FGOのサーヴァント(英霊)のモデル・元ネタまとめ【Fate/Grand Order】

『Fate/Grand Order』では使い魔であるサーヴァントとして、多くの英霊が登場する。英霊には神話・伝承に登場する神や人間もいれば、実在した歴史上の人物もいる。ここでは『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントのモデル・元ネタを年代別にまとめた。

出典: fatemaster.net

【神話・伝説】
「ガウェイン」の弟で円卓の騎士の「アグラヴェイン」が、「モードレッド」とともに「ランスロット」の不義を暴こうとするが、いざ現場を抑えようとしたときに「ランスロット」によって殺されてしまう。ちなみに、「ランスロット」の不義を暴こうとしたときには兄弟の「ガウェイン」「ガレス」らにも協力を求めたが、断られている。

出典: pbs.twimg.com

【神話・伝説】
「ガウェイン」の弟の「ガレス」が、「ランスロット」によって騎士に任命され、まもなく円卓の騎士として様々な活躍をする。だが「ガレス」が敬愛する「ランスロット」が不義により逃亡すると、「ガレス」は「ランスロット」と戦いたくないために丸腰でいたが、そうとは知らない「ランスロット」によって殺されてしまう。
また、「ガレス」はボーマン(美しい手)とあだ名されている。

出典: fatemaster.net

【神話・伝説】
イギリス南西部のコーンウォールの王の甥「トリスタン」が、王の妻になるはずだったイゾルデと恋仲になり、王との間に確執が生まれてしまったためにコーンウォールから出て、活躍の場を「アーサー王」の円卓の騎士という立場に移す。しかし最後にはイゾルデと駆け落ちし、コーンウォールの王によって殺されてしまった。

出典: fatemaster.net

【神話・伝説】
ある王女が「ランスロット」を魔法で騙して結婚し、その間に産まれた「ギャラハッド」が、円卓の騎士になり、聖杯を見つけることに成功する。

【神話・伝説】
隻腕ながら円卓の騎士である「ベディヴィエール」が、「モードレッド」の反乱で致命傷を負った「アーサー王」から命令を受け、「アーサー王」のエクスカリバーを湖の貴婦人という妖精に返却する。そして余生を修道院で過ごした。

出典: stat.ameba.jp

【伝説・神話】
「アーサー」が自らが飼う狩猟犬「カヴァス」などとともに大猪「トゥルッフ・トゥルウィス」を狩ったり、怪猫「キャスパリーグ」などを倒す。

【伝説・神話】
スウェーデンに住んでいた勇士「ベオウルフ」が、巨人グレンデルを倒し、やがて王になる。そして老いた頃にもドラゴンを倒して宝を得るという偉業をなし、最後は宝を眺めながら静かに死んだ。

6世紀

出典: fatemaster.net

【実話】
叔父が北斉という国の初代皇帝になったために皇族になった「蘭陵王」が、度重なる勝利を続けるが、五代目の皇帝からその有能さを疎まれて自殺した。
【伝説・神話】
「蘭陵王」は婦人のような美しさの顔を持つが、そのために兵の士気が下がったり、敵を威圧できないために仮面をつけた。(実際には、ある戦いで敵味方の区別をつけるために「蘭陵王」が仮面を外したという逸話)

3~7世紀

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【伝説・神話】
ペルシャの王が処女と結婚しては殺す悪行をしていたが、大臣の娘の「シェヘラザード」が王に次々と様々な物語を語ることで殺されないようにし、やがて三人の子供も産んだ。

7世紀

出典: game.boom-app.com

【実話】
中国の僧「玄奘三蔵」がインドへ行き、巡礼、仏教研究をして帰ってきた。
【伝説・神話】
中国の僧「三蔵法師」が孫悟空、猪八戒、沙悟浄を伴って、天竺(インド)へ旅をする。

【伝説・神話】
中国またはインドの軍神の息子として生まれた「哪吒」が父に殺されそうになるも、後に「玄奘三蔵」に付き従う孫悟空に父と共に助成する。

日本では古墳時代から飛鳥時代になっており、国号も倭から日本に変わり、神話ではない天皇が国を治めたり、法隆寺が作られたり、現代につながる日本らしい文化が一挙に進歩していった。

7~8世紀

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【実話】
中国で、王の后「武則天」は王に遠ざけられてしまうが、次の王に見初められて、次第に権力を握っていく。そして病気がちの王の代わりに政治権力も得ていく。ただ、権力を得ていく際には様々な悪逆非道をしていったとされる。また、当時の日本が朝鮮半島に出兵した白村江の戦いもこの頃に起きて、武則天の中国側が勝利を収めている。

8世紀

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【実話】
中国の唐で善政を敷いた皇帝の妃となった「楊貴妃」は、皇帝を自らに溺れさせて一族の者ともども贅沢をするが、養子にした将軍が反乱を起こしたために臣下の兵士たちに恨まれ、自殺に追い込まれた。

【伝説・神話】
イングランド王の息子として「アストルフォ」が生まれ、多くの魔法道具やヒッポグリフという生物を得て、シャルルマーニュ十二勇士の一人として戦ったり、様々な冒険をし、月にまで行く。
ちなみに、語られる物語によってその人生は違い、特に魔法道具を持ったり変な人格であったりするのはイタリアでの叙事詩のこと。

出典: twitter.com

【伝説・神話】
フランス国王カール大帝(シャルルマーニュ)の姪である「ブラダマンテ」は、敵の男と恋に落ち、周囲の反対を受けても結婚を果たす。また、同じシャルルマーニュ十二勇士である「アストルフォ」から魔法の槍を貰いうけてもいる。

出典: fatemaster.net

【実話】
フランク王国とバスク人の戦いで、バスク人の奇襲を受けるがブルターニュ辺境伯「ローラン」は生き残る。
【伝説・神話】
フランク王シャルルマーニュの甥「ローラン」が多くの戦いで武功を上げ、シャルルマーニュから聖剣デュランダルを授けられる。また失恋により理性を失い、裸で旅をしたりするが、「アストルフォ」の助けで理性を取り戻す。

出典: tmitter.news

【伝説・神話】
タタール(北アジアから東欧周辺)の王「マンドリカルド」が「ヘクトール」の持っていた武器収集に熱心になり、シャルルマーニュの甥「ローラン」の持つ聖剣デュランダルを狙う。

出典: pbs.twimg.com

【伝説・神話】
美女ながら盗賊(あるいは鬼神)である「鈴鹿御前」が、自身を討伐しにきた武官の坂上田村麻呂と夫婦になり、共に鬼を倒す。

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