ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。
ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。
見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。
大ガメ怪獣であるカメーバは、隊長20m体重2万8千t。
作中では34年前と17年前にも発見されている。
頸部に引っかかれたような傷跡がある死体で、九十九里浜の海岸に打ち上げられていた。
この引っかき傷は、巨大な爪を持つゴジラによって傷つけられたものである。
小美人・ヒオ(演:大塚ちひろ)
43年前にインファント島に調査に来ていた信一たちの前に現れた小美人の同族である。
身長は21cmで、念動力が使え、二人で念じればプラモデル程度の物体であれば浮遊させることができる。
右腕に腕輪をはめ、右耳にイヤーカフをしている方がヒオである。
信一の元にマナと現れ、ゴジラの骨を海に沈めるように警告に現れた。
小美人・マナ(演:長澤まさみ)
43年前にインファント島に調査に来ていた信一たちの前に現れた小美人の同族である。
身長は21cmで、念動力が使え、二人で念じればプラモデル程度の物体であれば浮遊させることができる。
左腕に腕輪をはめ、左耳にイヤーカフをしている方がヒオである。
信一の元にマナと現れ、ゴジラの骨を海に沈めるように警告に現れた。
特生自衛隊の人々
中條義人(ちゅうじょうよしと/演:金子昇)
特生自衛隊一曹。3式機龍の整備士で、26歳。中条真一の甥である。
機龍に愛着があり、機龍と心を通わせることができる。
機龍とゴジラとの戦いで機龍が故障し、機龍を修理する為危険をおかし、機龍の内部に入り込む。
脚本の横谷の書いたプロットでは、機龍隊の訓練生である相馬大介という名前であった。また、機龍が残した「SAYONARA YOSHITO」というメッセージは、決定稿のシナリオではないシーンだった。
如月梓(きさらぎあずさ/演:吉岡美穂)
特生自衛隊の機龍隊であり、しらさぎ2号機のパイロット。義人と同じ26歳。義人とは元同僚の整備士であったが、第一機龍隊の一員に任命された。
義人に好意を抱いているが、義人は全く気が付いていない。
怪獣に詳しく、漂着した怪獣の死骸がカメーバであるといち早く気づいていた。
準備稿では「葛城梓」という名前で、年齢は27歳であった。
秋葉恭介(あきばきょうすけ/演:虎牙光揮)
特生自衛隊で機龍隊の、機龍正オペレーター。年齢は26歳。
機龍の操縦技量はあるが、自信過剰でメカに対して荒っぽい扱いをするため、義人とは対立関係にある。
世界にたった1機しかない機龍を自分の手で動かしたいと言う動機から、第1期機龍隊に志願して入隊している。
しかし義人が危機を迎えた時は、体を張って義人を救出した。
富樫(とがし/演:高杉亘)
特生自衛隊の機龍隊隊長。年齢は37歳。
機龍の現場指揮を執っている。
神崎(かんざき/演:益岡徹)
特生自衛隊の、機龍整備班班長で47歳。
義人の良き理解者で、良き上司でもある。
義人が秋葉ともめた際も、不問にした。
一柳(いちりゅう/演:中原丈雄)
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目次 - Contents
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の概要
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』のあらすじ・ストーリー
- モスラと小美人の登場
- 義人の葛藤
- ゴジラとの死闘
- 義人の覚悟
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の登場人物・キャラクター
- 登場怪獣
- ゴジラ(演:喜多川務)
- モスラ
- 3式機龍(演:中川素州)
- カメーバ
- 小美人・ヒオ(演:大塚ちひろ)
- 小美人・マナ(演:長澤まさみ)
- 特生自衛隊の人々
- 中條義人(ちゅうじょうよしと/演:金子昇)
- 如月梓(きさらぎあずさ/演:吉岡美穂)
- 秋葉恭介(あきばきょうすけ/演:虎牙光揮)
- 富樫(とがし/演:高杉亘)
- 神崎(かんざき/演:益岡徹)
- 一柳(いちりゅう/演:中原丈雄)
- 二階堂(にかいどう/演:升毅)
- 田所(たどころ/演:本郷慎一郎)
- 望月(もちづき/演:佐藤亮太)
- 関根健二(せきねけんじ/演:水野純一)
- 葉山進(はやますすむ/演:友井雄亮)
- 家城茜(やしろあかね/演:釈由美子)
- その他の人々
- 土橋(どばし/演:上田耕一)
- 秋葉功(あきばいさお/演:清水綋治)
- 菅野吾郎(かんのごろう/演:六平直政)
- 中條瞬(ちゅうじょうしゅん/演:大森樹)
- 中條信一(ちゅうじょうしんいち/演:小泉博)
- 五十嵐隼人(いがらしはやと/演:中尾彬)
- 報道ヘリカメラマン(演:林田河童)
- 自衛隊員(演:小池章之・冨留田恭由・新藤栄作)
- 護衛艦艦長・森本(演:宮脇敏基)
- 護衛隊員・陸自護衛隊員(演:宮下敬夫)
- 護衛艦ソナー担当(演:滝藤賢一)
- 記者A(演:小林太樹)
- 記者B(演:芦原あかね)
- 記者C(演:田村円)
- 特自分析中隊通信担当官・横山(演:坂田雅彦)
- 特自分析中隊通信士A(演:飯泉征貴)
- 特自分析中隊通信士B(演:都築あこ)
- 特自分析中隊通信士C(演:松崎早人)
- 哨戒機担当官(演:田島俊弥)
- F15パイロットA(演:高木博安)
- F15パイロットB(演:飯島壮)
- 三式機龍司令室通信士A(演:江見啓志)
- 三式機龍司令室通信士B(演:湯江健幸)
- 三式機龍司令室通信士C(演:真家瑠美子)
- アナウンサー(演:井出勝巳)
- 米軍潜水艦艦長(演:ジェフリー・ウォーターズ)
- 米軍潜水艦ソナー担当官(演:ジャック・ウッドヤード、スティーブ・ライヤン)
- 米軍中央監視室職員(演:ポール・カミンスキ、デビット・ポールマン)
- 米軍中央監視室職員(演:ノーマン・イングランド)
- コメンテーターA(演:峰岸徹)
- コメンテーターB(演:飯星景子)
- ニュース番組司会者(演:朝岡聡)
- 中條瞬の母(演:渡辺典子)
- 内局部員A(演:山田辰夫)
- 内局部員B(演:江連健司)
- 報道ヘリのリポーター(演:彦麻呂)
- 文部科学省の役人(演:並樹史朗)
- 報道リポーター(演:阿部祐二(横須賀)、倉敷保雄(九十九里海岸))
- 特自幕僚副長(演:赤川蓮)
- 機龍隊整備士/赤塚(演:内浦純一)
- 機龍隊整備士/チビスケ(演:服部沙智子)
- 機龍隊整備士(演:遠藤公太朗、海老根正人、笹木明子、田中智広、横山毅、加藤展義、平澤貴行、松岡努、五十嵐寛晃、山川竜也、鈴木章久、六ッ崎武至、角誉志明、大貝充、島崎大輔、矢研田龍也、川口広太、大坪武司、小野寺和光)
- 機龍隊(演:福田大久、長友健太、古川康、本村聡、松山浩晃、佐藤善裕、鴛田祐次、小田篤)
- AC-3しらさぎパイロット/堀井(演:青木淳)
- AC-3しらさぎパイロット/濱田(演:三宅法仁)
- AC-3しらさぎパイロット/武川(演:中江寿)
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の用語
- 架空の兵器
- 3式機龍
- AC-3 しらさぎ
- 90式メーサー殺獣光線車
- 73式小型車
- イージス護衛艦「あいづ」
- 原子力潜水艦
- 監視衛星
- 実在する兵器
- 90式戦車
- 96式装輪装甲車
- 89式装甲戦闘車
- 87式偵察警戒車
- 82式指揮通信車
- 73式大型トラック
- 73式中型トラック
- 73式小型トラック
- 1/4tトラック
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 偵察用オートバイ
- 1 1/2t救急車
- 88式地対艦誘導弾
- はたかぜ型護衛艦「はたかぜ」
- はつゆき型護衛艦「さわゆき」
- F-15J戦闘機
- F-1支援戦闘機
- P-3C対潜哨戒機
- AH-1S対戦車ヘリコプター
- 89式5.56mm小銃
- 64式7.62mm小銃
- 敷設機雷
- M151 MUTT
- M16自動小銃
- その他
- 小美人(しょうびじん)
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 中條信一「人間は超えてはならない一線を超えてしまったんだ」
- 五十嵐隼人「失ったものは大きい。しかし、我々は自らの過ちに気づき、その過ちを認める勇気を得た。その勇気こそが勝利だろう」
- モスラの幼虫誕生シーン
- 我が子を守るモスラのシーン
- 機龍「SAYONARA YOSHITO」
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 過去作『モスラ対ゴジラ』などへのオマージュ
- 自衛隊への体験入隊と徹底した役作り
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):大島ミチル「メインタイトル」