幻想水滸伝II(幻水II)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『幻想水滸伝II』は1998年12月17日にコナミから発売されたPlayStation用RPGである。略称は『幻水II』、『幻想水滸伝』シリーズの第2作目。
主人公を含めた合計108人の個性豊かな仲間を集め、ハイランド王国との戦いに臨む物語。サイドストーリーやミニゲームなどのやり込み要素もたくさん用意されている。
キャッチコピーは「その強さがあれば、全てを守れると思った」。このセリフは主要キャラクターの思いであり、袂を分つ根幹にもなっている。

29歳。ハイランド王国軍第四軍団将軍。冷静な知将。剣技に優れ、雷の魔法を使う。ハイランド王国自体に忠誠を誓っており、ルカを認めていない。勝利のためには卑劣な手段も厭わない性格である。シードとは友人である。ジョウイが皇王になったあとは第三軍団長に就任している。

シード

26歳。ハイランド王国第四軍団将軍。すぐに熱くなる猛将。ハイランド王国自体を愛し、忠誠を誓っている。卑劣な手段を嫌い、殺戮を繰り返すルカを見限りジョウイに希望を見出す。

ハーン・カニンガム

65歳。ハイランド王国第二軍団団長。ゲンカクとは同じ国境沿いの村で育った親友。ルカの剣術の師を務めていた。先のハイランド王国と都市同盟の戦争時には「黒き刃の紋章」を宿して活躍し、都市同盟に属するゲンカクと協力して休戦協定を取り付けている。

ジョウストン都市同盟関係者

ゲンカク

主人公とナナミの育ての親。物語開始時点で既に他界している。先の都市同盟とハイランド王国の戦争において、都市同盟側の劣勢を覆して英雄と称えられたほどの有能な人物。戦時には「輝く盾の紋章」を宿していた。ティントを追われたウィングホードたちにトゥーリバーに居住区を与える手助けもしている。現ミューズ市長アナベルの父ダレルの謀略を見抜いてしまったため都市同盟を追放され、その後はキャロの街で道場を開き、主人公やナナミを育てながら余生を過ごす。

アナベル

34歳。ミューズ市市長。ジョウストン都市同盟の盟主で実質的指導者。名声より実績を重んじ、仕事ぶりは凄まじい。ビクトールとは幼馴染で市長という立場でなければ恋仲になっていた。父である前市長ダレルの謀略により主人公の養父ゲンカクが都市同盟から追放されたことを謝罪したいと願っていた。ジョウイに刺され瀕死の重傷を負った際、主人公とナナミ、ゲンカクが幸せに暮らしていたことを聞いて安堵しながら永眠する。

グスタフ・ペンドラゴン

47歳。ティント市市長で鉱山ギルドも兼任。豪快な生き方が市民から人気を集めているが、都市同盟の中では慎重派である。

グランマイヤー

52歳。サウスウィンドゥ市長。温厚な性格で人間的にも優れており、都市同盟の多くの者から信頼されている。王国軍によるサウスウィンドゥ侵攻の際、勝ち目がないと悟り、市民の犠牲を出さないため無血開城するが、代わりに首をはねられ市庁舎の門に晒されてしまう。

マカイ

31歳。トゥーリバー市全権大使(市長)。人間・ウィングホード・コボルトの3種族が共存しているトゥーリバーをまとめきれずにいる。王国軍第三軍団長キバの謀略にはまり、コボルトと深刻な対立を招き陥落の危機に陥るが、主人公らの協力で3種族を一つにまとめることに成功。陥落回避する。その後は新同盟軍へ協力を行う。

ゴルドー

taishinomurai0
taishinomurai0
@taishinomurai0

Related Articles関連記事

幻想水滸伝(幻水)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

幻想水滸伝(幻水)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『幻想水滸伝(幻水)』とは、1995年12月にコナミから発売されたロールプレイングゲーム。PlayStation用ソフトとして発売。シリーズ化されており13作品が発表されている。物語の舞台は皇帝が圧政を敷く赤月帝国。帝国将軍の息子である主人公は27の真の紋章の1つ「ソウルイーター」を継承したことにより命を狙われ帝国を離脱。やがて帝国軍と敵対する解放軍のリーダーとなり107人の仲間と共に戦いに身を投じていく。仲間集めやイベントなどやり込み要素も非常に多いゲームである。

Read Article

サイレントヒル2(SILENT HILL 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

サイレントヒル2(SILENT HILL 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイレントヒル2(SILENT HILL 2)』とは、コナミデジタルエンタテイメントが開発したホラーアドベンチャーゲームである。プレイステーション2用ソフトとして発売され、その後追加要素を加えた完全版『サイレントヒル2 最期の詩』が発売された。 主人公ジェイムスは、死んだはずの妻から届いた手紙をきっかけに、静養地であるサイレントヒルに向かう。彼はいつの間にか、霧と鉄錆の世界に迷い込み、奇妙な敵たちと戦うことになる。ホラーゲームの中でも傑作として名高く、驚きの結末がプレイヤーを待つ。

Read Article

メタルギア(METAL GEAR)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

メタルギア(METAL GEAR)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『メタルギア』とは、1987年コナミから発売されたMSX2用ステルスアクションゲーム。『メタルギアシリーズ』の第1作であり、小島秀夫の監督デビュー作である。1995年、南アフリカ奥地の武装要塞国家アウターヘブンを舞台に、主人公ソリッド・スネークが無線機だけを片手に敵地アウターヘブンに単独潜入し、殺戮兵器メタルギアを破壊するミッションにあたるストーリーである。「敵から隠れながら進む」という画期的なシステムを導入し、「ステルスアクション」というジャンルを確立した記念すべき作品。

Read Article

サイレントヒル4 ザ・ルーム(SILENT HILL 4: THE ROOM)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

サイレントヒル4 ザ・ルーム(SILENT HILL 4: THE ROOM)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイレントヒル4 ザ・ルーム』は2004年6月にコナミにより発売されたホラーアドベンチャーゲーム『サイレントヒル』シリーズの4作目である。対応ハードはPlayStation 2とPlayStation 3だ。 今作はこれまでのシリーズとは違い、サイレントヒルの街を歩きクリーチャーを倒すわけではなく、主人公の住むアパートの一室、302号室が拠点となる。主人公の住む302号室から地下鉄の世界、森の世界、水牢の世界、建物乱立の世界、病院の世界、アパートの世界という6つの舞台を行き来する。

Read Article

悪魔城ドラキュラ(スーパーファミコン版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

悪魔城ドラキュラ(スーパーファミコン版)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『悪魔城ドラキュラ』とは、コナミにより1991年10月31日に発売されたスーパーファミコン専用のホラーアクションゲームである。人気シリーズ『悪魔城ドラキュラ』の初のスーパーファミコン用ソフトであり、前作と比較しグラフィックや操作性が大幅に向上した。 舞台はかつて世界征服を企てた魔王が人間界から追放されてから100年後の中世ヨーロッパ。一筋の稲妻により封印されていた魔王が復活し人間界へと舞い戻ってきた。本作の主人公であるベルモンド一族の青年シモンは先祖伝来のムチを手に取り悪魔城へと向かう。

Read Article

DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション・ダンレボ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション・ダンレボ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

DanceDanceRevolutionとは1998年に稼働を開始した、コナミ(現コナミアミューズメント)製のアーケード用音楽シミュレーションゲーム。コナミの音楽ゲームシリーズ、BEMANIシリーズの第3弾として登場した。足元にある4つのパネルを踏むことで実際にダンスをしているかのように楽しめるゲームで、現在シリーズ第16作目である「DanceDanceRevolution A20(エースツーオー)」が日本を始めとした世界各地で稼働している。「ダンレボ」や「DDR」の略称で親しまれている。

Read Article

目次 - Contents