どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
幼名は竹千代。通称は次郎三郎(じろうさぶろう)。家康と瀬名の長男。
妻は信長の娘・五徳(ごとく)で9歳の時に結婚する。長篠の戦いでは大将を任されれる。数々の戦で殿を務めて活躍する。心優しい青年で、厳しい戦で心を病んでしまう。母の瀬名と共に武田側に通じたとして、21歳の若さでこの世を去る。
五徳(ごとく/演:久保史緒里)
家康の長男信康の正室で織田信長の娘。
気が強い所はあるが、心優しい娘で信康を大切に思う。築山殿の調略の時は、信康を心配し家康と共に瀬名と信康の元を訪れた。信長に瀬名の悪業の数々を記した手紙を送る様に瀬名に命じられ泣く泣く手紙を送る。長久手の戦いの後、徳川と豊臣が和睦を結ぶと人質として秀吉の元へ送られたのだ。その後、再婚することはなく、78歳で亡くなった。
亀姫(かめひめ/演:當間あみ)
家康と瀬名の長女。奥平信昌の正室となる。
心優しく穏やかな娘。傷ついた家臣の手当てをするなど、どんな身分の人間にも分け隔てなく接する。少し天然なところがある。長篠の戦いの戦いの時、奥平家を救うため信長より奥平との結婚を提案され嫁いだ。その後、4人の息子と1人の娘の母となった。
奥平信昌(おくだいらのぶまさ/演:白洲迅)
奥三河の山奥長篠城城主。戦国時代から江戸時代にかけての武将である。
信長から家康の娘亀姫を嫁がせるよう命じられる相手だが心優しき青年。
徳川秀忠(とくがわひでただ/演:森崎ウィン)
家康と於愛の息子で第2代将軍。 幼名は竹千代(たけちよ)長丸(ちょうまる)。元服して秀吉の偏諱を受けて秀忠と改名した。
生まれて数ヶ月で兄の信康を失い、もう1人の兄の徳川秀康(とくがわひでやす)は秀吉の人質となる。その為、三男だが後継となる。
関ヶ原の戦いでは遅れてしまう。子供は、千姫、家光他多数いる。
江(ごう/演:マイコ)
浅井三姉妹の3女。両親は浅井長政(あざいながまさ)と信長の妹のお市。家康の息子秀忠の正室になる。
江が生まれた時に、信長に浅井の「小谷城」が攻撃され、浅井は命を落とすため、父の顔を知らない。
豊臣秀頼の妻となる千姫と、3代将軍家光の母である。家康と姉の茶々との対立で胸を痛め、豊臣秀吉の息子で秀頼のもとに嫁いだ千姫を心配している。
於愛の方(おあいのかた/演:広瀬アリス)
家康の側室で2代将軍・秀忠の母。
笛を吹くのが好きだが音をよく外す。ひどい近眼で、家康との初対面の時は失礼な態度をとってしまう。愛情深く、明るい性格で家康を支え、家臣達にもとても慕われていた。実は苦労人で夫を亡くし、幼子を連れて側室になる。家康にもユーモラスな発想で助言をし、悩む家康の心を軽くしていた。
お万(おまん/演:松井玲奈)
瀬名の侍女で神主の娘。
浜松城で暮らす家康に使えるようになる。妖艶な雰囲気を持つ。戦で疲れた家康を癒し、家康の子を身籠る。瀬名に子供の事がバレた時は、自ら縄を打って涙ながらに折檻するよう求める。したたかで、強い女性。
於大の方(おだいのかた/演:松島菜々子)
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目次 - Contents
- 『どうする家康』の概要
- 『どうする家康』のあらすじ・ストーリー
- 桶狭間の戦い
- 幼馴染との再会
- 生き別れの母との再会
- 瀬名奪還作戦
- 今川家の滅亡と武田信玄との確執
- 三方ヶ原合戦
- 真・三方ヶ原合戦
- 岡崎クーデター勃発
- 瀬名の平和への願いと別れ
- 本能寺の変
- 命懸けの伊賀越え
- 新たな覇者秀吉誕生と家臣の裏切り
- 豊臣秀吉 最期の時
- 関ヶ原の戦い
- 大坂の陣
- 神の君と言われた徳川家康
- 『どうする家康』の登場人物・キャラクター
- 徳川団
- 徳川家康(とくがわいえやす)/神の君(かみのきみ/:松本潤)
- 瀬名(せな)/築山殿(つきやまどの/演:有村架純)
- 松平信康(まつだいらのぶやす/演:細田佳央太)
- 五徳(ごとく/演:久保史緒里)
- 亀姫(かめひめ/演:當間あみ)
- 奥平信昌(おくだいらのぶまさ/演:白洲迅)
- 徳川秀忠(とくがわひでただ/演:森崎ウィン)
- 江(ごう/演:マイコ)
- 於愛の方(おあいのかた/演:広瀬アリス)
- お万(おまん/演:松井玲奈)
- 於大の方(おだいのかた/演:松島菜々子)
- 水野信元(みずののぶもと/演:寺島進)
- 阿茶局(あちゃのつぼね/演:松本若菜)
- 関口夫婦
- 関口氏純(せきぐちうじずみ/演:渡部篤郎)
- 巴(ともえ/演:真矢みき)
- 徳川家家臣
- 本多忠勝(ほんだただかつ/演:山田裕貴)
- 井伊直政(いいなおまさ/演:板垣李光人)
- 石川数正(いしかわかずまさ/演:松重豊)
- 酒井忠次(さかいただつぐ/大森南朋)
- 榊原康政(さかきばらやすまさ/演:杉野遥亮)
- 鳥居元忠(とりいもとただ/演:音尾琢磨)
- 夏目広次(なつめひろつぐ/演:甲本雅裕)
- 平岩親吉(ひらいわちかよし/演:岡部大)
- 大久保忠世(おおくぼただよ/演:小手伸也)
- 服部半蔵(はっとりはんぞう/演:山田孝之)
- 今川団
- 今川義元(いまがわよしもと/演:野村萬斎)
- 今川氏真(いまがわうじざね/演:溝端淳平)
- 武田団
- 武田信玄(たけだしんげん/演:阿部寛)
- 武田四郎勝頼(たけだしろうかつより/演:眞栄田郷敦)
- 織田団
- 織田信長(おだのぶなが/演:岡田准一)
- お市(おいち/演:北川景子)
- 豊臣団
- 豊臣秀吉(とよとみひでよし/演:ムロツヨシ)
- 茶々(ちゃちゃ/演:北川景子)
- 豊臣秀頼(とよとみひでより/演:佐久間龍斗)
- 千姫(せんひめ/演:原菜乃華)
- 初(はつ/演:鈴木杏)
- 『どうする家康』の用語
- 城
- 岡崎城
- 小牧山城
- 浜松城
- 駿府城
- 伏見城
- 名古屋城
- 二条城
- 江戸城
- 戦
- 長篠の戦い(ながしののたたかい)
- 賤ヶ岳の戦い(しずがたけのたたかい)
- 本能寺の変(ほんのうじのへん)
- 山崎の戦い(やまざきのたたかい)
- 小牧長久手の戦い(こまきながくてのたたかい)
- 小田原攻め(おだわらぜめ)
- その他
- 五大老(ごだいろう)
- 武家諸法度(ぶけしょはっと)
- 参勤交代(さんきんこうたい)
- 『どうする家康』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 徳川家康「わしはやつらに懸けたんじゃ! やつらなら必ずやり遂げる、そう信じておる。命懸けで働いておるものを笑うな!」
- 瀬名「奪い合うのではなく、支え合うのです」
- 瀬名「安寧の世を作りなされ」
- 徳川家康「弱い自分がここまで来れたのはあなたがいてくれたから」「ありがとう我が友」
- 徳川家康「この戦は、徳川が汚名を着る戦となる。信長や秀吉と同じ地獄を背負い、あの世へ逝く。それが最後の役目じゃ」
- 徳川家康「乱世の代は我らで十分。私とあなたで全てを終わらせましょう」
- 『どうする家康』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 家康から千姫へ贈られたぺんすうは日本最古の鉛筆
- 健康オタクだった徳川家康
- 杉野遥亮の苦手意識を変えた大河ドラマへの思い
- 『東京卍リベンジャーズ』の役名で呼ばれるハプニングがあった山田裕貴
- 鬼まんじゅうで甦る東海地方での思い出
- 松重豊の撮影現場での雰囲気作りの努力
- 役について松本潤が熱弁
- 『どうする家康』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):稲本響「暁の空」