ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッシュアップライフ』とは、2023年1月に日本テレビで放送されたタイムリープ系ヒューマンコメディドラマである。脚本はバカリズム。主演は安藤サクラで、夏帆や木南晴夏などが出演する。市役所に勤務する近藤麻美は、ある時交通事故に遭って、33歳で亡くなってしまう。しかし死後の世界の受付で、来世でオオアリクイへの転生を告げられた麻美は徳を積んで再び人間に生まれ変わるために、赤ん坊から人生をやり直すこととなる。本作はザテレビジョンドラマアカデミー賞などで、多数の賞を受賞し高く評価された。
『ブラッシュアップライフ』の概要
『ブラッシュアップライフ』とは、2023年1月8日から3月12日まで、日本テレビ系の日曜ドラマ枠で放送されたタイプリープ系ヒューマンコメディドラマである。脚本はお笑い芸人のバカリズムが担当する。主演は安藤サクラで、その他夏帆や木南晴夏などが出演する。交通事故で亡くなった女性が、来世で人間に転生するために再び人生をやり直す物語で、飽きさせないストーリー展開や会話劇、個性的なキャラクターなどが見どころである。本作は第39回ATP賞テレビグランプリや東京ドラマアウォードなどで賞を受賞した他、アジアテレビジョンアワード2023で最優秀脚本賞を受賞するなど、国内外で高く評価された。
地元の市役所で働く近藤麻美(こんどうあさみ)は、33歳の独身で、実家で家族と4人で暮らす平凡な人生を送っていた。しかしある日、いつものように仕事を終えて幼馴染の友人たちと遊んだ麻美は、その帰りに突然トラックにはねられて亡くなってしまう。だが麻美が目を覚ますと、そこは死後の世界にある受付の前だった。そして受付の案内人に「来世ではグアテマラ南東部のオオアリクイ」と言われた麻美はショックを受ける。しかしもう1度人生をやり直して徳を積めば、来世でも人間に生まれ変わることができると言われた麻美は、人生2周目を始める決意をするのだった。
『ブラッシュアップライフ』のあらすじ・ストーリー
人生をやり直す麻美
地元の市役所に勤めている近藤麻美(こんどうあさみ)は33歳の独身で、実家で両親と妹と麻美の4人暮らしというごくごく平凡な人生を歩んでいた。
ある日、麻美はいつものように市民に怒られてばかりの市役所業務を終え、幼馴染で親友の門倉夏希(かどくらなつき)と米川美穂(よねかわみほ)とご飯やカラオケに行って楽しいひと時を過ごす。このまま平凡な人生が続くと思っていた麻美だが、夏希や美穂と別れた直後、落ちたゴミを拾おうとして道路に飛び出してトラックにはねられて亡くなってしまう。麻美が目を覚ますと、そこには何もない真っ白な死後の世界が広がっており、近くに案内所があった。案内人に来世への扉に入るよう指示された麻美だが、来世がグアテマラ南東部のオオアリクイだと聞かされて戸惑う。しかし再び自分に生まれ変わって人生をやり直し、必要な徳を積むことができれば、来世も人間に生まれ変われるという。そこで麻美は多くの徳を積むことを目標に、人生をやり直す決意をするのだった。
麻美の人生2周目がスタート
2周目の人生をスタートさせ、赤ん坊からやり直すことになった麻美だが、いきなり喋ると両親に引かれてしまうため大人しく過ごす。そして無事保育園に入園して日々を過ごす中、友だちの森山玲奈(もりやまれな)の父親と幼稚園の先生が親しいことに気づく。実は1周目の人生で、先生と玲奈の父が不倫して離婚し、先生はクビになって玲奈は引っ越すことになってしまったのだ。そこで麻美は徳を積むために、先生と玲奈の父親の不倫を阻止することを決意し、2人が親密になるのを妨害する。しかし麻美の努力も空しく、玲奈の父は連絡先を先生に渡してしまった。そのため麻美は、先生が渡された連絡先のメモを「いつもお世話になっております。今後も玲奈をよろしくお願いします」と書き換え、玲奈の父にも電話ボックスからポケベルで「フリンシタラバラス」とメッセージを送る。これにより玲奈の父は先生に関わることはなくなり、麻美は徳を積んだのだった。
それから麻美は小学校に入学し、夏希や美穂と予定通り仲良くなる。さらに麻美が両親の離婚を阻止した玲奈も、同じ小学校へ入学することになった。そして中学校生活も無事に終え、高校では1周目と同じく女子高を選び、大学も同じ大学を選んだ。ただし今回は難易度の高い6年制の薬学部を選択し、卒業後は薬剤師となった。
そんなある日、麻美は電車の中で中学時代の教師である三田哲夫(みたてつお)が痴漢に疑われ、駅員に連れていかれる場面に遭遇する。1周目では三田はそのまま中学教師を辞めることになってしまった。しかし三田が痴漢していないのを見ていた麻美は彼を庇い、撮影していた動画を駅員に見せる。すると痴漢の犯人が、市役所時代の上司であることが判明する。これにより三田は痴漢の疑いが晴れ、真犯人が捕まったのだった。
1周目ではこの頃から祖父が体調を崩し、亡くなってしまった。そのため麻美は、祖父と少しでも一緒の時間を過ごそうと頻繁に会いにいく。しかし麻美が祖父の薬を確認してみると、薬の飲み合わせが悪いことが判明する。麻美はそのことを薬局に知らせ、正しい薬を処方してもらったことにより、祖父の体調が回復した。1周目で1番のファインプレーとなり、麻美は喜んだ。
それから麻美が事故で亡くなった日がやってきて、1周目と同じく美穂や夏希と食事に出かけて楽しく過ごす。すると2周目で小学校の同級生になった玲奈が、店で彼女らに声をかけてくるという1周目ではなかった出来事が起こる。そして玲奈は交際中の彼氏の写真を見せてくれたが、そこに映っていたのは麻美と同じ薬局で働いている宮岡徹(みやおかとおる)だった。しかし宮岡が既婚者であることを知っている麻美は、反応に困ってしまい、玲奈と別れてカラオケに行った際にそのことを美穂たちに伝える。そして夏希の提案により、玲奈を呼び出して宮岡が既婚者であることを打ち明けることになった。それから麻美たちは玲奈が泣いて自分たちが慰めることを想定し、入念にシミュレーションを行う。ところがその後、麻美たちから宮岡が既婚者であることを聞いた玲奈は迷わず彼に電話をかけ、「てめぇ結婚してんじゃねぇか。今すぐ私の連絡先消せ」と怒鳴った。そんな潔い彼女の行動に、麻美たちは思わず拍手するのだった。
それから1周目で麻美が亡くなった日を超えて、1週間が経った。何事もなく日々を過ごしていた麻美だが、自転車で走行中に遭遇したドラマの撮影に見とれ、不注意でトラックにはねられて亡くなってしまう。またもや死後の世界の受付にやってきた麻美は来世がサバだと知って不満を抱き、再び人間に生まれ変わるために3周目の人生をスタートさせた。
そして2周目と同様に玲奈の父親と先生の不倫を阻止し、高校まで同じ人生を歩む。しかし大学では1周目と同じ文学部を選択した。そのため麻美は、1周目で付き合っていた元カレの田邊勝(たなべまさる)と同じ学部になる。しかし勝がパチンコにハマって麻美に借金して破局したという嫌な思い出があるため、彼と付き合う気はなかった。だが2周目で勝が年商10億円の実業家になっていたことが麻美の頭をよぎり、結局彼の告白を受け入れて付き合うことになった。そして麻美は勝に「パチンコはしない」と約束させ、年商10億のポテンシャルをダメにしてはいけないという一心で彼に尽くす。しかし結局勝からフラれてしまい、麻美は逃した魚の大きさから、1周目よりもショックを受けた。
大学卒業後、麻美は大量の徳が積めると期待してテレビ局に入社し、初めて東京で1人暮らしをすることになった。そんなある日、麻美は2周目で三田が痴漢に疑われて、彼の疑いを晴らした日が今日であることを思い出す。麻美は東京で仕事をしているため、三田を助けることを諦めようとする。だが彼が2周目で、最近結婚して妻のお腹に子供がいると話していたことを思い出して放っておけなくなり、仕事を何とか早く切り上げて地元に向かう。そして麻美は三田を駅で待ち伏せして一緒に電車に乗り、車両を移動させて彼を救ったのだった。
それから麻美は、人生をやり直す自分の実体験を題材にしたドラマ『ブラッシュアップライフ』を企画し、プロデューサーデビューを果たす。そんな中、2周目で玲奈と宮岡の不倫を阻止したことを思い出した麻美は、2人が出会うきっかけとなったレストランで張り込む。そして偶然を装って玲奈と再会し、食事をして宮岡との合流を阻止しようとするが、あえなく失敗してしまった。そのため麻美は、翌日出勤前の宮岡の元へ行って玲奈に手を出さないよう釘を刺し、「彼女を悲しませるようなことをしたら許さない」と脅したのだった。
記念すべき麻美のプロデューサーデビューのドラマ『ブラッシュアップライフ』1話の放送日、彼女はドラマを一緒に見ようと夏希と美穂を家に呼び、仕事から帰宅しようとしていた。ところがその途中で暴走したトラックに轢かれて、前回より早く亡くなってしまう。麻美は長い時間をかけて、ようやく完成したドラマを見ることができずに亡くなったことを心底悔やむ。さらに来世がムラサキウニだと聞いて愕然とし、4周目の人生をスタートさせた。
4周目では玲奈の父と先生の不倫を早く阻止するため、先生に直接「不倫はしないで」と訴え、2人が親しい関係になることを妨げる。そして小学生になると、将来を見据えてこれまで遊んでいた休憩時間を全て勉強に費やした。しかしこの代償として、仲良しだった夏希や美穂と少し距離ができてしまう。勉強に打ち込んだおかげで中学では学年1位を獲得したものの、夏希たちとは相変わらず、距離を縮められず学校を楽しめなかった。だがそんな時、これまで優等生で近寄り難かった宇野真里(うのまり)と仲良くなることができ、3年では真里に代わって生徒会長に就任した。高校では県内トップの進学校に行き、卒業後は国立大学の医学部に入学する。大学卒業後は医師免許を取得し、2年間の臨床研究を受けた後、大学院に進学して研究医を目指した。世の中で解明できていない現象を解明し、将来の医学に貢献して多くの命を救えれば、人間に生まれ変われると考えたからだ。
そんな中で麻美は今回も三田の痴漢冤罪を防ぐため動き出す。前回は三田の苦労話を聞かされて面倒だったことから、駅で偶然遭遇した中学の同級生・田上静香(たがみしずか)の離婚の相談を聞くふりをして彼を待ち伏せする。そして静香の相談に乗るという体で3人でカフェに立ち寄り、三田が乗る電車を1本遅らせることに成功した。さらに祖父の薬の間違いの指摘や、玲奈と宮岡の不倫の阻止という定期ミッションも行う。それから研究に没頭する日々を過ごした麻美は、これまでで1番長く生き続けて35歳となり、初めて妹の結婚も見届けることとなった。
新事実が発覚
ある日、真里と一緒にお茶をした麻美は、彼女に突然「何周目?」と聞かれて困惑する。実は真里も人生をやり直しており、現在5周目の人生を送っていた。これまで真里は何度か麻美にカマをかけて、人生をやり直しているかどうか確かめていたのだ。タイムリープが自分だけではないとホッとした麻美だが、真里が人生をやり直しているのは、来世で人間に生まれ変わるためだけではなく別の理由があった。元々真里は1周目の人生で、麻美と夏希と美穂と同じグループに所属しており、大人になっても4人で仲良く過ごしていた。しかしそんなある日、夏希と美穂が飛行機事故に遭い、亡くなってしまったのだ。スペースデブリという宇宙ゴミが飛行機に激突したことが原因だった。それから62歳で亡くなった真里は、2周目の人生をスタートさせ、夏希たちを救うと決意する。しかし2人を救えても他の乗客は死んでしまうため、真里はパイロットになって飛行機事故を阻止しようと考えた。だが結局何度も失敗してしまい、5周目まで成功させることができなかったのだ。それでも真里は「今回は成功させるから大丈夫だ」と麻美に話した。
ところがその後、真里がパイロットとして乗った飛行機が事故に遭ってしまい、真里と乗客だった夏希と美穂が亡くなってしまう。麻美は真里たちの葬式に参列し、静かに涙を流した。それから麻美が悲しみを紛らわすように研究に没頭していた頃、市役所時代の後輩である河口美奈子(かわぐちみなこ)と偶然遭遇する。そして美奈子が麻美と同じく、タイムリープして8周目の人生を歩んでいることが判明する。仲間を見つけて喜ぶ麻美だが、そんな矢先に、工事現場の横を通った際に落下してきた鉄骨が直撃して亡くなってしまう。麻美は来世は念願の人間に生まれ変われると聞いて喜ぶが、夏希と美穂を救うためにやり直すことを決意する。そして麻美は案内人に次が最後のチャンスと聞かされながら、5周目の人生をスタートさせるのだった。
夏希と美穂を救う麻美
小学校に入学した麻美は、6周目の人生を歩む真里と再会する。そして真里が5周目で事故を回避できなかったのは、彼女が副操縦士として先輩機長と組んだため、航路を変更できなかったことが原因であると判明する。そのため今度は自分が機長になれば問題ないと話す真里に対し、麻美は事故を確実に防ぐため、「私もパイロットになる」と語った。それから麻美は真里と一緒にパイロットになるため勉強し、健康でいるために体力作りも行う。だが、そのせいでやはり夏希や美穂とは距離ができてしまった。そして麻美は4周目と同じ高校大学に進学し、大学では工学部を専攻する。その間も真里とは定期的に勉強会を開き、大学2年になると航空学校の試験を受けた。麻美は真里と小学校の頃から試験対策を行ってきたため、無事に試験に合格し、2人で航空学校に入学する。航空学校卒業後は、真里と共に航空会社に就職し、順調にパイロットとして仕事をこなした。
運命のフライトが2ヶ月後に迫り、事故が発生する予定の937便のスケジュールも抑えた麻美と真里は食事に出かける。4周目ではそこで夏希と美穂に再会したが、距離ができていたため、断られることを恐れて「一緒に食事をしよう」と誘うことができなかった。しかし麻美たちが勇気を出して夏希たちを食事に誘うと、彼女たちは快く承諾してくれたため、久しぶりに4人での食事を楽しむことができた。
ところがその後、麻美が機長として乗るはずの937便に、先輩の中村真一(なかむらしんいち)が機長として入っていることが判明する。麻美は中村に代わってもらえないかと交渉するが、フライトの間隔が空きすぎて空港資格が失効することを理由に断られてしまう。どうしても937便に乗らなければならない麻美と真里は、強硬手段として中村が食中毒になって半日動けなくなるよう毒を盛ることを決意する。警察に逮捕されることも覚悟していた麻美だが、毒を盛る直前で美奈子と遭遇する。実は美奈子は機長として雑誌に載っている麻美を見て、航空会社に就職してCAになっていた。しかも美奈子は中村が937便に愛人を搭乗させていると知り、前世で市役所時代に彼に嫌な思いをさせられていたことから、仕返しとして匿名で中村の妻に愛人の件を密告していた。おかげで中村はフライトがキャンセルになり、麻美は機長として、真里は副操縦士として937便に搭乗できることとなった。こうして2人は悲願の航路変更を果たし、無事に事故を回避したのだった。
その後、麻美はパイロットを辞職し、地元に戻って市役所に再就職する。真里も辞職して地元の保育園で働くことになり、夏希や美穂も含めて4人で定期的にご飯を食べるようになった。それから4人は仲良しのまま何十年も生き続けて基本寿命を全うし、麻美は98歳で生涯に幕を閉じた。その後、妹夫婦が住んでいる麻美の実家の前で4羽の鳩が並び、家の様子を見守るのだった。
『ブラッシュアップライフ』の登場人物・キャラクター
仲良し3人組
近藤麻美(こんどうあさみ/演:安藤サクラ)
本作の主人公で、あだ名はあーちん。地元の北熊谷市役所に勤務する、ごく普通の独身女性で、両親と妹の4人で暮らしている。幼馴染の夏希や美穂と仲良しグループで、定期的に会って交流を深めている。ある日、ゴミを拾おうとして道路に飛び出し、33歳で亡くなってしまう。死後の世界の受付係に、来世はグアテマラ南東部のオオアリクイに転生すると告げられ、人間に生まれ変わるために大量の徳を積むことを目標に前世をやり直すことを決意する。2周目では薬剤師、3周目ではテレビ局のスタッフになって様々な徳を積んだが、いずれも人間に転生できなかった。4周目では研究医となり39歳で亡くなって来世は人間と告げられるが、飛行機事故で亡くなった真里と夏希と美穂を救うために5回目の人生をやり直す。そしてパイロットとなり、真里と共に飛行機を操縦して、事故を防ぐことに成功した。その後は地元に戻って再び市役所に勤務し、真里たち仲良し4人と共に天寿を全うして、98歳で生涯に幕を下ろした。
門倉夏希(かどくらなつき/演:夏帆)
麻美と美穂の親友で、小中学校の同級生である。あだ名はなっち。麻美が4周目以降で勉強に専念したことから距離ができてしまい、疎遠となってしまった。35歳で美穂と共に旅行に行って飛行機事故で死ぬ運命だったことから、真里が2人を救おうと人生をやり直してパイロットとなったが、救うことができなかった。しかし事情を知った麻美が5周目で真里と協力してパイロットとなり、飛行機事故を防ぐことに成功し、死ぬ運命を回避する。その後は麻美や美穂、真里の3人と定期的に交流しつつ、同じ老人ホームに入居して天寿を全うした。
米川美穂(よねかわみほ/演:木南晴夏)
麻美と夏希の親友で、小中学校の同級生である。あだ名はみーぽん。3人の中で唯一車の免許を持っているため、移動の際は必ず運転手を務めている。麻美の人生4周目以降は、勉強に専念した麻美と少し距離ができてしまい、夏希と2人で過ごすことが増える。そして夏希と旅行に行った際の飛行機で事故に遭い、35歳で亡くなる運命だった。そのため真里が人生をやり直してパイロットとなり、彼女らを救おうとしたが失敗してしまう。しかし事情を知った麻美が5周目で真里と協力してパイロットとなり、飛行機事故を防いで2人を救うことに成功した。その後は夏希と麻美と真里と定期的に交流し、同じ老人ホームに入居して天寿を全うした。
学生時代の麻美の関係者
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万引き家族(英題:Shoplifters)とは、2018年に公開された日本映画である。監督は『そして父になる』などで知られる是枝裕和。主演はリリー・フランキーと安藤サクラ。 第71回カンヌ国際映画祭において最高賞のパルム・ドールを獲得するなど、国内外で高い評価を受けた。 貧困のなか、万引きによって生計を立てながら身を寄せ合う家族6人の姿を描く。
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泣きたい私は猫をかぶる(泣き猫)のネタバレ解説・考察まとめ
『泣きたい私は猫をかぶる』とは、2020年6月18日16時からNetflixにて全世界に独占配信されている日本の長編アニメーション映画である。スタジオコロリドが制作を手掛けており、監督に佐藤順一と柴山智隆を迎え、岡田麿里が脚本を担当している。 猫に変身できるお面を所有する少女「ムゲ」と、彼女の思い人であり、素直になれない少年「日之出」との恋愛関係と其々の心情を描いている。少し切なくも暖かいストーリーと、ヨルシカの手掛けた主題歌が相まって、多くの人気を博している。
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サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。
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湯を沸かすほどの熱い愛(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『湯を沸かすほどの熱い愛』とは、2016年に公開された日本映画。「幸の湯」という銭湯を営む幸野家。しかし1年前に父が家を出て行ってしまい銭湯は休業状態。母の双葉はパートをしながら懸命に娘を育てていたが、ある日余命宣告を受ける。双葉はその日から、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行して行くが、それは家族の秘密を取り払うことでもあった。関わるすべての人の心を突き動かす強さと優しさを持つ主人公・双葉を宮沢りえが演じ、失踪した夫・一浩をオダギリジョーが演じる。第40回日本アカデミー賞受賞作品である。
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HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
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悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
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恋空(小説・漫画・映画・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『恋空』とは、美嘉のケータイ小説を映画化した恋愛映画である。女子高生の田原美嘉(たはらみか)が同じ学校に通う男子高生弘樹と出会い付き合うところからはじまるが、ある日美嘉はヒロに突然別れを告げられる。ヒロは末期ガンを患い別れを決意したのだが、それを知り美嘉は看病を続けるのだ。しかしふたりに別れがやってくる。この映画は痛いほど切ないのに、どこか温かいラブストーリーとなっている。映画は2007年11月3日に公開され、監督は今井夏木、主演は新垣結衣と三浦春馬が務めた。
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HITOSI MATUMOTO VISUALBUM(ビジュアルバム)のネタバレ解説・考察まとめ
『HITOSI MATUMOTO VISUALBUM(ビジュアルバム)』とは、お笑いコンビのダウンタウン・松本人志が企画、構成した映像作品である。構成は、「システムキッチン」、「げんこつ」、「古賀」、「都‥」、「ミックス」、「ZURU ZURU」、「マイクロフィルム」、「む゙ん」、「いきなりダイヤモンド」、「ゲッタマン」、「診察室にて…」、「寿司」、「巨人殺人」、「荒城の月」、「園子」である。テレビでは表現できない、そして松本人志が魂込めて作ったコント作品である。
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すずめの戸締まり(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。
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来る(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『来る』とは、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説『ぼぎわんが、くる』を実写化した日本のホラー映画である。公開初日に10万人を動員し、興行収入は1億3700万円のヒットとなった。 子煩悩で愛妻家だと評判の、田原秀樹の職場に謎の人物が現れる。その日から2年後、様々な怪奇現象が起こり、秀樹とその妻の香奈は得体の知れない何かに襲われる事になる。オカルトライターの野崎和浩に相談するが、野崎の手に終えるものではなかった。 怪奇現象と人間の怖さを描いた映画となっている。
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バトルシップ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『バトルシップ』とは、ピーター・バーグによる2012年のアメリカ映画。元々は、海外のボードゲームを主体に映画化されている。多額の資本を投入し、映画化され、国内では評価の高い映画と言える。 孤立された状況下で、宇宙人の戦艦と戦うというストーリーである。他の星からやってきたエイリアンと、主人公の乗る艦との闘いが見所で、最新鋭の艦と未知のエイリアンの戦艦との戦いが手に汗して観られる。
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借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
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ラーゲリより愛を込めて(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。 第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。 希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。
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新聞記者(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『新聞記者』とは2019年に公開された日本の社会派サスペンス映画である。中日新聞社の記者である望月衣塑子による同名の著書を原案とし、監督は藤井直人が務め、韓国の実力派女優であるシム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演として起用された。若手女性新聞記者とエリート官僚の二人が、官邸が絡んだ大学新設計画にひそむ謎に迫っていく姿を描く。2020年の第43回日本アカデミー賞では主な賞を総なめにした作品である。
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目次 - Contents
- 『ブラッシュアップライフ』の概要
- 『ブラッシュアップライフ』のあらすじ・ストーリー
- 人生をやり直す麻美
- 麻美の人生2周目がスタート
- 新事実が発覚
- 夏希と美穂を救う麻美
- 『ブラッシュアップライフ』の登場人物・キャラクター
- 仲良し3人組
- 近藤麻美(こんどうあさみ/演:安藤サクラ)
- 門倉夏希(かどくらなつき/演:夏帆)
- 米川美穂(よねかわみほ/演:木南晴夏)
- 学生時代の麻美の関係者
- 田邊勝(たなべまさる/演:松坂桃李)
- 宇野真理(うのまり/演:水川あさみ)
- 福田俊介(ふくだしゅんすけ/演:染谷将太)
- 森山玲奈(もりやまれな/演:黒木華)
- 田上静香(たがみしずか/演:市川由衣)
- 丸山美佐(まるやまみさ/演:野呂佳代)
- 加藤直人(かとうなおと/演:宮下雄也)
- 島本加奈子(しまもとかなこ/演:うらじぬの)
- 三田哲夫(みたてつお/演:鈴木浩介)
- 麻美の家族
- 近藤寛(こんどうひろし/演:田中直樹)
- 近藤遥(こんどうはるか/演:志田未来)
- 近藤久美子(こんどうくみこ/演:中島ひろ子)
- 原田信博(はらだのぶひろ/演:綾田俊樹)
- 原田サチ(はらだサチ/演:松金よね子)
- 市役所の人々
- 河口美奈子(かわぐちみなこ/演:三浦透子)
- 谷口裕二(たにぐちゆうじ/演:竹森千人)
- 緑山春菜(みどりやまはるな/演:佐々木史帆)
- 生田美樹(いくたみき/演:冨手麻妙)
- 薬局の人々
- 宮岡徹(みやおかとおる/演:野間口徹)
- 下川祐美(しもかわゆみ/演:川面千晶)
- テレビ局の人々
- 臼田あさ美(うすたあさみ/演:臼田あさ美)
- 塚地武雅(つかじむが/演:塚地武雅)
- 仲村トオル(なかむらトオル/演:仲村トオル)
- 医学部研究室の人
- 鶴野多江(つるのたえ/演:山田真歩)
- 航空会社の人々
- 中村真一(なかむらしんいち/演:神保悟志)
- 堀口聡子(ほりぐちさとこ/演:江口のりこ)
- 保育園時代の麻美の関係者
- 池脇洋子(いけわきようこ/演:中田クルミ)
- 玲奈の父親(演:勢登健雄)
- 死後案内所
- 受付係(演:バカリズム)
- 『ブラッシュアップライフ』の用語
- 北熊谷市役所
- ニシカ薬局
- 日本ジェットスカイ
- ラウンドワン
- さくら保育園
- 西埼玉大学
- ドラマクラブ
- シール交換
- 『ブラッシュアップライフ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 玲奈が宮岡に別れを告げる場面
- 麻美「やっぱりやり直します」
- 麻美と真里が久しぶりに夏希と美穂と食事をする場面
- 麻美が真里と共に飛行機事故を防ぐ場面
- 『ブラッシュアップライフ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 綿密な取材を行ったバカリズムの脚本
- 地元に美容院が1つしかないという裏設定
- 終盤の展開に驚いた安藤サクラ
- 『ブラッシュアップライフ』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):国武万里「ポケベルが鳴らなくて」(第1話)
- ED(エンディング):槇原敬之「僕が一番欲しかったもの」(第2話)
- ED(エンディング):中島みゆき「ファイト!」(第3話)
- ED(エンディング):斉藤和義「やさしくなりたい」(第4話)
- ED(エンディング):マキシマムザホルモン「恋のメガラバ」(第5話)
- ED(エンディング):ZONE「Secret base~君がくれたもの~」(第7話)
- ED(エンディング):ウルフルズ「笑えれば」(第8話)
- ED(エンディング):Kiroro「Best Friend」(第9話)
- ED(エンディング):My Little Lover「Hello,Again~昔からある場所~」(第10話)