ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。
ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。
見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の概要

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画である。ゴジラシリーズの第27作品目となり、ゴジラミレニアムシリーズの第5作で、前作の『ゴジラ×メカゴジラ』の好評につき、制作された。監督は手塚昌明、主演を金子昇が務めた。興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。
前作である『ゴジラ×メカゴジラ』で主役であった家城茜(演:釈由美子)も再び登場している。
歴代の東宝映画の設定を活かし、1961年の『モスラ』と直接繋がりをもたせた世界となっている。その為、当時の登場人物である中條信一役の小泉博が、そのままの役で登場している。

ゴジラと機龍の戦いでゴジラが行方不明になってから1年後、かつてインファント島を調査した中條信一の元に小美人が現れ、機龍に使われているゴジラの骨を海に返すように訴えた。そしてゴジラが再び襲撃してきた際は、モスラが命を懸けて守ると言うのだ。しかしその場にいた機龍の整備士で、中條信一の甥である義人は機龍に対し愛着があり、複雑な気持ちであった。そんな中、ゴジラが現れ東京に上陸した。
一方、信一の孫の瞬は、モスラを呼ぶために学校の校庭に机を出してインファント島の紋章を描く。これにより現れたモスラとゴジラは死闘を続けるが、モスラはゴジラの勢いに押されて傷ついていった。そこでモスラを助けるために機龍が出撃するのであった。しかしゴジラによってモスラは倒され、機龍も大ダメージを受けて起動停止になる。義人は整備士として機龍の中に乗り込み、修理するが機龍のメンテナンスブースに閉じ込められる。
一方、モスラが残した卵から産まれた双子の幼虫が東京に上陸した。幼虫たちはゴジラに向けて大量の糸を吐きかけ、動きを封じるのだった。小美人が再び人間たちに、ゴジラの骨を海に返すことを訴える。そんな中機龍は暴走を始め、ゴジラを抱えて海に向かっていった。機龍の中に取り残された義人は一緒に海に沈むことを覚悟したが、危機一髪で元同僚の梓によって救出される。そして機龍はゴジラと共に、海底深く沈んでいくのだった。

見所は、かつて日本を襲ったモスラが今回人間の味方になるところである。また、幼虫の双子モスラの活躍も、見所の一つである。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のあらすじ・ストーリー

モスラと小美人の登場

機龍とゴジラの死闘から1年の月日が流れていた。ゴジラは日本から退却したものの、行方はわからないままだ。機龍はゴジラとの戦いにより大きなダメージを受け、今だ修復作業は続けられていた。
そんな中、日本の領空に謎の生物が現れるが、その正体はかつて日本を襲撃したモスラであった。航空自衛隊がモスラに追撃ミサイルを発射するが、それをかわして日本へと向かっていく。
ある夜、言語学者である中條信一(ちゅうじょうしんいち)の元に小美人(しょうびじん)が現れた。信一はかつてインファント島を調査し、モスラが日本を襲った時に尽力した男である。43年ぶりに信一と再会した小美人は、ゴジラの骨を海に返してほしいと頼みに来たのだった。そこに偶然居合わせた信一の孫の瞬(しゅん)と、甥の義人(よしと)であったが、小美人が「人間がゴジラの骨から戦いの道具を作ったのは、大きな過ちです」と言うのを複雑な思いで聞いていた。なぜなら義人は機龍の整備士で、機龍に愛着があるからである。機龍を手放せば、ゴジラの抑止力がなくなると考える瞬や義人に対し、小美人はモスラが命を懸けて戦うと約束するのだった。更には、もしゴジラの骨を海に返さない場合は、モスラも人類の敵となることを宣言した。するとモスラの鳴き声がし、窓を開けると外にはモスラがいたのである。モスラはやがて飛び立ち、小美人は小さな文字盤を残して消えていたのであった。文字盤には「生命は定められた時の中にこそあるべし」と書かれていた。

義人の葛藤

義人は駐屯地で、機龍の修復作業に懸命になりつつ、小美人の言葉が気になっていた。そこに新たな機龍隊メンバーが現れ、その中には元同僚で、一緒に機龍の整備をしていた如月梓(きさらぎあずさ)の姿もあった。
その夜、1年前に機龍の正オペレーターとして活躍した家城茜(やしろあかね)の壮行会が行われる。なんとなく居心地の悪さを感じた義人は、その場を抜けて機龍の元へ向かった。義人は機龍に「お前は間違ってつくられたのか…」と呟いていると、茜が現れる。茜も義人同様、機龍には思い入れがあり、別れを言いに来たのであった。茜は、「機龍はもう戦いたくないのかもしれない…」と言い残してその場を去って行く。
翌日、信一は旧知の仲である五十嵐隼人(いがらしはやと)首相に、小美人の言葉を伝えに行った。信一は「人間は超えてはならない一線を超えてしまったんだ」といい、人間が神の領域に手を触れたことを五十嵐に諭す。そして「既に人類は、原水爆によってゴジラを生むと言う過ちを犯している」と続けた。五十嵐は、信一の言葉は理解できるが、ゴジラの脅威がある限りは、機龍を手放せない事を信一に伝えるのであった。そして、機龍の代わりにゴジラと戦ってくれるモスラは、かつて日本にダメージを与えた敵であった為、五十嵐は信用できないのだった。
ある日、九十九里浜に巨大生物カメーバの死体が打ち上げられる。更にグアム島沖ではアメリカの原子力潜水艦がゴジラに襲撃される事件が起こったのである。これらの事件により、政府は再びゴジラの日本上陸を考え、機龍の修復作業を急がせるのであった。

ゴジラとの死闘

ある日、八丈島近海にゴジラが姿を現した。海上自衛隊はゴジラに攻撃するも、ゴジラは潜行し機龍のいる八王子を目指していた。政府は以前ゴジラによって破壊され、再開発中となっていた品川地区で迎え撃つことを決め、やって来たゴジラに攻撃するものの歯が立たず、ゴジラは八王子の方へと近づいていた。
一方、瞬は学校の校庭に、机を並べてインファント島の紋章を描き、モスラを呼ぼうとしていた。モスラは何処からともなく表れ、ゴジラと戦い始めたのである。モスラは最終兵器である鱗粉攻撃をゴジラに仕掛けるが、ゴジラに通用しない。それどころか、自分自身がピンチなのにも関わらず命を懸けてゴジラに挑むモスラの姿を見た五十嵐は、機龍の出動を命じるのであった。機龍は、以前ゴジラと戦った時に最終兵器であるアブソリュート・ゼロが大破している為、新たに3連ハイパーメーサーを搭載し、出撃するのだった。
ゴジラの元に機龍が現れ、ゴジラと機龍、モスラの戦いが始まるが、機龍はゴジラの攻撃に苦戦していた。更にゴジラの攻撃を受ける機龍をモスラが庇い、翼を熱線で破壊されてしまう。そんな中、モスラが産んでいた卵から双子の幼虫が産まれ、海を渡ってやってくるのであった。モスラの幼虫はダメージを受けた親モスラの元へ向かう。そしてモスラを倒そうと攻撃してきたゴジラから、2匹の幼虫を守ろうと親モスラが幼虫を庇い消滅してしまうのだった。それを見た幼虫たちの目は赤くなり、ゴジラに対する怒りを露わにするのであった。

義人の覚悟

戦いの中、ゴジラから受けた攻撃により大きなダメージを受けた機龍は活動停止状態であった。再び機龍を駆動可能状態にさせるために、義人は機龍の内部に入り修復、再び駆動可能になる。義人はそこから脱出しようとしたものの、ゴジラの攻撃でハッチが歪んでおり閉じ込められてしまう。義人は機龍を遠隔操縦している如月たちに自分が中にいることを伝えたら、ゴジラに攻撃できなくなると考える。義人は機龍と運命を共にする覚悟を決め、無事退避完了の報告をした。中に義人が残っている事を知らないオペレーターの秋葉(あきば)と如月は、機龍を再び起動させる。機龍はゴジラと死闘を繰り広げ、ゴジラを弱らせることに成功した。そして3連ハイパーメーサーで更に弱らせたところに、2匹のモスラの幼虫が大量の糸をゴジラに吐きかけて、ゴジラの動きを封じるのであった。その時「人間は自らの過ちに気づかないほど、愚かな生き物ではないはずです」とどこからともなく小美人の声がするのだった。その声を聞いた五十嵐はゴジラの破棄を決め、作戦終了後に機龍を手放すことを宣言するのであった。ゴジラにとどめを刺すことを命じられた秋月は、機龍を動かそうとするがまったく動かない。そして朝日が昇り始めると、機龍は突然暴走をはじめる。雄たけびを上げて、ゴジラを抱えて海に向かう。ゴジラを逃がそうとしていると思われたが、機龍の中にいる義人は「機龍はゴジラと共に日本海溝に眠ろうとしている」とみんなに伝えるのであった。機龍の内部にいた義人は、機龍の本当の気持ちを知ったのである。この無線で義人が機龍の中に取り残されていることがわかり、如月と秋葉は義人を必死で救出しようとする。義人は機龍と共に海に沈むつもりであったが、機龍が義人の救出を手伝い、メンテナンスブースのモニターに「SAYONARA YOSHITO」とメッセージを残す。その後義人は助けられ、機龍とゴジラは海に沈んでいった。
五十嵐は、壊滅状態の東京をみて「失ったものは大きい。しかし、我々は自らの過ちに気づき、その過ちを認める勇気を得た。その勇気こそが勝利だろう」と言う。そして2体のモスラの幼虫と、小美人はインファント島に帰って行く。義人は海に沈んだ機龍に向かって敬礼をするのだった。
しかしゴジラのDNAは、特生自衛隊・特殊生物研究本部のDNA保管庫に保管されていた。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の登場人物・キャラクター

登場怪獣

ゴジラ(演:喜多川務)

日本に上陸したゴジラ

1954年に出現したゴジラと同種の生物で、身長55m体重2万5千t。武器は放射熱線である。
1年前に機龍との戦いを経て退却したが、本作で再び姿を現す。初代ゴジラの骨を求めて東京・品川埠頭に再上陸し、八王子を目指す。
胸部に残る傷跡は、1年前機龍のアブソリュート・ゼロの攻撃を受けた時の傷である。この傷が弱点となり、機龍から攻撃を受けて海の中へ沈められる。
機龍と共に海に沈んだことで、今後ゴジラのDNAを使った兵器は開発できないと思われたが、実はDNAデータは特生自衛隊特殊生物研究本部の貯蔵室に保存されている。

モスラ

我が子を守るモスラ

初代モスラの子孫である。
卵を曾孫島で産み、機龍の代わりにゴジラと戦うが、ゴジラの攻撃に大ダメージを受ける。モスラを助けに、卵から産まれた幼虫2匹がやってくるが、ゴジラの攻撃から幼虫たちを守り消滅する。
成虫のデザインは監督である手塚昌明からの要望で、初代のデザインに準じて作られた。幼虫については、母親モスラがゴジラに消滅させられた際、目が赤く光るなど感情が表立って分かるように作られている。
劇中での区別はないものの、双子幼虫の原型はメスとオスであり、「花子」と「太郎」と呼ばれて区別されていた。因みに牙と尾の角が長く顔の斑点が多いのがオスの太郎、牙と尾の角が短く顔の斑点が少ないのがメスの花子である。

3式機龍(演:中川素州)

ゴジラにとどめを刺せない機龍

1年前のゴジラとの戦いによりアブソリュート・ゼロが破損し、右腕に4式対獣掘削装置と、胸部に4式3連装ハイパーメーサー砲が装備された。
モスラと協力してゴジラと戦うが、途中ゴジラの激しい攻撃によって活動停止状態になる。
機龍に愛着のある整備士の義人と心を通わせ、危機に陥った義人を救う。義人に別れの挨拶を残したり、ゴジラとの戦いの最中血の涙のようなものを流すなど、機龍の感情がわかる作りになっている。
機龍は現実でのロボット工学技術や、バイオテクノロジーの向上を反映した設定となっている。

カメーバ

打ち上げられたカメーバの死体

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コンフィデンスマンJP(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』とは、三浦しをんの著書『神去なあなあ日常』を原作として公開された青春映画である。大学受験に失敗した平野勇気は「緑の研修生」という林業研修プログラムのパンフレットを偶然見つける。その表紙の美女に憧れて神去村(かみさりむら)にやってくるが、そこには癖だらけの村人たちが暮らしていた。何度も逃げ出そうとする勇気だったが、次第に林業の魅力にみせられていく。この映画はたくさんの小ネタに笑わせられつつ、森林風景の美しさや人との出会いに感動する物語になっている。

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ガリレオ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ガリレオ(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。

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エルピス —希望、あるいは災い—(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エルピス —希望、あるいは災い—(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『エルピス —希望、あるいは災い—』とは、主人公である女子アナウンサーの浅川恵那とディレクターの岸本拓朗が、冤罪の証拠を探すドラマである。経済界の大物の策略で死刑囚となった男の冤罪を希望を見出しながら立証していくのだ。圧力に屈したくない拓郎と、自分の地位を守りたい恵那の葛藤も描いていて、災いや希望が渦巻く中で懸命に生きていくヒューマンストーリー。平均視聴率は6.3%で、最終回は5.5%である。

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キングコング対ゴジラ(キンゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングコング対ゴジラ(キンゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングコング対ゴジラ』とは、1962年に公開された、日本の怪獣映画である。監督は本多猪四郎、主演を高島忠夫が務めた。 ファロ島でキングコングが目覚めた噂を聞き、テレビ局員の桜井と古江は調査に向かわされた。一方北極海では、ゴジラが復活し、桜井たちは発見したキングコングを日本に連れ帰ろうとするのだった。その後ゴジラとキングコングは出会い、戦いが始まるのであった。 見所はキングコングのお茶目な動きと、ゴジラとの白熱した戦いである。

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ゴジラ対ヘドラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ対ヘドラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ対ヘドラ』とは、1971年(昭和46年)に公開された日本のアクションパニック映画である。ゴジラシリーズ第11作品目となる本作の監督を板野義光、主演を山内明が務めた。駿河湾で公害による魚への影響を調べていた海洋生物学者の矢野徹(矢野 とおる/演:山内明)は海の中でヘドラと遭遇する。汚染物質と海のヘドロから誕生したヘドラは、海から陸へと上がり飛行できる姿へ進化し上空を飛び回る。飛行中、硫酸ミストをふりまき人間たちを白骨化させていく。そこにゴジラが現れ、ヘドラと死闘を繰り返すのであった。

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ゴジラVSモスラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラVSモスラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラVSモスラ』とは、1992年12月に公開された日本のパニック・アクション映画である。ゴジラシリーズ第19作品めになる作品で、キャッチコピーは「極彩色の大決戦」である。 巨大隕石の落下によって海底からゴジラが目覚めてしまう。一方インファント島では巨大なモスラの卵とコスモスと言う小さな生物が発見される。目覚めたゴジラを倒す為現れたモスラに似た破壊生物バトラと、羽化したモスラが協力しゴジラを倒す話である。見どころは互いに敵対関係であったバトラとモスラの心通わせるシーンである。

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ゴジラVSメカゴジラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラVSメカゴジラ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラVSメカゴジラ』とは、1993年に公開された日本の怪獣パニック映画である。監督は大河原孝夫、主演を高嶋政宏が務めた。 1992年、ゴジラの被害に対応するため、対ゴジラ兵器メカゴジラが作られていた。そんな中、アドノア島では巨大卵が発見される。卵からはベビーゴジラが誕生し、ゴジラは同族であるベビーゴジラを探しに上陸する。その習性を利用してゴジラをおびき寄せ、メカゴジラと戦わせるのであった。 見所は、ベビーゴジラと人間との交流である。

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ゴジラ(1954年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ゴジラ(1954年の映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゴジラ』とは、1954年に公開された日本の特撮怪獣映画である。ゴジラシリーズの一作目にあたる。 ある日、大戸島に巨大生物ゴジラが現れ、破壊の限りを尽くした。そんな中、芹沢大助がゴジラを倒せる酸素破壊剤オキシジェン・デストロイヤーを発見した。芹沢博士は、オキシジェン・デストロイヤーが悪用されないよう、それに関する全ての資料を破棄し、ゴジラと共に泡となり消えるのだった。 見所は、ゴジラを研究対象として守りたい山根恭平の心の葛藤や、悪魔の兵器を完成させたことで苦悩する芹沢博士の最期である。

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キングダム(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

キングダム(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングダム』とは、原泰久の同名漫画を原作とする2019年公開の実写映画作品。映画としての『キングダム』シリーズの最初の作品である。キャッチコピーは「すべて、奪還する」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮などの主要な役者は以降の作品でも続投した。 奴隷の少年信は、「天下の大将軍になる」という夢を共有した親友の漂を殺され、その仇を追う中で秦国の若き王嬴政と出会う。嬴政は政敵に狙われており、漂が彼の身代わりとなって散ったことを知った信は、親友の想いを継いで秦国の闇に立ち向かう。

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