『青鬼シリーズ』とは、2004年にゲーム制作者・nopropsによって公開されたフリーホラーゲーム、およびそれを原作とした実写映画、小説、アニメーション作品、舞台などのメディアミックス作品群。不気味な笑みを浮かべて追いかけてくる怪物「青鬼」から逃げながら脱出を目指すという、緊迫感のあるゲーム性や予測不能な恐怖演出で高い評価を獲得した。単独のメディアミックスのほか、コラボ作品も豊富にリリースされており、個人制作のゲームから出発した文化としては異例の規模を誇る作品として愛され続けている。
『青鬼シリーズ』の概要
『青鬼シリーズ』(あおおにシリーズ)とは、2004年にゲーム制作者・nopropsによって公開されたフリーホラーゲーム、およびそれを原作とした実写映画、小説、アニメーション作品などのメディアミックス作品群。不気味な笑みを浮かべ、執拗に追いかけてくる青色の怪物「青鬼」から逃げながら、閉鎖空間を探索し、数々の謎を解いて脱出を目指すゲーム性で高い評価を獲得した。シンプルな操作性と予測不能な追跡演出、そして「正体が分からない怪物」という不気味な存在感が口コミで話題を呼び、日本のフリーホラーゲームを代表する作品へと成長した。
公開当初は個人制作のフリーゲームとして配布されていたが、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画投稿サイトでゲーム実況が相次いで公開されると、そのリアクション性の高いゲームデザインが注目を集め、一躍インターネットカルチャーを代表する作品となった。中でも人気ゲーム実況者・キヨによる『【実況】超高速青鬼(通称:倍速青鬼)』シリーズは、スピード感あふれる編集とキヨ自身のコミカルなリアクションで大きな話題を呼んでおり、『青鬼』を象徴する実況動画の一つとして愛され続けている。そのほかにも多くの人気実況者がプレイ動画を投稿し、実況文化の発展とともにシリーズの知名度は飛躍的に拡大。
『青鬼』は「実況映えするホラーゲーム」の代表格として、後の『Ib』『魔女の家』『怪異症候群』などのフリーゲーム実況ブームにも大きな影響を与えた。
シリーズはゲームだけにとどまらず、『青鬼2』『青鬼3』『青鬼 ブルーベリー温泉の怪異』などの続編・スピンオフを展開。さらに黒田研二によるノベライズ、漫画、実写映画『青鬼』『青鬼 ver.2.0』、テレビアニメ『あおおに〜じ・あにめぇしょん〜』、劇場版アニメ『青鬼 THE ANIMATION』など幅広いメディアミックスが実現し、個人制作のフリーゲームとしては異例の規模へと発展している。
また、ゲーム版では青鬼の正体を明確に説明しない構成が採られている一方、ノベライズや映画、アニメでは媒体ごとに異なる設定や解釈が加えられており、それぞれ独自の世界観が描かれている点もシリーズの特徴である。こうした「答えを明かし切らない恐怖」は作品の魅力として長年支持され続けており、青鬼の存在そのものが日本ホラーゲームを象徴するキャラクターとして広く認知されるきっかけとなった。
さらに、『青鬼オンライン』ではアニメやゲーム、VTuberなどとのコラボイベントを多数開催しているほか、2025年には都市伝説「口裂け女」と共演したクロスオーバー作品『異世界シリーズ 口裂け女VS青鬼』が発売されるなど、新たな展開を積極的に続けている。
個人制作のフリーゲームから始まったにもかかわらず世代を超えて支持を集め、ゲーム実況文化やホラージャンルの発展にも大きな足跡を残した作品として、長きにわたって愛され続けている。
『青鬼シリーズ』のゲームシステム
探索
シリーズの基本となるシステム。プレイヤーは洋館や廃刑務所、孤島、温泉旅館などの舞台を探索し、館内に隠された鍵や工具、資料などのアイテムを集めながら行動範囲を広げていく。探索を進めることで物語の真相や青鬼にまつわる謎が徐々に明らかになっていく。
謎解き
様々な謎解きが登場する
各所に配置された暗号や仕掛けを解読しながら脱出を目指すシリーズの中核要素。アイテムを適切な場所で使用したり、メモや日記に残されたヒントを読み解いたりすることで、新たな部屋やルートが解放される。単純な暗号から観察力や発想力が求められるギミックまで、多彩な謎解きが用意されている。
青鬼からの逃亡
一度見つかると執拗に追われるため、地形や障害物などを利用して逃亡する必要があることも。
シリーズ最大の特徴。特定の場所へ進入したりイベントが発生したりすると青鬼が出現し、プレイヤーへの追跡が始まる。追跡中は専用BGMへ切り替わり、探索中とは一変した緊迫感が演出される。逃走経路の確保や障害物を利用した立ち回りが生存の鍵となり、青鬼に捕まるとゲームオーバーとなる作品が多い。
マルチエンディングシステム
作品によっては複数のエンディングや隠しイベントが用意されている。プレイヤーの行動や特定条件の達成によって結末が変化することもあり、真相解明などのやり込み要素として人気を集めている。
ゲーム版『青鬼』のあらすじ・ストーリー
不気味な洋館での肝試し
たけしの提案により、不気味な洋館で肝試しをすることになったひろしと仲間たち。しかしそこは、謎の怪物「青鬼」の巣食う、おぞましい場所だった。迫りくる青鬼の魔の手から逃れつつ、彼らは館からの脱出を試みる。
ゲーム版『青鬼2』のあらすじ・ストーリー
廃校での逃亡劇
肝試しで廃校に訪れたひろしと仲間たちだが、彼らは目が覚めると牢屋に閉じ込められていた。青鬼から逃れながら廃校からの脱出を試みることになる。
ゲーム版『青鬼3』のあらすじ・ストーリー
修学旅行先での悲劇
修学旅行の帰りの船で、少女の落とし物を拾ってあげたひろしは謎の事故に巻き込まれてしまう。流れ着いたのは、青鬼が徘徊する危険な無人島だった。
ゲーム版『青鬼X』のあらすじ・ストーリー
目次 - Contents
- 『青鬼シリーズ』の概要
- 『青鬼シリーズ』のゲームシステム
- 探索
- 謎解き
- 青鬼からの逃亡
- マルチエンディングシステム
- ゲーム版『青鬼』のあらすじ・ストーリー
- 不気味な洋館での肝試し
- ゲーム版『青鬼2』のあらすじ・ストーリー
- 廃校での逃亡劇
- ゲーム版『青鬼3』のあらすじ・ストーリー
- 修学旅行先での悲劇
- ゲーム版『青鬼X』のあらすじ・ストーリー
- 危険な村の洞窟
- ノベライズ版『青鬼』のあらすじ・ストーリー
- ジェイルハウスでの惨劇
- ジュニアノベル版『青鬼』のあらすじ・ストーリー
- 少年たちに降りかかる災難
- 実写映画版『青鬼』のあらすじ・ストーリー
- 化け物が出る館
- 青鬼からの逃亡
- 実写映画版『青鬼 ver.2.0』のあらすじ・ストーリー
- 肝試しにきた不良たち
- ヒロシの死
- リセット成功とループする悪夢
- 劇場アニメ版『青鬼 THE ANIMATION』のあらすじ・ストーリー
- 不気味な伝承
- 『青鬼』作者の不可解な死
- 殺されていく仲間たち
- すべての真相
- 『青鬼』の登場人物・キャラクター
- シリーズ共通
- ひろし
- たけし
- 美香(みか)
- 卓郎(たくろう)
- 直樹(なおき)
- シュン
- 杏奈(あんな)
- 『青鬼 THE ANIMATION』のみ
- 真鍋 晃司(まなべ こうじ)
- 高城 淳子(たかしろ じゅんこ)
- 村上 章一郎(むらかみ しょういちろう)
- 皆月 花梨(みなづき かりん)
- 小中 翔(こなか しょう)
- 立花 文彦(たちばな ふみひこ)
- 波多野 美冬(はたの みふゆ)
- 藤本 薫(ふじもと かおる)
- 『異世界シリーズ 口裂け女VS青鬼』のみ
- 朝凪 明士(あさなぎ ︎︎あかし)
- 日蝕 夢々(にっしょく ︎︎むむ)
- 夕闇 怜(ゆうやみ ︎︎れい)
- 夕闇 沙希(ゆうやみ ︎︎さき)
- 口裂け女(くちさけおんな)
- 『禁足地 -青鬼の窟-』のみ
- 佐藤 ひまり(さとう ︎︎ひまり)
- 高山 こまり(たかやま ︎︎こまり)
- 近藤 陽介(こんどう ようすけ)
- 佐伯 旭(さえき あさひ)
- 木谷 佐那(きたに さな)
- 髙橋イアン(たかはし ︎︎イアン)
- 佐伯 朋絵(さえき ︎︎ともえ)
- その他
- シンジ
- 萌々音(ももね)
- 蒼(あお)
- 『青鬼シリーズ』のアイテム
- 館の鍵
- ライター
- 工具
- 『青鬼シリーズ』の用語
- 青鬼関連
- 青鬼(あおおに)
- フワッティー
- 青鬼化(あおおにか)
- 舞台
- 洋館
- ジェイルハウス
- 南の島
- ブルーベリー温泉
- 『青鬼シリーズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「たけし城」と呼ばれているたけしのクローゼット籠城
- 『青鬼シリーズ』のプレイ実況動画
- HIKAKINによるプレイ実況
- キヨによる「超高速青鬼」プレイ実況
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