ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。
ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。
見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の用語

架空の兵器

3式機龍

1年前の戦いで活動不能になったが、復活をとげる機龍

特生自衛隊が2003年に作られたことで、3式の名前がつけられた。正式名称を「3式多目的戦闘システム」という。
機龍は、日本政府によって東京湾の千葉県館山沖の海底から1999年に引き揚げられた初代ゴジラの骨を使用している。
1年前のゴジラとの戦いで右腕とアブソリュート・ゼロをうしなった。しかし1年をかけて修復作業が行われ、大破したアブソリュート・ゼロ代わりに3連装ハイパーメーサー砲を搭載させた。
武装の見直しも行われ、高機動性能も向上した。
機龍に愛着を持っている義人を助けたり、ゴジラと共に海に沈む際もメンテナンスモニターに「SAYONARA YOSHITO」とメッセージを残すなど、義人と心を通わせていた。

AC-3 しらさぎ

上空を飛ぶ2機のAC-3 しらさぎ

特生自衛隊に所属する支援用航空機で、3機で構成されている。この3機は、3式機龍の輸送、遠隔操作、エネルギー補給を行う。全高6m、全長30mで最高飛行速度は93kmである。因みに機龍輸送時は、最高飛行速度は40km。
最大乗員は2名。
2003年4月に、第1機龍隊発足時に6機が納入される。

90式メーサー殺獣光線車

光線を撃つ90式メーサー殺獣光線車

特生自衛隊の主力兵器。
66式メーサー車の後継機で、進化型ではあるが基本構造は変わらない。しかし自動化により乗員は2名となり、牽引車からメーサー砲の操作含む全てが行える。
また、走行しながら照射可能、夜間や荒天でも15万ボルトのメーサー光線を正確に照射できる。
機龍が完成してからは、機龍が主力兵器と変わり、90式メーサー殺獣光線車は支援が主になる。

73式小型車

特生自衛隊の偵察警戒車で、メーサー車の先導などに運用される。
73式小型車は、実在している新73式小型トラックと名前が同じであるが、実在する新73式小型トラックは三菱・パジェロベースなのに対し、劇中では73式風に改造された日産・テラノである。
劇中では、義人が機龍の補修に向かう際乗っていた車。

イージス護衛艦「あいづ」

太平洋上にて、日本へと向かうゴジラを迎撃するイージス護衛艦「あいづ」

海上自衛隊所属の護衛艦。
艦番号DD-147。日本へ向かっていたゴジラを迎撃する架空の兵器である。
元となっているのは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』で防衛海軍巡洋艦あいづとして登場。防衛海軍所属の最新鋭汎用巡洋艦として描かれた。
因みにこの時の艦番号はDDH-147。

原子力潜水艦

アメリカ海軍の原子力潜水艦。グアム島沖にてゴジラに襲撃され撃沈。
艦名は不明であるが、『ゴジラvsキングギドラ』で使われていた原子力潜水艦で、その際は「ムサシ2号」と呼ばれている。
『ゴジラvsキングギドラ』の設定では、日本が何らかの理由で、核汚染した時の為の核シェルターとして極秘に建造した原子力潜水艦。

監視衛星

特生自衛隊が運用している光学偵察衛星。
小笠原諸島の上空を飛行しているモスラの羽を撮影した。
作中内には監視衛星は出てこず、撮影された画像のみ登場している。
監視衛星番号はE-03。

実在する兵器

90式戦車

日本の戦車で、自衛隊の戦力の中心を担っている。
開発されたのは、第二次世界大戦後である。

96式装輪装甲車

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