PICU 小児集中治療室(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『PICU 小児集中治療室』とは、フジテレビの「月9」枠で放送された、北海道の小児医療をテーマにしたテレビドラマ。丘珠病院に勤務する小児科医の志子田武四郎は、集中治療を必要とする小児患者に治療を行う PICUへの異動を命じられる。広大な北海道ならではの小児医療の難しさを乗り越えて、武四郎が医師として成長していく。第1話で美瑛町から女児の患者を大学病院に運ぶシーンが放送されたが、医療体制の誤解を招くとして美瑛町がフジテレビに抗議するという騒動があった。
『PICU 小児集中治療室』の概要
『PICU 小児集中治療室』とは、2022年10月10日から12月19日まで放送された、小児科医を題材としたテレビドラマ。フジテレビ月9初主演の吉沢亮が医師を演じ、安田顕や木村文乃など、実力者俳優が脇を固めている。同じく月9枠で放送された『監察医 朝顔』の制作陣が製作している。最高視聴率は第1話の11.8%であった。PICU(Pediatric Intensive Care Unit)とは、怪我や急病によって重篤となって集中治療を必要とする小児患者に対して専門的に治療を行う施設のことである。
生まれも育ちも北海道である志子田武四郎(しこたたけしろう)は、丘珠空港に近い丘珠病院に勤務する小児科医である。ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたPICU(小児集中治療室)への異動を命じられる。広大な自然故に救急搬送が難しい北海道、医療関係者の人材不足、友人の自殺未遂、母親の死など、武四郎が様々な試練を乗り越えて、小児医師として成長していくというストーリー。
雄大な自然、そして地平線が果てしなく広がる北海道。そんな北の大地では、広大すぎるがゆえに患者の搬送に長時間を要し、一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な地でもある。大規模なPICUの運営は困難と言われてきた北海道で、武四郎や先輩医師たちがPICUを作るために奔走する姿を描いている。
第1話において、女児の患者を北海道美瑛町の病院からドクターヘリで旭川に移動した後、札幌市内の大学病院に運ぶシーンが放送された。しかし、このシーンに対して美瑛町は町の医療体制への誤解を招くとして、フジテレビに抗議した。その後フジテレビは本番組の公式サイトにて謝罪し、美瑛町もフジテレビとの間で和解を発表するというトラブルがあった。
本作を通じて主演の吉沢亮が涙を流すシーンに、心を打たれた視聴者が多く存在した。
『PICU 小児集中治療室』のあらすじ・ストーリー
PICUの発足
北海道で生まれ育った志子田武四郎(しこたたけしろう)は、丘珠病院に勤務する小児科医。女手ひとつで育ててくれた母の志子田南(しこたみなみ)と暮らしをしている。網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(やのゆうた)、バスガイドとして働く涌井桃子(わくいももこ)、武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(かわもとまい)は、武四郎の幼なじみで大切な存在である。
ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたPICUへの異動を命じられる。PICU科長は日本各地でPICUの整備を進めてきた小児集中治療の第一人者、植野元(うえのはじめ)。3年前、武四郎がキャンプに出かけた時、すれ違った車の中では人気子役が苦しんで亡くなるという事件があった。この女の子の死を知った武四郎は北海道知事の鮫島立希(さめじまたつき)にPICUの重要さを訴える手紙を書いた。 この手紙を受けてPICU設立のために鮫島が招聘した人物が植野である。
このPICUは、植野が引き抜いた看護師の羽生仁子(はぶにこ)、救急救命医の綿貫りさ(わたぬきりさ)、そして武四郎の4人でスタートした。
ある日、搬送先を探して病気発症から4時間も経過した5歳の少女が、稚内の病院から運び込まれてくる。 救命医の東上宗介(とうじょうそうすけ)、麻酔科医の今成良平(いまなりりょうへい)、小児外科医の浮田彰(うきたあきら)らが集まって処置に当たるが、すでに開腹手術できる状態ではなかった。患者は吐血して容態が急変し、救命措置もむなしく命を落とす。植野はミーティングで、「PICUが丘珠病院にあると北海道中に周知されていれば、4時間の待機時間もなかった。もしジェット機が札幌に常駐し、すぐ使用できれば最短45分でこの病院に到着したはず」と言った。こうしてPICUの道内周知とジェット機の運用という2つに向かって努力していくことになった武四郎たちであった。
丘珠病院のPICUは、深刻な人手不足問題に直面しており、武四郎も休日を返上して出勤する。植野は北海道PICU推進に向けた意見交換会で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(わたなべじゅん)は、「PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるスタッフを手放すはずはない。PICU設置に動いた北海道知事の鮫島立希の次の選挙に向けての票集めでしかない」と言い放つのであった。
武四郎が喉を火傷している患者の佐渡莉子(さわたりりこ)と筆談で会話する。合唱が好きな莉子が「私は歌えるようになりますか。本当のことを教えて」と質問すると、武四郎は「おしゃべりはできるようになるけど、高い声で歌うのは難しいかもしれない」と本当のことを伝えてしまう。その後、植野に緊急連絡が入ると、莉子が自ら医療器具を外し苦しんでいた。そして「歌えないなんて死にたい」とメモ帳につづっていたことが分かる。莉子の症状は落ち着いたものの、植野は本当のことを伝えてしまった武四郎の未熟さを叱った。
丘珠空港近くの公園で空を見上げていた武四郎は、鮫島知事から声をかけられる。「失敗ばかりだ」とこぼす武四郎に、「初めはみんな上手くいかないものだが、『大丈夫だ』と言い聞かせながらやっている」と告げる鮫島であった。
悠太の自殺未遂
武四郎のもとへ、網走総合病院で救命医をしている親友の悠太から電話があった。悠太の様子がおかしいことに気づいた武四郎は心配するが、悠太は「なんでもない」と電話を切る。桃子が、幼なじみの武四郎と舞に「きのう悠太を札幌で見かけたんだけど。気になったから電話してみたんだけどさ、全然出なくて」と問いかける。武四郎も電話をかけてみるがつながらなかった。
後日、丘珠病院に成人男性が運び込まれてきた。なんとそれは悠太であった。悠太は網走総合病院での過酷な労働環境に耐えられずに、札幌のホテルで睡眠薬で自殺を図ったのだ。処置に当たる東上やヘルプに入る植野など、救命医たちが必死に悠太の蘇生を図る。そして一命を取り留めた悠太のベッドの元に来た武四郎は頭ごなしに怒ることはせずに、悠太との思い出や、いかに悠太が大事かなどを語りながら涙を流すのであった。
そんなある日、武四郎は植野に連れられて裁判所へ行く。そして、綿貫が過去に女の子を授かったものの大量出血して開腹手術を行った結果、娘の死亡が確認されたことや、子宮を摘出して子供を産めなくなった事実が明かされた。さらに武四郎は綿貫が病院を相手に訴訟を起こしていたことを知る。
その頃武四郎は、食欲がなく、顔色も悪い母の体調を心配する。だが南は、すい炎と診断されて薬を処方されただけだと答え、その言葉に武四郎はホッとする。
鮫島知事から植野に連絡があった。今年度のドクタージェットを丘珠病院に常駐させる件は白紙になったという残念な報告だった。北海道としては病院同士の連携がとれていない中、国に打診するわけにはいかないという結論に至ったためだった。
母の死
丘珠病院に新しいスタッフとして、体調が回復した悠太も加わっていた。ある日、武四郎は家でモルヒネを発見し、母を問い詰める。すると南は、自分がすい臓がんのステージ4であることを告白し、しかも「治療をしない」と言う。武四郎は理解できなかった。
事情を聞いた植野が志子田家へやって来て、最後に決めるのは本人であると伝えた上で、南にがん治療の嫌な思い出があることを聞き出す。そして植野は、痛みや苦しみを取り除くだけの緩和ケアがあることを提示し、南は丘珠病院に通院することになった。「家族では冷静になれないから医師がいるんだ」と言う植野に対し、武四郎は感謝するのであった。医師だから予測できてしまう病状の進行具合や痛み、そして医師なのに母の病気に気づけなかった武四郎は自分を責めていた。
武四郎は、膵臓ガンの治療を拒否している南に頭を下げ、一度東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、植野から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(はらぐちゆうじ)のもとだった。武四郎は原口医師から検査結果を聞かされたが、それは北海道での診察と同じであった。診察を終えた後、南の提案で東京観光をした2人。武四郎と南は夕食を食べながら、治療を拒否する理由を初めて明かす。若くして亡くなった夫が肺がんを患い、がんの治療に苦しんだため、自分は同じような苦しみを味わいたくないと言う。武四郎は、今は副作用を抑えることができると告げるが、南は「病院じゃなくてあの家で武四郎のこと頭に焼きつけながら生きたい」と希望を伝えた。「 わがまま言って ごめんね。 でも自分の死に方は 自分で決めたい。武四郎、愛しているよ」と告げる。武四郎も「俺だって大好きだよ、母ちゃん」と伝えた。そして南は自宅に帰って1週間もたたずに亡くなった。
大地震
鮫島知事は植野に会って、札幌共立大の渡辺が提案医療用ジェット機を丘珠病院に常駐させる条件として、植野の退任と札幌共立大の医師が代わりを務めることを求めていると伝えた。
南の葬儀の後、職場に復帰した武四郎。ある日藤原優里(ふじわらゆうり)と言う女の子が丘珠病院にやって来て、小松圭吾(こまつけいご)をなぜ助けることができなかったのか責められた。「何で見捨てちゃったの? お医者さんなら治してよ」と泣きじゃくりながら叫ぶ優里。武四郎は「ごめんね。本当にごめんなさい」と頭を下げる。医師の無力さを痛感した武四郎は植野のデスクに退職願を出して去ったのであった。それを知った悠太、桃子、舞の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねるが、武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。
そんな武四郎の元に、以前お世話になった稚内の山田医院の山田透(やまだとおる)院長から患者のことで電話がきた。武四郎は山田医院へ赴き、山田を手伝いながら今の心境を受け止めてもらう。そんな中、悠太が武四郎を迎えに来た。丘珠病院に帰った武四郎に、桃子が「武四郎、今までどこにいたんだよばか!南ちゃんが安心して天国に行けないでしょうが!」と喝を入れるのであった。
こうして丘珠病院へ戻った武四郎の元に嬉しいニュースが飛び込んできた。バスの運転手と結婚して妊娠した桃子が無事に女の子を出産したのだ。武四郎、悠太、舞たち幼なじみは赤ちゃん誕生を喜んだ。
ある日、北海道で大きな地震が発生し、各地で甚大な被害が発生していた。予定していた圭吾の手術も地震の影響で中止になり、延期になってしまった。北海道庁では知事の鮫島を中心に、情報の収集が続けられていた。鮫島知事は、各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。そんな中、植野のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたというのだ。植野は、この緊急事態に対応するべく体制を整えようとする。ドクタージェットも運用して、子供の命を救っていくが、1人の子供の命が犠牲になってしまった。植野はどうすればよかったか、いつものように早速ミーティングを開きみんなで考えるのであった。
ドクタージェットは来年度常駐されることとなったが、渡辺の条件通りに植野が丘珠病院を辞めることになった。しかしその渡辺は、今後の小児医療の発展のために丘珠とは別に新たにPICUを作ると宣言し、その結果植野は丘珠病院のPICUに残ることになったのであった。
その後、圭吾は改めて手術の日を迎える。これまで心臓移植を拒み続けてきた圭吾を何とか励ましながら説得してきた武四郎。互いに信頼関係が生まれ、2人はグータッチをして手術室へと向かっていった。
時が流れ、武四郎が向かったのは圭吾が住む函館。雪が積もっている。武四郎が笑顔で手を振ると、そこには元気な姿の圭吾がいた。圭吾を全力で救おうとした武四郎と、武四郎を最後まで信じた圭吾は旧友のようになっていた。そして圭吾はいつか武四郎のような医師になると告げるのであった。
『PICU 小児集中治療室』の登場人物・キャラクター
主要人物
志子田武四郎(しこたたけしろう/演:吉沢亮)
北海道で生まれ育った駆け出しの小児科医。純粋で熱く正義感が強い。女手一つで育ててくれた母思いの青年。丘珠病院に新設されたPICUに異動することになり、様々な課題にぶつかりながらも医師として正面から向き合っていくことになる。
植野元(うえのはじめ/演:安田顕)
アメリカでPICU医の資格を取得し、東京から赴任してきた丘珠病院PICU長。 小児集中治療のパイオニア的存在で、日本各地でPICUの開設を進めている人物。広大な自然の北海道に対応できる医療用ジェット機を持つPICU開設を目指す。常に子どもの目線を忘れない心優しい小児科医で、未熟な武四郎のことを根気強く指導していく。
綿貫りさ(わたぬきりさ/演:木村文乃)
Related Articles関連記事
中島みゆき(中島美雪)の徹底解説まとめ
中島みゆきは北海道札幌市出身の女性シンガーソングライター。 1975年のデビューから現在に至るまで、年1作のアルバム制作のかたわら、コンサート活動、他アーティストへの楽曲提供、映画・ドラマの出演、主題歌の提供など精力的に活動を続けている。
Read Article
生田絵梨花(乃木坂46)の名言・迷言・発言まとめ
生田絵梨花は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。結成当初から選抜メンバーに選ばれており、学業の都合で9枚目のシングル『夏のFree&Easy』では活動を休業するが、次のシングル『何度目の青空か?』で復帰、いきなりセンターに選ばれている。以降、卒業するまで選抜落ちを経験していない。本記事ではそんな生田絵梨花のテレビや雑誌のインタビューでの発言を集めている。
Read Article
どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
Read Article
銀魂(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。
Read Article
銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。
Read Article
HERO(2015年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「HERO」とは2015年7月18日に公開された日本の映画作品。2001年に第1期、2014年に第2期としてフジテレビ系で連続ドラマとして放送された同作の劇場版2作目。監督は鈴木雅之。脚本は福田靖。2015年の日本映画興行収入第3位 (実写映画では第1位) を記録 (46.7億円)。木村拓哉演じる主人公・久利生検事が不審な交通事故を通して大使館の疑惑に関わることになる。
Read Article
99.9-刑事専門弁護士-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『99.9-刑事専門弁護士-』とは嵐の松本潤が主演のTBSのテレビドラマである。『SEASON I』に引き続き、続編として『SEASON II』が放送された。物語は「99.9%有罪でも0.1%に真実が隠れているかもしれない」という考えを持つ弁護士の深山大翔が、事件の検証や調査をして真実を追求する。松本潤の他に香川照之、榮倉奈々、木村文乃などの俳優がドラマ出演している。IとIIの放送が終わった後にSPドラマの制作や映画化もされている。
Read Article
鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
Read Article
青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
Read Article
トモダチゲーム(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『トモダチゲーム』は、『別冊少年マガジン』(講談社)で連載された原作・山口ミコト、漫画・佐藤友生の頭脳ゲーム漫画およびそれを原作としたドラマ、映画である。幼い頃から「金より友達」と教えられてきた高校生の片桐友一は、借金返済のために仲の良い友人4人と「トモダチゲーム」に挑戦する。「友達を疑わないこと」で簡単にクリアできるはずだったが、悪質なルールや仲間の裏切りに翻弄され、あっけなく友一達の友情は崩れ去るのだった。究極の心理戦の果てに友一達はゲームをクリアできるだろうのか。
Read Article
黒い家(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
1999年に日本で公開された、貴志祐介原作の映画。監督は森田芳光。2007年には韓国でも映画化された。保険金殺人をテーマにした作品で、当時使われだした「サイコパス」という表現にも焦点が当てられた。心理学的な「反社会性人格」(サイコパス)という存在についての警告や残酷な描写が含まれ、殺人鬼を演じる大竹しのぶと主人公を演じる内野聖陽との攻防が手に汗握るホラー・サスペンスとなっている。
Read Article
わたしを離さないで(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『わたしを離さないで』とは、日系イギリス人のカズオ・イシグロが2005年に発表した長編小説で、日本ではTBS系列で放送された脚本・森下佳子によるテレビドラマである。「臓器提供」を目的としてこの世に誕生した「クローン人間」の子供時代から始まり、成長とともに人生を受け入れ、全うしていく姿がドラマの中で主人公の恭子、友彦、美和の姿を映しながら描いていく。見どころは、作品の中では、現実の人物に近いキャラの恭子が自分の人生を振り返りながらすべてを受け入れ「生きる」ことに前向きになるという作品になっている。
Read Article
君たちはどう生きるか(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『君たちはどう生きるか』とは、義母を救うために不可思議な世界を旅する少年の姿を描いた、宮崎駿によるアニメ映画。宮崎が「これで本当に最後」と明言して制作した作品で、宣伝も無く、公式HPも無く、一切情報を隠したまま公開されるという独特の手法で話題となった。 太平洋戦争が激化する最中、牧眞人は父と共に郊外へ引っ越し、そこで叔母で新たに自身の義母となるナツコと再会。どう接すればいいのか互いに戸惑う中、ナツコはいずこかへと姿を消し、眞人は彼女を連れ戻すために謎のアオサギに導かれて異界へと旅立っていく。
Read Article
今夜、ロマンス劇場で(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『今夜、ロマンス劇場で』とは2018年に公開された、主演綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー映画である。映画監督を目指す健司が通い詰めていた「ロマンス劇場」で、モノクロ映画に出演している映画のヒロインである美雪に出会う。ある日、美雪が現実世界に現れ、健司は美雪に色のある現実世界を案内していくうちに、健司と美雪は惹かれ合っていく。しかし、美雪にはある秘密があった。切なくもあり、昭和中期を舞台とした切なくもあり温かい気持ちになるラブストーリー映画となっている。
Read Article
四月は君の噓(君噓)のネタバレ解説・考察まとめ
『四月は君の嘘』とは『月刊少年マガジン』(講談社)で2011年から2015年まで連載されていた、新川直司原作の音楽をテーマにした漫画、およびそれを基にしたアニメ作品である。数々のピアノコンクールで優勝したが、ピアノの音が聞こえなくなった有馬公生は、同い年の女の子でヴァイオリニストの宮園かをりと知り合った。現代の日本で、中学生のピアニストとヴァイオリニストが互いの才能に共鳴し合い成長する姿を描いている。
Read Article
銭の戦争(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『銭の戦争』とは、2015年1月から3月まで放送された、復讐劇をテーマとした日本のテレビドラマ。主人公・白石富生は、順風満帆の日々を送っていたが、父が借金を残して自殺し、さらに連帯保証人であった白石は金も職も婚約者も全て失う。そして人生のどん底から復讐を果たしていくというストーリー。韓国で2007年に制作されたテレビドラマ『銭の戦争』を原作として、舞台を日本の東京に置き換えて制作された。
Read Article
WATER BOYS 2(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。
Read Article
シグナル 長期未解決事件捜査班(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『シグナル 長期未解決事件捜査班』とは、過去と現在が無線機による通信で繋がり、その無線機を使ってそれぞれの時代の刑事が事件を解決していくという刑事ドラマである。2018年にフジテレビ系で放送された連続ドラマで、韓国で数々の賞を受賞したドラマ『シグナル』の日本版リメイクとなっている。過去と現在が同時進行で描かれ、未解決事件を解決する現在の長期未解決事件捜査班と、その事件が実際に起こっている過去が繋がり、事件解決だけでなく謎や秘密が明らかになっていく。
Read Article
HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
Read Article
水曜どうでしょう(水どう)のネタバレ解説・考察まとめ
『水曜どうでしょう(水どう)』とは、1996年より北海道テレビで放送されたテレビ番組。 大泉洋、鈴井貴之、藤村忠寿、嬉野雅道の4人が、企画に挑戦するバラエティ番組である。 バラエティ番組でありながら、主に移動中の車内の様子を放送するといった独特な手法により人気番組となった。 家庭用ビデオカメラを用いるなど、低予算番組ならではの撮影方法が取られている。
Read Article
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう(いつ恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。
Read Article
借りぐらしのアリエッティ(ジブリ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『借りぐらしのアリエッティ』とはメアリー・ノートン著書の『床下の小人たち』を原作として、米林宏昌が監督のスタジオジブリ制作アニメーション映画である。最終興行収入は92億5000万円で2011年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。とても美しい映像は劇中の音楽とよく合い、見ている人を夢中にさせた。人間に見られてはいけない小人が、人間の家で物を借りながらどのように隠れて暮らすのか、そして短い間に築かれていく小人であるアリエッティと少年の翔との友情と絆を描く。
Read Article
ラーゲリより愛を込めて(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。 第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。 希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。
Read Article
仮面ライダー鎧武(ガイム)のネタバレ解説・考察まとめ
仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。
Read Article
糸(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。
Read Article
海街diary(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
「海街diary」とは、「そして父になる」「誰も知らない」などで国際的にも評価の高い是枝裕和監督により映画化、2015年6月に公開された。原作は吉田秋生による漫画作品である。鎌倉を舞台に、異母妹を迎え4人となった姉妹の、共同生活を通して家族としての絆を紡いでいく1年の物語。
Read Article
キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
Read Article
のぼうの城(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。
Read Article
おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。
Read Article
仮面ライダーフォーゼ(Fourze)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。
Read Article
小さいおうち(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『小さいおうち』とは、中島京子の同名小説を元に2014年に映画化された日本の恋愛映画である。山形から東京に女中奉公に上がった布宮タキ(ぬのみや)は、赤い屋根のちいさなおうちに住む平井時子(ひらいときこ)の元で働いていた。時子はその外見と内面から、誰でも虜にしてしまう女性だった。そして時子は夫の部下である板垣正治(いたがきしょうじ)と道ならぬ恋をしてしまい、日本も戦争への道を着実に進み始めていた。この作品は昭和という激動の時代を生きていた人々の、血の通った温かい生活と小さな秘密を描いた物語である。
Read Article
小さな巨人(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。
Read Article
ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ノーサイド・ゲーム』とは、2019年に発行された原作者・池井戸潤の小説及び、大泉洋主演で2019年7月から9月まで放送された、ラグビーをテーマとしたテレビドラマ。ラグビーの素人であるトキワ自動車経営戦略室次長の君嶋隼人(きみしまはやと)が、アストロズを立て直してラグビー界を盛り上げるために孤軍奮闘するストーリー。日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の応援ドラマとして放送された。第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
Read Article
地獄の花園(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『地獄の花園』とは、監督は関和亮、脚本はバカリズムが担当して2021年に公開された日本映画である。三富士株式会社に勤める田中直子は、同僚のOLと恋バナやコスメの話題で盛り上がるごく普通のOLである。しかし途中入社してきた北条蘭の登場によって直子はヤンキーOL同士の派閥争いに巻き込まれていき、さらには直子自身の秘密も暴かれていく。この物語は「普通のOLになりたい」と切実に願う直子が、ヤンキーOLたちの熱い闘いにより不本意ながらも本来の姿を取り戻していく、アクション・コメディ映画となっている。
Read Article
カムカムエヴリバディ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。
Read Article
キングダム2 遥かなる大地へ(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム2 遥かなる大地へ』とは、古代中国で“天下の大将軍”となることを目指す少年の活躍を描いた、原泰久の同盟漫画作品の実写映画シリーズ第2弾である。公開翌年となる2023年には、同シリーズ第3弾となる『キングダム3』の公開が決定している。 500年もの間戦乱の中にある古代中国。魏国の軍勢の侵攻を受けた秦国は、これを迎撃するための軍を編成する。ひょんなことから秦国王宮内の人々と知り合った奴隷の少年信は、天下の大将軍になるという夢を叶えるためここに参戦。本物の戦場の中で剣を振るう。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『PICU 小児集中治療室』の概要
- 『PICU 小児集中治療室』のあらすじ・ストーリー
- PICUの発足
- 悠太の自殺未遂
- 母の死
- 大地震
- 『PICU 小児集中治療室』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 志子田武四郎(しこたたけしろう/演:吉沢亮)
- 植野元(うえのはじめ/演:安田顕)
- 綿貫りさ(わたぬきりさ/演:木村文乃)
- 武四郎の幼馴染
- 涌井桃子(わくいももこ/演:生田絵梨花)
- 矢野悠太(やのゆうた/演:高杉真宙)
- 河本舞(かわもとまい/演:菅野莉央)
- 丘珠病院のスタッフ
- 羽生仁子(はぶにこ/演:高梨臨)
- 今成良平(いまなりりょうへい/演:甲本雅裕)
- 東上宗介(とうじょうそうすけ/演:中尾明慶)
- 浮田彰(うきたあきら/演:正名僕蔵)
- 鈴木修(すずきおさむ/演:松尾諭)
- 根岸詩織(ねぎししおり/演:信川清順)
- 猿渡直也(さわたりなおや/演:末廣拓也)
- 虎田葵(とらたあおい/演:芽衣子)
- 辰崎とおる(たつざきとおる/演:瀬川拓人)
- その他の人物
- 鮫島立希(さめじまたつき/演:菊地凛子)
- 渡辺純(わたなべじゅん/演:野間口徹)
- 志子田南(しこたみなみ/演:大竹しのぶ)
- 林遥香(はやしはるか/演:東野絢香)
- 綿貫順平(わたぬきじゅんぺい/演:鬼塚俊秀)
- 山田透(やまだとおる/演:イッセー尾形)
- 佐渡莉子(さわたりりこ/演:田中乃愛)
- 小松圭吾(こまつけいご/演:柊木陽太)
- 藤原優里(ふじわらゆうり/演:稲垣来泉)
- 『PICU 小児集中治療室』の用語
- 小児集中治療室 (Pediatric Intensive Care Unit)
- 医療用ジェット機
- 丘珠病院
- 『PICU 小児集中治療室』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 植野元「落ち込んで折れそうになっても立ち上がって学ぶ、それの繰り返し。やるべきことをやっていればきっと人はついてくる」
- 志子田南「悠太の命は悠太のものだから。私たちのものじゃないから。見損なうんじゃなくて、悠太のこれからを一緒に考えてあげな」
- 志子田南「お母さんだって死にたいわけじゃないよ。でもね、お母さんはね。病院じゃなくて、あの家で武四郎のことを頭に焼き付けながら逝きたい」
- 『PICU 小児集中治療室』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 山田医院は本当は千葉県にある
- 北海道にはPICUが一つ存在する
- 大竹しのぶの死の際の演技が話題となった
- 『PICU 小児集中治療室』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング): 中島みゆき「俱に」