インシテミル(7日間のデス・ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』とは、米澤穂信のミステリー小説『インシテミル』の映画化作品。監督は中田秀夫で、2010年に劇場公開された。
高額な時給に釣られ、ある実験に参加するために「暗鬼館」に集まった男女10人。実験終了まで何事もなく過ごそうと取り決める参加者たちだったが、2日目に死者が出てしまったことから互いに疑心暗鬼になり、次第に混乱していく様子が描かれている。閉鎖的な空間で巻き起こる生き残りをかけたデス・ゲームが見所の作品である。
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の概要
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』とは、2010年に製作された日本の映画作品。原作は米澤穂信の小説「インシテミル」というミステリー小説であり、第8回本格ミステリ大賞の最終候補作に残った作品である。
配給はワーナー・ブラザース映画で、2010年10月16日に劇場公開された。本作の監督は中田秀夫が務めている。中田秀夫は岡山県出身の映画監督で、『リング』(1998年)、『仄暗い水の底から』(2002年)、『スマホを落としただけなのに』(2018年)などのホラー・サスペンス映画で知られている。『リング』が大ヒットを記録したことから、日本を代表するジャパニーズホラーの1人と評された。
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の興行収入は約12億円を記録。主要キャストに藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也などが出演し、高額な報酬に釣られてやってきた実験の参加者を演じた。
時給11万2000円という高額な求人を偶然発見した結城理久彦(ゆうきりくひこ)と須和名祥子(すわなしょうこ)は、その破格の時給に怪しみつつもアルバイトに参加することになる。結城たちと同じように時給に釣られてやってきた他の参加者たちと共に「暗鬼館」に訪れると、「7日間監視付きの生活を送る実験を行う」という旨のアナウンスが流れた。7日間を無事に過ごそうとする一同だったが、2日目に死者が出たことから互いに疑心を抱くようになってしまう。「暗鬼館」という閉鎖的な空間で、参加者たちによる生き残りをかけたデス・ゲームの様子が描かれており、極限状態に陥った参加者たちによる心理戦が見所の作品である。
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』のあらすじ・ストーリー
時給11万2000円
コンビニエンスストアでアルバイトの情報誌を立ち読みしていた結城理久彦(ゆうきりくひこ)は、須和名祥子(すわなしょうこ)という女性に「このバイトどう思いますか」と突然アルバイトの相談を持ちかけられた。それは時給11万2000円という高額な報酬の仕事で、2人はその時給に怪しみつつも参加することを決める。
そのアルバイトには年齢・性別も様々な男女合計10人が集まり、彼らはリムジンで山奥に移動することになった。しばらくするとリムジンから「実務連絡機構の実験にようこそおいでくださいました」とアナウンスが流れる。7日間24時間監視付きの実験であることを説明されてからリムジンを降り、コンクリート製の建物「暗鬼館」(あんきかん)に入る一同。建物内で再度アナウンスが流れ、荷物をロッカーに預けるように指示された。参加者たちが指示に従うと「この先は非倫理的な出来事が発生しえる」と不穏な忠告が流れる。参加者全員がらせん階段を下りて地下に移動し部屋に入ると、壁には残り時間と謎の数字が表示されているのが見えた。さらにテーブルには人数分の食事が用意されており、中央には10体のインディアン人形が意味ありげに置かれている。
参加者たちが食事を取ると、自然に自己紹介が始まった。研修医をしているという大迫雄大(おおさこゆうだい)、その大迫と交際しているネイリストの橘若菜(たちばなわかな)、コツコツ働くのがバカらしいと参加の動機を語る真木雪人(まきゆきと)、ウェブデザイナーの関水美夜(せきみずみや)、名字だけを名乗った岩井荘助(いわいそうすけ)、OLをしている須和名祥子、フリーターの結城理久彦、専業主婦の渕佐和子(ふちさわこ)、職を転々としていた西野宗広(にしのむねひろ)、そして元社長の安東吉也(あんどうよしや)の合計10人が実験の参加者だった。
実験のルール
自己紹介が終わると同時に、テーブル中央に置かれたインディアン人形が「ようこそ暗鬼館へ」と参加者に話し始めた。この空間で過ごすにあたり、いくつかの説明がなされた。まずこの空間にはガードと呼ばれる機械のアシスタントがおり、夜10時以降は参加者が自室にいないとガードによって排除されること。何か事件が起きた場合は探偵役を決めて多数決で解決し、犯人を投獄すること。そして7日間が経過するか、生存者が残り2名以下になるまでは暗鬼館から出ることはできないということが述べられた。
7日間を何事も無く過ごせば良いと言う結城に対し、西野は「この中に通り魔がいたらどうするんだ」と不安を煽る。さらに西野は渕のことを「児童虐待の犯人に似ている」と言ったり、安東のことを「連続殺人犯に似ている」と言ったり、根拠のないことを話し始めた。結城が互いに危害を加えないことを約束しようと提案すると、他の参加者たちもそれに同意した。その後は自由時間となり、結城が安東と遊戯室へ向かうと既に数人の参加者が室内でくつろいでいた。遊戯室にお酒が置いてあるのを見つけて真っ先にコップを手に取った安東は「依存症で飲酒をやめられないんだ」と結城に話す。結城はお酒をやめる秘訣について、「長い計画立てるよりも、今日一日だけ飲まないって毎朝決めることだそうですよ」と彼にアドバイスをした。須和名と渕は遊戯室内に置いてある本棚から推理小説を取り出し、読書をしている。
すると就寝時間を知らせるアナウンスが流れたため、各々がカードキーを持ち自分の部屋に戻った。結城は須和名と隣同士の部屋で、「何かあったら声かけてください」と須和名に声をかけ、部屋に戻る。結城はベッドの前に置いてある箱に気がつき、カードキーで鍵を解除した。開けるとそこには火かき棒と「撲殺(まだらの紐)」と書かれたカードが一枚入っており、その後結城は就寝した。
2日目
2日目の朝、結城がベッドで目を開けると目の前に須和名の姿があった。驚く結城に対し、須和名は気が落ち着かず結城の部屋に来てしまったと説明する。すると部屋の外で関水の叫び声が聞こえてきたため、結城たちは慌てて廊下に飛び出した。そこには西野が血まみれで倒れており、唖然とする結城。現場には弾丸と西野のカードキーが落ちていて、研修医の大迫が死体を確認したところ西野は拳銃によって胸と腹に5発撃たれていることが確認された。そして西野の死体はガードにより死体安置所に連れて行かれてしまった。
参加者たちの間には不穏な空気が立ちこめ、結城は「実験は終わりだ。出してくれ!」と暗鬼館の扉を必死に叩く。安東が西野の凶器を調べてみようと言い、西野の部屋の箱を開けた。中には錠剤と「毒殺(緑のカプセルの謎)」と書かれたカードが入っていることが確認できた。そして「解決の時間です」とアナウンスが流れ、犯人と探偵、死体にはボーナスが付くことが発表された。それを聞いた大迫は口を開き、「怪しいヤツを知っている」と岩井を指差す。否定する岩井だったが、大迫は多数決を採ろうと強引にみんなに持ちかけた。そんな大迫を結城は「冷静になろう」となだめ、各自の箱の中を確認しようと提案した。しかし「凶器を知られることで犯人から狙われる危険性が高まる」と、関水や橘が言い出し、他の参加者たちも2人の意見に同意した。そのため結城の提案は却下され、結局岩井が犯人か否かで多数決を採ることになった。岩井が犯人であることに賛成の手を挙げたのは橘、真木、渕、大迫の4人。反対は、結城、関水、安東の3人で、須和名は棄権を選んだ。結果は賛成4人、反対3人、棄権1人で岩井の投獄が決定した。
新たな犠牲者
結城が部屋でもう一度凶器の入った箱を開けると、中には火かき棒ではなく拳銃が入っていた。結城が動揺しながらみんなのいるリビングに戻ってくると、関水が「岩井の箱の中を確認しよう」と言い始めた。みんなで箱を開けたが、中は空で何も入っていなかった。
結城は意を決して須和名に拳銃を持っているのは自分だと真実を話す。誰かに武器を入れ替えられたという結城の説明を須和名は信じてくれた。
就寝時間になり、静まりかえった廊下に渕が現われた。彼女は読み終えた推理小説の上巻を遊戯室に返しに行こうとガードの目を忍んで廊下を歩き始める。その時物音がして振り返った渕は、釘打ち機を持った関水によって額を貫かれ、殺害されてしまった。
3日目
3日目になり、渕の死体を見つけた結城たち。安東は渕の箱の中が空だったことを他の参加者たちに報告した。橘は次々と人が殺される状況にパニックになり、それを大迫が必死になだめている。
そして真木が昨日の夜逃げていく須和名の姿を目撃したと発言した。すると大迫も同様のことを言い出し、須和名に疑いの目を向け始めた。「推理が乱暴だ」と結城が必死に彼女を庇うと、大迫はナイフを取り出して須和名の眼前に刃を向けた。結城は須和名の前に立ち、彼女を守る。大迫に「ビビリは引っ込んでろ」と言われる結城だったが、「小心者の方が強いときだってある」と言い返した。安東が大迫を止めに入ると、今度は安東に疑いがかかる。なぜこんなアルバイトに参加したのかという大迫の質問に安東は、「息子が半年前にここで死んだんだ」と同様の実験が以前にも行われていたことを告白し、この場を収めた。
その夜、結城の部屋に安東がやってきて、みんなで代わる代わる夜中の巡回をしたらどうかと提案してきた。安東によるとガードは10分ごとに右回りで巡回するという。結城と安東はガードのいない合間を狙って2人1組で見回りをすることを決めた。
まずは結城と須和名で見回りをすることになり、廊下を歩く2人。須和名は、先ほど庇ってくれた結城にお礼の言葉を述べた。
4日目
4日目になり、新たに大迫の死体が見つかった。彼は死体安置所の釣り天井で圧死させられており、恋人の橘は涙を流して犯人への復讐を誓う。そして真木が釣り天井のスイッチを手にしていることに気がついた安東たちは、「大迫を殺したのか」と真木を問い詰める。真木は否定し、自分の部屋からボウガンを取り出して結城たちに向けた。すると橘が叫びながら斧を振りかざして真木を殺害し、その後自分の首を切って自殺した。
安東が真木の箱の中を見てみると、射殺「ボウガン(僧正殺人事件)」と書いてあるカードが見つかり、釣り天井のスイッチは真木のものではないことが分かった。その後関水によって紅茶が振る舞われ、結城と安東、須和名は紅茶を飲む。結城は関水から差し出された紅茶を受け取る時、彼女の腕に傷があることを発見した。
やがて消灯時間になり、結城は関水の部屋を訪れた。結城は傷のある関水の腕を掴んで、「傷のこと話してくれませんか」と言う。関水は、腕の傷は幼少期に受けた親からの虐待が原因であると告白し、実験に参加した理由は子供の心臓移植の費用を稼ぐためであることも話し始める。結城が「渕さんを殺したのはあなたなのではないか」と関水に問いかけると結城はそのまま床に倒れ込んだ。関水はみんなに振る舞った紅茶に渕の凶器だった弛緩剤を混ぜていたため、結城の体は麻痺し始める。関水は児童虐待の犯人だと疑われていた渕が怖くなったことを理由に渕の殺害を認め、釘打ち機で結城を殺そうとする。しかし結城に逃げられ、関水は廊下で巡回していたガードによって銃弾を撃ち込まれてしまった。
5日目
須和名と安東は廊下で関水の死体を発見する。結城は弛緩剤と釘打ち機で関水に殺されそうになったことを須和名たちに話した。そして結城は、2日目に殺された西野もガードによる殺害の可能性が高いと話す。西野は自殺するためにこの実験に招かれ、参加者たちを疑心暗鬼に陥らせるための最初の死体要員だった可能性を結城は推理した。するとアナウンスが流れ、結城に探偵ボーナスが与えられた。
結城は「これ以上人が死ぬのは見たくない」と言い、互いに凶器を見せ合う事を提案する。結城が拳銃を取り出すと、安東はアイスピックをテーブルに置いた。
6日目と7日目
無事6日目の朝がやってきて、結城と須和名と安東はリビングでくつろいでいた。安東は壁に表示されている謎の数字が人が死ぬたびに増えていることを発見し、この数字は暗鬼館の様子を見ている視聴者数ではないかと推測した。
7日目がやってきた。結城はリビングのテーブルに置いたはずの拳銃が無くなっていることに加え、監獄室の扉が開いていることに気がついた。結城が監獄内を見渡すと、投獄されたはずの岩井の姿はなかったが、暗鬼館内を監視できるモニターがあるのを発見した。モニターを凝視すると死体安置所に人の姿が見えた。急いで向かうと安東が拳銃で撃たれているのを発見し、結城が安東の肩を揺さぶり名前を呼ぶと、岩井が結城を羽交い締めにして襲いかかってくる。結城が「おまえが安東さんを殺したのか」と問いかけると岩井は否定し、大迫を殺したと告白した。岩井はアイスピックを取り出し、結城の足を刺して高らかに笑い始める。揉み合いになり、結城がまた刺されそうになったところで須和名が拳銃を持って助けに来た。しかし隙を突いた岩井に拳銃を奪われ、須和名と結城は銃を向けられてしまう。岩井が発砲すると銃は暴発し、岩井は爆死した。
実験終了
参加者が結城と須和名の2名になったところで、「タイムアップ、ゲームオーバー」とインディアン人形が喋り始め、暗鬼館の扉が開いた。
死体安置所では、殺されたはずの安東が起き上がり「お父さんは、生き残ったぞ」と呟いて血糊を拭った。
結城はスタッフから報酬の1億2902万4000円を貰った。そして須和名に「私は機構の職員なの。アクセス数を増やすのが私の役目」という事実を告げられた。岩井を監獄から出し、結城の箱に拳銃を入れたのも須和名だという。「だったら岩井に襲われたオレをなぜ助けたんだ」という結城の質問に、須和名は答えることなく去っていった。
そこへ安東が現われ、「いいなあ、やっぱり生きてるってのは」と呟いた。そして結城は獲得した多額の報酬を投げ捨て、安東と街へ向かって歩いて行くのだった。
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の登場人物・キャラクター
主要キャラクター
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『世界の終わりの魔法使い』とは、西島大介による漫画作品である。略称は「せかまほ」。2005年から刊行され、第1巻から3巻までは描き下ろし漫画として発表されているが、第4巻以降は漫画雑誌、同人誌、pixiv等様々な方法で発表されている。また、ラジオドラマ、オーディオブック等へのメディア展開もされている。魔法使いのサン・フェアリー・アンと魔法を使えない少年ムギが織りなすファンタジーラブストーリーである。ポップでキュートな絵柄ながら恋愛や戦争が複雑に絡み合うストーリーが多くの人を魅了している。
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るろうに剣心 伝説の最期編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 伝説の最期編』(るろうにけんしん でんせつのさいごへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた「京都編」の後半を、オリジナルの展開を交えて映画化したもの。前作と合わせて100億近い興行収入を達成する大ヒットとなった。 明治政府打倒を目論む志々雄真実を倒すため、奥義を修得する緋村剣心。その志々雄は明治政府を脅し、剣心を処刑させることを画策。剣心は否応なく人斬りとして犯してきた罪との対峙を迫られる。
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スマホを落としただけなのに(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『スマホを落としただけなのに』とは、志駕晃(しがあきら)のミステリー小説および、中田秀夫が監督を務めたミステリー映画である。原作は第15回『このミステリーがすごい!』大賞で最終候補に残った人気シリーズだ。賞には落選したが、編集部推薦の「隠し玉」としてシリーズ化され、全3巻が刊行された。 主人公の麻美の彼氏である富田がスマホを落とした日から、麻美の周囲で不可解な出来事が起こり始める。やがて事態はネットに留まらず連続殺人事件、そして麻美の秘密をも暴いていくことになる。
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元彼の遺言状(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『元彼の遺言状』とは、新川帆立が書いたミステリー小説であり、2022年4月にフジテレビ系で月曜日の21時から放送されたテレビドラマである。小説は2021年に第19回『このミステリーがすごい!』の大賞を受賞している。主人公は綾瀬はるか演じる剣持麗子(けんもち れいこ)。敏腕弁護士でお金に人一倍敏感。ある日元彼が奇妙な遺言状を残して亡くなった連絡が入る。その遺言状と元彼の死因について、大泉洋が演じる篠田敬太郎(しのだけいたろう)と一緒に捜査していく物語であり、痛快リーガルミステリードラマである。
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億男(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『億男』とは、映画プロデューサーで小説家の川村元気による長編小説・およびそれを基にした映画作品である。主人公の大倉一男は借金返済のために昼夜問わず働いて必死にお金を稼いでいた。そんなある日、偶然手に入れた宝くじが当選し、一男は3億円を手にする。突然大金を所持したことに不安を抱え、旧友である古河九十九に相談。しかし彼は3億円と共に失踪してしまう。一男は九十九を探す過程で様々な大金持ちと出会い、お金の価値を学んでいく。
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天国と地獄 ~サイコな2人~(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天国と地獄 〜サイコな2人〜』とは2021年冬にTBS系日曜劇場枠で放送されたサスペンスドラマである。手柄を上げたい女性刑事の望月彩子と敏腕経営者でサイコパスな殺人鬼の日高陽斗が、ある伝説のように魂が入れ替わってしまう。そしてお互い全く違うタイプの人間として生活しなくてはいけなくなる。困惑するが、元の姿に戻れるように最善を尽くしながら、お互いの人生を理解し、本当の殺人犯を見つけていく過程は、今までに見たことのないスリリングな内容である。
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地味にスゴイ!校閲ガール(地味スゴ)のネタバレ解説・考察まとめ
『地味にスゴイ!校閲ガール』とは宮木あや子の小説『校閲ガール』を基にした、2016年10月から12月まで日本テレビ系列にて放送されていたテレビドラマである。憧れのファッション誌の編集者を夢見る主人公・河野悦子。校閲の仕事に不満を漏らしながらも、仕事を通して校閲者として成長していく。スーパーポジティブな性格の悦子が仕事をしながら周りを巻き込み、共に切磋琢磨していくストーリー。ファッションや出版について深く掘り下げられており、大きな若い女性の支持を受けた。
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るろうに剣心 京都大火編(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 京都大火編』(るろうにけんしん きょうとたいかへん)とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。 伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。
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ウルトラマンG(グレート)のネタバレ解説・考察まとめ
『ウルトラマンG』とは、円谷プロダクションによる特撮作品。平成に入って初めて作られた『ウルトラシリーズ』で、撮影はオーストラリアで行われた。往年の特撮作品で活躍した俳優を日本語版声優にする一方、映像作品として新しい演出を積極的に取り入れるなど、昭和と平成の『ウルトラシリーズ』をつなぐ作品だとされている。「グレート」と略されることが多い。 邪悪生命体ゴーデスが地球に降り注ぎ、これを討つためにやってきたウルトラマングレートは地球人のジャック・シンドーと融合。2人は力を合わせてゴーデスに立ち向かう。
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目次 - Contents
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の概要
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』のあらすじ・ストーリー
- 時給11万2000円
- 実験のルール
- 2日目
- 新たな犠牲者
- 3日目
- 4日目
- 5日目
- 6日目と7日目
- 実験終了
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- 結城理久彦(ゆうきりくひこ/演:藤原竜也)
- 須和名祥子(すわなしょうこ/演:綾瀬はるか)
- 関水美夜(せきみずみや/演:石原さとみ)
- 安東吉也(あんどうよしや/演:北大路欣也)
- 渕佐和子(ふちさわこ/演:片平なぎさ)
- 橘若菜(たちばなわかな/演:平山あや)
- 大迫雄大(おおさこゆうだい/演:阿部力)
- 西野宗広(にしのむねひろ/演:石井正則)
- 真木雪人(まきゆきと/演:大野拓朗)
- 岩井荘助(いわいそうすけ/演:武田真治)
- その他
- インディアン人形
- 釜瀬丈(かませじょう)
- 箱島雪人(はこしまゆきと)
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の用語
- 暗鬼館
- 実務連絡機構
- ガード
- 凶器
- ルール(行動に関するルール、報酬に関するルール)
- 解決
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 結城理久彦「酒やめる秘訣は、長い計画立てるよりも今日一日だけは飲まないって毎朝決めることだそうです」
- ナイフを向ける大迫から須和名を守る結城
- 報酬を投げ捨てる結城
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』はホリプロ50周年記念作品
- タイアッププロモーション企画で実際に時給11万2000円の求人を募集
- 原作との違いは参加人数と遺体発見のタイミングと部屋
- 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』の主題歌・挿入歌
- 主題歌: May'n『シンジテミル』