サイレントヒル3(SILENT HILL 3)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイレントヒル3』は、2003年にコナミからリリースされたサバイバルホラーゲームで、『サイレントヒル』シリーズの第3作目にあたる。プレイヤーは主人公ヘザー・メイソンを操作し、異常な世界での冒険を通じて、彼女の過去と向き合う物語が描かれる。本作は、シリーズ初作と直接リンクしており、深遠で不気味な世界観と心理的恐怖が特徴。グラフィックや音響が緊張感を生み出し、ストーリー性やキャラクター描写の丁寧さが高く評価されている。

『サイレントヒル3』の概要

『サイレントヒル3』はコナミから発売された『サイレントヒル』シリーズの3作目。『バイオハザード』シリーズの大ヒットを受け企画された。本シリーズでは神秘学や宗教的な要素をとり入れたサイコホラーの方向性で差別化。さらに霧や闇といったスペックの限界を逆手にとった演出でプレイヤーの深層心理から揺さぶるよう設計してきた。
技術面で大きく進歩した『サイレントヒル3』でもその哲学は継承されており、ホラーゲームというジャンルの中でも特に優れた恐怖体験を提供している。
のちにクリストフ・ガンズ監督がメガホンをとる映画版の『サイレントヒル』でも特に世界観のベースとなったのは本作だ。

本作では『1』の事件から17年後を描くストーリー。
『1』で”神”の復活を止めたハリーの娘、ヘザーが主人公として”教団”に立ち向かっていく。
ゲームの前半はヘザーが住んでいる町が舞台、後半はサイレントヒルが舞台となる。
『1』との密接な繋がりを持つ本作だが、一部『2』の内容に触れる描写もある。

『サイレントヒル3』のあらすじ・ストーリー

悪夢〜ショッピングモール

闇に包まれた、錆びついた遊園地。ヘザーはそこにいた。
歩みを進めると敵対的な異形の怪物たちがあたりを徘徊している。今は考えるよりも逃げ惑うしかない。鉄の階段を駆け上がるとジェットコースター乗り場。
レールに飛び出すと、コースターがけたたましい音と共にこちらへ突っ込んでくる。

彼女は悪夢から目を覚ました。そこは見慣れたショッピングモールのダイナー。
父から買い物を頼まれてここを訪れた。父に遅くなることを告げるため公衆電話を取る。
その様子を見つめる初老の男が一人。
彼の名はダグラスという私立探偵だ。彼はヘザーに「会って欲しい人がいる。君の出生に関わることだ」と言うが、ヘザーは「興味ないわ」と一蹴し歩き出す。

不審者を撒くためトイレへ駆け込むとヘザーは、小窓から裏口へと抜けようとする。鏡に赤い紋章のような異様な落書きがあるのに気づく。先ほどの悪夢に引き続き、どこかでみた覚えのあるような妙な感覚だ。

小窓を通り、ショッピングモール裏の路地へ抜けると外へ続く道にはボックスカーが駐車しており進めない。仕方なく裏口へと進むと異様な静寂に包まれている。
薄暗い廊下を抜けモール内に戻ると店舗はほぼすべて閉ざされ、シャッターが下ろされている。そんな中、ブティックのシャッターだけが半開きで光が漏れており、店に入ると拳銃が一丁落ちている。そして、ブティックのすみには怪物が佇んでおりこちらを振り返る。
背丈は高く、刃の仕込まれた腕は異様に長い。夢で見た敵対的な怪物”クローサー”がそこにいた。拳銃を拾い上げ異形の存在へ一心不乱に弾丸を打ち込むと怪物は沈黙した。

ブティックを後にしモールに戻ると異形の怪物たちがうろついている。足早に駆け抜けると通路で不気味な女性、クローディアに遭遇。
彼女は「思い出して、私を、そして本当のあなたを」と意味不明の言葉を残すと立ち去った。
ヘザーには、何の覚えもなく先へ進むしかなかった。

その先でエレベーターに乗ると下へ動き出す。下層階には赤錆と闇に包まれたリフトがあった。
先ほど見た悪夢の遊園地と似た光景に狼狽するヘザー。そして彼女をリフトの上から監視する者”ヴァルティエル”と遭遇する。
異常なことが起きていると理解しつつもまだ飲み込めないヘザーをよそにリフトはさらに下降していく。

降りきるとそこは”裏世界”のショッピングモール。
たどり着いた宿食室のベッドには、広げられた新聞紙にトイレで見た赤い紋章が描かれている。懐かしさと頭痛が蘇ってくる。
妙な感覚に苛まれながらモールへ進むと、異形の怪物たちで溢れていた。
モールの地下で巨大な幼虫”スプリットワーム”を撃退すると、気づけば元のショッピングモールに立っていた。しかし、相変わらずあたりは静寂に包まれ、どこもシャッターが降りている。異形の存在も健在だ。
直通の地下鉄駅に向かうヘザー。途中のホールで再びダグラスと遭遇した。
「これはあんたたちの仕業でしょう!?あのクローディアとかいう女の仲間なんでしょう」とヘザーが詰め寄ると、彼もまたこの異常な状況に戸惑っている様子だった。
聞けば、ダグラスはクローディアからの依頼でヘザーと引き合わせるために調査をしており、怪異など、それ以上は何も知らないという。ヘザーは足早に地下鉄駅へ踵を返した。

地下鉄〜下水道

モール同様、無人の空間にクリーチャーたちが蔓延っている駅ホーム。クリーチャーたちをかわしながら車両に乗り込むと突如として列車は発進する。肉隗のような新たな異形”インセインキャンサー”も新たに出現。これもかわしながら進むと停車、駅に到着、扉がゆっくりと開いていく。
列車をおり進んでいくと下水道にたどり着く。道沿いに進んでいくと管理室へ。
“水中にも怪物がいる。”ノートに書き記されたメモを発見し、その先へ進むと水路をまたぐ鉄製の桟橋が。起動した状態のドライヤーを投げ入れると触手のような怪物が感電死し、無事に渡れるように。ヘザーは下水道を後にし、桟橋の先のハシゴから地上階を目指す。

雑居ビル〜自宅

ハシゴを上がると路地の先がほぼ全て塞がれており、道沿いの雑居ビルの裏手口のみが開いている。仕方なく建物内部の迂回を試みるが、バスタブの置かれた部屋でとつぜんの激しい頭痛に苛まれ気を失ってしまう。少しして目を覚ますと赤茶けた錆に塗れた景色。
ショッピングモールで見たあの光景そっくりだ。ヘザーは再び”裏世界”に誘われたようだ。

奥へと進むと一枚のメモを見つけた。“聖女を確認。殺すか?”という物騒な走り書きの裏にはヘザーの写真があった。隣の部屋へと足を進めると1人の男が椅子に座っていた。
ヴィンセントという男はヘザーを知っていた。彼はクローディアと知り合いのようだったが、仲は良さそうには見えない。
彼はクローディアがヘザーの母親だという。しかしヘザーは父親を侮辱されたことで、それ以上聞く前に立ち去った。

闇の中を進みきり雑居ビルを出ると、あたりは”表世界”に。やっとの思いで自宅アパートへたどり着くと見慣れた廊下にはあの赤い紋章が書き記してある。父ハリーと暮らす102号室へ帰宅。ソファへ腰掛ける父に声をかけるが返事がない。回り込んで彼を見ると大量の血を流し絶命していることに気づく。血痕がベランダから屋上へ続いていることに気づくと急いで階段を駆け上がる。

そこに立っていたのはクローディアだった。あっさりとハリーを殺害したことを認めた彼女の目的は”17年前の復讐”と”ヘザーに憎悪を抱かせること”だった。意味のわからないことに怒りが込み上げてくるヘザーを残し、「サイレントヒルで待ってるわ」と言い残て去っていくクローディア。
自室へ戻るとハリーの遺体の前にはダグラスがいた。
ヘザーはクローディアの誘いに乗ることを決意し、ダグラスと共に部屋を後にした。

サイレントヒルへ

アパートの入り口でダグラスと再び合流。彼から「たった今ヴィンセントという男が現れ、「サイレントヒルに着いたらレナードという男を探せ」と残し、去って行った」と聞く。
さらにハリーの持っていたという手記をヘザーが受け取ると車は出発、2人はサイレントヒルへと向かった。ハリーの手記には17年前の事、つまり自分の出生の秘密が記されており、全てを思い出したヘザーはダグラスにそのことを打ち明ける。

17年前、サイレントヒルにある”教団”の司祭ダリア・ギレスピーが自身の娘アレッサを捧げ、”神”を誕生させようとした。学校ではいじめを受け、家庭では虐待を受けていたアレッサには不思議な力があり、それをダリアに目をつけられてしまう。
サイレントヒルの深部にて楽園の創造のため、思惑通り誕生した”神”。しかし、ハリーの手により倒された。ハリーはサイレントヒルにアレッサの半身となる娘シェリルを探して訪れており、シェリルはアレッサに吸収されてしまう。
ハリーは完全体となったアレッサの生贄により誕生した”神”を倒し、崩れゆくサイレントヒルの最深部で赤子を託され脱出。
ポートランドという街に移り住み、赤子に消滅した娘と同じシェリルという名前を与え、平穏な日常を過ごしていたが、ある日、”教団”の残党による襲撃を受け、ハリーはまたしてもこれを撃退。ダリアは死んだものの、彼女の思想は”教団”内に受け継がれていたのであった。そして、シェリルの身の危険を感じたハリーは、この事件をきっかけに娘の名前をヘザーに改名し、黒髪を金髪に染め上げ別の街に移り住む。

クローディアの言う”17年前の復讐”と”憎悪を抱かせる”という目的はここに繋がっていた。
一度、”神”を殺されたことへの復讐と、アレッサの生まれ変わりであるヘザーを母体とした”神”の再誕、これが彼女の真の目的だったのだ。
ヘザーはハリーが本当の父のように愛情を注いでくれたのに感謝を伝えきれず今生の別れを迎えた後悔をダグラスに伝えきったころ、2人を乗せた車はサイレントヒルに到着した。

サイレントヒル〜ブルックヘイブン病院

ヘザーはクローディアに間違われる。

一度、モーテルに身を隠し、2人は作戦会議を始める。「レナードという男を探せ」というヴィンセントの伝言だけを頼りに、ダグラスはレナードの住所を、ヘザーは彼が入院しているらしい病院を訪ねることに。
レナードが収容されているというS12号室にヘザーがたどり着くと、ぽつんと置かれた黒電話が鳴り響く。
電話の主はレナードだった。しかし、彼は電話の相手をクローディアだと勘違いし「お前はいつも逃げようとする。『全ての人に救いを』か。お前はあまりにも馬鹿げている」と非難。
クローディアの父親だという彼の言葉を頼りに、ヘザーはS12号室を後にする。それは”裏世界”への誘いを意味していた。

錆に塗れた病院を進むヘザー。途中、壁に描かれた”教団”の紋章を発見し、かつてこのブルックヘイブン病院に勤務していた看護師リサの記憶を思い起こす。

奥へと進み、たどり着いたのは病院の深部にある下水道の水路だった。
すると濁った水中からレナードが姿を表す。絶望的な状況にも臆することなく対峙するヘザー。父譲りの勇敢な態度でレナードを撃破。アレッサとシェリル、それぞれの人格がヘザーという人格の中で一つに溶け合おうとしていた。
ヘザーが意識を失い、気がつくと”表世界”の病院で目をさました。レナードが死守していた印章を拾い上げダグラスの元へ向かう。その頃、モーテルではクローディアとヴィンセントが言い争いをしていた。クローディアは父レナードの死を悟り悲しむが、ヘザーを病院へ仕向けたヴィンセントは”教団”が運営する孤児院「希望の家」時代に日常的にレナードから虐待を受けていたことを嘲笑う。言い争いの中でそうした過去の絶望がクローディアが神を欲するようになった動機であることを打ち明ける。
ヘザーがモーテルに戻ると部屋にはヴィンセント1人。彼はクローディアのいる場所をヘザーに教える。ヴィンセントの言葉は疑わしいが、ヘザーにはそれを信じるしかなく、“LAKE SIDE AMUSEMENT PARK”というモールのダイナーで見た悪夢の遊園地に向かう。

遊園地〜礼拝堂

遊園地にたどり着いたヘザー。突如、腹部に激痛が走り疼くまるとあたりは”裏世界”へと変貌。ヘザーの負の感情を吸収した神が胎動を始めており、危険な状態だった。

一方、その頃、ダグラスも遊園地を訪れていた。彼の目線の先にはクローディア。
「あんたの嘘の依頼のせいであの子(ヘザー)に迷惑をかけた。その償いをするんだ」とダグラスは言う。ダグラスは“ハリーに誘拐された子供と引き合わせて欲しい”とクローディアから依頼されていたのだ。
クローディアに銃口を向けるダグラスだったが、彼女の力により足を怪我。仕留め損ねて逃してしまうのだった。
そこへヘザーが遅れてやってくると、彼を本気で心配する。
ダグラスが息子を射殺してしまった過去を打ち明けると、ヘザーを本気で助けたいという思いが彼女に伝わり、不信感がほぐれたようだった。ヘザーはダグラスに休むよう告げ、教会を目指した。
教会の祭壇にはクローディアの姿があった。銃口を向けるヘザーに「アレッサ、もう少しであなたの望む世界ができる」と告げる。
サイレントヒルに伝わる”教団”が運営する児童養護施設「希望の家」。幼少期、クローディアはそこで父レナードより虐待を受け絶望の日々を過ごしてきた。
当時、そんな彼女の希望となったのが2歳上のアレッサ。唯一優しく接してくれた存在だったにも関わらず儀式の失敗によって焼死(実際には死亡扱い)し、クローディアはより深い悲しみを味わう。
そして、次の心の拠り所となったのが”教団”の中でも””聖女派””と呼ばれるダリア・ギレスピーの存在だった。”聖女派”の教義を一身に受け、アレッサが最後に願った“苦しみも何もない世界=楽園”を神の力で実現させようとしていたのだった。

しかし、今のアレッサ(ヘザー)にそんな願いはなく、父ハリーを殺害したことを責め立てる。クローディアは人々の救済のためでもあると譲らない。そこでヘザーの腹部が再び痛み出す。「”神”が育っている」とクローディアは言い残し、うずくまるヘザーをよそに歩き去って行った。
痛みが落ち着きクローディアのあとを追うと、ヴィンセントと遭遇。ヴィンセントは同じ神を信仰していてもクローディアとは立場が違う人物だった。彼は”神”を封じるのに鍵となるメトラトンの印章をヘザーに使わせ”神”を封じようとしていた。

”裏世界”の教会の最深部へと進み、礼拝堂へと到着するヘザー。
そこではまたも、ヴィンセントとクローディアが対峙。ヴィンセントはこの機に乗じて2人とも消えてもらおうと画策しており、ヘザーにクローディアを殺させようとする。しかしその隙にクローディアによってナイフで刺されてしまう。印章を使うようヴィンセントがヘザーに叫び、ヘザーがメトロトンの印章を取り出すとクローディアは「そんなのただのガラクタ」と冷静に切り捨てる。
『サイレントヒル1』においてアレッサはこの印章を複数描いていた。
1つだけでは効果がないのだ。ヴィンセントの計画は失敗に終わり、クローディアに再度ナイフを突き立てられ絶命するのだった。

邪魔者を消し、”神”を誕生させようとヘザーに詰め寄ると、ヘザーの体が赤黒く変色していく。しかし、ヘザーは苦しみに耐え、神の復活を拒み、皮膚の色も元に戻る。ずっと持ち歩いていたペンダントに入っていた赤い液体を飲み込む。
その途端、再び体が変色し、痛みにうずくまると口から胎児を吐き出したヘザー。
不完全な状態の”神”が産み落とされたのだった。
計画を打ち砕かれたクローディアは不完全な胎児を掬い上げ、飲み込んでしまう。

すると、体表が変色し苦しみ出す。礼拝堂の奥にある穴、”産道”へ祈りをささげると床を破り”ヴァルティエル”が出現。クローディアを深淵へ連れ去ってしまう。
ヘザーはクローディアを追って産道へ飛び込む。

最終決戦

産道の底へたどり着くと、クローディアの亡骸が転がっている。
そして、彼女を母胎とした巨大で不完全な神”The God”がそこにはいた。
痩せこけアンバランスな体躯についた、その顔はクローディアが姉のように慕っていたアレッサにどこか似ている。アレッサの記憶を彷彿とさせるかのような炎を用いた攻撃などを掻い潜りついに撃破するヘザー。
しかし、父ハリーは死に帰ってくることはない。
動かなくなった”The God”の顔を何度も踏みつける。残ったのは悲しみだけだった。
その事実はわかってはいたが、ここにきてようやく現実が差し迫り、泣き崩れるのだった。

遊園地でヘザーを待つダグラス。人の気配を感じ顔を上げるとヘザーの姿が。「終わったのか?」とダグラスが尋ねると、「まだあなたが残っている....」とナイフを構えるヘザー。ダグラスが”神”に取り憑かれたのかと狼狽えていると、それはヘザーの冗談だった。
彼女が見せる笑顔に全ての決着が訪れたことを確信したダグラス。
ヘザーはもう”教団”から追われる必要がなくなったことを彼に告げ、「シェリル、父さんがつけてくれた大事な名前」と自らの本名を名乗った。

『サイレントヒル3』のゲームシステム

視点と操作

プレイヤーは、第三者視点で主人公ヘザー・メイソンを操作する。
この視点は、意図的にプレイヤーの視野を制限することで、何が次に起こるかわからない不安感を持続させる。特に狭い廊下や暗い空間での視点の変化は、プレイヤーが潜在的な危険を予測できないように工夫されている。
ヘザーには走ったり攻撃を行う事で減少するスタミナシステムがあり、これが戦闘や探索の際に緊張感を生み出す。

戦闘システム

ヘザーが使用できる武器は、近接武器と遠距離武器に分かれており、プレイヤーは状況に応じて適切な武器を選択する必要がある。
近接武器は鉄パイプやナイフなど、弾薬を消費しないが、敵に接近するリスクがある。
弱攻撃と強攻撃とダッシュ攻撃の3パターンが存在する。
一方、遠距離武器はハンドガンやショットガンなど、弾薬の管理が重要となる。

また、今作からブロック(ガード)が追加。敵の攻撃とタイミングを合わせることで大幅にダメージを抑えることができる。

サウンドデザイン

kumagai4
kumagai4
@kumagai4

Related Articles関連記事

サイレントヒル2(SILENT HILL 2)のネタバレ解説・考察まとめ

サイレントヒル2(SILENT HILL 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイレントヒル2(SILENT HILL 2)』とは、コナミデジタルエンタテイメントが開発したホラーアドベンチャーゲームである。プレイステーション2用ソフトとして発売され、その後追加要素を加えた完全版『サイレントヒル2 最期の詩』が発売された。 主人公ジェイムスは、死んだはずの妻から届いた手紙をきっかけに、静養地であるサイレントヒルに向かう。彼はいつの間にか、霧と鉄錆の世界に迷い込み、奇妙な敵たちと戦うことになる。ホラーゲームの中でも傑作として名高く、驚きの結末がプレイヤーを待つ。

Read Article

サイレントヒル4 ザ・ルーム(SILENT HILL 4: THE ROOM)のネタバレ解説・考察まとめ

サイレントヒル4 ザ・ルーム(SILENT HILL 4: THE ROOM)のネタバレ解説・考察まとめ

『サイレントヒル4 ザ・ルーム』は2004年6月にコナミにより発売されたホラーアドベンチャーゲーム『サイレントヒル』シリーズの4作目である。対応ハードはPlayStation 2とPlayStation 3だ。 今作はこれまでのシリーズとは違い、サイレントヒルの街を歩きクリーチャーを倒すわけではなく、主人公の住むアパートの一室、302号室が拠点となる。主人公の住む302号室から地下鉄の世界、森の世界、水牢の世界、建物乱立の世界、病院の世界、アパートの世界という6つの舞台を行き来する。

Read Article

幻想水滸伝II(幻水II)のネタバレ解説・考察まとめ

幻想水滸伝II(幻水II)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝II』は1998年12月17日にコナミから発売されたPlayStation用RPGである。略称は『幻水II』、『幻想水滸伝』シリーズの第2作目。 主人公を含めた合計108人の個性豊かな仲間を集め、ハイランド王国との戦いに臨む物語。サイドストーリーやミニゲームなどのやり込み要素もたくさん用意されている。 キャッチコピーは「その強さがあれば、全てを守れると思った」。このセリフは主要キャラクターの思いであり、袂を分つ根幹にもなっている。

Read Article

幻想水滸伝(幻水)のネタバレ解説・考察まとめ

幻想水滸伝(幻水)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝(幻水)』とは、1995年12月にコナミから発売されたロールプレイングゲーム。PlayStation用ソフトとして発売。シリーズ化されており13作品が発表されている。物語の舞台は皇帝が圧政を敷く赤月帝国。帝国将軍の息子である主人公は27の真の紋章の1つ「ソウルイーター」を継承したことにより命を狙われ帝国を離脱。やがて帝国軍と敵対する解放軍のリーダーとなり107人の仲間と共に戦いに身を投じていく。仲間集めやイベントなどやり込み要素も非常に多いゲームである。

Read Article

メタルギア(METAL GEAR)のネタバレ解説・考察まとめ

メタルギア(METAL GEAR)のネタバレ解説・考察まとめ

『メタルギア』とは、1987年コナミから発売されたMSX2用ステルスアクションゲーム。『メタルギアシリーズ』の第1作であり、小島秀夫の監督デビュー作である。1995年、南アフリカ奥地の武装要塞国家アウターヘブンを舞台に、主人公ソリッド・スネークが無線機だけを片手に敵地アウターヘブンに単独潜入し、殺戮兵器メタルギアを破壊するミッションにあたるストーリーである。「敵から隠れながら進む」という画期的なシステムを導入し、「ステルスアクション」というジャンルを確立した記念すべき作品。

Read Article

がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』は1991年にコナミ株式会社からスーパーファミコン専用ソフトとして発売されたアクションゲームである。スーパーファミコン専用ソフトとして展開されたがんばれゴエモンシリーズの第1作目である。正義の義賊ゴエモンが、エビス丸とともに、ゴエモンを捕らえようとする岡っ引きたちを蹴散らしながら、日本全国を駆け巡る。江戸城や忍者屋敷、首里城などの特徴的な風景や各地の名産品などがゲーム内で表現されている。全9すてぇじを攻略できればエンディングとなる。

Read Article

がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『がんばれゴエモン〜でろでろ道中 オバケてんこ盛り〜』とは、1998年にNINTENDO64対応ソフトとしてKONAMIより発売された横スクロールアクションゲーム。NINTENDO64版『がんばれゴエモン』シリーズの2作目に当たる。ゴエモン達がシスタービスマルによる悪行を止め世界を救うストーリー。今作では2人プレイ対応になり、協力プレイが可能になっている。オープニングに影山ヒロノブ、挿入歌を水木一郎といった超有名アニソン歌手が担当している。

Read Article

悪魔城ドラキュラ(スーパーファミコン版)のネタバレ解説・考察まとめ

悪魔城ドラキュラ(スーパーファミコン版)のネタバレ解説・考察まとめ

『悪魔城ドラキュラ』とは、コナミにより1991年10月31日に発売されたスーパーファミコン専用のホラーアクションゲームである。人気シリーズ『悪魔城ドラキュラ』の初のスーパーファミコン用ソフトであり、前作と比較しグラフィックや操作性が大幅に向上した。 舞台はかつて世界征服を企てた魔王が人間界から追放されてから100年後の中世ヨーロッパ。一筋の稲妻により封印されていた魔王が復活し人間界へと舞い戻ってきた。本作の主人公であるベルモンド一族の青年シモンは先祖伝来のムチを手に取り悪魔城へと向かう。

Read Article

がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『がんばれゴエモン〜ネオ桃山幕府のおどり〜』は、コナミが1997年8月7日に発売したNINTENDO64用ゲーム。日本中をステージに変えようと企むネオ桃山幕府の陰謀を止める為に義賊のゴエモンと忍者のエビス丸が仲間と協力し日本中を救うストーリー。『がんばれゴエモン』シリーズの中で初めて3Dのアクションゲームとなっている。主題歌は影山ヒロノブ、挿入歌は水木一郎というアニソン界の大御所が担当、更に挿入歌をオペラ歌手が担当し楽曲にかなり力を入れている。

Read Article

NEW
幻想水滸伝IV(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

幻想水滸伝IV(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『幻想水滸伝IV』は、コナミより2004年に発売されたロールプレイングゲームだ。 PlayStation 2用のソフトであり、『幻想水滸伝シリーズ』の4作品目のナンバリングタイトルである。 キャッチコピーは「108人の待つ海へ。それは、冒険か。出会いか。」となっている。 物語の舞台は1作目の『幻想水滸伝』の150年前となっており、他のシリーズ作品と比べて旧作のキャラクターはあまり登場しない。 “罰の紋章”を継承した主人公を中心に群島諸国とクールーク皇国の戦いを描く。

Read Article

DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション・ダンレボ)のネタバレ解説・考察まとめ

DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション・ダンレボ)のネタバレ解説・考察まとめ

DanceDanceRevolutionとは1998年に稼働を開始した、コナミ(現コナミアミューズメント)製のアーケード用音楽シミュレーションゲーム。コナミの音楽ゲームシリーズ、BEMANIシリーズの第3弾として登場した。足元にある4つのパネルを踏むことで実際にダンスをしているかのように楽しめるゲームで、現在シリーズ第16作目である「DanceDanceRevolution A20(エースツーオー)」が日本を始めとした世界各地で稼働している。「ダンレボ」や「DDR」の略称で親しまれている。

Read Article

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神』とは、コナミから発売されたゲームボーイアドバンス専用のゲームソフトで、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』を題材としたゲームの8作目。原作『遊☆戯☆王』のバトルシティ編後の完全オリジナルストーリーであり、大邪神レシェフを倒すために、世界各地に散った千年アイテムを探す旅を描いている。OCG(オフィシャルカードゲーム)のルールとは異なる独自のルールを採用しており、難易度が非常に高い作品となっている。

Read Article

怖すぎてプレイできない!?おすすめのホラーゲームまとめ【バイオハザード7ほか】

怖すぎてプレイできない!?おすすめのホラーゲームまとめ【バイオハザード7ほか】

アクション・RPG・シミュレーションなど様々なジャンルが存在しているゲーム作品。その中でも特に好みが分かれるのは「ホラーゲーム」ではないだろうか。2018年には「画質やスピーカーの性能が良い」と評判の「PlayStation 4」からホラーゲームが複数発売されており、より恐怖体験を楽しむことができるようになっている。本記事ではプレイヤーの間で「特に怖い」と話題のホラーゲーム作品を、まとめて紹介する。

Read Article

サイレントヒルの珍歴史!お化け屋敷化や謎解きゲームが登場?静岡県がサイレントヒル県に改名された?

サイレントヒルの珍歴史!お化け屋敷化や謎解きゲームが登場?静岡県がサイレントヒル県に改名された?

『サイレントヒル』といえば、最恐ホラーゲームとして名高いですよね。そんな『サイレントヒル』には数々の珍歴史があるようなので、この記事でまとめました。たとえば、静岡県が「サイレントヒル県」と改名されるとか、「サイレントヒルのうた」が病的すぎる歌詞だったりとかですね。他にもいろいろあるので、ゲームをプレイしたことのある方なら面白く読めるかもしれません。

Read Article

目次 - Contents