マイファミリー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『マイファミリー』とは2022年にTBSの日曜劇場で放送されたドラマである。二宮和也と多部未華子が演じる夫婦の子どもが誘拐されるところから物語は始まる。誘拐の方法が過去に隠蔽された誘拐事件と似ていたことから、当時かかわっていた警察関係者も動き出す。家族、警察、犯人の思いが交錯したストーリーから目が離せないと、最終回まで話題となったノンストップファミリーエンターテイメントである。

ハルカナゲームズ社員。実は東堂の妻、亜希の妹。姉の子どもの誘拐事件のためにハルカナに入社。誘拐真犯人かと思われたが東堂と真犯人の指示に従っていただけであった。

備前雄介(びぜん ゆうすけ/ 演:渡辺邦斗)

ハルカナの取締役で、主に金銭関係を管理している。ヘッドハンティングによって引き抜かれた優秀な人物。

阿久津家

阿久津晃(あくつあきら/演:松本幸四郎)

大手ネットサービス企業・NEXホールディングス社長のCEO兼ハルカナ・オンライン・ゲームズ社外取締役。鳴沢家とはビジネスだけでなく娘の美咲を通して家族ぐるみの付き合いがある。友果が誘拐されたときに、お金に困った温人から事情を知らされずに3億円を振り込むことを依頼される。条件には買収を狙っていたハルカナ・オンライン・ゲームズの株式10%の売却があり、これに応じる。その後、誘拐事件に巻き込まれていたことを知り、協力するようになる。さらに1年後美咲も誘拐され温人とともに犯人追跡に挑む。しかし、妻や香奈子からの情報で温人の動きを知るにつれ、温人が犯人ではないかと疑いを持つようになり、警察に通報する。

阿久津絵里(あくつ えり/演:森脇英理子)

画像右が絵里。阿久津晃の妻。未知留とは娘を通して交流を深め、2人でお茶をするような仲である。実咲が誘拐された際に協力していた温人の様子から彼を犯人だと疑い、1億円の取引に使用したスーツケースにGPSを仕掛けてしまう。心臓の持病があり、美咲が誘拐されたことで悪化する。

阿久津実咲(あくつ みさき/演:凛美)

阿久津晃の娘で、横浜清風女子大学附属中学校3年生。小学校時代は心春と仲が良かったが突然消えてしまい、友達ではなくなったと思っていた。
幼少期はボルダリングをしていたが、靭帯を損傷して競技を続けることが不可能になる。そのことがショックで公園で泣いていた時に友果から「おまじない」として四葉のクローバーを貰い、仲良くなる。その後、鳴沢家と阿久津家が家族ぐるみの付き合いになるきっかけともなった。現在は、再びボルダリングを始めている。誘拐された時点では友果に心春からもらっていたデータの入ったタブレットを貸していた。心臓の弱い母を気遣い監禁場所から脱出しようとして転落し重傷を負う。

出典: pbs.twimg.com

人物相関図

『マイファミリー』の用語

ゲーム『リビットウォーカー』

温人たちが開発したスマホゲームアプリ。カエルが主人公の冒険ゲームで、プレイヤーとオンラインで通信ができる。犯人との連絡や、犯人の潜伏場所を特定するのにプレイヤーの位置情報を使うなど、事件解決にも一役買っていた。ドラマにもゲーム画面が随所登場している。「リビット」とは「カエル」の意味。

心春ちゃん事件

5年前に起きた心春という女の子の誘拐事件のこと。報道協定のもと世間には公開されないまま、未解決だった。葛城が執拗に追っていたが、実は元同僚である東堂樹の娘が心春であり、東堂はその事件のために警察を辞めている。そのことはドラマ中盤まで明かされない。身代金の引き換え場所での犯人からの質問が、「心春さんが遠足に行った場所はどこか」であったが仕事で忙しかった東堂は遠足に行っておらず、答えられなかった。友果誘拐事件の時も同様の質問がされたため、葛城は心春誘拐事件と関係があるのではないかと考えた。

メッセージ「全員集合」

ドラマ内では2回使われている。初回、未知留が大学時代、同じアパートに住んでいた東堂と三輪に向けて送ったメッセージ。大学時代に、このメッセージが出たときは未知留のもとに駆け付けなければならないという約束があった。終盤、温人が東堂に送ったメッセージは「全員集合。ノックは5回」。大学時代、ご飯ができたらノックを5回して東堂の部屋に集合するという取り決めがあった。行方をくらましている東堂への招集メッセージで東堂も応じている。

『マイファミリー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

印象的な着信音と不気味な機械音

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