GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GODZILLA 怪獣惑星』とは1954年から続く怪獣映画「ゴジラ」を原作としたアニメ映画作品。脚本は虚淵玄、監督は静野孔文、瀬下寛之。
人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持ったゴジラによって半世紀に渡り敗走を重ねた人類は、種全体の存続のため宇宙への脱出を余儀なくされる。22年後、再び地球を人類の手に取り戻すため、主人公ハルオを筆頭にゴジラと戦う様を描く。

『GODZILLA 怪獣惑星』の概要

『GODZILLA』(ゴジラ)は、ポリゴン・ピクチュアズ制作による日本の長編アニメーション映画。ゴジラシリーズ第30~32作目にして、初の長編アニメーション映画作品となる。脚本に虚淵玄らを起用し、「アニメならではのスケールでゴジラを描く」ことをコンセプトに作成されている。
ホバーバイクによる空中戦やゴジラの重量感ある描写など、実写映画では表現が難しいシーンを取り入れ、新たなゴジラ映画の可能性を示している。
過去作品とのストーリーの繋がりは無いが、人類と怪獣の半世紀に渡る戦いの様子を描いた今作品の前日譚となる小説「GODZILLA 怪獣黙示録」が発売されている。

地球上に出現した巨大生物「怪獣」、その中でも圧倒的な力を持つ「ゴジラ」に人類は敗走を続け、種全体の存続のために一部の人間と、同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」と共に宇宙へと脱出する。
しかし、人類生存に適した星は見つからずハルオが立案した「対ゴジラ戦術」がリークされたこともあり、人類は地球帰還を決定する。
亜空間航行を続けていた人類が地球に帰還すると、地球では2万年の歳月か経過していた。

全3部作構成で、今作品である第1章『GODZILLA 怪獣惑星』が2017年11月17日に、第2章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が2018年5月18日に公開されている。第3章『GODZILLA 星を喰う者』は2018年11月に公開。

『GODZILLA 怪獣惑星』のあらすじ・ストーリー

人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持った「ゴジラ」によって、人類はおろかほかの怪獣すらも駆逐され、半世紀に渡り敗走を重ねた。
ゴジラ討伐の対価として地球に住まわせてほしいと交渉してきた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」との共闘も空しく、ゴジラを倒すことはできなかった。
人類は種全体の存続を図り、一部の人間を別の星に移住させる計画を立案する。
幼少期のハルオは宇宙船に乗り込む直前に両親がゴジラの襲撃で死んでしまう様を目撃しており、それ以来ゴジラに対し異様な執念を抱いている。

それから22年後、宇宙船は人類が在住可能な星を探し続け、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eへと到着する。しかし、そこは人類生存に適さない星であった。
中央委員会はタウ星eへの移住志願者を集めるが、それは宇宙船の食料などの物資消費を減らすためであり、実質的には人類全体のために犠牲になってほしいというものであった。主人公ハルオは、自分たちが生き残るために仲間を追い出すという中央委員会の決定に反発し揚陸艇に籠城するが、移住志願者の一人で育ての親でもあるダイチによって、宇宙船での生活はもう老体には限界でありせめて死ぬなら大地の上で死にたい、と説得され拘束される。そして志願者の乗った揚陸艇は宇宙船を出発するが、タウ星eに上陸する前に事故によって爆発するのだった。

今後の目的地が定まらない中、ハルオはエクシフの軍属神官メトフィエスの協力によって立案した「対ゴジラ戦術」をリークし、船員の地球帰還の意思を高める。亜空間航行により地球では長い年月が経っているためゴジラはもういないかもしれないという期待もあり、中央委員会は地球帰還を決断し長距離亜空間航行を用いて地球付近へと帰還するが、地球では約2万年もの歳月が経過していた。さらに未だゴジラは生存しており地球帰還を諦めようとする中央委員会だったが、メトフィエスの後押しでハルオの戦術が採用されゴジラ討伐のための部隊派遣が決定する。

保釈されたハルオはゴジラ討伐部隊の一員として地球へと上陸し、討伐の準備と変わり果てた地球環境の調査をするが、ゴジラ捜索予定だったリーランド率いる部隊が小型怪獣セルヴァムに襲われ甚大な被害を被ってしまう。リーランドは即時撤退を提案するがそのための揚陸艇は全て損傷しており、撤退のためには作戦通り仲間部隊と合流する必要があった。仲間部隊との合流後に撤退を試みるが、合流途中でゴジラと遭遇。ハルオは対ゴジラ戦術の要となるゴジラが纏う非対称性透過シールドの電磁パルスパターンを解析するために単身ゴジラに挑むが、ホバーバイクの火力ではシールドを発生させられなかった。ハルオは上空から捨て身の特攻を試みるが、直前でリーランドが多脚砲台によって支援することによってシールドが発生し、電磁パルスパターンの解析に成功する。ゴジラはリーランドの操縦する多脚砲台に熱線を放ち、リーランドは殉職してしまう。

ゴジラから逃れたハルオは、リーランドの殉職によって指揮権を掌握したメトフィエスから指揮権を委譲され、ビルサルドの技術士官ムルエル・ガルグと共に作戦の続行を決定する。多くの犠牲を出しながらもゴジラのシールドを無効化することに成功し、ゴジラを撃破する。しかし、撃破したゴジラは2万年前のものとは別個体ではないかと環境生物学者マーティンに指摘され、その直後かつて人類を宇宙に追いやり、その間成長を続け300メートル以上にまで成長した「ゴジラ・アース」が出現する。ハルオは部隊に退避を命じつつ陽動を試みるが、ゴジラ・アースの圧倒的な力に瞬く間に壊滅させられのだった。

その後目を覚ましたハルオは、謎の少女ミアナに介抱されていた。

『GODZILLA 怪獣惑星』の登場人物・キャラクター

ハルオ・サカキ(CV:宮野真守、洲崎綾(幼少期))

本作の主人公、階級は大尉。地球脱出の直前に両親がゴジラの襲撃に巻き込まれる様子を目撃しており、ゴジラを倒すことに並々ならぬ熱意を持っている。
揚陸艇に篭城した罪で第一級反逆罪で拘束されているなか、メトフィエスから与えられたアラトラム号の機密データを元に対ゴジラ戦術を執筆した。
メトフィエスの進言によって保釈され地球降下にも参加し、リーランドの殉職後はリーダーとしてゴジラ討伐の指揮をとった。

ユウコ・タニ(CV:花澤香菜)

宇宙船内で生まれ育ったハルオの幼なじみで、階級は曹長。揚陸艇の爆発事故についてハルオに話を聞くために地球降下部隊に志願し、リーランドからハルオのお目付役を任された。兵器開発と操縦技術に長けており、ゴジラとの戦闘ではパワードスーツ部隊に参加し、ハルオと共にその最終段階となるEMPプローブスピアの打ち込みを行う。

メトフィエス(CV:櫻井孝宏)

異星人「エクシフ」出身の軍属神官。階級は中佐。エクシフの長であるエンダルフに代わって教団を運営しており、その人格と博愛主義から人種を越えた人望がある。ハルオの理解者であり、ハルオこそがゴジラと対峙する英雄にふさわしいと考えている。

ムルエル・ガルグ(CV:諏訪部順一)

異星人「ビルサルド」出身の技術士官。地球連合軍戦略技術研究所で、メカゴジラの設計に携わっていた過去をもつ。
ハルオの対ゴジラ戦術の有用性を認めており、地球降下後はゴジラの電磁パルス増幅器官への攻撃を担当した。

リルエル・ベルベ(CV:三宅健太)

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