Vaundy(バウンディ)の徹底解説まとめ
Vaundy(バウンディ)とは、楽曲の作詞・作曲・アレンジからデザイン、映像に至るまで全てをセルフプロデュースをするマルチアーティスト。2019年に初のオリジナル楽曲「pain」を自身のYouTubeチャンネルに投稿。わずか4ヶ月後に投稿された「東京フラッシュ」という楽曲で、多くの人にその名を知られることとなった。他アーティストとのコラボレーションや、海外での活動も活発に行う。天性の声とジャンルに囚われない幅広い楽曲センスを持ち、ティーンエイジャーを中心に人気を博している。
Vaundyの概要
Vaundyとは、楽曲の作詞・作曲・アレンジからデザイン、映像に至るまでの全てをセルフプロデュースをするマルチアーティストである。2019年に初のオリジナル楽曲「pain」を自身のYouTubeチャンネルに投稿。4ヶ月後に投稿をした「東京フラッシュ」により、爆発的な人気を得ることになる。さらに2020年、Spoyifyが今後の活躍を期待するアーティスト10組「Early Noise 2020」に選出をした。また、スペースシャワーネットワークがオススメの新人を選ぶ「SPACE SHOWER RETSUDEN NEW FORCE」2020年度ラインナップに選出。
世間のニーズを吸収し、解読し作成された「東京フラッシュ」は非常に中毒性があり、一度この楽曲を聞いてしまうと彼の世界観に引き込まれてしまう。「東京フラッシュ」はレコメンドで出てくる流行のサウンドを解析し、試しに作成されたものだ。この楽曲を聞いてみれば、試しに作成された楽曲の域を超えていることが分かる。
「東京フラッシュ」の発表によりブレイクを果たした後に投稿された「不可幸力」は、前作までの作風とは違う楽曲であった。その後もジャンルレスな楽曲を投稿し続ける。彼は意図的にジャンレスな楽曲を作成しているわけではない。自然とそうなっているのだ。この天才肌な一面も彼の魅力の一つなのだろう。
彼の楽曲が生み出す独特な世界観は人々に程よい緊張感と心地よさを与え、虜にさせる。Vaundyとはそんな楽曲を作成するアーティストである。
Vaundyの活動経歴
Vaundyの原点
Vaundyの歌唱力の原点は2016年まで遡る。彼は2016年から2017年の年末まで歌い手として活動をしている。歌い手としての活動期間中はニコニコ動画に7曲の歌ってみたを投稿。しかし2017年の年末に彼は歌い手としての活動を辞める事になる。辞める前に彼は「絶対にプロになって帰ってくる」と言った。彼はその宣言を見事実現して見せた。そして、後に彼は「シンガーソングライターの俺は、歌い手時代がなかったら成立しない。あの時代に技術を得た」と発言している。彼にとって、歌い手として活動していた期間は人生において重要な分岐点だったのだろう。
音楽塾ヴォイスへ入学
高校時代、Vaundyは音楽塾ヴォイスに入塾。ここで本格的に音楽の勉強を開始する。音楽塾ヴォイスはVaundyの他にも、家入レオや絢香といった歌唱力に定評のあるアーティストを輩出した実績がある。彼が音楽塾ヴォイスへの入学を決意した理由は自分の現状の実力ではクリエイティブな音楽を作成できないと実感したからだそうだ。以前まではボーカロイドの楽曲を多く聴いていたが、入塾後は洋楽を聴き始め音楽性が変わり、作曲にも影響があったと語っている。
YouTubeへの楽曲投稿
その後、音楽塾ヴォイスでの勉学を経て2019年5月31日にYouTubeに初のオリジナル楽曲「pain」を投稿したことでデビュー。初のオリジナル楽曲の投稿だったが、ミュージックビデオの作成まで行った。後に彼は「もう音楽は耳で聞くものだけじゃない。視覚と聴覚がうまく合わさった時に初めて、SNSで楽曲が広まっていくものだっと思っている」と語っている。
そして同年9月27日に投稿された「東京フラッシュ」がSNSを中心に話題となった。CD販売やサブスクでの配信が行われていない中、わずか公開2ヶ月で100万回再生を超えた。その後、サブスク配信やダウンロードでの販売が開始すると、spotifyの日本バイラルチャートで2週間連続トップ3入りという記録を打ち出した。その後に投稿される新曲は次々と100万回再生を超えていった。
2020年4月にはVaundyの手掛ける楽曲がドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌に抜擢された。Vaundy初のアルバム「strobo」から「灯火」が採用されたのだ。彼の作成する都会的なメロディがテレビ局の目に止まったのだろう。彼の活躍はと止まることを知らない。
初のワンマンライブ
2020年になり、初のオリジナルアルバム「strobo」が発表され、自身初のワンマンライブ「大人間前夜」の開催が発表された。初のワンマンライブにも関わらず即完売となった。しかし本来2020年4月5日に開催予定だったが、新型コロナウイルスの流行により開催日が先延ばしになった。開催日は8月30日に延ばされ、なおかつ無観客公演でライブ配信となった。初のワンマンライブは延期となったが、同年10月10日には2ndワンマンライブ「strobo」の開催が発表された。延期されたのにも関わらず、すぐに次のワンマンライブの発表となり彼のとてつもない人気が伺える。
Vaundyのプロフィール・人物像
2020年6月6日生まれ。東京都出身。作詞、作曲やデザイン、映像のプロデュースも自身で行うマルチアーティストだ。彼の作る楽曲はジャンルには囚われていない。幼少期から歌うことが好きで、周囲から褒められるのがうれししかったことが音楽を始めるきっかけになった。15歳にはDAWを使って友人と初の楽曲を作成。高校時代には音楽塾ヴォイスに通い本格的に音楽の勉強を開始する。その後、大学に進学して自身のYouTubeチャンネルを開設。
Vaundyという名は中学時代のあだ名をそのまま英語表記して使用している。かなりクセの強い天然パーマも非常に特徴的だ。大学は美術系の学校に通っていて、レポートの課題によく追われている。
Vaundyのディスコグラフィー
デジタルシングル
東京フラッシュ
2019年11月29日発売
不可幸力
2020年1月22日発売
僕は今日も
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目次 - Contents
- Vaundyの概要
- Vaundyの活動経歴
- Vaundyの原点
- 音楽塾ヴォイスへ入学
- YouTubeへの楽曲投稿
- 初のワンマンライブ
- Vaundyのプロフィール・人物像
- Vaundyのディスコグラフィー
- デジタルシングル
- 東京フラッシュ
- 不可幸力
- 僕は今日も
- life hack
- Bye by me
- 灯火
- 怪獣の花唄
- ASH feat. Vaundy / Nulbarich
- 世界の秘密
- 融解sink
- 地球儀 with Vaundy / Aimer
- しわあわせ
- benefits
- 花占い
- tokimeki
- 泣き地蔵
- 踊り子
- 裸の勇者
- 恋風邪にのせて
- 走馬灯
- mabataki
- CHAINSAW BLOOD
- アルバム
- Strobo
- Vaundyの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 東京フラッシュ
- 不可幸力
- life hack
- Vaundyの名言・発言
- 「世に言われている天才って、だいたい秀才だと思っています。」
- Vaundyの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「東京フラッシュ」は試しに作られた楽曲
- 「Vaundy」という名前の由来
- ニコニコ動画にカバーを投稿していた
- 「Don't Look Back In Anger」を「音楽塾ヴォイス」のレッスンでカバー
- 音楽塾ヴォイスに入塾前はバンドサウンドを作っていた