不適切にもほどがある!(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『不適切にもほどがある!』とは、2024年1月よりTBS系で放送されたテレビドラマ。主演は阿部サダヲ。脚本は宮藤官九郎が担当。昭和(1986年)と令和(2024年)のそれぞれの時代を、登場人物達が行き来し、各時代をかき回すタイムトリップコメディである。令和へタイムトリップした阿部演じる“昭和のおじさん”が数々の「不適切な」言動を行い、令和の時代を乱していく。一方でその「不適切さ」が停滞して閉塞感のある令和の空気を刺激し、現代人に本当に大切なことは何か、を気づかせるヒューマンドラマである。
『不適切にもほどがある!』の概要
『不適切にもほどがある!』とは、2024年1月26日よりTBS系「金曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。主演に阿部サダヲを迎えた宮藤官九郎脚本のオリジナル作品で、この組み合わせの民放ドラマは今作が初となった。2人と本作のプロデューサー・磯山晶が組んだTBSドラマには、『池袋ウエストゲートパーク』、『木更津キャッツアイ』、『タイガー&ドラゴン』等、数々の名作がある。19年ぶりにチームを組む3人が新たな作品を生み出していく。令和へタイムトリップした阿部演じる“昭和のおじさん”小川市郎(おがわいちろう)から数々の「不適切な」言動が飛び出す。令和における不適切な表現についての注意を喚起する注釈テロップが1話につき何度も挿入される程だ。そんな市郎の「不適切さ」が、コンプラで縛られた令和の人間達に本当に大事なものは何かを考えるキッカケを与えていく。 令和では考えられないはちゃめちゃな言動が、時代を超えて変わらない親子の愛情、人間の人情、思いやりなどを想起させていく。市郎がタイムトリップしたことで生まれる出会いや、家族との絆を描くヒューマンコメディである。『不適切にもほどがある!』は特に昭和を知る中高年からの評判が高く、巷では略称「ふてほど」と呼ばれて愛されている。毎回終盤に出演者によるミュージカルシーンがあるのも特徴である。
『不適切にもほどがある!』のあらすじ・ストーリー
初めてのタイムトリップ
1986年、体育教師で野球部の顧問・小川市郎(おがわいちろう)は、生徒たちからは「地獄のオガワ」と呼ばれていた。同時に彼は、17歳の娘・小川純子(おがわじゅんこ)を一人で育てる、悩める父親。純子が最近、大人っぽくなり、行動も自由気ままで市郎は娘が不貞行為に走るのではないかと心配している。ある日、市郎はバスの中で眠りに落ち、目覚めると、現代風の服装をした女子高生が目の前に現れる。女子高生の服やイヤホンに違和感を覚えた市郎が指摘するも、周りの乗客は市郎のタバコを指摘し、ケンカへと発展。市郎がバスから降りると加熱式たばこやスマホなどが使われており、不可思議な景色が広がっていた。それはまさに2024年の現代。馴染みの喫茶店に逃げ込んだものの、そこで犬島渚(いぬしまなぎさ)と出会う。市郎はそこで目にした新聞で2024年にいるとわかる。一方、1986年、純子は中学生の向坂キヨシ(さきさかきよし)と出会う。令和からやってきたキヨシは道でぶつかった順子に一目惚れ。すぐに純子に告白する。純子は密かに想いを寄せる地元の先輩、通称「ムッチ」と呼ばれる秋津睦実(あきつむつみ)へ気を使いながらも、キヨシとの間もまんざらではない様子。市郞が喫茶店のトイレに行くと、小泉今日子のポスターの裏にタイムトリップできる空間があり、そこに入ると1986年に戻れた。純子のチョメチョメを阻止するためにすぐに家へと向かった市郎。布団の中でイチャイチャしていた純子とキヨシにストップをかける。キヨシは市郞の学校に転校し野球部に入る。その日の夕方キヨシの母のサカエが学校に来る。市郞の言動がパワハラだと決めつけクレームを言いに来たのだ。市郞は夕方、またバスに乗り2024年に戻る。居酒屋に入ると隣で会社員同士が話をしている。ムッチの息子である秋津真彦(あきつ まさひこ)が同僚からパワハラの嫌疑について攻められていた。市郞はパワハラの内容に合理的ではないと異議を唱える。ここでその後の各話でもお馴染みとなるミュージカルシーンがはじまる。その頃1986年ではムッチと純子がキスをしようとしたが、キヨシが間にはいりムッチとケンカをする。1986年に戻ろうと市郎は喫茶店のトイレに行くが、トイレが改装されており、戻ることは出来ない。そんな中、昭和にいるサカエから着信がある。
令和になじんでいく市郎
サカエからの電話を目の当たりにすることで、タイムトラベルの話を疑っていた渚と秋津も、話を信じるようになる。一方の渚は、市郎を信頼し始め、労働環境や育児にまつわる愚痴をこぼしはじめる。渚は、テレビ局に勤務するキャリアウーマン。ジャーナリストの谷口龍介(たにぐちりゅうすけ)と結婚し息子を出産後、職場復帰する。だが仕事と育児の両立がうまくいかず何度もトラブルに遭遇。困った渚は市郎に電話をかけると、「あんたにしてほしいことが俺にできること」という市郎の言葉に励まされる。実際「息子のおしりふきを買ってきて」と依頼する渚。職場に谷口が息子の親権を奪いにやってくるが、市郎は会社員に働き方の強制をしている「働き方改革」に疑問を呈し、それぞれに合った職場環境を目指すように改善を訴える。最終的に渚が息子の親権も渚が持つことで一件落着。その後市郎がテレビ局のカウンセラーとして働くことになる。渚に思いを抱き始める市郎。だが看板を登った時に落下してしまい、昭和61年に再度タイムトリップするのだった。
市郎と渚が急接近
昭和の時代にタイムトリップしてしまった市郎は、何も問題がなかったかのように、純子達が暮らす家庭に戻る。令和の時代では忽然と姿を消したことに、渚と秋津は不安と心配を隠せない。市郎の失踪後、渚と秋津はサカエの前夫であり、タイムマシンを開発した井上昌和(いのうえまさかず)と対面する。井上は市郎との約束をきっかけにタイムマシンの開発が出来た事を2人に語った。井上は過去を変えることで未来が変化する可能性について心配をもらす。昭和では純子がバラエティ番組に出演する事になり、市郎やサカエもテレビスタジオに同伴。順子が番組中に相撲を取って倒れるが、回復した順子は父の市郎に「好きな人のもとに行きなよ」と言って励ます。亡き母の遺影の前でうろうろしたり、おならを我慢したりする市郎の様子から、市郎が恋していることは純子にはお見通しだったのだ。市郎はその言葉を聞いて、再度令和の時代に行き渚に会いに行く。渚は先輩プロデューサー栗田が手がける番組で起こった、MCと出演者の肉体関係のスキャンダルに巻き込まれていた。渚の知り合いの八嶋智人がそのスキャンダルのフォローに入るため代理のMCとして登場。その後数々の問題が起きるが、周りのフォローもありどうにか渚は危機に対処した。ほっとした渚は、令和に戻ってきた市郎と良い雰囲気のまま体を寄せ合おうするがビリビリと電気ショックのような衝撃を受け、近づくことができない。この「ビリビリ」はタイムトリップ時に未来を変える行動をした場合、未来を変えさせないために起こる自然現象である。この「ビリビリ」を感じ純子はあることに気づいた。
市郎が息子に会う
市郎が喫茶店「スキャンダル」でかつての教え子、井上と偶然再会。市郎は井上の手を借りて、キヨシの携帯電話を自分の名義で登録し、新しいメッセージアプリで遊ぶ事を覚える。しかしメッセージを送った相手から反応がないと、怒り出す始末。理不尽な行動をする市郎に対し「小川市郎被害者の会」まで出来上がる。一方、昭和ではキヨシがクラスメイトの女の子に「好き」と告白され、周囲をざわつかせる。母のサカエは、ショックを隠しきれず、純子も「二股」と騒ぎ立て不満な様子。純子とキヨシの間はうまくいかず、純子はムッチと遊びに出かける。ムッチと純子は関係を持つ直前までいくが、最後の最後でムッチが男になりきれず、結局破断。ムッチはその後、純子とキヨシを応援する立場に。令和の時代では、電気ショックから渚はある事に気づき、市郎を自分の親に会わせようとする。何も知らない市郎は、意気揚々と親との面談する場所へやって来る。しかし渚の父親である犬島ゆずる(いぬしまゆずる)から「お父さん」と呼ばれ、何がなんだかわからない事態へと発展する。
悲しい過去と悲しい未来
ゆずるに「お父さん」と呼ばれた市郎は、背後にあるストーリーを徐々に理解し始める。実はゆずるは純子と結婚し、2人の間には渚が生まれた。渚は市郎の孫だった。市郎は、ゆずると純子のなれそめを聞き、ゆずるが神戸で背広の仕立屋をしていた事を知る。また、ゆずるが市郎の採寸に時間がかかったことがきっかけで阪神大震災によって純子と市郎が亡くなったこともわかった。2人の命を奪ったと、頭を下げるゆずるに対して怒ることはしない市郎。逆に純子との仲が修復できていたことを前向きにとらえる。一方、昭和の時代でサカエは、小学校時代の自分に出会う。小学校時代のサカエは、現代と全く同じで間違ったことに対して真っ向から抗議するような子だった。正しさを追い求め、相手を追い込む小学校時代の自分を見て、サカエはふと自分自身を振り返る。
悲しみを振り切って
阪神淡路大震災で娘・純子と自分が死んでしまうという事実を知った市郎は、純子と顔を合わせられず、昭和60年に帰れずにいた。しかし秋津と渚の説得に応じた市郎は一時的に昭和に戻ることにした。市郎はサカエにだけ自分と純子の未来を告白。サカエは深刻な内容に衝撃を受けながらも親身になって市郎に寄り添い、「今を楽しく、好きなように生きたらいい」と励ます。
色々と考えた市郎は、純子を令和に連れていくことを決意。市郎は、実は夫と娘だということを隠してゆずると渚に引き合わせる。母と娘だということを秘密にしたまま純子との交流を深める渚。母と娘は仲良く一緒に服を買いに行くことになる。
時空を超えた親孝行
純子をショッピングに連れ出した渚。その後、連れて行った美容室で純子は美容師のナオキと出会った。純子が市郎に「ナオキにデートに誘われた」と話すと市郎は不安を感じる。ナオキは純子とデートに出かける。純子の生徒手帳に書かれた生年月日を見て純子が過去からやってきたことに気づいてしまう。2人は最後に江の島デートに出かけることに。純子から帰らないと連絡があり、市郎は純子のチョメチョメの危機を案じる。その後、警察から連絡があり純子は無銭飲食で捕まっていた事実が判明。ナオキと純子は格子越しにキスをして別れ、その後純子はどうにかして昭和へ戻る。純子はキヨシから未来で1番印象に残っているところを聞かれ牢屋の話を語る。留置場の格子越しにナオキとしたキスは純子のいい思い出となっていた。純子が戻る前にムッチは純子を探し回り、キヨシからタイムマシンについて聞き出していた。ムッチは純子を追いかけ令和へ。その令和ではタイムトリップしてきたムッチが実の息子である秋津に出くわし、そっくりなお互いを見てビックリしていた。
チョメチョメのみそぎ
令和に来てしまったムッチは未来の息子・秋津と出会い、純子が昭和に戻ったことを知る。昭和に戻った純子は、スケバンをやめて勉強に励んでいる。令和でスケバンが絶滅していた事を知り心を入れ替えたのだった。一方、小川は、令和のテレビ局でカウンセラーの仕事に勤しんでいた。そこへEBSのアナウンサー倉持猛(くらもち たける)が相談に来る。倉持は、イケメンで人気のアナウンサーだったが、3年前に浮気をしてしまい、その後閑職に追いやられていた。倉持はアナウンサーに復帰させてもらえる予定だったが、新ディレクターの栗田にストップをかけられる。最終的に栗田は渋々倉持の朝の情報番組出演を承諾するが、各方面から批判される事になった。倉持と市郎は栗田家のホームパーティに招かれ、過去に栗田が浮気をしたことを知る。栗田は、17年経っても周りの人間から浮気について責められ、批判されていた。栗田は自らの実体験により、不倫を許さない世間の厳しさを知っていたのだ。倉持は妻の出演するバラエティ番組に一緒に出演して、批判を浴び続けることとなった。一方令和を彷徨っていたムッチは、井上や秋津に捕まり、強制的に令和に送り返される事になる。
マタハラとパワハラ
社内報のインタビューを受けた渚。それに対し社内の杉山ひろ美(すぎやまひろみ)が「渚の発言は自分に対するマタハラやパワハラだ」と市郎に相談する。杉山は自分の妊活を渚に暴露されたと言い張っていた。その後、渚がパワハラを行ったとして、杉山の弁護士やリスクマネジメント部長の栗田が、渚を呼び出して聞き取り調査を行う。同席した市郎がフォローするも甲斐なく、渚は1ヶ月の謹慎処分を言い渡されてしまう。その夜皆に慰められる渚。その翌朝渚は、近所の知り合いがゴミを分類せず処分しているところに出くわし、それを指摘。その知り合いは「だからパワハラで訴えられる」と言い返す始末。そこへ、娘をかばって登場するゆずる。「社会の基準で娘を分類するな!」とミュージカルが始まり、歌に合わせて、訴えかける。だがゆずるは熱唱し過ぎて、力尽き入院する事になる。一方で市郎は最後1回分の燃料が残ったタイムマシンに渚を乗せて昭和に戻る。
最後のタイムトリップと謎の男達
遂に昭和に戻る決心をした市郎は、令和での身辺整理を進めていた。最後のタイムトリップは落ち込んでいる渚のために使おうと決め、市郎は渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かった。だが、バスの中にはひっそりもぐりこみ、市郎と渚と共に昭和にタイムトリップする2人の男がいた。市郎は昭和に戻るとすっかり真面目な受験生となった純子に再会。渚は純子と最後の貴重な時間を涙ながらに過ごし、再び令和に帰っていく。市郎は令和を経験して自身の成長を感じていた。令和を経験して「昭和」がはびこる昭和の中学校に疑問を持つ市郎。市郎はすっかり令和のマインドになってしまい、昭和の価値観に耐えられない様子であった。一方で令和のサカエも昭和を知った事で令和の価値観に嫌気がさしていた。携帯で連絡を取り合い愚痴り合う市郎とサカエ。昭和では市郎が勤める学校で生徒達の卒業を祝う会が催される。式の最後にバスにもぐりこんだ男2人が登場。なんとその正体はこのドラマの主題歌を歌うCreepy Nutsの2人。主題歌「二度寝」を歌い会を盛大に盛り上げる。いよいよこのドラマの最後のシーン。市郎が、1人喫茶店で座っていると、トイレから物音が。扉を開けると穴から白髪の老人が顔を出した。なんと、それは2054年からやってきたタイムマシンの開発者である井上だったのだ。「さぁ、次の世界へ行きましょう」と誘う井上。令和よりも先の未来へ旅立つ予感を残して、ドラマは幕を閉じる。
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『あさが来た』とは、幕末から明治にかけて活躍した実業家・教育者の広岡浅子をモデルとしたNHKの連続テレビ小説。2015年9月から2016年4月にかけて放送された。平均視聴率は23.5%で、朝ドラとしては2016年当時の最高記録となって話題に上った。 女性の社会進出が難しかった幕末から大正の時代に、女性起業家のパイオニアとして奔走した主人公・白岡あさの物語。銀行、生命保険会社、女子大学の設立という一大事業に邁進するあさと、彼女を支える家族、変化していく社会が描かれる。
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舞妓Haaaan!!!(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『舞妓Haaaan!!!』とは、宮藤官九郎が脚本を手がけたコメディ映画である。主人公の鬼塚(おにつか)は舞妓の美しさに魅了され、お茶屋遊びにあこがれていた。しかし京都の茶屋はどこも「一見さんお断り」のため、鬼塚はツテを頼ってなんとか茶屋に入ろうとする。そして贔屓の舞妓・駒子(こまこ)やライバルの内藤(ないとう)、元カノの富士子(ふじこ)等、周りの人物を巻き込みドタバタ劇が繰り広げていく。この作品は鬼塚という舞妓へ異常な執着を持った強烈キャラが、日常を忘れて大笑いさせてくれる映画になっている。
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鎌倉殿の13人(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。
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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。
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小さな巨人(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『小さな巨人』とは、警察組織と戦いながら事件解決をしていく、エンターテインメントドラマである。優秀な刑事・香坂真一郎(こうさかしんいちろう)が所轄に異動になり、警察の上層部と戦いながら、所轄の刑事と共に事件解決をしていくストーリー。主演の長谷川博己の他に、岡田将生、安田顕、芳根京子、香川照之らがドラマ出演している。プロデューサーは伊與田英徳たち、脚本は丑尾健太郎たちが担当した。キャッチコピーは「敵は味方のフリをする」であり、警視庁と所轄の確執や警察内部の裏切者など、警察同士の戦いが描かれている。
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DESTINY 鎌倉ものがたり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DESTINY 鎌倉ものがたり』とは、2017年に公開された映画で、西岸良平の人気コミック『鎌倉ものがたり』を実写映画化したファンタジー作品である。監督は、日本アカデミー賞最優秀賞を受賞した山崎貴。主演に堺雅人と高畑充希を迎え、ほかにも大物俳優が勢揃いしている。ストーリーは魔物や幽霊が一緒に生活するという鎌倉が舞台。夫婦の周りでは奇妙な出来事が起こり、自分たちの謎が解き明かされていく作品だ。夫婦の絆を感じることができる温かい映画作品である。
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バクマン。(実写映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。
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忍者に結婚は難しい(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『忍者に結婚は難しい』とは横関大による小説、およびそれを原作としたテレビドラマである。小説は2022年に講談社から刊行、ドラマは2023年1月から3月までフジテレビ系で全11話が放送された。主人公である草刈蛍と草刈悟郎は、忍者である秘密をお互いに隠して結婚している夫婦である。任務をこなしていくうちにお互いに違和感を覚えていき、2人の間には不穏な空気が流れる。忍者として生きるのか、ただの人間として生きるのかを迫られていく、ヒューマンラブコメディーである。
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目次 - Contents
- 『不適切にもほどがある!』の概要
- 『不適切にもほどがある!』のあらすじ・ストーリー
- 初めてのタイムトリップ
- 令和になじんでいく市郎
- 市郎と渚が急接近
- 市郎が息子に会う
- 悲しい過去と悲しい未来
- 悲しみを振り切って
- 時空を超えた親孝行
- チョメチョメのみそぎ
- マタハラとパワハラ
- 最後のタイムトリップと謎の男達
- 『不適切にもほどがある!』登場人物・キャラクター
- 昭和から登場する人物
- 小川市郎(おがわいちろう/演:阿部サダヲ)
- 小川純子(おがわじゅんこ/演:河合優実)
- 秋津睦実(あきつむつみ)/ムッチ(演:磯村勇斗)
- 安森(やすもり/演:中島歩)
- 令和から登場する人物
- 犬島渚(いぬしまなぎさ/演:仲里依紗)
- 秋津真彦(あきつ まさひこ/演:磯村勇斗)
- 向坂サカエ(さきさかさかえ/演:吉田羊)
- 向坂キヨシ(さきさかきよし/演:坂元愛登)
- 井上昌和(いのうえまさかず/演:三宅弘城)
- 栗田一也(くりたかずや/演:山本耕史)
- 八嶋智人(やしまのりと/演:八嶋智人)
- 犬島ゆずる(いぬしまゆずる/演:古田新太)
- マスター(演:袴田吉彦)
- 純子の友人
- 戸倉明美(演: 鈴木こころ)
- 長谷友美 (演: 福室莉音)
- 市郎の家族・親族
- 犬島正人(いぬしままさと/演: 紡)
- 小川ゆり(おがわゆり/演:イワクラ)
- 谷口龍介(たにぐちりゅうすけ/演:柿澤勇人)
- EBSテレビ関係者
- 瓜生(うりゅう/演:板倉俊之)
- 江面賢太郎(えも けんたろう/ 演:池田成志)
- 倉持猛(くらもち たける/演:小関裕太)
- 杉山ひろ美(すぎやまひろみ/演:円井わん)
- ゲスト出演
- 加賀彩月(演 :木下晴香)
- 田代(演 :咲妃みゆ)
- 鹿島(演:菅原永二)
- 校長(演:赤堀雅秋)
- 高杉舞(演:沢口愛華)
- 教師(演:荒波タテオ)
- 金井(演:隅田杏花)
- バスの乗客1(演:荒川ちか)
- バスの乗客2(演:古川がん)
- バスの乗客3(演:橋本恵一郎)
- バスの乗客4(演:葵うたの)
- 戸倉(演:金子晃翔)
- 生徒(演:上條靖弥)
- 上野静香(演:禾本珠彩)
- 寺沢愛(演:トラウデン直美)
- 布川(演:宮崎吐夢)
- 池谷(演:中村靖日)
- 芸人(演:中野周平)
- 九品仏(くほんぶつ/演 :池谷のぶえ)
- エルザ(演:和内璃乃)
- 出演者(演:西中ひさあき)
- 職員(演:若松俐歩)
- 山上(演:ついひじ杏奈)
- 鈴木福助(演:秋山竜次)
- 堤ケンゴ(演:山本博)
- 鳥海仁(演:牧島輝)
- 氏家(演:永野宗典)
- AD(演:板倉武志)
- かのん(演:日比茉鈴)
- プレサタガールズ(演 :三上ひびき、池田理愛、神倉千晶)
- タイムキーパー(演 :吉田莉々加)
- メイク(演 :澄田綾乃)
- 風太(演:俄然風太)
- りょう(演 :尾添諒)
- あらた(演:高橋あらた)
- 高城華織(演:星空もあ)
- 愛田るる(演:十束るう)
- 沢北菜緒(演:東雲あずさ)
- リングアナウンサー(演:日中泰景)
- バニーガール(演:滝冬煇)
- ケイティ池田(演:トリンドル玲奈)
- 関根(演:池田鉄洋)
- 大館(演:浜田信也)
- 監督(演:大野泰広)
- EBSテレビ社員(演:栗原沙也加)
- EBSテレビ社員(演:敷村珠夕)
- 若井(演:中井千聖)
- 警備員(演:黒田浩史)
- 携帯ショップ店員(演:たなかさと)
- 笠間(演:矢作兼)
- 能島(演:児玉智洋)
- 大沢悠里(声:大沢悠里)
- 女性(演:朝比奈杏)
- サカエの友達(演:小島瑶笑)
- いじめっ子(演:荒井天吾)
- 羽村由貴(演:ファーストサマーウイカ)
- 松村雄基(演:松村雄基)
- ポチョムキンズ(演:信子)
- 司会(演:守谷日和)
- アナウンサー(演:福原稚菜)
- 佐高強(さこう つよし/演:榎本司)
- AD(演:古澤メイ)
- 佐高の母(演:奥田由香)
- ナオキ(演:岡田将生)
- ミナミ(演:馬場園梓)
- ウェイター(演:柳谷参助)
- 警察官(演:守谷勇人)
- ナレータ(声:南波雅俊)
- 栗田加世子(くりた かよこ/演:紺野まひる)
- ポッキー(演:宮下今日子)
- タイコ(演:遠山景織子)
- ヨウコ(演:仙名彩世)
- 街頭インタビューの女性(演:佐竹桃華)
- 小泉今日子(演:小泉今日子)
- 仁美(演:和田光沙)
- 高島(演:管勇毅)
- 平塚(演:望月章男)
- スタッフ(演:藤田剛、堀内充治)
- 矢野恭子(演:守屋麗奈)
- 並木(演:安藤聖)
- 弁護士(演:MAYUKO)
- カメラマン(演:越川みつお)
- 佐伯(演:宍戸開)
- 大学生(演:DJ松永、R-指定)
- 竹田(演:赤羽健壱)
- 教師(演:もりたかお、かまくらあや)
- 店員(演:三河悠冴)
- 保護者(演:青海衣央里、西岡未央、池田恵子)
- 『不適切にもほどがある!』の用語
- 昭和の用語
- スケバン
- チョメチョメ
- マハラジャ
- テレビ・芸能関係用語
- トゥナイト
- オールナイトフジ
- おニャン子
- キョンキョン
- クラリオンガール
- 三原じゅん子
- 早く寝ナイトチョメチョメしちゃうぞ
- プレミアムサタデー
- 常識クイズ! 令和Z世代VS昭和おやじ世代
- 『不適切にもほどがある!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 全ての話にお決まりテロップが流れる
- 小川市郎「ただいま」
- 小川市郎「最終回が決まっていないなんてさ、最高じゃん」
- 『不適切にもほどがある!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 視聴者の目をくぎ付けにした澄田綾乃の胸元
- セットの全備品をmade in 昭和にしたこだわり
- 『不適切にもほどがある!』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Creepy Nuts 「二度寝」