PICU 小児集中治療室(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『PICU 小児集中治療室』とは、フジテレビの「月9」枠で放送された、北海道の小児医療をテーマにしたテレビドラマ。丘珠病院に勤務する小児科医の志子田武四郎は、集中治療を必要とする小児患者に治療を行う PICUへの異動を命じられる。広大な北海道ならではの小児医療の難しさを乗り越えて、武四郎が医師として成長していく。第1話で美瑛町から女児の患者を大学病院に運ぶシーンが放送されたが、医療体制の誤解を招くとして美瑛町がフジテレビに抗議するという騒動があった。

『PICU 小児集中治療室』の概要

『PICU 小児集中治療室』とは、2022年10月10日から12月19日まで放送された、小児科医を題材としたテレビドラマ。フジテレビ月9初主演の吉沢亮が医師を演じ、安田顕や木村文乃など、実力者俳優が脇を固めている。同じく月9枠で放送された『監察医 朝顔』の制作陣が製作している。最高視聴率は第1話の11.8%であった。PICU(Pediatric Intensive Care Unit)とは、怪我や急病によって重篤となって集中治療を必要とする小児患者に対して専門的に治療を行う施設のことである。
生まれも育ちも北海道である志子田武四郎(しこたたけしろう)は、丘珠空港に近い丘珠病院に勤務する小児科医である。ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたPICU(小児集中治療室)への異動を命じられる。広大な自然故に救急搬送が難しい北海道、医療関係者の人材不足、友人の自殺未遂、母親の死など、武四郎が様々な試練を乗り越えて、小児医師として成長していくというストーリー。
雄大な自然、そして地平線が果てしなく広がる北海道。そんな北の大地では、広大すぎるがゆえに患者の搬送に長時間を要し、一刻を争う急患の子どもたちにとっては残酷な地でもある。大規模なPICUの運営は困難と言われてきた北海道で、武四郎や先輩医師たちがPICUを作るために奔走する姿を描いている。
第1話において、女児の患者を北海道美瑛町の病院からドクターヘリで旭川に移動した後、札幌市内の大学病院に運ぶシーンが放送された。しかし、このシーンに対して美瑛町は町の医療体制への誤解を招くとして、フジテレビに抗議した。その後フジテレビは本番組の公式サイトにて謝罪し、美瑛町もフジテレビとの間で和解を発表するというトラブルがあった。
本作を通じて主演の吉沢亮が涙を流すシーンに、心を打たれた視聴者が多く存在した。

『PICU 小児集中治療室』のあらすじ・ストーリー

PICUの発足

患者を診察する武四郎。

北海道で生まれ育った志子田武四郎(しこたたけしろう)は、丘珠病院に勤務する小児科医。女手ひとつで育ててくれた母の志子田南(しこたみなみ)と暮らしをしている。網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(やのゆうた)、バスガイドとして働く涌井桃子(わくいももこ)、武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(かわもとまい)は、武四郎の幼なじみで大切な存在である。
ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたPICUへの異動を命じられる。PICU科長は日本各地でPICUの整備を進めてきた小児集中治療の第一人者、植野元(うえのはじめ)。3年前、武四郎がキャンプに出かけた時、すれ違った車の中では人気子役が苦しんで亡くなるという事件があった。この女の子の死を知った武四郎は北海道知事の鮫島立希(さめじまたつき)にPICUの重要さを訴える手紙を書いた。 この手紙を受けてPICU設立のために鮫島が招聘した人物が植野である。
このPICUは、植野が引き抜いた看護師の羽生仁子(はぶにこ)、救急救命医の綿貫りさ(わたぬきりさ)、そして武四郎の4人でスタートした。
ある日、搬送先を探して病気発症から4時間も経過した5歳の少女が、稚内の病院から運び込まれてくる。 救命医の東上宗介(とうじょうそうすけ)、麻酔科医の今成良平(いまなりりょうへい)、小児外科医の浮田彰(うきたあきら)らが集まって処置に当たるが、すでに開腹手術できる状態ではなかった。患者は吐血して容態が急変し、救命措置もむなしく命を落とす。植野はミーティングで、「PICUが丘珠病院にあると北海道中に周知されていれば、4時間の待機時間もなかった。もしジェット機が札幌に常駐し、すぐ使用できれば最短45分でこの病院に到着したはず」と言った。こうしてPICUの道内周知とジェット機の運用という2つに向かって努力していくことになった武四郎たちであった。
丘珠病院のPICUは、深刻な人手不足問題に直面しており、武四郎も休日を返上して出勤する。植野は北海道PICU推進に向けた意見交換会で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(わたなべじゅん)は、「PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるスタッフを手放すはずはない。PICU設置に動いた北海道知事の鮫島立希の次の選挙に向けての票集めでしかない」と言い放つのであった。
武四郎が喉を火傷している患者の佐渡莉子(さわたりりこ)と筆談で会話する。合唱が好きな莉子が「私は歌えるようになりますか。本当のことを教えて」と質問すると、武四郎は「おしゃべりはできるようになるけど、高い声で歌うのは難しいかもしれない」と本当のことを伝えてしまう。その後、植野に緊急連絡が入ると、莉子が自ら医療器具を外し苦しんでいた。そして「歌えないなんて死にたい」とメモ帳につづっていたことが分かる。莉子の症状は落ち着いたものの、植野は本当のことを伝えてしまった武四郎の未熟さを叱った。
丘珠空港近くの公園で空を見上げていた武四郎は、鮫島知事から声をかけられる。「失敗ばかりだ」とこぼす武四郎に、「初めはみんな上手くいかないものだが、『大丈夫だ』と言い聞かせながらやっている」と告げる鮫島であった。

悠太の自殺未遂

武四郎のもとへ、網走総合病院で救命医をしている親友の悠太から電話があった。悠太の様子がおかしいことに気づいた武四郎は心配するが、悠太は「なんでもない」と電話を切る。桃子が、幼なじみの武四郎と舞に「きのう悠太を札幌で見かけたんだけど。気になったから電話してみたんだけどさ、全然出なくて」と問いかける。武四郎も電話をかけてみるがつながらなかった。
後日、丘珠病院に成人男性が運び込まれてきた。なんとそれは悠太であった。悠太は網走総合病院での過酷な労働環境に耐えられずに、札幌のホテルで睡眠薬で自殺を図ったのだ。処置に当たる東上やヘルプに入る植野など、救命医たちが必死に悠太の蘇生を図る。そして一命を取り留めた悠太のベッドの元に来た武四郎は頭ごなしに怒ることはせずに、悠太との思い出や、いかに悠太が大事かなどを語りながら涙を流すのであった。
そんなある日、武四郎は植野に連れられて裁判所へ行く。そして、綿貫が過去に女の子を授かったものの大量出血して開腹手術を行った結果、娘の死亡が確認されたことや、子宮を摘出して子供を産めなくなった事実が明かされた。さらに武四郎は綿貫が病院を相手に訴訟を起こしていたことを知る。
その頃武四郎は、食欲がなく、顔色も悪い母の体調を心配する。だが南は、すい炎と診断されて薬を処方されただけだと答え、その言葉に武四郎はホッとする。
鮫島知事から植野に連絡があった。今年度のドクタージェットを丘珠病院に常駐させる件は白紙になったという残念な報告だった。北海道としては病院同士の連携がとれていない中、国に打診するわけにはいかないという結論に至ったためだった。

母の死

病気について話し合う南(左)と武四郎(右)。

丘珠病院に新しいスタッフとして、体調が回復した悠太も加わっていた。ある日、武四郎は家でモルヒネを発見し、母を問い詰める。すると南は、自分がすい臓がんのステージ4であることを告白し、しかも「治療をしない」と言う。武四郎は理解できなかった。
事情を聞いた植野が志子田家へやって来て、最後に決めるのは本人であると伝えた上で、南にがん治療の嫌な思い出があることを聞き出す。そして植野は、痛みや苦しみを取り除くだけの緩和ケアがあることを提示し、南は丘珠病院に通院することになった。「家族では冷静になれないから医師がいるんだ」と言う植野に対し、武四郎は感謝するのであった。医師だから予測できてしまう病状の進行具合や痛み、そして医師なのに母の病気に気づけなかった武四郎は自分を責めていた。
武四郎は、膵臓ガンの治療を拒否している南に頭を下げ、一度東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、植野から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(はらぐちゆうじ)のもとだった。武四郎は原口医師から検査結果を聞かされたが、それは北海道での診察と同じであった。診察を終えた後、南の提案で東京観光をした2人。武四郎と南は夕食を食べながら、治療を拒否する理由を初めて明かす。若くして亡くなった夫が肺がんを患い、がんの治療に苦しんだため、自分は同じような苦しみを味わいたくないと言う。武四郎は、今は副作用を抑えることができると告げるが、南は「病院じゃなくてあの家で武四郎のこと頭に焼きつけながら生きたい」と希望を伝えた。「 わがまま言って ごめんね。 でも自分の死に方は 自分で決めたい。武四郎、愛しているよ」と告げる。武四郎も「俺だって大好きだよ、母ちゃん」と伝えた。そして南は自宅に帰って1週間もたたずに亡くなった。

大地震

圭吾(左)を心配する武四郎(右)。

鮫島知事は植野に会って、札幌共立大の渡辺が提案医療用ジェット機を丘珠病院に常駐させる条件として、植野の退任と札幌共立大の医師が代わりを務めることを求めていると伝えた。
南の葬儀の後、職場に復帰した武四郎。ある日藤原優里(ふじわらゆうり)と言う女の子が丘珠病院にやって来て、小松圭吾(こまつけいご)をなぜ助けることができなかったのか責められた。「何で見捨てちゃったの? お医者さんなら治してよ」と泣きじゃくりながら叫ぶ優里。武四郎は「ごめんね。本当にごめんなさい」と頭を下げる。医師の無力さを痛感した武四郎は植野のデスクに退職願を出して去ったのであった。それを知った悠太、桃子、舞の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねるが、武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。
そんな武四郎の元に、以前お世話になった稚内の山田医院の山田透(やまだとおる)院長から患者のことで電話がきた。武四郎は山田医院へ赴き、山田を手伝いながら今の心境を受け止めてもらう。そんな中、悠太が武四郎を迎えに来た。丘珠病院に帰った武四郎に、桃子が「武四郎、今までどこにいたんだよばか!南ちゃんが安心して天国に行けないでしょうが!」と喝を入れるのであった。
こうして丘珠病院へ戻った武四郎の元に嬉しいニュースが飛び込んできた。バスの運転手と結婚して妊娠した桃子が無事に女の子を出産したのだ。武四郎、悠太、舞たち幼なじみは赤ちゃん誕生を喜んだ。
ある日、北海道で大きな地震が発生し、各地で甚大な被害が発生していた。予定していた圭吾の手術も地震の影響で中止になり、延期になってしまった。北海道庁では知事の鮫島を中心に、情報の収集が続けられていた。鮫島知事は、各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。そんな中、植野のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたというのだ。植野は、この緊急事態に対応するべく体制を整えようとする。ドクタージェットも運用して、子供の命を救っていくが、1人の子供の命が犠牲になってしまった。植野はどうすればよかったか、いつものように早速ミーティングを開きみんなで考えるのであった。
ドクタージェットは来年度常駐されることとなったが、渡辺の条件通りに植野が丘珠病院を辞めることになった。しかしその渡辺は、今後の小児医療の発展のために丘珠とは別に新たにPICUを作ると宣言し、その結果植野は丘珠病院のPICUに残ることになったのであった。
その後、圭吾は改めて手術の日を迎える。これまで心臓移植を拒み続けてきた圭吾を何とか励ましながら説得してきた武四郎。互いに信頼関係が生まれ、2人はグータッチをして手術室へと向かっていった。
時が流れ、武四郎が向かったのは圭吾が住む函館。雪が積もっている。武四郎が笑顔で手を振ると、そこには元気な姿の圭吾がいた。圭吾を全力で救おうとした武四郎と、武四郎を最後まで信じた圭吾は旧友のようになっていた。そして圭吾はいつか武四郎のような医師になると告げるのであった。

『PICU 小児集中治療室』の登場人物・キャラクター

主要人物

志子田武四郎(しこたたけしろう/演:吉沢亮)

北海道で生まれ育った駆け出しの小児科医。純粋で熱く正義感が強い。女手一つで育ててくれた母思いの青年。丘珠病院に新設されたPICUに異動することになり、様々な課題にぶつかりながらも医師として正面から向き合っていくことになる。

植野元(うえのはじめ/演:安田顕)

アメリカでPICU医の資格を取得し、東京から赴任してきた丘珠病院PICU長。 小児集中治療のパイオニア的存在で、日本各地でPICUの開設を進めている人物。広大な自然の北海道に対応できる医療用ジェット機を持つPICU開設を目指す。常に子どもの目線を忘れない心優しい小児科医で、未熟な武四郎のことを根気強く指導していく。

綿貫りさ(わたぬきりさ/演:木村文乃)

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のぼうの城(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『のぼうの城』とは、和田竜の日本の歴史小説を元にして2012年に公開された映画である。犬童一心と樋口真嗣の共同監督で制作された。主人公の長親(ながちか)は忍城(おしじょう)城代の息子である。関白秀吉の家臣である三成によって、忍城は開城を迫られていた。しかし長親は世の理不尽に真っ向から対抗するため、三成に相対する。長親は周りの力を借り、ついには三成軍を退けることになった。この作品は時にはしんみりしつつも、長親という「でくのぼう」の奇策によって観た人を気分爽快にさせる歴史映画となっている。

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おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

おっさんずラブ(ドラマ・映画・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『おっさんずラブ』とは、2018年にシーズン1、2019年にシーズン2が放送された、男同士の恋愛を描いたテレビドラマシリーズである。ダメ男である春田創一に、上司で既婚者である黒澤武蔵をはじめとする男性たちが想いを寄せていくというピュアなラブストーリーとなっている。敬遠されがちな男性同士の恋愛というテーマであるが、2018年の「新語・流行語大賞」ベスト10選出をはじめ大きな反響を起こし、ボーイズラブ作品がメジャー化してゆくきっかけとなった。

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仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。

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仮面ライダーフォーゼ(Fourze)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーフォーゼ(Fourze)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーフォーゼ(Fourze)』とは、石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ作品で2011年9月4日から2012年8月26日まで全48話放送された。平成仮面ライダーシリーズ第13作目にして、仮面ライダー生誕40周年記念作品である。天ノ川学園高校に転校してきた如月弦太朗(きさらぎげんたろう)は、学校を荒らす怪人「ゾディアーツ」から生徒を守るために「仮面ライダーフォーゼ」に変身し、宇宙のパワーで戦う、近未来を舞台に繰り広げられる青春学園物語である。

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小さいおうち(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さいおうち(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さいおうち』とは、中島京子の同名小説を元に2014年に映画化された日本の恋愛映画である。山形から東京に女中奉公に上がった布宮タキ(ぬのみや)は、赤い屋根のちいさなおうちに住む平井時子(ひらいときこ)の元で働いていた。時子はその外見と内面から、誰でも虜にしてしまう女性だった。そして時子は夫の部下である板垣正治(いたがきしょうじ)と道ならぬ恋をしてしまい、日本も戦争への道を着実に進み始めていた。この作品は昭和という激動の時代を生きていた人々の、血の通った温かい生活と小さな秘密を描いた物語である。

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ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ノーサイド・ゲーム(小説・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ノーサイド・ゲーム』とは、2019年に発行された原作者・池井戸潤の小説及び、大泉洋主演で2019年7月から9月まで放送された、ラグビーをテーマとしたテレビドラマ。ラグビーの素人であるトキワ自動車経営戦略室次長の君嶋隼人(きみしまはやと)が、アストロズを立て直してラグビー界を盛り上げるために孤軍奮闘するストーリー。日本で開催されたラグビーワールドカップ2019の応援ドラマとして放送された。第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

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地獄の花園(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

地獄の花園(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『地獄の花園』とは、監督は関和亮、脚本はバカリズムが担当して2021年に公開された日本映画である。三富士株式会社に勤める田中直子は、同僚のOLと恋バナやコスメの話題で盛り上がるごく普通のOLである。しかし途中入社してきた北条蘭の登場によって直子はヤンキーOL同士の派閥争いに巻き込まれていき、さらには直子自身の秘密も暴かれていく。この物語は「普通のOLになりたい」と切実に願う直子が、ヤンキーOLたちの熱い闘いにより不本意ながらも本来の姿を取り戻していく、アクション・コメディ映画となっている。

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カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カムカムエヴリバディ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『カムカムエヴリバディ』とは、NHK連続テレビ小説の第105作目となるテレビドラマ。2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された。 連続テレビ小説史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)、娘のるい、孫のひなたの親子3世代にわたる家族の物語である。安子の生まれた1925年(大正14年)から物語はスタートし、ひなたがアメリカでキャスティングディレクターとして活躍する2025年までの100年を描いている。

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小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

小さな巨人(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。

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