった。
ミンと音羽はスズメバチに遭遇。児童が山道を外れたのはスズメバチが原因だと分かり、まだ発見されていない児童5人の捜索を開始する。するとそこに、冬木の息子の壮太が含まれていることが分かった。冬木は壮太に自分がMERの副チーフだと嘘をついたことを打ち明けた。
実は冬木は1年前から家族と別居状態で、壮太ともたまにしか会えていなかったが、見栄を張ってしまったと喜多見に話す。冬木と壮太は過去にハチに刺されており、次に刺された場合は重篤率が格段に上がる蜂毒アレルギーである。冬木は壮太に再びハチに刺されたら、「毒を絞り出すこと、水で洗うこと」を教えていた。
MERは水辺を周辺に残る児童を捜索し、壮太以外の4人は無事見つかり保護された。しかし壮太は骨折した友人のために添え木を探しに行っており行方不明。そして冬木が必死に探し、倒れている壮太を発見した。そこにまたスズメバチが襲来し、冬木が刺されその場で意識を失ってしまう。そこに喜多見がやってきて、冬木に薬を打って壮太をERカーへ。
喜多見が1人で壮太の手術を行おうとした時、冬木も痛みを抱えながら手術室にやってきた。「オペ室の患者の命を守るのが、麻酔科医の仕事です。」と言い、さらに音羽たちも戻ってきて皆で手術をすると壮太は一命を取り留めた。
一方白金はMERのミスを待つのではなく、喜多見の空白の1年を徹底的に探ることに決めた。ERカーを洗う喜多見を、黒い車が見張るようになったのであった。
テロ事件
清掃会社から、外国人労働者が吐き気とめまいを訴えていると連絡が入る。最初は集団食中毒かと思われたが、なぜか現場には大量の警察官がいた。
その時白金と会っていた音羽は、白金から重要案件と聞かされて現場に向かう。喜多見たちはすぐに外国人の治療を始めたが、そこに現れたのは公安刑事の月島(つきしま)であった。月島はなぜか喜多見の名前を知っていて、外国人たちの身柄を拘束し始めた。喜多見は患者を渡すよう月島に訴えたが、許可できないと一点張り。重ねて爆発事故も起きてしまい、多数のけが人が出てしまった。
喜多見は紛争地域で働いた経験から、この爆発はテロリストによるTNT火薬を使ったものだと断定する。さらに外国人労働者は、地下に16人不法就労で働いている外国人がまだ閉じ込められていると訴えた。MERは月島たちの命令を無視して16人を助けに向かう。外国人労働者たちは捕まることを恐れ、物陰に隠れていたが、犯行予告であと数分で爆発が起きると言われ急いで救出した。最後の1人を見つけ、救出を終えかけるところで爆破予告まであと10秒。そのまま走って外に出たが、結局爆発は起きず全員無事。
事件は解決したように見えたが、月島は身代金目的ならもっと金持ちを狙うはずであるため目的は他にあると推測する。さらに調べると、外国人労働者1人の指の腹が切られていたことが分かった。この労働者は以前、テロリストから薬品庫にある有機リン系化合物を盗む取引を持ちかけられ断っていた。月島はこの事件が有機リン化合物を盗むためのものだったことを突き止めた。さらに月島は、喜多見とエリオット椿(つばき)という男の接触を確認したのであった。
停電事件
喜多見の元に、公安の高松が突然やってきた。駐車場で待っていたのは月島で、月島は世界的なテロ組織LP9の椿との関係を聞き出そうとした。喜多見が否定すると、その時八王子の病院で停電により全ての医療機器が停止するという出動要請が入った。
早速MERが出動する時、車内で音羽が喜多見の空白の1年を追及。「テロ組織に加担していたのでは?」と唐突に聞いてきた。しかし喜多見は赤塚の指示で、MERに正式な認可が下りるまではこのことは話さないと決めていた。はっきり答えなかった喜多見に対し、音羽は今後命令に従わない事を告げた。
病院では非常用電源も切れ、大パニックになっていた。ERカーのバッテリーで電力を供給したが、それも時間の問題で電力がなくなってしまう状態。レスキュー隊も病院に向かっていたが、新たな土砂崩れで発電機が運べない事態が発生。ERカーの電源も残り10分。喜多見は屋外にある発電機の復旧を始める。喜多見は修理をしながら、メンバーだけの無線で空白の1年を語り始めた。海外でテロリストの椿が病院に来て治療をした際、「椿はここにいない」と嘘をついた。それは患者を思っての行動であったが、テロリストの仲間だと疑われ逮捕された。そして家族や赤塚の助けで1年で出所し、MERに来たことを語った。
すると電力が復旧。しかし喜多見と連絡が取れなくなってしまう。その時喜多見は感電し、心停止で倒れていた。音羽たちは必死に蘇生し、何とか喜多見も息を吹き返した。
音羽は白金に、喜多見は空白の1年にデング熱にかかっていたと嘘の報告をするのであった。
大使館事件
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『99.9-刑事専門弁護士-』とは嵐の松本潤が主演のTBSのテレビドラマである。『SEASON I』に引き続き、続編として『SEASON II』が放送された。物語は「99.9%有罪でも0.1%に真実が隠れているかもしれない」という考えを持つ弁護士の深山大翔が、事件の検証や調査をして真実を追求する。松本潤の他に香川照之、榮倉奈々、木村文乃などの俳優がドラマ出演している。IとIIの放送が終わった後にSPドラマの制作や映画化もされている。
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大奥(2023年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『大奥』とはNHK総合の「ドラマ10」枠で放送された、よしながふみ原作のテレビドラマで、男女逆転した大奥を描く物語である。2023年1月10日から3月14日まで放送。2023年3月度のギャラクシー賞月間賞を受賞している。原作はよしながふみによる漫画『大奥』で、2004年から2021年まで白泉社『Melody』にて連載されていた。舞台は謎の疫病により男の数が激減した江戸時代の日本。世の権力が男から女へと移っていく様、女将軍と支える大奥の男たちの物語を描いている。
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俺物語!!(漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
原作・河原和音、作画・アルコによる少女漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画。2011年に『別冊マーガレットsister』に掲載された第1話が好評につき連載へ移行。その後『別冊マーガレット』にて2016年まで連載された。誰もが目を引く巨漢、剛田猛男とお菓子作りが大好きな女子高生大和凛子。痴漢から助けた出会いをきっかけに付き合い始めた二人の不器用ながら微笑ましい恋模様がコミカルに描かれる。
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海街diary(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「海街diary」とは、「そして父になる」「誰も知らない」などで国際的にも評価の高い是枝裕和監督により映画化、2015年6月に公開された。原作は吉田秋生による漫画作品である。鎌倉を舞台に、異母妹を迎え4人となった姉妹の、共同生活を通して家族としての絆を紡いでいく1年の物語。
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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
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仮面ライダーフォーゼ(Fourze)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。
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魔進戦隊キラメイジャー(Kiramager)のネタバレ解説・考察まとめ
『魔進戦隊キラメイジャー』とは、東映制作のスーパー戦隊シリーズ第44作品目の特撮ドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーロー名である。2020年3月から2021年2月に放送された。 モチーフは「乗り物」と「宝石」であり、キャッチコピーは「キラメこうぜ!!」 闇の帝国「ヨドンヘイム」に侵略された宝石の国「クリスタリア」の復興と、次の侵略対象となった地球を守るため、キラメイストーンに選ばれし5人の戦士が戦う物語である。
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コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。
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天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。
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ラスト・シンデレラ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラスト・シンデレラ』とは2013年4月に22時からフジテレビで放送されたドラマ。脚本を中谷まゆみ、主演を篠原涼子が務めている。彼氏いない歴10年の39歳独身・遠山桜は自分のことに無頓着なおやじ女子だった。そんな彼女の人生は、佐伯広斗との出会いをきっかけに変化し、恋に落ちていく。不器用な桜と肉食系男子の広斗の恋愛や、彼女を取り巻く人々の人間関係を明るく描いており、気軽にみられる大人なラブコメディーである。
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DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
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離婚しようよ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『離婚しようよ』とは、TBS制作によるNetflixシリーズのドラマ。2023年6月22日から配信を開始。脚本は宮藤官九郎と大石静、主演は松坂桃李が務める。タイトルは吉田拓郎から許可を取り、楽曲「結婚しようよ」から着想を得た。結婚5年目にして夫婦仲が冷め切っていながらも、おしどり夫婦を演じている三世議員の東海林大志と、その妻で女優の黒澤ゆいが、周囲から反対されながらも離婚という目標に向かって共闘する姿を描くホームコメディ。
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エルピス —希望、あるいは災い—(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『エルピス —希望、あるいは災い—』とは、主人公である女子アナウンサーの浅川恵那とディレクターの岸本拓朗が、冤罪の証拠を探すドラマである。経済界の大物の策略で死刑囚となった男の冤罪を希望を見出しながら立証していくのだ。圧力に屈したくない拓郎と、自分の地位を守りたい恵那の葛藤も描いていて、災いや希望が渦巻く中で懸命に生きていくヒューマンストーリー。平均視聴率は6.3%で、最終回は5.5%である。
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地獄の花園(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『地獄の花園』とは、監督は関和亮、脚本はバカリズムが担当して2021年に公開された日本映画である。三富士株式会社に勤める田中直子は、同僚のOLと恋バナやコスメの話題で盛り上がるごく普通のOLである。しかし途中入社してきた北条蘭の登場によって直子はヤンキーOL同士の派閥争いに巻き込まれていき、さらには直子自身の秘密も暴かれていく。この物語は「普通のOLになりたい」と切実に願う直子が、ヤンキーOLたちの熱い闘いにより不本意ながらも本来の姿を取り戻していく、アクション・コメディ映画となっている。
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カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
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目次 - Contents
- 『TOKYO MER』の概要
- 『TOKYO MER』のあらすじ・ストーリー
- TOKYO MER発足
- 比奈の葛藤
- 人質事件
- トンネル崩落事故
- エレベーター事故
- ハチの襲撃
- テロ事件
- 停電事件
- 大使館事件
- 涼香の死
- 最後の出動
- 『TOKYO MER』の登場人物・キャラクター
- TOKYO MER
- 喜多見幸太(きたみ こうた/演:鈴木亮平)
- 音羽尚(おとわ なお/演:賀来賢人)
- 弦巻比奈(つるまき ひな/演:中条あやみ)
- 蔵前夏梅(くらまえ なつめ/演:菜々緒)
- 冬木治朗(ふゆき じろう/演:小手伸也)
- 徳丸元一(とくまる もといち/演:佐野勇斗)
- ホアン・ラン・ミン(演:フォンチー)
- 東京都
- 赤塚梓(あかつか あずさ/演:石田ゆり子)
- 駒場卓(こまば すぐる/演:橋本さとし)
- 清川標(きよかわ こずえ/演:工藤美桜)
- 目黒大知(めぐろ だいち/演:猪塚健太)
- 入谷洸平(いりや こうへい/演:正木航平)
- 東京消防庁
- 千住幹生(せんじゅ みきお/演:要潤)
- 厚生労働省
- 白金眞理子(しろかね まりこ/演:渡辺真起子)
- 久我山秋晴(くがやま しゅうせい/演:鶴見辰吾)
- 与党・民自党
- 天沼夕源(あまぬま ゆうげん/演:桂文珍)
- 警視庁
- 月島しずか(つきしま しずか/演:稲森いずみ)
- 高松(たかまつ/演:馬場徹)
- 東京海浜病院
- 高輪千晶(たかなわ ちあき/演:仲里依紗)
- 深沢陽斗(ふかさわ はると/演:佐藤寛太)
- 喜多見涼香(きたみ すずか/演 :佐藤栞里)
- Lasting Peace 9
- エリオット椿(エリオット つばき/演:城田優)
- 『TOKYO MER』の用語
- MER
- T01(ティーオーワン)
- T03(ティーオースリー)
- 『TOKYO MER』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 喜多見「待っているだけでは助けられない命もありますから」
- 冬木「オペ室の患者の命を守るのが、麻酔科医の仕事です」
- 喜多見「比奈先生、履歴書に書いてたでしょ。医者になった理由。『人の命を守りたいから』って。だから選びました。当たり前のことなんですけど、意外と少ないと思うんですよね。ただ純粋に人の命を救いたいという医者は」
- 『TOKYO MER』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- キャラクターの苗字には東京都の地名が用いられている
- 大掛かりなスケール
- コロナと戦う医療従事者に捧げられたドラマ
- 『TOKYO MER』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):GReeeeN「アカリ」