生田絵梨花の徹底解説まとめ

生田絵梨花の人物・特徴

生田 絵梨花（いくた えりか）とは、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバー、歌手、女優。
ドイツのデュッセルドルフで誕生し、5歳から東京で育った。先にピアノを習っていた姉の影響で3歳からピアノを始め、4歳から習い始めた。中学生では学級委員を務め、月曜日は数学、火曜日はクラシックバレエ、水曜日は習字、木曜日は英語、土曜日はピアノ、日曜日はクラシックバレエを習い、実用英語技能検定2級、日本漢字能力検定準2級、実用数学技能検定3級、書道検定準7段に合格、書画展では金賞を受賞している。

愛称は、いくちゃん、いくたどん。キャッチ・フレーズは「どんどんいくどん生田どんっ U～DON!」。乃木坂46のダンス七福神だった。
好物は、豆乳・うどん・りんご・チョコレートで、特に鴨南蛮うどんが好き。好きな映画は『レ・ミゼラブル』である。好きな漢字は、光。苦手な物は鳩、料理。AKB48グループで推したいメンバーは、島崎遥香。「スフィンくん」という生田絵梨花のデザインしたオリジナルキャラクターがある。

音楽プロデューサー・佐久間正英は、生田の父の従兄弟に当たり、生田の祖父がビクターの洋楽部門に勤務していた頃によくレコードを持って行っては聴かせてあげていた親戚のおじさんであった。佐久間は生田の父から生田が乃木坂46のメンバーであることは聞いており、乃木坂46の5thシングル表題曲「君の名は希望」を「いい曲だ」と語っている。生田はブログで佐久間へ「一緒に歌ったり演奏する機会を持てたらうれしい」と共演を希望し、佐久間もTwitterで共演に応じた。その後、乃木坂46の7thシングル「バレッタ」の特典映像として収録された個人PVで共演した。2014年1月に61歳で逝去した佐久間の遺作「LastDays」ではキーボード、バッキングボーカルで参加した。

乃木坂46では中学校3年生の時、生田絵梨花・斎藤ちはる・中元日芽香の3名で「中3組」、「いたいこりずみかる中3ほねほね同盟」を結成した。この関係は高校生時代も続いた。高校1年生の時、乃木坂46内に肘専門モデルの派遣を手がける仮想上の肘専門モデル事務所『生プロダクション』を設立し、なまた社長を名乗り出した。所属モデルは白石麻衣と星野みなみであり、高山一実がマネージャー役、松村沙友理が照明係を担当した。生プロダクジョンにおける白石麻衣の月給は13円だが給料が支払われたことはなく、閉店休業状態である。

趣味は模写、音楽鑑賞である。音楽が好きであり、カラオケでよく歌う曲はGLAYの「誘惑」である。その他、GLAYの「HOWEVER」「BE WITH YOU」「春を愛する人」「月に祈る」、Janne Da Arcの「ヴァンパイア」「シルビア」「桜」「Hysteric Moon」、THE HIGH LOWSの「千年メダル」「夏なんだな」「フルコート」「バームクーヘン」、いきものがかりの「茜色の約束」「ありがとう」「キミがいる」、松田聖子の「夏の扉」「天使のウィンク」「瑠璃色の地球」、aikoの「かぶとむし」「スター」「桜の時」などを歌う。

特技はピアノである。イベントや番組に出演した際、ショパン作曲のエチュードOp.25-1「エオリアンハープ」、エチュードOp.10-5「黒鍵」、プロコフィエフ作曲のピアノ・ソナタOp.14-4などを披露したことがある。乃木坂46が『ミュージックフェア』（2013年3月16日、フジテレビ）に初の出演をした際、ピアノ伴奏をしながら歌唱を披露した。

生田絵梨花の活動歴

乃木坂46加入前

小学生の頃より子役として活動しており、舞台に出演していた。2007年8月公演の『ココ・スマイル5 ～明日へのロックンロール～』では主人公のココ役で初舞台を踏む。2009年7月17日から8月9日に上演された『アルプスの少女ハイジ』ではクララを務める。
また、乃木坂46加入前は太田プロダクションに所属し、「池上花衣（いけがみ かい）」の名義で女優として活動している。2011年8月に撮影された映画『ビギニング オブ トイレの花子さん イジメから始まる物語』では「池上花衣」名義での出演となっている。

乃木坂46加入後

中学3年生の時、歌やダンスが好きで将来は音楽の道に進みたいと考え始めていた生田は、インターネットで乃木坂46の1期生オーディションを知った。アイドルを目指していたつもりはなかったが、子どもの頃からミュージカルを観に行くのが好きでステージという共通点があったため、このグループは自分の目指しているところにあると考え、母親に知らせた上で応募する。

2011年8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格。オーディションではaikoの「スター」を歌った。暫定選抜メンバー16名に選ばれ、立ち位置は後列だった。また、同年12月、第21回日本クラシック音楽コンクールのピアノ部門に入選している。

2012年2月22日、乃木坂46の1stシングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビュー。同年9月、乃木坂46の劇場公演『16人のプリンシパル』で観客による投票の結果、全9公演のうち6公演に渡って主演・アリス役に選ばれた。また映画『ハンガー・ゲーム』の日本語吹替版の声優オーディションに合格し、ルー役に選ばれている。

2013年6月、語彙・読解力検定3級に合格、検定八福神になった。同年12月17日、『第3回AKB48紅白対抗歌合戦』において、AKB48の渡辺麻友が乃木坂46の「君の名は希望」を披露。その際に生田絵梨花がサプライズ出演し、ピアノ伴奏とコーラスを務めた。

2014年4月20日、パシフィコ横浜で行われた乃木坂46の8thシングル『気づいたら片想い』の個別握手会にて、大学進学のための準備期間として『16人のプリンシパル trois』終了後から乃木坂46の9thシングルに参加せず、一時休業することを発表。同年6月15日、『16人のプリンシパル trois』で主要十役を制覇し、3年連続全公演2幕出演を達成した。

2014年6月28日、芸能活動を一時休業したが、7月25日に乃木坂46の10thシングルから芸能活動を再開。10月2日から5日まで開催されるミュージカル『虹のプレリュード』で主演を務めることが発表された。同年8月3日、乃木坂46の10thシングル『何度目の青空か？』で初のセンターを務めることが発表された。

2015年1月14日、フジテレビの『残念な夫。』でテレビドラマに初のレギュラー出演。ピアニストを夢みる女子高校生の細井美香役を演じた。

2016年1月21日、生まれ故郷であるドイツ・デュッセルドルフで撮影した初のソロ写真集『転調』を発売。同年3月26日には、生田が弾いた「君の名は希望」が東京メトロ千代田線乃木坂駅の発車メロディーとして使用開始される。同年11月29日、 生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬とともにマウスコンピューターの新CMに起用される。

2017年1月15日、ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』にてヒロインのジュリエット役を演じる。演出を務めた小池修一郎は生田を絶賛した。同年5月25日からは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』にてコゼット役を演じる。同年6月12日には、ミュージカルでの活躍が認められ、音楽や演劇界の明日を担う人材やその向上・発展に功労のあった人物・団体などに授与される「第8回 岩谷時子賞」の奨励賞を受賞。同年12月25日にはアコースティックライブ『MTV Unplugged: Erika Ikuta from Nogizaka46』を開催。乃木坂46メンバーとして初めてのソロコンサートを行った。

2018年5月26日、ミュージカル『モーツァルト！』にて、トリプルキャストの1人としてヒロインのコンスタンツェ役を演じる。同年6月11日には、ミュージカル界で最も権威ある賞といわれる「トニー賞」授賞式のWOWOW生中継でのスタジオナビゲーターをつとめる。

2019年1月5日からは、ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』でヒロインのナターシャ役を演じる。同年1月22日には2ndソロ写真集『インターミッション』を発売。乃木坂46メンバーのソロ写真集の中では、過去最多の初版部数、オリコンでの女性ソロ写真集初週売上歴代1位となった。同年4月19日には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で2017年に続いて2度目のコゼット役を演じる。

2021年10月25日、12月31日をもって乃木坂46を卒業することを発表した。

乃木坂46卒業後

2022年1月より乃木坂46合同会社から太田プロダクションへ移籍。同年4月9日からは音楽番組『Venue101』のMCに抜擢。乃木坂46卒業後初のレギュラー番組出演となる。同じくMCの濱家隆一とは、ダンスボーカルユニット「ハマいく」を結成。同年5月7日からは、2020年に上演予定だったミュージカル『四月は君の嘘』のメインキャストが再集結し、上演を開始。同年11月20日には「ハマいく」が『ビートDEトーヒ』で配信デビューすることになる。

2023年9月10日から10月5日まで、「Erika Ikuta Autumn Live Tour 2023 TOUR」を開催。また、同年12月31日には『第74回NHK紅白歌合戦』にで「ハマいく」として特別企画で出場した。

2024年4月10日、ミニアルバム『capriccioso（カプリチョーソ）』でソロデビュー。同年7月3日から9月20日までホールツアー「Erika Ikuta Tour 2024『capriccioso』」を開催する。8月18日からスタートしたテレビドラマ『素晴らしき哉、先生！』にて、地上波連続ドラマに初主演する。同年12月の舞台『レ・ミゼラブル』ではファンテーヌ役を演じた。

生田絵梨花の代表曲

「何度目の青空か？」

乃木坂46の10thシングル。生田絵梨花はこの曲で初めて表題曲でセンターを務めた。

「最後のTight Hug」

乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』でのリード曲「最後のTight Hug」。生田がセンターを務めている。

「歳月の轍」

生田絵梨花のソロ楽曲。『Time flies』に収録されている。

生田絵梨花の名言・発言

「進学準備のために力をつけることに集中したいなと思いました」