『あまちゃん』オープニングテーマ作曲・大友良英の音楽豆知識まとめ【Twitter】
ここではテレビ史に残る大ヒットとなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』でオープニングテーマ曲を担当した大友良英のTwitterから、『あまちゃん』に登場する新旧様々な名曲にまつわる豆知識をまとめた。
【あまちゃん音楽マメ知識66 その4】つづき)あ、ところで今回参加、劇伴でも演奏してくれているベテラントロンボーン奏者松本治さんは、今から30年以上前、実際に橋幸夫バンドに参加していた時期があったそうです。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 12, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識66 その3】つづき)ちなみにわたしが使用したギターは名器ギブソンES-350、1957年製。大友良英ニュージャズクインテットをはじめた頃に60回ローンで購入した楽器です。あ、それからズラじゃないですから、ポマードつけられましたが、地毛ですから、念のため。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 12, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識66 その2】つづき)録音時のメンバー、tp佐藤秀徳 sax鈴木広志 tb松本治 acc大口俊輔 p江藤直子 g大友良英 vib高良久美子 b水谷浩章 ds芳垣安洋 コーラス高瀬"makoring"麻里子、飯田希和。撮影時のメンバーは内緒で〜すw。つづく)
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 12, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識66 その1】1964年橋幸夫ショーのバックバンド、当時の演奏のゆらぎや走りまで再現してNHK506スタジオをつかって当時風に一発録音しました。撮影は某学校の体育館を使ったもので、撮影時のメンバーと、録音時のメンバーは半分くらい異なります。つづく)
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 12, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識65】なんか演出吉田照幸さんの回しか出てこないんですが、今日のラストにかかった似非アコギスパニッシュ風は、だれも気づいてないとおもいますが必殺仕掛人の薄いトリビュートというか。オレはじめてギター買ったときに最初に真似して弾いたのが必殺仕掛人でした。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 9, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識64】ついに出ました「見つけてこわそう」。「いらないバイク〜」につづき音楽家チーム全力でつくりました。実はサントラCDに「見つけて」のタイトルで入ってます。打倒ピタゴラスイッチ栗コーダーカルテット、Eテレの仕事をねらった黒い野心あふれる曲です。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 8, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識63】いつもみたいに気軽にマメ知識書きにくい展開ですが、あの太巻マジックを使った録音スタジオ、実はいつも劇伴のミックスをしているスタジオなんです。ここで300曲を超える劇伴をエンジニアの高橋清孝さんアシスタントの森山芳晴さんにミックスしてもらいました。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 2, 2013
誕生日のメッセージありがとうございました。きんさんぎんさんと同じ誕生日、しかも今日が「あまちゃん」のクランクアップ。もうNHKのスタジオに行ってもスナック梨明日も天野家もないのかと思うと寂しいですが、音楽のほうは作業いろいろと残っているのでもうひとふんばり。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) August 1, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識62】GMTのデビュー曲「地元に帰ろう」はデスメタルでサビはテクノって設定が一変、作曲する方はふりまわっされっぱなしです。さて、この曲の運命やいかに。太巻デモバージョンの伴奏は江藤直子さんです。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 25, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識61】GMTのデビュー曲「地元に帰ろう」はデスメタルでサビはテクノって…台本来たときは白目になりました。ちなみに今日太巻さんがアカペラで踊りながら歌ってたバージョン、実はわたしが歌ってる下手なデモを古田さんがかっこ良くしてくれました。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 24, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識60】天野春子こと小泉今日子さんが歌う「潮騒のメモリー」やっと発売出来る事になりました。ドラマの中では本人名義でだせなかった曲が、リアルな世界では劇中の人物天野春子名義で出せる事にるという、なんだかドラマと現実が錯綜して不思議な気持ちです。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 20, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識59】ちなみに、これまで流れていた潮騒のメモリーのカラオケバージョンは、このオリジナル潮騒の音源をもとにカラオケ風に高井康生が作ったものです。というわけでカラオケトラックを本物にアレンジしたのではなく、まずは本物の録音が最初にあった上で制作進行しました。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 19, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識58】糸井さん清水さん司会の夜のベストヒットスタジオのほんの数秒のファンファーレもこのために作ったオリジナルです。80年代を意識した完全生演奏、ストリングスやコーラスまでは入ってませんが、あっと驚く豪華メンバー。制作秘話は…これは、書かなくていいか。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 19, 2013
ザ・ベストテン - Wikipedia
ja.wikipedia.org
ザ・ベストテン 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 、 検索 この記事には複数の問題があります。 改善 や ノートページ での議論にご協力ください。 出典 がまったく示されていないか不十分です。内容に関する 文献や情報源 が必要です。 ( 2008年11月 ) 雑多な内容を羅列 した節があります。 ( 2008年11月 ) ザ・ベストテン ジャンル 音楽…
『ザ・ベストテン』(英称:The Best Ten)は、1978年1月19日から1989年9月28日までTBS系列局で、毎週木曜日の21:00 - 21:54 (JST) に生放送されていたTBS製作の音楽番組。全603回放送。
1976年から1977年にかけて放送された『トップスターショー・歌ある限り』の後番組としてスタート。最高視聴率41.9%を記録した。愛称は『ベストテン』『ベッテン』。
初代司会者:黒柳徹子・久米宏
【あまちゃん音楽マメ知識57】これまでカラオケで歌われるだけだった「潮騒のメモリー」やっと本物が出てきました。80年代を想定し完全生演奏、ストリングスもコーラスも入った豪華編成の80年代歌謡曲として作りました。あっと驚く演奏メンバー等の詳細は明日以降発表しますのでお楽しみに。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 19, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識56】明日のあまちゃん、いよいよあの曲が正体をあらわします。フライングするなと釘を刺されているのでこれ以上はつぶやけません。お見逃しなく
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 18, 2013
【あまちゃん音楽マメ知識55】ミズタクブーム来てますねえ。あのリアクションいいなあ。ミズタクこと水口やGMTが登場するシーンにかかるハーモニカの劇伴、お気づきの方も多いと思いますがドラマ「探偵物語」のオマージュです。水口こと松田龍平さんの父松田優作さん主演の79年のドラマでした。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 18, 2013
SHOGUN - Wikipedia
ja.wikipedia.org
SHOGUN 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 、 検索 この項目では、バンドについて記述しています。同バンドのアルバムについては「 SHOGUN (アルバム) 」を、その他の用法については「 将軍 (曖昧さ回避) 」をご覧ください。 本来の表記は「 SHŌGUN 」です。この記事に付けられた題名は 記事名の制約 から不正確なものとなっています。 この…
1978年、芳野藤丸を中心に腕利きスタジオ・ミュージシャンで編成されたOne Line Band名義でアルバム『Yellow Magic』をビクター音楽産業より発売、このOne Line Bandのメンバーの大半が後のSHŌGUNのメンバーとなる。このアルバムに目をつけた日本テレビ音楽の飯田則子が 1979年、沖雅也主演のテレビドラマ『俺たちは天使だ!』の音楽担当に抜擢、そしてその主題歌「男達のメロディー」が50万枚を超える売り上げを記録した。
そして同年、松田優作主演のドラマ『探偵物語』でも音楽と主題歌を担当した。
【あまちゃん音楽マメ知識54】アキの台詞をカットして突然流れた♩いらないバイク買い取る象〜♩の憎きCM、メロディは私が音楽をやったNHKドラマ「白洲次郎」風に。インド音楽界の巨匠U氏のタブラをはじめサックスの梅津和時、トランペットの佐々木史郎等も参加して作った本気音源です。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 16, 2013
白洲次郎 (テレビドラマ) - Wikipedia
ja.wikipedia.org
白洲次郎 (テレビドラマ) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: 案内 、 検索 ドラマスペシャル・白洲次郎 ジャンル テレビドラマ 放送時間 「放送」の節 参照 (90分) 放送期間 2009年 2月28日・3月7日・9月23日(3回) 放送国 日本 制作局 NHK 演出 大友啓史 、 東山充裕 原作 北康利 、 牧山桂子 (原案) 脚本 大友啓史、 近衛はな…
『ドラマスペシャル・白洲次郎』(-・しらすじろう)は、2009年にNHKで放送されたテレビドラマの特別番組である。全3回。脚本は大友啓史と近衛はな、音楽は大友良英、主演は伊勢谷友介。
平成21年度(第64回)文化庁芸術祭賞優秀賞(テレビ部門・ドラマの部)受賞(第1回「カントリージェントルマンへの道」に対し)。2009年度(第14回)アジア・テレビジョン・アワード審査員奨励賞(シリーズドラマ部門)受賞。
白洲次郎 | NHKドラマスペシャル
www.nhk.or.jp
英国仕込みの紳士道をプリンシプルと呼び、日本で初めてジーンズを履き、近年「日本一カッコいい男」と呼ばれ、注目を浴びている真のリベラリスト白洲次郎。「敗戦」「占領」から「独立」へ激動の昭和史を生きた一人の侍のジェントルマン道を描いていきます。
【あまちゃん音楽マメ知識53】予告編で男性の声の潮騒のメモリー流れましたが、来週は必見です。なんでサントラ盤にこの曲が入ってないのか、これでわかるはず。お楽しみに。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 13, 2013
久慈より東京にもどってまいりました。東京駅を降りた途端、香港とかシンガポールにいるような熱気。部屋もすごい温度になっていた。明日から再びNHKで「あまちゃん」の音楽作業。多分もう300曲を超えているような気がする。ラストまであと少し。でも終わりたくないなって気持ちも。
— 大友良英 otomo yoshihide (@otomojamjam) July 10, 2013
Related Articles関連記事
あまちゃん(Amachan)のネタバレ解説・考察まとめ
『あまちゃん』は2013年上半期にNHKで制作されたテレビドラマ。 高視聴率を記録し、主人公、天野アキがよく使う「じぇじぇじぇ!」は流行語大賞に選ばれ、社会現象となりました。 ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。
Read Article
どうする家康(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『どうする家康』とは、2023年に放送されたNHK大河ドラマ第62作。脚本家の古沢良太が新たな視点で主人公の徳川家康の生涯を描く。室町時代後期から江戸時代の日本が舞台。両親と離れ離れになり、駿河国大名・今川義元の人質として孤独な人生を送るものだと思っていた少年はやがて弱小国の主となる。様々な選択をしながら戦いのない世界を目指し、乱世に飛び込んでいく物語である
Read Article
カルテット(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『カルテット』とは松たか子主演のラブストーリー、コメディー、サスペンスの要素が入った連続テレビドラマ。2017年1月17日から3月21日まで毎週火曜22時から22時54分に放送されていた。ある日、偶然出会った演奏者である男女4人が、弦楽四重奏のカルテットを組み軽井沢で不思議な共同生活を始める。夢叶わず30代に入り、それぞれが人生のピークを迎えず緩やかな下り坂で立ち止まっていたが、4人の出会いは偶然ではなかった。ほろ苦くて甘い、ビターチョコレートのような大人のラブサスペンスである。
Read Article
離婚しようよ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『離婚しようよ』とは、TBS制作によるNetflixシリーズのドラマ。2023年6月22日から配信を開始。脚本は宮藤官九郎と大石静、主演は松坂桃李が務める。タイトルは吉田拓郎から許可を取り、楽曲「結婚しようよ」から着想を得た。結婚5年目にして夫婦仲が冷め切っていながらも、おしどり夫婦を演じている三世議員の東海林大志と、その妻で女優の黒澤ゆいが、周囲から反対されながらも離婚という目標に向かって共闘する姿を描くホームコメディ。
Read Article
青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。
Read Article
流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。
Read Article
HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。
Read Article
天皇の料理番(2015年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。
Read Article
DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
Read Article
SUPER RICH(スーパーリッチ)のネタバレ解説・考察まとめ
『SUPER RICH』とは2021年秋にフジテレビ系の木曜ドラマ枠で放送されていたテレビドラマ。主演は江口のりこである。主人公はベンチャー企業の破天荒な女性社長である氷河衛(ひょうがまもる)。お金には困ったことがないが家族の愛情をうけてこなかった衛。反対に愛情であふれた家庭で育ったがお金がない春野優(はるのゆう)とともに会社を経営していくなかで、山あり谷ありの経験をしていく。孤独だったキャリアウーマンが信頼している社員たちと共に、いばらの道を次々に乗り越えていく人生を描いた作品である。
Read Article
コーヒーが冷めないうちに(この嘘がばれないうちに)のネタバレ解説・考察まとめ
『コーヒーが冷めないうちに』とは2018年9月に公開された邦画。主演・有村架純、監督・塚原あゆ子、原作は川口俊和による舞台演劇と小説である。 主人公の女性・時田数が従兄と営む小さな喫茶店。この喫茶店には不思議な噂があった。それはとある席に座ると、望んだ時間に戻ることができるというものだ。しかしそこには面倒なルールも存在した。 過去は変えられないが、未来は変えられる。過去に戻った喫茶店の客たちが、各々の人生を変えていくところが見どころである。
Read Article
不適切にもほどがある!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不適切にもほどがある!』とは、2024年1月よりTBS系で放送されたテレビドラマ。主演は阿部サダヲ。脚本は宮藤官九郎が担当。昭和(1986年)と令和(2024年)のそれぞれの時代を、登場人物達が行き来し、各時代をかき回すタイムトリップコメディである。令和へタイムトリップした阿部演じる“昭和のおじさん”が数々の「不適切な」言動を行い、令和の時代を乱していく。一方でその「不適切さ」が停滞して閉塞感のある令和の空気を刺激し、現代人に本当に大切なことは何か、を気づかせるヒューマンドラマである。
Read Article
監獄のお姫さま(プリプリ)のネタバレ解説・考察まとめ
『監獄のお姫さま』とは、2017年10月~12月までTBS系火曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマである。通称「プリプリ」。主演を小泉今日子が演じ、脚本は宮藤官九郎が担当した。女子刑務所の中で出会った5人の女と1人の刑務官が仲間の冤罪を晴らすために、罪を着せた男への復讐に燃える物語。罪を犯してしまった女たちの苦悩や悲しみを、宮藤作品らしいコミカルな表現で描く。キャッチコピーは「おばさん犯罪エンターテインメント」。
Read Article
すいか(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『すいか』とは、2003年に日本テレビで放送されたテレビドラマである。人生に煮詰まったOLが職業も年齢も違う3人の女性と出会い共同生活する日常を描いた、平凡な生活の中にある幸せに気づかせてくれる作品。セリフやナレーションには胸に響く言葉が多くあり、年齢を重ねてからも何度も見たくなる魅力がある。 主演の小林聡美をはじめ、ともさかりえ、市川実日子、浅丘ルリ子、小泉今日子など実力派俳優が主要キャストを務めた。第41回ギャラクシー賞テレビ部門・優秀賞など多くの受賞歴をもつ隠れた名作。
Read Article
20世紀少年(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『20世紀少年』とは、浦沢直樹による漫画作品。2008年から2009年にかけて映画化もされている。 コンビニの店長として働く中年の男・ケンヂの身の回りで、不可解な事件が相次ぐ。やがて、それらの事件はケンヂとその仲間たちの子供のころの妄想を現実化したものであるということに気が付く。少年時代に共に未来の世界を想像した仲間を集めたケンヂは、仲間とともに事件の首謀者である「ともだち」と呼ばれる人物の正体を探る。
Read Article
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)のネタバレ解説・考察まとめ
『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』とは2000年4月から6月までTBS系で放送された日本の若者の日常をワイルドに描いたテレビドラマ。主演は長瀬智也、脚本は宮藤官九郎。その他渡辺謙や妻夫木聡など、多くの豪華俳優が出演している。池袋を舞台に、主人公マコトが池袋を舞台に友人やギャングたちとケンカや友情に明け暮れるストーリー。原作は石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』で、ドラマ以外にも、コミック、ミュージカル、舞台、アニメなど幅広いメディアミックスがなされた。
Read Article
アンナチュラル(Unnatural)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンナチュラル(Unnatural)』は女優の石原さとみ主演の、野木亜紀子の脚本によるオリジナルドラマである。主人公の三澄ミコトはUDIラボで働く法医解剖医。UDIラボメンバーの中堂、東海林、六郎たちと一緒に、日本全国から送られてくる不自然死した遺体を解剖する仕事をしている。1話ごとに事件解決する法医学ミステリーで、ドラマのキャッチコピーは「不自然な死は許さない」。スピード感や爽快感のある明るくスリリングな物語で、UDIラボメンバーの人間ドラマをメインに「死」の謎や事件を解明していく。
Read Article
花束みたいな恋をした(はな恋)のネタバレ解説・考察まとめ
『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。
Read Article
バクマン。(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。
Read Article
ハゲタカ(Hagetaka)のネタバレ解説・考察まとめ
ハゲタカとは、日本人作家・真山仁の経済小説を原作にしたテレビドラマ・映画。2007年にNHKで全6話が放送されている。日本企業買収の使命を帯びて、米国投資ファンドの敏腕マネージャーの鷲津が帰国し、企業の社長や銀行とのマネーゲームが繰り広げられる。鷲津は企業を救うために模索するが、その気持ちとは裏腹に金が悲劇を巻き起こす。ドラマが国内外で高い支持を受けたことで、映画化もされた。
Read Article
ごめんね青春!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ごめんね青春!』とは2014年10月から放送されたTBS系列のドラマであり、宮藤官九郎が脚本し主演は錦戸亮が務めた。 静岡県三島市の高校が舞台で、仏教系男子校とキリスト系女子校の合併に伴う恋愛模様などを描いたドラマ。 主演の錦戸亮は仏教系男子校の先生役であり合併には賛成派。しかし周囲は反対派が多く、合併に向けて奮闘していくストーリー。合併に向けて奮闘していく中、生徒や先生間の恋愛・家族との問題について「ごめんね」と謝り向き合っていく。
Read Article
陸王(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『陸王』とは作家の池井戸潤が書いた小説『陸王』が原作のドラマで、脚本は八津弘幸、演出は福澤克雄と田中健太が担当。ドラマのストーリーは資金難に苦しむ老舗足袋屋の社長が、会社の未来を考え新規事業のランニングシューズ開発に乗り出し、たくさんの人の助けで苦難を乗り越え、マラソン足袋「陸王」を開発するまでの企業再生物語。ドラマの主人公である宮沢紘一を俳優の役所広司が演じ、たくさんのエキストラを使った駅伝シーンなどは臨場感のあるシーンに仕上がっている。大多数の人たちから感動したと大反響を呼んだ人気ドラマ。
Read Article
家政婦のミタ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『家政婦のミタ』とは、2011年10月から12月まで日本テレビ系で放送された、訳ありな過去を持つ完璧な家政婦を題材としたテレビドラマ。タイトルの由来は市原悦子主演で有名な『家政婦は見た!』のパロディ。頼まれたことは何でもやるが、常に無表情でミステリアスな家政婦・三田 灯が、一家離散の危機にある阿須田家に派遣される。命令されれば犯罪行為でもやってしまう三田だが、その行動によって家族は絆を取り戻していくというストーリー。最終回は40.0%を記録した。
Read Article
リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。
Read Article
タイガー&ドラゴン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『タイガー&ドラゴン』とは、2005年にスペシャルドラマとして放送され、その後、連続ドラマ化された「落語とヤクザ」をテーマにした日本のテレビドラマ。主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。ヤクザの虎児が落語家に弟子入りし、事件に巻き込まれながらも噺家として修行を積んで、一人前の落語家を目指していくストーリー。毎話お題目となる落語噺に沿うように作成されており、1話完結の構成となっている。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎のコンビによるドラマ。
Read Article
コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。
Read Article
わしも(WASIMO)のネタバレ解説・考察まとめ
『わしも(WASIMO)』とは、宮藤官九郎作・安齋肇絵による絵本『WASIMO』を原作とした子供向けアニメ。 おばあちゃん型ロボットわしもとわしもを取り巻く仲間たちとの日常が描かれたストーリー。 わしもは死んじゃったおばあちゃんの唯一の形見である入れ歯を装着しており、動くたびに入れ歯がカタコトカタコトと鳴る。 長距離を移動するときは、足ではなくローラーが発動するのである。
Read Article
大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)のネタバレ解説・考察まとめ
『大豆田とわ子と三人の元夫』とは、2021年にフジテレビ系火曜21時枠で放送された松たか子主演のドラマである。第76回文化庁芸術祭で優秀賞を受賞。大豆田とわ子は三度の離婚歴がある女性。周囲からは「バツ三なんだって」「人間的に問題があるのかね」という好奇の目で見られている。離婚した三人の元夫達にも振り回される日々。それでも「幸せになることを諦めていない」大豆田とわ子と元夫たちの奮闘を描く。本当の幸せを掴めるのか。これからの元夫達との関係は。新感覚のロマンティックコメディーである。
Read Article
ゴールデンスランバー(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。
Read Article
銭の戦争(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『銭の戦争』とは、2015年1月から3月まで放送された、復讐劇をテーマとした日本のテレビドラマ。主人公・白石富生は、順風満帆の日々を送っていたが、父が借金を残して自殺し、さらに連帯保証人であった白石は金も職も婚約者も全て失う。そして人生のどん底から復讐を果たしていくというストーリー。韓国で2007年に制作されたテレビドラマ『銭の戦争』を原作として、舞台を日本の東京に置き換えて制作された。
Read Article
六番目の小夜子(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『六番目の小夜子』とは恩田陸の小説と、それを原作としたNHKで放送されたTVドラマ、および舞台作品である。恩田陸のデビュー作であり、新潮社の第3回日本ファンタジーノベル大賞にて最終選考まで残った作品だ。とある高校(ドラマでは中学校)に伝わる「サヨコ」という言い伝えを軸に、少年少女たちの瑞々しい青春とファンタジーホラーの一面も持つ。2000年にNHK教育『ドラマ愛の詩』でドラマ化された。また2022年1月、乃木坂46の鈴木絢音の主演で舞台化もされている。
Read Article
悪の教典(小説・漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。
Read Article
ホットロード(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ホットロード』とは『別冊マーガレット』で1986年から連載された、漫画作家紡木たくによる少女漫画である。父親の写真のない家で育ち、ママに愛されていない、必要とされていないと孤独を抱えている少女宮市和希と、不良グループ同士の抗争やバイクで走ることに命を懸ける春山洋志が出会い、"愛情とは何か"、"命とは何か"に気づかされ失いかけた命が再生されていく物語である。漫画連載終了から約24年後の2014年『ホットロード』は映画化され、大ヒットを記録した。
Read Article
結婚できない男(まだ結婚できない男)のネタバレ解説・考察まとめ
『結婚できない男』とは、2006年7月から9月まで放送された、独身中年を題材としたテレビドラマ。仕事もできて収入もあるが、皮肉屋で結婚したくない独身男性が、徐々に女性に心を開いていく過程を描くストーリー。主人公の桑野信介を演じるのは主演の阿部寛。また、本作の放送13年後の2019年10月から12月にかけて、続編『まだ結婚できない男』が放送された。53歳となった主人公がまだ結婚んできていない姿を描いた本作は、高視聴率を記録し、メディアでアラフォー独身男性の特集が組まれるなど社会現象となった。
Read Article
かもめ食堂(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『かもめ食堂』とは2006年に公開された映画で、フィンランドのヘルシンキに日本人女性・サチエがオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランド人との穏やかで心温まる交流を描いたヒューマンドラマである。原作は群ようこの同名の小説。小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの3人が主演の萩上直子監督作品。かもめ食堂がヘルシンキの人々に受け入れられ、身近な食堂としてみんなの居心地の良い居場所になっていく物語である。
Read Article
リトル・フォレスト(漫画・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『リトル・フォレスト』とは、主人公の成長を描くヒューマンドラマであり、五十嵐大介による漫画、漫画を基にした森淳一監督、橋本愛主演の映画である。漫画『リトル・フォレスト』は、作者の実体験を基に制作され、2002年12月から講談社発行の『月刊アフタヌーン』で連載された。映画『リトル・フォレスト』は、2014年8月に公開された『夏』『秋』、2015年2月に公開された『冬』『春』の4部作である。東北地方の小さな村に住む主人公のいち子が、自然に向き合いながら自分を見つめ直すストーリーとなっている。
Read Article