御手洗家、炎上する(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『御手洗家、炎上する』とは、Netflixで配信されているサスペンスドラマで、原作は藤沢もやしによる漫画作品。主演は永野芽郁。その他、鈴木京香、中川大志などが出演している。
村田杏子は代々病院を経営する御手洗家の長女だったが、火事で家が全焼するという事件が起こり、両親が離婚してしまう。だが、杏子は後妻の御手洗真希子が火事を起こしたのではないかと疑っていた。そのため、杏子は御手洗家に家政婦として潜入し、火事の真相を暴く決意をする。杏子が家庭を壊した真希子に復讐する、復讐劇が繰り広げられる。

『御手洗家、炎上する』の概要

『御手洗家、炎上する』とは、Netflixで2023年7月13日から配信中のサスペンスドラマ。原作は漫画雑誌の『Kiss』で連載していた藤沢もやしによる漫画作品である。脚本は『恋はつづくよどこまでも』や『ナースのお仕事』シリーズなどを手掛ける金子ありさ。主演は永野芽郁。その他、鈴木京香や工藤阿須加、中川大志などが出演している。
13年前に自宅が全焼した火事によって、家庭を壊された村田杏子(むらたあんず)が火事の真相を探るため、家政婦として御手洗家に潜入するというストーリー。復讐に燃える杏子と後妻の御手洗真希子(みたらいまきこ)の対決や、役者陣の熱演などが見どころである。本作はNetflixの週間グローバルトップ10で2位を獲得し、44カ国でトップ10入りを果たすなど大きな話題となった。

代々病院を経営する裕福な御手洗家は、13年前に自宅が火事で全焼するという事件が発生した。原因は火の不始末とされ、責任を感じた母は娘2人を引き取り、離婚することで事態は収束した。だが、御手洗家の長女だった村田杏子(むらたあんず)は、火事の当日に燃え盛る家の前で後妻となった御手洗真希子(みたらいまきこ)がほくそ笑む姿を目撃していた。そのため、真希子が火事を起こした犯人ではないかと疑っていた杏子は、偽名を使って家政婦として御手洗家に潜入する。そして、杏子は真希子に復讐するべく、火事の真相を暴く決意をするのだった。

『御手洗家、炎上する』のあらすじ・ストーリー

御手洗家の家政婦となる杏子

第1話、御手洗家での初日の仕事を終えた、復讐に燃える杏子

13年前、代々病院を経営する御手洗家が火事で全焼するという事件が起こった。火事の原因は台所での火の不始末とされ、母の御手洗皐月(みたらいさつき)は父の御手洗治(みたらいおさむ)に土下座して謝罪した。そんな彼女の姿を、御手洗家の長女であった御手洗杏子(みたらいあんず)は呆然と見ていた。後日、皐月は治と離婚して村田皐月(むらたさつき)に名前が変わり、杏子と妹が彼女に引き取られて事態は収束する。その後、治は皐月と親しかったシングルマザーの御手洗真希子(みたらいまきこ)と再婚した。

それから、時を経て大人になった杏子は山内しずかという偽名を名乗って自らの素性を隠し、家政婦として御手洗家にやってくる。杏子が御手洗家に戻ってきたのは、ある理由があった。実は火事の当日、杏子は燃え盛る家の前でほくそ笑む真希子の姿を目撃していた。そのため、杏子は真希子が火事を起こした犯人ではないかと疑い、火事の真相を暴くために御手洗家に戻ってきたのだ。それは、離婚後に強いストレスから、部分的に記憶喪失に陥ってしまった皐月のためであった。杏子は火事のことで責任を感じている皐月に、彼女のせいではなかったと証明して、安心してもらいたいと考えていた。

火事を起こした真犯人の証拠を探る杏子

第3話、真希子を放火犯だと思っていることを希一(右)に告げる杏子(左)

皐月が真希子と知り合ったのは、真希子の息子である御手洗真二(みたらいしんじ)が杏子と同じクラスだったことがきっかけだった。元々貧しいシングルマザーだった真希子は、裕福でおしゃれな皐月に憧れており、親しくなるにつれて仕草や格好も皐月を真似し始めた。しかし、杏子は御手洗家に真希子が来るたび、皐月のものがなくなっていくことに気づいていたのだ。そのため、杏子は家政婦の仕事をしながら真希子が皐月から盗ったものを探し出し、皐月に届けた。皐月はそれをきっかけに、少しずつ記憶を取り戻していく。さらに、杏子は御手洗家の2階にある衣装部屋に、他にも真希子が皐月から奪ったものや火事を起こした真犯人を証明する証拠があると考える。実は出火直前に、家の外に設置した防犯カメラに怪しい人物が映っていた。その人物の顔や姿はドアに隠れて映っていなかったものの、一瞬映った洋服が皐月の持っているニットカーディガンと同じ柄だったのだ。そのため、皐月が火事を起こしたと思われていたが、杏子は皐月から奪ったニットを着た真希子が防犯カメラに映っていると考えていた。そのニットが衣装部屋にあれば、真希子が放火犯であるという証拠になるため、杏子は2階に行って探りたかった。だが、真希子はなぜか杏子が2階へ行くことを禁止する。そのため、杏子は真希子が出かけている隙に2階に足を踏み入れる。しかし、2階の一室で見知らぬ男と遭遇。男は慌てて顔を隠し「2度とここに来るな」と怒って、杏子を部屋から追い出してしまった。杏子は男の正体は、真希子の息子で次男の真二だと推測する。そして、真二が家で孤立していると思った杏子は、料理を作って彼との接近を図る。すると、真二は徐々に杏子に心を開き、彼女の会話に応じるようになった。だがその際、杏子は話の内容から、彼が真二ではなく真希子のもう1人の息子で長男の御手洗希一(みたらいきいち)だと気付く。希一は表向き商社に勤めていて、海外に行っているとされていたが、本当は引きこもりのニートとなっていたのだ。

そんなある日、些細なことがきっかけで杏子が2階に上がったことが、真希子にバレてしまう。そして、杏子は希一と会ったことも真希子に知られてしまい、解雇されてしまった。だが、諦められない杏子は「あの家の事情を知った唯一の他人として力になりたい」と真希子を必死に説得。真希子は杏子の言葉を信じ、もう一度雇ってくれることになった。それから、杏子は真希子に読者モデルの仕事のアイデアを出して、信頼を獲得していく。そんな中、杏子はついに衣装部屋に侵入することに成功。その場所で、杏子は火事の日に防犯カメラに映っていた人物が着ていた服と、同じ服を発見する。それを見た杏子は、やはり放火犯は真希子だと確信した。

さらに、杏子は確実な証拠を見つけるため、防犯カメラの映像が入っているSDカードを治が経営する「みたらい病院」から回収しようと考える。そんな矢先、希一が杏子の正体に気づき、衣装部屋を漁っている姿をカメラに撮られてしまう。杏子は真の目的は隠したものの、希一に「真希子にバラされたくなければ俺の奴隷になれ」と命じられてしまった。希一の監視で身動きが取れなくなった杏子は妹の村田柚子(むらたゆず)に助けを求め、防犯カメラの映像が入っているSDカードを回収してもらう。だが、防犯カメラの映像では怪しい人物が誰なのか分からず、決定的な証拠にはならなかった。

放火犯であることを認める真希子

そんな中、杏子は希一に皐月のことを、「気弱で病弱でうっかり家を燃やすような母親」とバカにされたことから激高。「あの火事はお母さんのせいじゃない」と反論し、真希子を放火犯だと思っていることをバラしてしまう。すると、希一は火事の日に何があったのか知っていると言い出し、「過去にケリをつけるために真犯人に繋がる場所に連れていく」と彼女に約束した。しかし、10年間引きこもっていた希一は、外に出ることに怖気づいてしまう。そんな彼に対して、杏子は毅然とした態度で接し、背中を押した。すると、希一の気持ちが変化し始め、杏子に協力的になる。そして、希一は約束通り杏子を真犯人に繋がる場所に連れていった。その場所は、真希子が再婚する前に希一たちと住んでいた場所だった。そこには、真希子がパソコンで過去にSNSのmixiに記していた日記があった。実は真希子はエリーゼというハンドルネームで、皐月になりきって日記を投稿していたのだ。杏子は希一から真希子が使っていたパソコンを預かり、親友の山内しずか(やまうちしずか)に、そのパソコンの解析を依頼する。実は杏子は彼女の本名を借りて偽名を名乗っており、杏子にとっては数少ない協力者だった。

一方、柚子は治と再会し、杏子に内緒で彼と会って話をする。そして、治が「皐月がわざと家に火をつけた」と思っていることを知った柚子は、真の放火犯は真希子である可能性が高いことを打ち明ける。すると、治は衣装部屋から防犯カメラに映っていたニットが出てきたら、真希子との関係を考え直すと話した。ところが後日、治に呼び出されたカフェに柚子が行ってみると、そこに真希子が現れる。真希子は柚子が自分を放火犯だと疑っていることを知っており、杏子もこの件に関わっているのではないかと柚子を問い詰める。柚子は杏子とは関わっていないと何とか誤魔化したが、真希子は「これ以上、私の家族を壊すようなことはやめて」と柚子に釘を刺した。治は衣装部屋に防犯カメラに映っていたニットがなかったため、真希子が放火犯ではないと思っていた。しかし、実は真希子は協力者である看護師長の市原美津子(いちはらみつこ)からの密告により、自分が怪しまれていることを知って証拠となるニットを事前に燃やしてしまったのだった。

自分の正体がバレるのも時間の問題だと感じた杏子は、治に直接会いに行き、13年前に皐月と何があったのかと問い詰める。すると、治が身勝手な理由で皐月を火事の犯人と決めつけていたことが判明。杏子は怒って彼を殴ろうとするが、突然現れた看護師長の市原に止められる。市原は真希子に頼まれて、院長室に盗聴器を仕掛けており、先ほどの2人のやり取りを聞いていた。だが、市原は火事の当日に皐月と一緒にいたことを告白し、彼女の無実を証言する。さらに、市原は杏子に「今後あなたの正体は何に変えても守る。だから皐月さんの無実を証明してほしい」と頼んだ。それから、杏子は真希子のマネージャーとなり、献身的に働いたおかげで信頼を獲得し、真希子はテレビでも活躍するようになる。市原はこれまで通り真希子の協力者を装いながら、杏子の正体を守った。

そんな中、真希子は真二の友人である葛木七海(かつらぎななみ)とトラブルを起こしたことが原因で、ネット上にネガティブなイメージとなる音源を拡散されてしまう。それによって真希子のイメージが崩壊して炎上してしまったが、杏子は七海の弱みを握って彼女を脅し、音源を削除させた。

一方、杏子の依頼で真希子のパソコンを解析したしずかは、真希子の闇日記を発見する。その日記で真希子が皐月を妬んでいたことや、彼女の人生を欲しがっていたことが明らかとなった。さらに、柚子はmixiのコミュニティーを通じて、真希子と火事当日に会っていたムジナという人物がいることを突き止める。杏子やしずかがムジナを探そうとしたが、そんな矢先、ムジナが突然ネット上に現れてブログに記事を投稿する。その記事では真希子の名前を「M」というイニシャルで隠し、「テレビで活躍しているMが許せない」「Mの嘘を暴露します」などと書かれていた。

実は真希子はかつて皐月のものを盗んでは、それをmixiに投稿することで、他のユーザーから人気を獲得していた。特に真希子に憧れを抱いていたムジナはコミュニティーを作り、ファンミーティングも開催するようになっていた。真希子は羨望の眼差しを向けられることが快感となり、ファンミーティングに参加していたが、ムジナはブログの内容と食い違う彼女の言動に違和感を覚え始める。ムジナから怪しまれるようになった真希子は、慌ててファンミーティングに参加することを止め、ムジナたちと関わることはなくなった。

しかし、インスタのダイレクトメールでムジナのブログを知った真希子は、徐々にSNSでブログが話題になっていくことに危機感を覚える。そんな中、真希子は柚子がエリーゼコミュニティーのメンバーに接触していることを知って激怒し、彼女を強引に御手洗家に連れてくる。そして、御手洗一家が勢ぞろいする中、真希子は未だ自分を放火犯だと疑う柚子を尋問し追い詰める。柚子は真希子が放火犯である証拠として、ムジナの暴露記事を突き付けようとするが、その記事は削除されていた。だが、そこに杏子が現れ、暴露記事はある人に頼んで作ってもらった偽サイトだと告げる。実は杏子は希一の提案によって偽の暴露記事を作り、SNSの偽アカウントを利用して、炎上しているように見せかけたのだ。これはムジナに会うために仕掛けた作戦だったが、焦った真希子は杏子の思惑通り、記事を削除させるためにムジナの居場所を教えてくれたのだった。さらに、杏子はムジナから借りてきた火事当日に開いたファンミーティングの写真を真希子に見せる。そこには、防犯カメラに映っていた人物と同じニットを着た真希子が映っていた。そして、杏子はついに自らの正体を明かし、ムジナからの証言を元に真希子を追い詰めていく。言い逃れができなくなった真希子は、ついに自分が放火したことを認めた。そんな彼女に対し、杏子は火事のことを自分のせいだと責め続けている皐月に謝ることを要求した。

火事の日の真相

第8話、杏子(左)と希一(右)が星空を見に行く場面

その夜、治は真希子に離婚を言い渡す。真希子はそれを承諾し、翌日皐月に謝罪することになった。ところが次の日、真希子は突然独断で記者会見を開いて、「これからも御手洗真希子であり続ける」と宣言。治は真希子に怒るが、彼女の圧力に屈し、記者に対して彼女を庇う発言をしてしまった。そのため、真希子は世間に同情され始めるが、すぐさま彼女のInstagramが乗っ取られ彼女のだらしない日常を暴露する写真が投稿される。それにより、完璧な妻を演じていた真希子のイメージは完全に崩壊し、大炎上してしまった。

実はInstagramを乗っ取ったのは、皐月だった。皐月は火事の記憶が蘇った後、市原から真希子が放火を認めて病院に謝罪に来ることを聞いていた。しかし、真希子の記者会見を見て失望した皐月は、復讐のために彼女の真実の姿を投稿してしまったのだ。その後、病院で再会した皐月と真希子は「ずっとあなたのことが大嫌いだった」と言い合い、本音をぶつけ合った。

それから、真希子が炎上したことにより、御手洗家は外に出られなくなって荒んだ生活を送るようになる。すると、真希子による希一の束縛が酷くなり、希一は意を決して家を飛び出した。それを知った杏子が希一の元へ向かうと、彼は「誰に何と言われてもどうでもいい。あんたにだけは嫌われたくない」と彼女を抱きしめた。それから、杏子は希一を自分の家に保護する。一方、治が通報したことにより、真希子は放火の罪で警察に連行される。だが、警官は真希子に13年前に御手洗家の周辺地域で、ボヤ騒ぎを起こしていた不良グループの中に希一がいることを指摘。警官は火事を起こした犯人が、希一ではないかと疑っていたのだ。真希子は焦って自分がやったと言い張るが、その態度から警官は火事に希一が関わっていると判断し、彼を任意同行すると決める。しかし、希一は真希子が捕まったと知り、自ら警察に自首した。杏子と柚子はそのことが信じられず、真希子の元へ向かって事情を尋ねる。すると、真希子は火事の日のことを語り始めた。

御手洗家で皐月のものを盗んでいた真希子は、希一に窃盗罪で逮捕されるのではないかと心配されていた。そのため、真希子は火事当日、御手洗家に盗んだ洋服などをこっそり返しに行った。全てを終えて家に帰った真希子だが、バッグの中には皐月のニットがまだ残っていた。それに気づいた真希子は絶望しながら、再び御手洗家に向かう。ところが、御手洗家は炎に包まれており、真希子は自分の罪がなかったことになったと喜んでいた。しかし後になって、真希子は希一が真希子の罪を消すために御手洗家に火をつけてしまったと思い、責任を感じていたのだ。

だが、黙って話を聞いていた真二は突然自分が火事を起こした犯人だと語り始める。実は真二は火事の日、自宅で皐月の服を見つけたため、御手洗家に服を返しに行っていた。しかし、家の中には誰もおらず、キッチンに美味しそうなカレーが置いてあった。そのカレーが食べたくなった真二は火をつけてカレーを温め始めるが、誤ってふきんに火が引火してしまう。慌てて消そうとしたが、火はどんどん燃え広がってしまったため、彼は皐月の服を頭から被って逃げ出してしまったのだ。真二は「どうしても言い出すことができなかった」と号泣しながら、杏子と柚子に謝罪。そんな彼に、杏子は皐月に謝るよう要求した。そして、真二は杏子と柚子と共に皐月の元へ行き、彼女に土下座して火事を起こしたのは自分だと謝った。皐月は正直に謝った真二に感謝しながらも、「あなたを一生許しません」と告げる。さらに、皐月は真二のことを恨んで、心に住まわせておくと約束。「この先あなたのことを非難する人がいても、あなたのことを真剣に考えている存在がいることを忘れないで」と彼に伝えた。その後、皐月は火事が自分のせいではなかったことに安堵。そして、皐月は自分を信じて無実を証明してくれた杏子に感謝したのだった。

一方、希一は初めから自分の家族が放火したのだと気付いていたが、見て見ぬふりをしていた。だが、希一は杏子との出会いにより、逃げずにケリをつけなければならないと感じるようになった。そして、真希子が逮捕されたことで、黙っていた自分にも責任があると感じて彼は自首したのだ。そのため、罪を犯していない希一はすぐに釈放され、真希子と共に警察署を後にする。そんな彼らの元に杏子がやってくる。そして、杏子は真希子に「希一さんを私にください。私は希一さんが好きです」と唐突に告げ、希一に一緒に暮らそうと提案した。真希子は否定的な態度を見せるが、杏子は必死に説得する。だが、希一はネットで炎上したことを気にしており、「これ以上あんたを巻き込むわけにはいかない」と後ろ向きな態度を見せる。そんな彼に、杏子は「悩んでないでとっとと私のところに来てください。一生あなたの隣で私が励まします」と力強く告げた。すると、希一は真希子の制止を振り払って杏子を抱きしめ、「こんな俺でよかったら末永くよろしくお願いします」と答えた。それを見た真希子は諦めて、その場を去っていった。

それからしばらくして、真希子は動画を更新し、芸能活動を再開する。一方、真二は当時14歳未満だったことから、刑事責任を問われることはなかった。そのため、釈放された真二は治に「ここで働かせてほしい」と頭を下げ、大学卒業後にみたらい病院で雇ってもらえることになった。一方、柚子は人材派遣会社に就職。体調が回復した皐月と一緒に暮らし始める。そんな中、杏子はオリジナルブランドの衣服をネット販売しているしずかと共に働くことになった。そして、希一は引きこもりを脱却して仕事を始め、杏子と2人で仲良く暮らすのだった。

『御手洗家、炎上する』の登場人物・キャラクター

主要人物

村田杏子(むらたあんず/演:永野芽郁、白鳥玉季)

本作の主人公。旧姓は御手洗。偽名は山内しずか。家政婦の仕事をしており、妹とアパートで2人暮らしをしている。医者の娘として裕福な生活をしていたが、火事をきっかけに両親が離婚し、母に引き取られて庶民的な生活をするようになった。母子家庭で育ったため、家事が得意で機転が利く。御手洗家で家政婦として働き始めた時も、真希子に気に入られており、後にマネージャーとしても優秀な働きを見せる。しかし、その裏では13年前の火事の真相を確かめるために動いていた。引きこもりだった希一には正体がバレて脅され恐怖を感じたこともあったが、一緒に過ごすうちに互いに惹かれていき、自ら彼に告白。そして、希一と2人で暮らすこととなった。

御手洗真希子(みたらいまきこ/演:鈴木京香)

治の後妻で、旧姓は渡。強欲で野心家。貧しい生活を送るシングルマザーだったが、治と再婚してセレブ妻となり、読者モデルとして偽りの私生活をInstagramに投稿している。自分を蔑んでいた周囲の人物や妬んでいた皐月に、今の幸せな生活を見せつけるために表に出る仕事を始めた。杏子のマネジメントのおかげもあって順調に人気を獲得していたが、炎上騒動により、イメージが崩壊。しかし、しばらくして芸能活動を再開させた。杏子は火事の日に彼女の姿を見ていたことから、彼女を犯人だと疑っていた。言い逃れできなくなり観念して放火犯であると認めたものの、それは息子を庇うための嘘だった。

周辺人物

御手洗希一(みたらいきいち/演:工藤阿須加、中川翼)

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『相棒 season20』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、しかし優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京と、その杉下への好奇心からキャリア官僚の道を捨てて刑事となった冠城亘がいた。その推理力と、上司の叱責を物ともしない行動力で、2人は難事件に挑んでいく。

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相棒シリーズ(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒シリーズ(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒』は、テレビ朝日・東映制作の刑事ドラマシリーズ。 水谷豊演じる主人公『杉下右京』は、人材の墓場と呼ばれた「警視庁特命係」に属する警部である。 その右京が自身の下についた「相棒」と共に超人的な推理力・洞察力を駆使して活躍していく。 亀山薫(演:寺脇康文)、神戸尊(演:及川光博)、甲斐享(演:成宮寛貴)、冠城亘(演:反町隆史)と相棒は代替わりしている。

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映像研には手を出すな!(大童澄瞳)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

映像研には手を出すな!(大童澄瞳)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『映像研には手を出すな!』とは、大童澄瞳による日本の漫画及び、それを原作としたアニメ、ドラマ、映画作品。アニメ好きの女子高生3人が、部活動で様々なアニメ制作を手掛けていくというストーリー。アニメ制作を通じての3人の成長が見られ、映像制作の場面はアニメファンの心をくすぐるような話になっている。また、映像も空想と現実が入り混じり、独特の世界観を醸し出している。本編では、女子高生と戦車の戦い、ロボットと怪獣の戦い、異星人と地球人との交流がアニメ作品として描かれており、独特なタッチの映像となっている。

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シグナル 長期未解決事件捜査班(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

シグナル 長期未解決事件捜査班(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『シグナル 長期未解決事件捜査班』とは、過去と現在が無線機による通信で繋がり、その無線機を使ってそれぞれの時代の刑事が事件を解決していくという刑事ドラマである。2018年にフジテレビ系で放送された連続ドラマで、韓国で数々の賞を受賞したドラマ『シグナル』の日本版リメイクとなっている。過去と現在が同時進行で描かれ、未解決事件を解決する現在の長期未解決事件捜査班と、その事件が実際に起こっている過去が繋がり、事件解決だけでなく謎や秘密が明らかになっていく。

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昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』とは、2014年にフジテレビの木曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は井上由美子が手掛ける。主演は上戸彩。その他、吉瀬美智子や斎藤工、北村一輝などが出演している。2017年に公開された映画版では、ドラマの3年後が描かれている。主婦の笹本紗和は夫と平凡に暮らしていたが、彼女が勤めるスーパーの駐車場で車上荒らしが発生したことをきっかけに、高校生教師の北野裕一郎と出会う。そして紗和は葛藤しながらも彼と不倫関係に陥り、やがて本気の恋愛へと発展していった。

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王様のレストラン(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

王様のレストラン(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『王様のレストラン』とは、三谷幸喜脚本、松本幸四郎(現:松本白鸚)主演のテレビドラマである。1995年にフジテレビ系列で放送された。オーナーシェフの死によって経営難に陥り、スタッフもやる気がない、料理も不味い散々な状態の三流フレンチレストラン「ベル・エキップ」。新しくオーナーになった原田禄郎(演:筒井道隆)に頼まれて、かつて伝説のギャルソンとして活躍していた千石(演:松本幸四郎)が「ベル・エキップ」で復活し、スタッフや客を巻き込みながら一流レストランへの再建を目指すドラマである。

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相棒 season21(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒 season21(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒 season21』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。ある時東南アジアの小国サルウィンに関する国際テロが発生し、杉下はかつてこの国へと旅立っていった元特命係の亀山薫と共に捜査に乗り出していく。

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アンフェア(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アンフェア(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。

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君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

君と世界が終わる日に(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『君と世界が終わる日に』とは、2021年1月から3月まで日本テレビでドラマ放送された、竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマである。物語は主人公の間宮響が恋人の小笠原来美を探しながら、生存者たちと一緒にウイルスに感染した人間のゴーレムと戦い、ゴーレムのいない安全な場所を目指して旅するストーリーである。人間を襲うゴーレムを倒しながら、生存者たちの仲間の絆が深まっていき、みんなで助かろうと一生懸命に生きる姿を見られるドラマ。主人公の間宮響の諦めの悪い性格や襲ってくるゴーレムとの闘いも見どころのひとつ。

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いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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俺物語!!(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

俺物語!!(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

原作・河原和音、作画・アルコによる少女漫画、及びそれを原作とするアニメ、映画。2011年に『別冊マーガレットsister』に掲載された第1話が好評につき連載へ移行。その後『別冊マーガレット』にて2016年まで連載された。誰もが目を引く巨漢、剛田猛男とお菓子作りが大好きな女子高生大和凛子。痴漢から助けた出会いをきっかけに付き合い始めた二人の不器用ながら微笑ましい恋模様がコミカルに描かれる。

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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(3A)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』とは、日本テレビ系で2019年に放送された日本のテレビドラマ。半年前に起きた女子生徒・景山澪奈の自殺の真相を明らかにするため、美術教師の柊一颯が生徒たちを人質に取った立てこもり事件を起こす、異色の学園ドラマである。主演は菅田将暉。生徒役には永野芽郁や今田美桜、森七菜などが出演している。『電車男』や『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』などのヒットドラマを生み出した武藤将吾が脚本を手掛ける。

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新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新選組!(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新選組!』とは2004年1月から12月まで放送されたNHKの大河ドラマである。幕末を舞台に若者たちが命を懸けて己を貫く姿を中心に、青春群像劇として高い評価を得た。多摩の百姓であった近藤勇が真の侍になるため京に上り、仲間たちと新選組を結成し誠の忠義を貫くために戦い、生きていく姿が描かれている。香取慎吾をはじめ若手俳優たちが生き生きと演じたこと、また人気脚本家三谷幸喜の脚本も見どころの一つとされている。

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ひるなかの流星(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ひるなかの流星(漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ひるなかの流星』とは「やまもり美香」による漫画作品。 2017年には、永野芽郁・三浦翔平・白濱亜嵐らによって実写映画化された。 主人公の与謝野すずめは、転校先の担任である獅子尾五月と関わっていくうちに、獅子尾に惹かれるようになる。 一方で、転校先のクラスメイトであり、すずめの初めての友達である馬村大輝はすずめに惹かれるようになる。 かわいいイラストで甘酸っぱい三角関係が描かれている。

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あさが来た(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

あさが来た(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『あさが来た』とは、幕末から明治にかけて活躍した実業家・教育者の広岡浅子をモデルとしたNHKの連続テレビ小説。2015年9月から2016年4月にかけて放送された。平均視聴率は23.5%で、朝ドラとしては2016年当時の最高記録となって話題に上った。 女性の社会進出が難しかった幕末から大正の時代に、女性起業家のパイオニアとして奔走した主人公・白岡あさの物語。銀行、生命保険会社、女子大学の設立という一大事業に邁進するあさと、彼女を支える家族、変化していく社会が描かれる。

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ラヂオの時間(三谷幸喜)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラヂオの時間(三谷幸喜)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラヂオの時間』とは三谷幸喜が脚本を手掛けたコメディ映画である。この映画は三谷幸喜の映画監督初作品で、1997年11月に映画公開されている。第21回日本アカデミー賞を受賞した作品で、三谷幸喜は脚本賞を受賞している。ストーリーはラジオ局の収録スタジオに集まったスタッフや出演者たちが、生放送のラジオドラマで二転三転するシナリオに対応していくドタバタコメディである。ラジオ局のディレクターの工藤学役に唐沢寿明、自分で書いたシナリオがラジオドラマ化された主婦の鈴木みや子役を鈴木京香が演じている。

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相棒 season22(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

相棒 season22(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『相棒 season22』とは、警視庁特命係の刑事コンビが数々の事件を解決していく、テレビ朝日によるテレビドラマである。 「警視庁特命係」は、不祥事を起こした刑事や辞職してもらいたい刑事が上層部の意向で送り込まれる窓際部署。“人材の墓場”とも揶揄されるここには、優秀過ぎて上層部が隠しておきたい秘密まで暴いてしまう刑事・杉下右京が籍を置いていた。十数年の時を経て特命係に出戻った亀山薫とのコンビを復活させた杉下は、次々に起こる難事件の調査に乗り出していく。

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坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

坂道のアポロン(漫画・アニメ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『坂道のアポロン』とは、2007年から2012年まで小玉ユキが『月刊フラワーズ』(小学館)にて連載していたジャズと青春をテーマにした少女漫画、およびそれを原作としたアニメ、実写映画である。舞台は1966年の長崎県。主人公の薫が、横須賀から長崎の高校へ転入したところから始まる。父の仕事の都合で転校ばかりしていた薫にとって、学校は息苦しくストレスばかりの場所であった。しかし、そこで不良の千太郎と心優しい律子、そしてジャズに出会い薫の生活は一変する。美しい友情と交錯する恋心が魅力的に描かれている。

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コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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地獄の花園(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

地獄の花園(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『地獄の花園』とは、監督は関和亮、脚本はバカリズムが担当して2021年に公開された日本映画である。三富士株式会社に勤める田中直子は、同僚のOLと恋バナやコスメの話題で盛り上がるごく普通のOLである。しかし途中入社してきた北条蘭の登場によって直子はヤンキーOL同士の派閥争いに巻き込まれていき、さらには直子自身の秘密も暴かれていく。この物語は「普通のOLになりたい」と切実に願う直子が、ヤンキーOLたちの熱い闘いにより不本意ながらも本来の姿を取り戻していく、アクション・コメディ映画となっている。

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カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

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